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ことは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 建設 > 構造 > > の意味・解説 

読み方:き・こ・もく・ぼく

「木」とは、植物のうち一種のことを意味する表現

「木」の基本的な意味

木とは、植物の種類のことであり、多年生の維束管植物のうちシダ植物種子植物部分硬く木質化したものを示す漢字である。樹木木本もくほん)とも呼ばれる立ち木のことを示す他、建物家具などの材料として使えるよう加工したものを示す場合にもこの漢字用いられる

木と違い形成層有無とされる樹皮内側形成層持ち、この部分細胞年々蓄積してほぼ無限に肥大成長で幹を太くし、上方伸長成長して高く育っていくのが木である。この蓄積され細胞作る層が年輪となる。樹木呼べる状態になるのはシダ植物種子植物のみであり、現在はそのほとんどが種子植物である。

ただし、区分されるイチゴ木に区分されるサクラ・リンゴ・ナシが同じバラ科であることからもわかるように、植物学上で本質的な違いはないともされており、厳密な区分はされていない

また、陰陽五行説においては第一位としてこの漢字使用されその際には方位としては「東」、季節としては「春」などを配される

「木」の発音・読み方

「木」は音読みでは「モク」「ボク」、訓読みでは「き」「こ」と読む。

難読としては木通(あけび)・馬酔木(あせび)・木瓜(ぼけ)・木賊(とくさ)・木天蓼またたび)・木乃伊(みいら)・木菟(みみずく)・木綿(もめん)・白膠木(ぬるで)・木菟(ずく)・木槿(むくげ)などがある。

「木」の語源・由来

以下のように諸説あるが、いずれも詳細不明である。

スサノオノミコトヤマタノオロチ対峙した後に自身の「毛」を抜き地に散らすことでスギなどの「木」を作ったとされる神話存在することから、「毛」が転じたとする説。

・「イキ(生)」のうち上の音が脱落したとする説。

・「毛」と同じく生えるもの」を指す「キ・ク(生)」を語源とするという説。

対比した際により強くキッと突っ立っているように見えることを原義とするという説。

「木」の使い方・例文

読み別の使い方
モク」:木製木曜日木星木工材木木造建築木馬
ボク」:大木御神木用木幼木朴訥老木倒木低木流木
「き」:木の幹・木を植える・立ち木枯れ木並木草木雑木林植木
「こ」:木陰木漏れ日木の葉木立

例文
・あちらの道には木が多く並んでいる。
昨日台風であそこの木が倒れてしまった。
・あちらにあるサクラの木広葉樹で、このスギの木は針葉樹だ。
イチョウの木は針葉樹であるが、その木の葉尖っていない。
木陰涼んでいると、向こうから人がやってきた。
今年の秋は木の実生りがいい。
木製ベンチ腰掛ける。
木登りする子供見守る
紅葉の木が今年綺麗に色づいている。
木漏れ日心地いい
五重塔木造建築とは思えないほど立派な建物だ。
百日紅の木の幹はツルツルとしていてとても上りにくそうだ。
・この島にある木はどれも樹齢1000年超えているらしい
御神木のすぐそばから温泉噴き出した
ずらりと並んだ桜並木千本桜とも呼ばれ春の風物詩となっている。
枯れ木も山の賑わい
・庭の木の枝方々伸びているので植木屋さんに連絡をした。
夕暮れに木の葉木の枝シルエットだけになって浮かび上がっている影絵人気博している。
毎日やっている幼木がどんな気に成長するのか楽しみだ
小さころから庭にある木はもう老木で、もう花をつけることがない
鬱蒼とした雑木林の中で一本リンゴの木見つけた
木曜日拾った流木木工作品作ろうと思う。

