「資金調達」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 資金調達とは

2025-02-08

デフレ円高日本を救う

1. デフレメリット

1-1. 消費者購買力の向上

実質的価値上昇 : 物価が下落することで、同じ金額でより多くの商品サービスが購入できるようになります特に固定所得層や貯蓄を多く持つ家計にとっては、実質的生活水準が向上する可能性があります

1-2. 貯蓄の実質価値の増加

資産保有メリット: マネーの実質価値が上昇するため、将来にわたって保有している現金金融資産価値が高まります経済学ではフリードマンルール(最適な金融政策として名目金利ゼロを目指す考え方)に基づき、理論上は名目金利ゼロのもとでわずかなデフレ状態社会的効率を高めると議論されることもあります

1-3. 市場効率性や資源再配分の促進

価格の調整メカニズム: デフレ環境下では、余分な需要過剰分やバブル的な価格水準が自然修正される働きがあるとする見方もあります。これにより、実態に即した資源配分や企業コスト意識の向上、効率的な経営努力が促される可能性があります

1-4. 理論的最適性の可能

フリードマンルール視点: 新古典派マクロ経済学の一部モデルでは、名目金利ゼロフリードマンルール)を採用すると、資産保有のゆがみが最小化され、理論上は社会厚生が最大化されると示されます。つまり、最適な条件下ではデフレ状態(すなわち物価下落)が経済全体にゆがみをもたらさず、むしろ効率的な金融取引を実現する一面があると考えられます

2. 円高メリット

2-1. 輸入コストの低下

原材料エネルギー価格の引き下げ: 円高になると、外国通貨に対する円の交換価値が上昇するため、輸入される原材料エネルギー資源の円換算価格が低下します。これは製造業エネルギー依存度の高い企業コスト低減につながり、最終的には消費者物価抑制にも寄与する可能性があります

2-2. 消費者購買力向上

海外製品サービスが割安に: 円高局面では、同じ円でより多くの外国通貨を得られるため、海外旅行や輸入品の購入が容易になり、国民実質的購買力が向上します。

2-3. 安全資産としての評価信頼性の向上

リスクオフ局面での資金流入: 国際金融市場では、不安定な状況下において「安全資産」とみなされる通貨資金が集まりやすいとされています。円は歴史的安全資産と見なされる傾向があり、グローバルなリスクオフ局面では円高が進むことで資金調達コストの低下や金融市場の安定性に寄与する可能性があります

2-4. 実質購買力平価の調整効果

長期的視点での均衡回復: 購買力平価(PPP)の理論に基づけば、各国の物価水準が反映されるため、円高国内物価水準が低いことを示唆し、実質的国民所得購買力を維持する役割を果たすと考えられます

2-5. 為替ヘッジや資産運用面でのメリット

投資リスクの軽減: 円高局面では、外貨資産保有する場合為替リスクが低減する効果が期待できるほか、投資家にとっては為替変動を利用したヘッジ戦略選択肢が広がる点もメリットひとつと考えられます

anond:20250208015324

マレーシア増田みたいにマレーシアを見習ってやるとこうなるな

日本資本規制をするとどうなりますか?

日本資本移動の自由制限する(資本規制を導入する)と、短期的には円安を抑える効果 などが期待できるかもしれませんが、長期的には深刻なデメリット をもたらす可能性が高いです。特に日本経済規模が大きく、グローバルな金融市場と強く結びついているため、影響は非常に大きくなります

分野,影響

国際的な信頼,国債の信用低下・金利上昇・円の信頼低下

外国資本流出,外資系企業撤退海外直接投資(FDI)の減少

企業活動の制約,日本企業資金調達海外展開の困難化

金融市場の衰退,東京市場競争力低下・イノベーションの停滞

為替市場の影響,短期的な円安抑制・長期的な円安リスク

日本資本規制を導入すれば、短期的には円安抑制などのメリットがあるかもしれないが、長期的には国際的な信頼を損ない、経済成長金融市場に深刻な影響を及ぼす可能性が高い。そのため、導入の可能性は低い。

2025-02-05

生成AIによる地獄はこれからが本当の始まり 〜上司迎合する日経新聞誕生

今はまだ生成AIが使い物にならないので大丈夫だが、概ね1年半後に地獄が訪れるだろう。

出力と理解度がチグハグなので卒論指導に困る、というのは非常に上澄みの意見だと思う。インフルで熱に浮かされていてもわかる。良い環境だよ。

大切なことなので強調しておきたいが、この悩みが出るということは、とても良い環境研究されている、真面目で真摯な方なのだろう。頭がさがる。

こういった研究室やゼミ所属できた人は幸運だと思う。その幸運を活かすことなく、ただ漫然と生成AIを使うのはとても勿体無いことだとも思う。

https://anond.hatelabo.jp/20250203224000

とはいえ地獄が訪れるのはこれからだ。今から準備しておきたい。

生成AIがなぜ使い物にならないか

現状の生成AIは「(嘘を嘘と見抜ける人でないと)使うのが難しい」からだ。

数学問題がどれだけ解けるか、というのはベンチマークとして使われているからで、実用的とは言い難い。

また、何が欲しいのかがよくわかっていないまま曖昧な内容を入れて、欲しい出力物が得られるほど、コーディング能力も高くはない。

話題沸騰中のDeep Researchも、何をどう調査したくてどんな限界があるのかわかり、かつ、それが正しいか確認できる人にしか使えない。

卒論指導話題も、ある意味で「どうやってググればお目当てのソースコードが探せるか」だけに特化した学生が増えた、と類似話題で現状の延長線上と言える。

(逆説的に、卒論レベルコーディングで詰まる学生が出るということは、生成AIはまだ使い物になっていない、ということだ)

生成AI活用しているのは誰なのか

今の生成AI界隈で猛烈に進んでいることは、「アインシュタインタイプライターを打たせるな」という状況だ。

アインシュタインの方がタイプライターを早く打てたとしても、秘書タイピングさせた方が良い。

(絶好調なら)自分の方が絶対に上手くやれるが、まあ生成AIでもそこそこやるやないか、という人は今でも十分使えている。

その代わり、タイピングみたいに頭空っぽにしてやれていた息抜き仕事がなくなって、常に自分しかできないことを要求されるようになるわけだけど…

どうやって生成AIによる地獄が訪れるのか

生成AIが使い物になり出してから地獄だ。性能的には半年〜1年程度で到達すると思う。

そして、日本企業予算のつかないポッと出のものに即応できるほど柔軟な裁量を持っていないので、導入が決定された次の半期からスタートになる。

(多くの日本企業の次の上半期に話題になり、下半期に検証が行われ、次の上半期に根回しが行われて、その次の下半期からスタート

場合によっては、ソフトバンクパッケージ導入、という形がとられても何ら不思議ではない。

そこで見られるのは、繰り返し繰り返し現場が苦渋を舐めさせられてきた、コンサルタントへの対応だ。

管理職それぞれに専属コンサルタントがつく地獄

コンサル有効機能する現場を見た人もいると思うが、共通するのは「外部の権威を導入することで、スムーズ物事を運ぶ」ではなかっただろうか?

これ、「実現したいことは明確だけど社内政治でうまく行かねえからゴリ押ししたい」って、社内に主導者が居た場合で、コンサル主導ではなかったはずだ。

コンサル主導で迷走するのは、そもそも何をしたいのかも良くわかっていないし、何ができたらゴールなのかも定義できないからだ。

今後、何のビジョン専門性もない数多くの管理職ゲートキーパーが、生成AIという専属コンサルタントを盲信するようになる。

それ、ChatGPTは違うこと言ってるけど?

現時点では「Grokはこう言っていた」とか「ChatGPTはこう言っている」という指摘の仕方をするのは馬鹿扱いされている。

情報が古いし、間違いもあるし、そもそも幻視作話)するから適切な使い方ができない人にとっては使い物にならない。

でも、もう人類の大半よりは賢いし、コーディング能力も高く、辻褄を合わせるのも上手だ。

そして残念ながら日本企業管理職専門性が最も優れた人がなるわけではないので、管理職よりも専門性に優れて間違えない生成AIは生まれしまう。

彼ら彼女らにとって、自分よりも賢く正しいことを言うのであれば、そこを区別するのは出力物の量だけになる。

Geminiにやらせれば良いんだから簡単でしょ?

