はてなキーワード: ホントとは
なんでややこしいことをやりたがるんだろ?
いやわかるよ。
米中対立というのは中国よりもむしろ米国が必要としているものだってことは。
それにしたって…
正直いまのフジテレビ、というか15年前くらいからフジテレビは嫌いだし、もはやこうなった以上停波すればいいと思ってる。
けど物心ついた時にはポンキッキを見てて、小学生の頃にウゴウゴルーガを見て、その流れでそのままめざめしテレビ見てたような生粋のフジテレビっ子としてはこんな状況になってるのは悲しくもあるんだ。
なので通夜の後の飲み会だと思ってさ、みんなの好きだったフジテレビの番組コメント・ブクマしてくれよ。
俺はやっぱり忘れられないのは「ラスタとんねるず'94」だな。
「とんねるずのみなさんのおかげです」の充電期間にやってたわずか半年の番組だったがまあ伝説だった。
なんといっても「ジャイアント将棋」。正直当時は格闘技とか全然詳しくなかったのだが、異業種格闘家が戦うのは激アツだった。最終的にとんねるずの2人も格闘家も戦ってで、バラエティ系の競技だととんねるずが勝ったり、それこそ相撲かなんかで石橋貴明がガチで格闘家に勝ったのは胸アツだった。
それに「SPITTING IMAGE JAPAN」。人形劇で当時はなんか笑ってただけだったのだが、大人になってから改めて見たら政治風刺でめっちゃ攻めてて驚いた。「サタデー・ナイト」のパロディで「小沢(一郎)についてきゃ間違いないっ!」とか歌ってるの最高だった。
他にも「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」の南ちゃんを探せやマモーミモーはいまも覚えてるし、志村けんのだいじょうぶだぁの人間ルーレットとかもホント大爆笑だった。初代笑う犬の安藤さんへの繋ぎとかも最高だった。
「ちげぇんだよ!」
「そうじゃねぇんだよ石橋ってタレントはよぉ ホント分かってねぇなぁ」
なんて苛立ちを微かながらに覚える自分に驚く
アレ? こんなにとんねるず好きだったっけ
――当たり前の毎日が、ある日突然不気味な影に蝕まれるなんて、少し前のわたしなら想像もできなかった。わたしは中学三年生。受験を控えているため、普段は塾に通ったり、学校でも進路の相談をしたりと、それなりに忙しい日々を送っている。家は住宅街にあり、学校までは歩いて15分ほど。街灯の数はそこそこあるし、真夜中に外を出歩くわけでもないので、これまで怖い思いをしたことはほとんどなかった。
それでも、一学期の終わりごろから微かな“違和感”が生まれ始めた。最初は通学路を歩いているとき、「視線を感じる」という程度だった。ふと、だれかに見られている気がして後ろを振り返るのだけれど、そこに人の気配はない。でも、どうにも落ち着かない。そんな日が何度か続いて、夏休みが終わった頃には「もしかしたら、わたしの思い過ごしじゃないのかも」と感じるようになった。
決定的だったのは、ある夕方、塾が終わってから夜に帰宅するときのこと。友達と途中まで一緒に歩いていたが、その子がコンビニに寄ると言うので先に別れ、一人で家に向かうことになった。少し薄暗くなってきてはいたものの、まだ人通りがゼロというほどでもない時間帯。だけど、その日はやけに背後が気になった。足音が一つ増えているような気がする。怖くなって、道路脇の自販機でジュースを買うふりをして、そっと後ろを見やった。すると、街灯の下に男の人が立っているのが見えた。30代後半くらいに見え、腹が少し出た体型。見覚えのない顔なのに、こちらをじっと見ている。その目つきに、不気味な笑みが浮かんでいたように感じた。
一瞬、心臓が止まりそうになった。「もしかして、わたしをつけている…?」考えたくなかったが、その可能性を否定できなかった。その日は慌てて家に帰り、両親にも打ち明けた。母は「気をつけなさい」と言い、父は「危なそうだったら遠慮なく叫べ」とアドバイスをくれた。わたし自身も「気のせいじゃないかも」と半ば確信していたけれど、決定的な何かがあるわけでもないので、どうにも気持ちが晴れない。そんな宙ぶらりんの状態が続いていた。
