はてなキーワード: 生成りとは
一階のトイレの不具合をDIYで直したので、次は二階のトイレに取り掛かることに。
家のリフォームした頃につけたトイレで、多分二十年以上前に設置したトイレになると思う。
プラスチックでできた暖房便座(シャワー機能なし)は、トイレに入っていくる西日で焼けたのか、それとも単に経年劣化かは分からないが、元はアイボリーのカラーだったのだろうけど、生成り的なベージュに近い感じの色になっている。
ただトイレの本体の方は流石にTOTOだからか、少し古い型番のモノながらも陶器でできているゆえか、劣化的な色はほぼ感じず表面部分だけなら欠けたようなところもなく、まだまだ現役で綺麗なトイレに見える。
しかし、昔のトイレだからか十数年前からは当たり前の渦巻きのような回転型の水流系ではなく、ダム全体からの放水的な感じの流し方なので(昔のものなので節水型ではないと思われるだけに水量が多いとは思う)、その辺りを我慢すればまだまだ使える感じのトイレではある。
そうは言っても二十年ぐらいは時間が経つ代物だし、(最近、カーテンを設置したが)西日が差し込む場所にある角にあるので、それぐらい経過すれば経年劣化などでトイレで水漏れが起こっても不思議ではないだろう。
一階のトイレのパッキンをDIYで交換し自信を持った結果(調子に乗った)、こうなったら事前に二階のトイレのパッキンなどを交換などして、経年劣化で起こるであろう水漏れ対策をしようとなった。
それに使用頻度が低い二階のトイレにも、今後は便座を交換してウォシュレットを設置しようとも考えているので、その前に全体的に綺麗して掃除などを兼ねた意味でやることをやってしまおうと考えました。
参考になりそうな情報を事前にネットで漁り、必要になりそうなパッキンやパーツを揃え作業を行ったのですが、予定になかった……というか事前の確認が甘かったのか、計算外のパッキンが作業中に発見したりしてしまったし、さらに想定以上のサイズの金具で留められていたところだったので、そのサイズに対応する為の工具まで慌ててネット注文することに。
その為、一日で作業が終わらず、ネットで注文したパッキンと工具が届くまで、中断した状態を翌日まで維持する事態に。
まあ一階のトイレが使えるから最悪の事態ではないのですが、事前の調査が甘かったと言えるだろう。
でもそう言う事態も計算外ではあったのですが、この手のDIYは慣れない作業なので時間はかかると思っていたので、時間がかかっても大丈夫な余裕をもったスケジュールにはしていました。
ちなみにですが、家の二階のトイレの構成はタンクが「S771B」、便器が「C770B」、カラーは「#SC1」(パステルアイボリー)でした。
これらの型番をキーにしてネット検索すると、TOTOのサイトで下記のようなページに辿り着きました。
そして作業をする前に購入したパーツはこれらです。
これだけ事前に情報を集めていたし、キチンと事前にパーツを購入して準備もしていたのに失敗(事前に調べた情報に無かったパーツの発見)したのには理由があります。
TOTOのウェブサイトにある補修パーツ一覧に、その問題のパーツというかパッキンが記載されていなかったのである(他に参考にした同じ系統のタンクのパッキン交換のブログにも、そのパッキンの記載がなかったので気付かなかった)。
ただしそのパッキンを交換せずに、そのまま他のパッキンを新しく入れ直してトイレを元に戻すという選択肢もあったのですが、その問題のパッキンは基本的にタンクを外さないと交換できない場所にあるのものなので、もしそのパッキンを交換しようとした場合またタンクを外すのは非常に手間ですし、タンクと便器を繋ぐ金具やそれに付随するパッキンに余計な負荷がかかるので、一旦タンクを外した状態のままで中断がベターな選択ということで、注文した部品が届くまで作業を中断したままの状態を維持することに。