「木」の英訳

「木」の英訳は、生きている立ち木のことを示す場合は「tree」、切り倒された後の用材としてのものを示す場合は「wood」と訳される

五十音図カ行の第5音。軟口蓋無声破裂子音[k]と母音[o]とからなる音節。[ko

平仮名「こ」は「己」の草体片仮名「コ」は「己」の初2画


接尾

名詞または動詞連用形に付く。「こ」の上促音が加わることもある。

㋐…のこと、…することの意を表す。「あい—」「慣れっ—」

二人上で同じ動作互いにすることを表す。「かわりばん—」「取りかえっ—」

二人上で同じ動作競い合う意を表す。「駆けっ—」「にらめっ—」

擬声語擬態語などに付いてそのような状態である意を表す。「ぺしゃん—」「どんぶり—」

名詞に付く。

小さいの意を表したり、親愛の情示したりする。「にゃん—」「べこっ—」

話し言葉や俗な言い方として用いられる。「はじっ—」「餡(あん)—」


こ【×乎】

読み方:こ

人名用漢字] [音]コ(漢) オ(ヲ)(呉) [訓]か や かな

ようすを表す語に付け助字。「確乎儼乎(げんこ)・純乎断乎炳乎(へいこ)・茫乎(ぼうこ)・凜乎(りんこ)・牢乎(ろうこ)」

[補説] 「固」を代用字とすることがある

難読嗟乎(ああ)・乎古止点(をことてん)


こ【個】

読み方:こ

[音](慣) カ(漢)

学習漢字5年

一つの物や、一人の人。「個個個室個人個数個性個別各個別個

(「箇」と通用指し示す語。この。これ。「個中好個真個

[補説] もとは「箇(か)」の異体字


こ【個/箇】

読み方:こ

【一】[名](個)一つの物一人の人。「—を重んじる

【二】接尾助数詞物の数数えるのに用いる。「リンゴ三—」→か(箇)

[補説] 【二】は「ケ(ヶ)」とも書く。俗に学年年齢数えるのに用いる。「元彼は五—上でした」


こ【処】

読み方:こ

語素名詞・代名詞の下に付いて、場所の意を表す。「こ—」「そ—」「いず—」


こ【去/巨/居/拠/×炬/虚】

読み方:こ

〈去〉⇒きょ

〈巨〉⇒きょ

〈居〉⇒きょ

〈拠〉⇒きょ

〈炬〉⇒きょ

〈虚〉⇒きょ


こ【古】

読み方:こ

[音](漢) [訓]ふるい ふるす いにしえ

学習漢字2年

[一]〈コ〉

ふるい。ふるびている。「古書古色古木最古新古

いにしえ。むかし。「古人古代古典古風古来往古懐古尚古太古復古

[二]〈ふる(ぶる)〉「古株古巣中古

名のり]たか・ひさ・ふる

難読反古(ほご)


こ【呼】

読み方:こ

[音](漢) [訓]よぶ

学習漢字6年

声をかける。よぶ。「呼応指呼疾呼大呼点呼連呼

大声を出す。さけぶ。「呼号歓呼

名づける。「呼称称呼

息を吐く。「呼気呼吸

名のりおと・こえ

難読嗚呼(ああ)


こ【呼】

読み方:こ

call電話網などの通信回線における接続のこと。主に音声通信にかかわるものを指す。→呼制御


こ【固】

読み方:こ

[音](漢) [訓]かためる かたまる かたい もとより

学習漢字4年

がっちりかたまって動かない。かたい。かたまる。「固形固体固定強固凝固堅固(けんご)」

あくまでも。かたく。「固辞固守

融通きかないかたくな。「固執固陋(ころう)/頑固」

もとから。「固有

かたく閉じこめる。「禁固

(「乎(こ)」の代用字)ようすを表す語のあとに付ける。「確固断固

名のり]かた・み・もと

難読固唾(かたず)

