はてなキーワード: 我慢とは
起き上がって用を足してしまうと眠気が覚めてしまうので、それほど強い尿意でもなかったこともあり、そのまま朝まで寝ることにした。
しかしそれがいけなかった。
時に自分は明晰夢を見ることがある。やたら現実感がある、現実と夢の境目のような夢である。
自分の場合、過眠をして眠りが浅いときに明晰夢を見ることがある。それ用のセットアップもある。
さて先程の話に戻る。この日はお酒を飲んで早めに寝るという、たまたま明晰夢を見やすい条件となっていた。
すると、見る夢は非常に現実感の強い夢であり、かつ尿意を感じているものである。
それは起き上がってトイレに行き、用を足す夢となって結実した。
その時点で夢だと気づいて目が覚めた。体は当然ベッドの中にあり、尿意は残ったままである。
するとまた先程の夢である。ベッドから起き上がってトイレに向かうところからスタートである。
今度は階段を上がった先にある部屋にトイレがある。自分がん住んでいるアパートの一室は、トイレに行くために階段を登る必要はない。
その時点で夢だと気づいて目が覚めた。体は当然ベッドの中にあり、尿意は残ったままである。
また先程の夢である。ベッドから起き上がってトイレに向かうところからスタートである。
今度はトイレに向かうまでの部屋の壁が明らかに実家のものである。自分は実家に住んでいない。
また繰り返しである。今度は用を足すところまで漕ぎ着けたが、尿が5wayに分裂している。自分が経験したことがあるのはせいぜい2wayである。
とうとう観念して、ようやくベッドから起き上がり、自室のトイレで用を足した。
ただこのようなことを繰り返していると、自分が用をたしたのかどうか、用を足しているのは現実なのか夢なのかがよくわからなくなる。
ちゃんと便器に座っているのに、現実の自分はベッドの中にいて、そこで用を足しているのではないのか、といった疑念が抜けなかった。
赤いきつね騒動について、私は「自分はそこまで気にならないけど嫌な人がいるのは分かる」くらいのスタンスだったのだが、周囲を見渡すと私が慕ってる人の中にも問題を全く理解してない人が結構いて、嫌気がさしてしまったので書き殴ります。
フェミとオタクを中心に不毛な言い争いが繰り広げられてる印象の強い問題だけど、多分君たちは敵じゃない。対立する場面はあったとしても、名前だけを見て殴りかかっちゃ駄目だ。個別の問題に目を向けてくれ。落ち着いて聞いてくれ。
まずフェミ(とネット上で呼ばれている人)およびフェミと名乗るほどではないが女性の性的消費にうんざりしている人たちが何故そんなに怒っているか。日頃アニメコンテンツに慣れ親しんでいる人ほど「あれが性的…?」と思ってしまうと思うけど、そういう人はまず「性的」という言葉の意味を捉え直す必要がある。
あの映像は「(女性だけが)過度に性的に表現されている」と批判されているわけだが、「性的」とは何も直接的なエロ表現のことだけではない。「性愛の対象として魅力的に感じること」、もう少し噛み砕いて言うと、「女の子を女の子らしく可愛く描くこと」も広く「性的」と言える。
女性の中には、この「女の子らしく可愛く」を求められることにうんざりしている人が結構いるのだ。
「私たちは都合のいい可愛い生き物じゃない。ちゃんと人間として見てくれ」と。
頬染め、耳かけ、潤んだ目、口元の描写と、様々な点が指摘されているが、そういうアイコン化されて現実からかけ離れた「可愛い女の子像」にうんざりしているのだ。
尚、あれがフェラみたいだとか言っている人については、それは正直どうかとは思う。
けれど同時に、それくらい口汚く罵りたくなるほど性的な目で見られることに嫌悪感を抱く人がいることも忘れてはならないし、その背景からも目を背けてはならない。
男性諸君には想像もつかないかもしれないが、女性というのは生きているだけで本当に性的な目を向けられ続けるのだ。
私なんかはかなり平和に生きられている方だと思うが、それでも男性多数のコミュニティにいた時には、私の本当になんでもないほんのちょっとした言動をAVやエロ漫画のシチュエーションに結びつけて、嘲笑の的にされるようなことは頻繁にあった。私ですらそうなのだ。
どうしてか性的な目を向けられやすい人とは残念ながら存在するので、酷い人はそれはもう想像を絶するほどに酷い目に遭ってきたのだと思う。そういう背景を持つ人たちから半ば反射的に飛び出す罵詈雑言を、言葉尻だけを捉えて批判するようなことはしたくない。
ヒステリックに過剰反応してしまってる人も確かにいると思う。でも逆に「その反応も仕方ないほど傷つけられてきたのだとしたら?」と想像すると、とてもいたたまれない気持ちになる。
あの映像を見ただけであれだけ怒っているのだと思っているなら、確かに「ちょっとおかしいんじゃないの?」と感じてしまうだろう。
でも彼女たちはずっとずっと女として生きているだけで嫌な思いを積み重ねてきたのだ。
「ちょっとおかしいんじゃないの?」を彼女たちにぶつけてしまう前に、一旦立ち止まって考えてほしい。
「どうして彼女たちはたったあれだけのことでこんなに怒らなければならなくなってしまったんだろう?」と。
あの映像は「目の保養」としてはよくできていたと思う。ドラマを観て涙ぐみながらうどんを啜る女の子は可愛い。でもそれは、主人公の女の子を鑑賞物として見てしまっているということでもあるのだ。
「あれは可愛い女の子を見て楽しむものだろう。それの何が悪い」と思う人がいるかもしれない。
言いたいことは分かるし、そういう楽しみ方をする人がいてもいいと思う。
では何故炎上したかと言うと、あの映像がCMであり、CMのターゲット・コンセプトと作画・演出がミスマッチを起こしていたからだろう。
あれが人気アニメのキャラを主人公にした映像だったら、全く同じ演出でも多分あんなに炎上しなかったと思う。それならCMのターゲットはそのアニメのファンであることは明確であり、主人公が「鑑賞対象」として楽しむために作られたものだということが理解できるからだ。
しかし、無名の男性主人公/女性主人公の映像が制作されたところを見ると、ターゲットはそれぞれ広く一般的な男性/一般的な女性と見るのが妥当だろう。
そして、両者とも日常的なシーンを描いていたことから、顧客の共感を呼ぶことで購買意欲を刺激することを狙ったのだろうと考えられる。
しかし、肝心の女性主人公が現実の女性とはかけ離れていて、共感できる対象ではなかったのだ。
ゴリゴリにジェンダーバイアスのかかったステレオタイプのシチュエーションで、キラキラの目と紅い頬の可愛さの強調された絵柄、フェチ仕草として擦られまくった耳かけポーズ。
自己投影の対象として作られたであろう「一般的な女性」であるキャラクターがここまで性的魅力を強調して描かれていれば、「こんなんじゃねえわ」と思って当然だし、自分に性的な目を向けられているような嫌悪感を覚えるのも無理ないだろう。
さらにこの件では、男性と女性の描かれ方の非対称性が顕著に現れていたことも問題だった。
男性は比較的リアルな作画だったのに対して、女性はいわゆる「萌え絵」と呼ばれる、消費の対象であるコンテンツとして培われてきたイラストの表現手法で描かれていた。
逆に男性側も「女性好みのキラキライケメン」として描かれていたならここまで大きな問題にはならなかっただろうが、男女の扱いに差を作ってしまったことで、そのまま社会における男女の扱いの差を投影してしまったのだ。
作画監督が違うんだから絵柄が違うのは当然だ、という指摘が多いが、よほど興味のある人でない限り監督が誰がなんて調べないし、苦言を呈す側がそこまでの注意を払う必要はないと思う。そもそも同じシリーズとしてセットで公開された映像なのだから比較されるのは当然のことだ。
消費の対象として作られたコンテンツを消費することは何も悪いことではない。けれど、あの映像における女性主人公は「消費者の代表」として捉えられても全くおかしくない存在であり、それを性的に描いてしまったのだから、不快感を持つ人はいて当然だと思う。
意地悪な解釈をすると、それは「カップうどん食べてる女の子ってちょっとエッチで可愛いよね」というカップうどんメーカーからのメッセージとも取れる表現であって、「おまえら消費者をそんな目で見てたのかふざけんな」と批判されても仕方のないことなのだ。
それと誤解されがちだけど、女性を性的に消費するのは何も男性だけではない。女性もまた女性を性的に消費しているのだ。
女性アイドルにも必ず一定数の女性ファンがいることを見れば明らかだろう。女にとっても可愛いものは可愛い。
だからあの映像の監督が女性であることは何も不思議なことではない。「可愛い女性」の描き方に慣れ過ぎて手癖同然に女の子を可愛く(性的に誇張して)描いてしまったのか、クライアントから「もっと可愛くして」と要望を受けたのかは分からないが、女性が「アイコン化された可愛い女の子」を描くのも別に普通のことだ。
繰り返すが、消費の対象として作られたコンテンツを消費することは何も悪いことではない。ただ、コンテンツを通して現実に生きる女性に性的な眼差しが向けられてしまった時(あるいはそう捉えられる表現がされていた時)、それは時として加害性を伴うのだ。怒って当然だ。
ただし、もし監督個人を攻撃している人がいたら、それは今すぐやめろ。
生み出したものへの責任は背負う必要があるので、作品そのものが批判されるのは致し方のないことだ。でも人格までを否定する権利は誰にもない。
ひとつひとつは大した内容じゃなかったとしても、あなたが発したのがたったひと言だったとしても、今彼女には膨大な量の批判を一人で引き受けている。
きっと怖いなんてもんじゃないだろう。世界の全てが敵になったように感じるだろう。
言葉の向こうに人間がいることを忘れてはならない。あなたの言葉が背中を押してしまうかもしれない。
(そして個人的なお願いだが、作品の批判をする場合でも可能な限り言葉は選んでほしい。批判されるのは致し方ないことだけど、自分の生み出した作品が否定されるのは結構メンタルにくるものだから。)
「ああいう表現嫌い」は許されたとしても、人格を否定するようなことは言っちゃ駄目だろ。
そういう人として許されないラインを超えた発言をしてると誰にも話を聞いてもらえなくなるぞ。
ここまで読んでもあの映像がそこまで問題だと思えない人もいるかもしれないが、それは別に悪いことではない。誰が何を感じようと自由だ。(私自身も、あの映像自体にそこまで嫌悪感は抱いていない。)
しかし「嫌だ」と思う人がいる事実を曲げてはならない。「嫌だ」だと感じるのだって自由だ。「嫌だ」と思ったなら「やめて」だって言うべきだと思う。
「嫌だ」は自由だけど「やめて」を言う権利は誰にもない、みたいな主張も見かけたけど、そんな馬鹿なことはない。
「嫌だ」も「やめて」もそれを受け入れてもらえるかは別の話というだけであって、言う権利は誰にだってある。
「嫌だ」という人に「嫌だって言う方がおかしい」というような言葉を投げかけるのは人格の否定であって、それがどれだけ暴力的なことか理解してほしい。
(こういう話をすると「自分は色々我慢してるのに!嫌だと言う奴は我儘だ!」と言う人が必ず現れるが、それはあなたがもっと自分のことを大事にした方がいい。嫌なことがあるなら「嫌だ」って言わないと気づいてもらえないから。どんどん口に出して自分を守ってほしい。)
同時に「嫌だと思わない奴はおかしい」もやめた方がいい。
あなたがどれだけ嫌な思いをしていようと、他者の感情を制御することは誰にもできない。「嫌だ」と思う人にできるのは、「嫌だ」と声を上げ続けることだけなのだ。
そして嫌だと思わない人も、できるだけ「あなたは嫌なんだね。そういう人もいるんだね」と受け止めてほしい。「(自分はそうは思わないけど)」でも構わないから。
(紛らわしいけど、「嫌だと思う人がいることを理解できないのはおかしい」は言ってもいいと思う。そういう人は目の前にいる人の存在を無視しているわけだから、胸ぐら掴んででも視界に入れてやらなきゃいけない。)
フェミの話が長くなってしまったけど、ここからはオタクの話もしたいと思う。
ジェンダー観が問題になり広告が炎上する事態はもう何度も繰り返されてきたが、そこにアニメ・漫画コンテンツが関わる場合、必ずオタクがフェミ叩きを始める。
オタクは何をそんなに怒っているのだろうか。
これは主観だが、オタクは長く日陰に追いやられてきた悲しい歴史からか、自分のテリトリーが侵されることに強い拒否反応を示す人が多いように思う。
アニメ・漫画コンテンツは自分たちのテリトリーであり、それを使って表現された広告が批判に遭い、取り下げられることが受け入れられない。「表現の自由」を大義名分に掲げて暴走してしまうのだ。
こういう人たちにまず理解してほしいのが、エンタメコンテンツとして制作されたアニメーションと、広告のクリエイティブとしてのアニメーションの役割の違いだ。
エンタメコンテンツは、コンテンツそれ自体を楽しむためのものであり、好きな人だけが見ればいいものだ。分かりやすく言うと、「嫌なら見るな」が通じる。
商業作品であれば商売としてとして成立させる必要はあるものの、表現の自由は限りなく完全に近い状態で認められるべきものだと思う(適切なゾーニングは必要だが)。
この「(適切なゾーニングは必要だが)」が重要で、今回の件で「頬染めが駄目なら女の好きなBL作品だって駄目じゃないか」みたいな反論をいくつか見かけたが、それ本気で言ってるのか?全く反論になってない。
BLはBLというジャンルに隔離して好きな人だけで楽しんでいるものであり、概ね正しくゾーニングされている状態なので問題ない。嫌いな人も多いだろうか、嫌な人が視界に入れないことができる状態だ。(「絵本の隣にBLが置いてある」みたいなのはマジで早急に改善してくれ。)
例えどんな非人道的な表現であろうと、表現すること自体は限りなく自由であるべきだと思う。
発信した内容には責任が伴うことも忘れてはならないし、この先ゾーニングが厳しくなっていく可能性は十分にあるが、表現することそれ自体は自由だ。
一方で広告の役割は、エンタメコンテンツのそれとは明確に違う。
広告は不特定多数の人に見てもらって商品をPRするものなので、まず第一に、「嫌なら見るな」が通じない。
広告とは頭下げてでも見てもらいたいものだし、隙あらば視界に入ってこようとするものだ。
だから好きな人だけが見ればいいエンタメコンテンツと比べて表現には気を遣う必要があって、企業や商品のイメージを損なう恐れのある表現は避けなければならない。
広告の目標とは、商品のイメージアップや売上アップなど色々あるわけだが、とにかくその広告によってそれぞれ目標が設定されている。
そして目標があるということは、つまり明確な「成功/失敗」があるということだ。設定した目標が達成できれば成功、できなければ失敗だ。
ここの区別がつかない人が結構多い印象なのだが、炎上の理由に正当性があろうとなかろうと、広告が「失敗」と判断されれば、その広告の早期終了や取り下げもやむを得ないことだ。
オタクたちに理解してほしいのだが、広告の取り下げが起ころうと、表現の自由が侵されたわけでは決してないので安心してほしい。それは「表現規制」などではなく、業績への悪影響を考慮した「経営判断」だから。
そして広告の失敗がダイレクトに売上に影響してしまう以上、企業がその表現内容について慎重にならざるを得ないのは理解できるだろう。
仮にこの先ガチガチに配慮された表現の広告クリエイティブしか作られなくなっていったとしても、それを「表現規制」と呼ばないでほしい。ただの「経営判断」だから。
過去の炎上案件の中には理不尽な炎上もあったと思うし、適切とは思えない取り下げもあったと思う。
同じような構図の炎上に見えても、それぞれ別の問題であって、フェミの主張もそれぞれ違う。その中には正当性のあるものもないものもある。
「フェミ」というラベルだけを見て叩かないでほしい。ちゃんと彼女たちの抱える痛みに目を向けて、その上で判断してほしい。
これはフェミのために言っているわけではなく、オタクのテリトリーを守るためにも必要なことだ。
「表現の自由」という強すぎる言葉を盾に痛みを抱える人の主張を蹴散らしていては、いつかはその大事な盾を取り上げられてしまうだろう。
違法でないのをいいことに迷惑行為を行う人にならないでほしい。
例えルールの範囲内だったとしても、それが誰かを傷つける内容であればちゃんと自分たち自身で「ノー」が出せる人であってくれ。
自由が許されているうちに変わってくれ。
受け入れなくていい。でも相手の主張を無視したり馬鹿にするのではなく、「好きなものをそんな風に言われるのは辛い。好きな気持ちを否定しないでほしい」とちゃんと自分の思いを言葉で伝えてほしい。
今の状態だと正直、オタクはフェミ叩きをしたいだけに見えてしまう。でも本当は違うんじゃないか?守りたいものがあるんじゃないか?それを言ってくれないと分からない。
揚げ足取りの口喧嘩で言い負かしたところで相手の内面は変えられない。それではオタクコンテンツへのヘイトが溜まる一方だ。
取り留めのない話を長々とここまで書いてしまったけど、フェミとオタクは対立する場面は多いが、本来は互いに協力して「配慮と自由を両立するにはどうすればいいか」を探っていかなければならない相手だと思う。
フェミにもオタクにも悪いところはある。人としての一線を超えている人も両者に散見される。
けれど相手は「フェミ」じゃない。「オタク」じゃない。人間だ。
人間をやめないでくれ。
きっと未来永劫叶わないことだけど、互いの大切なものが対立したときに、殴り合いではなく議論で解決策を見つけられる人間ばかりになってほしい。
もう不毛な争いは見たくない。
晩ご飯にパスタ食べてる人、サイゼリヤでは見かけるけど、あれって例外だよな?
パスタって麺だよ?
昼ごはんなら分かるけど
「どうしてもパスタを食べたい、でなきゃ死にそう」でないと晩ご飯に食べないよな?
我慢してるよな?
本当はランチでパスタを食べたかったけど、食べれなさったから、その鬱憤を晴らすために晩ご飯にパスタを食べてるんだよな?
茹でてソースかけるだけだし、なんか手抜きだよな?
他人の家で晩ご飯ご馳走になった時、パスタだとちょっと「あれ?」って思うよな?
そんなこと言ってるのにさ、俺、今、晩ご飯に、パスタ食べてるんだよ
そしたらさ、すごくお腹が減るんだよ
そうだよな???
【追記16:52】
色んな意見が見られてありがたいです。
良いコンテンツを見せてそちら側に興味を逸らすのはどうか?という意見を複数いただきましたが、ネトフリはすでに契約済みで
数年前まで韓国ドラマにドハマりしてました。
さすがに飽きてしまったらしいのと、コロナをきっかけにオールドメディアに不信感を抱いた事、調べたい情報がたまたまYouTubeにあったらしく、そこでオールドメディアの嘘的な動画に出会ったあたりから目覚めてしまったようです。
(身体の弱かった親族がワクチンを打った後に持病が悪化してしまい、ワクチンは政府の陰謀だと感じたようでした)
なので、他の良質な動画コンテンツは厳しいように思います(話題のドラマの感想を話し合ったり、お薦めしたりはすでにしてますが、その上でYouTubeやXで陰謀論系を見てます)
【追記18:22】
親とはこれまでも要約以外のやり取りをかなりしてきているのですが、指摘した事、話し合った事を全て書くと本1冊では足りないレベルなのでかなり簡素にしている部分があり、わかりづらい部分はすみません。
皆さんに伝わりやすいと思い、ひろゆき、ホリエモン等をあげましたが、もちろん見てはいるもののそれだけではなく名前が覚えられないようなYouTuberさんもたくさん見ています。
ジャンルがとにかく幅広く、陰謀論、NISA、個別株、政府、金融庁、アメリカ、ワクチン、添加物、メディア、政治、ゴシップ等とにかくオススメをずっと見ているんだと思います。
陰謀論系とひとまとめにしましたが、全てが陰謀論と言いたいわけでもなく、否定しているわけでもないです。言及内容に極端な動画が多いことだけは確かですが。
1番危惧しているのは、親にとって目新しい情報=隠されていた真実と捉えているようなところがあり、親なりの根拠がない受け売り状態で全てを受け入れてしまっている点、また、受け入れるだけでなく私に話す事でアウトプットまでして自分の思想の血肉に変えてしまっている点です。
しかも、そんなにも受け売りで情報を受け入れる割には見易い楽しいコンテンツ(主にYouTube)だけしか受け入れられず、別の角度から言及されている本を勧めると「慣れていないから読む気になれない」と言われ、一次ソースを調べて公式の協会や公式団体の数値統計を案内しても「目が滑る」と読んでもらえず、情報を得る手間を惜しんでおり〝情報を自ら選別する〟姿勢としては愚策だと感じるからです。
親が、しっかりと能動的に情報を得られるようになっているのであれば、信じる先が陰謀論だろうがなんだろうがそれはもはや信条なので、ある意味芯が通っていて安心ですが、今は、わかりやすさと目新しさという誘惑に負けているようにしか見えず心配しています。特に医療分野でその姿勢を見せてしまうと、標準治療以外の新興治療に行く事間違いなしだからです。
放っておけばという意見もその通りだと思いますが、私にとっては本当に大切で掛け替えのない親なので、人気コメにあったように人生をかけてコミットしたいと考えています。ただ、今年第一子が誕生しますので、全力が難しく助けて欲しいと書くに至った次第です...。
また、親が私にこの手の話をしないでいてくれるのであれば、静観しようとも思っています。お互い良い大人なので。ただ、今は聞きたくないと言っても聞かされるわ、意見を聞き入れてもらえないわ、こちらの気持ちを踏み躙られるわで、静観状態にすらなれずとても悲しいのです。
漫画で似たような話があったよと教えてくださった方や、動画を教えてくださった方、ありがとうございました。時間を見つけて見てみます。
皆さんのご意見有り難く頂戴しています。共感してくださる方も多く、少し励まされます。ありがとうございます。
◆以外本文
見てるYouTubeはひろゆき、立花、斎藤、ホリエモン的なやつ
今日はアメリカでセラチア菌が散布されているらしい、気をつけてとの連絡が来た
親とはとても仲が良く、大好き。だからめちゃくちゃ悲しい。
「YouTubeは見てもらえるだけでお金が稼げるツールだから、見たくなるような刺激的で誇張した話が多い。もし間違った情報を流したとしても消せば良いだけでYouTube側も儲かるので自治機能が余り機能していない。だから過激な嘘が蔓延る。むしろオススメ機能で似たような情報弱者向けの動画が永遠とオススメされてしまう。センシティブな情報(政治や医療、お金の話など)を見たいなら、見た後に自分で1次ソースを探しに行って信じられる情報なのか答え合わせが律儀にできるようになってほしい。それが出来ずに信じてしまうようであればYouTubeを見るのは向いていない。動物や趣味、音楽のジャンルくらいに視聴範囲を狭めて欲しい。あなたが大切だから、思考を奪われて話し合えなくなる前に真剣に聞いて欲しい。」
と言った。
概ね納得はしてくれたが、やはり〝自分は情弱ではない、今まで詐欺にあったりしたことがない、人を見る目はある、お金を奪われたわけではない、損害は出ていないし流石にその段階に来たら自分でもわかる、情報は自分で取りに行きたい〟という所が納得できないようで、一層注意しつつも好きにさせてくれ、と言う。
特に、今まで〝オールドメディア(テレビ)〟をぼーっと見て、疑うこともなく騙されてきた(と感じているらしい)からこそこれからは自分で情報を精査するのだ!もう騙されたりしない!自分は目覚めたのだ!という意識が強い。
もうテレビは見ない!私は真実を自分で手繰り寄せるのだ!というような気概でいる。
◆
とはいえ本人の言う通り被害が出たわけでもないし(仲の良い家族に陰謀論や政治の真実とやらを語り始めモメてる時点で私にとっては大きな被害だが)もう大人なんだから、本人の信じるものは自分で決めるべきであり子供がここまで過保護になるのもおかしいと思うので、せめて私にこの手の話はもうしないでくれと伝えた。
言われたら心配になって口を出したくなるし、モメる。別に仲を壊したくないので、YouTubeで見た、聞いた、Xで見た、聞いたと言う話はしないでくれ、それは家族のマナーだと。
なのにまた今日「良かれと思って」が来た
「アメリカではこんなことが言われているらしい、日本にも影響がないか、良かったら自分でも調べてみてね」とのことだった。
「こんな話したら怒られるのかもしれないけど...」と前置きしてYouTube等の話をされるのはもう何度目だろう。さすがに我慢できずにブチ切れてしまった。
なぜ自分の欲を満たしたいがために私がやめてくれたお願いしていることをやめないのか?それ自体もショックだし
こんなに言っているのにやめられないほど中毒になっていることにもショックだし
近くで誰よりも大切にしている私より儲けのために過激な投稿を続ける有象無象の方を取る行動がショックだし
このまま思想思考まで乗っ取られて本気で陰謀論者になっていったり、意味のない民間治療を信じるような人間になって寿命を縮めてしまうのではないかと心配で仕方がない。
わかってるんだ。親がこうやって嫌がらせの如く私に陰謀論や真実(笑)を伝えてくるのは、孤独だからなのだ。
専業主婦をやってきて社会とのつながりがなく、信じるものがテレビしかなく、友達とも疎遠になって。
そんな中で信じてきたオールドメディアが情報を制限していたり、都合の悪いことを隠したり、都合よく報道したり、半ば騙すような性質を持っていたことがショックで、社会の中での自分のアイデンティティを見失ってしまったのだろう。
そんな中、自分で選択して情報を得ることができて、今まで自分が気付かなかった事に気づけた。もう自分は無能じゃない!賢いんだと、自分を必死に保っているんだと思う。
そしてそれを話せる相手が私しかいない。だからつい自分の輪郭をなぞるように話してしまうんだと思う。わかってる。
でも受け入れられない、大切だから。そんな方法で縋るようにわかりやすい情報に傾倒していくのは間違っているから。
どうしてそういったYouTubeを見るにしても本を読んでくれないんだろう。どうして一時ソースを探しに行ってくれないんだろう。どうして分かりやすい過激な話ばかり聞き入れてしまうんだろう。
そうやって靴磨きがーって言ってるお前が我慢できなくなった時
いやいや、お前が悪いだろ。
田中さん、最初は社交辞令で笑ってたけど、内心ずっと「こいつうるせぇな…」って思ってたんじゃね?
しかも毎回「同じ弁当っすねw」とか言われたら、そりゃ嫌になるわ。
お前、毎日同じ顔して生きてるのに「また同じ顔っすねw」って言われたらどんな気持ちよ?
あと「元気ないっすね」「疲れてます?」とか、言われるたびにしんどくなるやつな。
こっちは何もなくても、言われ続けたら「あれ…俺ってそんなにやばい顔してる?」って不安になるんだよ。
田中さん、50代で会社の後輩に気を遣って「いや、別に…」って苦笑いしてくれてたのに、
もうそれすら面倒になって「静かに食べたい」って言わせた時点で、相当我慢してたんだよ。
てか、何より「避けられてる気がする」って自覚してる時点で気づけよw
お前が毎日しつこく絡んでくるから、田中さんが静かな昼休みを取り戻すために全力でフェードアウトしてんの。
これで「俺は気を遣ってたのに」って拗ねてるの、マジでおもろいわ。
○ご飯
朝:ビスケット。昼:おにぎり。唐揚げ。ゆでたまご。豚汁。夜:目玉焼き。納豆。冷奴。キュウリ2本。トマト。チーズ。ギョニソ。わかめスープ。バナナ。間食:羊羹。柿の種。ラムネ。アイス。
○調子
むきゅーはややー。おしごとは、むむー。
VSの方にメグとまりっぺが出るんだ、遊びたいなー。
赤いきつねのウェブCMが一部の人から不評を買っている事が話題になっている。
X、ヤフコメ、ハテブの批判コメントを読むと、批判している人はアニメ絵、ASMR音、クネクネ、性的、あざとさ等の要素が気に入らないようだ。
その様なコメントを読んでいたら、ふと興味深いコメントを発見した。
「もし、生活感のある部屋でジャージを着て、あぐらでうどんをすすってるCMだったら女性の共感を得られたと思う」
そのコメントは沢山の女性からの共感コメントと、赤いきつねのCMへの批判コメントが寄せられていた。
なるほど。
以前から男性が出演しているCMへの批判より、女性が出演しているCMへの批判が多いのは何故だろう?と疑問に感じていたが、その答えが見つかったように思える。
恐らく、女性はその共感力の高さ故に、共感できないものに対しては批判的になりがちなのだ。
共感力は他者の感情を理解し、それが思いやりの行動に繋がるといったポジティブな面がある一方、その共感力が高すぎると無意識的に他者から「共感して欲しい」というメッセージ、言い換えれば同調圧力を過剰に感じてしまうというネガティブな一面を持つ。
それ故、共感できないものに対して次の一言で己の拒絶反応を表明してしまう。
「キモい」...と。
なので、緑のたぬきのCMから同調圧力を感じる男は少なく、「一人残って残業を行う男の役割を強要されてる」と主張する声はあまり聞こえないのだろう。
不運なのはマジョリティと異なる感性を持つマイノリティの女性だ。
当初、赤いきつねのCMを作ったのは男だから媚びた感じの女性像になったのだと批判が起こったが、実際にCMを作成したアニメーターは女性だった。
恐らくこの女性アニメーターは「男性的感性を持った女性」だったのだ。
そのような感性を持つ女性は少数派であるので、彼女たちが自分の好きなものを表現すると多数派の女性から「共感できないCMを作るのはやめろ」とバッシングを受けることになってしまう。
以前VTuberのキズナアイや戸定梨香が自分の"好き"を表現した際に同じようなバッシングが起こった事を思い出す。マジョリティの女性たちは共感できないマイノリティの感性に負の感情を持ってしまうのだろう。
私は多様性のある世界とは「みんなが互いに不満点を無視する(我慢する)世界」だと考えている。
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なんか偶然にもマジョリティ側の増田とマイノリティ側の増田っぽいものが投稿されましたね。
興味深いです。
https://anond.hatelabo.jp/20250218234512
ごくごく、もぐもぐ…うん、これすごく美味しいと思います!きっとヒットしますよ!次はこのレトルト…あれ?さっきからスプーンが止まっているようですけど…大丈夫ですか?あ、そうだ。このカレー辛いじゃないですか!そこで、一緒に呑む用の炭酸もあるんです!これも試作品のようですけど、一気に飲んでみてください!!
(心の声:おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい!!!!!!!!!!!!!!)
(心の声:終わった。 いや、むしろ始まったのかもしれない。何が? 俺の人生の新たなフェーズが。いや、そんなことよりも、こっちはすでに限界を超えているんだ。これ以上、腹に刺激を与えたら……!!!)
ゴクゴクゴクッ!!!
(心の声:うおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
(心の声:炭酸……!? 炭酸!!??? なんでよりによって炭酸なんだ!!!! だめだ!!! もうだめだ!!!! 終焉の鐘が鳴り響く!!!!!!!!!!!!!!!!)
(心の声:終わった。終わった。完全に終わった。)
「………………」
(心の声:何も言うな。頼むから何も言うな。今ここで、お前が口を開いたら、俺は……俺は……社会的生命を絶たれる!!!!!!!!!)
「い、いやぁ……こ、これは……その……」
(心の声:何か言え!!!言い訳をしろ!!!俺は面接官だぞ!!!社会人としての矜持を見せろ!!!!!!!!!!)
「こ、これは……そう!! そうなんです!! 新商品のカレー!! そう、新商品!!! まだ非公開の試作品でしてね!!! いやぁ、さすが社長のご子息!! 目の付け所が違う!!! ええ、これはですね、まさに新しい食感を追求した……」
(心の声:無理だろこれ。どう考えても無理だろ。もう詰んでる。詰み将棋どころじゃない。俺の人生のキングが、もう将棋盤から落ちて転がってる。)
バッ!!!!!!!!!!(ドアを蹴破る勢いで社長室を飛び出す)
(心の声:トイレはどこだァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
そうなんですね。(ドアを塞ぐ)それも新商品のカレーかぁ…なんだか変な勘違いをしてすみません☆でも溢して紙またのをそのまま捨てるのはもったいないなぁ…食品ロスも問題になっていますし、まぁひと口だけこぼれたものを食べてみますね☆
(心の声:ヤメロォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!)
「ちょ、ちょっと待ってください!! そ、それは!!! その、ええと!!! い、いや、そう!!! これはですね!!! その!!! まだ完全に商品化されていない試作品なので、安全性の検証がですね!!!!!」
(心の声:お前が今から食べようとしてるのはカレーじゃない!!! いや、カレーではある!!! だが、人体が摂取してはいけない類のカレーだ!!!!!!!!)
「ほ、ほら!! 社長も言ってますよね!? まだ未完成の試作品なので、ここで口にするのはちょっとリスクがあると!!!」
チラッ(社長を見る)
(心の声:社長ォォォォォォォォォ!!!!空気を読んでくれェェェ!!!!!!)
「と、とにかく!! 落ちたものはですね、ええ、**『拾って食べるのではなく、心の糧とする』と昔から言いますし!! ここはですね、ええ、『食品ロス削減の精神を学ぶ場』**としてですね!!!」
(心の声:今すぐここから逃げたい。どうにかしてこの状況を終わらせたい。でもドアは塞がれている。詰みだ。完全に詰んでいる。あとは)
「……」
(バタリ)
あ、先ほどは面接ありがとうございました!!ん?あれ?あの…もしかして体調が悪いんですか?顔が真っ青ですけど…それに何かにおうなぁ…?
(心の声:……………………………………終わった。)
(心の声:いや、まだ希望はある。もしかしたらバレていないかもしれない。落ち着け、冷静になれ。ここで動揺を見せたら、それこそ疑われる——)
「え? い、いえ、全然そんなことは……っ!」
(心の声:まずい、声が震えた。落ち着け、冷静になれ。いや、しかしこの状況で冷静になれる人間などいるのか? いやいや、それは考えてはいけない。とにかく、適当に誤魔化さねば——)
「こ、これはですね! 実は私、朝からちょっとお腹の調子が悪くてですね……ハハッ、いやいや、そんな大したことではないんですけどね!」
(心の声:頼む……頼むからこのままスルーしてくれ……これ以上、追及しないでくれ……!!)
「ん? 何かにおう……?」
(心の声:——終わった。)
(心の声:……いや、まだだ。ここで焦ってはならない。むしろ逆に、相手の嗅覚を疑う方向に持っていくべきだ。つまり——)
「えっ!? え、ええっ!? いやいや、そんなことないですよ!? ほ、ほら、きっと気のせいですよ!! 最近、こう、なんて言うんですかね、換気の問題とか? ありますからね! ハハッ!」
(心の声:……いや、無理だ。これはもう無理だ。悟られてしまうのも時間の問題だ……!!)
「それより!! 今日は面接お疲れ様でした!! ええ、なかなか熱い思いを聞かせていただきましてね!! いやぁ、本当に素晴らしい!! うん!! いやぁ……本当に……!!」
(心の声:もう、これ以上の言葉が出てこない。頼む……今すぐ解散してくれ……!!!)
あの…こんなことを今更言うのは卑怯かもしれないですけど…でも言います!実は私の父はこの会社の社長なんです!!でも秘密だったのは公平に面接をやってもらうためで…そうだ!これから父に挨拶しに行くんですけど、ご一緒にして頂けますか!?ぜひ、あなたのことを父に紹介したいので!!
(心の声:……なにっ……!?)
(心の声:社長のご子息!? ……いや、待て、本当か? いや、しかし……今この場でそれを疑うのはリスクが高すぎる!! もし本当なら、私のキャリアはここで終わる!! いや、キャリアどころか、社会的生命すら危うい!!)
「えっ!? あ、ああ……そ、そうでしたか!! そ、それは驚きました!!」
(心の声:いや、驚いてる場合じゃない!! 落ち着け、落ち着け!! ここは冷静に対応しなければならない!! でも……このままでは……いや、それよりも……!!)
「し、しかし! 今日は社長もお忙しいのでは!? いきなり伺うのは、ご迷惑になるかもしれませんし……ね!!」
「えっ? 大丈夫ですか? いやいや、そんなに青ざめて……まさか本当に体調が悪いんじゃ……?」
(心の声:バレている!? いや、これはまずい!! いやいや、しかし、ここで変な動きをすれば、ますます怪しまれる!! いっそ……もう……)
「そ、そうですね……では、お邪魔にならない程度に、ご挨拶だけでも……」
(心の声:神よ……どうか、この瞬間に時空が歪んで私だけ異世界転生させてください……!!!)
(心の声:……乳!?)
(心の声:いや、もしかして「父」の誤変換か? いや、しかし……まさか、本当に乳……? いや、違う!! 落ち着け、私!! これは明らかに「父」だ!! ……しかし、すでに連絡済みとは……!? 逃げ場はないということか……!?)
「そ、そうですか……!! では、し、失礼いたします……!!」
(心の声:終わった……いや、すべてが始まるのかもしれない……私の、そしてこの会社の、新たなる歴史が……)
社長室へ二人で入る。失礼します。あ、おとうさ…じゃなくて、社長。こんにちは。実は先ほど面接が終わりまして…え?新商品のモニター中。それも自信作…味見、ですか?分かりました!大丈夫です!私たち二人で何杯でも食べます!ね?そうですよね?
(心の声:おいおいおいおいおいおいおいおいおい!!!!)
(心の声:ちょっと待ってくれ……。いや、待ってくれないのは分かってる。だけど、頼む、せめて……トイレだけ……)
「あ、あの……えっと……も、もちろんです!! えぇ、えぇ!! いただきます!!」
(心の声:何杯でも!? 何杯でもって言ったな!? いやいやいやいや、こっちはすでに限界突破してるんだよ!!! でも、でも、断れるわけがない!! 社長の前で「トイレに行かせてください」なんて言えるわけがない!!! くっ……ここで食べるしかない……!!)
面接官:「なるほど、当社のカレー事業を支えたいという意欲は伝わりました。では、事務職として具体的にどのような業務に携わりたいとお考えですか?」
(心の声:便意レベル7。カレーの話から離れられないのか……? そもそも事務職に関するスキルや経験を聞きたいんだけどな。今のままだと『カレーを愛する人』でしかないぞ……。でも、もう少し様子を見よう)
(心の声:便意レベル8。あれ、事務職希望のはずでは? もしかして職種を勘違いしてるのか? いや待て、ここで冷静に確認しよう……。だがそれにしても、腹の圧がヤバい……!)
面接官:「確認ですが、当社の事務職では主に書類作成や経理補助、在庫管理などの業務を担当していただくことになります。調理に直接関わることは基本的にありませんが、その点はご理解されていますか?」
はい!
面接官:「なるほど、ご理解いただいているんですね。それでは、事務職として具体的にどのようなスキルや経験を活かせるとお考えでしょうか?」
(心の声:便意レベル9。やばい……冷や汗が止まらん。もうラスト一問で切り上げてダッシュするしかない……! いや、しかしここで不自然に終わらせると怪しまれるか……? だがもう限界なんだよ!!)
はい!私のスキルとしましては簿記2級、それに前職での経験があります。5年ほど勤めていたので長くなりますが、話させていただきます!(ここで1時間ほど前職での経験について熱く語る)
(心の声:便意レベル10……!!! ああああ!!! もうダメだ、限界だ、終わりだ、そんなに語られたら……!!!)
面接官:「そ、そ、そうですか!! 大変貴重な経験をお持ちなんですね!!! ええ、とても参考になります!! では、最後に一つだけお聞きします!!!」
(心の声:最後の一撃……これを終えたら俺はトイレに走る……!)
面接官:「ええと……もし入社されたら、どのような目標を持って働いていきたいとお考えでしょうか!?(震え声)」
(心の声:早く!!! 早く答えてくれ!! もう限界なんだ!!! なんなら椅子の上で波打ってるぞ俺は!!!)
(心の声:あああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! もう無理無理無理無理無理!!!!!!! 俺の腹がブラックホール!!!! 引力が!!!! 臨界点が!!!! もう!!! 出る!!!!!!! 出る!!!!!!!!)
面接官:「わ、わ、わ、わかりました!!!!! すごい野望ですね!!!! とても素晴らしい考えだと思います!!!! では!! 面接は!!! こ、ここまでにさせていただきます!!!!!」
面接官:「それでは……ッ!!!! 失礼いたします!!!!!」
(心の声:トイレえええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
―― 面接官、椅子をひっくり返しながらトイレへ全力疾走。面接終了。
面接官の前に立ち、ドアを塞ぐ。「待ってください!!!まだ私の情熱を、思いの丈をすべて話せていません!!!」と面接官を止め、ドアを塞ぎながらそこから二時間、如何に御社を志しているのかを明瞭に語る。
(心の声:地獄だ!!!!!!!! こんなの地獄以外の何物でもない!!!!!! 便意レベルは既に12を超えている!!!!! 臨界突破!!!!!!! ブラックホールが崩壊してホワイトホールになりそう!!!!!!! いやもうそんなことどうでもいいからトイレ行かせて!!!!!!!!!!!!)
面接官(顔面蒼白):「えっ……ちょっ……あの……すごく、すごく気持ちは伝わりました!! ええ、とても、ええ、熱意が伝わってきております!!! でもですね……!」
(心の声:こいつ……! 俺がこの世で最も今すぐ必要としているものが何かわかっていないのか!? トイレだぞ!!!! それしかないんだぞ!!!! 俺の人生のすべてが今、トイレへと収束しようとしているというのに!!!!!!)
面接官(冷や汗を拭いながら):「……あの、いや、本当に、ね? すごいんです、あなたの熱意は。もう充分です、もう胸いっぱいです。むしろ、胃もたれするくらいに……だから……その……ちょっと、そこをどいていただけると……?」
(心の声:いやもうダメだ、限界突破どころか次元が歪む……俺の腹の中が宇宙の誕生を迎えようとしている……!!!!)
面接官(涙目):「あの……本当に……無理です……もう……無理です……」
(心の声:いいや、待てよ……? もしかして、もしかしてこのまま俺が倒れたら……? 会社のトイレどころか、救急搬送……!? ……いや、それはダメだ!!!! そんなことになったら俺のキャリアは終わる!!! 俺のプライドも終わる!!! なんとしてでも突破しなければ!!!!)
面接官(覚悟を決める):「わかりました!!!! では、こうしましょう!!!! もう、あなたの熱意は!!!!! わかりましたので!!!!!!!! 採用!!!!!!!! 採用です!!!!!!!! だから!!!! だから!!!!!!! もうどいてください!!!!!!!!!」
(心の声:頼む!!!!!! これでいいだろ!!!!!! だから!!!! もう!!!! 俺を!!!!!!!! 行かせてくれ!!!!!!!!!!!!)
トイレは清掃中で使えません。他の階の大のトイレは偶然すべて埋まっています。つまり空いているトイレは存在しなかったのです。
(心の声:……え?)
(心の声:……………え?)
(心の声:……………………………え???????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????
面接官:「それでは、〇〇さんの面接を始めます。どうぞよろしくお願いいたします。」
(心の声:便意レベル1。まだ余裕だ。では、志望動機から聞いてみようか。)
面接官:「なるほど、ホームページをご覧になったのですね。それでは、具体的にどのような点に魅力を感じましたか?」
(心の声:便意レベル2。元気がいいのは悪くないが、志望動機が浅いな……もう少し具体的な話が欲しいところだ。)
はい!特に御社の売りであるカレー事業が特に好ましく感じられました。私は御社のカレーが大好きで、今朝も三杯ほど完食してまいりました!!
面接官:「なるほど、当社のカレー事業に興味を持たれたのですね。具体的に、当社のカレーのどのような点に魅力を感じましたか?」
(心の声:便意レベル4。三杯も食べたのか……なぜ面接前にそんなにカレーを? いや、それはいいとして、この人、本当に当社の業務内容を理解しているのか? 事務系の職種希望なのに、カレーの話しかしていない……)
面接官:「なるほど、味を評価していただけるのは嬉しいですね。ただ、当社のカレー事業はあくまで食品部門の一部であり、今回募集しているのは事務系の職種になります。事務の仕事として、どのように当社に貢献できるとお考えですか?」
(心の声:便意レベル6。おいおい、本当にカレーの話しかしないじゃないか。事務職希望なのに、この調子で大丈夫か? しかも、全国的に"愛されている"じゃなくて"愛させている"って言ったな……まあ、それは緊張のせいかもしれないが……。とにかく、そろそろ本題に戻したい)
マシュマロを我慢できた子は親が金持ちなので普段から腹いっぱい食べてマシュマロなんてどうでもよかった
マシュマロを我慢できなかったのは普段から腹を空かせてる貧乏人のガキ
つまりマシュマロテストの真実は親が金持ちだとマシュマロを我慢できるし将来エリート
親が貧乏だとマシュマロを我慢できないし子供も将来貧乏人ということ
くっくっくっ、怖いか?
弱者男性は、不老不死サイコー!絶対死にたくねえ!みたいに素直なこと言ってる人が多い気がするけど…どこで見たの?
同期と比べるとたしかにピカイチな成果はないけど、普段の業務ではそこまで遜色ないはずだと思っていた。
落第点ではないはずだと思っていた。
その結果はこのザマ。出世は2周回遅れで打ち止め確定。休職を繰り返して、実質半分しか勤めてないやつと同じポスト。こっちは必死に長時間動労に耐えて、理不尽な命令に精神をすりつぶしてきたのに。舐められたもんだ。
まあ、つまり、「そういうコト」だったんだろう。厳然たる客観的な評価と自己認識とのズレ。自分が「大した事ない」と言い聞かせてきた同期との差というのは、傍から見たら地球と月ほどもある距離だったんだろう。
「確かに彼らほどはキラキラしていない。でも、こんなに頑張ったんだから、人並みの見返りはあってもいいはずだ」
結局、我慢して耐え忍んでも何も残らず、歳ばかりくってしまった。結果が同じなら、せめて自分の好きなこと、楽しいことをやっておくべきだったな、と思う。人生は有限なんだから。