【真っ白なキャンバス連載】未来へ進みだした、真っ白なキャンバス──鈴木えまと麦田ひかる、再加入後初インタヴュー
先日行われたライヴにて、一度卒業した初期メンバー、鈴木えまと麦田ひかるの再加入が発表されたアイドル・グループ、真っ白なキャンバス(通称、白キャン)。今回は、メンバー個別インタヴュー企画の続きとして、新メンバーの2人を含めた白キャンに再びインタヴューを実施。7人体制になった現在の心境とこれからについて訊きました。
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真っ白なキャンバス Road to Be the IDOL、これまでの記事はこちら
INTERVIEW : 真っ白なキャンバス
インタヴュー&文 : 宗像 明将
写真 : 真島洸（M.u.D）
真っ白なキャンバス（以下、白キャン）が2021年7月21日から25日にかけて開催した5日間連続ライヴ「Be the IDOL」。その最終日の「Be the IDOL 5」で、白キャンの新メンバーオーディションの結果が発表された。それは、2020年6月22日に白キャンを卒業した初期メンバー、鈴木えまと麦田ひかるの再加入という衝撃的な発表だった。会場は騒然とし、ネットでも「真っ白なキャンバス」「白キャン」がTwitterのトレンドに入るほどの話題に。今回は7人となった白キャンに話を聞いた。
いつも言ってた挨拶がまた言えると思って
──鈴木さんと麦田さんの再加入発表のとき、メンバーのみなさんはどんな気持ちでしたか？
橋本美桜 : ふたりを推してた人の顔を見たくて探してました（笑）。
西野千明 : なんか壁を見ながら「あー、ああーっ！」って思ってました。
──文字にするとまったく伝わらなさそうですね……。三浦さんはいかがでしたか？
三浦菜々子 : ふたりのアイコンを変えてない人達がどんな顔するかな、って見てました。
浜辺ゆりな : ゆりなもふたりを推してた人を見てました。
小野寺梓 : 梓は初期メンバーに思い入れが強すぎて、リハの段階でステージにふたりが上がっただけで涙が出ちゃって。だから本番はちゃんと進行しようと思ってたけど、やっぱりふたりがステージに上がった瞬間に涙が出ちゃいました。
5日間連続ライヴ「Be the IDOL 5」最終日のライヴレポート
──鈴木さんと麦田さんは、新メンバーとして登場した瞬間はどんな感覚でしたか？
鈴木えま : 怖かった。怖くてみんなの顔を見れなかったです。
麦田ひかる : 客席が見れなくて、誰がいるのかわからなかったです。
──発表が終わってステージを去るときに、西野さんが鈴木さんの衣装の袖を引っ張りながら泣いていたのはどんな気持ちだったんですか？
西野 : ふたりを含めて「真っ白なキャンバスでした」って、いつも言ってた挨拶がまた言えると思って「うわー」ってなりました。
──ステージでの発表やその後の特典会、ネットなど、ファンの反応はどう受け止めましたか？
三浦 : ふたりがいなくなってからも通ってくれてた人達から「今までありがとうね」って言われて。もう泣きながらで、「ああ、この人、こんなに泣くんだ」って（笑）。「実はずっと心配してたんだ」とか「心の支えが戻ってきて良かったね」みたいなことも言われました。
橋本 : 喜んでいた方がいて良かったなって印象だったんですけど、帰った後にInstagramのDMに「自分は新規だからどうしよう、ふたりを知らなくて、みんなの喜びについていけなかった」っていうのがあって、それでストーリーに長文を書きました。
──その内容は後で詳しく聞かせてください。西野さんはいかがでした？
西野 : 「これで最後のチェキだよ、ありがとね」って人もいました。「これで最後だよ～」「たまにはおいでね？」「うん、どうだろう～？ バイバイ！」って（笑）。嬉しいんだなって思って、「行ってらっしゃい」と思いました。
浜辺 : 特典会は喜んでいる人のほうが多いなって思ったけど、DMとかTwitterを見てたら、何人か病んでて、ゆりなのことを心配してくれてて。「この一年間、5人でやってきたから、大事だからね」みたいな。あとは、ストーリーに「憧れてた6人に入れる」みたいなことを書いたら、「『入れるみたい』じゃなくて、元からいるでしょう？」って意見をもらって。「『ゆりなが入った』という気持ちよりも、『ふたりが入ってきた』っていう気持ちもちゃんと持っていてね」みたいな。たしかになと思って。
小野寺 : 特典会でもバーって泣いてる人がいて、自分も泣いちゃったけど、すぐ泣き止まないと新規の人が置いてけぼりになっちゃうから難しかったです。ネットはすごくたくさんの人が反応しくれて嬉しかったです。