再度、色々とネット検索しましたが、またTOTOのWebサイトでも「S771B」をキーワードにしてもなかなか情報は得られなかったのですが、事前の情報収集で見つけていた「水道屋の修理帳」のブログ記事をよく読むとその中に答えを発見しました。
ここのブログに記載されていたPDFでの分解図「TS770C ロータンク排水弁」というものがその正体でした。
ブログ記事でもタンクを外して分解し色々なパッキンを交換しているのに、なぜかここの「9F3033」というオーバーフロー管と、それとタンクを繋ぐ金具の「21052F」の間に入るパッキン「91508S」(正式な型番は「TH91508S」)の交換はなぜかしていないので、ネットを検索しても文字情報にはされていなかったので情報がなかなか得られなかったです。
「TS770C」というセットパーツの商品自体は既に販売終了したものでしたが、構成されていたたそれぞれのパーツは継続または後継パーツが出ているので補修パーツの購入は可能でした。
もしかしたら販売終了などで情報の更新で齟齬が発生して、その辺りが原因でTOTOの「タンク内部金具検索」で上手く情報が見つけられなかった可能性はありそうです。
とりあえずは何とか情報を得られたことで注文をする準備はできたのですが、このロータンク排水弁とタンクを繋ぐ大きい金具が、自分の持っているモンキーレンチではとても対応できない6cmほどの幅が広いサイズのナットでした。
ナット部分の直径を測り、ホームセンターで大きめのサイズに対応できるモンキーレンチかウォーターポンププライヤーなどを買おうと思ってホームセンターに行ったのですが、下手すると一万円前後するほどに値段が高かったです。
その場でスマホでAmazon検索したところ、安いツールが売っていたので(そう何度もこれぐらい大きいサイズのナットを使う機会は少ないので)パッキンとこのツールをAmazonで注文しました。
そして運良く、注文翌日に工具とパッキンが届きました。
タンクなどは既に前日に外し、中にあるパーツもタンク内洗浄に邪魔なものは外し、タンク内を綺麗に洗浄して準備万端。
止水栓とタンクを繋ぐナットのところにあるフィルターも掃除しました。
水道の水のゴミを粗く除去するフィルターには結構ゴミが溜まっていたので、下手をしたら水量の低下、または水詰まり、もしかしたら漏水の原因になっていたかもしれない。
フィルターには一緒にゴムパッキンがついていたのですが、これはそれなりのホームセンターなら交換パーツとして探して見つかるレベルのありふれた感じのパッキンなので、ネット注文はせずに実物のパッキンを持っていってサイズを確認しながら近所のホームセンターで購入。
ただ金具と一緒に使われているパッキンは交換しました。
玉鎖が使われているフロートバルブもパッキンの交換だけもやろうと思えば可能だったのですが、今回はフロートバルブのパーツそのものを購入して交換しました。
長年使っているトイレの不具合でよくある事例の一つで、経年劣化などで使われている玉鎖が切れることが多いので、その辺りの予防を兼ねてパーツそのものであるフロートバルブそのものを交換しました。
タンクの中で使わているパーツで逆に交換していないのは、大きな浮き球が付いているボールタップと呼ばれるパーツと、レバー周りのパーツです。
ボールタップも結構見た目の劣化を感じるパーツだったのですが、ボールタップのパーツは上の方にあるので交換作業自体は比較的容易ですし、ホームセンターにも交換パーツが売っているのを確認しているので、今すぐにでなくても問題ないと思い今回は交換しませんでした。