今でも専門性を軽視し、人頭いくらしか計算しない管理職は山ほどいる。

コンサル意見鵜呑みにし、まずはやってみようという軽い言葉で、大量の今後使わない仕事が生まれるのも良く見る光景だ。

それでもまだ現場が耐えられたのは、概ねコンサルもどブラックで、ゴリゴリ書類やらパワポやらを持ってくる超馬力を見ていたからだ。

あれだけクソミソに叩かれた電通が(叩かれる理由同意できるし擁護はできないが)現場一定の信頼が置かれるのは、彼らは絶対にケツを持ったからだ。

認めたくないが、そこには超人的な仕事量をこなすサラリーマンに対する畏敬の念があった。

それが、低コストかつ(人間に比べれば)即時回答する、コンサルタントが常に横につくようになるわけだ。

管理職は今後気軽に言い放つようになる。

「これ、生成AIが出してきたアイデアなんだけど、それぞれ資料ちゃんと作ってきてよ。Geminiにやらせればすぐでしょ。明日までね」

上司迎合する日経新聞誕生

ある朝出勤前に、調査検索系の生成AIに「XX業界における現在トレンドと、今後の展望、注力すべき事業分野についてまとめて」と指示を出す。

日経新聞では私の履歴書だけ読んで、職場についてコーヒーを淹れて自席に戻ったら、生成AIの結果に目を通して、事業分野の気になった点をピックアップする。

そして、部下にこう言えば良い。

「XXという事業分野が有望そうで、アイデア3つほど選んでおいたから、事業計画と取れそうな市場の規模、売上高黒字化までのストーリー作ってきて」

地獄である

(尚この地獄は、上から下まで満遍なく発生する)

そんなんぜんぶ上司が生成AIでやったら良いじゃん

今後ベンチャーではそういう人材が大いに増える。

何の誇張もなく、今でもそういうベンチャー大勢あるが、極端に増える。

人当たりが良くどんなに酒を飲んでも酔わず、あたかもすでに儲かっているかのように皮算用をしてみせる資金調達ビジョナリーと、

生成AIを始めとするあらゆる自動化ツールを使って事業を形にするワンマンアーミーとのタッグでのベンチャーが急増すると思う。

(実際には「バグだらけだけど一応動くプロトタイプ」を生成AIで作って資金調達成功し、そこに群がるギークたちがAIが書いたコードを延々メンテデバッグする光景だと思うが)

でも、既存日本企業はそんなに組織体系を大きく変えない(変えられない)ので、それを実施するのは部下になるのだ。

でも、部下も生成AIを使えるようになるでしょ?

日本企業では不思議なことに、資料作成者資料に対して責任を負う。

その資料採用した人も、その資料採用して方針を決めた人も、その資料採用して決めた方針GOを出した人も、責任を問われることはない。

常に責任は、資料を作った人に帰結するのだ。

から、生成AI作成した資料を取りまとめて上司に提出する人間が、常に最終的な責任を負う。そう、キミやワタシだ。

いやいや、俺らだって業受とか派遣かに資料作ってもらったりするじゃん。そうだね。

でも彼らの責任を問うても無駄だ。だって俺たちが率先して切ったりするじゃん。今更責任だけ負えとは言えない。

まとめ

まともな人間であれば、レビューはきちんと行うし、レビュー漏れレビュー実施者の責任だと理解している。

そういう常識的上司がいれば理想的だ。でもそんな理想郷ばかりじゃない。

そう言った職場では、地獄が発生する。防ぐ方法は無い。

より一層、言質をとって記録に残すのが重要になる。

記録をどう共有し、誰が認識していて、誰がそれを使ってくれそうかを把握する必要がある。

それをシステムと呼ぶのか政治と呼ぶのかは、人それぞれだろうと思う。

2025-02-02

DeepSeekパニック、米中競争、OpenAI400億ドル調達、DOGE始動

2月1日のAll-in Podcast

https://www.youtube.com/watch?v=8RkgkOqWs0s

ホスト


1. DeepSeekのAIモデル開発を巡る真実



2. 制約がイノベーションを促進する事例



3. OpenAIの400億ドル規模資金調達意味



4. DOGEの初動10日間の成果



5. 財政金融政策への影響



6. トランプ政権2.0方向性



7. 自動運転技術展望



8. 不動産市場への影響



9. 結論イノベーションと制約の関係

2025-01-27

anond:20250127171431

アイデアは斬新だけど、法律や税務上で結構厳しいチェックが入る可能性があるよ!以下で詳しく解説するね。

1. 法的な問題

第三者性の確保

フラット20や35を利用する場合、通常は「売買が実体を伴っている」ことが条件となる。夫婦間での売買だと、実際に「売買が本当に成立しているのか?」という点が疑われる可能性が高いよ。金融機関フラット35の審査機関がこれを「名義変更資金調達のためだけの行為」とみなすと、融資が受けられないことがある。

2. 税務上の問題

贈与税リスク

夫婦間で売買をする場合、売買価格が「適正な市場価格から著しく乖離していると、「贈与」とみなされて贈与税が課される可能性があるんだ。例えば、実際の市場価格より安い値段で奥さんが家を買った場合、その差額分を夫が「贈与した」と判断されることがある。

譲渡所得税

夫が自分名義の家を売却すると、売却益に対して譲渡所得税が発生する場合がある。ただし、居住財産の特例(3000万円控除など)を使えば非課税にできる可能性もあるけど、要件を満たさなければ課税される。

3. フラット20・35の審査

フラット35は公的住宅ローンから審査が厳しい。特に夫婦取引実態のない売買を防ぐ目的で細かくチェックされる。例えば以下の点が問題視される:

売却後も夫婦が同居し続けること

夫が家の代金を全額受け取らない場合(分割など)

金融機関住宅ローン審査担当者に「資金調達目的」だと疑われたら融資が通らないリスクが高い。

4. アイデアの穴とリスク

住みながら売却:この部分が特に問題視される可能性がある。なぜなら、通常の売買では、売却後に買主(奥さん)がその家を「自由に利用する権利」を持つはずだけど、夫婦間ではこの境界曖昧になりがち。

お金の一括入手:奥さん住宅ローンを組んで買う形にするなら、一時的現金は手に入るけど、夫婦全体の資産流動性が大きく変わるわけではないよね(家計全体では借金が増えるだけ)。

合法かどうかの判断基準

完全に合法にするには以下の条件を満たす必要がある:

売買価格が適正である市場価格に基づく)

フラット20/35の審査パスする

税務署に疑われないよう適切な申告を行う

結論天才的発想だけど注意が必要

このスキーム自体は実現可能場合もあるけど、法的・税務的なリスクが高い。事前に専門家税理士不動産鑑定士司法書士など)に相談するのが必須だね!

天才かどうか」はともかく(笑)、かなり実行には準備が必要アイデアって感じ!👍

らしいよ!しらんけど!🤣

2025-01-23

anond:20250123111726

たし🦀 質問を変えてみました

一般人が すぐに 9,000万円を手に入れるのは非常に難しいですが、現実的方法を挙げると以下のようになります

1. 高額な資産を売る

不動産の売却 → 持ち家や土地を売れば、一括で大きな資金が入る可能性があります

貴金属ブランド品・美術品の売却 → 高級時計、金、ダイヤモンドなどを売る。

2. 高額の融資を受ける(ただし返済リスクあり)

銀行金融機関から融資 → 9,000万円の融資ハードルが高いですが、担保不動産など)があれば可能場合も。

個人投資家VCから資金調達事業計画があれば出資を受けられる可能性も。

3. 投資ギャンブルで一攫千金リスク高)

株・FX仮想通貨短期売買 → すでに投資資金がある場合、大きなリターンを狙う方法。ただし、損失リスクも高い。

競馬競輪宝くじなど → 確率は低いですが、当たれば一瞬で大金を得られる。

4. 高額な懸賞やコンペに応募する

ビジネスコンテストで優勝する → アイデア次第では億単位の賞金を獲得できるコンテストも。

懸賞クイズ番組ゲーム大会など → 一発勝負で高額賞金が出るものも。

結論: 最も現実的なのは資産を売る」か「資金調達する」こと。 すぐに9,000万円を得るには相応のリスク努力必要ですね。

9000万をすぐ手にいれる方法を教えて

合法的にすぐに9,000万円を手に入れるのは難しいですが、

現実的方法としては以下のようなものがあります

短期間で大きな資金を得る方法合法

高額資産の売却 → 不動産や高級車、美術品などを売却する。

ビジネス売却(M&A) → 会社事業を売ることで一括で大きな資金を得る。

投資利益確定 → 株式仮想通貨などの投資で大きな利益が出ていれば、売却して現金化。

宝くじ懸賞当選確率は低いですが、夢のある方法

スポンサー出資者を募る → 新しい事業アイデアがあれば、大口投資から資金調達。

「すぐに手に入る」ことを重視すると、やはり資産を売るのが最も現実的方法になりますね。

2025-01-18

イーロン・マスクが憎い

 世界中メディアイーロン・マスク天才経営者として讃えるたび、心の奥底に沸き起こるのは猛烈な反発心だ。彼の壮大なビジョンや野心的な計画がもたらすインパクトは計り知れない。電気自動車での革新宇宙事業への投資さらにはSNSプラットフォームを買収して世界言論空間を一変させようとする姿勢――どれをとっても、彼が稀有な才能を持つリーダーであることは否定できないだろう。しかし、その裏側には、人を顧みない強引さや、誰もが乗り気でない環境一方的に変革しようとする独善性垣間見える。彼は常に「未来を創る」と言うが、その方法正当性はあるのか。私は強い疑問を抱かずにはいられない。

