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例えば『批評理論入門』『小説読解入門』(いずれも中公新書)を著して、実際にメアリ・シェリーの『フランケンシュタイン』やジョージ・エリオットの『ミドル・マーチ』の売上を伸ばすのに貢献した廣野由美子の功績は、作家からも読書家からも評価が高い。
それに比べて豊崎由美なんて、年寄を罵倒・嘲笑することで小銭を稼いでいた炎上商法家に過ぎないから、読書家からも評価されていない。その手法も『映画秘宝』やと学会の真似しただけ。某女性作家をべた褒めして媚びたけれど「豊崎由美に評価されることなど望んでいない」と見事にシャットアウトされるなど、本の読み手(笑)としては作家たちからも評価されていない。
自分とTiktokerとは違うと思っているだろうけれど、むしろ豊崎由美によるTiktokerへの評価は豊崎自身に当て嵌る。だからTiktokerの人も豊崎由美なんて無視すれば良いよ。
以前「"酉"島伝法」という作家の名前を「"西"島伝法」と、豊崎由美が誤記していたのを見た記憶がある。その頃から「本当は余り読書していないのではないか?」と疑っている。
「自分の年齢世代はホンモノ。それに比べて若い者は物を知らん」と、若年層を腐して自分を持ち上げるところも唐沢俊一に似ている。
豊崎由美、今後どうするんだろうな。
今までのように駄作失敗作に対して批判的な書評を書こうものなら
(ネットにテキストがアップされて、SNSの連中の視野に入ろうものなら)
「お前は売り上げに貢献していない」
と批判されるんだぜ。
と言われるんだぜ。
と罵られるんだぜ。
地獄だろ。
豊崎由美を老害老害呼ばわりしている連中、豊崎のことをなんだと思っているのだ?
無名? TikTokerに比べて影響力が無い? だったらSNSで好き嫌いを語っただけで悪影響はないだろ。
本紹介TikTokerに影響があたえるほど有名な書評家なのだとしたら、それはそれでTikTokとは別の活字の書評での存在意義はあるだろう。全否定するほどではない。
どっちなんだよ。
比較するのは失礼だが、
ある男性ミュージシャンが週刊誌で不倫報道→不倫を否定し妻との関係を強調し休業宣言→週刊誌に批判殺到、
というかつてあった、休業といえば「被害者」扱いされ世論を味方につけるとこができるという戦術を彷彿とさせるものがある。
(ちなみにそのミュージシャンはその後妻との離婚で揉めており、特に休業はしていない)
錚々たる面子がSNSでけんごを擁護、慰め発言しているではないか。
TikTokを休むが「Instagramでの小説紹介は続けていきます。」と発言している点には触れないのかよ。
けんごは「PR動画を1本も上げたことないです。」と述べていて、それは偉いのだが、もし本紹介TikTokerの影響力が強まるとすれば、行きつく先は化粧品やファッション等と同じ道である。
インフルエンサーがPRとしてメーカー、代理店から金をもらい、SNSでステルスだったりステルスじゃなかったりして宣伝しまくる、そんな道だ。
それでいいの?
つーか、はてブの連中、豊崎叩き(豊崎の書評を読んだことある人も無い人も入り混じって)で盛り上がっているが、当の本紹介TikTokを見ている参考にしているとコメントしている人、全然いないじゃねぇか。年齢層がバレるぞ。
批評家・評論家という人々やはてブのブックマーカーのような「批評」したがる人、コメンテーターになりたがる人というのは、「老害」が大好きである。
若手や流行に否定的見解を発言する年配者を見つけると、もう涎ダラダラで喜びまくる。正当性のための論理も修辞も薄くとも、こちらには若手の勢い、流行の力がある。マーケットで勝っているというパワーさえあれば、年配者の見解など一掃できる。ネット民(死語)だって味方に付いてくる。「老害」などSNSで炎上させてしまえばいいのだ。
批評家でいうと、90年代~ゼロ年代、東浩紀という人は上の世代と戦うにあたって、当時流行していた小説の一部(※)、ネット、美少女ゲーム(の一部のノベルゲー)、ライトノベルなどのパワーを利用していた。
<※自分はJ文学を批判しつつ、J文学を批判してくる上の世代相手には阿部和重等を持ちだして擁護するという二重戦略を取っていた。>
「批評空間」や文芸誌は、今の流行の文化的価値のわからない「老害」だ、と批判しまくっていたのだ(東は自ら「老害」というワードを使わないが)。
しかし、10年も経つと東浩紀が、自分の下で働いていた藤田直哉や飯田一史などに「老害」扱いで叩かれるようになり、自分がかつて武器としていた世代論に復讐される現状に、「やれやれ」気分で「老害や反時代的で何が悪い」と開き直っていたりする。
豊崎由美氏「TikTokみたいな、そんな杜撰な紹介で本が売れたからってだからどうした」「書評書けるんですか?」~それへの反響
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1814617
書評家が本紹介TikTokerけんごをくさし、けんごが活動休止を決めた件は出版業界にとって大損害(飯田一史) - 個人 - Yahoo!ニュース
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/byline/iidaichishi/20211211-00272115
けんごの「TikTokの投稿をお休みさせていただきます」投稿が[午後8:49/2021年12月10日]。
「けんごが活動休止することでこの流れが途絶え、ほかの本紹介TikTokerも萎縮するなど負の影響が及んだとすると、今年プラスで発生した読書量が再び失われることになりかねない。」(飯田一史)
おいおい、豊崎はどれほどの権力者なのか。twitterの投稿1つで本紹介TikTokerたちからそんなに畏怖されるような存在かよ。
書評家を「老害」、本紹介TikTokerを「若手」「流行」として世代論に持ち込み炎上を煽る。(現にtwitter、ヤフコメ等で豊崎はこの上なく燃えている。)
今後も、年配者が流行を疑問視するたびに、「待ってました」としか言いようがないムーブで批評家やライター、同調するはてブの連中がガソリンをまき、炎上を煽るのだった。
いやあ、「老害」大好き!!