レバー周りのパーツは、今後ウォシュレットを導入した際に自動洗浄ユニットも採用しようと思っているのでその際に交換しようか思案中。
パッキンを交換してのタンクと便器の接続に関しては、上の方で紹介したブログ記事などが参考になると思いますので、個人的には余り詳しく書くことありませんでした。
道具と補修するパーツがキチンと揃っていれば、取り外す際にパーツを壊したし無くしたりしない限りは、DIYをそこそこやりなれていればそこまでは難しい作業ではないと思います。
ただし事前にそれなりに調べていても情報が足りず、実際に作業すると想定外の問題にぶち当たったりしても慌てず作業できたのは良い経験です。
急な故障による対応ではなかったので、事前の情報収集と余裕も持ったスケジュールでDIYをする大切さが身に沁みました。
はてなダイアリーの移行消滅で自分のブログが無くなったので、忘備録的にここに記録し、自分の補修時の対応や買ったり交換したパーツの情報を書いておきます。
女性で母親で働いているんだね?オールドマンズテーラー、フォグリネンワークス、コーヘン、鎌倉シャツ、マーガレットハウエル、セントジェームズ、ファクトリエとかどうだろう。カジュアルすぎる?男性だったらハリウッドランチマーケットとかループウィラーとか45rpmとかあるんじゃないかな。ピープルツリーも手織り生地があって贅沢だよ。
服の強度は結局、素材と厚み、縫製の目の細かさ、糸始末のうまさ、気が利いたパターンかどうかによると思う。だから正直ブランド別っていうより一着ごとに見極めるしかないと思う。上記挙げたブランドは強い服を探しやすい印象。高いけど。Tシャツ1万2千円、靴下三千円とかするけど、素材がいいとそういうものなんだろう。3足千円のほうがおかしいんよ。
唯一ブランド買いできると感じるパターンは、生地メーカーによるファクトリーブランド。Cohenとかそう。それか、原料作り手にこだわって発注してる服飾企画会社のブランド。ファクトリエとか。
原材料の価格はたぶんに製造ロットの大きさに左右されがちなので、小ロットで仕入れている生地を使っているメーカーの服は高い。その点ファクトリーブランドは自社の素材使えるから値段に対して高品質。ユニクロ大量生産するから、生地だけみたらすごくコスパいい。でもやっぱり個性は出しにくいしウイグル問題とかもあって手が出しにくい感覚。
素材はやはり麻。麻は強い。夏のイメージあるけどリネンウールなら秋冬も。厚みがある生地、生成りの生地のが強い。したがって着心地があんまり良くない。濃色は着込むと褪せるからそれが許容できない場合注意。
柔らかくて薄くてテロンとした生地はどうしたって摩耗に弱い。女性的な薄手でテロンとしなやかな服が好きな場合、そもそも丈夫な服生活に向いてないから1年で買い替えスタイルでいいと思う。
縫製はミシン目の細かさを見ている。そしてボタンが頑丈につけられているかと、股部分の縫い合わせがきれいだと腕がいいと思ってる。ボーダーとか柄物の場合、肩周りや脇の縫い合わせ部分の柄切り替えがスムーズだと、レベルの高い工場に出してるんだなと思って高評価。ジッパーの端っこの処理とかで糸始末のうまさを見る。
あとはやっぱり手入れだよね。ガンガン洗濯機で洗うけど、抑えないと長持ちしないコツは服な以上あるじゃない。ウールものは1日来たらブラシをかけるとか、白薄系の色は定期的に酸素系漂白剤で漂白するとか。濃色は裏返して陰干しするとか。
服がおしゃれの為というより実用重視にならざろうえない生活、ちょっとつまんないけど、でもファッションをお互い楽しもうね〜。ララビギンは手頃な名作をよく紹介してくれるから気が向いたら読んでみて!