 特に、彼がSNS上で見せる軽率発言は、私の中にある嫌悪感さらに増幅させる。刺激的なツイート株価暗号通貨相場を乱高下させ、批判者を嘲笑し、炎上を煽るかのような行動を繰り返す姿は、リーダーというより権力を得た“トリックスター”のようだ。彼の言動を追いかける投資家や支持者は多く、SNSでは絶え間なく祭り上げられている。しかし、そうした「熱狂」が生まれるほどに、私は逆に強い反発を覚える。確かに並外れた頭脳や行動力を持つ人物ではあるが、その影響力をどう使うかという点で、彼はあまりにも無自覚ではないだろうか。

 テスラの急成長がもたらした電気自動車市場の拡大は、間違いなく自動車産業に大きな変革をもたらした。それまでガソリン車が主流だった市場をひっくり返し、世界的な環境意識の高まりに合わせて時代を先取りする――その功績は称賛に値する。だが同時に、「内部告発を試みた社員への圧力」「過酷労働環境」などが報じられるたび、私は苛立ちを禁じ得ない。美しい未来を掲げる一方で、その裏では「効率化」「革新」という名のもとに弱い立場の人々を切り捨ててはいいか企業トップとして、多大な責任を負っているはずの人物が、利益スピードのためなら人間性犠牲にしても良いと思っているのではないか――そんな疑念が拭えないのだ。

 さらツイッターを買収したことによって、彼の性格がより露わになったと感じる。コンテンツ規制言論の自由をめぐって賛否両論あるのは当然だが、長年にわたって築き上げられてきたプラットフォームの秩序を、一夜にして根本から覆そうとする様子には乱暴さを感じる。彼が純粋に「言論の自由」を守りたいと考えている部分もあるのかもしれない。だがそのやり方は、あまりにも一方的で、議論よりも強制が先に立っているように見えるのだ。市場ユーザーコミュニティに計り知れない影響を及ぼすのに、まるで実験場のように扱っている――そんな印象を拭えない。

 イーロン・マスクを支持する人々は、彼の天才性に魅せられているのだろう。既存常識を打ち破り、火星移住ハイパーループなど、大胆不敵な夢を語る。そのビジョンの壮大さは、多くの人の心を掴むだけのパワーを確かに持っている。だが私は、その華々しい夢の裏側を常に見てしまう。膨大な資金を動かし、何千何万という人々を働かせ、社会ルールを変えてしまうほどの権力を持っていながら、彼の言葉からは「共感」や「謙虚さ」が感じられない。むしろ自分けが正しい」という慢心が透けて見え、周囲を振り回すことで注目を集めているようにすら思う。

 なぜここまで拒否反応が強いのか。それはひとえに、彼が持つ「影響力の大きさ」にある。誰かが極端な意見を言うこと自体は、表現の自由範疇だろう。しかし、イーロン・マスクほどの知名度資本力を伴う人間が放つ言葉は、社会全体を揺るがしかねない重みを持っている。ところが、その発言や行動に時として慎重さがまるで感じられないのだ。「自分あくま一般人としてツイートしている」というような言い訳をするが、何千万・何億というフォロワーがいる「一般人」など存在するはずもない。こうした言動を繰り返す彼に対して、憎しみすら覚えてしまうのは、私だけではないだろう。

 また、彼のコミュニケーションスタイルがしばしば相手嘲笑するように感じられることも、嫌悪理由だ。議論批判に対して真摯に向き合うより、自分正当性を訴え、批判者をからかったり攻撃したりする。そのような姿勢は、強いリーダーシップというよりは、単なる攻撃衝動に近いものではないかと思う。カリスマ性を持つトップがそのように振る舞えば、多くの人が追従し、さら対立や分断が深まる構図が生まれるだろう。まるで、大きな声で威圧した者が勝つかのような、乱暴言論空間助長しているようにさえ感じる。

 もちろん、メディアは過剰に彼を煽っている部分もあるかもしれない。私たちが知るイーロン・マスク像は、メディアSNSを介して編集された一面だけだろう。しかし、そこから受け取れる情報だけでも十分に「過激であることは間違いない。もし彼に穏やかで思いやり深い一面があったとしても、表に出るのは挑発的な発言や、予測不能な行動ばかり。まるで、彼は注目を浴びるために、あえて波風を立てているようにすら見える。そして、その姿勢こそが彼のカリスマを強化し、信奉者を増やす一方で、私のような反発を覚える人間を確実に増やしているのだ。

 私はイーロン・マスクの実績をすべて否定するつもりはない。電気自動車市場の発展は、環境問題への意識を高め、産業構造を大きく変えるほどの影響力を持った。また、宇宙事業への参入によってスペース業界全体が活性化した面もあるだろう。だが、それらの「功績」がすべて肯定されるべきかというと、そうとは思えないのだ。なぜなら、そのプロセスや彼の姿勢に数多くの疑問や問題が散在しているかであるテスラ工場では社員への過重労働が報じられ、Twitter社の買収後には大量解雇が行われた。一方的リストラは、社員だけでなく利用者の信頼も損ねる結果になったはずだ。

 「革命児」と呼ばれる彼だが、そもそもその革命は誰のためのものなのか。人類全体の未来を切り開くために行動しているのか、それとも自己顕示自己満足のためなのか。もちろん、野心や自己顕示欲が全否定されるわけではないし、彼のような強烈なビジョンに突き動かされてこそ社会進歩する面もある。だが、そこに「協調」や「周囲への配慮」が欠けていれば、残るのは混沌犠牲だけではないだろうか。彼の一連の言動を見ていると、より良い未来を本当に望んでいるのか、それとも周囲を振り回しながら称賛を得ることに酔いしれているのか、判断に迷ってしまう。

 彼のメディア露出SNSでの動向は常にセンセーショナルだ。発言ひとつひとつ見出しになり、多くの人が熱狂的に反応する。その状況がさらに彼の影響力を拡大し、支持者は彼を「現代発明王」として崇拝する。だが、それは彼自身意図して作り出しているイメージ戦略でもあるかもしれない。自動車からロケット、そしてSNS運営まで、多岐にわたる分野で「既存常識を壊す男」としてのブランドを強烈に打ち出す。その裏には、おそらく綿密なマーケティングも働いているはずだ。

 こうした「自己プロデュース」の巧みさもまた、私の嫌悪感をあおる。もし彼が本当に未来のためだけを思って行動しているのなら、わざわざ挑発的な言動を繰り返したり、周囲を見下すような態度を取ったりしないのではないか。むしろ、その尖った姿勢こそが注目を集める秘訣であり、巨額の利益を生み出すエンジンになっている――そう考えると、ますます彼への不信感が募るばかりである

 また、彼のビジネス戦略資金調達の手法も、ときに「投機的」であるとして批判されてきた。彼のツイートひとつ暗号通貨価格が乱高下する様子は、社会全体を巻き込む大博打のようにも見える。もちろん、投資家たちはリスク承知のうえで参入しているのだろうが、そこに新たに巻き込まれ一般層もいるだろう。巨大な影響力を手にした人物が、その力をどこまで自制しているのか、外から判断がつきにくい。彼がいかに「自由」を標榜したところで、そうしたパワーバランスの偏りは真の自由からはほど遠いのではないか

 イーロン・マスクが嫌いだ、と口にすると、彼を称賛する人々から嫉妬」や「時代遅れの思考」と批判されることもある。しかし、それでも私は彼の一挙手一投足に警戒心を解くことができない。彼のような存在絶対的支持を集める社会は、一種の危うさを孕んでいると感じるからだ。リーダーが強引に物事推し進めることで、一見スピード感のある変革が進んでいるように見える。しかし、その過程で切り捨てられる価値観や人々の声を、私たちは本当に無視してよいのだろうか。