自分らから足踏んでおいて「分断が~」とかいうインテリ仕草、流行ってんの?
ただこの野田氏の炎上に関しては、あいトリの時にも感じてた「アートフォビア的な流れ」を少し感じるのは私だけでしょうか。「演劇(アート)に関わるような上級国民様は人の命なんて軽いんですよね」というような言論があまりにも多い気がして。コロナ騒動が治った後、その分断が傷になる可能性も。— 川口 有紀 (@youkik444) 2020年3月3日
この件だけじゃない。この10年間、インテリに向ける憎悪とひがみ根性は増すばかり。うんざりだ。— 豊崎由美≒とんちゃん (@toyozakishatyou) 2020年3月3日
なぜこのように悪戯に分断を煽るのか。リプライに芸術がなくても生きていける、衣食住があればと書いている人がいるが、本当にそうなのか。歌がなくて、詩がなくて、絵がない、そんな世界で生きていければいいのか。あなたは何を楽しんで生きてきたのか。 https://t.co/6OR7XqAslt— 桑原裕子 (@baramusi) 2020年4月28日
自分らから足踏んでおいて「分断が~」とかいうインテリ仕草、記録しておくね
ただこの野田氏の炎上に関しては、あいトリの時にも感じてた「アートフォビア的な流れ」を少し感じるのは私だけでしょうか。「演劇(アート)に関わるような上級国民様は人の命なんて軽いんですよね」というような言論があまりにも多い気がして。コロナ騒動が治った後、その分断が傷になる可能性も。— 川口 有紀 (@youkik444) 2020年3月3日
この件だけじゃない。この10年間、インテリに向ける憎悪とひがみ根性は増すばかり。うんざりだ。— 豊崎由美≒とんちゃん (@toyozakishatyou) 2020年3月3日
映画『桐島、部活やめるってよ』でも描かれてたけど、スクールカースト上でも文化部より運動部のほうが上っぽい立場にいるじゃない。スポーツだって文化だと思うけど、ここで便宜上スポーツ対文化(演劇や文芸やアート)とすると(便宜上にしても齟齬があるけどさ)、なぜか両者は対立させられる。— 奈良絵里子 (@fukiteasobiki) 2020年3月4日
演劇や文化について言葉を尽くして説明している人たちの存在に勇気づけられます。無理解によって分断されるのがいちばん悲しい。— 久野はすみ (@penpen100) 2020年3月4日
何でこうやって、悪意をもって文章を曲解し、いたずらに社会を分断しようとするのだろう。荒んでいる。深呼吸しよう。スポーツを見下す野田秀樹ら演劇人の傲慢さに批判殺到 - Togetter https://t.co/r5jX4GCfkk @togetter_jpさんから— 犬丸治 (@fwgd2173) 2020年3月4日
自分らから足踏んでおいて「分断が~」とかいうインテリ仕草、流行ってんの?野田秀樹が要らん喧嘩売っただけでは?
ただこの野田氏の炎上に関しては、あいトリの時にも感じてた「アートフォビア的な流れ」を少し感じるのは私だけでしょうか。「演劇(アート)に関わるような上級国民様は人の命なんて軽いんですよね」というような言論があまりにも多い気がして。コロナ騒動が治った後、その分断が傷になる可能性も。— 川口 有紀 (@youkik444) 2020年3月3日
この件だけじゃない。この10年間、インテリに向ける憎悪とひがみ根性は増すばかり。うんざりだ。— 豊崎由美≒とんちゃん (@toyozakishatyou) 2020年3月3日
http://anond.hatelabo.jp/20170414012241
(人文、文学、新書、文庫、経済、経営、ビジネス、ITエンジニア)
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