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「サンプリング」を含む日記 RSS

はてなキーワード: サンプリングとは

2025-03-07

データ全件で統計解析しようとしたらOOMになったかしかたねぇサンプリングだ!

2025-03-03

もう著作権とかマジでいらなくない?

著作権って、クリエイターを守るためのルールじゃん?でも、今の時代には合ってなくて、むしろ創作自由とか文化の発展を邪魔してるっぽくない?って思うんだよね。

著作権ってホント意味ある?

ネット時代に合ってなくない?

今ってさ、みんなが推しの曲とか動画とかシェアしたいじゃん?でも、それするだけで違法とか言われるの、超ダサくない?

ネット世界ってもっと自由文化シェアする場所なのに、著作権のせいでギスギスしちゃってるの、マジ無理。

からさ、新しいアートとか音楽って、過去作品ベースにして進化してきたじゃん?シェイクスピアとかもそうだし、今の音楽サンプリングとかあるし。でも、著作権が厳しすぎて「ちょっと似てるからアウト!」みたいなのマジ萎えるんだけど。クリエイティブな発想、もっと自由でいいっしょ?

お金の稼ぎ方も変わってるし!

著作権ないとクリエイター食えなくなる!」とか言うけど、今ってクラファンとか投げ銭とかサブスクとか、別の方法で稼げるじゃん?むしろ、古いシステムに縛られてる方がキツくない?音楽とかもSpotifyとかで新しいモデルできてるし、時代はもうそっちじゃない?

著作権って面倒くさいだけじゃん?

なんかさ、著作権って「守るため」って言うけど、実際はトラブルのもとになってる気がするんだよね。すぐ訴訟かになるし、70年とか長すぎでしょ!?

もっとサクッとみんなで作品楽しめる社会の方が、マジでハッピーじゃない?

2025-02-18

格好付けたがりDTMerが解説する「有料プラグイン派」が存在する理由

みんなのお陰で『DTMで無料拡張プラグインを使うなと言うので逆に紹介したるわ』というエントリで「DTMやるぞ!」って反応を示してくれた人が多く観測できたか自分としては満足なんだけれど、極々少数の不満を示している人たちも観測した。

不満を示している人たちはおそらくは「有料プラグインの音の良さ、迷いのなさ」を実感してこのような主張をしているのだろうけれど、この不満を示している人たちの感情十中八九DTM初心者理解されてないってのを自覚したほうが良い。何なら「ドヤ顔で高価なプラグイン使うことを推奨しDTMの敷居を上げる害悪DTMer」くらいに思われてる。

わかっている。そんなの本意じゃないだろ?完全な誤解だろ?だから俺はそんなお前らに対しても格好付けようじゃねーか。

お前ら有料プラグイン派がそれを推す理由DTM初心者へわかるように伝えるのがこのエントリだ。

DTMerには大きく分けて2つの党派がある

こう表現されると話の流れから無料派/有料派」という二分をイメージしたくなるし、ある程度の経験を積んだDTMerでは「デジタル楽器派/生楽器派」「バーチャル派/サンプリング派」という二分をイメージするかと思う。

それらもDTMerを分ける重要な要素であるのは間違いないが、それ以前の問題としてDTMerには「音作り派/プリセット派」というDTM業界を本当に二分しているほどの巨大党派存在しているんだ。

この派閥難解な部分は、当たり前のようにDTM初心者は「そんな派閥存在するなんて知らない」し、非常に面倒なことだがDTMをやっている当人自分が身を置いている党派無自覚であったりするんだよなぁ?

ここで有料プラグイン派と思われる連中がよく言う主張を確認してみると「音が良くなった」「今までの試行錯誤無駄だった」「時間が短縮できるようになった」「便利になった」のようなことを口々に主張しては居ないか

何となく察したのではないだろうか?そう「有料プラグイン派と思われる大半のDTMerはプリセット派」なんだよ。

この時点で素直なヤツは「あっ俺プリセット派だわ」と気付いたと思う。

プリセット派とは何なのか?

その名の通りシンセサイザーに同梱されるファクトリプリセット活用してDTMをする層のことなんだけど、このプリセット派にも「そのまま使う派/プリセットを元にカスタマイズする派」が存在しているんだ。

後者の「プリセットを元にカスタマイズする派」が面倒くさくて「カスタマイズしてるからプリセットじゃねーよ!」と思い込んでいることが結構あって、「音作り派/プリセット派」の二大党派の話をややこしくしている。

「いやお前らプリセットから音色を調整していってるんだから取り敢えずプリセット派という枠組みで良いだろ!」と完全に俺個人価値観ではそう思うんだが、多分なんか「他人の音を使ってる」みたいなことに対して忌避感があるのかも知れない。

「だったらピアノメーカー製造調律師が調整しているピアノ演奏するピアニストは『自分の音』を持ってないのかよ!」なんて俺は感じてしまうわけだが。

無料拡張プラグインを持ち上げるのたいてい音作り派問題

これ逆にな?もう笑い話で良いんだけど「無料拡張プラグインを持ち上げるのたいてい音作り派」っていう問題があるんですわ。

無料シンセってファクトリプリセットが充実していないことが結構あって、有料シンセは例えば細かいバグ修正した程度の小さなアップデートの際ついでとばかりにファクトリプリセットが増えることはよくあるんだが、俺自身が挙げたSurge XTやOdin2なんかも小さなアップデートではファクトリプリセットが増えたりしないんだよね。

ファクトリプリセットが増えない理由ってもう察してると思うが、Surge XTやOdin2をバリバリ活用している層は自分で音作りしてるから別にファクトリプリセットが増えなくても問題いからなんだよね。

これはこの界隈の悪い癖だと思う。プリセット派なのにプリセット派じゃないと頑なに言い続けるDTMerくらい悪い癖。

「せめて何処かでプリセット売れよ!」言われたら本当にその通りなので、無料シンセ使ってる層はプリセット有償無償わずに公開しましょうね。小遣い稼ぎくらいにはなるかも知れんぞ?

言いたいことは言ったので以下、有料拡張プラグインリストを貼って消えるわ。じゃあな。





reFX NEXUSシリーズ

最新バージョンNEXUS 5でDTM界隈では常識中の常識プリセット派の救世主NEXUSがあれば「こういうの」が直ぐに入手可能

NEXUSシリーズの中身は単なるサンプリング音源集で、それが故にreFX社は音楽業界需要を常に調査を続け、今欲しい音を最新バージョン提供することを続けている一切馬鹿にすることなんて出来ない、特定需要に特化した一貫するプロダクトが持ち味だ。

プリセットを探すナビゲーターも出来が良く、楽器音楽ジャンルカテゴリ分けから探していくことも出来るしタグ付けされているので絞り込み事もできるという迷いのなさが本当に素晴らしい。

シンセ難しすぎ!」「音作りできない!」「こういうのが欲しいだけなんだ!」っていう人のためのシンセ、それがreFX NEXUSシリーズ

欠点はあまりにも定番すぎるため「NEXUSっぽい」と言われること。

VENGEANCE SOUND AVENGERシリーズ

最新バージョンAVENGER 2で、DTM界隈では何でも出来すぎるその圧倒的な高機能さを評価する声は大きい。

が、しかし真の姿はその膨大なファクトリプリセット

リードベースパーカッションなどのプリセットだけでなく、ドラムループや何ならボーカルサンプリングワンショットまで内蔵!

