はてなキーワード: MTVとは
YMO(Yellow Magic Orchestra)は、日本の音楽史において極めて重要な位置を占めており、その評価の高さは革新性、音楽的影響力、そして国際的成功に基づいています。以下に、その評価を支える要素を日本の音楽における歴史的文脈と革新性を交えて詳説します。
a. ポップとテクノロジーの融合
• YMOは1978年に結成され、日本のポップ音楽(歌謡曲や演歌)が主流だった時代に登場しました。当時の音楽シーンにおいて、テクノロジーを積極的に活用した音楽制作は画期的でした。
• シンセサイザー、リズムマシン、シーケンサーといった電子音楽の技術を駆使し、日本独自の音楽性と融合させることで、ポップ音楽に新たな次元を開きました。
• 日本で「テクノポップ」というジャンルを確立し、他のアーティスト(坂本龍一、高橋幸宏、細野晴臣がそれぞれの活動を通じて影響を広げました)を巻き込む形で、テクノロジーを基盤とした音楽の普及に寄与しました。
• YMOの成功をきっかけに、テクノポップは一時的なブームとなり、プラスチックスやピチカート・ファイヴなど後のアーティストたちに影響を与えました。
2. 革新性
• 当時の音楽シーンでは、電子楽器の使用は主に実験音楽や映画音楽に限定されていましたが、YMOはそれをポップミュージックに取り入れました。
• アルバム『Solid State Survivor』や『BGM』では、シンセサイザーとリズムマシンを駆使しながらもキャッチーでありながら知的な楽曲を作り上げ、多くのリスナーを魅了しました。
• 楽曲「Technopolis」や「Rydeen」では、当時まだ一般的でなかったサンプリングやシーケンスの技術を駆使しました。このアプローチは後のエレクトロニカ、ヒップホップ、ハウスなどに直接的な影響を与えました。
• 細野晴臣のエキゾチシズム、坂本龍一のクラシカルな音楽教育、そして高橋幸宏のロック・ポップス志向が融合し、多文化的な音楽を生み出しました。
• 「東洋的なサウンド」を意図的に取り入れた楽曲(例: “Firecracker”)は、当時の西洋リスナーにとって新鮮かつ魅力的であり、日本独自の音楽文化を国際市場に発信しました。
• アルバム『Solid State Survivor』は日本国内だけでなく、海外でも高い評価を受けました。特に、アメリカやヨーロッパのエレクトロニカシーンにおいてYMOは一種のカルト的な人気を持つ存在となりました。
• 初期MTV時代にも、彼らのビジュアル表現やスタイリッシュなパフォーマンスが注目されました。
• YMOの音楽は、後にテクノ、エレクトロニカ、IDM(Intelligent Dance Music)といったジャンルの発展に寄与しました。Aphex Twinやエイフェックス・ツイン、ダフト・パンク、ジャスティスなどのアーティストにその影響が明確に見られます。
• YMOは、アジアのアーティストが世界的に成功する道筋を作ったパイオニアとして評価されています。彼らの音楽は、「日本の高度経済成長期」における技術革新を象徴する文化的な成果としても語られています。
• YMOの楽曲やアルバムアートワークは、常に「未来」を感じさせるものでした。例えば、『Technodelic』ではアルバムタイトル自体が「テクノ」と「叙情」を掛け合わせており、電子音楽と人間の感情を統合する試みが見られます。
• メンバー全員が音楽だけでなく、映像やテクノロジーへの深い関心を持っており、YMOのライブパフォーマンスやプロモーションビデオにおいて、当時としては非常に先進的な視覚演出を採用していました。
a. 後進アーティストへの影響
• YMOの活動は、坂本龍一や細野晴臣が手がけたソロ作品やプロデュース活動を通じて、多くの後進アーティスト(例えば、小室哲哉、電気グルーヴ、Perfume)に直接的・間接的な影響を与えました。
• 日本の音楽制作において、MIDIやシーケンサー、デジタルオーディオ技術の使用を普及させた功績は非常に大きいと言えます。
まとめ
YMOは、日本の音楽史において「テクノポップ」という新しいジャンルを確立し、世界的な電子音楽の潮流をリードしました。その革新性は、音楽的、技術的、文化的な側面で非常に広範囲にわたり、現在でも多くのアーティストやプロデューサーに影響を与え続けています。YMOの存在は、日本音楽のグローバルな発展とその多様性を象徴するものと言えるでしょう。
高校1年の頃、高校生活に馴染めない中でバンプの天体観測を聴いた。
クラシックやらカービィ星の泉のBGMやらビリー・ジョエルやらポケモン言えるかなやらモー娘。やらはちゃんと聴こえてたんだけど、たぶん音楽として認識してなかった。
それからしばらくしてからケーブルテレビが家に入ってきて、スペシャとMTVが見られるようになって、そこでミッシェルとかくるりとか10-FEETとかACIDMANとかゆらゆら帝国とかコールドプレイとかレディオヘッドとかBlurとかBeckとかアンダーワールドとかジャミロクワイとか色々なPVを見るようになった。
あの頃は9.11があって(日本の場合は3.11のときもそうだったけど)、音楽シーンはモロにその影響を受けてたり受け流したりしてた記憶がある。
ワールズエンド・スーパーノヴァ、Virtual Insanity、Rabbit In Your HeadlightsのPVは今でも初めて見た時の衝撃を覚えてる。
それと前後して高校を辞めて、俺はしばらく引きこもってYahooゲームのブロキシーとかFlash見ながらくるりのアンテナをヘビロテしてた。
今でもアンテナ聴くとブロキシーのちっさいチャットでネカマとイチャイチャしてた過去を思い出す。
紆余曲折あってバイト始めて、お小遣い制の頃より圧倒的にお金がある状態になった俺は、音楽雑誌を買い漁った。
つってもお小遣い月1000円の頃の貧乏性がなかなか抜けなくて、買ったのは新品のロキノンじゃなく、古本屋に無造作に置いてあったSNOOZERのバックナンバーだった。
編集長のタナソーは昔からエモいんだかキモいんだか意識高いんだか低いんだか意味分からんことばっか言ってるけど、それが無理して村上春樹とか野坂昭如とか読んでた16〜17の頃の俺にはドストライクだった。
古本屋に足繁く通っては欠けてるバックナンバーを買い集めて、いつまでもちゃらんぽらんなチバユウスケやチキンボイスをからかわれてもどこ吹く風なジャック・ホワイトや延々ダサいばっか言ってるギャラガー兄弟やタナソーにジェリーフィッシュを勧めたら「リズム隊軽くね?」って言われてちょっと凹んでるっぽい岸田繁を堪能してた。
そこからはSNOOZERに載ってるCD片っ端からレンタルしてMDに入れて(勿論4倍モードにして)ひたすら色々聴きまくった。
ビートルズ聴くようになったのもこの辺で、曲間で音が途切れないタイプのコンセプトアルバムが好きだったのと村上春樹が何かの小説のあとがきでそれ聴きながら書きましたとか言ってたので、Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandから入った。
新聞配達でカブを走らせながら爆音で音楽聴いて、夜明け前の街をひたすら大声で歌ってた。
その後別の高校に入り直した。
昼間働いてた職場に音楽好きの人がいた。俺の住んでた田舎でSNOOZERを知ってる人に会ったのは初めてだった。めっちゃ盛り上がって、Sparklehorseとかレイ・ハラカミのカセットを借りた。特にSparklehorseはカセットとの相性良すぎてヘビロテしてた。書いてても懐かしい。
その後人生最初で最後の彼女ができた。2人きりの車内でシガー・ロスを聴かせたのはちょっとイタかったかなと思うけど、誕生日に栗コーダーカルテット(空気公団だったかも)のCDをプレゼントしたのは喜んでくれてたと思いたい。
だいたいこんな感じ。
ゲーム音楽、クラシック、レゲエ、雅楽とか民族音楽、ゴリゴリのパンクとかメタルはもうちょっとおっさんになってから好きになった。
その辺の良さは初期のニコニコが教えてくれた。
ボカロ全盛期も好きだった。アンハッピーリフレインとかいーあるふぁんくらぶとかドーナツホールとか今でも歌う。ごめんね歌うのがおっさんで。
今はあんま拗らせてない(と思いたい)ので、売れ線の音楽も普通に聴く。
車内でまっしろわーるどとか君に、胸キュン。(まりほりVer.)流してもキモいとか言われなくなったので、良い時代になったなあと思う。
みんなの音楽遍歴も聴きたいなあ。
「ハウスの教父」と呼ばれるFrankie Knucklesによる「Your Love」は、ハウスミュージックの基礎を築いた代表作の1つです。この曲は、シカゴのレジェンダリーなクラブ「The Warehouse」で生まれたサウンドを体現しています。滑らかなシンセサイザーとベースライン、Jamie Principleのセクシーなボーカルが特徴的で、今日でも高い評価を受けています。Knucklesは、ディスコとエレクトロニックミュージックの要素を巧みに融合し、新しいダンスミュージックの形を作り出しました。「Your Love」は、その後のハウスミュージックの発展に大きな影響を与え、多くのリミックスやサンプリングの対象となりました。この曲は、ハウスミュージックの持つ感情的な深さと踊りやすさを完璧にバランスさせ、ジャンルの定義的な作品となっています。
Marshall Jeffersonの「Move Your Body」は、「The House Music Anthem」というサブタイトルが示すように、ハウスミュージックの精神を体現した楽曲です。シカゴのハウスシーンで生まれたこの曲は、ピアノハウスの先駆けとして知られています。キャッチーなピアノリフと反復的なリズム、そして「Gotta have house music all night long」という歌詞は、ハウスカルチャーの本質を表現しています。Jeffersonは、この曲でハウスミュージックにメロディックな要素を導入し、ジャンルの音楽的可能性を広げました。また、歌詞がハウスミュージック自体について言及している点も革新的で、自己言及的なトラックの長い伝統の先駆けとなりました。「Move Your Body」は、ダンスフロアを熱狂させる力と音楽的洗練さを兼ね備え、今日でも多くのDJやプロデューサーに影響を与え続けています。
Larry Heardが Mr. Fingers名義でリリースした「Can You Feel It」は、ディープハウスの原型を作り上げた楽曲として高く評価されています。シンプルながら洗練された制作は、当時としては革新的でした。ローランドのシンセサイザーとドラムマシンのみを使用し、1テイクで録音されたという事実は、ハウスミュージックの本質を体現しています。深みのあるベースライン、エモーショナルなシンセパッド、そして微妙に変化するリズムパターンが、聴く者を瞑想的な状態へと導きます。この曲は、ハウスミュージックに精神性と深みをもたらし、単なるダンスミュージックを超えた芸術形態としての可能性を示しました。後のディープハウスやテックハウスの発展に大きな影響を与え、今日でも多くのプロデューサーやDJに尊敬され、頻繁にプレイされています。
A Guy Called Gerald(本名:Gerald Simpson)による「Voodoo Ray」は、イギリスのアシッドハウスシーンを代表する楽曲です。マンチェスターで生まれたこの曲は、独特のサウンドと反復的なリズムで、後のレイブカルチャーに大きな影響を与えました。Roland TB-303ベースラインシンセサイザーの特徴的な音色と、サンプリングされた「Voodoo Ray」というフレーズが印象的です。この曲は、アメリカのハウスサウンドをイギリス独自の感性で解釈し、新しい方向性を示しました。「Voodoo Ray」は、クラブシーンだけでなく、イギリスのポップチャートでも成功を収め、ハウスミュージックの大衆化に貢献しました。また、この曲の成功は、後のUKガレージやドラムンベースなど、イギリスの電子音楽シーンの発展にも大きな影響を与えました。
Masters At Work(Kenny "Dope" GonzalezとLittle Louie Vegaのデュオ)による「To Be In Love」は、ニューヨークのガレージハウスシーンを代表する楽曲です。India Arieのソウルフルなボーカルとラテンの要素を巧みに融合させ、ハウスミュージックに新たな深みと洗練さをもたらしました。この曲は、ディスコとハウスの伝統を受け継ぎながら、90年代後半の音楽性を反映しています。リズミカルなパーカッション、温かみのあるベースライン、そして感情豊かなボーカルが絶妙にバランスを取り、ダンスフロアを魅了します。Masters At Workは、この曲でハウスミュージックにおけるソングライティングの重要性を示し、単なるビートトラックを超えた音楽的深さを追求しました。「To Be In Love」は、今日でもハウスクラシックとして高く評価され、多くのDJやプロデューサーに影響を与え続けています。
Fatboy Slim(本名:Norman Cook)の「Right Here, Right Now」は、ビッグビートとハウスの融合を象徴する楽曲です。90年代後半のクラブシーンを席巻したこの曲は、サンプリングとブレイクビートを巧みに使用し、エネルギッシュでキャッチーなサウンドを生み出しました。特徴的なギターリフと「Right here, right now」というボーカルサンプルは、瞬く間に人々の記憶に刻まれました。Fatboy Slimは、この曲でダンスミュージックとロックの要素を融合させ、より広い観客層にアピールすることに成功しました。ミュージックビデオも話題を呼び、MTVの頻繁な放送により、ハウスミュージックの大衆化に大きく貢献しました。「Right Here, Right Now」は、エレクトロニックダンスミュージックがメインストリームに進出する上で重要な役割を果たし、2000年代以降のEDMブームの先駆けとなりました。
Stardustの「Music Sounds Better With You」は、フレンチハウスの黄金期を象徴する楽曲です。Thomas BangalterとAlan Braxeによって制作されたこの曲は、Chaka Khanの「Fate」からサンプリングしたギターリフを中心に構築されています。フィルターハウスの代表作として、ディスコサンプリングを効果的に使用し、90年代後半のハウスミュージックの方向性を示しました。反復的なリズムと中毒性のあるフックは、ダンスフロアを熱狂させる力を持っています。この曲の成功は、フランスのエレクトロニックミュージックシーンを世界的に注目させる契機となり、後のDaft PunkやJusticeなどのアーティストの活躍につながりました。「Music Sounds Better With You」は、ハウスミュージックの商業的成功と芸術的価値の両立を示し、今日でも多くのリミックスやカバーの対象となっています。
Eric Prydzの「Call On Me」は、2000年代に入ってからのハウスミュージックの商業的成功と大衆への浸透を象徴する作品です。Steve Winwoodの「Valerie」をサンプリングし、キャッチーなリミックスに仕上げたこの曲は、クラブシーンだけでなく、メインストリームのポップチャートでも大きな成功を収めました。特に、セクシーなミュージックビデオが話題を呼び、ハウスミュージックの新たな側面を示しました。Prydzは、この曲でクラシックロックとモダンハウスの融合を実現し、幅広い年齢層にアピールすることに成功しました。「Call On Me」は、ハウスミュージックがポップミュージックの主流となる過程で重要な役割を果たし、後のEDMブームの先駆けとなりました。また、この曲の成功は、サンプリングとリミックスの可能性を再認識させ、多くのプロデューサーに影響を与えました。
Disclosureの「Latch」は、2010年代のUKガレージとハウスの融合を象徴する楽曲です。若手デュオのDisclosureと、当時無名だったSam Smithのコラボレーションによるこの曲は、ハウスミュージックとポップの架け橋となりました。洗練されたプロダクションと感情的なボーカルの組み合わせは、クラブシーンだけでなく、ラジオやストリーミングプラットフォームでも大きな成功を収めました。「Latch」は、ディープハウスの要素を取り入れながら、キャッチーなポップメロディを融合させ、新しい世代のリスナーにハウスミュージックを紹介する役割を果たしました。この曲の成功は、エレクトロニックダンスミュージックがメインストリームポップに与える影響力を示し、2010年代以降のダンスポップの方向性を形作る上で重要な役割を果たしました。
Yellow Magic Orchestraの「Firecracker」は、厳密にはハウス以前の楽曲ですが、電子音楽の先駆けとして後のハウスミュージックに多大な影響を与えました。坂本龍一、高橋幸宏、細野晴臣によって構成されたYMOは、この曲でシンセサイザーとリズムマシンを革新的に使用し、未来的なサウンドスケープを創造しました。特に、ローランドのシンセサイザーとドラムマシンの使用は、後のハウスプロデューサーたちに大きなインスピレーションを与えました。アジアの音楽要素とエレクトロニックサウンドの融合は、グローバルな音楽シーンに新たな可能性を示し、テクノやハウスの発展に寄与しました。「Firecracker」は、その独特なリズムパターンとメロディラインで、特にアシッドハウスの発展に影響を与えたとされています。
地上波でやる音楽番組自体がもう時代に合ってないのかもしれないんだけど、その音楽番組でやるランキングは本当にいらないなって思う。
そもそもゴールデンでやっている音楽番組もうたコンとMステとCDTVくらいしかないのだけれど、うたコン以外の二つに関しても毎週やるわけではなく2週に1度、下手したら月に1回しかやらない。
その月に1回に1か月分を取り戻すような4時間スペシャル!とか2時間スペシャル!をやっているのだけれど、蓋を開ければほとんど過去の映像で合間合間に出演している歌手がパフォーマンスするという形。
だから推しが出ているとき以外は見ないのだけれど、推しが出るときは本当に苦痛なのだ。せめて「今のアーティスト」によるパフォーマンスを見たい。昔の映像は昔の映像を振り返る番組でやればいい。
「Z世代が選ぶ昭和の曲ランキング!」「シングル・カップルがそれぞれ選ぶラブソングランキング!」みたいななんかふんわりしたランキングもいらないし、なんならその月のヒットチャートの紹介や年間ランキングもいらない。
そういうのはインターネット発達の今知りたければ調べればすぐ出てくるし、そういう情報を番組から得るってこともないだろうし、ランキング自体が好きならMTVとかMusic on TVで見てくれよと思う。
その15分くらいがあれば出ているアーティストにあと1曲歌ってもらいたいくらいだ。
そもそもランキングを紹介していた深夜のCDTVが終了したのも、おそらくこういうランキングに需要がないから終了させてライブパフォーマンス一本化させた番組に集約したにもかかわらずなんでランキングやるんだろうか。CDTVはランキングを紹介する番組じゃないのか!と番組に問い合わせしたというツイートを見たからつい書いてしまったが、ランキング自体需要はないんじゃない?
欧米ポップス好きだけどアイドルのパフォーマンスなんて昔からそんなにものすごい高いわけでもないよ
テイクザットはロビーウィリアムス以外はパッとしないし歌も「アーティスト」とかってほどでもない
めちゃくちゃ人気があったころのBSBとか時代下って1Dとかも全然踊れなかったし
インシンクはBSBより踊れたけどそれでもすごすぎる!超絶パフォーマンス!とかではなかった
ブリトニーは子役時代は演歌を歌う子供みたいにめちゃくちゃこぶしを効かせた歌唱力があったけどアイドルになってからはわざとアイドル声で歌っててうまさは隠してた
40半ばで、子供もそこそこ大きくなって、住宅ローンも抱えて、仕事も煮詰まって、新しいゲームもできなくなって、あとは何となくあまりやりたくない仕事を定年までやるだけのやるせない日々だったんだけど、MTVつけたら知らない女の子が高音で歌ってて、すごい高い声だなとか思って、いつ顔が映るんだろとか見てたけど、いつまでたっても映らなくて、なんか曲を聴いてるうちに、すごい耳触りがよくなってた。
その番組が終わってMV集が始まったらアニメだらけだけど、とにかく曲と声がよくて次の日CD借りてからずとまよしか聴いてない。
この前生まれて初めてライブ行って、まだ余韻で足が地につかなくて、仕事中にも外出の用事を作っては車でライブ動画見てる。
次のツアーも3か所ぐらい申し込んでる。
私はジャニヲタ。
でもジャニーズが出る番組のSNSアカウントがとにかく嫌いだ。
以下はただただ嫌い、というお気持ちを言いたいだけで、批判したり改善を希望したりするものではない。
私は15年近くジャニヲタをやっている。
これまで好きになったのは所謂デビュー組で、ハマった時点で若手ではないグループばかりだった。また、SNSが今ほどテレビと直結していない時代を主に生きてきた自覚がある。
衝撃を受けた。売り出す側もメンバーもファンも、とにかく熱いのだ。
CDたくさん買う!有線リクエストする!MTVリクエストする!ハガキ出す!先輩はあんなに売れてる、後輩からの突き上げもある、とにかく走れ!のし上がれ!そんな雰囲気。
もちろんハマりたての私はその雰囲気に感化された。所謂"売り出し中"ってこういうことを言うのかという感慨、時代を一緒に生きてる高揚。これまで感じたことがなかった。
楽しー!と思いながらできるだけCDも買ったし、リクエストもしたし、ハガキも出した。
ファンができる限りの応援、その中には当然「Twitterでツイート・RTする」も含まれた。
Billboardのランキングは、曲名やアーティスト名がどれだけ呟かれたかが指標のひとつになっている。
Twitterも、年間呟かれたハッシュタグランキングを発表している。
それを参照してテレビ番組がタレントをキャスティングするのは当然だと思う。
また、SNSでの拡散力が評価されてタレントが出演したあと、どれだけRTされたか、トレンド何位だったか。それが次の出演にも繋がるのだろう。
ここからが私のとにかく嫌なところです。
だからって番組公式アカウントが拡散及びトレンド入りを煽ってくるのが、めちゃくちゃ嫌い。
例:
「再来週は○○の○○くんが出演☆*°トレンド入りの予感( *´艸`)」
「次週○○くんが○○します!ファンの皆さん、拡散よろしくお願いします!」
これの何が嫌かと言うと[拡散→トレンド入り→次回も出演]このループのせいでテレビ番組も腐っていくんじゃないかという予感。
私は性格が悪いので、アイドルに拡散頼まなきゃ視聴率良くならないんだね、かわいそうだね…と哀れみの目になるし、そもそもそんなツイートする人が作ってる番組に自担が担ぎ出されるのが嫌で仕方ない。
でもテレビ番組出演は貴重な機会。予告ツイートはRTするし、キャスティングありがとうございます!とリプするし、出演中はハッシュタグ付きで実況してTVerも回す。
本当にそれでいいのか?
悲しいことに頑張れてしまう。
オタク(少なくとも私)は自担のためならそこそこのものにだって労力とお金を出せる生き物。つら…でも医療費だから仕方ない。
私は自担のためというよりは自分のため、つまんない番組に反応を返しているのだ。
そんな風にオタクが番組を拡散したところで、番組は面白くなるんだろうか?
私がオタクでなかったら、またオタクが拡散頑張ってんな…つまんないのに必死だな、と冷めた目で見てしまう。オタクのことを、思考能力がなくて盲目だ、と馬鹿にさえするかもしれない。
私の心の片隅にも、こんな風に客観的に見ている自分がいて、ほんとにいいの?と思っていたんだろう。
前述した、
「再来週は○○の○○くんが出演☆*°トレンド入りの予感( *´艸`)」
もういいや…。
ただ、私はこんな風に群れからはぐれたが、頑張るオタクはきっとまだまだたくさんいる。番組公式アカウントが考えたハッシュタグはトレンド入りする。
考えても仕方ないことをぼんやり思う。
テレビって、そんなのがずっと続いていいんだろうか。アイドルオタクの拡散力なしでは、どんな面白い番組も視聴率を獲得できない時代なんだろうか。
冒頭に書いたように、SNSがそこまでテレビと密接に関わっていない時代、つまりテレビ番組がとても面白いとされていた時代を生きてきたので、なんか悲しくなる。
悲しくなって、ジャニーズが出るテレビ番組のSNSアカウント嫌い、という結論に至ったのだ。
以上です。
もちろん、効率のいいやり方なんだろうなとも思う。私がテレビ番組のスタッフで公式アカウントの中の人だったら1ツイートにめちゃくちゃ悩むし、反応があったら嬉しくてやりがいを感じるだろう。そしてこんなブログ見たら腹を立てる。
そしてそもそも、面白い、つまんないの基準なんて人それぞれだ。
私が盲目なオタクと思ってしまった人の中には、内容が大好きで応援している人だっているはず。
あとこれを書きながら、私、応援するのに疲れてきてるのかなーとも思った。
Now look at them yo-yo's, that's the way you do it
You play the guitar on the MTV
That ain't workin' that's the way you do it
Money for nothin' and chicks for free
Now that ain't workin' that's the way you do it
Lemme tell ya them guys ain't dumb
アイドルグループなのを逆手に取って、メンバーがケンドールみたいなフィギュアで箱に詰められておもちゃ売り場に置かれているというストーリー。GIジョーと取っ組み合いとかしたりバービーとイチャイチャしたりする。当時MTVではmvの撮影の裏側みたいな番組をよくやってて、このmvは動きを人形みたいにするために、ダンスシーンを2倍のスローで撮って早回ししていると解説してて面白かった記憶がある。
インシンクはbye bye byeでも操り人形が糸を切って逃げるみたいなストーリーだったね。
幼稚園のようなところで子供たちが遊んでいるが実は外は・・・というストーリー
曲にもめちゃくちゃ合ってるし、いろんなストーリーが見るものの中に浮かぶし、とにかく赤い空の下、ガスマスクをつけた子供達が黒い灰の散る大地で無邪気に遊ぶっていう絵がリアル中2だった自分には刺さりまくった
本を読むのに数時間かかる。
その時間を読書に費やす価値があるか。その本は良い物か。失敗していないか。
Amazonランキングでは上位に入っていたが、最近のAmazonのランキングは信頼できないらしい。
なら他のサイトのランキングではどうか。よし、ランキング上位に入っている。
本の中のどの部分が重要か蛍光ペンで塗ってある箇所は抜けないように確認しよう。
多くの人が印をつけた箇所の上位は正しいだろう。まてよ、どこにでも印をつける人が出てくる。
よし読み終わった。復習としてスライドにまとめた人がいるから確認しよう。
オーディオブックなら移動中も聞ける。
1.5倍速再生ができない。その映画にかける時間は価値があるのか。選んだ映画は失敗していないか。
ストーリーはどうだ、海外で話題になってたか。YouTubeのPVについているコメントは肯定的な意見が多いか。炎上していないか。
電車の中でネットフリックスを確認しないと。倍速再生して観ないと。
映画間だと音響しっかりしているかもしれないが、映画を見ることで情報が欲しいだけだ。
2画面表示のスマフォだと映画を見ながら、ネットの話題の記事が確認できる。
楽曲数が数百万とか言われても聞けない。サビが聞きたい。
CMで使ってるサビの曲はなんだ。
今年話題になっているのは。紅白に出るアーティストを抑えておけばいいか。
MTVのランキングと、タワレコのランキング押さえておけばいいか。
情報としてこれだけ押さえておけばいいだろう。
Twitterで話題になった箇所だけ押さえておけばいいか。昨日話題になった箇所を見逃した、Abemaであれば該当箇所チェックしよう。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 92 | 12482 | 135.7 | 28.5 |
01 | 67 | 8595 | 128.3 | 40 |
02 | 40 | 5403 | 135.1 | 52.5 |
03 | 27 | 7080 | 262.2 | 70 |
04 | 10 | 1469 | 146.9 | 48.5 |
05 | 21 | 1599 | 76.1 | 50 |
06 | 19 | 1726 | 90.8 | 30 |
07 | 51 | 6952 | 136.3 | 38 |
08 | 56 | 10098 | 180.3 | 50.5 |
09 | 69 | 12082 | 175.1 | 50 |
10 | 168 | 11566 | 68.8 | 50 |
11 | 132 | 10763 | 81.5 | 48 |
12 | 150 | 13196 | 88.0 | 28.5 |
13 | 134 | 7762 | 57.9 | 34.5 |
14 | 122 | 10177 | 83.4 | 33 |
15 | 119 | 8565 | 72.0 | 22 |
16 | 95 | 16808 | 176.9 | 39 |
17 | 103 | 6143 | 59.6 | 34 |
18 | 109 | 12234 | 112.2 | 36 |
19 | 92 | 10233 | 111.2 | 31 |
20 | 123 | 10710 | 87.1 | 33 |
21 | 111 | 10636 | 95.8 | 32 |
22 | 126 | 10614 | 84.2 | 34.5 |
23 | 88 | 8895 | 101.1 | 43.5 |
1日 | 2124 | 215788 | 101.6 | 37 |
社会構築主義(7), ハケ(5), トレンチコート(4), MTV(3), 反証可能性(5), どんまい!(3), カセットテープ(5), ニャンコ(3), 農学(3), 科学哲学(3), ゆうきゆう(3), 贋作(3), 萌え絵(19), 宇崎(31), グレタ(7), 味噌汁(10), マラソン(6), 整形(16), サブカル(5), 学問(11), ポルノ(9), 国連(5), 同人誌(13), 渋谷(8), ないや(11), ジェンダー(13), 献血(15), タピオカ(12), フェミ(80), ポスター(20), コード(11), フェミニスト(24), フェミニズム(12), ラノベ(11), オタク(91), アンチ(11), 恵まれ(11)
■【告】味噌汁に入れてはならない具材について /20191102124245(19), ■整形美人に価値はない /20191031234829(18), ■やっぱ1階は0階だと思う /20191102140605(16), ■某カセットテープ・レコード専門店に行ってみたら、怒られた。 /20191102173100(15), ■アンチフェミのための本当の社会構築主義入門 /20191103163514(13), ■痴漢に遭遇したらどうすればいいのか /20191103014703(11), ■音楽のPVってYouTubeができる前はどこで流してたんだ /20191027173026(10), ■アンチフェミのための本当の社会構築主義入門(続き) /20191103164229(10), ■イートイン脱税したいわけじゃない /20191103013859(10), ■一人のレジ店員からのお願い /20191103014256(9), ■でもオタクがめちゃめちゃめちゃキモいのは事実じゃん /20191103130054(8), ■同人誌を作らないから作者側の気持ちはわからないんだけど /20191029215143(8), ■田舎者の被害妄想かもしれないけれど /20191017150648(7), ■「新」がつく駅でつかない駅より都会ってある? /20191101192452(7), ■日本に未来なくない?みんな安楽死が良いよ /20191103073736(7), ■0から1にする技術を集合知教えてくれ(追記した) /20191103075639(7), ■頑なにコードをわかりやすく書かない奴 /20191103121710(7), ■ /20191103095011(6), ■anond:20191103145444 /20191103145858(6), ■ニコニコ衰退はエンジニアの責任が大きいと思う /20191103002525(6), ■「成功者は運が良かっただけ」と言われるとイラっとする /20191102220102(6), ■なんで柔道とかの試合って /20191103173508(6)