退職にあたり職場の人がお金を出し合って私がずっと欲しがっていたプレゼントをくれた。そのお返しとして、デパートで売ってるタオルハンカチを選ぶことにした。
いいなと思ったデザインはラルフ・ローレンポロの青のタオルハンカチだった。模様などがなくとにかくシンプルなのが良かった。最初は人数分それを買おうとしていたが、それが男性向けコーナーで売られているものだと気づき、数枚を戻した。自分的には青いタオルハンカチはジェンダーレスな気がしていたが、それでもやはり女性社員に男性向けに開発され売られている商品をプレゼントするのは非常に失礼で、侮辱に当たるのではと思ったのだ。
これってジェンダーだよなーとか思いつつ、女性社員用にはイブサンローランの生成り色のタオルハンカチにした。こうしてジェンダーは強化されていくのかな。なんだかなあ、な出来事だった。
タイトルでわかると思うが、男性キャラ同士のカップリングとそこにおけるボトム側にあたるキャラの女体化についての話をするので、苦手な人は気を付けてほしい。
私はリバ大好き腐女子だ。
受け攻めはジャンケンで毎日決めればいいと思うし、なんならジャンケンで決めたのもだんだん盛り上がって関係なくなって両方が両方に入れたり入れられたりしてると大変興奮する、そういうタイプの腐女子だ。
「そんなに左右に頓着しないなら、地雷も少なくてさぞ生きやすいだろう」と思われる人が居るだろう。実際私もそう思っていたし、地雷が多い人は大変だなあとのんべんだらりとTLや支部からありがたくご飯をいただいていた。
が、最近どうにも食べられなくなっているものがあることに気づいた。最初は性癖も寄る年波には勝てないのかと(全く関係ないが、最近油物がきつい。全く消化できないのだ)笑っていたのだが、どうもそうではない。これが所謂地雷らしいと気づいたのは、直近でハマったカップリングで「受けの女体化」を見た時である。
嫌いな人もいるだろうが、私は好きだ。女体化には色々タイプがあると思うが、元のキャラらしさを残しつつ美しく、可愛く、かっこいい女性になっているのを見ると、「わかる〜めっちゃそうなりそう〜」とあかべこのごとく首を振り、デザインセンスに脱帽する。そもそも美女や美少女が大好きなので、女体化自体は嫌いではない。逆も然りで、美少女や美女の男体化も好きだ。顔がいい人間は性別どっちでもいい。
先述したが、私はあるカップリングにハマった。仮にこれをA×Bとする。
この二人は親友同士だ。
Aは美形の男性である。中性的な顔立ちで、色が白く、髪の毛も長い。天才だが、天才キャラに多い少し生活能力がないタイプだ。あまり男らしいキャラではないが、Bよりは高身長だ。
Bはいわゆる兄貴系のキャラだ。A以外にも色々なキャラの世話を焼いている。みんな困ったら一度は彼を頼りにするようなキャラで、健康的な肌色で、顔の作りも整ってはいるが、Aと比べると男らしくあまり華やかさのある顔立ちではない。
私はまずABを検索するが、その直後に同じ回数BAも検索していた。私には二人の関係性が大事で、左右はどちらでも構わないからだ。ABを主に好んでいるのは、グッとくる作品がそちらに多かっただけの事である(思えば、この辺りで既に答えが出ていた)。
ある日、BAを摂取しようとツイッターで検索をしたところ、よくBAについての妄想ツイートをしているらしい人が現れた。検索画面の最新ツイートは、ほとんどその人のツイートで埋まっている。
私は作品を見るのも好きだが人の妄想を見るのも同じくらい好きなので、嬉々としてそのツイートを読んでみた。
……………最初は楽しく読んでいた。だが女体化の話が15個以上並んだ辺りから、違和感を感じた。読んでいくうちに、A♀のビジュアルが彼女の中でハッキリしていることはわかっていたが、そのビジュアルが私の思うものとかけ離れているからであった。
彼女の思うA♀は、巨乳で背が小さく華奢な女性で、身なりに頓着しないからよく際どいことになっている……そういう少年誌のラブコメでよく見るような感じであるらしい。
実はこのタイプのA♀のビジュアルデザインは、支部でも割と見る事が多いタイプだ。そもそも女体化の数が多くないので多いといっても微々たる差であるが、スレンダー美人系よりは数が多いように感じた。そうしてそういう巨乳のA♀は、多くの場合BAの人の手によるものであった。
私はラブコメでよく見るタイプの巨乳キャラは好きだ。メリハリボディ、大変素晴らしいと思う。だがそれがA♀かと問われると、首を傾げたくなった。
身長を巨乳に換算するのはCOC探索者のSIZでもあることだ、理解はできる。だがAは薬物中毒の経験がある(そしておそらく今も服薬している)不健康なキャラである。仮に巨乳であっても、そんなきゃるんとしたような行動をするか?健康的なラッキースケベ展開があるだろうか?