ところが、数日後、ついにその男が正面からわたしに接触してきた。学校から帰ろうとして、家のすぐ近くの角を曲がったところで、まるで待ち伏せしていたかのように声をかけられたのだ。
思いがけない質問に、一瞬「え…?」と固まってしまう。すると男は、妙にテンションの高い声で続けた。
「ガンダムだよ、ガンダム。プラモデルとかあるだろ? あれ、ガンプラって言ってさ。実は俺、ガンプラを転売して生活してるんだよ。レアな限定品とかはネットで高く売れるから、なかなか儲かるんだよね」
まったく身に覚えのない話を次々と畳みかけられて、困惑しかなかった。わたしはガンダムに興味があるわけでもない。何より、この男がどうしてわたしの家の近くで待ち構えているのかが気持ち悪い。けれど、怖さと戸惑いで体が動かず、言葉も出なかった。
「もし興味あったら、一緒にガンプラ買いに行かない? 教えてあげるよ。限定版とか、結構大変なんだけどさ、手に入ると嬉しいんだよな」
意味不明な勧誘に、わたしは思わず後ずさった。怖い。この人はわたしを待ち伏せして、しかもこんな会話を一方的に押しつけてくる。わずかに震える声で、「興味ないんで、すみません」とだけ言うと、逃げるように家の門を開けて中に入った。ドアを閉める直前、わたしを見つめる男の目はまだ笑っていた。あの不気味な笑みが焼きついて、頭から離れなくなった。
その日から、男はわたしの周囲でますます姿を現すようになった。朝、家を出るとき、門の外に立っていることもある。学校の近くで待っていることもある。わたしだけでなく、クラスの友人たちにも目撃されはじめ、「あの人何?」「怖いんだけど」と噂になった。「髪が脂ぎっていて、いつもガンダムのTシャツ着てるよね」とか、「30代後半くらいかなあ。ガンプラ転売ってホント?」なんていう憶測がクラスで飛び交っていたけれど、わたしからすれば笑い事ではなかった。
どうしてわたしをターゲットにするのかが分からない。ガンダムなんてまったく興味ないし、むしろ男の人が言うようなレア商品の価値もピンとこない。無視してやりすごそうにも、毎日しつこく声をかけてくる。「おはよう。昨日はガンダム観た?」「ガンプラ買うなら今がチャンスだぞ」など、訳の分からない話ばかり。はじめは無視して歩いていたのだが、そのうち腕を掴まれそうになることもあった。
「逃げんなよ。俺は優しく教えてやろうとしてるのに」
その言い方が、もう普通じゃない。目の奥が怖くて、まるで自分が獲物にされているような、そんな凄みを感じた。学校の先生に相談し、生活指導の先生が一緒に帰り道を巡回してくれる日もあった。でも、その日は男の姿は見当たらない。先生がいない日に限って、わたしの通り道にひょいと現れるのだ。わたしは携帯を握りしめて、いつでも警察に電話できるように心がけていたが、相手がすぐに手を出してくるわけでもない。曖昧な距離を保ちながら、ネットリと追いかけられている感覚だった。
さらに恐ろしかったのは、わたしのSNSを探し当てられたこと。プロフィール写真は家族や友達との写真だったが、そこからわたし本人を特定したのだろう。急にフォロー申請が何件も届き、メッセージで「一緒にガンプラ見に行こうよ」「ガンダムの良さを教えてあげるからさ」としつこく書かれたものが送られてきた。もちろん拒否したけれど、それでもアカウントを作り直して追いかけてくる。
そのSNSのアイコンもガンダム関係のものばかり。タイムラインにアップされている写真には、大量のプラモデルの箱が積み上げられており、「最近ゲットした限定版。転売すれば倍になるけど、コレクションにしてもいいよな」とか「本当に好きな子に出会えたら、このコレクションを見せてあげたい」など、怪しいコメントが並んでいた。わたしは背筋が凍る思いだった。どうやってブロックしても追いかけてくるし、日に日に執着が深まっているようにすら感じられる。