Native Instruments MassiveやXfer Serumにはサードパーティプリセット販売定番になっており、これも強みだがAVENGER 2は最初からファクトリプリセットがスゴイし、何なら公式が追加プリセット販売していてもっと増やせる。

音作り派であれば把握困難なほどの高機能の沼に溺れ、プリセット派であれば直ぐに使える音が手に入るのがVENGEANCE SOUND AVENGERシリーズ

欠点右クリックに隠れている機能が多すぎるので音作り派から使いにくすぎると声が挙がっていること。だから音作り派は結局ほかの使いやすシンセを使う。

Sonic Academy KICKシリーズ

最新バージョンはKICK 3で、一言表現するなら「電子音楽キック(ついでにパーカッション)はもうこれで良い」だ。

前回の記事でGeonKickのオマージュ元と紹介したが、オマージュされるだけの理由は十分にあり非常に使いやすく、近年の電子音楽で使われがちな音はファクトリプリセット存在しており、手持ちのサンプルも読み込んで編集ができる。

KICK 3をはじめて使うとアタッククリック差し替えたり、各要素の音の長さ、ピッチ自由自在に調整できることへ感動できることは間違いない。更に倍音成分を加えたりフィルターをかけたりと非常に便利すぎる。

しかも、繰り返すが手持ちのサンプルでも同じ様に調整できるのだ。

プリセット派も音作り派も大満足すること間違いなしなのがSonic Academy KICKシリーズ

欠点は読み込むサンプルによって完成度が左右されることだろう。今流行りのウェーブテーブルシンセで作られた複雑なキックはKICK3単体で作れないので、ウェーブテーブルシンセで作った複雑なキックサンプル化してどうのこうのという煩雑さが必要になる。煩雑さを嫌うならNEXUSから持ってくるのもアリ。

Kilohearts Phase Plant

ポストXfer Serumとすら評されているモジュラー方式マルチパラダイムハイブリッドシンセサイザー

音作り派から大絶賛されており前回のエントリでOdin2へ興奮したのであればPhase Plant適性が高い。モジュール方式採用したことにより必要モジュールのみを画面上へ表示できるので画面が整理され見通しが良くなるのだ。本当に一生触っていられる。

しかし、プリセットからの評判はそんなんでも無く、初期イニシャライズ状態だと何もモジュールが表示されておらずプリセット派はこの時点で拒否反応を起こすのが原因。

ただ、SONICWIRあたりを確認していると徐々にサードパーティプリセット販売が増えてきているので、Serumユーザーの中に居る音作り派がPhase Plantプリセットを作っているようだ。

必要もの必要なだけ使えるKilohearts Phase Plantは音作り派の自由キャンバスになることは間違いないだろう。

欠点はやはりアナログシンセサイザーの基礎すら知らないユーザーには素人お断りすぎる硬派なコンセプト。

Scaler Music SCALERシリーズ

最新バージョンはSCALER 2、2025年3月に次期バージョンSCALER 3が登場予定。

これを使っても良いのか?という意見があるのはわかるが、俺自身は使っても良いと思っている。

今回のエントリMML(Music Macro Language)とか触っていたような世代のために書いているのではなくイマドキのDTM初心者にも「なぜ有料プラグイン派が存在するのか?」を伝えるために書いており、DTM初心者が読んでいることも想定しているため前回のエントリのように「Phase Modulationがぁ」なんて分かるやつにしか分からんようなことは書かないようにした。

DTMにとって大事なことは取り敢えず完成させること、そういう意味でSCALER 2は絶対に完成へ貢献してくれる。小難しい音楽理論をすっ飛ばして良い感じのコード進行を生成するだけでなく、メロディラインベースラインまでイケるのはDTM初心者にとって非常に心強い存在になる。

MIDIシーケンサーコピペできるので視覚的に音がどのように流れているのか確認することが可能で、耳コピして音の流れを覚えるのと同等のことが擬似的に可能な点も素晴らしいと思う。

欠点は歌モノに弱いので歌モノっぽいものを求めている人には合わない。どちらかと言えばEDMなどに向いたものを生成してくれる。

欠点は他にも「SCALER 2使ってます宣言すると保守的な連中が馬鹿にしてくるという欠点と言って良いのかわからんリスクが有る。

EVAbeat Melody Sauceシリーズ

最新バージョンMelody Sauce 2で、SCALER 2と比較してこちらは歌モノにも使いやすものを生成してくれる。

「SCALER 2と比較してこちらは歌モノにも使いやすものを生成してくれる」とは言ったが、前述の通り2025年3月に次期バージョンSCALER 3が登場するので、もしかしたらSCALER 3で歌モノにも強くなるという可能性がゼロじゃないので、ぶっちゃけどっちが良いのか?というのは本当に何とも言えない。

「今すぐボカロとか作りたいんじゃあ!」と言うのであれば迷いなくMelody Sauce 2に行って良いとは思うし「求めてるのはゲームコアっぽいハチャメチャなやつなんだよねぇ!」と言うのであれば現時点ではSCALER 2で間違いないだろうなって感じ。

いやもちろん、この辺りは俺個人感性判断なので「SCALER 2でも普通に歌モノで使えるだろ」って言う人が居てもおかしくはないと思っている。

iZotope Ozoneシリーズ

最新バージョンOzone 11統合マスタリングツールとして完成の域へ達していると言わざる得ない完成度。

今回のエントリライナップで一部のDTMerはバカバカしさすら感じるようになっていると思う。おそらく「そこまでやるならAI生成音楽で良いじゃん」くらいには言いたくなってるんじゃなかろうか?

まぁ実際のところ俺自身AI生成音楽へ対して否定的ではない立場なので、この辺りの感性の違いで「お前とは絶対に話が合わないわ」と言うヤツが居てもコレはもう仕方ないと思うね。

少なくとも俺はこのエントリDTM初心者が読んでいる、プリセット派が読んでいるものと思って書いている。だから音色だろうがコード進行だろうがメロディラインだろうがベースラインだろうがリズムパターンだろうが、そしてマスタリングだろうが"プリセット"を使って何が悪いんだ?」という姿勢で書いている。

DTM初心者が陥りがちな点として「曲は出来た。でも何か違う」という謎の感覚を得ることがある。そうそれは自分が今まで聞いてきた音楽の聴感として「何か違う」だ。

歌モノだったら「何かボーカルが埋もれてる」とかロックとかだと「何かリードが前へ出過ぎている」「何か耳に刺さる部分がある」とか、EDMだと「何か低音がモコモコする」とか、そういうことが起こる。

それを解決するのがマスタリング、それをほぼ自動で済ましてしまうのがOzone 11

Ozone 11マジですごい。Ozone 10までは何だかんだで色んなところを手動で調整が必要だったが、Ozone 11からは本当に微調整だけで済むようになっている。

この微調整というのは悪い部分を無くすという意味での微調整ではなく、もっと自分イメージへ近づける、もっと自分好みにするという意味での微調整だ。

まり自動調整でポンッと出てきたヤツは悪くないんだよ。悪くはないがもっとこうならっていうのを微調整するだけだ。マジですごい。

欠点特にない。俺は断然コレをオススメするがOzone 11 Advancedがかなり高価なことくらいだ。

察していると思うが俺はもともと音作り派なので自分マスタリングするのが好きだ。そんな俺がビックリしたのがOzone 11という辺りでその完成度を想像してほしい。

あとがき

以上が熟考せず思いつく限りでプリセット派も満足するであろうライナップをバーッと勢いで書いたもの

「じゃあな。」と言った後にこれを書いているのは非常に格好悪いが、実はこのエントリ投稿するかどうかを数日悩んでから投稿している。

いや「あまりにもプリセット派をバカにしているような書き方になっているんじゃないか?」と自己嫌悪に陥ってしまって、投稿すべきか否か?を悩んだのよね。だからこれは増田でよくある追記ではない後書きなのだ

そもそもプリセット派をバカにしたいわけじゃない。単に「有料プラグインじゃないと初心者へは合わない」のようなDTMへ対する無自覚の敷居上げが納得いかなかったというのが本音だ。

俺はそれぞれ個々人の感性として「音作り派な素質があるならば自由度の高いモノなら何でも良い」と考えていて「プリセット派な素質があるならば有料のモノの方がプリセットが充実しがちだし幸せになれる可能性が高い」と考えている。

そういう前提がある中で何も知らないDTM初心者へ「有料プラグインの方が良い」は流石にDTM初心者可哀想すぎるんじゃないかな?と思うわけさ。

高校生スマホDTMやってる時代なんだろ?YAMAHA QYシリーズを思い出すよなぁ?笑えるほど不自由で楽しかったよな?

歌本片手に携帯電話着メロ打ち込んでとか、ノンリニア編集なんて夢のまた夢MMLで打ち込んでたやつだって居るだろうよ。カセットMTRテープ伸び伸びになったって良いんだ。ミュージ郎じゃなくても良いんだ。充実して無くても良いんだ。今この手の中にあるものが俺達の最高の音楽制作環境なんだ。

・・・そりゃ良い機材欲しいわ!良いソフト欲しいわ!買えねぇんだわ!マスタリングツールに8万円!?バカじゃねぇの?

サンレコに載ってるような環境でガキどもは音楽制作したいに決まってんだろ!それでガキよりもお金持ちの大人は「無料プラグインは使うな」だって?はぁ?

大人たちは忘れたんですね、クッソ使いにくいZynAddSubFXでリードからベースからパーカッションから全てを作っていた頃を。Synth1がClavia NORD LEAD2オマージュであること知って飛び付いた頃を忘れちゃったんだなぁ!

ガキどもはマジで羨ましいぜ?このエントリに出てくる有料プラグインの数々!いやぁどれも便利そうだ高機能なんだろうなぁ良い音なんだろうなぁってな!

ハッキリ言ってやるぜ?便利だよ高機能だよ良い音だよ、ファクトリプリセットでバシッと決まるぜ?AIマスタリングまでチョチョイのチョイよ。

・・・いい大人若い奴らに向かってこんなこと言って何になるんだよ?

それよりも「俺達だってアンパンマンピアノから始めたんだ」「ダンボールのヘッドと割り箸のスティクでドラム始めたんだ」「電卓みたいなヤツで打ち込み始めたんだ」そう言えるのが、クソガキを経験たからこその大人なんじゃねーの?

から俺は格好付けて言うんだよ「お前らガキどもへ最高の環境を教えてやるぜ!」「Dexed!」「Surge XT!」「Vital!」「GeonKick!」「OpenUTAU!」「Salamander Grand Piano V3!」

「おう!今でも使ってるぜ?例えばよ?Massive XとかSerumとかPhase PlantとかAVENGER 2でまとまらねぇときOdin2使ってみるんだよ。適度に高機能、適度に機能が絞られててさOdin2にするとまとまったりするんだよな。高いプラグイン買えるようになった俺でも当たり前のように一線級で使うぜ?お前らと同じモノをさ」

「任せろ、俺が聞いてやるよ格好良い大人になった連中に」

「あの頃から大人になったお前らは今どんな環境を使っていますか?そしてあの頃はどんな環境を使ってましたか?」

以上、俺の想いでしたぁ!

2025-02-15

DTM無料拡張プラグインを使うなと言うので逆に紹介したるわ

どう考えても無料拡張プラグインを紹介してくれるDTMerの方が「カッコイイじゃねーか!」と思うので格好付けるため紹介する

Dexed

言わずと知れたYAMAHA DX7エミュレーター

世の中にはYAMAHA DX7オマージュクローンと呼ばれるシンセサイザーは多数あるけれどDexedはエミュレーターとして扱われている。

その理由YAMAHA DX7システムレベル再現することが開発目標となっており、DexedはDX7実機のSysExすらもサポートしていてDX7音色拡張ROMデータを読み込むことができる再現度が強み。

欠点は、あまりにもYAMAHA DX7へ寄り過ぎているためか内蔵エフェクターが搭載されておらず、DX7でもエフェクター接続することが当たり前に行われていたことがDexedでも踏襲され、Dexedにエフェクタープラグイン接続することが前提となってしまっている。

そもそもデジタル処理のFM音源なのでDexedはDX7の音の再現度も相当に高いが、DexedでFM音源再生すると「綺麗すぎる」「温かみがない」と評されることが有る。これはシステムレベルDX7再現したことによって現代のD/Aコンバーターオペアンプの性能が高すぎるからこそ起きる。

Vital / Vitalium

現代電子音楽シーンでウェーブテーブルシンセシス存在感否定する者なんて誰も居ない。

DTMではNative Instruments MassiveとXfer Serumが登場したことによって様々なメーカーソフトウェアウェーブテーブルシンセサイザー雨後の筍のように開発したが、Vitalはそんな雨後の筍の後発ソフトウェアウェーブテーブルシンセサイザーの中でも存在感を示すことに成功した。

一目見てわかる最大の特徴はMicrosoftメトロUIAppleフラットデザインGoogleマテリアルデザインIT界隈ではモダンUIが発展していく中、Vitalはそれらのデザインを取り込み、難解なウェーブテーブルシンセシスにわかり易さを目指している。ほとんどの操作マウスの左クリックで完結でき、右クリックの奥に大事機能が隠れていることは少なく、LFOなどをドラッグドロップできる箇所も明示され、ADSRエンベロープの動きもわかりやすい。

更に、野心的な試みはその製品展開でも行われ、Vitalソフトウェアシンセサイザー本体無料で、ウェーブテーブル音色プリセットは有料というスタンスを取った。併記されるVitaliumは、Vitalがオープンソースで開発されたことへ端を発し、オープンソース環境を維持したまま開発を継続するためVitalから派生プロジェクトとしてVitaliumが生まれた。命名からわかるようにGoogle ChromeとChromium関係に近い。

欠点はまだまだ発展途上でユーザー数でMassive(Massive X)やSerumに及ばなく、情報が少なめであることだろう。

Surge XT

元来は有償としてVember Audio名義で提供されていた。開発者DAWAbleton Liveの開発経験があり、続けて新しいDAWのBitwig Studioを立ち上げ、Bitwig Studioの開発へ集中するため開発継続は困難としてSurge XTをオープンソース化した。オープンソース化をきっかけに多数の人が開発へ携わるようになり、オープンソース化後の方が有償時よりも高機能になったという面白い経緯を持つ。

Vital / Vitaliumを知った後であるならばSurge XTの外観は一目見て古臭いことがわかるものの開発開始時期は2000年代初頭であるから仕方がない。旧来ソフトウェアシンセサイザーの外観に慣れ親しんだ者であるならばオシレーターセクション・フィルターセクション・エンベロープセクション・アンプセクションなどの位置が逆にわかやすいかも知れない。

臭い外観とは裏腹にシンセシスマルチパラダイムで、減算方式を基本としながらも多数の協力者のお陰でウェーブテーブル方式まで組み込まれた最新のものとなっており、昔懐かしいシンプル音色からColour Bassグロウサウンドのような複雑怪奇音色まで作ることが出来る。

その幅広い音色可能とする理由LFOはサブも含めて12個もあり、それら12個はエンベロープモードへ切り替えることが可能で、更にモジュレーションマトリクスなどを設定可能マクロは6個もあるなどシンセサイザーギークが非常に喜びそうな内容だ。

加えて、Surge XT Effectsとしてエフェクター部分が別個の独立とした拡張プラグインとして切り離されており、Dexedのような内蔵エフェクターを持たないソフトウェアシンセサイザー使用する際にも役立つ。

欠点はやはりその古臭い外観と、膨大な機能を搭載したことによるシステム全体の機能把握の困難さだろう。モダン操作体系に慣れている初心者若者からすると非常にとっつきにくいのも問題となる。

ADLplug / OPNplug

YAMAHAが開発したYM2612とYMF262のエミュレーターフロントエンド

YM2612はOPN2、YMF262はOPL3と表現したほうが聞き馴染みのあるかも知れない。つまり富士通FM TOWNSPC-8801SEGAメガドライブサウンドカードSound Blaster Pro2などに搭載された、いわゆる8bitサウンドFM音源エミュレーターフロントエンドだ。

なぜADLplug / OPNplugをエミュレーターフロントエンドと称するか?と言えば、実はADLplug / OPNplugはオープンソース複数存在するYM2612とYMF262のエミュレーター(ADLplug / OPNplugではコアと称する)を好みに応じて切り替えることが可能フロントエンドであるため。

エミュレーター(コア)ごとの実装の違いで微妙音色が違っており自身が求める8bitサウンドを追い込む際に、同一のユーザーインターフェースで操作できるのは非常に有り難い。

このような事が可能な8bitサウンドシンセサイザーは商用を含めても他に存在しておらず、はっきりと言ってしまえばADLplug / OPNplugがこれら8bitサウンドシンセサイザー実装実用上の頂点である

プリセットも充実しており、プリセット実在ゲームタイトルでまとめられおり「あのタイトルレーザービーム発射音や爆発音自分音楽組み込みたい」のような要望にも十分に応えられる。

欠点はやはり「綺麗すぎる」ことか。エフェクターで汚しを入れるなどして当時を再現してみたい。

OpenUTAU

UTAUと言えばYAMAHA VOCALOIDへ影響を受け開発され、今や小さいとは決して言えない規模のコミュニティ形成する一大ジャンルとして日本音楽シーンへ定着しているが、OpenUTAUはそのUTAU精神的後継シンセサイザーである

当時のVOCALOIDUTAUを知る者からすると「精神的後継とはどういうことか?」と疑問に思うだろうが、実は現在UTAU本家の開発は終了している。

そこで有志が集まり開発開始されたのがOpenUTAUであり、UTAU本家とは別体制で開発されている以上は正式な後継とは言えないので精神的後継とされている。

OpenUTAU精神的後継であるが、その機能性は本家UTAUを既に凌駕しており、現在UTAUコミュニティではこのOpenUTAUデファクトスタンダードとなり、しか対応プラットフォームWindowsのほかMacLinuxまで幅広くサポート。何ならChromeOS(Crostini)上でも動くことを筆者自身確認している。

「OpenUTAU拡張プラグインじゃないだろ!」というツッコミは聞こえない。

Odin2

モジュラー方式採用したマルチパラダイムハイブリッドシンセサイザー

コンパクトなモジュラーケースへオシレーターフィルターなどのモジュール選択して好みの音色を作っていくという方式採用しているが、Odin2のモジュラー方式限定的であり、限定的なモジュラー方式本来は難解であるはずのモジュラーシンセサイザーをスゴく容易に扱うことへ貢献している。

ライトユーザー向けのモジュラーシンセサイザーかと侮るのは早計で、オシレーターにはウェーブテーブル選択できるなどしっかりとモダン需要を抑えている上に、マニアックな部分では変調方式FMのほかPM(Phase Modulation)が存在しており開発者のこだわりを感じる。

欠点は触ってみると意外と高機能であることには気付くものの、更に突っ込んで触り続けているとVital / VitaliumやSurge XTに比肩できるほどの音作りの幅は無いことへ気付かされることだろうか。例えばJC-303のベースじゃ物足りないみたいな時にシンプルでありながら一味加えたベースサウンドをサクッと作る際に便利だろう。

この手のサウンドは高機能すぎるシンセサイザーだと出来ることが多すぎてアレもコレもとやってるうち逆に時間がかかる。ある程度高機能である程度機能が絞られたOdin2のようなシンセサイザーの方が直ぐにまとまるのだ。

Monique

ありそうで無かった一風変わったモーフィングするシンセサイザー

Moniqueは説明に難儀する。

オシレーターセクションが2つあり、それぞれのオシレーターセクションには3つのオシレーターがあるのだが、Moniqueはその2つのオシレーターセクション間をモーフィングすることが可能だ。

意味がわからいかも知れないが、これは決してDJミキサークロスフェーダーの様に2つのトラックゲインを切り替えるのではなく、オシレーターAセクションで設定した数値がオシレーターBセクションで設定した数値へモーフィングしていくのだ。

まりサイン波をノコギリ波に、ベースサウンドキックサウンドに、エレピサウンドスーパーソウにモーフィングさせることができる。説明が本当に難しい。

この説明理解した人は「もしかしてMoniqueはウェーブテーブルを作れるんじゃね?」と気付くだろう。

そうなのだ、今アナタの手持ちのウェーブテーブルに物足りなさを感じるのであればMoniqueはアナタが持つアナログシンセサイザー知識活用してウェーブテーブルを作ることができる。

Moniqueは単体ではそこまで威力を発揮するシンセサイザーではない。しかし使いどころを真に理解したとき間違いなく音作りの幅は広がっていく。

GeonKick

キックパーカッション向けサンプラーシンセサイザー

GeonKickは明らかにSonic Academy KICKシリーズクローンオマージュで使い勝手操作感の違いは多かれ少なかれあるが操作感覚としては同じ。最新版であるKICK 3に含まれ機能はないがKICKシリーズ無償代替品として非常に良い選択肢となる。

プリセットRoland TR-808風があったりと直ぐに欲しいものは揃っており、他のサンプリング音源も追加で読み込んでGeonKick上で編集することが可能なので満足感が高いだろう。

欠点GMの非サポートで、MIDIの割当はGeonKick上で自ら行わなければならず、更にその方法が非常にわかりにくいのでGMサポート存在して当たり前のユーザーからすると、GeonKickのMIDI設定がデフォルトのままDAWからGeonKickへキックMIDI送信しても音が鳴らなくて頭の中が疑問符でいっぱいになること。

Salamander Grand Piano V3

CC-BY-3.0ライセンスで配布されているSFZ形式ピアノサンプリング音源

信じられないかも知れないが、家電量販店で5〜10万円前後で売っている電子ピアノよりも高音質でサポートしている機能が非常に多い。

サンプリング元となっているピアノYAMAHA C5、音質は48kHz/24bit版と44.1kHz/16bit版が存在。ベロシティ感知範囲は16段階、サンプリングターゲットは1オクターブ中の3音(基準から前後1音はピッチシフト)、鍵盤リリース音やダンパーペダル音もサポート

かつて、ピアノの音が良い無料サンプリング音源と言えばYAMAHA S-YXG50だという記憶がある者からすると異次元の音質。 S-YXG50サイズは4MBだったがSalamander Grand Piano V3ピアノだけでWAV形式だと1GBを超えている。

欠点楽器数が多く騒がしいポップスロック電子音楽などでは気にならないがソロピアノでゆったりな曲を弾くとダンパーペダル動作時の鍵盤リリース音の動作おかしさがあること(※バグではなく仕様)。

家電量販店で5〜10万円前後で売っている電子ピアノよりも圧倒的にマシではあるが、最新のそこそこ高価な有償ピアノ音源比較してピアニッシモの様な弱い音の表現力が少々物足りないことも欠点の1つだろう。

ソフトウェアとして音質・機能性共に入門向け電子ピアノを上回ってしまっているので、YAMAHAサウンドを好むのであれば電子ピアノからMIDI接続してPCで鳴らすのも悪くはない(※電子ピアノスピーカーハードウェア一体となった設計なので必ずしもSalamander Grand Piano V3が勝るとは限らない。ただしヘッドフォン使用時は明らかに勝る)

guitarix

ギターアンプシミュレーター

guitarixの説明ギタープレイヤーには一言「KEMPERだ」で伝わる。KEMPERという説明で他に多くを語ることが逆に難しい。

ただし、元来の開発コミュニティLinux界隈でありMacやWindwosは動くには動くがLinuxよりも積極的サポートが乏しいのが少々残念。

Stochas

確率ランダマイザを備えたマニアックMIDIシーケンサー

確率MIDIトリガーするランダマイザを備えたDAWは珍しくもないが、Stochasはそれに加え、指定したMIDIトリガーへ対して別のMIDIトリガーをチェーンすることができる。

まり、例えばMIDIシーケンサー上のコード進行確率で別のコード進行へ変化させることが可能で、1小節ループでありながらも複数コード進行を持つことが出来たりするマシンライブ向きなMIDIシーケンサー

使いようによってはStochasの後段へ更にアルペジエーターを挿せば、ランダムにコード進行が変化するアルペジオを奏でることが出来るなど、知れば知るほどに可能性を感じる。

飽きさせないBGM作成するのにも役立ちそうだが、必要ない人には本当に必要ないマニアック拡張プラグインなのでココに挙げたのは本当に必要な人へ届けたいかである

そんなに褒めるなよぉ?

どうだ?なかなか良いエントリだったろ?

おいおい褒めるな、褒めるな。そんなに持ち上げたってさ俺から出せるのは無償で使えるシンセやエフェクター、DAWなどがまとめられたURLとか無償で使えるSFZ形式のサンプリング音源がまとめられたURLを貼るくらいなもんだぜ?

まぁ少しは格好付けられただろうし俺は満足して去るわ。じゃあな。

2025-02-14

anond:20250213230908

青のすみかが唐突で「サンプリング」と言われて調べても分からなかったけど、フル楽曲には途中で学校チャイムメロディが入ってるのか

呪術OPしかいたことなかったから分からなかった

2025-02-13

重音テトが歌う『テトリス』が嫌い

キタタツヤの青のすみかも嫌い

別に引用は構わんのだが、使い方がダサいとぞわぞわして生理的に無理

テトリス場合歌詞の音の乗せ方があまりにもダサい日本!って感じのリズム感で原曲グルーブ感ぶっ壊してるのも聞くに堪えない

2008年ごろにボカロPが出した曲ならよくチャレンジした!って思えたかもしれんけどな

仮に意図的ジャパニーズリズムでダサさを演出したのならもっと嫌いだ。友成空の鬼ノ宴くらい嫌いになる(突然の銃乱射)

青のすみかに関しては引用元のナラティブに頼りすぎてるのが気持ち悪い

曲の構成として、サンプリングの使い方としては正直嫌いじゃないんだけど、それをエモ目的に使われると「なんだァ?てめェ......」が出てくる

視聴者感情コントロールしようとしている、受け取り側にどういう解釈をしてほしいか押し付けが極めて嫌。

巻き込むな。俺はインスタのストーリーを見てるわけじゃねえんだ

---

追記

千本桜別になんとも思わん

インストゥルメンタルしか作ってこなかった黎明期ボカロPが手探りでボーカル曲作ってるシーンにはそれなりの味があったし、

その後の売れてないバンドマン流入期もインディーなりの試行錯誤があって、その世代その時代の曲に対して現在目線であれこれ言おうとは思わない

同じようなことを2025年にまだ繰り返してたら嫌味の1つでも言うかもしれんが、2011年の話だ

YOASOBI

人間歌唱する場合は色々要素が複合するので一概には言えない

楽譜上の音のとり方そのものシンプルかもしれないけど、歌唱でのアクセントの付け方がikuraは面白いので

俺はレッテル張りカテゴリ全体攻撃をしたいわけではなく、重音テトが歌う『テトリス』が嫌いなだけだ

2025-02-09

マグネタイト擁護者はトランプ支持者が多い

メズマライザー、モニタリングテトリス最近ボカロ界隈におけるバズ曲には、不愉快共通点存在する。

それは、「バズのために精神疾患ネタ化する」という傾向性であるさらに深刻なのが、それらのコンテンツが「バズ」だけを目的としており、実在する「精神疾患」者に一切の配慮がなく、それどころかむしろ明らかに馬鹿にしているということだ。つまり、その作者らは、精神疾患コンテンツとして消費することだけを意図している。

このような不愉快な傾向に柊マグネタイト氏は、「テトリス」において、既存曲を毀損するという罪を犯した。「テトリス」にテトリス要素はなく、コロブチカの要素もない。メロディだけを剽窃し、精神疾患馬鹿にする不愉快歌詞によって代替したのである。そこに必然性もなにもない。

さらに、最新曲「ざぁこ」では、著しく不愉快であり、最近フジテレビなど、社会で強く問題視されていた、「性犯罪」を暗示する歌詞を、あろうことか実在小学生の声をサンプリングした「歌愛ユキ」に歌わせた。炎上して当然である

ご本人様は、「海外利用規約抵触たから消す」など言い訳しているが、そもそも歌愛ユキに対するリスペクトがあれば、このような歌を歌わせようなど夢にも思わないはず。そもそも教養があれば、このような歌詞を書こうとは思わないだろう。

そして、教養…いや、そもそも歌愛ユキ」が生まれた経緯を、あるいは最低でも柊マグネタイトの「言い訳」を読む日本語能力があれば、柊マグネタイトがこの件に関して、一切擁護のしようがないことが分かるというものだが、魔境Xにはそれでも擁護しようとする救いようのない連中が存在する。

そのような化物の過去ツイート調査したところ、体感8割ほどがトランプ支持者、あるいはトランプ好意的メッセージを発信していた。

彼らは、「ポリコレ」を忌避し、罵倒する。あるいは気持ち悪い下ネタ曲が以前にもあったなどと言って擁護しようとする。が、今回の件にはいずれも無関係であり、最低でも柊マグネタイトの「言い訳」が読めれば、擁護のしようがないことが分かるはずである

それにもかかわらず擁護するような連中がトランプを支持しているとすれば、あのトランプ政権体たらくも納得いくというものだ。

2025-02-04

anond:20250204150536

IQ標準偏差をいつどうやって出してるかは知らないけど、サンプリング対象であればそうなる認識だよ

2025-01-31

anond:20250131144532

チェリーピッキングは 「都合の良い事例だけを選んで主張する」 手法です。質問のケースは 「悪い事例だけを選ぶ」という逆チェリーピッキング(悪意的サンプリング) に近いですが、さらに「一般化」が加わっている点が特徴です。

例:

× 単なるチェリーピッキング

「犬の攻撃事例10件を紹介→『犬は危険だ』」(データ提示のみ)

質問のケース

「犬の攻撃事例1件→『犬なんてこんなもの』」(極端な一般化)

核心:チェリーピッキングは 「データ選択の偏り」、質問のケースは 「選択したデータから論理飛躍」 が主問題です。両者が併発する場合もありますが、論理構造の焦点が異なります

2025-01-26

チート付与魔術師漫画を見てると、テンプレートにとらわれずにいか自由になれるかという点で面白い

もちろんテンプレから完全に脱却しているわけじゃなくて、短編小説洋画の1シーンみたいだなと思えるプロットを持ち込んだり、ギャグ漫画テンションを無理やりくっつけたりしているようにも見える

異世界ものというテンプレートの上に、他ジャンルサンプリングコラージたような唐突さが、その巧みな接続方法面白さを生んでいるというか

2025-01-21

anond:20250118235316

たぶん、本人の気分しだいやで

民法の無主物の定義の逆説的に所有の意思をもって(占有して)いない状態所有権が無いと判断される

まりうんこトイレに「捨てた」時点で所有権放棄されたことになる。

一方、例えば検便等の為に一時的トイレに落とした場合は所有の意思をまだ放棄していないか所有権が未だある。サンプリング後、所有の意思を持たなければその時点でや

所有の意思放棄していないのに間違って流してしまったらそのうんこは遺失物になるんや

所有権放棄されていないうんこ下水に混ざって分離不可能になった場合、その合成物の所有権は、主たる動産の所有者に帰属するみたいやで。

2024-12-28

anond:20241228141309

「声が違う」って別に声優の話じゃないでしょ。ごついおっさんなら低くて太くて男らしい声、とかそういうのでしょ。みんな日常的にいろんな人の声を聞いてるんだからそれらをサンプリングして「このキャラならこの声」って思ってるんじゃないのかな。あと演技も当然みんな気にしてると思うが。

2024-12-21

女がツイフェミ発言をする→男A「一部の女がこうなだけなんだ」

男B「女は全てこうなんだ」


正しいのはどちらか。

答えはB。

Aはいいねの数が見えてない。

ストッキングの件でも女湯男児の件でもいいねの数は10万を軽く超えた。

フェミけがXをやってるとは限らないので、サンプリングの数的に、女のほとんどの本音はツイフェミと同じことがわかる。

女は被害者ぶるために、子ども差別するし、ストッキング陰謀論も平気で信じてしまう。

2024-12-16

anond:20241216112920

サンプルサイズが増えるとp値は小さくなるんだから

そうは言えない。サンプリングエラーを噛まないような完全にランダムデータの採り方が出来るのなら確かにサンプリングサイズ無限に増やすことでp値をゼロにどこまでも近づけて行くことは出来るが、実験を繰り返すなどではない既にあるデータを集める場合データを増やしたところでp値が小さくなるとは必ずしも言えない。

2024-12-11

anond:20241211113718

古代人がどんな声だったかサンプリングできないと難しいんじゃないか

あと、言語によって使ってる周波数が違うからそこも考慮しないと

anond:20241211110115

YMOYellow Magic Orchestra)は、日本音楽史において極めて重要位置を占めており、その評価の高さは革新性、音楽的影響力、そして国際的成功に基づいています。以下に、その評価を支える要素を日本音楽における歴史的文脈革新性を交えて詳説します。

 

1. 日本音楽史の中での位置づけ

 

a. ポップとテクノロジーの融合

YMO1978年に結成され、日本のポップ音楽歌謡曲演歌)が主流だった時代に登場しました。当時の音楽シーンにおいて、テクノロジー積極的活用した音楽制作画期的でした。

シンセサイザーリズムマシンシーケンサーといった電子音楽技術を駆使し、日本独自音楽性と融合させることで、ポップ音楽に新たな次元を開きました。

 

b. 日本初の「テクノポップムーブメントの牽引

日本で「テクノポップ」というジャンル確立し、他のアーティスト坂本龍一高橋幸宏細野晴臣がそれぞれの活動を通じて影響を広げました)を巻き込む形で、テクノロジーを基盤とした音楽の普及に寄与しました。

YMO成功きっかけに、テクノポップ一時的ブームとなり、プラスチックスピチカート・ファイヴなど後のアーティストたちに影響を与えました。

 

2. 革新

 

a. 電子音楽パイオニア

• 当時の音楽シーンでは、電子楽器使用は主に実験音楽映画音楽限定されていましたが、YMOはそれをポップミュージックに取り入れました。

アルバム『Solid State Survivor』や『BGM』では、シンセサイザーリズムマシンを駆使しながらもキャッチーでありながら知的楽曲を作り上げ、多くのリスナーを魅了しました。

 

b. サンプリング技術の先駆け

楽曲Technopolis」や「Rydeen」では、当時まだ一般的でなかったサンプリングシーケンス技術を駆使しました。このアプローチは後のエレクトロニカヒップホップハウスなどに直接的な影響を与えました。

 

c. グローバル視点音楽制作

細野晴臣のエキゾチシズム、坂本龍一クラシカル音楽教育、そして高橋幸宏ロックポップス志向が融合し、多文化的な音楽を生み出しました。

• 「東洋的なサウンド」を意図的に取り入れた楽曲(例: “Firecracker”)は、当時の西洋リスナーにとって新鮮かつ魅力的であり、日本独自音楽文化を国際市場に発信しました。

 

3. 国際的影響と評価

 

a. 海外での成功

アルバム『Solid State Survivor』は日本国内だけでなく、海外でも高い評価を受けました。特にアメリカヨーロッパエレクトロニカシーンにおいてYMO一種カルト的な人気を持つ存在となりました。

• 初期MTV時代にも、彼らのビジュアル表現スタイリッシュパフォーマンスが注目されました。

 

b. EDMエレクトロニカへの影響

YMO音楽は、後にテクノエレクトロニカIDM(Intelligent Dance Music)といったジャンルの発展に寄与しました。Aphex Twinエイフェックス・ツインダフト・パンクジャスティスなどのアーティストにその影響が明確に見られます

 

c. アジア音楽象徴

YMOは、アジアアーティスト世界的に成功する道筋を作ったパイオニアとして評価されています。彼らの音楽は、「日本高度経済成長期」における技術革新象徴する文化的な成果としても語られています

 

4. YMO哲学アイデンティティ

 

a. 未来志向美学

YMO楽曲アルバムアートワークは、常に「未来」を感じさせるものでした。例えば、『Technodelic』ではアルバムタイトル自体が「テクノ」と「叙情」を掛け合わせており、電子音楽人間感情統合する試みが見られます

 

b. 音楽テクノロジーの融合

メンバー全員が音楽だけでなく、映像テクノロジーへの深い関心を持っており、YMOライブパフォーマンスプロモーションビデオにおいて、当時としては非常に先進的な視覚演出採用していました。

 

5. 日本音楽界への影響

 

a. 後進アーティストへの影響

YMO活動は、坂本龍一細野晴臣が手がけたソロ作品プロデュース活動を通じて、多くの後進アーティスト(例えば、小室哲哉電気グルーヴPerfume)に直接的・間接的な影響を与えました。

 

b. テクノロジー重視の音楽制作文化

日本音楽制作において、MIDIシーケンサーデジタルオーディオ技術使用を普及させた功績は非常に大きいと言えます

 

まとめ

YMOは、日本音楽史において「テクノポップ」という新しいジャンル確立し、世界的な電子音楽の潮流をリードしました。その革新性は、音楽的、技術的、文化的な側面で非常に広範囲わたり現在でも多くのアーティストプロデューサーに影響を与え続けていますYMO存在は、日本音楽グローバルな発展とその多様性象徴するものと言えるでしょう。

2024-12-09

ザ・ビートルズで最も重要な曲5選

ザ・ビートルズを3行で説明

・おそらく世界で最も有名なロックバンドであり、最も多くのレコードを売り上げたロックバンドでもある。

プロとしての活動期間は、1962〜1970年であるが、その間にオリジナルアルバムを13枚発表し、曲数としては200曲以上と極めて多作である

メンバーは、ジョンレノンリズムギター)、ポールマッカートニー(ベースギター)、ジョージハリソンリードギター)、リンゴスタードラムス)の4名であり、4名ともボーカルを取っている。

Eight Days a Week

1964年10月に録音、4枚目のオリジナルアルバムBeatles for Sale』に収録されている。

・ポップソングとして初めてフェードイン(イントロで徐々にボリュームが大きくなる)が使用されている。

I Fell Fine

1964年10月に録音、1964年11月シングルとして発売されており、オリジナルアルバムには収録されていない。なおビートルズシングルとして発表した曲をアルバムに収録しないというスタンスを持っていた。

レコード史上初の意図的フィードバック奏法が使用されている。

Yesterday

1965年6月に録音、5枚目のオリジナルアルバム『Help!』に収録されている。

言わずと知れたバンド代表的ナンバーである。曲としてはポールマッカートニーのソロとなっている。

ロッククラシックを融合させたという点で画期的な曲である

・この後も明らかに数曲ほどロッククラシックの融合を意図した作品が見られる(Eleanor RigbyやShe's Leaving Home

Norwegian Wood(This Bird Has Flown)

1965年10月に録音、6枚目のオリジナルアルバム『Rubber Soul』に収録されている。

ポピュラー音楽としては初めてインド弦楽器であるシタール使用されている。導入したのはジョージハリソンである

ジョージハリソンシンセサイザーを導入したり、自分の曲のギターエリッククラプトンに弾かせたりなど、バンドサウンド新しい風を吹き込むことを度々行っている。

Tomorrow Never Knows

1966年4月に録音、7枚目のオリジナルアルバムRevolver』に収録されている。

・極めて実験的な曲であリ、テープの逆回転やサンプリングループが多用されている。テープの逆回転については『Rain』という曲が先に発表されているが、録音はこちらの方がわずかに早い。

技術的には初めて「アーティフィシャル・ダブルトラッキング(擬似ダブルトラッキングADT)」が用いられている。

ADTとは言うなれば任意の部分のコピペであるが、ごくわずかにタイミングをずらして再生することで、独特の音が得られる点も発明である

まとめ

ザ・ビートルズ技術的に重要な曲は、活動中期(1964〜1966年)に集中している。

・これは、当時のレコーディング技術日進月歩進化中だったことと、バンドメンバーレコーディングの主導権を握り始めた時期と大体一致する。

2024-12-05

https://github.com/MaggieLieu/STAN_tutorials/

GPRのSTAN実装例でも研究するかってことで

ソースコードなどみてる

このリポ、markdownじゃなくてrmdなので

githubレンダリングしてくれなくて、ソースをよまされる

勘弁してほしい

Rなんてだれもが使ってるわけじゃない

mdじゃなぜダメなの?

そこは些末なところなの・・・

rho;ρ

alpha; α、こいつらはカーネルがらみのハイパーパラメータだよね

sigma;σ これはノイズ

eta;η これはナンジャタウンサンプリング効率をあげるためって聞こえたけど・・

`f = L_K * eta`とある

fは観測値とリンクしている。

次のLなんとかは、コレスキー分解分解行列。それに乗算してるから

行列×ベクトルからスカラーでいうところのノイズの加算に対応するのかもね

generated quantities でスムースカーブを吐き出すみたい。jsonなかに追加保存されるのか?

そこが不明( ^ω^)・・・

2024-11-22

anond:20241122115642

発達障害で働いてるやつ高学歴IQ多くない?低IQで働いてるの聞かないんだけど

典型的サンプリングバイアスだろうな。

要するにお前は「わざわざ発達障害カミングアウトしてきた事例」だけしか観察してないんじゃないかってことだ。

コロナ発症した人間だけを観察してみんなワクチンを打っていたから「コロナワクチン有害」と結論づけるアホと同じことをしているのではないか

2024-11-19

サンプリングドラム音源は100GBとか平気で要求してくるんだな…

その点、MODO DRUMは音はともかく、サイズは小さいよな、太鼓物理シミュだから…😟

2024-11-12

戦場のメリークリスマス

IVEの戦場のメリークリスマスカバーMVコメ欄炎上してる。

生前アレンジ使用許可していなかったとか言ってる人もいるけど、カバーアレンジサンプリングもたくさんあるのになんで今さら感。歌詞が~みたいな意見もあるけど、今までもラブソング歌詞がついてる曲もあるし、ヒップホップになったりロックになったりもしてる。生前これだけいろいろ使われてるのに、今更アイドル曲に使われたぐらいで本人もぐだぐだ言わないでしょ。本人もアイドル曲作ってたし、だいたいテクノ畑の人が曲をアレンジサンプリングに使われて嫌がるかな?この曲を理由に誰かを攻撃してるってこと自体が曲の品位を落としていると感じる。

どっちかってーとタイトルがaespaとかぶってることと、MV中のアニメのダサ感の方が気になる。

2024-11-07

AIに書かせた「ハウス史上最も重要10曲」

1. Frankie Knuckles - "Your Love" (1987, シカゴ)

ハウスの教父」と呼ばれるFrankie Knucklesによる「Your Love」は、ハウスミュージックの基礎を築いた代表作の1つです。この曲は、シカゴレジェダリーなクラブ「The Warehouse」で生まれサウンド体現しています。滑らかなシンセサイザーベースライン、Jamie Principleのセクシーボーカルが特徴的で、今日でも高い評価を受けています。Knucklesは、ディスコエレクトロニックミュージックの要素を巧みに融合し、新しいダンスミュージックの形を作り出しました。「Your Love」は、その後のハウスミュージックの発展に大きな影響を与え、多くのリミックスサンプリング対象となりました。この曲は、ハウスミュージックの持つ感情的な深さと踊りやすさを完璧バランスさせ、ジャンル定義的な作品となっています

2. Marshall Jefferson - "Move Your Body" (1986, シカゴ)

Marshall Jeffersonの「Move Your Body」は、「The House Music Anthem」というサブタイトルが示すように、ハウスミュージック精神体現した楽曲です。シカゴハウスシーンで生まれたこの曲は、ピアノハウスの先駆けとして知られていますキャッチーピアノリフと反復的なリズム、そして「Gotta have house music all night long」という歌詞は、ハウスカルチャー本質表現しています。Jeffersonは、この曲でハウスミュージックメロディックな要素を導入し、ジャンル音楽可能性を広げました。また、歌詞ハウスミュージック自体について言及している点も革新的で、自己言及的なトラックの長い伝統の先駆けとなりました。「Move Your Body」は、ダンスフロア熱狂させる力と音楽的洗練さを兼ね備え、今日でも多くのDJプロデューサーに影響を与え続けています

3. Mr. Fingers (Larry Heard) - "Can You Feel It" (1986, シカゴ)

Larry HeardMr. Fingers名義でリリースした「Can You Feel It」は、ディープハウスの原型を作り上げた楽曲として高く評価されていますシンプルながら洗練された制作は、当時としては革新的でした。ローランドシンセサイザードラムマシンのみを使用し、1テイクで録音されたという事実は、ハウスミュージック本質体現しています。深みのあるベースラインエモーショナルシンセパッド、そして微妙に変化するリズムパターンが、聴く者を瞑想的な状態へと導きます。この曲は、ハウスミュージック精神性と深みをもたらし、単なるダンスミュージックを超えた芸術形態としての可能性を示しました。後のディープハウステックハウスの発展に大きな影響を与え、今日でも多くのプロデューサーDJ尊敬され、頻繁にプレイされています

4. A Guy Called Gerald - "Voodoo Ray" (1988, マンチェスター)

A Guy Called Gerald(本名:Gerald Simpson)による「Voodoo Ray」は、イギリスアシッドハウスシーンを代表する楽曲です。マンチェスターで生まれたこの曲は、独特のサウンドと反復的なリズムで、後のレイブカルチャーに大きな影響を与えました。Roland TB-303ベースラインシンセサイザーの特徴的な音色と、サンプリングされた「Voodoo Ray」というフレーズが印象的です。この曲は、アメリカハウスサウンドイギリス独自感性解釈し、新しい方向性を示しました。「Voodoo Ray」は、クラブシーンだけでなく、イギリスのポップチャートでも成功を収め、ハウスミュージック大衆化に貢献しました。また、この曲の成功は、後のUKガレージドラムベースなど、イギリス電子音楽シーンの発展にも大きな影響を与えました。

5. Masters At Work - "To Be In Love" (1997, ニューヨーク)

Masters At Work(Kenny "Dope" GonzalezとLittle Louie Vegaデュオ)による「To Be In Love」は、ニューヨークガレージハウスシーンを代表する楽曲です。India Arieソウルフルボーカルラテンの要素を巧みに融合させ、ハウスミュージックに新たな深みと洗練さをもたらしました。この曲は、ディスコハウス伝統を受け継ぎながら、90年代後半の音楽性を反映していますリズミカルパーカッション、温かみのあるベースライン、そして感情豊かなボーカル絶妙バランスを取り、ダンスフロアを魅了します。Masters At Workは、この曲でハウスミュージックにおけるソングライティング重要性を示し、単なるビートトラックを超えた音楽的深さを追求しました。「To Be In Love」は、今日でもハウスクラシックとして高く評価され、多くのDJプロデューサーに影響を与え続けています

6. Fatboy Slim - "Right Here, Right Now" (1998, ブライトン)

Fatboy Slim本名Norman Cook)の「Right Here, Right Now」は、ビッグビートハウスの融合を象徴する楽曲です。90年代後半のクラブシーンを席巻したこの曲は、サンプリングブレイクビートを巧みに使用し、エネルギッシュでキャッチーサウンドを生み出しました。特徴的なギターリフと「Right here, right now」というボーカルサンプルは、瞬く間に人々の記憶に刻まれました。Fatboy Slimは、この曲でダンスミュージックロックの要素を融合させ、より広い観客層にアピールすることに成功しました。ミュージックビデオも話題を呼び、MTVの頻繁な放送により、ハウスミュージック大衆化に大きく貢献しました。「Right Here, Right Now」は、エレクトロニックダンスミュージックメインストリーム進出する上で重要役割を果たし、2000年代以降のEDMブームの先駆けとなりました。

7. Stardust - "Music Sounds Better With You" (1998, パリ)

Stardustの「Music Sounds Better With You」は、フレンチハウス黄金期を象徴する楽曲です。Thomas BangalterとAlan Braxeによって制作されたこの曲は、Chaka Khanの「Fateからサンプリングしたギターリフを中心に構築されていますフィルターハウス代表作として、ディスコサンプリング効果的に使用し、90年代後半のハウスミュージック方向性を示しました。反復的なリズム中毒性のあるフックは、ダンスフロア熱狂させる力を持っています。この曲の成功は、フランスエレクトロニックミュージックシーンを世界的に注目させる契機となり、後のDaft PunkJusticeなどのアーティスト活躍につながりました。「Music Sounds Better With You」は、ハウスミュージック商業成功芸術価値の両立を示し、今日でも多くのリミックスカバー対象となっています

8. Eric Prydz - "Call On Me" (2004, スウェーデン)

Eric Prydzの「Call On Me」は、2000年代に入ってからハウスミュージック商業成功大衆への浸透を象徴する作品です。Steve Winwoodの「Valerie」をサンプリングし、キャッチーリミックスに仕上げたこの曲は、クラブシーンだけでなく、メインストリームのポップチャートでも大きな成功を収めました。特にセクシーミュージックビデオが話題を呼び、ハウスミュージックの新たな側面を示しました。Prydzは、この曲でクラシックロックモダンハウスの融合を実現し、幅広い年齢層にアピールすることに成功しました。「Call On Me」は、ハウスミュージックがポップミュージックの主流となる過程重要役割を果たし、後のEDMブームの先駆けとなりました。また、この曲の成功は、サンプリングリミックス可能性を再認識させ、多くのプロデューサーに影響を与えました。

9. Disclosure - "Latch" (2012, ロンドン)

Disclosureの「Latch」は、2010年代UKガレージハウスの融合を象徴する楽曲です。若手デュオのDisclosureと、当時無名だったSam Smithコラボレーションによるこの曲は、ハウスミュージックとポップの架け橋となりました。洗練されたプロダクション感情的ボーカルの組み合わせは、クラブシーンだけでなく、ラジオストリーミングプラットフォームでも大きな成功を収めました。「Latch」は、ディープハウスの要素を取り入れながら、キャッチーなポップメロディを融合させ、新しい世代リスナーハウスミュージックを紹介する役割を果たしました。この曲の成功は、エレクトロニックダンスミュージックメインストリームポップに与える影響力を示し、2010年代以降のダンスポップの方向性を形作る上で重要役割を果たしました。

10. Yellow Magic Orchestra - "Firecracker" (1978, 東京)

Yellow Magic Orchestraの「Firecracker」は、厳密にはハウス以前の楽曲ですが、電子音楽の先駆けとして後のハウスミュージックに多大な影響を与えました。坂本龍一高橋幸宏細野晴臣によって構成されたYMOは、この曲でシンセサイザーリズムマシン革新的使用し、未来的なサウンドスケープを創造しました。特にローランドシンセサイザードラムマシン使用は、後のハウスプロデューサーたちに大きなインスピレーションを与えました。アジア音楽要素とエレクトロニックサウンドの融合は、グローバルな音楽シーンに新たな可能性を示し、テクノハウスの発展に寄与しました。「Firecracker」は、その独特なリズムパターンメロディラインで、特にアシッドハウスの発展に影響を与えたとされています


……なんか納得感も有るしオチかいい感じなんだけど味はしないな。元増田の方が味と臭いはあった。

https://anond.hatelabo.jp/20241102140715

2024-11-01

PIZZICATO FIVE史上最も重要な「東京は夜の七時」10

TM NETWORK史上最も重要Get Wild 10

https://anond.hatelabo.jp/20241028143457

ブコメ

「全部同じじゃないですか!?」「ちがいますよーっ」「これだからしろうとはダメだ!もっとよく見ろ!」

といういつものジャーゴンがついていたので、えっ、Get Wildときで聞き分けが出来ないの?じゃあ、こっちだとどうなんだろ、とおもって書いてみたGetWild増田です。

Pizzicato Fiveは本格的にファンになったのは95年ごろだけど、それ以前も周りの友人にファンがいたり、学校帰りに当時のHMVに通っていた渋谷系世代なので基本的な流れはだいたい抑えられているはず。

 

こちらも選考基準独断偏見だが、TMと違ってPizzicatoは再結成をしていないので、歴史的には解散以降の方が長くなるので、Pizzicato Fiveとしての音源フォローできるだけしておく。

Get Wildと違って1枚にまとまった作品集はないけど、検索すればそれなりに出てくると思うので、必要に応じて聞き比べを。

 

もちろん元ネタこち

https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

 

東京は夜の七時 (1993年

オリジナルバージョンはもともとフジテレビ系で始まった「ウゴウゴルーガ2号」のオープニングテーマとして作られた。曲名矢野顕子から引用小西康陽曰く「放送が7時からからこのタイトル引用した」とのこと。オリジナルバージョンは実は小西ではなく福富幸宏編曲によるハウスミュージックとはいえ、この時期のPizzicatoの諸作はマニュピレーターとして小西氏をサポートしていた福富氏なので、他の曲とがらっとバージョンが違うわけでもない。イントロピアノグリッサンドのようなアルペジオや「A New Stereophonic Sound Spectacular」というサンプリングなど後々の小西氏のシグネチャーサウンドがちりばめられている。個人的にはこのバージョンのサビに使われるシンセの「テッテッテッテテーテ」という音が好きなのだが、意外と他のバージョンでは使われていない。

 

東京は夜の七時(talking toolbox mix)(1993年

シングルカップリングバージョン。音が当時のニューヨークハウスっぽい。もともとそれなりに長い原曲だがこれはさらに長く8分ほどある。1ループフレーズを繰り返してボーカルだけ残すこのパターンはいかにも当時の向こうのR&B曲のハウスミックスって感じでかっこいい。フィンガースナップの音とか時代だなあと思う。途中からオルガンアドリブが入って自我が芽生えたみたいな感じなのもよい。一番DJ向きなバージョンDJミックスCDなどにはこれが入ってることがわりとある

 

東京は夜の七時(readymade mfsb mix)(1994年

ウゴウゴルーガピチカート・ファイヴ」が初出のリミックスバージョンmfsbというリミックス名がわかる通り、原曲ニューヨークハウスフィリーソウル風にアレンジ。一番生音っぽいバージョンなのとブラスストリングスの入り方など非常に華やかなバージョンなのでこれが一番好きな人が多いと思う。「デデッデデッ」というストリングスアタックが非常に気持ちよく、後々のカバーでも割と参照されている。原曲にもあったピアノグリッサンド風のアルペジオや「A New Stereophonic~」のサンプリングなども効果的に使われていてこっちが原曲だと思ってる人も多そうなくらいによい。一番人気のあるベスト盤Pizzicato Five JPNにもこのバージョンが収録されている。

 

東京は夜の七時(one year after)(1994年

実はこの前後で、Pizzicato Fiveは長年共にした高浪が離脱し、小西と野宮の二人になる。それを反映したアルバムOverdozeは結構シリアストーンであり、そこに収録された東京は夜の七時もその不安感を反映した10分超えのニューバージョンとなった。福富アレンジをしてるのは同じだが、なんかサウンドの取り方が日本90年代ハウスっぽくなってる。いや日本の曲なんだが。そしてここまで書いてこなかったが東京は夜の七時は華やかな曲調のわりに歌詞はかなり冷たい都会の不安感を表したような曲なのだが、それがさらクローズアップされたような歌詞に変更されている。正直、この曲名メロディにこんな不安定な歌詞ありかよと思わせる。今だったら大森靖子が書きそうな歌詞

 

東京は夜の七時 (the last episode)(2001年

2001年解散時にでたベスト盤 Pizzicato Five R.I.Pに収録されたニューミックスリミックス小西が当時使ってたDJよしお名義でリミックスしている。変則的ブレイクビーツ不安感のあるシンセパッドを使ってたり、当時を思い返すと、小西さん完全に解散したくてたまらなかったんだろうなと思わされるリミックス。途中途中で時報の声が入ったり不穏すぎる。なんか全体的にせわしない。

 

東京は夜の七時(the first cut) / 野本かりあ2006年

ここから解散後のカバーなど。小西氏がreadymade international運営に本格化していく中で、新たなミューズとなったのが野本かりあ、というか外部目線的には、小西は本当は野宮を首にして第4代目ボーカリストとして野本を起用したかったんだけど、Pizzicatoのパブリックイメージが野宮になっていたのでレーベルなどから拒否されたんじゃないかと思えてならない。これも世相に合わせて歌詞を変えている。アレンジは前のバージョンからかなりアップテンポの4つうちになってる。このバージョンのマニュピレーターは吉田哲人。野本はもともとテクノ好きだったらしく、その意思を汲んだのかけっこうハードテクノっぽいリズム小西はこのバージョンお気に入りらしく、自分DJするときはこれをかけることが多い。ちなみに故KAGAMIリミックスもある。この辺の東京テクノ人脈とreadymade周辺はもっと接近した方がよかったと後から思う。

 

東京は夜の七時(盆踊りversion) / 野宮真貴2016年

ソロ活動が割と自身渋谷系パブリックイメージ再生状態になっていたようにはたから見えていた野宮が「東京は夜の七時の盆踊りバージョンを出す」というニュースを聞いたときの、往年のファンの複雑な心境を想像してほしい。というかその企画小西はよく許可したなと思った人が大多数だろう。俺も思った。もともと、ケイタマルヤマの「おしゃれ盆踊り」という新宿伊勢丹屋上でやる盆踊り企画のために作られて、そこで披露されたらしい。いちおう振り付けもある。狂気か。Get Wildですら盆踊りはないぞ。まあそういったこともあるので、僕は全く聞く気が起きなかったのだが、今回の記事のためにはじめてちゃんと聞いてみるとこれはこれでよいのではという複雑な心境になってしまった。というかアレンジが良く出来すぎている。なんだこれ、モダン盆踊りの傑作かもしれない。しつこく入る「いよーっ」という掛け声が今の時代だとすゑひろがりず想像させすぎて勘弁してほしいが。

 

東京は夜の七時〜リオは朝の七時〜 / 浮雲2016年

2016年のリオパラリンピック閉会式披露され、ぼんやりTVを見ていた渋谷系好き中高年の度肝を抜いたカバーバージョン椎名林檎歌詞を大きく書き換え、編曲も行い歌は浮雲こと長岡亮介歌詞の変更は小西と何度もやり取りしたと言われてる(含みを持たせる言い方)。東京プレゼンテーション的な曲調になっていてかなり感動をさそう内容のプレゼンテーションだった。五輪関係権利が色々がんじがらめらしく正式音源リリースはない(※追記: そうだよね?配信されたという話もあるが見つからなかったので)。東京は夜の七時という曲をJ-POP史上にリプレゼンテーションした作品という点で、この曲のファン的には感謝したい。

 

東京は夜の七時 feat. Night Tempo / 野宮真貴2021年

小西2018年に久々に野宮とコラボした少林兄弟バージョンを入れようかと思ったが、個人的な好みでこちらを。韓国人シティポッププロデューサーNight Tempoを起用したバージョンPizzicato Fiveオリジナルバージョンをしっかりと参照したバージョンで正直複雑な心境になるくらいによい。ほとんどのカバーリミックスmfsbを参照していると思われるのに対し、原曲を参照しているというのが興味深い。Night Tempo言動シティポップをめぐるあれこれもあって、あまりよく思わない人が一定数いる、かつ、おそらく旧来のPizzicato ファンにはそういう人が多そうだが、この90年代ハウスな音は原曲への深い理解があると脱帽せざるを得ない。全東京は夜の七時の中ではトップ3に入るくらい好き。

 

東京は夜の七時 / 小西康陽プレイボーイズ (2019年

順序は前後するがなんとなくこれが最後がおさまりが良さそうなので。「井上順プレイボーイ講座12章」に収録されたジャズインストゥルメンタルバージョン。もともと「円楽プレイボーイ講座12章 / 前田憲男プレイボーイズ」というアルバムがあり、それの現代版として作られたアルバム井上順ナレーションが乗ってる。(いちおうナレーション無し版もある)軽音楽的なジャズインストクリーントーンのギターの音が良い。そして気づいた人も少ないかもしれないが東京オリンピックの閉会式で使われている。つまり浮雲版と対になってる作品である

 

ということで、また書いてみました。

ほんとはあと数曲(特にカバー曲でヴァニビとかを)入れたかったのですが、泣く泣く断念。

個人的には東京は夜の七時はPizzicato Fiveの曲では好きな曲としては6位くらいなので、そこまで思い入れはないです。

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