たまにならいいだろう、そういうところも見てみたい。わかる、そういう妄想は私もする。
だが四六時中そんな状態になるか?それはもう、A以外の何かではないか?
……そう思うほど、限界をとどめていないような扱いをされていた。そしてその扱いは、BAにおけるAの扱いとして多いものだった。
BA界隈で声の大きい人々のAは、様々な要素をモリモリに盛られていて、私には転生成り代わり夢小説に見えた。
BAのAがAとして見えるものは私には少なく、徐々に検索する回数が減っていった。
(誤解のないように言っておくが、私は腐女子と夢女子を兼任しており、転生成り代わり夢小説とかも大好きである。決して夢小説を否定する意図はない。)
花京院典明が空条承太郎とカップリングを組まされ、受けになるときによく見受けられる現象である。
絵柄の問題もあるが、過度に華奢に、あるいは可愛らしく、いわゆる「守りたい女の子」のようになっているものだ。
地雷はほぼ無いと言っていた時でも、これだけは受け入れることができなかった。それぐらい苦手である。
これまではキャラ崩壊故に苦手なのだと思っていたが、「受けの女体化」が苦手な原因は、このpixiv院を苦手な理由と合致していることに気付いた。
この「女性」というのは、可愛らしく、小顔で、色白で、華奢で、重いものが持てなくて、甘いものが好きで、髪の毛が長くてふわふわな、2000年代より前の少女漫画では必ず見たようなタイプである。
突然だが、ジェンダーの話をしよう。
私はXジェンダーだ。腐女子だと言ったが、肉体が女性として生まれたからそう呼称しているだけであり、神の作品を読んでいる時などは完全に男性の気持ちであったりするし、普段の生活においても己を男性/女性と固定して考えたことはない。常に男性と女性を行き来するような、或いは己に性別が無いような心持ちで暮らしている。好きになる相手は男性女性あるいはトランスジェンダー関係なく、好きになった相手を好きになる。
なので、実生活でも「女なんだから」と言われると、眉をしかめずにはいられない。痴漢などに遭うと、己を「女性」として固定化された上に性的に搾取されている不快感は耐え難く、殴りかかったら過剰防衛扱いされるような現状に怒りのあまり涙が出る。
「受けの女体化」は、そういうテンプレートな「女性」にされる事が多いのだ。
ABよりもBAで受けの女体化を多く見るのは、おそらくAが「長髪」で「端正な顔立ち」で「色白」だからだろう。
「長髪」で「端正な顔立ち」で「色白」だけが女性の条件ではないというのに!
そうして女体化すると、男性の時よりも力が極端に落ちたり極端に身長が縮んだりするのである。
最悪としか言いようがない。
受けの女体化といっても、バラライカやインテグラや哀川潤や禍燐のようになるのであれば巨乳でも構わなかった。あるいはパリコレのショーモデルのようなスレンダーで性別をあまり感じさせないような、はたまたボディビルダーのような作り込まれた肉体などでもよかっただろう。あるいは食べるのが大好きでふっくらしている子でもよかった。そういうバリエーションに富んだ女体化は大好きなのだ。
だがキャラ全員を女体化するのでなく受けだけを女体化すると、多くの場合判を押したように軒並み「守りたい女の子」になる事が多いのは何故なのか?
挙げ句の果てには「女体化したら結婚して一緒にいられる」?「子供が産める」?
結婚しないと一緒にいられないのか?
同性は結婚出来ないのか?
確かに日本では法としては整備されていないが、近頃はパートナーシップ制を導入している自治体も多いのに?
入籍せずとも、幸せな暮らしをしている事実婚のカップルも世の中にはいるのに?
あなたのその理論は、女体化して結婚しなければ一緒にはいられないという事だ。女性は結婚したら必ず子供を産むという偏見だ。AとBは男性同士では一緒に居られないということだ。長年親友として連れ立ってきたAとBを、まるっきり否定する理論だ。
彼らは男同士では、幸せになれないという事だ。
そこまで深く考えてのツイートではない、といえばそこまでである。だがそういうツイートほど、無意識の考えが透けるものだと思う。
「受けの女体化」やpixiv院化が嫌いなのは、テンプレートのような女性像と、結局のところ男女カプとしてしか男性キャラ同士のカップリングを見ていないように感じるからだ。
例としてBAでの女体化をあげたが、ABでも同様の女体化がこれから出てくる可能性は大いにある。そうなった場合、おそらく地雷の中から好みの女体化を探す手間と、女体化そのものを弾くことを天秤にかけるだろう。
その時、どちらかを選択することになるのだろう。だが、今はまだ私は「受けの女体化」が嫌いで済んでいる。
ここまで長々と読んでくれた上で、少しでも何か感じる事があったならば、是非女体化にはバリエーションを持たせてほしい。
「イイ女」は一人きりではないのだから。
てゆうかどうせやるなら両方にょたにするか攻めをにょたにしてペニバンでケツ掘られてる受けを見せてくれよ!私は膣に入れられる様じゃなく腸に入れられる様を見に成人指定作品を探したんだよ!!粘膜違いです!!
書き忘れていたが私は生産するタイプのオタクなので、今やっている原稿が終われば何かしらのカウンターをしかけようとは思っている。思っているがしかし逆カプの為に労力を割くのか?という気持ちがあるんだよな
それと誤解のないように言っておくが、私は何もテンプレートな女体化をやめろと言っている訳ではない。バリエーションを増やせと言っているのだ。そこは間違えないでほしい。
女体化の解釈違いの話をしてるのに違う話してきたりAもBも異性愛者って言ってないのに勝手に異性愛者だと思い込んでカップリングにしてる時点でキャラ崩壊では?みたいなのは今求めてないです、文章中にないことが含まれてる選択肢は不正解だって国語で習わなかったんですかね?
stand.fmってpodcast?のアプリでMr.Cheesecakeの田村氏 (@Tam30929) が
醤油: ミツル醤油 生成り http://www.mitsuru-shoyu.com/?pid=128249706
味噌: cocoromiso https://nagashimatairiku.com/products/detail.php?product_id=62
あと、いいオリーブオイルがあると幅が広がるって言ってた。
の続き。
てなわけでー。テーマ性とか物語性とか、そういういつも以上に堅い話はノルマクリアしたので、こっからは書きたいこと書きますよー。
ぶっちゃけて言えば、前述した脚本とかね、監督は脚本家に丸投げしてたんじゃねーかと思います。正直言って観客である自分はある種のアリバイ作りを感じました。「批評家に突っ込まれるような部分はちゃんと作っておきましたよ、これで文句ないでしょ」みたいな。
自分も前編で喪失と回復とか継承とかそれっぽい感想書いたんでノルマクリアー。そういう意味で共感しますよっと。
じゃあだとして、この作品監督は何をしたかったのよ? なにがドライブエンジンなのよ? といえば、それは変態(フェチ)っすわ。
本年いろんな映画がありました。素晴らしい傑作映画、佳作映画、名作、快作、問題作。そしてうんこ漏らすほどの駄作。でも年末になってこれほど「やばい」映画が来るとは思わなかった。
薄々そういう部分あるかな? と思っていったわけですが、度肝抜かれますよまじで。そういう趣味のない人には全く刺さらないと思うけど。興味ある人にとっては、鼻血ブーです。
そもそも舞台背景(現実世界側)はヴィクトリア朝のロンドンなわけです。おそらく爵位持ちのストームボール家がタウンハウスでのクリスマスの飾り付け準備ーからのー、名付け親ドロッセルマイヤー(眼帯をした黒人のイケメンすぎるおじさま)邸宅に移動。
バラ色からブルーグレイに沈みゆくちょっと煙っぽいロンドンの夕暮れを移動する馬車。街を行き交うあらゆる階層の人々!