「固」に似た言葉

こ【×壺】

読み方:こ

[音]コ(漢) [訓]つぼ

[一]〈コ〉液体入れる胴のふくれた容器。つぼ。「壺中酒壺投壺銅壺

[二]〈つぼ〉「骨壺(こつつぼ)・酒壺墨壺滝壺

[補説] 「壷」は異体字


こ【×壺】

読み方:こ

・酒などを入れる器。つぼ。


こ【×姑】

読み方:こ

[音]コ(漢) [訓]しゅうとめ しゅうと しばらく

夫の母。しゅうとめ。「姑舅(こきゅう)/舅姑(きゅうこ)」

しばらく。一時的。「姑息

難読姑娘(クーニャン)・慈姑(くわい)

「姑」に似た言葉

こ【子/児】

読み方:こ

【一】[名]

親から生まれたもの。こども。⇔親。

両親の間に生まれた者。「かわいい—には旅をさせよ」→息子 →娘

㋑親が、実子同様に養い育てる者。養子継子など。

㋒(「仔」とも書く)動物生まれて間もないもの。また、などの卵や、卵からかえたばかりのもの。「—」「(たら)—」

まだ大人になっていない者。幼い者。こども。「近所の男の—」

(「娘」とも書く)若い女性。むすめ。「妓」とあてて遊女芸者などをいうときもある。「若い—の集まる店」

植物の幹や根から生え出たもの。「の—」「竹の—」⇔親。

主だったものに対して従属する関係にあるもの。「—会社」「—分」⇔親。

トランプ花札などで、親以外の立場になる者。⇔親。

元金から生じた利益利子。「元も—もなくす」

子株(こかぶ)2」の略。

【二】接尾

名詞動詞連用形付いて、その仕事をする人や物の意を表す。「舟—」「売り—」「振り—」

特に、女性のする動作仕事付いて、それをする人が若い女性であることを表す。「踊り—」「お針—」

女性の名前付いて、それが女性であることを表す。「花—」「—」

人を表す語に付いて親愛の意を添える。「背—」「娘—」

その場所や時代生まれた人の意を表す。「江戸っ—」「明治っ—」

[補説] 【二】3は、古く身分のある女性の名に付けられた。また、上代には、身分ある男性の名に付けて用いられた。「小野妹—」「蘇我馬—」

[下接句] 生んだ子より抱いた子負うた子より抱いた子親が親なら子も子子供は風の子・父(ちち)父たれば子も子たり・盗人(ぬすびと)を捕らえてみれば我が子なり


こ【孤】


こ【孤】

読み方:こ

[名・形動ナリ一人だけでいること。独りぼっち助けのないこと。また、そのさま。「徳—ならず、必ず隣あり」


こ【小】

読み方:こ

[接頭]