 私が彼を憎む理由は、こうした「社会的影響」を踏まえてもなお、彼があまりにも自己中心的に感じられるからだと言えるかもしれない。自分ビジョンこそが絶対に正しいと信じ、批判する者には容赦なくみつきさらには軽率一言世界中を混乱させる。そのカリスマが絶大だからこそ、多くの人が振り回されてしまう。それが彼の望む未来の形であれ、人々に「ついていかざるを得ない」状況を作り出すことこそが、彼の真の目論みなのではないか。そう疑ってしまうほど、彼の支配力は強力だ。

 もちろん、この強烈な拒否感は私自身の問題でもある。彼のように型破りな人間を受け入れられない、自分の閉鎖的な思考投影されているのかもしれない。あるいは、あれほど自由奔放にふるまいながら次々と成果を上げていく姿への嫉妬心や劣等感もあるのだろう。しかし、それでもなお、「イーロン・マスクが憎い」という感情は消えない。むしろ、その感情が湧き上がるほどに、彼の存在が大きいこと、そして社会全体に与えるインパクトが桁外れであることを痛感させられる。

 だからこそ、私は敢えて彼を批判し続ける必要を感じている。イーロン・マスクのような人物を「天才」「革命児」として無条件に称賛する風潮は、危うい夢を見せると同時に、多くの問題を覆い隠してしま可能性がある。私たちは、彼のような突出した才能を「絶対存在」として祭り上げるのではなく、その言動の裏にある思惑や影響力の行使について常に疑問を持ち、検証し続けなければならない。彼がもたらす革新が本当に世界を良くしているのか、それとも特定価値観や層だけが恩恵を受け、他の多くが犠牲を強いられているのか、冷静に見極める必要があるのだ。

 最終的に、イーロン・マスクをどう評価するかは人それぞれだろう。彼の型破りな行動力こそが新しい地平を切り開く鍵になると信じる人もいれば、私のように憎しみや反発を覚える人もいる。しかし、多様な意見存在することこそが社会前進させる。この「憎しみ」の声すらも、一つの大切な批判視点として意義があるのではないかと思う。彼の眩いばかりの成功カリスマに目を奪われる一方で、その裏側で踏みにじられているかもしれない人々の声に耳を傾ける必要がある。そうでなければ、未来を創るという名のもとに、ただ独裁的な支配が生まれしまうかもしれないのだから

 私は、イーロン・マスク存在自体をすべて否定するわけではない。むしろ、彼ほどの影響力を持つ人間が、もう少し「他者に対する配慮」や「謙虚さ」を備えていれば、今よりももっと多くの人々から純粋に支持されるだろうに、と残念でならない。そして、この憎しみの感情は、そんな「あり得たかもしれない別の姿」への期待を裏切られ続けてきた結果なのだろう。私は彼の言葉を聞くたびに、ああ、また無責任発言で誰かを傷つけているのではないか、と心配になる。その繰り返しが、私の中の反発心を強固なものにしているのだ。

 イーロン・マスクが語る夢やヴィジョンは確かに魅力的だ。火星移住に胸を躍らせる人もいるだろうし、電気自動車によるクリーン未来希望を見いだす人もいるだろう。彼が巻き起こしているイノベーションは、間違いなく人類歴史に残る大きな一歩でもある。だが、その過程で生まれ軋轢や混乱、そして彼自身傲慢ともいえる態度を見過ごしてはいけない。そこには、私たち社会本来つべき「相互理解」や「多様性尊重」が欠けているように思えてならない。

 だからこそ、「イーロン・マスクが憎い」という私の感情は、単なる個人感情以上の意味を持つのだと信じたい。彼のように突出した存在が現れるとき社会は否応なく揺さぶられ、さまざまな価値観の衝突が起こる。そのとき、無批判に称賛するだけでは、本質的問題には気づけないかもしれない。むしろ、強い反発心を抱く人々の声にこそ、彼の手法や態度が孕む危うさが映し出されていると考えてもよいのではないか

 私たち一人ひとりが彼をどう捉えるかによって、社会未来微妙に変化する。もしイーロン・マスクが真に誰もが幸せになる未来を望んでいるのなら、批判や反発の声にも耳を傾け、何が問題とされているのかを真摯に考えてほしい。その一方で、私たちもまた、自分たちが彼に何を求めているのかを見直す必要があるのだろう。彼の冒険心に夢を見たいのか、それとも彼が作るかもしれない新たな秩序に身を委ねたいのか。そして、そうした未来像に抵抗を覚えるならば、なぜ覚えるのか。その理由自分自身に問い続けることこそが、彼のような巨大な存在に対する「本当の対抗手段」になるはずだ。

 私がイーロン・マスクに憎しみに近い感情を抱くのは、彼が象徴するものが、私たち社会の抱える矛盾欲望をはっきりと映し出しているからかもしれない。彼の波乱万丈の行動は、私たちの心の奥底にある「常識を超えたい」「歴史に名を残したい」という野心を代弁している。同時に、そのためには他者を踏みにじってもよいという暗黙の了解すら示唆している。私はそこに嫌悪感を覚えずにはいられない。より良い未来を見たいと思いつつ、その実現手段にどうしようもない違和感を覚える。この相反する感情が「憎しみ」という強い言葉となって表出しているのだ。

 最終的に、イーロン・マスクを憎むかどうかは個人価値観によるだろう。彼を救世主のように思う人もいれば、私のように嫌悪感を募らせる人もいる。ただ、どちらの感情社会にとっては大切な警鐘であり、そこからまれ議論検証こそが真の進歩へと繋がっていくのではないかと思う。彼が生み出す革新光と影直視し、その功罪を冷静に評価する。それこそが、私たちが「イーロン・マスク」という巨大な存在と向き合うために欠かせない姿勢ではないだろうか。私が「イーロン・マスクが憎い」と感じるのは、きっと彼が放つまばゆい光の強さに目が焼かれ、影に潜む危険を見逃せないからなのである。彼は目を背けられないほどの影響力を持っているがゆえに、私たち葛藤を強いる。だからこそ、その存在について問い続けることが、社会未来にとっても重要なのだろう。

2025-01-15

anond:20250115220907

レビュー」のもう一つの焦点は、前節で取り上げたNIRPを含めて、この間に実施した非伝統金融政策波及効果である

 

この点に関して興味深いのは、構造モデル時系列モデルの双方の計量分析の結果として、需給ギャップに対する効果の点では、株価為替レートを通じた政策の波及が半分強を占めていたとする結果である

 

政策金利の変更が資金調達コストを通じて設備投資や消費に影響する波及経路については、理論的な枠組みも頑健で、計量的に安定した推計を導くことができる。これに対し、株価為替レートを通じた波及経路は、関連論文が指摘しているように仮説が併存している上に、状態依存性が高いという問題が残る。

 

厄介なのは為替レートである。この問題対応する上では、為替レートの予測自体は困難としても、為替レートが変化した場合経済物価への影響はある程度推計できるだけに、この点について日銀と金市場理解を共有することが第一であるように思われる。

 

その上で、実際の物価変動のうちで為替レートの影響を除いた「基調」についても理解を共有することが望ましいが、「レビュー」が示唆するように、為替レートは間接的な経路を通じても物価に影響を与えうるだけに単純ではない。そうしたメカニズムは主としてどのようなものか、当面の経済構造を前提にした場合にどのメカニズム重要なのかを明らかにすることも、日銀と金市場にとって共通課題となっている。