ドロッセルマイヤー家では係累おおよそ数百人を招いたクリスマスの催しが今まさに開かれようとしています。ヴィクトリア朝の舞踏会です!
スターウォーズのクローン兵を見てがっかりした人いませんか? 自分はがっかりしました。そりゃね、数万人が現れての合戦シーンは迫力あるって言われればそうかもしれないですけれど、でもCGでそれやるって、コピペじゃないですか。ウルトロンのときもそうですけれど、大軍勢、大群衆は3Dモデル使い回して同じ姿の軍勢がうわーって押し寄せるわけでしょ。すごいけど、要するにそれってのっぺりした画面でもある。
でもこの舞踏会はコピペがないんですよ。全員色とりどりの、贅を凝らしたドレスやらタキシードやらなわけです。どんだけスタイリスト動員して、服飾に予算投入してんだよ、鼻血出すぞこら。
主人公クララがね、おしゃれが苦手だっていうこの娘が、おねいちゃん(素が出てきた)に髪の毛とかしてもらって、すみれ色のオーガンジーのドレスで現れるわけですよ。オーガンジー。髪飾りは多分朱子織り。
分かる人には「オーガンジーの透け感のあるシュークリーム袖」という説明だけで、その可憐さが伝わることでしょう。
クリスマスパーティーのプレゼント交換会で館の奥深くに迷い込んでいくクララがたどるその通路、ろうそくのキャンドルでゆらゆらと照らされる邸宅の暗がりの美しさ、赤い壁紙には黒いフクロウのテキスタイルがやがて黒いネズミのそれに変わっていく。
現実世界の物語案内人であるフクロウ(ドロッセルマイヤーおじさまのペット)から、幻想世界の物語案内人であるネズミ(ねずみ王マウスリンクス)へと引き継がれていくその暗示を、美術レベルでやってのけるその凄まじさ。
暗い木の洞を抜けて館の暗がりから抜け出たその先は、幻想世界の「クリスマスの森」。雪で白くデコレートされた、しかし緑が目に染みる清冽な森のなかを、泥棒ネズミを追いかけるクララのすみれ色のドレス。ネズミがダイブしてぱっと舞い散るザラメのような雪の結晶の幻想的な美しさ。
めっちゃイケメンの黒人青年。赤い軍服に金のモール飾り。腰にはサーベルで騎兵兜。すべてが完全にフェティッシュ。完敗。映画鑑賞中の感情をあえて言語化すると「ぎょぇわぁ!?」って感じです。
この映画の服飾はジェニー・ビーバンっていうおばちゃんがやってるのだけど、明らかに変態。っていうかおばちゃん『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でモヒカン衣装を量産してたじゃん? そんな二面性を持っていたのか。流石に度肝を抜かれたわ。おばちゃん最高や。
もしくは美術ガイ・ヘンドリックス・ディアスが犯人なのか? 『アレクサンドリア』もかなりキてたもんな。
幻想世界にいっちゃってからは、その病的な美術追求がとどまるところをしらない。捻くれて枯れ果てた真っ暗な「遊びの国」の森には、鮮血のように赤い毒キノコが咲き乱れているとか、廃墟化した遊園地の回転木馬、グランギニョール、道化のハーレクインの禍々しい美しさ。
巨大な城! 瀑布に差し出される水車と歯車! 真鍮の道管の迷路と地下通路に、濡れてベッタリとした湿気。輝かしい水晶天井に照らされる螺旋階段。
回想シーンで母に慰められる少女クララが着ている生成りのエプロンドレスの白い生地には、藍色のスズランの刺繍が散らされていて、これってもう完全にカネコイサオが『ワンダフルワールド』で夢見た世界なわけですよ。っていうか、全体的にカネコイサオでしょ。