両親も事態を重く見始め、警察に相談したほうがいいのではないかという話になった。わたしは「でも、実際に身体的な被害には遭っていないし…」と気が引けていた。学校の先生も「警察に通報して相手を刺激するのが心配だ」という雰囲気で、結局「注意して帰りましょう」というアドバイスのまま、なかなか大きく動くことができない。その間にも、わたしの不安はどんどん募っていった。
そして、ある日の夕方、決定的な恐怖に襲われる事件が起きた。学校の文化祭準備があったため、いつもより帰りが遅くなったわたしは、友達と途中まで一緒に歩いたあと、一人で家に向かっていた。塾の時間も迫っているし、ちょっと急ぎ足だった。ふと曲がり角を曲がった瞬間、目の前に男が立っていた。わたしは思わず悲鳴を上げそうになったが、声にならない。
まるでわたしの行動を全部把握しているかのような口ぶり。彼はあの不気味な笑みを浮かべながら、何か箱のようなものを差し出してきた。ガンプラのパッケージだ。派手な色のモビルスーツが描かれている。
「これ、新作の限定ガンプラ。転売したら高いけど、お前にやるよ。あ、でもただじゃないよな? 俺の好意をちゃんと受け止めてくれるなら、ってことだけど」
彼の言葉の節々に感じる狂気めいた雰囲気。逃げなければ、と思っても、足がすくんで動かない。必死に頭を回転させ、「受け取るふりをして箱を落として、その間に逃げる」という作戦を瞬時に思いついた。わたしは手を差し出すと同時に、わざと勢いよく箱を地面に落とした。
「何してんだよ!」
彼は怒鳴り、落ちた箱のパーツが散らばる。わたしはその隙に走り出した。涙があふれて、視界がにじむ。背後からは乱暴な足音と、「待て! ふざけるな!」という声が聞こえた。息が苦しくなりながらも、どうにか大通りまで走りきり、人通りが増えたところで立ち止まる。彼は少し離れた場所に立ち尽くし、苛立ったようにわたしを睨んでいたが、さすがに人目が多いのか追っては来なかった。
恐怖と悔しさが混じった感情で、わたしはその足で交番に駆け込んだ。そこで出会った警察官は、最初は「どうしたの?」と優しく声をかけてくれた。わたしは必死に息を整えながら、ここ数週間の出来事を話した。ストーカーまがいの執着や待ち伏せ行為、SNSでのつきまとい……警察官の表情が真剣になっていくのが分かった。
連絡を受けた両親が交番に駆けつけ、わたしが受けた被害を詳しく話すと、警察官は「これ以上放置できない」として本格的に捜査に乗り出すことを約束してくれた。わたしはそこでようやく少しほっとしたが、同時に「もっと早く相談しておけばよかった」と強く思った。
それから数日後、警察が男を逮捕したとの連絡があった。わたしの塾の前で、再び待ち伏せしているところを張り込んでいた捜査員が確保したらしい。男は「自分はただガンダムの良さを伝えたかっただけ」などと弁明していたようだが、わたしの写真を無断で撮影して保存していたり、行動パターンをメモに書き込んでいたりと、数々の“ストーカー行為”の証拠が見つかり、転売目的で集めたガンプラの山とともに押収されたと聞いた。
ニュースサイトの地域欄に、小さく「30代男性をストーカー規制法違反で逮捕」と載っていた。名前は伏せられていたけれど、間違いなくあの男だろう。あの不気味な笑み、尋常ではない執着心、SNSでのしつこいメッセージ……わたしの普通の生活は、そんな彼の行動で大きく乱されていた。いま思うと、本当に怖かったし、もし警察に駆け込むのが遅れていたら、もっと大きな被害に遭っていたかもしれない。
男が逮捕されたと聞いてから、わたしはようやく外に出るときの恐怖から解放された気がする。とはいえ、すぐに「もう安心」とは思えず、しばらくは父や母に迎えに来てもらったり、友達と一緒に行動したりして、用心深く過ごした。学校の先生や友達もわたしを気遣ってくれたおかげで、少しずつ心の傷が癒えていったように思う。
受験勉強が本格化するにつれ、わたしはあの出来事を少しずつ振り返る余裕もできた。中学生のわたしには、あの男の「ガンダム転売」という仕事自体がピンと来なかった。好きなものを売買することで生計を立てている大人がいることは分かったが、それを理由に他人を追い回し、恐怖に陥れる行為が正当化されるわけがない。何より、彼自身がガンダムの魅力を熱く語る一方で、人の気持ちを無視した行動ばかり取っていたことに、強い矛盾を感じる。
今では、わたしが夜道を歩いているとき、あの男の足音を想像してしまうようなことはかなり減った。完全にトラウマが消えたわけではないけれど、警察や家族、学校の先生など、わたしを守ってくれる大人がいたことで「一人じゃない」という安心感を得られたのが大きいと思う。
この一件で学んだのは、「変だな、おかしいな」と感じたらすぐに誰かに相談することの大切さだ。最初は「大げさかな」「気のせいかな」と思って、なかなか行動に移せなかった。でも、もしもう少し早い段階で大人に相談していれば、あんなに怖い思いをしないで済んだかもしれない。今はその後悔を活かして、少しでも不安を感じたら周囲に声を上げるようにしている。
ガンダムオタクにストーキングされるなんて、わたしの人生にまさか起こるとは思わなかった。だけど、最終的に彼が逮捕されたことで、わたしの生活は再び平穏を取り戻した。この先も、いつどこで危険が潜んでいるか分からないからこそ、小さなサインを見落とさないように、そして自分の身を守るための行動をためらわないように――そう心に刻みながら、わたしはこれからも前を向いて生きていこうと思う。
新しいの買わないといけないような気がす。
これ何年使ったんだろ?
え?マジか……?
何年だと思った?
こたえ知りたい?
こたえは10年と3ヶ月。
ホント、マジか?だよね。
こんな長持ちするようになったんだPCって。
冷蔵庫並みだね。
大昔は2年もしたら、
壊れるか、
性能が陳腐化してたのに。
掃除の仕事は若い時からホテルの客室清掃やってたので慣れてます。
全くイヤイヤではありません。
反論しますが、貴賤を考えてたら清掃の仕事は出来ないと思います。マンションやビル清掃で、なかなか落ちない汚れを床に這いつくばって落としてたら
座ってるんじゃないと男性に後ろから無防備な背中を蹴られた事があります。
職業の貴賤の話でしたら、客室清掃とビルやマンション清掃は下請けや孫請けだったので、予算がないからと壊れたままの道具で掃除を強制されたり、自前で軍手とゴム手を買わされたり壊れた道具で怪我しても
追記は以上です
ビジホ朝食調理に落ちた。
もう死にたい
無職じゃん!専業は怠けていて働きが足りないと採用担当男性に説教され
やや圧迫面接?を受けた。
履歴書に記載した企業でどんな仕事をしてきたかや部署名も事細かく聞かれて
肉体労働を求めていた様子。
学生の時は客室清掃や結婚式場やファストフードで何年も働いてたとアピールしたが
何十年も前のこと言われても〜みたいに
ダメ出しされた。おそらくビジホの客室清掃は ノルマがキツくて腰を痛めて何人も辞めるので
客室清掃は人手不足なんだろう
順調だったので、
こんなに小馬鹿にされるのか
とショック
調理が人気なら仕方ないと
他の清掃も応募するも、マイナビ、マイナビミドル、indeed、求人ボックス、主婦系の求人サイトあと2つ、全てに某ホームセンターとスーパーの清掃が全て同じ派遣会社で
連絡すると「定員いっぱいです」と断られる。
勘違いして応募したお前が悪いと回答が来た。
年末年始挟んで、年始に年末求人が載ってるのは当然分かるが、さらに翌週、また更に翌週も
どうして削除しないのか本当に謎。
また昨日も、定員いっぱいの求人が新着で
募集しており、その同一の派遣会社は不動産業もやっており、賃貸の囮と釣り物件みたいないい加減な求人なので
求人元に上記の件を問い合わせても、派遣会社に直接文句を言えよ、と開き直るホームセンターとスーパーにも不信感を感じてる。悲しみ
うるせえ!人のこと言う前にお前が熱くなれよ!横っ面ビンタするぞ!ホラ!早く熱くなれよ!なんだてめえは?生きてんのかホントに!?
一応言っとくと俺リベラルなんだけど
妻の要望に従って姓も変えたよ、一族唯一の男児だったから、その決断は一族断絶になるわけで、一族とはもう関係性が死滅したけどな
正月には毎年嫁の家に1週間近く行ってるよ、俺の父母は死んじまってるしな
それに義父母は尊敬できる人だし下の世話含めて介護することも拒まないよ
皿洗いも料理もするよ、単純な家事スキルなら絶対に奥さんより俺の方が高い
だって冷蔵庫の残り物と食事の相談まず俺に聞いてくるんだぜ?? そんなん自分で冷蔵庫開けて残りもん見て考えりゃいいじゃん?っておもうけど
そういうと「聞いた方が早いから」 って言うんよな
はいはい。たしかにそういうの「ヘクシャーオリーンの定理」って言われて正当化されますよね
なんで?
そこまで女に譲らんといけんの?まあ妻には譲りますよ。
耐えられんのは次からなのよね
俺は姓もアイデンティティも譲ったよ。
ろくに働いてないくせに女性従業員は有給を要求するし(男性社員はそんなことない。きちんと労働法制調べてから、権利がある場合のみ申請してくる)
ろくな属性でもないくせに女性の顧客は「担当がイケメンじゃないと~」(男性顧客はそんなこと言わない)
とか言ってくるのな
ホントしんで
、
AI以上に、人工子宮が成立して女性の性的優位性が失われる時代の到来を早く望みます。
リベラル的な文脈としては、人工子宮が成立すれば女性を解放することにつながるので、リベラルにしても保守にしてもwinwinだと思うのです。
いやマジでさ、世の中ってちょろいよね。特にあの「おぢ」ってやつ? なんか年取ってるからか知らんけど、ちょっと褒めてあげるだけでホイホイ金くれるんだわ。マジ笑えるっつーの。たとえばさ、「おぢはやっぱり人生経験が豊富ですねぇ~」とか適当にヨイショすると、「おまえは見る目があるなぁ」なんてドヤ顔で財布取り出して、「これでなんか旨いもんでも食べな」なんて言っちゃうんだよ。ありがてぇけど、ウケるよね。こっちは適当に口先だけで褒めてるだけなのに、おぢったら完全に鼻の下伸ばしちゃってさ。いやほんと、お世辞って最強じゃね?
でね、これがさ、ちょろいだけならまだしも、なんかすごい自分が大物になった気でいるのが最高にイタイのよ。「やっぱ若い子はおじさんの良さがわかってるね」とか言うけど、あたし的には「いやいや、そんな大したもんでもないっしょ」って思ってるわけ。でもそこは演技力フルスロットルで、「すごいですねぇ~!」「おぢの昔話、勉強になりますぅ~!」とか言いまくってりゃいいわけよ。もうそれだけでおぢの目、キラッキラだからさ。大人って単純じゃん。やっぱ年くうと脳みそ固くなんのかねぇ? 適当に褒めときゃ何でも信じちゃうっていうか。
あ、でも勘違いしないでほしいんだけど、別にあたしも悪意があるわけじゃないのよ。ただ、おぢ相手にちょっとヨイショするだけで、サクッと金が手に入るんなら、そりゃやるでしょ? だってさ、バイトするより楽じゃんか。だっておぢは喜ぶし、あたしはおこづかいゲットできるし、Win-Winってやつでしょ。いやもうコスパ最強。おぢはちょろい。ちょろすぎる。ちょろすぎて笑える。下手なアルバイトより全然効率いいわ。
ただ問題はね、おぢが勘違いしすぎるところなんだわ。なんか「若い子に慕われてるオレ様」に酔ってるっぽいのね。「やっぱ年の功だよな~」とか言っちゃってさ、まるで自分がスゴイ人間みたいに思ってるのが痛々しい。あたしもなんか適当に相槌打って、「そうですね~、おぢみたいな人生経験がないとダメですよね~」とか、口から出まかせ言うと、まるで天下取ったみたいな顔するんだよ。逆にかわいいっちゃかわいいんだけど、もうね、どんだけちょろいんだよって思うわ。そうやって自分で自分をアゲてくれんのはいいけど、客観的に見たら完全にカモ扱いだからね、おぢ。
でもさ、これ言っちゃうと世の中の「おぢ」全員を敵に回しそうなんだけど、ホントに申し訳ないけど、褒められたら財布ゆるみまくるおぢって絶滅危惧種なんじゃないかと思う。最近の若者はSNSで褒められ慣れしてるから、ちょっとやそっとのゴマすりじゃ動じない。だけど年配の人って、なんか昔は褒められる機会が少なかったのかね? ものすごく褒めに飢えてんのよ。そこをちょこっとくすぐってあげれば、お金がポンと出てくるんだから、そりゃああたしも頑張って「すごーい!」「おぢ天才!」みたいなこと言っちゃうわけよ。だって現金ゲットできるんだもん。やめられないわ、こんなの。
つーかね、あたしだって最初はちょっとは罪悪感あったのよ。いや、こんな大したことない人をめっちゃ持ち上げて、いいのかなって思ったりしたの。けどさ、一度おこづかいもらっちゃうと、もう止まんない。だって向こうだって喜んでるし、あたしは楽してお金手に入るし、誰も傷つかないでしょ? だったら全員ハッピーで良くね? これこそ平和な世界ってやつよ。わざわざ細かいこと考えるのアホらしい。おぢが満足してるならそれでいーじゃん。あたしの頭ん中は金のことしかないし、おぢの頭ん中は「可愛い若者に褒められてハッピー」しかないわけだから、ある意味お互い様よね。
それにしても、こんな簡単なことで金稼げるんだったら、ほんとにバイトする意味って何なんだろって思っちゃう。だってアパレルとかコンビニとかで時給1000円とか1200円とかで働くより、おぢに3回くらい褒め言葉投げかけたほうがよっぽど稼げるんだもん。おまけに座って適当に話聞いてるだけでOKだし。そりゃあ学校とかでは先生に「ちゃんと働いてお金を得るのが大事」とか教えられたけど、現実問題としてこういう「ちょろいおぢ」を捕まえたほうが効率いいわけで。世の中にはたぶんもっと上手におぢを転がして稼いでる子もいるんだろうな~。なんか自分もまだまだ修行が足りないかもって思うわ。
なんかさ、これ書いてて自分でもちょっとアホだなって思うんだけど、でも事実だから仕方ない。おぢは褒めてりゃ金くれる。めっちゃちょろい。ありがとう、おぢ。感謝してるよ、ほんとに。こっちだって適当とはいえ、嘘ばっか言ってるわけでもないしさ。だっておぢのいいところ(?)を見つけて褒めてるわけだし? まあそれがどれだけ本音かは聞かないでほしいけど。とにかく、あたしの中ではもう金銭の自動販売機みたいなもんなんだよね、おぢって。ボタン押したら自動で金が出てくる。ある意味最新テクノロジーよりすごいよ。ほんとにおぢは最高の発明品かもしれないって思う。
てなわけで、結論としては「褒めてりゃ金くれるんだからおぢはちょろい」ってこと。これに尽きる。あたしがやってることが正しいかどうかはわかんないけど、おぢが喜んでるからいーの。これ読んだ人はどう思う? 「いやいや、そんなのよくないよ」とか言うのかもしんないけど、実際問題として、みんなやりたいことしてるだけじゃん。おぢは褒められたい。あたしは金がほしい。欲望が一致した瞬間、そこに「ビジネスチャンス」が生まれるんだよ。そう、これは愛とか友情じゃなくてビジネス。ちゃんとした経済活動なんだわ。だから遠慮なく言わせてもらうけど、褒められて財布開いちゃうおぢがいる限り、あたしはこの商売やめらんないわ。ごめんね。でもまぁ、そういう世の中だし仕方ないっしょ。結局はおぢがちょろいんだもん。世の中の仕組みがそうなってるんだから、あたしは悪くないよね? むしろ、褒められたら金くれるおぢが生み出した新しい経済システムに適応してるだけだからさ。はい、これからもよろしくね、おぢたち。末永くあたしを褒めさせてくれよ。そしたらあたしもちゃんと褒めてあげるから、どんどんお金ちょうだいね。お互い幸せならそれでいいじゃん。ね?