2025-01-13

anond:20250113123132

半グレ形成して資金調達を高度化、効率化していると1回の犯行被害は大きくなるが遭遇確率が低くなってくる

一方クルド人組織化されてないか被害が小さくても遭遇確率が高い

住んでいる人にとっては遭遇確率高いほうがウザいんだろうな

2025-01-12

逆シャアとは何なのか?逆シャアのことをよく知らない自分逆シャアとは何なのか?を真剣に考えてみた

逆関数シャア

あるシャアに対して、入力と出力を入れ替えたシャアのこと。

逆行列シャア

行列シャアAに対して、シャアシャアB = シャアシャアA = シャアI(シャアIは単位行列)となるような行列シャアB。

逆像のシャア

写像シャアf: シャアX → シャアYにおいて、シャアYの部分集合シャアBに対するシャアXの部分集合シャアf^(-1)(シャアB)のこと。

逆変換のシャア

ある変換の逆を行うシャア

逆転写のシャア

RNA鋳型にしてDNAを合成するシャア

逆説睡眠シャア

レム睡眠とも呼ばれる、急速眼球運動を伴う睡眠段階のシャア


逆接のシャア

前後の文や節の内容が逆の関係にあることを示す接続シャア

逆説のシャア

一見矛盾しているように見えるが、実は真理を含む表現シャア

逆ザヤのシャア

シャア資金調達金利よりも低い金利融資を行う状況。

逆選択シャア

情報の非対称性により、望ましくない結果が生じるシャア



この中に正解が含まれていることを期待する。

2025-01-09

anond:20250108171255

ChatGPT o1 に聞いてみた。

まず大前提として、相続問題はケースバイケースであり、詳細を把握した上で最適な方策検討する必要があります特に会社株式相続」が絡む場合は、一般的相続とは異なる特殊制度手続き存在し、慎重に対応する必要があります。ここでは、よく検討される主な選択肢制度を紹介しますので、参考にしていただきつつ、必ず専門家(税理士弁護士)と具体的な相談をすすめていただくのがよいと思います

1. 事業承継税制(非上場株式等に係る相続税・贈与税納税猶予)

経営者保有する未上場会社株式後継者相続・贈与で取得する際に、一定要件を満たせば相続税(あるいは贈与税)の納税猶予または免除できる制度です。

2. 相続税の「延納」や「物納」の検討

延納: 相続税を期限内に一括納付できない場合に、担保提供すること等の一定要件を満たせば、年賦(分割払い)で納付が認められる制度です。
物納: 不動産有価証券などを現物納税する方法。ただし、一定の順序があり、誰でも自由に「株式を物納する」というわけにはいきません(国が換価しやす資産が優先されるなど)。

3. 限定承認相続放棄という選択肢

もし会社従業員生活を守る意向が強い場合相続放棄選択は難しいかもしれませんが、万が一どうしても納税の目途が立たないなら最終手段として検討せざるを得ない場合もあります

4. M&A・株式売却などの資金調達

会社をどうしても継ぎたくない」「相続税を支払うために株式の一部を売却したい」という場合

などでまとまった現金を確保するという方法も考えられます。ただし、買い手が見つかりやすい業種・状況なら良いのですが、経営実態や業績によっては交渉が長期化することも多く、株式評価額との乖離が出たり、想定通りには進まないケースも多々あります

5. 専門家チーム(税理士弁護士金融機関)との連携

相続税・会社経営不動産株式評価などが複雑に絡む場合は、「事業承継に強い税理士」や「相続に強い弁護士」に加え、場合によっては金融機関や公庫などとも連携して資金調達策を検討することが必要です。

特に会社経営は存続させ、後継者候補はいる。しか資金が足りない」というケースでは、金融機関相続税納付資金の借り入れを相談する場合があります会社安定的利益を出しており、株式評価が高い理由事業好調さにあるのであれば、納税資金調達に協力を得られる可能性もゼロではありません。

まとめ

  1. まずは事業承継税制適用可否を専門家確認
  2. 延納や物納など相続税の支払い方法多様化
  3. 限定承認相続放棄などの最終手段視野
  4. 会社をどうするかの方針確認(M&Aや部分売却)
    • 必ずしも「100%継ぐ」だけでなく、柔軟な調整ができないか検討してみる。
  5. 早期に専門家(税理士弁護士金融機関等)と連携する

相続税の支払い期限はおおむね「被相続人の死亡を知った日から10か月以内」であるため、時間が限られるなかでやるべきことも多く、非常に大変だと思いますしかし、早急に複数専門家相談し、できる限り有利な制度を使いながら最善策を探っていくほかありません。

相続の準備は、元気なうちにこそやっておくべき」

とはよく言われますが、本当に大切なことです。今回のように突然の不幸で慌てないためにも、日頃から親の財産状況や事業継承計画などは、遠慮せず確認しておくことが理想だと改めて感じます

少しでも状況が好転するよう願っております。具体的な対策はやはり専門家への個別相談になりますが、参考になれば幸いです。

※ ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要情報確認するようにしてください。

2024-12-19

俺の会社の話

俺の会社のことを声を大にして言いたい話

会社で言うわけにもいかないし、それ以外の場所でも微妙に違う気がする。だからここで書く。

前提:俺と俺の会社

創業数年ではないが、数十年でもない。

規模は数十人ではないが、数百人でもない。

売上は数億ではないが、数十億でもない。

いまは赤字投資家の皆様のお金で食べているベンチャー企業だ。業種業界は非公開。

俺はそこで古参社員として生き残っている。

いろんな理由があって辞めないが、一番は「会社が成長していく様を間近で見られるのが楽しい」というシンプル理由だ。

そんな俺の目から見た会社の話を吐き出してみる。

稟議というシステム出会った

組織が数十人規模になると、管理部門役職者が入ってきて「稟議」という仕組みに初めて遭遇した。

前職では数人規模の会社だったり、稟議なんて関係ないポジションだった俺には衝撃的だった。

最初は「でも○○さんがSlackで『いいよ』って言ってるし」とか言ってた俺が、今や稟議がないと怖くて買い物ひとつできない人間になっている。

稟議の意義をまとめると、こんな感じだ。



今では「統制」ってやつの重要さを理解した俺がいる。会社が大きくなっていくのは、こういうのが必要なんだな、としみじみ思う。


人が入れ替わるのは健全だと悟るまで

直近数年で入社した人が大半になった。

20人ぐらいの頃は、「ずっとみんなでやっていくんだろうな」と勝手に思い込んでた。


から、JさんやFさんが辞めた時は本当に悲しかった。でも、後から冷静に考えたら、向こうはそんな風に思ってなかったんだろうなと気づいた。

会社としても、人の入れ替わりが事業組織の成長につながるケースを何度も経験してきた。

今では「入れ替わりは普通だし、むしろ健全」と心から思えるようになった。

辞めていった人とも縁が切れるわけじゃない。むしろその後の方が友人として関係が続くこともある。

入れ替わりって、意外と悪くない。

創業同時期の企業が潰れていく中で

同じ時期に始まったベンチャーが次々と消えていく。



そんな中で、堅実にやってるうちの社長は本当にすごいと思う。心から

経験者はやっぱりすごい

上場企業役員部長をしていた人たちが次々と管理部門にやってきて、驚きの連続だった。

知らない作法論点が次々に現れて、制度や仕組みが整っていく。その成果がちゃんと出るのを目の当たりにすると、「経験者ってやっぱりすごい」としか言いようがない。

ただ、この人たちがいなくなったらどうなるんだろう?制度形骸化するのか、それとも機能し続けるのか。今後が気になる。

広報や人事の「ネットで暴れる案件

ネットでたまに見かける、広報や人事が「個人承認欲求で暴れる案件」。うちではそんなこと全然ない。

大事なのは仕組み。関係者間でしっかり擦り合わせた上で動くから個人暴走なんて起きない。

それを見るたびに、世の中の多様性を感じて楽しんでいる。

2024-12-08

dmmポイントdmm仮想通貨にしたエロの天下取ろう

敵なんていなくね

とりあえず発行して100億円くらいの資金調達できるから事業拡大がんばろ

2024-12-02

anond:20241201101301

成長を望むかどうかはどっちでもいいんだけど、成長する見立てもないのに成長する前提で資金調達するのが良くない。

良くはないけど出口が欲しい既存株主手数料が欲しい主幹事と無限の成長を求める株式市場とが出会った結果よく起こる。

2024-11-15

パナソニックスタジアム吹田はなぜ安く建設できたのですか

パナソニックスタジアム吹田比較安価建設できた理由としては、いくつかの要因が考えられます

主な要因

シンプル設計:

陸上トラックを持たないサッカー専用スタジアムであるため、設計比較シンプルになり、コストを抑えることができました。

最新技術積極的に導入し、効率的施工方法採用したことも、コスト削減に繋がったと考えられます

資金調達:

ガンバ大阪が中心となり、大規模な募金活動実施したことで、建設資金の多くを民間から調達することができました。

行政から補助金も得ており、これらによって建設費を抑えることが可能になりました。

建設地の選定:

吹田市という立地条件が、建設コストを抑えることに繋がったと考えられます

周辺のインフラ整備が比較的進んでおり、新たに整備する必要が少なかったことなどが挙げられます

機能の絞り込み:

スタジアムとしての機能に特化し、付帯施設を最小限に抑えることで、コストを削減しました。

VIPルーム多目的ホールなどの豪華な施設は設けず、実用性を重視した設計となっています

詳細

サッカー専用スタジアムであること:

陸上競技場と比べて、サッカー専用スタジアム設計シンプルになりやすく、建設コストを抑えることができます

募金活動:

ガンバ大阪が中心となり、サポーター企業から寄付を集めることで、建設資金の多くを民間から調達することができました。

行政から補助金:

吹田市をはじめ、大阪府や国などから補助金を得ることができ、建設費を抑えることができました。

設計段階からコスト意識: 設計段階からコスト意識を強く持ち、無駄な部分を削ぎ落とすことで、建設コストを抑えることができました。

その他の要因

建設時期:

建設時期が、他のスタジアムと比べて比較的新しいということも、コスト削減に繋がった可能性があります

建設会社との連携:

建設会社との連携を密に行い、コスト削減のためのアイデアを出し合い、実現させたことも考えられます

まとめ

パナソニックスタジアム吹田比較安価建設できたのは、シンプル設計、大規模な募金活動行政から補助金建設地の選定、機能の絞り込みなど、様々な要因が複合的に作用した結果と言えるでしょう。

補足

パナソニックスタジアム吹田は、コストパフォーマンスの高さだけでなく、そのデザイン機能性も高く評価されています

このスタジアム建設は、日本スタジアム建設における新たなモデルケースとして注目を集めています

2024-11-13

anond:20241109195720

なるほど。この動きは、日産が深刻な資金不足に直面していることを如実に物語っているね。

まず、提携関係にある三菱自動車株式を売却するというのは、通常では考えられない。これは、手元資金を緊急に確保しなければならないほど逼迫している証拠だ。他に資金調達の手段がないからこそ、苦肉の策として株式売却に踏み切ったと推察できる。

他に考えられる資金繰り策

1. 新規株式発行による資金調達:業績が低迷している中で新株を発行しても、投資家の関心を引くことは難しい。既存株主の持分希薄化も招き、株価下落を加速させるだけだ。

2. 銀行からの追加融資:既に多額の借入金を抱えている状況で、銀行さらなる融資に応じる可能性は低い。信用リスクが高まり金利条件も不利になるだろう。

3. 社債の発行:信用格付けが低下している中での社債発行は、高コストとなり資金調達手段として適切ではない。

4. 資産売却(不動産設備):短期的な資金確保のために重要資産を手放せば、長期的な競争力を失うことになる。これは自殺行為だ。

最終的に、経営陣の無策と判断ミスがこの状況を招いていると言わざるを得ない。市場環境の変化に対応できず、的確な戦略も打ち出せない彼らに、もはや舵取りを任せるわけにはいかない。経営陣は即刻退陣し、刷新されたリーダーシップの下で再建を図るべきだ。

このままでは、日産は沈みゆく船だ。現経営陣が退かなければ、企業未来はない。

2024-11-07

ソフト、値段上げられないのに、なんでエンジニア給料高いのか

ソフトはなんで値段上げられないのか、なのにエンジニア給料が高いのか

ゲームのようなのは、ここでは除く。

絵や音楽アニメーションなどソフト以外の部分が入っているので除外。

シェアウェアのようなソフト価格を上げられていないし、そもそも売れない。


オープンソースフリーウェアは長期的には問題が出てきている。

エンジニア給料が高いのに売上がない、資金調達をどこかからしないといけない、

自分達で作ったものクラウド業者が使うだけで多額の利益を上げているのが気に入らないetc


ソフトエンジニアの人は、Appleデバイスキーボードを自慢するわけだが、こんな高いソフト買った自慢は聞かない。

2024-11-02

意識高い系が30歳に近くなって思うこと

先日、フリーランスとして手伝っていた会社倒産した。この業界20代後半まで活動してきて、感じることがたくさんあるので、思うままに書いてみたい。

学生時代の私は、「"死んだ目をして満員電車に乗って働く"なんて絶対嫌だ」と思っていた。いわゆる意識高い系で、海外ボランティアに参加したり、地方創生を掲げて学生ながらイベントを開催したりしていた。あの頃、周りの謎めいた大人たちを妙に尊敬していたし、なぜ社会世界が変わらないのか、本気で嘆いていたように思う。

就活時には「スーツを着て面接なんてダサい」と反抗的姿勢をとり、仲間とそんなスタンスを共有しながら、迫る社会への不安を分かち合っていた。

それから10年近く経ち、振り返ってみると、自分も変わったなと感じる。大学時代自分をこうして振り返ると、つい冷笑してしまうし、同じような学生出会うと、自分が昔嫌っていた皮肉なおじさん的な振る舞いをしていることに気づき、少し恥ずかしくなる。

あの頃の私は、卒業後も「Twitter話題Webエンジニアブーム」に乗り、プログラミングスクールに通い、新卒ベンチャー企業入社して海外で働く――まさに意識高い系トレンドを突き進む、典型的ミーハーだった。今振り返ると、当時の自分が滑稽に思える。

この記事で伝えたいのは、「誰もが成功するわけではない」という、当たり前だけれど大切なことだ。学生時代意識高い系の友人たちも、今ではその勢いを失った人が多い。ワーホリ海外をさまよう者、鬱で社会復帰が難しい者、愚痴ばかり言う者、死んだ目をして満員電車に乗って働く者――それが現実だ。

また、当時関わっていた大人たちも、学生をうまく利用したい人や、社会第一から退いた人が多かった。地方創生行政にとっては「メリットのないことをやってくれる人材」を求める施策に過ぎず、学生をおだてて地方移住させる行政職員を見ると、なんとも言えない気持ちになる。

スタートアップ上場して億万長者になる」という夢物語簡単には実現しない。私が関わった3社も、事業整理で撤退コロナで身売り、倒産と、どれも悲惨な結末を迎えた。資金調達熱狂が終わり、エクイティ関係撤退もできずゾンビのように続ける社長たちも多く見てきた。VC学生をそそのかして起業させる光景にも、時折やりきれない思いが湧く。

「いい加減、俺にも夢を見させてくれ」と叫ぶ過去自分と、「これが現実か」と冷静に受け止める今の自分がいる。

債権者集会で、髪が乱れ、うつむいたままの社長を見たとき言葉にできない感情がこみ上げてきた。

そんな中、スモールビジネスブームに乗り、私はのらりくらりと会社を始めた。先日決算が終わり、売上は3000万、年収は2500万ほどになった。ミーハー意識高い系バンザイ

2024-10-31

anond:20241029192437

金がなかったんよ

30年前と同じく総選挙前に米騒動資金調達しようとしたのが失敗した

2024-10-30

フォルクスワーゲンで考える社会保障の持続性

フォルクスワーゲン国内工場3個所の検討を始めた。

VW国内で大規模人員削減し3工場閉鎖へ 労組幹部表明 - ロイター

https://jp.reuters.com/business/autos/CSNYEOUHQBMNJLFKBR7UTLJQNY-2024-10-28/

はてな界隈でもこれはかなりのインパクトがあったようで、まさか一度に3箇所のドイツ国工場の閉鎖を検討しているとは誰も予想ができていなかったと言わざるを得ない。

VW辛酸は無茶な自然環境保全計画政策欧州連合圏で採択されたことによって、それら政策の法的な制限下で企業運営しなければならなくなったVWが、中国の競合する電気自動車伸長と価格競争で苦境に立たされ、一気に採算性を落とし販売台数が振るわなくなった結果、それらEUおよびドイツ政府政策責任VW経営者被雇用者が取らなければならない事態に陥ってしまった。

ドイツでのVWと似たような存在感を放つトヨタを擁する日本労働者階級として気になるのは、ドイツ社会保障費に関する持続性問題がどうなってしまうのか?ということだ。

調べてみると、当然のようにドイツ日本と似たような社会保障制度を持っている、というか日本ドイツ社会制度を大いに参考としており、老齢年金や遺族年金障害者年金などの制度があり、社会保険扶養者が社会保険料を支払っていれば被扶養者も加入判定となり、更には社会保険料の負担額も所得に応じた調整がある(ソース:ドイツ連邦年金保険組合)。

政府が誤った政策を取ると完全に明日は我が身と戦々恐々とするが、他山の石として社会保障費に関する持続性問題国内自動車産業がどのように影響するのか?を検討してみたいと思う。

物凄くシンプルな話だが、ロイター報道しているようにVWの3工場で数万人規模の解雇VW本体として起きると、そこには当然ながら自動車の大幅な減産が発生するので、自動車部品や周辺サービス供給する関連企業へ大幅な減産は波及し、これら関連企業雇用も危ぶまれ・・・というか危ぶまれると言う表現ですら日和見すぎであり、解雇は必至だ。絶対にクビ切りをやる。

機序を改めて説明するまでもないとは思うが確認のため説明すると、ドイツ国内での解雇自動車業界と、例えば工場周辺にある飲食業労働者作業着供給する服飾業、小売業広告業ゲーム娯楽産業などなど様々な業界へも影響するため、ドイツ国内での解雇は数十万人、下手すると百万人規模に膨れ上がるのは想像に難しくない。

ここから何が起こるかと言えば、税収や給料から控除されていた社会保険料や年金の大幅減少であり、即ち社会保障費に関する持続性問題加速度的に現実味を帯びてくる。しか引退後まで逃げ切れると思っていた世代にすらその現実は重くのしかかる。

これを改めて確認すると「本当にヤバい・・・」と生唾を飲む思いだ。

逆を考えてみよう。これまで豊かと見られていた超大手企業VWと関連周辺企業地域の様々な業態産業、それら従業員はなぜ豊かさを手に入れられていたのか?