名詞付いて小さい、細かい、などの意を表す。「—馬」「—石」

名詞付いてわずかな、少しの、などの意を表す。「—」「—降り

数量を表す名詞数詞付いてわずかに及ばないが、その数量に近いことを表す。ほぼ。だいたい。約。「—一時間」「—半時(はんとき)」

動詞・形容詞形容動詞などに付いて、すこし、なんとなく、などの意を表す。「—ざっぱりしたなり」「—高い」「—ぎれい」

名詞用言などに付いて軽んじたり、ややばかにしたりするような意を表す。「—せがれ」「—利口」「—ざかしい」


こ【己】

読み方:こ

[音](呉) (漢) [訓]おのれ つちのと

学習漢字6年

[一]〈コ〉おのれ。自分。「一己自己利己

[二]〈キ〉おのれ。「克己知己

名のり]おと・な・み


こ【庫】

読み方:こ

[音](漢) (呉) [訓]くら

学習漢字3年

[一]〈コ〉物をしまっておく建物。くら。「金庫国庫在庫車庫書庫倉庫文庫宝庫

[二]〈ク〉寺の台所。「庫裏(くり)」


こ【弧】

読み方:こ

常用漢字] [音](漢) [訓]ゆみ

ゆみ。「桑弧

弓なり湾曲した線。「弧状円弧括弧琉球弧(りゅうきゅうこ)」


こ【弧】

読み方:こ

弦を張ったときの、弓のように曲がった形。「—を描く」

円周または曲線一部分。弧ABは記号表される


こ【×怙】

読み方:こ

[音]コ(漢) [訓]たのむ

たよりにする。たよる。たのみ。「怙恃(こじ)/依怙(えこ)・依怙地


こ【戸】

読み方:こ

[音](漢) [訓] へ

学習漢字2年

[一]〈コ〉

と。とびら。「戸外門戸

家。「戸主戸数戸籍戸別訪問

酒を飲む量。「下戸(げこ)・上戸(じょうご)」

[二]〈と(ど)〉「戸口戸棚戸袋雨戸網戸井戸

名のり]いえ・かど・ひろ・もり

難読破落戸(ごろつき)・鳴戸(なると)・八戸(はちのへ)


こ【戸】

読み方:こ

【一】[名]

と。とびら。また、家屋出入り口。とぐち。

家。一家。「—を構える」

律令制で、行政上、社会組織単位とされた家。普通は2、3小家族を含む2030人大家族が多い。

【二】接尾助数詞。家の数を数えるのに用いる。「戸数500—」


こ【故】

読み方:こ

[音](漢) [訓]ゆえ ふるい もと ことさら

学習漢字5年

昔の。以前事柄。「故事故実/温故・世故典故

古くからのなじみ。もとの。「故旧故郷故国故主

(「古」と通用古びている。使い古し。「故紙反故(ほご)」

死亡する。「故人物故

さしさわりある出来事。「故障事故・多故」

ことさらに。わざと。「故意故殺故買

名のり]ひさ・ふる

難読]何故(なぜ)


こ【故】

読み方:こ

[接頭]

姓名官職名などに付いてその人がすでに死亡したことを表す。「—山田一郎氏」

官位地位を表す語に付いて、それがもとのものであることを表す。前の。「—中宮大夫


こ【是/×此】

読み方:こ

[代]近称指示代名詞。これ。ここ。

眼前の、または話題事物をさし示す。この。

沖つ鳥胸(むな)見る時羽たたぎも—も相応(ふさ)はず」〈記・上・歌謡〉

話し手に近い場所をさし示す。ここ。→この →こは

ほととぎす—よ鳴き渡れ灯火(ともしび)を月夜(つくよ)になそへその影も見む」〈四〇五四


こ【木】

読み方:こ

《「き(木)」の音変化樹木多く複合語の形で用いられる。「—陰」「—漏れ日」「—の


こ【来】

読み方:こ

動詞「く(来)」の命令形平安時代までは「よ」をつけない形で用いられた。→来(く)る

「この寮(つかさ)に詣(まう)で—」〈竹取〉


こ【枯】

読み方:こ

常用漢字] [音](漢) [訓]かれる からす

草木がかれる。ひからびる。「枯槁(ここう)・枯骨枯死枯草

(「涸」の代用字がかれて無くなる。「枯渇

おちぶれる衰える。「栄枯

俗っぽさがとれる。「枯淡


こ【格】

読み方:こ

障子や格(ごう)天井などの骨組みのように、縦横組んだもの。

階段やはしごなどの、足を掛けて上り下りするための横木

碁盤将棋盤縦横引いてある線。


こ【海鼠】

読み方:こ

ナマコ古名

「故(かれ)、今に—の口裂くるなり」〈記・上〉


こ【×涸】

読み方:こ

[音]コ(漢) [訓]かれる からす

がかれる。ひあがる。「涸渇・涸轍(こてつ)」


こ【湖】

読み方:こ

[音](漢) [訓]みずうみ

学習漢字3年

みずうみ。「湖岸湖沼湖上湖水湖畔鹹湖(かんこ)・江湖・大湖」

中国洞庭湖。「湖南湖北

名のり]ひろし


こ【濃】

読み方:こ

[接頭]名詞付いてそのものの色や密度などが濃いという意を表す。「—酒」「—染め


こ【火/箇】

読み方:こ

〈火〉⇒か

〈箇〉⇒か


こ【×狐】

読み方:こ

[音]コ(漢) [訓]きつね

キツネ。「狐疑狐狸(こり)/白狐(びゃっこ)」

難読狐狗狸(こっくり)・狐臭(わきが)


こ【×瞽】

読み方:こ

[音]コ(漢)

目の見えない人。「瞽者」

難読瞽女(ごぜ)


こ【籠】

読み方:こ

竹を編んで作ったいれもの。かご。

「—もよみ—持ち」〈万・一

伏せ籠(ご)」に同じ。

「なえたる衣(きぬ)どもの厚肥えたる、大いなる—にうちかけて」〈源・帚木


こ【粉】

読み方:こ

固体砕けて細かくなったもの。こな。「火の—」「身を—にして働く」


こ【×糊】

読み方:こ

人名用漢字] [音]コ(漢) [訓]のり

のり。「糊着

かゆを食べる。生活する。「糊口

うわべをなする。ごまかす。ぼんやりする。「糊塗含糊模糊


こ【股】

読み方:こ

常用漢字] [音](漢) [訓]また もも

もも。また。「股間四股

重要な臣下。「股肱(ここう)」

難読蟹股(がにまた)・股座(またぐら)


こ【×胡】

読み方:こ

人名用漢字] [音]コ(漢) ゴ(呉) ウ(唐) [訓]えびす

[一]コ・ゴ

中国で、北方または西方異民族。えびす。「胡人胡地胡馬五胡

外国産の。「胡椒(こしょう)・胡麻(ごま)」

(「蝴(こ)」と通用)「胡蝶」は昆虫の名。チョウ

[二]〈ウ〉いいかげんな。「胡散(うさん)・胡乱(うろん)」

名のり]ひさ

難読胡坐(あぐら)・胡瓜(きゅうり)・胡頽子(ぐみ)・胡桃(くるみ)・胡蝶花(しゃが)・胡簶(やなぐい)


こ【×胡】

読み方:こ

古代中国で、北方西方異民族の称。漢代には匈奴(きょうど)をさした。→五胡


こ【虎】

読み方:こ

常用漢字] [音](漢) [訓]とら

[一]〈コ〉トラ。「虎穴虎口騎虎白虎(びゃっこ)・猛虎竜虎

[二]〈とら〉「虎斑(とらふ)」

名のり]たけ

難読虎杖(いたどり)・御虎子(おまる)・虎列剌(コレラ)・虎落(もがり)・猟虎(らっこ)


こ【蚕】

読み方:こ

かいこ。「春—(ご)」

たらちねの母が飼ふ—の繭隠(まよごも)り」〈二九九一


こ【×蠱】

読み方:こ

[音]コ(漢)

まじないに使う。人を害する呪い毒薬。「蠱毒巫蠱(ふこ)」

惑わす。乱す。「蠱惑


こ【×袴】

読み方:こ

はかま。また、ももひきズボンなど下半身にはくもの。


こ【×觚】

読み方:こ

中国古代儀式用いられ大型酒器。細い筒形の胴に朝顔状に開いた口縁と足とがつく。


こ【誇】

読み方:こ

常用漢字] [音](慣) [訓]ほこる

大げさに言う。自慢する。ほこる。「誇示誇称誇大誇張


こ【×賈】

読み方:こ

[音]コ(漢) カ(漢) [訓]あきんど あきない

商品売り買いするまた、商人。「賈船商賈良賈


こ【×跨】

読み方:こ

人名用漢字] [音]コ(慣) [訓]またぐ またがる また

またぐ。またがる。「跨線橋

また。「跨下


こ【×鈷】

読み方:こ

仏具の一。修法(ずほう)などのとき、煩悩(ぼんのう)を打ち砕き悪魔を払う意味で手に持つ。→金剛杵(こんごうしょ)


こ【×鉤】

読み方:こ

《「こう(鉤)」の音変化巻き上げた御簾(みす)を掛けておくかぎ形金具

御簾帽額(もかう)、総角(あげまき)などにあげたる—のきはやかなるも」〈二〇一〉


こ【錮】

読み方:こ

常用漢字] [音](漢) 

ふさぐ。とじこめる。「禁錮


こ【雇】

読み方:こ

常用漢字] [音](漢) [訓]やとう

やとう。「雇員雇用解雇


こ【顧】

読み方:こ

常用漢字] [音](漢) [訓]かえりみる かえって

振り返って見る。「顧眄(こべん)・顧望一顧後顧四顧指顧右顧左眄(うこさべん)」

思いめぐらす。「顧命顧問顧慮回顧三顧

目をかける。「顧客愛顧恩顧眷顧(けんこ)」

名のり]み

難読顧客(とくい)


こ【鼓】

読み方:こ

常用漢字] [音](漢) [訓]つづみ

[一]〈コ〉

打楽器の一。つづみ。たいこ。「鼓笛羯鼓(かっこ)・軍鼓鐘鼓太鼓

つづみを打つ。たたく。「鼓吹鼓動鼓腹鼓膜

奮い立たせる。励ます。鼓舞

[二]〈つづみ〉「大鼓小鼓舌鼓腹鼓

[補説] 「皷」は異体字

難読大鼓(おおかわ)


こ【鼓】

読み方:こ

打楽器で、胴に革を張って打ち鳴らすもの。太鼓。つづみ。


【こ+形容詞(動詞)】 こ

形容詞動詞)の前に「こ」をつけて話せば茨城弁上級者仲間入り

例)
こっぱずかしい恥ずかし
こぜやける→せやけるむかつく
こきたねえ→汚い
こっつぁみいこっつぁむい→寒い
じゃれてる→しゃれて
こにぐらしい→憎らしい

[多]=小、ちょっとした ・「こうるせえ」「こぎたねえ(汚い)」「こなまいき生意気)」 直接相手に言うと喧嘩発展する

こう、こ(ぉ)

大阪弁 訳語 解説
こう、こ(ぉ) こよう 「来る」の意向形。心配やさかいあしたも見にこうか。変格活用動詞には「よう」がついたものではない。


こう、こ(ぉ)

大阪弁 訳語 解説
こう、こ(ぉ) こよう 来う。出してこ、は、出してこようっと、という意味。発音は「こぉ」。


人。年齢関わらずおおむね年下の人を指す。
(年下であれば50歳を超えた人を指す際も
あの子は・・・」などと使う。)

~こ

 [意]~など[例]うわやきぃ、文句ぅ、言うたりこしなんなえ(上司文句言ったりなどしてはいけませんよ)

  1. 紙店及び古本屋通り符牒にしてすべて二といふ数量を表す。通り符牒参照せよ。(※巻末通り符牒参照)〔符牒
  2. 二。〔料理屋
  3. 二。〔紙屋
  4. 二。〔古本屋

分類 古本屋料理屋符牒紙屋


  1. 生糸魚屋塩魚符牒にして八といふ数量を表す。通り符牒参照せよ。(※巻末通り符牒参照)〔符牒
  2. 八。〔海産物商〕
  3. 八。〔生糸商〕

分類 海産物商、生糸商、符牒


小(こ)

読み方:こ

  1. 芸妓候補者舞踊又は下方を以て客席侍する者、但し満十二才以上の義務教育修了者限り其の営業認可せらる。桃割れ友禅、衣は必ずオハシヨリとす。常に処女を装ひ巧みに差恥の態を学ぶ、客の之を手折らんと欲する者あれば時に千金唱ふ一度其の節破れば即ち一本と成る、蓋し必ずしも然らざる者あり。明治時代アラよござい』の異名有したるも今は絶えて之を口にする者なし、好んで蜜豆を食ふ。素と玉祝儀ぎょくしうぎ)共一本半額なるを通則としたるを以て半玉と云ふ。今は高し雛妓(すうぎ)。

分類 花柳界

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/13 07:27 UTC 版)

平仮名
文字
字源 己の草書体
JIS X 0213 1-4-19
Unicode U+3053
片仮名
文字
字源 己の部分
JIS X 0213 1-5-19
Unicode U+30B3
言語
言語 ja, ain
ローマ字
ヘボン式 KO(CO)
訓令式 KO(CO)
JIS X 4063 ko
アイヌ語 KO
発音
IPA ko̞(co)
種別
清音

は、日本語音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第2行第5段(か行お段)に位置する。清音の他、濁音(ご、ゴ)を持つ。また、話し手によっては、文節のはじめ以外で、子音が鼻音化した鼻濁音を用いる。鼻濁音は濁音と意味上の差異はない。

概要

仮名のひとつ。平仮名の「こ」は「己」の草書体より、片仮名の「コ」は同じく「己」の初2画からできたもの[1]。濁点を付すと「ご」「ゴ」とそれぞれ変化する。

奈良時代までは上代特殊仮名遣で甲乙2類が存在し、発音に区別があったとされる。

接尾辞として

接頭辞として用いられる。主に俗な言い方として用いられ、幼児語としての側面も強い[1]

  • 名詞動詞連用形につき、
    • することの意。「あいこ」「慣れっこ」など。
    • 動作を複数人で行うことを表す。「かわりばんこ」など。
    • 複数人で競う意。「かけっこ」「にらめっこ」など。
  • 小さいものであることを表す。「にゃんこ」など。
  • 名詞につき、幼児語にし俗な言い方として用いる。「あんこ」「すみっこ」など。

諸事項

  • コの字というと、片仮名のコの字形を指す。すなわち、直線を2カ所で直角に同方向に曲げた形である。
  • 日本の鉄道車両の記号「コ」は、
  • 東京都狛江市の市章及び市旗は、平仮名の「こ」を図案化したものである。

脚注

  1. ^ a b 日本国語大辞典,日本大百科全書(ニッポニカ),デジタル大辞泉, 精選版. “”. コトバンク. 2022年6月15日閲覧。

関連項目


出典:『Wiktionary』 (2021/01/27 07:17 UTC 版)

名詞:子

  1. こども

ことわざ

名詞:粉

  1. こな。

接頭辞 

  1. 近称指示詞構成する
  2. 】「幼い」や子供」の意を添える。
  3. 】「小さい」「狭い」の意を添える。
  4. 能力が下であることを表す。
類義語
  • (小)お、さ
対義語
  • (小)おお

接尾辞

  1. っこが ん に後続するときの形。
    • ごっつん
    • どろん
    • にゃん
  2. 女性女性風のあだな作る

造語成分

  1. さかななまこを指す。

漢字

Wiktionary:漢字索引 音訓 こ参照

代名詞

  1. 近称指示代名詞)これ。
  2. (第1人称代名詞わたし

語源

おのれもと在る物を「これ」と指し示す上古近称代名詞であった乙類(此・己・許)」から出来た

関連語

日本語指示詞
  近称(こ-) 中称(そ-) 遠称(あ-) 不定称(ど-)
指示代名詞 これ [複数: これら] それ [複数: それら] あれ [複数: あれら] どれ
指示代名詞 こいつ
こちらさま
そいつ
そちらさま
あいつ
あちらさま
どいつ
どちらさま
連体詞 この その あの どの
場所 ここ
こっから
そこ
そっから
あそこ
 
どこ
どっから
方向 こちらこっち そちらそっち あちらあっち どちらどっち
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「こ」の例文・使い方・用例・文例

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