Xでよーくバズったね、おめでと
うちが毒親とクソみたいなきょうだいだということをネットに広めてくれてありがとう!
いいこと教えてあげるよ、俺もネットぐらい見てるんだわ、マトモな仕事じゃないからネット見る時間がたくさんあるあんたと同じようにね
そしてあんたのアカウント知ってるんだわ、あんたが人生の落伍者でありながらもたまたま絵を描くの上手いし、あんたの落書き見てるからさ
あーあー、ひどいなぁ、愛されない搾取子はネットで愛情を求めるからってさ、親に愛された俺や親を他叩くなんてさ
ズルいよ、ホント、ネットの怒りが間接的とはいえウチに向けられてる
はっきり言うよ、俺はあんたが嫌いだ、今まで以上にな
そんな卑怯な手段使うから、家で冷遇されたんだよ、「搾取対象の奴隷」がよ
奴隷から成金になって結構なこった、でも金と地位失ってから泣きついてこないようにね
あんたが俺達の事をネットで晒し上げて、誇張して悪者にしてること、みんな知ってるから
裏切り者、助けるわけないじゃんw
「ゴ、ゴメンナサイ!」とカタコトの日本語でこちらを見た彼女は、褐色の美少女だった。
たとえるなら、ローラの少女時代ってところか。もしくは不思議の国のナディア。
(以下妄想)
その日はそれで終わりだった。
でも、次の日。
また同じゲレンデで滑っていると、今度は向こうから「コンニチハ!」と元気よく声をかけられた。振り向くと、昨日の彼女だった。褐色の肌に、真っ白な雪が映えてやっぱり綺麗だった。
「昨日はゴメンナサイ!ワタシ、ミカです!」
「ハイ!ケガナイデス!」
聞けば彼女は留学生で、日本の冬休みに家族とスキー旅行に来ているらしい。ミカちゃんはスノーボードが初めてで、すっかりその魅力にハマってしまったそうだ。
「モウ、オシエテクレマスカ?」
もちろん断る理由なんてない。滑り方を教えながら、一緒に笑って転んで、少しずつ距離が縮まっていった。
その日の最後、リフトの上で少し冷えた空気の中、ミカちゃんが言った。
リフトを降りて、別れ際に「サヨナラ」と手を振るミカちゃん。でも、その後ろから彼女の父親が走ってきた。
「えっ?」
どうやらリフトの途中で落としたらしい。二人で慌てて探すことに。雪の中、パスポート探しはなかなか難航したけど、最後には無事に発見。ホッとした表情のミカちゃんが微笑んで、こう言った。
……タノモシイ?
褒められたのは嬉しいけど、なんだか微妙に日本語が違う気がして、つい吹き出してしまった。
「ハハッ、頼もしいって言いたかったんだよね?」
「ハイ!アッテマスカ?」
「まあ、大体ね!」