それはVW外貨を獲得し続けていたからだ。企業の売上、従業員給料、収められる税金社会保険料、そして年金の原資はVWが稼ぎ出した外貨だった。

EUドイツ政府の誤った政策によりVW外貨獲得は阻害されてしまい、3工場閉鎖をVW経営者ではなく労働組合検討し始めるという自体にまで陥っているわけだ。

うつまりトヨタを擁する日本外貨獲得を阻害する誤った政策政府により実行されてしまうと給料雇用どころか、社会保障費や年金の持続性を更に危うくするような、VW危機的な現状の後追いをする可能性が非常に高い。

日本では直前の衆院選2024で、与党自公議席が大幅に減って衆院議席過半数を割り、立憲民主党国民民主党日本維新の会、その他小規模議席政党などの政策が以前よりも通しやすくなった。

これは政策立案や可決などで与党自公の横暴を防ぐ非常に良い状態だと評価しているものの、VWが苦境に立たされて社会保障費の持続性が悪化する原因である外貨獲得政策について野党がどのようについて考えているのか?というのは確認しておくべきだ。

例えば、就職氷河期世代年金などへついて「自分たち引退頃には受給年齢が引き上げられ減額される」と予測している人が大半だと思うが、ここにVWのような外貨獲得阻害の状況が付加されたらどうなるかと言えば、前述のような予測見通しすら甘い考えになる。

今の20代予測のように「自分たち世代年金貰えない」のが就職氷河期世代へも降りかかることになるのだ。

さて、前述の外貨獲得政策について野党がどのようについて考えているのか?から先ずは立憲民主党の衆院選2024の公約確認したいと考えたが、正直に言ってこれを高く評価するのは非常に困難だ。

単一ページだけを見て評価をしてしまうのは申し訳ないと考え、立憲民主党政策集2024 経済政策など立憲民主党公式Webサイトをくまなく読んだが、立憲民主党思考は完全に内需しか向いておらず、何なら企業資金調達の要であり、今や年金を原資として金融市場運用することで年金の持続性を高めている金融市場へ対して冷水を浴びせる金融所得課税強化まで検討しており、立憲民主党支持者は現在政策の他に「あまりにも内需へ向きすぎてはないか外貨獲得をどうするのか?」を立憲民主党へ問わなければならないと思われる。立憲民主党の成長ポイントだな。

続いて国民民主党の衆院選2024の公約確認すると、今一歩足りない気もするが立憲民主党よりは世界を見ており、より将来の社会保障の持続性について不安感の強い20代若者から比例票が流れたのも納得できる部分があり、表現として適切なのか検討する必要はあるものの、企業とべったりな自民党内需へ振りすぎている立憲民主党の間の子のような性質政策を取っている。

そして日本維新の会の衆院選2024の公約確認するが、日本維新の会は立憲民主党とはまた方向性の違う内需へ向きすぎな政策を取っており、特に外国人へ対して厳しい目を向けているようで立憲民主党平等を訴えがちだが日本維新の会は日本人優先、ポピュリズム政党面目躍如と言ったところか。外貨獲得に関しては立憲民主党どんぐりの背比べなのでどちらが優れているという話はない。これも日本維新の会の成長ポイント

そして、日本共産党やれい新選組日本保守党参政党なども確認したが、言うは及ばず立憲民主党日本維新の会よりも強力に内需へ注力するどころか賃上げ消費税減税を訴えつつ企業負担の大きい内部留保課税金融所得課税などをするという国内資本を食い潰すことしか考えていない経済観の有様で、どうやって社会保障の持続性を担保するのか本当に謎だ。

以上のことから野党現在与党自公過半数を取れていない衆議院自民党政策について取引する際、自民党外需の刺激や輸出企業支援法案として打ち出そうとするとき邪魔をせず、例えば自衛隊補正予算を付けるなんていうとき夫婦別姓法案の可決を飲むのであれば協力するなどの動きをしたほうが良い。

もしも、自民党外需の刺激や輸出企業支援法案として打ち出した際に、野党がそれと取引をしようとするということは我々国民社会保険医療費年金人質にしていると同義であり、最悪の場合ドイツVWのような状況となってしまうので、こういう野党の動きには国民一丸となって野党非難すべきであるし、野党外貨獲得をもうちょっと考えようよと国民提言するべきだ。という話でこのエントリを締める。

2024-10-23

anond:20241023082957

実家金持ちではなく

自分で稼ぐスキルのない人間

売春資金調達している

 

んなこと誰でも知ってるのに

堂々とすりゃいいじゃん

自分で貯めた金で整形して何が悪いんですか?

 

そうやって開き直れない器の小ささが

なんか残念だな

anond:20241023082521

実家金持ちではなく

自分で稼ぐスキルのない人間

売春資金調達している

 

ってそんなに理解が難しいのか?

 

実家金持ち自分スキルで稼いでる人間

自費で整形してるって

 

いっとるやろが?

2024-10-22

朝日出版社M&A騒動を、相続現場から眺めると

プレゼント朝日新聞記事読んだからお礼代わりに相続関連の現場から話をすると、まあ遺族側に同情しちゃうね俺は。

ソコソコ規模が大きいかニュースになってるけど、中小企業で今後こう言う話はどんどん増えると思うよ。

結論から言えば、「絵に描いた餅は食べられない」から

あ、特定はイヤなんで以下はマック女子大生が話していた内容でーす

朝日出版社の話は(記事を読む限りでは)、普通に親族間で感情的もつれがあるのに、経営陣が雑な対応してやらかし自業自得感触を受ける。

関連記事ブコメで良いヤツがあったか引用するんだけど、これ感覚にわかりにくいと思うので、詳細に解説したいと思う。

いまいち株主(創業者遺族)が「資産土地含む)と照らし合わせると、極端に低い価格」で売る動機がわからないな。相続税を払わないといけないから、株を売ること自体はわかるのだけど。

まず大前提の話をするんだけど、相続税の支払いは10カ月以内に行う必要があります

まり2023年4月に亡くなられたなら、2024年2月までに支払う必要がある。遅れたら延滞金がつきます。すぐ利率14%超えるんでまあ普通ちゃんと納付期限までに払う。

なので、俺は相続税は既に払い終わってると思う。

で、ブコメへの返答なんだけど動機は「換金したいから」。

極端に低い価格で売る理由は「極端に低い価格だと思うなら、じゃあなんでオマエ買わないの?」という一言に尽きる。

え、いや10憶も持ってないし、とかそういう回答になると思う。他の出版社もそうなんだよ。

少なくとも経営陣が2023年中に自社株買いで10億円かかるなあ、じゃあ資金調達して自社株買いしますわーってやっとけば、こんなことにはなってない。ハイペナルティ1個め。

次に、他の出版社が実績もあって手堅い出版してる朝日出版社の買収に手をあげない理由簡単ですね、それだけの価値が無いから。

いやいや、不動産も含めたら資産があるって話してるじゃん!と思うかもしれない。でもその土地さ、現金化できなきゃ価値無いじゃん。

本社九段下不動産価値が高いんでしょ?

じゃあさ、10億で買収した出版社がさ、九段下本社不動産売って社員は適切な業務ができるビル借りるから移ってや、みたいな話、したい?