10年代も最後半にはいっていまさらそんな角度から奇襲受けるとは思わないじゃないですか? いくらヴィクトリア朝だとはいって、『ワンダフルワールド』のフェチズムが立ち現れるとは、キン肉マンフェニックスのあふれる知性でも予測出来ないわけですよ。
色彩設計がほんとうにほんとうに美しい。ローズガーデンのヴァイオレットベースに茶色のラインとか、オリーブグリーンに熟れたオレンジの差し色とか。ため息が出るとかじゃなくて、鼻血が出るタイプの美しさ。
少女趣味がオーバードーズでフェチになってしまった病的な完全主義の美術背景の惑乱。
もうね、福井晴敏に宇宙世紀が殺されるとか言ってる場合じゃないです。ディズニーにカネコイサオが殺される。なお、もらい弾で少女革命・幾原邦彦も死ぬ。
なぜなら遊びの国へ金の鍵を取り戻すため軍を率いて旅立つ王女クララがまとうのは、黒の軍服(金モール)に赤のロングスカートだから。このロングスカート、品が悪くなりそうなところなのに布の質感と裾の縫い取り刺繍だけで男装めいた凛々しさをだしてるのだ。やばい。やばみ。
そのロングスカートから革のブーツでキックするクララ(なお、このキックが主兵装)。
この映画、興行的には失敗だと本国では判断されているのですが、当たり前ですよ。だって制作費100億超えですもん。『ボヘミアン・ラプソディ』の二倍以上でしょう。見た感じ、そのほとんどを美術と背景に突っ込んでいるようにみえる。出演者の演技も悪くないけれど、目立った名前はキーラ・ナイトレイくらいで他はあまり大きなギャラは発生していないのじゃないかな。
(このキーラ・ナイトレイ演じるシュガープラム(金平糖の精)は、かなり演技が良かった。ちょっと頭の弱いアーパーでふわふわした妖精キャラをキーラ・ナイトレイがやっているのだけど、キーラ・ナイトレイだと気づかなかったですよ。この味は往年に美人だった頃のシンディ・ローパーが醸し出していたあれじゃなかろうか?)
とにかく、画面のどこを見ても、美術的な意味で隙がない。コピペで穴を埋めておけとか、それっぽい小道具をおいてごまかしておけとか、撮影時に陰影をつかってしょぼいのを隠せとか、そういう気配がひとつもない。
監督もしくは美術の美意識が、一部の隙もなく、「この世界観でこのカメラアングルで、この角度を撮ったときには、ここにはこれがないとだめでしょうお前らなんでそれわからねえの!?」と言わんばかりの画面が、延々と、延々と続く。
それはたとえばパーティーシーンでテーブルの上のグラスがこちらのゴブレットは真鍮に銀メッキだけど、あちらのゴブレットは磨いた銅に幻獣の鋳造とか、そういうレベルで気合が入ってるにも関わらずそのゴブレットは2つ合わせても画面の面積の1%以下で5秒も写ってないとか、病気としか言いようがない。
変態が怖い意味でやばい映画なのだった。冒頭に言った+50点はまさにこの変態性に対する評価なのです。もうちょっと金が出したいのもこの部分であり、実を言えばこの鼻血は、パンフを購入してもDVDを購入しても払拭できる気がしません(画面小さくなると美術の細部がわかりづらくなるので)。究極的にはエルミタージュ美術館にでもいかないと、この興奮(というか発作)は解消されないとおもいます。
そんなあたりが『くるみ割り人形と秘密の王国』の感想でした。この映画感想後編がわかった方には強烈におすすめです。それ以外の人にはそこそこ映画だったと思います。
この映画のもうひとつの特徴である「量産化ピエール瀧軍団vsドルイド文明の巨大人形兵器」という側面には触れませんでした。この部分に対する評価は他の方に譲ります。