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「Gペン」を含む日記 RSS

はてなキーワード: Gペンとは

2024-11-13

anond:20241113111503

そうだ、お前らはGペンによって漫画を描かされている

2024-10-18

絶対マンガを描かないマンガ家志望者

親戚の子です。

フェイクを混ぜます


現在23歳の男の子

現在無職

高校1年で留年

2度目の高校1年の途中で、学校に行かなくなり中退

先生いわく「提出物を出さない。救いたくても救えない」

家でゲーム三昧なのを見かねた母親が、「あんた、絵が好きでしょう」という理由で、マンガ専門学校を勧めて入学

マンガ専門学校も退学するのでは」という親戚中の懸念をよそに、無事卒業する。

以後、働かずに、甘やかしてくれる祖父母の家にいる。

バイト経験2か月あり)

基本的に、毎日ゲームをしている。

たまに、絵を描いている。

ものすごい描き込み量のベルセルクみたいな一枚絵を、何時間、何日もかけて描いている。

人外か、モンスターか、わからないが、得体のしれないもの

キャラ人間)を描いているのを、見たことがない。

専門学校卒業してからマンガを完成させたことがない。

漫画家志望者の9割は、マンガを完成させたことがないらしいよ」と言うと、当人いわく、専門学校卒業制作でマンガを描いたらしい。

黒歴史」と言うので、「ジャンルは何?学園ものとかSFとかギャグとか」と聞くと、絶句して固まってしまう。

よほど、記憶から消したいのだろうか?

見せてくれるはずがないので、「見せて」とも言ったことはない。

増田は、彼がいつも描いている人外イラストを、何枚か集めてごまかしたのではないかと疑っている。

デジタルは、フリーズしたりするとわからないと言って、アナログ派のようだ。

しかし、マンガ原稿用紙を持っていない(買っていない)。

Gペンも、持っていない。ボールペンで描くようだ。

トーンは、使わないと言っていた。

陰もすべてペン表現するので、彼いわく、すごいそうだ。

専門学校卒業制作は、アナログで描いて、ペン入れはデジタルでしたそうだ。

専門学校としても、お金をかけて、トーンなど買い揃えたくないのだろう。

そうすると、彼は、アナログで、ペン入れをした経験がないことになる。

彼には、とっておきのネタがある。

主人公は、青年

お世話ロボットと、一緒に暮らしている。

両親は、いない。

ある日、初めて家の外に出ると、あたりは、一面の海だった。

お世話ロボットに案内されると、そこには、潜水艦があった。

お世話ロボットいわく、母は生きていて、海底で待っているという。

ここから、海を探検する、海洋ファンタジーアドベンチャーが始まる。

彼いわく、世の中のどこにもないストーリーで、描く人がいないか自分が描くのだそうだ。

ネタオリジナリティはあるのかもしれないが、人の感動を生むのは、人と人とのドラマだと思う。

人物を登場させにくいと、人間ドラマを描く難易度が上がるのではないが。

彼は、このネタを、世界で唯一のジャンルと称しており、他のマンガ家に嫉妬することはないらしい。売れた新人も、「ジャンルが違うから関係ない」そうだ。

彼は、ジャンプを読んでは、その作品をディスっている。

ほっておくと、30分でも1時間でも終わらない。

非常に嬉しそうに、その作品がどうダメかを語っている。

彼は、ジャンプルーキーは読まない。

いわく「素人マンガは読まない」そうだ。マンガを1作品も完成させたことがないが、ジャンプルーキー作者より、上のつもりのようだ。

彼は、ジャンププラスは読まない。

いわく「簡単に連載できるマンガは読まない」そうだ。マンガを1作品も完成させたことがない(以下略)。

1月に、彼に、「今年デビューできる可能性はどれくらい?」と聞くと、控えめに言っておくかという様子で「10%」と答えたので、仰天した。

原稿用紙も買ってないし、1作品どころか、1コマも描いてないのに、どうやってデビューするつもりなのか。

漫画賞に応募しないのか、と聞くと、「編集者主観評価されるから嫌」とのことだった。

編集者主観」も何も、応募経験も、作品完成もしたことがないのに、何で今から編集者に不信感を持っているのか。

応募も持ち込みもしないで、どうやってデビューするつもりなのか。

最近は、Twitterでバズれば、出版可能性もあるが、繰り返すが、マンガを1作品も完成させる様子がない。

彼いわく、マンガ家は、「大金がゲットできる」、「「青天井」の仕事だそうだ。

売れている人は、そうかもしれないが、彼がマンガで1円でも稼ぐ可能性は、ほぼゼロだろう。

彼に、「バイトでもしないのか」と聞くと、「働かなくていいうちは働かない」という。

「働かなくていい」というか、祖父母生活費を払ってもらっているだけなのだが。

床屋も行かず、ひげもそらず、「描かないマンガ家」(えりちん)の、専門学校卒業後の主人公、器根田刃みたいな見た目に、本当になっている。

えりちん先生イメージした、「自宅に閉じこもりマンガを描くと称して描かないマンガ家志望者」に、現実が追いついたかのようだ。

彼は、高校中退したことからもわかるように、ドロップアウト耐性が非常に高い。

働きもせず、マンガもまともに描かない現状に、まったく危機感はないようだ。

30歳、40歳になっても、今とまったく同じことをしていても、驚かないと思う(祖父母が死んでいると思うが)。

母親は、「生きていればいい」と、現実逃避している。

自分の手元で育てているならともかく、自分の死にかけているような親のもとに、無職の息子をやっといて、これである

お金を送ることもなければ、気にして連絡することもない。

おそらく、この母親の血を、彼は強く受け継いでいるだろう。

父親は、優しい性格の人だが、小さい頃から放任だった。

彼いわく「パパは俺に敬語を使う」そうだ。

彼の無限の万能感は、父親不在の影響もあるのだろうか。

彼は、同居の祖父母に、大威張りである

「オメーは」などと呼ぶこともある。

彼にとって、祖父母は、感謝することはあっても、悪態をつくような相手ではないはずなので、理解不能である

国民年金は、祖父母が払っている

精神年齢が、小学校3年生くらいなのだと思う。

夏休み小学生のように、毎日、楽しそうにゲームをしながらすごしている。

2024-08-15

anond:20240815161620

老害乙。今はミリペンがあるからGペンなんて使わないでもいいんだよw

2024-03-24

anond:20240324143121

油絵ではないけれども、自分貧困母子家庭出身家族の誰もアートに関心のある人はいなかったけど、小5の頃には漫画原稿用紙で漫画描いてたよ。家族から馬鹿にされながら。

PILOTインクGペン丸ペンスクールペン、さじペンミリペンカラス口、ケント紙、スクリーントーンお小遣いで少しずつ揃えて誰に言われずとも一人で勝手に描いてた。

エヴァ流行って、レタリングも誰にも習ってないのに一人で勝手に覚えた。だって極太明朝体自分簡単に描けてしまうのが楽しすぎたから。

貞本義行の美しいカラーイラスト油絵風のタッチなのは何故だろうと調べてアクリル絵の具に辿り着いた。

そこから水彩絵の具やカラーインクポスターカラーの違いなどを知った。

当時はインターネットが無かったから本で読んで覚えたんだったかな。

世界堂新宿本店が家の近くにあったか画材道具というものを直接目にする機会が多かったというのもあるかも。ということは結局は環境大事ってことになるのか……?

それを言ったら、生まれときからネット環境があって調べようと思えば何でも調べられる今のほうがずっと環境的に恵まれてる気もするが。

周りから馬鹿にされようが貧乏だろうがなんだろうが、何かに興味が持てる人間勝手に一人で伸びていく……こともある。少なくとも自分東京在住という環境以外には恵まれてる点はなかったけど、興味があることに関しては伸びた。興味がないことはまったく伸びなかった。

元増田が言いたいことってつまり大学に行くと今まで自分が興味を持ってなかった分野にまで視野が広がるってことだろう。

AI絵師への不快感

絵描きです。DALL·E 2 やMidjourneyが出た頃から画像生成AIを知って使ってみた。仕事上のこともあり何に使えるか、どう使うかは模索してる。今のAI検索結果がまとまって出てくるという認識

最近スマホアプリの普及もあってAI画像生成するTwitterアカウントが急に増えた。二次創作の界隈にも出てきた。

設定とか全然知らないままポン出しの絵アップロードする。このキャラのほくろはそこじゃない…とかザラ。この種族とあの種族の特徴混ざってるとか、種族身体的特徴として公式設定になってるやつも全部無視。まあもともと手や足や、細部変でも出す人は多いけど。

公式画像をi2i平気でする。公式画像切り貼りも多い。アイコンとして配ったりもする。やめろ。

絵に対しての解像度が低いから、違和感が解らない。絵描きごっこはしたいけど、大半が勉強しない。

レタッチしてみましたっていうのも見たけどそこだけ浮いてる絵なのがわからない。にじみ水彩プロンプトの絵にアイビスGペンは浮く…技法への理解もない。

AI使ってて加筆上手い人も時々はいる。細部へのこだわりがもともとかなりある人や、見る力が高い人はAIで伸びることもあると思う。絵が好きな人だと思う。

AIでも、何枚も画像出力してアップロードしてるから苦労してると主張するアカウントをみた。ツールによっては手だけ直せる機能もまああるしControlnet使ったりリタッチしたらいいのに…知らないしできないんだろうな。

ガチャたくさん回してるのが苦労?

絵を描いてると多数のラフボツ資料に当たるのも著作権について調べるのも、そんなの普通のことだったので、ガチャ大量に回すだけで辛い人には笑ってしまった。じゃあそれだけすごい絵を出力してるのかな?と思ったら公式のi2iもかなり多くて失笑した…。

2024-03-08

死んだクリエイタークリエイター楽園に召されて

山積みのケント紙とGペンクリスタライトボックスセル画原稿用紙と筆記用具とPC五線譜カメラにその他光り輝く道具に囲まれ、生まれ変わるまで無限にいっぱい創作して、たまに太ももが太いかいかでつかみ合いの喧嘩をしたり眼鏡を掛けたりかけなかったり、一緒にセッションしたり一人で徹夜したり、うまいこと作れてニンマリしたり思うようにかけなくてしょんぼりしたりして楽しく過ごすんだよ

泣きそう

2023-06-17

anond:20230617165914

閃いた

水着画像股間部分にGペンペン先のっけて写真にとってツイッターにアップしたらバズるんじゃない?

やってみて

連想

Gペンとか万年筆の先の割れているところを見ると女の股間割れ目を連想した。

2023-03-14

老害オタク「昔のアニメ職人が丹精込めてセル画を描いていたんだぁぁぁ」←これ多分ウソです

#このシーン嫌いな人いない説

#サイバーフォーミュラ

当時は1枚1枚手書きセル画に書いてるんです。

今のアニメ制作ソフトみたいに間違えたから1個前に戻るが許されない時代だったんです。

その時に職人が丹精込めて1枚1枚のセル画を描いた作品を見るのが大好きです。

からしたら芸術品です。

https://twitter.com/tanigutisinja/status/1634917094172295169


昔のアニメ凄さを伝える際に「昔のアニメセル画に描いていたから凄い」という表現をする人がいますが、

しかに「昔の」アニメは直接セル画に描いていた(ハンドトレス)のですが、1960年代にはトレスマシンという機械が使われるようになり、アニメーターの描いた鉛筆の絵をそのままセル画に転写する形になります

紙に描かれた原画アニメ撮影用のセルに転写(トレス)する際、トレスマシン登場以前はGペンインク使用して手作業で転写する「ハンドトレス」が行われていたが、トレスマシンを使って転写する「マシントレス」だと省力化に加えて、原画鉛筆描きの描線をそのまま転写してアニメに生かせることから1960年代以降のアニメ制作トレスマシンによるマシントレスに移行した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3


トレスマシン歴史についてはWEBアニメスタイルのデータ原口氏のコラムによくまとまっていますhttp://animestyle.jp/2012/07/23/1198/

「昔の」アニメは手描きのセル画だったから凄かったという老害オタクの言う「昔の」アニメっておおむね1980年代1990年代ごろなんですよね

もちろんサイバーフォーミュラ1991年アニメです。「職人が丹精込めて1枚1枚のセル画を描いた作品」なわけはないんですね

この手の老害オタクの厄介なところは、老害のくせにアニメ制作工程をまるで知らないことなんですよね

から今のアニメは「アニメ制作ソフト」をポンポンと叩けば完成すると思っている

現在アニメーターにはペンタブレットCLIP STUDIO PAINTのようなソフト使用する人もいますが、それだって「手描き」なんですね

そもそもテレビで放映されているアニメを見れば、その画面を構成する線の殆どが「手描き」であることは、一見しただけですぐわかるはずなのですが、、、

2022-04-16

犯罪者よりも犯罪者予備軍オタクが冷遇されてる

フィクション殺人は有りなのに、ラッキースケベはもう自主規制の方向になっていってしまうのではないか

地下に潜ってやれってことなのかなぁ。それはそれで別の犯罪を生みそうだけど

ビデ倫みたいなのが必要になってくるのか。あらゆる方面

つぶしあいたたき合いになって焼け野原しかならん

AIとか導入されてデジタルコンテンツ健全のし流通させられなくなるから犯罪作品とか特殊性癖は紙に書くしかできなくなる。

多分制作ソフトにも判定装置が組み込まれるだろうし、Gペンとかカブペンが売れるようになる

2022-03-06

ペン鉛筆というより筆に近い?

鉛筆≒硬筆、筆≒毛筆と読み替えても構わない。

あとここで言うペンというのは昔ながらの本来pen、すなわち丸ペンGペンといったつけペンのことね。

サインペンボールペンのような、商品仕様として誰が書いてもほぼ同じ太さの線を引けるペンは除外。

劇画と呼ばれていた頃から現在に至るまでの多くのマンガや、マンガ文化の延長にあるイラストラノベの表紙/挿絵
最近だったらVTuberLive2Dまで、線はつけペンで描く(デジタル製作であってもつペンを模した線で描く)のが主流と聞く。

そうすると、基本的日本2次元文化ペン画が根底にあるってこといいの?

で、つけペンが好まれるのは、これらのペンの特徴として、描く線にいろんな効果をつけられるからってことでいい?

太さ細さはもちろん、タッチの違いで色々な線が描けるから、作者の個性を存分に発揮しやすいという。

これって、鉛筆というより習字の筆の特徴に近いなーと思うんだけど、どうなんだろう?

習字だって、どういう線を書きたいか具体的にしっかり決めて、まさしく一筆入魂でエイッと書くし、一度書いてしまったら修正が効かない(破り捨てて書き直し)。

だとすれば、ペン鉛筆似て非なるものというか、少なくとも鉛筆の延長で使っていたらしんどいだろうなーと。

実際、美大生でもペンが嫌いって人多いみたいだし。

でも、習字の筆と同じくらい使いこなせれば、これほど面白い道具もないんだろうね。

もちろん使いこなすまでは色んな技術が要ると思うので、相当に難しそうだけど。

2022-02-02

世界堂へ行った

出張中、ちょっと文具関連の用事があって、次の予定まで時間があったので、東急ハンズは行ったことがあるのだが、行ったことのなかった世界堂に行ってみた。知ってる人はよく知っているだろうが、私はネットニュースでどこかの支店が閉店したというニュースをうっすら覚えている程度だ。今調べたが「額縁絵画はもちろん、画材デザイン用品・文具などを豊富に取り揃えています。」というチェーン店。(確かに額縁は他の文具店と違って力が入っていた。)

ぶらぶらと店内を歩く。油絵具やアクリル絵具、パレットパステル、水彩色鉛筆ガラスペン、羽ペン、色とりどりの筆ペン、マーカー、サインペンキャンバススケッチブック、模造紙、…

ペインティングナイフパレットナイフプラスチック製もあるのか! 使い捨てというのも合理的だ。

ふと目についたのが「スクリーントーン」。令和の時代にもまだ売っているとは。原稿用紙にしっかり転写するためのヘラのようなものも何種類も打っている。近くにはペンペン軸がある。「Gペン」「丸ペン」「スクールペン」 タチカワ、ニッコー、ゼブラ

スクールペン」。知識として触れたことはあったが単語として目にしたのは何年ぶりだろうか。

さまざまなパッケージペン先が売っている。丸ペン3本セット、Gペン10本セット、100本セット、3種類のペン先セット、ペン軸とセット…

ペン軸単品も様々な色、デザイン

つけペンがあれば当然インクもある。「まんが用墨汁」という商品名をみて思わずにっこりしてしまう。ラベル付け替えただけでしょうね。

まんが用原稿用紙なんてものもあった。雲形定規、吹き出し用定規(?)

まんが用のセットボックスもある。小学生向けかな。無印スタンダード)にデラックスタイプ2。何が入ってるんだろ。

自分でもまんがを描こうと思った少年少女は多かったのではないかわたしがこどもだった当時は(今は知らない)毎号投稿募集と紹介のページがあって、デビュー、金賞・佳作などのランキングと講評、それにまんがの描き方が数ページ載っていた、ような気がする。〇〇先生は墨汁を使っています。◎◎先生丸ペンで描いていますケント紙を使うのが一般的ですが、△△先生は画用紙を使っています。のような情報も載っていた。もちろんまんがの描き方だけの単行書もあった。

そんな頃のことを懐かしく思い出した。しかし、全体的に何とも言えない黄昏感が漂っていた。ほぼ無客だったし。

欠品があったのは売れて売れてしかたがないというよりは、補充がないという感じで(先入観か)、充実した品ぞろえは売れ残りという表現が近いのかもしれなかった。現実に、書籍のコーナーには色あせた1990年代参考書も並んでいた。


私の祖母趣味日本画をやっていた。増田の多くが知らないであろう、ほとんどが見たことがないであろう岩絵の具が何種類も彼女の家にはあった。ガラス瓶に入ったそれはとてもきれいだったのを覚えている。少女のころに日本画で身を立てたいと思ったことも少しはあったのかもしれないが、そこまでの才能か、熱意かがなかったのか、時代が悪かったのか、もちろんプロではなかった。

世界堂で見た、さまざまなアナログまんがの道具・材料。生き残りをかけて手を広げたであろう商品につく〇割引セール文字

おそらく、回転のいい商品はごく一部なんだろう。多色ボールペンを並べても、大型文房具店で買う人の方が多そうだし、最近カラーのマーカーも100円ショップで多色展開しているという(必ず全色そろっているというアドバンテージ専門店にはあるだろうが)。毎年電動消しゴムを買う人がそうそういるとも思えない。

完全に滅亡することはないかもしれない。だがコンピュータでなく、世界堂でなければ手に入らない道具や材料を使う行為は、美大生を除けば、日本画のようにごく少数の人が続ける稀な趣味になっていき、世界堂支店だんだんと減っていく。

そんな未来

2021-10-20

鉛筆デッサンに親を殺された女

美術系の大学に通っているけど、鉛筆デッサン練習しなければならないと思うと死ぬほど嫌だ。

絵を描くことは好きで、小学生くらいの頃からコピックだのGペンだのに興味持ったりデジタルでやったりしてきたけど、鉛筆デッサンが本当に大嫌い。

まらない。何も面白いと感じない。

大学受験のとき自己制作作品鉛筆デッサン課題だったんだけど、「イラストは上手いけどデッサンが下手」って先生に遠回しに言われたからね。わかってます

ぶっちゃけ提出するのが鉛筆デッサンだけだったら落ちてたと思う。

ちなみに有名な美大芸大にも興味はあった。何故選ばなかったかというと、デッサンが下手だから落ちるし、デッサンをやりたくないから。

何でこんなにデッサンが嫌いなのかというと、高校の授業で先生に「見たままを写し取るように描いてみて」って言われて、自分の見えたように描いたら「もっと反射光を入れたらリアルに見えるよ」って言われたのがデカいと思う。

発泡スチロール立方体を、木の机の上に置いたやつを描けって言ったんじゃん。発泡スチロールにそんなに反射光入らないだろ。

「見たままを写し取る」のか「よりリアルに見えるように描く」のかどっちなのよ。

以前から嫌いではあったんだけど、それがきっかけでデッサンに対する興味や意欲は全くなくなった。以降、授業中はやっつけで課題を終わらせ、無意味鉛筆を削り続けたり、練り消しでフィギュアを作ったりして過ごした。だからデッサンがヘタクソなのは自業自得である

あと、まず、他人がセッティングしたモノを興味もないのに描くのがつまらない。時間制限があるから間に合わないのも駄目だし、早く切り上げると「時間使って描き込め」と言われるのも嫌。

かと言って自分モチーフを選んで描くのも普通に嫌い。目の前のものをそのまんま描くことになんの興味もない。

手が汚れるのも不愉快。絵の具やインクも手につくけど、乾けば紙は汚れない。でも鉛筆はずっとこすれるたびに紙を汚し続ける。

鉛筆デッサン悪口ならいくらでも出てくるんだけど、「じゃあやらなくていいや」とはならない。避けて通ることはできない。

なぜなら、自分希望する職種につくためには鉛筆デッサンが上手く描けることが必須からだ。厳密に言えばちょっと違うかもしれないけど、とにかくポートフォリオ鉛筆デッサンを載せなければならない。

まじで円柱もマトモに描けないくらい下手クソなので、来年からデッサンの授業を取って練習しようとは思っている。

でも毎週毎週デッサン時間がやってくると思うと、今から憂鬱鉛筆デッサンが憎い。鉛筆デッサンを殺したい。

2021-07-19

わー、Gペンが出てきたぞ。

小学校ときに買ったなあ、そーいや。

Gペンケント紙買ってきたら

漫画描けるようになると思っとったんだよなあ。

道具がありさえすれば

何かが出来るようになるわけではないんだよ、

と教えてあげたい。

小学生自分と。

今の自分にも。

わー、わい全然成長してねーわよ。

何かと道具から揃えようとするの全然変わってねえ。

道具だけじゃ駄目なんだよ、わかりなさい、いい加減。

2020-12-24

anond:20201224121222

アナログ漫画練習ならGペントレース台をつかうし、デジタルイラストなら自分の好きなペンで主線を引くよね

なぜなら筆圧の感じや線の入り抜きもまるで違うから

両方やってみたらいいというトラバ同意

2020-12-20

ペンは剣より強いだろ

剣を持ってる相手なら身構えるけど、漫画描いてるときからペンで刺されるとか想像できないだろ

ボールペンであれGペンであれミリペンであれ、そういうものがある場所で刺されるなんて想定してない

ペンは剣より意表を突いた攻撃可能になる恐ろしい武器だと思う

2020-06-30

たまに漫画家さんの作業部屋みたいなの写真ツイッターで流れてくることあるけど

かいモニターがあって漫画制作が完全にパソコン上で完結してる人がほとんどなんや

あんなの1万とか2万では買えないでしょ

機材のほかに漫画を描くアプリ必要だし

紙とインクGペンがあればスタートできるっていう人はもうこの世にはおらんのやろね

2018-11-07

井の中の蛙が絵を書くのをやめた話

さなから絵を描くのが好きだった。

紙と鉛筆さえ与えれば、大人しくしている子だったと母から教えて貰った。

そのまま小学生になっても絵を描き続けた。漫画家になることをぼんやり夢見つつ、父に買ってもらった原稿用紙に、Gペン少女漫画の模写をし続けた。

絵画系は毎年何かしら賞を取っていた。小さな小学校の中で一番絵が上手かった。

中学に入った頃、初めてネット世界に触れて、自分全国的にも絵が上手い方なんじゃないかと言うことに気がついた。

当時はお絵かき掲示板お絵かきチャットが全盛期で、ありとあらゆる場所で「同年代とは思えない!」と褒められた。

たまに信じられないぐらい上手い人を見つけると、こなくそ、と必死デッサンや着彩を勉強した。

負けたくなかった、絵が上手な私でいたかった。

高校2年生の頃、絵を描く機会がパタリと減った。

隠れオタクになったので、年相応にファッション恋愛生徒会学業に打ち込んだ。

ある時、ふとネット世界に戻ったら、当時絶賛してくれていたお絵描き仲間の絵のレベルが相当に上がっており、オリジナリティに溢れた素敵な絵が毎日上げられていることに気付いてしまった。

同時期に、美大専攻コースの授業を受けていたところ、普通男子生徒だと思っていた人たちの凄まじい画力にうちのめされた。

彼らは今、広告大手会社デザイナーやってたり、某有名デザイン事務所に勤めていたりする。

毎日描くことを怠らなかった本物がそこにいた。

愕然とした、うちのめされた。途端に描く手が止まって、もうどうでもよくなった。

美大は諦めた。私には写実力しかないことに随分前から気付いていた。

そんなことを言い訳にしたけれど、本当は恥ずかしくて悔しくてどうにかなりそうだった。

私の方が上手かったのに!

そんな行き場のない悔しさだけが湧き上がってきた。

ネットお絵描き仲間とも疎遠になった。

その頃には、もう滅多に絵は描かなくなっていた。

当たり前の結果に納得出来ず、絵を描くことをやめた。

あのまま描き続けていたら…と考えることもある。

結局表現したいものなんてなくて、賞賛が欲しかったのかなとも思うことすらある。

周りに差をつけられるのが怖くて逃げた井の中の蛙

あれから10余年。絵にまつわる仕事をしている。描かないけど。

この人たちは、周りの人に打ちひしがれることもなく、毎日書き続けていたんだなと思うと頭が下がる。

2018-10-09

萌え絵についての、まだオタクが見るし描くしという頃の記憶

萌え絵について考えた時、うる星やつら存在は大きい。

うる星やつらキャラデザは、萌えという記号が満載だ。

虎柄ビキニ鬼、パッツンセーラー服白衣保健女医、フリフリ女子……などなど。

ただ、高橋留美子の絵が「萌え絵」かというと、わりと微妙エリアになる。

とちらかというと絵柄は水木しげるのとなりにある気もする。

そこに描かれた絵は確かに萌え」の記号なのだが、絵柄として「萌え」かというと微妙である

朝起きたら、「高橋留美子みたいな絵柄になっていたらいいな」とアニメオタクが思うかというと

微妙だ。

当時のオタクアニメ)は「好きな絵柄」という自意識が強くあって

特にA先生とB先生を合わせて2で割ったような絵柄になりたい」みたいなのが良くあった。

同人誌自己紹介で、あちこちで見られた自意識

美樹本晴彦とか良く名前があがっていた。

それは、これまでにない新しい絵柄というものが、ティーンエイジャーの心をむんずと掴んだのだ。

その意味でいうと高橋留美子の絵は、ティーンエイジャーにとっては新しいものではなかった。

ただ、うる星やつらで見つかった、オタク好みの絵の流れというのもある。

森山ゆうじプロジェクトA子とか土器手司のダーティーペアとかへ繋がるあのへんのアニメ絵の流れ。


エロゲーでいうと、ELFのあのへんの作品と繋がる。

「野々村病院の人々」とか「河原崎家の一族」とか。

ちゃんと動かせるアニメっぽいデッサン力のある身体

そこに、PC98の肌色塗りテクニックDNAが入っている。

描く人が憧れる要素がある。


一方、萌え絵少女漫画からというのもがある。

かつて少年漫画の絵はGペンの太い線。一方少女漫画丸ペンの細い線だった。

そういう守るべきルールがあると子供は思っていた時代があった。

この細い丸ペンによる線。

ここの身体感覚がわかるだろうか?

丸ペンは繊細な人間しか描けない!」と、実際に紙にペンで描いてみようとした男子は思うものだった。

絵柄自体に繊細な少女身体を感じる。

壊れやす砂糖菓子のような絵。アニメセル画塗りに対し、淡い水彩が似合う。

終末の過ごし方」とか多少それっぽい。

この2つのDNAが、混ざり合って、オタクが憧れる絵柄は色々変わっていく。

デッサンポンコツだが、雰囲気カラー処理などこだわる部分が魅力的な絵が多く出てきた気がする。

雫とか。

そういう時代を経て、経て、経て、今はとにかくみんな上手い。

断絶の壁がある気がする。

受け手意識が変わっている気がする。

PCフォトショからSAIの塗りを経て、経て、経て、2018年だしな。


まだオタクアニメを見て感動して、自分でも(アマチュアとして)模写するのが普通だった頃の記憶

ちなみに、オタクはがきイラストを送る先の最高峰ファンロードだった。あそこはレベルが違った。

2018-01-07

anond:20180106181932

おいおい、それはキミの周りに変な人しかいないだけだろ。

自分語りになってしまうけれども、私は小学5年生からGペン丸ペンスクールペンPILOTインクスクリーントーンなどを用いて原稿用紙に漫画を描いており、更にドクターマーチンなどのクソ高いカラーインクを揃えてカラーイラストを描き、中学1年生時点で漫画2000冊以上持っていて、中学3年生のときには世界堂で道具揃えてセル画(ちなみに綾波レイを描いた)を自作していたガッチガチオタク

(家は貧乏。月の小遣い3000円とお年玉をすべて画材道具と古本漫画に注ぎ込んでいた)

だけどアニメマスコットやグッズを使ったことは今日まで一度もない。

恥ずかしい気持ちもあるが、そもそもグッズに興味がないからだ。

私が好きなのは作品のものであって、グッズはどうでもいい。

話はそれるが、ちょうどエヴァリアルタイム世代で、当時中学2年生だった私は公式VHSビデオ(1本2話収録で5000〜6000円)をすべて揃えるのが本当に本当に大変だった。

でも会話すべて暗記するほど擦り切れるほど観たので元は取れてるはず。


こんな私だけど17歳でデパコスデビュー青山ヘアサロンデビューしとる(バイトできる年齢になったので資金には余裕があった)。

キミは化粧やファッション界隈にいかオタクが多いか知らないね

コスプレとかでなくモード系でもない。ごく普通の界隈にもガチオタはいるのだ。

コスメオタクとかファオタって言葉を聞いたことない?

ちなみに私は「化粧なんてしなくていいんじゃない?」なんて母親からしか言われたことない。

というわけで冒頭に戻るが、キミの周りの女オタクちょっと変わった人が多いだけなんじゃないかと思った次第。

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