めんどくさいでしょ。組合声明出してる内容は事実だよ。社員労働環境に大きな影響を与える場合、丁寧に説得して納得してもらってからじゃないと基本やっちゃダメ

そして、本業黒字であっても、買収額をその黒字でペイできるまで何十年かかかるな~出版不況とか言われてんのに~とか事業計画書眺めると、まあ銀行もカネは出さないよね。

買収に手を挙げた印刷会社は相当頑張ったと思うよ。まあ、最悪土地売ればええか、とかは考えてたかもしれないけど。

時系列でまとめとこうか。

2023年4月創業者が亡くなられた。お悔やみ申し上げます

2023年?月、自社株買い検討で、10憶かかりそうと経営陣が見込んだ。何見込んだだけでボーっとしてんだよ。社員MBOしろや。

2024年2月相続税納付期限。

2024年5月に、買い手が見つかったから売るわって遺族に言われたときに、いやいや安すぎる買い手がいるはずって言って、当初見つかってないのよ。ハイペナルティ2個目。

2024年8月に、印刷会社が友好的に買収してくれそうって話になって、遺族に送った表明書が7億円でしょ。ハイペナルティ3個目。

2023年には10憶かかりそうって言った口で、何3憶も値引いて売ろうとしてんだよ。ここで3億値引きの説明をまともにできなきゃ、単なる嘘つきだよね。

2024年8月末、遺族が株式譲渡契約を結ぶ。基本ココで詰み。

2024年8月末、遺族が自宅を1億で売ってくれと経営陣に言う。経営陣は売らない。ハイペナルティ4個目。

経営陣は売却に前向きだったが、取締役会承認必要なうえに』知らねえよ、さっさと取締役会を開けよ。せめても承認が通らなかった結果を出してから言えや。

2024年9月初め、『譲渡額を知らない経営陣は「印刷会社10億円で買収する意向だ」と伝えた』とか、遺族からしたら馬鹿にしてんのかって話でしょ。ハイペナルティ5個目。

8月に7憶って表明書の文書出しといて、9月に口頭で10憶とかって馬鹿にしすぎでしょ。ポンポン値段を上下させすぎなんよ。こんなん信頼するに値しませんわ、お話にならない。

俺は遺族側の話を聞くことが多いから同情的なのを差っ引いても、経営陣の動きがボンヤリしすぎててひどい。

コレね、額がでかいから想像が難しいと思うんで、大胆に例え話にするんだけど、実家相続したと考えてくれ。

オマエさんは既に都会に出て独り立ちしてて家族もある。実家叔父さんが住んで商売してるらしい。

相続したんだし金にしないとなあと不動産屋に行ったら300万っていわれたんで、じゃあ売るわって叔父に連絡したら「いやいや安すぎる1千万はする」って言われた。

もうね、心の底から「知らんがな」って言うと思うんだよね。じゃあ叔父さんが買うか相手先見つけてきてから話をしろや。

わかるでしょ?

その土地ホント価値があるとか、そこの事業社会貢献してるとか、心の底からどうでも良いの。

コレがね、娘にこの会社を継いでほしい、だから事業部に入れて育てて今や役員だ、社長とはうまくやってほしい。

とかって話で、娘が親父が死んだから改革じゃあ、会社がガタガタになりそう社長どうにかして~とかだったら、お家騒動と言えなくも無いと思うのよ。

単純な話で、遺族が相続した遺産現金化しようとしてるかもわからんのに、経営陣がぼんやりしてたから買い時逃しただけでしょ。

「いやー、奥様も娘様も高潔出版の意義を理解されていて素晴らしい」とか経営陣と社員一同で拝んどったんか。なにしとったんやマジで

この手の話で、説明責任とか、直接話をさせろみたいな上から目線の雇われ役員とか社員すっげー多いんだけど、マジで考え直した方がええで。

面倒無く一刻も早く現金化してその現金で好きにしたい遺族に、不義理し続けたらそら不信感持たれて話聞いてもらえんじゃろ。

まあ、ありそうなのは次の3パターンかな。

経営陣の責任普通に重いよね。

従業員は、オーナー変わるのかあ、大丈夫かなあ、とかでもまあ仕方がない。雇われ社員だしね。

経営陣は2023年マジで何しとったんや。会社よろしくお願いしますって遺族に言われて素直に受け取ってぼんやりしとったんか。

ワンマンオーナー代替わりやぞ。下手したら遺産相続で持ち出しまであったかもしれん相手に、ちゃん菓子折りもってご機嫌伺に行けや。

まあ、個人的な落としどころとしては、「遺族に迷惑をかけない」「だから株式譲渡先とだけ交渉する」「譲渡先は印刷会社株式譲渡してくれ」あたりかな。

遺族としては高けりゃ高いほど嬉しいだろうけど、まずはさっくり現金化できるのが最優先だよ。事業思い入れ無いんだったらなおさら

そこの思いを汲み取らない限り絶対に話まとまんないよ。感情的に揉めてる場合は、値段の問題じゃなくなってることもあるし。

あとは印刷会社には、九段下の社屋は引き払って安いところに移るから、それ込みで引き受けてくれと握る、あたりかなあ。

思ったより長くなったな。

「絵に描いた餅は食えない」に尽きるな。

遺産相続したんなら、使えるうちに現金化して使うでしょ。もうね、相続時点で敵対的買収されたと思うくらいの速度感が必要なの。

たぶん7割の株式持ってる創業者の妻を懐柔したかったんだろうなあ、というのが記事から透けて見える。日本企業情緒的なお仕事の仕方ホントに良くない。

工場で次のオーナーのお手並み拝見だなとか社員が不敵に笑ってたら知らん弁護士が急に来て事業清算されて全部消えました、みたいな話ゴロゴロしてるから

遺族が遺志を継いで旨いラーメンを作りたいのとか超レアから。雇われ経営陣に危機感が足りなさすぎる会社日本めっちゃいっぱいあるからこういう話増えると思うよ。

2024-10-18

政党評価チェックシート(汎用型)

以下は、衆議院選挙投票先を検討する際に使える「政党評価チェックシート」です。さまざまな観点から政党評価できるように設計しました。

 

政党評価チェックシート

評価項目

質問

評価基準 (1〜5)

 

政策の具体性

政策提言が具体的で現実的か?

1: 抽象的で実現性が低い、5: 具体的で実現可能性が高い

 

政策一貫性

過去の主張と現在の主張に一貫性があるか?

1: 矛盾が多い、5: 一貫している

 

透明性と説明責任

政策根拠意思決定プロセスが明確に示されているか? 1: 不明瞭、5: 透明性が高い

 

倫理信頼性

不祥事スキャンダルの発生頻度とその対応が誠実か?

1: 不誠実な対応、5: 誠実に対応

 

経済政策

経済成長雇用対策についての政策現実的効果的か?

1: 効果が薄い、5: 効果が期待できる

 

社会福祉政策

年金医療教育などの社会福祉政策が充実しているか? 1: 不十分、5: 充実している

 

環境政策

環境問題への取り組みが具体的で実効性があるか?

1: 取り組みが弱い、5: 積極的かつ具体的

 

人権多様性尊重

人権多様性尊重積極的か?

1: 配慮がない、5: 積極的尊重

 

外交安全保障

外交政策安全保障に対する考えが現実的かつ安定的か?

1: 不安定、5: 安定的かつ現実的

 

候補者資質

候補者自身経験資質信頼性が十分か?

1: 資質に欠ける、5: 資質が高い

 

国民との距離感

有権者の声を反映しようとしているか

1: 国民の声を無視、5: 国民に寄り添う姿勢がある

 

透明な資金調達

政党資金調達方法が透明か?

1: 不透明、5: 透明性が高い

 

将来のビジョン

国の将来について明確なビジョンを持っているか

1: ビジョンがない、5: 明確なビジョンがある

 

選挙公約の実行力

選挙公約過去にどの程度実行してきたか

1: 実行されていない、5: 実行力がある

 

他党との協力姿勢

他の政党と協力する姿勢を持っているか

1: 対立が多い、5: 協力姿勢が強い

 

使用方法

1. 各質問について政党評価し、1から5の範囲で点数をつけます。

2. 最終的に全項目の点数を合計し、政党総合評価を行います

3. 点数の高い政党ほど、自分価値観や考え方に合致する可能性が高いと考えられます

改善

チェックシート使用する際、各政党公式ウェブサイトニュース記事など、信頼できる情報源をもとに評価することを推奨します。

自身価値観や優先事項に応じて、各評価項目に重みをつけることで、より自分に合った政党を選びやすくなります

このチェックシートを用いることで、政党政策姿勢についてより客観的かつ総合的に評価し、納得のいく投票先を見つけやすくなるでしょう。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん