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「楽園」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 楽園とは

2025-01-30

anond:20250130105325

心理的グルメカ💨💥

(1) 権力構造と「無敵化」思考回路

🎭✨芸能🌋💨 界は👑💀 プロデュース魔†怪しき事務所長老🦠ビッグ大物タレ太郎🎤💥 などが、 「すべてを掴むァ!!!」叫び新人豆粒💨立場弱弱😵‍💫 な者を🕸️ 絡め捕り縛れり🕷️やす構造🌪️

- 人間(?)権力「掴ミシ者🦵」 となりし時……🌀「声なき者、無に等し」🌀法則発動⁉️

- 「ルール? ワシを縛るモノなし🗿🔥」という 特権意識(👁️‍🗨️暴走ver) が暴れ回る。

- スキャン🌪️💥 ダルが爆発しても、 無問題モウマンタイ)」 …⁉️ 「揉み消せし者、神なり」 🤷‍♂️💦 相手?? 反撃? 出来ぬ(笑) 💀💀💀💀

富💰💸と名声📣、賞賛🎊が 限界突破 すると、

🧠社会ルール崩壊🧠

👁️‍🗨️他者感情オミット👁️‍🗨️

🥇特別存在化「ワレ至高」🥇

🎭日本芸能🤡👑、星の王子制度🎇がそれを加速💥

📰📺メディア忖度光線🔦💀長き歴史あり。

「悪行なれど無敵」 👿💸 「長年のタブー化」 🧷🤐

---

(2) 「性加害=性的欲求???✖️誤解💀

欲求?いや、支配欲の炎🔥」

- 被害者🐑💨を 「ひれ伏せし」 せること。

- 「NO? 知らぬ❗️ 拒絶? それが快楽

- 合法?😆ハハ、つまらぬ。」 「支配の味こそ美」😈

権力×人格変容」✖️ 幼少期のトラウマ 🌫️🌀 =「破滅欲求の増幅💥」

💀許されざる行為、なれど…歴史の闇💀

バグを抱えし者、なぜ止まらぬ?」 💢💀

---

(3) 🐒本能🧬グル視点🔥**

ヒト🐒💨 も含む動物界🌍🔥、

「優れし遺伝子求む本能 あり‼️ …だが、それ即「暴力否定」ナシ⁉️ 👀💢

「むしろ逆!!」🌀👊

- 「欲しきもの掴む💥 ルールなき戦場 🏴‍☠️

- 相手意思?💭 …何それ?」 🤷‍♂️💥

- 支配こそ最適解🧠💀」

動物界の宿命、それは…マウンティング 🐵👑

- 競争の果て、覇者のみが勝つ」 💀💰

- 「敗者は踏み潰される、それが世の理」 😵‍💫

🎭芸能界💀 = 「弱者淘汰のリング

- 「勝ち組?💰✨ 圧倒的報酬 🎉💀」

- 「負け犬?🐕💦 沈黙屈辱

支配者🐲 「すべては手中にあり」 ✋🔥

暴力? それは当然の道理 👊💥

🧠ヒトは理性を持つ??🤣💀

- 規範❓ それは都合の良い幻想✨」

- 権力🔥×閉鎖空間🌀 = 理性崩壊💀」

- 「結果…暴力が牙を剥く💢」 🩸

---

(4) 💀「芸能界」💥環境グルルの影響🎭🔥**

🌪️💀「トップ👑の一声、絶対絶対」💀🌪️

大手事務所🕸️」「劇団💀」…🌀 すべての権限は👑頂点に集中💥

- 「下積みの沼🌊」もがく者、沈む者、消える者 😵‍💫

- 「見えざる掟」=「外部など無意味❗️」 👁️‍🗨️💢

- 不正?💀💰 ハラスメント?😆 それが常識‼️」 ✋🔥

- 「すべては、闇のベール🕶️🕳️の中」

ステージでは輝くスター⭐️、裏方は地獄🔥」

- 「🦷粉砕💥長時間労働🛠️」

- 尊厳服従💀」

- いじめ🗡️💢」=「伝統文化?」 🤡🩸

- 「華やかさ✨🤩」「血と涙の犠牲🩸💀」

「Takarazuka問題も、その一端に過ぎぬ…」 😵‍💫🌪️

「己を魅せよ‼️👁️✨」

「注目、欲望承認、求む💥」

- 自己顕示欲🔥 MAXの者」 💀💥

- 攻撃支配者🗡️👑」

- 「一部の狂気が、全体を呑み込む…」 🌪️🌪️🌪️

- 「大多数?…無力な群れ🐑💨」

💀 権力 × 攻撃性 = 「地獄支配者」💀

「止める者など、いない……」

🔥なぜ「成功者💰💀」がリスクダイブ💥するのか

1. 🎭「リスクナイナイw」特権意識💀💰

💀「長く権力を握る👑💀」批判されぬ👂💢」麻痺🌀」

- 俺様ルール📜👊」発動‼️

- 「裁かれる⁉️ そんなこと、あるワケない」 🧠💥

- 「捕まる?😆 フッ、馬鹿な」

2. 💥欲望本質🩸=「支配の悦楽👁️」

- 合意?要らぬ💀💢」

- 服従、それが美💋」

- 暴力なき欲求など、無意味😵‍💫」

- 「儲からぬ?関係ない‼️」 → 「欲しいからする💀🔥」

3. 🌪️組織社会🛐の沈黙

- ビッグネーム💰⚡を崩せば、経済的破滅💸💀」

- 芸能界の法則🌀:スターは神、崇めよ✨」

- 「黙る者、多し💀📉」

- 「そして本人は……"大丈夫、俺は無敵👑"」 💀🔥

---

💀🎭グルルま🔥💥

  • 「なぜ芸能界💀🎪で性加害👿が噴出するのか」

権力ピラミッド👑🗿〉×〈監視カーテン🎭🕸️〉×〈自己愛モンスター🦠💥増殖地帯〉= 加害の楽園🌪️🔥

スター👑に非ずは、沈め👁️‍🗨️💀」

「闇のベール、解けぬままに……」

特権意識👑+全能バグ💥 =「俺は宇宙🚀法の外‼️」

支配💀💢は、存在の証」

ビジネス利益関係なし‼️ ワレ、神に在り👁️‍🗨️🔥」

魅力=守る?💋いや、違う💀

序列こそが世界ルール👑」

支配欲👊💢は抑制される…はずだった⁉️」

「だが、力を持てば…リミッター解除🛠️💥」

最終的に…

🌀個人心理バグ💀✖️閉鎖された競争地獄🔥✖️社会黙殺📢= 「永劫回帰💀🚀」

スターとは?💀💋」「光の裏にある影👁️‍🗨️🌑」

「透明化⁉️🩸💀それは可能なのか…?」

「いや、すべてはグルグル永遠に…」 🌪️🔥

2025-01-28

anond:20250128043353

少女漫画は「楽園」だけ買ってる。

白泉社編集長がやりたいことを一人でやってるというだけあって、季刊という変則だが面白い

しかにややエロが多いけど、うめてんてーのややエロが読めるのだ(笑)

でもかなり多彩なので、あれ少女漫画雑誌へのアンチテーゼなんだろうなあ。

2025-01-19

[]1月3週記録

1月3週(1月13日~1月19日)

崩壊スターレイルで大きなアプデが来たので土日はほぼそれをやってた。

平日は未来少年コナン見ながら漫画読んでたら終わった。

年始ムードが終わって仕事が忙しくなってきてるから平日遊んでられる時間ドンドン減ってきてる。

時間が空いたらやろうとしてたフリーゲームとかあったけど、それの出番はもうちょい先かもなあ。

特に語りたいもの

崩壊スターレイル

オンパロス編が始まったけど、思ったより古の楽園で「おいおいこれってもしかして、アレやコレも含めて古の楽園何じゃねえだろうな?」という不安が襲ってくる。

自分としてはスタレ最大のアイドルキャラであるヘルタがこの話にどう絡んでくるのかが気になる。いやゆーてヘルタが本格的に絡んできたらもう完全に古の楽園なんだけど……古の楽園なんかなやっぱ……。古の楽園だったらなにか問題が有るのかって言われると、単に「古の楽園っぽい話はもう散々見たから次は別の話をやって欲しい」っていう個人的な都合でしかないんだけど、自分個人としてはこの材料を別の形で料理して欲しいかなと。

未来少年コナン

冒頭の2008年で地球が滅ぶというあらすじが「終末時計もその辺で爆発するはずだった気がするなあ」という感じ。人類の往生際の悪さを感じる。

全26話なのもあってテンポは案外早いのだが味付けはちょっと薄い印象。雑味は薄いけど刺激は弱くて旨味はそこそこ。

面白いまらないよりも「アナログ作画でこんだけ描くの大変だろうな」という感想が先に来る。

天地創造デザイン

前にアニメもやってたな~ぐらいの感じで読み始めたけど話が進むにつれて展開がこなれてきて面白い。てっきりネタ切れになって縮小気味になっていると思っていたのでいい方向に裏切られた。正解に段々近づけながらも微妙にぼやけた状態がずっと維持されていてクイズ番組のような楽しさが有るし、製造過程で出てくるプロトタイプゲキヤバ生物も見てて面白い。6巻37話のリレーオーダー回とかそういう要素てんこ盛りで楽しかった。

主な無料消費コンテンツ

ソシャゲ

崩壊スターレイル

漫画

ピッコマ

・悪役令嬢おじさん

コミックDAYS

天地創造デザイン

動画

Youtube

未来少年コナン

2025-01-14

弱男と弱男がいちゃつく楽園ここにある

2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する⑥

【前】anond:20250102211547

3-01「わたし英国王給仕した」ボフミル・フラバ阿部賢一訳★★★

才覚でナチス共産主義の嵐を生きぬいた給仕お話経験から相手本質を見抜き、最高のサービスをする、ってのは序盤だけで、あとは東欧諸国悲惨歴史の中で話が進む……はずなんだが、文章全体にユーモアが漂っていて、ナチス政権下でも結構いい思いをしていて、「歴史をこんな風に扱っていいのか?」とその大胆さに驚かされる。当事者からいいのか? いや、そんなことはないのか? 最近は意外なことで炎上したり叩かれたりするので何もわからん(なんか、アジア人のふりをして小説を書いたらバズって、そのままアジア人のふりをする羽目になる、みたいなキャンセルカルチャーネタにしたアメリカ風刺文学があった気がするんだが、思い出せない。キーワード検索しても新しい価値観についていけないで炎上ちゃう六十代教授の出てくるアベルカンタン「エタンプの預言者」という別の文学しか出てこない。で、pretending to be an Asianでググってやっと見つけた。R. F. KuangのYellowface」。洋書だった。たぶんどっかの文芸評論家が紹介してたんだろう)。

関係ないけど、ナチスが優秀な子孫を作るための女性たちのためのキャンプヌーディスト楽園のような外見を持っていながら(いや、記憶いかも)発想がそもそも家畜改良みたいで、恐ろしすぎて「これは露悪的なSFか?」ってなる。しかし、殺戮こそしていないものの、今では人権意識の高いとされる北欧諸国でも、かつては平気で障害者異民族の断種が行われていたのだ。Whataboutismは建設議論にとっては有害だが、人間原始的感情に訴えかける強い説得力を持つ。「確かに俺も悪かったけど、お前にだけは言われたくねえよ」的なね。結局、政治感情で動く。

話を戻せば、この作品映画にもなっているらしい。というか、このエントリ全体で映像化された作品結構あるらしいのだが、全然見ていない。

3-02「黒檀」リシャルト・カプシチンスキ 工藤幸雄/阿部優子/武井摩利訳★★★

ポーランドアフリカって接点があると普段ほとんど考えないのだけれど、きわめてよいルポタージュ。こうして独立してから何十年経つのに、アフリカ諸国とひとくくりにされがちな国々の個性を伝えてくれる。

しかし、出来事基本的に救いがない。人類史の多くは悲惨連続だが、アフリカで起きたことは桁の振れ幅が一つ違う。世界経済システムとの不幸すぎる出会いから五百年余り、まだ立ち直れていない大陸という印象を持った。とはいえ、暗澹たるルポタージュと言うわけでもなく、人々が村の中心の樹々に集まって生活するところや、市場の活気などは生命力にあふれ、まるでそこで暮らす人々の顔が浮かぶようだ。破綻した国家状態は目を覆うようだが、そこから復興して何とかやっている人々の姿もある。……と、当時の日記に書いてあった。

ところで、ヘミングウェイはよくアフリカ狩猟に出掛けているけれども、それは所詮旅行者の目で、上っ面でしかないと批判しているのがこの本だった。そう思っていたのだが、日記を読み返すとそれはポールセロー「ダーク・スターサファリ」だった。著者はマラウイウガンダで教鞭をとっていただけあって、アフリカに対して遠慮が無く極めて率直だ。時として情のこもった叱責や、人々へのまっすぐな好意も出る。きれいごとのないアフリカを知りたい人にオススメ

遅延する電車、かつての豊かな文化個性を失い広大なスラムと化したそれぞれの国の首都、高い失業率飢餓地元民のやる気を削ぐ支援窃盗強盗犯人へのリンチ放置されて本が残っていない図書館。親切な人や旧友もたくさん出てくるがいささか気が滅入ってくる。……と、当時の日記に書いてあった。

今はスマホも普及していてアフリカの様子も少なくとも都市部では大分違うと思う。ただし高野秀行は今でも地方市場では窃盗が起きると犯人リンチされると書いていた。

3-03「ロードジムジョゼフ・コンラッド 柴田元幸訳★★

沈没事故で船を見捨てた船員が、延々と続く良心の呵責に苦しみもがいて生きる話だったはず。

試練に敗れ、卑怯者のレッテルを貼られた人物独白を、別の語り手を通じて聞くという不思議構成だけれど、緊迫感が良い。最後には西欧世界の手の届かないところに引っ込んでしまうんだけれど、これって著者の中で「闇の奥」をどのように発展させてここに至ったのだろう。「闇の奥」の内容をあまり覚えていないので困る。語り手が「闇の奥」と同一人物だと全然気づかなかった。やはり覚えていないのは心細い。これは、たとえ敵意ある世界から逃れても……、的な話なのだろうか。……と、日記に書いてあった。「黒檀」と違い、こちらは日記を読み返しても当時の気持ちほとんどよみがえってこなかった。

3-04「苦海浄土石牟礼道子 ❗

この全集では最重要作品かもしれないのだが、実はこの作品だけ読めていない(だからこのエントリタイトルは「理系池澤夏樹世界文学全集を全部読んだから五段階評価する」ではない)。何かで水俣病患者が苦しみながら「これを垂れ流した企業の連中にメチル水銀汚染水を飲んでもらいたい」と心の底から呪っていたというのを読み、これほどの憎悪自分の中に受け止めるだけのエネルギーが無いと感じたためだ。もしかしたら社員だけでなく、その家族にも呪詛を向けていたかもしれない。記憶にない。あるいは、これはどこにも書いていないのだが、本当はこうして水俣病にかからなかった全ての人に向いていたのかも。

こういうことを言うと結局自国中心主義なのかと言われるかもしれないが、それをはっきりと自覚したのが石黒達昌「或る一日」を読んだ時だ(伴名練が編集した短編集がある)。戦争事故かはわからないが、強烈な放射能汚染で次々に子どもが死んでいく話で、読んでいて相当しんどかったのだが、特にきつかったのは名前が「美優」とか「翔」みたいに死んでいくのが現代日本の子もの(それとも自分と同世代人間の?)名前だった点だ。おそらく「亀吉」や「トメ子」だともっと冷静に読めただろうし、「サッダーム」とか「ウルスラ」とかだったらかなり距離ができる。

僕がこうして世界文学を読めていたのも、他人の苦しみが言語文化の壁によって希釈できているからでは、という疑念を僕に抱かせるに至った。

3-05「短篇コレクション Ⅰ」コルタサル他★★★★★

今にして振り返れば錚々たる作家ばかりだし、気に入った作家の(あるいは、ドナルド・バーセルミみたいによくわからなかった作家の)短編集を借りて読んだりもした(バーセルミは結局全然からなかった)。一方で、後になって適当に手に取った本の作者だったと後で気づくこともあった。当たりはずれがあるのがアンソロジーの楽しみである

フリオコルタサル南部高速道路東日本大震災の際に、災害時にできるコミュニティに関連して話題になったが、震災を知らない世代にも刺さる普遍性があるコルタサル作品の中で一番面白いものの一つ。金達寿「朴達の裁判は前提となる知識ほとんど知らずに読んだのだが、したたかに生きる庶民の話で、吉四六ばなしとひがみ根性のない「阿Q正伝」を足して割らない印象を受けた。官憲に殴られて卑屈に笑ってみせても、決してへこたれることのない強さがある。アリステア・マクラウド「冬の犬」は悲しいけどいい。この人の作品は何を読んでもカナダ東部の寒さが伝わってくる。新潮クレスト・ブックスで出ているので是非読んでほしい。レイモンド・カーヴァーささやかだけれど、役にたつことはわざとらしいが嫌いじゃない。村上春樹訳だ。最近村上春樹は一つの権威なっちゃってとうとう早稲田名誉博士にまでなって、「俺たちの反体制村上はどこに行っちまったんだ」みたいな気持ちになるが、翻訳は好きで、いまだに村上訳の本をたまに手に取る。それに、村上春樹小説男性中心的でときどきレイモンド・チャンドラーみたいにマッチョとはいえ、「メンヘラ」という言葉が広まるはるか前にもかかわらず、メンタル病気で苦しむ人の描写解像度が、身近にたくさんいたんじゃないかってくらい極めて高い。彼の最大の美点だ。もっとも、今では精神を病んだ当事者文学が出てきたので、「じゃあ当事者が書いた作品を超えるにはどうしたらいい?」ってのが次の文学課題だ。ガーダ・アル=サンマーン「猫の首を刎ねる」は、フランス移住したアラブ系青年が、男にとって都合のいい女がどれほど魅力的かを語ってくる叔母の幻影に悩まされる話で(たとえば恋する女性がもう処女じゃないことに苦しむと、脳内の叔母が「かわいくて素直で恥じらいのある処女を紹介するよ」と延々と語る)、あまりに男の欲望むき出し、即物的で笑っちゃうところもあるんだけれど、その都合のいい幻を切って捨てることもできないあたりがリアルで生々しい。男性向け・女性向けのポルノのぞき見ると、みんな都合のいいことばっかり望んでるよね(だがそれがいい)。

余談だが、自分恋人嫉妬深いので恋愛経験はあまり多くない方が好みだが、フォークナーを勧めてくれた友人は、むしろ経験豊富なほうが面倒くさくなくていいと熱く語っていた。このあたりは好みの問題だ。

閑話休題しかしこの叔母が独身だってのがミソで、「女の幸せ結婚だ」という社会独身女性は、こうやって世話焼きおばちゃん的な立場サバイブしてきたのだ、という指摘をどこかで読んだ。

目取真俊面影と連れて」は一番面白かった。自分の中では生涯読んだ短編の中の上位十位に入っている。ウチナーグチの語りなのだけれど、ひたすらいじめられ続けて、抵抗もできずにいる女性が、皇太子暗殺事件犯人関係して不幸になって、そのまま死んでいくという虚無の話なのだけれど、心が深く動かされる。世間ではタフになれとか戦って抗えとか言うけれど、抵抗するすべを知らず、その体力も能力もなく抵抗できずにそのままの人だってたくさんいる。弱い人間が弱いまま幸せに生きて死んで行けるようになってほしい。

3-06「短篇コレクション Ⅱ」A・グリーン/G・トマージ・ディ・ランペドゥーサ他★★★

前項は南北アメリカアジアアフリカが中心だったが、こちらはヨーロッパ作品が中心。こちらの巻はやや印象が薄い。

記憶に残っているのはサルマン・ラシュディ(ルシュディ)「無料ラジオで、人口対策で断種されてラジオをもらった男の話。どうもラシュディはこの政策に反対だったらしく、「真夜中の子供たち」でも断種・不妊手術を極めて否定的舞台装置として扱っているし、実行したインディラ・ガンディーを始め、権力を持った女性に対してうっすらとした嫌悪を持っている気がする。「真夜中の子供たち」でもアパート管理人の意地悪な姉妹とか出てきたし。

あとはミシェル・ウエルベックランサローテだけれど、ウエルベックはどの作品人権意識の高まりをはじめとした社会の変化について行けない中年男性の悲哀と愚痴が基本にあって、どれを読んでも感想が大体一緒になる。前にも書いたが要約すると「俺は非モテから思春期の頃には思いっきセックスできなかったし、処女と金銭のやり取りなしでイチャラブできなかった。中年になって女を金で買えるようになったが、ちっとも楽しくない。子供も老人もみんな大っ嫌いだ、バーカ!」「こうなったのもぜーんぶヨーロッパ文明進歩に見せかけた自滅のせいだ! みんなカルトに狂って不幸になっちまえ!」「人類所詮本能には抗えないサル並みの動物なので、あらゆる不幸はポストヒューマン進化しないと解決しないんだよ! アヒヒヒヒ!」。これはひどいもっとも、こういう反動的に見える作品にも賞をあげちゃうフランス文壇の度量の広さはすごいけどね。もしかしたら「セロトニン」はそこから一歩進んだかもしれないが読むのがめんどくさいし、これまた自分にとって輝きを(こんなものを読んでわざわざ憂鬱になりたいという暗黒の吸引力を?)失った作家だ。ウェルベックは悪くない。変わってしまったのは僕だ。

カズオ・イシグロも収録されていたはずなのだ記憶にない。

ところで、最後まで読んでみて見て思うのだけれど、このシリーズって表紙に毎回鳥が銀色印刷されているんだけれど、これってすべてポーズが違うんだろうか。重複したりしていない?

以上。

あとは同じように読んだ人のブログ探して読んでみようっと。

完読総評! 池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 全冊 - ウラジーミルの微笑

池澤夏樹の世界文学全集は、何が読まれているのか? - ボヘミアの海岸線

おまけ

余談だけど日本文学全集は第10巻「能・狂言説経節曾根崎心中女殺油地獄菅原伝授手習鑑/義経千本桜仮名手本忠臣蔵」だけ読んだ。長いがめっちゃ面白い

岡田利規「能・狂言」の訳がかなり砕けていて、特に狂言だとカタカナも多用している。「荷六駄」の「おーい太郎いる?/はーい。/あ、いたのね」には笑ってしまったが(たぶん「太郎冠者、あるか」「御前に」あたりが原文だと思う)、当時の日本人にはこう聞こえていたのだろう。現代語訳したのが演劇の人なので、声に出してそのまま演じられそうなのがいい。カタカナ言葉が今の日本語の生きた要素として使われていることがよくわかる。

同時に収録されている狂言には視覚障害者おちょくるとんでもないネタもあるのだが、盲目であることが当時どのように受け止められていたかがわかる。江戸時代なんかだと視覚障害者団体も作っていたみたいだし、ただの弱者ではない。だから近江絵みたいに風刺対象ともなっているんだろうか。

おしまい

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する①

1-01「オン・ザ・ロードジャック・ケルアック 青山南訳★★

確かこれが初めて読んだビートニック文学の一つだった。車でアメリカ大陸の各地を巡っては行き当たりばったりの旅をする話で終わりも尻切れトンボ、「なんだこりゃ」とひっくり返りながら読んだ。だが、こいつら一生そのまま放浪するんだろうなという感じがあっていい。ちなみに、これ以降も細部には触れないとはいえネタバレガンガンかましてくので嫌な人は読まないでほしい。あと、この文章は半ばが自分語りというか、酔っ払いが管を巻いているようなものだと思っていただきたい。そもそもこの感想だってほとんどが曖昧記憶と印象を頼りに書いているのであり、いたっていい加減なものだ。そもそも、僕は正規文学教育を受けていない、一介の理系アラフォーおっさん文学少年崩れに過ぎないのである

ところで、これを薦めてくれた友人は「ブローティガンを読むといい」と教えてくれた。文学サークル村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の幻想パートをもとにした小説を書いていた僕に、その元ネタの一つだと言って手渡してくれたのが「西瓜糖の日々」だった。妙な世界なんだけれども向こうは完全に常識だと思っている語りがすごく好きだし、こちらの世界存在する物事がいくつか欠落しているのもなんだかいい。

なお、厳密には池澤夏樹文学全集ではなく文庫版で読んだのだけれど、訳者が同じだったのでここに記載する。そもそも全部順番に読んだわけじゃないしね。

1-02「楽園への道」マリオバルガス=リョサ 田村さと子訳★★★

年端もいかない少女同棲したり酒を飲んでだらしない生活をしたりするゴーギャンとその祖母過激派フェミニストの二人を主役に据えたお話。この二人が現実に同じ一族から出ているのがまず面白いのだが、自分が生きたいように生きたというかそういう風にしか生きられなかった点ではよく似ている。型どおりに生きられないのよね。

このゴーギャン祖母フローラトリスタンは、作中ではどこにでも出かけては結婚制度有害さで一席をぶったり、関係ないときにも社会改革の話をしたり、貴族の子弟が幼い少女の性を慰み者にしたと突然告発したりと、かなりアグレッシブな人のようにも書かれているのだが、当時の人権状況はそれ以上にヤバかったってのは頭の中に入れて置かないといけないし、彼女キャラは作中の誇張もあるだろう。余談だけど作中で言及されるフーリエ空想的社会主義って輪廻転生や数万年後の未来史を含んでいて結構オカルトっぽいのね。

1-03「存在の耐えられない軽さ」ミラン・クンデラ 西永良成訳★★★★★

タイトルがまずかっこいい。

プラハの春ソ連侵攻前後チェコ舞台にした四角関係小説なんだけれど、いろんな人の現実に向き合う態度が批評されている。その中で全体主義に埋もれてしま人間の弱点を指摘しているのだけれども、真摯というよりもどこか軽やかというかシニカルだ。ドイツことわざにいわく、「一回やっただけではやったことにならない」。しかし、人生は一度きり。さて、それでは本当に生きることってできるのか? 屁理屈のようだが、深刻な問いだ。

時系列が入り組んでいるし、作者がちょくちょく顔を出してスターリン収容所で死んだ息子とか関係なさそうな話をするもんだからちょっとややこしいんだけれど、浮気者外科医政治の嵐で一介の窓ふき職人として暮らしているっていう設定の恋愛劇、面白そうでしょ?

ちょくちょく出てくる作者の言葉、これは政治批判というよりも、人間の弱さや神の不在に対する諦念に近い。でも、例えば美しい理念に酔って自己満足に浸る「キッチュ」な態度をはじめとして、クンデラ作品でうまく言語化されていることは多い。個人的純文学は基礎研究だと思っていて、みんな知っているけれども名づけていない(しばしば望ましくない)感情名前を与えることがその役割の一つだ(余談だが、僕は政治的にはかなり左寄りなんだが、リベラルの人が正しさ競争というか、自分がどれだけアンテナ意識が高いかを鼻にかけてしまう瞬間に気づくことがあり、そんなときにたいそう居心地が悪いし、無数の人が実際に正しいかどうか自分の中で検討せずに「価値観アップデート」していくのがプロパガンダみたいですごく怖い。まず自分価値観内面をどうするかは完全に個人問題なのに、価値観思想にまで触れてこようとするのが見知らぬ他人ベタベタした手がどこからともなく伸びてくるみたいだし、何も考えずにアップデートした人たちはバックラッシュが起きたときに結局それに流されて、下手すりゃ前よりも悪化してしまうだろう。たぶんリベラリズムが好きでもリベラリストはそうでもないんだ。閑話休題)。

作者の顔が割と見えるというか、虚構虚構であると割り切っているところがあるのがクンデラメタフィクション風の長編なのだけれど、芥川龍之介の「煙草悪魔」を読んで以来、こういう語り口がすごく好きなのだ。そういうわけで、某創作講座でメタフィクションを書いたら「言い訳しながら小説を書くな」「このままでは一生成功はおぼつかない」とボロクソに貶されたことがある。悲しい。

あとは、登場人物普通にモテるので、そういうのが気に食わない人にはあまりおめしない(というか、クンデラ小説キャラってときおり人生における性的快楽の総量を最大化しようと行動している節がある)。僕がテレビドラマを見ないのもそれが理由だ。自分よりも顔のいい男がモテているのを、労働ですり減って帰って来たあとに見る気にはなれないし、ではモテていなければどうなるかと言えば、自分不器用な振る舞いを指差して笑っていると感じるのである笑。

それはさておいてクンデラ面白かったので何冊か買ったし、再読もした。

1-04「太平洋防波堤/愛人 ラマン/悲しみよ こんにちはマルグリット・デュラス 田中倫郎・清水徹訳/フランソワーズ・サガン 朝吹登水子訳★★/★★/★★

これは読むタイミングがあまりよくなかったなと感じている。というのも、この本を読んでから数年後に、経済的には困っていないか経済的には困っているのだけれども事態解決しようとしない自堕落貴族金持ちの話を読むのが猛烈に好きになった時期があるのだ。たぶん金に困らない奴がうだうだする話が好きになったのはプルースト失われた時を求めて」以来だ。「人間は暇になると恋愛遊戯に走るか、虚飾にまみれた儀礼を作るか、格付けや番付を作り始める」という趣旨磯田道史「殿さまの通信簿」か何かの記述を思い出す。あらすじを調べると、上の感想とはかなり懸け離れてるのだが、読んだ内容と心に残していくものは若干ずれているものだ。

1-05「巨匠とマルガリータミハイル・ブルガーコフ 水野忠夫訳★★★

この話は基本的には悪魔が魔術・幻術で社会をひっかきまわすドタバタなのだが、冒頭の首ちょんぱがお好きならハマる。背景のイエス・キリスト実在とか彼の処刑にかかわったピラトの救済とか(を描いた劇中劇)はわからなくてもいい。勢いがすごい。ブルガーコフはこういうドタバタが多い。強烈なのは犬の心臓」で、これは犬を手術で人間にしたらガラの悪い野郎になって人間権利侵害するようになるんだが、これはどう見ても革命に乗じてやりたい放題やっているならず者風刺である。「運命の卵」は確か放射線かなんかを当てた卵からかえった動物が巨大化して街を襲う怪獣大行進である

自分悪魔の話が好きだ。ゲーテファウスト」のように際限なく願いを叶えるのも好きだし、アシモフ小悪魔アザゼル18の物語」のように、悪魔契約を忠実に守るが穴があり、うまくいか皮肉な結果になったりするのも好きだ。こういうアイロニーというか、破滅運命を避けようとして逆にドツボにハマるのは、ギリシア神話シェイクスピアマクベス」なんかでも見られ、好物だ。

昨今の情勢からロシア文学が好きだとは言いづらいのだが、自分はまちがいなくロシア文学に命を救われている。ドストエフスキーの、激重感情で身が今にもはち切れそうな人々や、自分狂気を強烈な理性で押さえつけてはいものの今にもバランスを崩してしまいそうな人々の存在が、自分のことを受け入れることのできなかった二十代の自分を救ってくれていた。世界平和が訪れたら、サンクトペテルブルク流れる白夜のネヴァ川沿いを歩いてみたい。……とここまで書いて気づいたのだが、ブルガーコフキー出身ゴーゴリと同じくウクライナ文学に分類されるじゃないか! 知識が古いままだとうかつなことが言えない。

1-06「暗夜/戦争の悲しみ」残雪 近藤直子訳/バオ・ニン 井川一久訳★★★/★★

残雪「暗夜」カフカが好きな僕は楽しんだ。基本的に何かが欠落したよくわからない世界で、よくわからない理由翻弄される人間の話が好きだ。これは偏見だが、共産圏映画を含めてこういう不条理作品がひたすらうまい現実が同じくらい不条理からかもしれない。それが理由で、共産主義時代東欧文学映画にハマった時期がある。当時は自分の周りのあらゆることが不条理に感じられていたのだ。とはいえカフカのところでも述べるが、これだけ人が苦しんだということは胸が痛い。当時の僕は自分の悩みと痛みのことしか考えられず、不条理ものを求めて東欧に接近していたのである

バオ・ニン「戦争の悲しみ」はよくわからなかった。これを読んだのが二十歳を迎えるかどうかの頃で、戦争で傷ついた女性がなぜ相手かまわず性交渉を行うようになるかが作品から読み取れなかった。ただ、自分文学から女性の性について学ぼうとし始めた遠因かもしれない。なんで文学から学ぶんだよというツッコミはしないでほしい。他に学ぶルートが無かった。だから偏ったサンプルばかりで、ある程度バランスの取れた、ハッピーな性生活を送っている人はどうなのかが全然からない。だって極端な人じゃないとフィクションにするのって難しいからね。

続く。

桃太郎:星の子伝説

プロローグ宇宙胎動

星は語りかける

永遠の時を超えて

光は記憶を運ぶ

はるかな道のりを越え

無限に広がる漆黒宇宙空間。その果てしない闇の中で、一つの惑星が青い輝きを放っていた。エーテリア――そこは星の民が築き上げた理想郷であり、科学芸術調和した美しい世界だった。

惑星の中心には、一本の巨大な樹木が天を突き破らんばかりにそびえ立っていた。生命樹と呼ばれるその存在は、幹は惑星の核へと達し、枝葉は宇宙空間へと伸びていた。その姿は神秘的であり、かつ畏怖の念を抱かせるものだった。生命樹は星々のエネルギーを吸収し、それを星の民へと分け与えていた。彼らはその力によって、科学の粋を極め、同時に魔法のような奇跡をも起こすことができた。

しかし、永遠に続くと思われた平穏は、突如として終わりを告げる。

警報未確認艦隊が接近!」

エネルギー反応が急上昇!これは...侵略兆候です!」

制御室に響き渡る警報音。モニターには無数の黒い影が映し出されていた。暗黒星団と呼ばれる謎の勢力が、エーテリアへの侵攻を開始したのだ。

生命樹を守れ!決して彼らの手に渡してはならない!」

星の民は必死抵抗を試みた。しかし、暗黒星団の圧倒的な軍事力の前に、彼らの科学力も魔法の力も、なすすべもなく押し流されていった。

長老評議会の緊急会議室。そこに集まった者たちの表情は深い悲しみに包まれていた。

「これが最後の手段となる」

長老の一人が、震える手で一つの装置を起動させた。生命樹の最深部から金色に輝く果実が生み出される。それは星の民の希望のすべて、生命樹の力の結晶だった。

はるか彼方の青い惑星へ」

「そこなら、きっと...」

果実は光の軌跡を描きながら宇宙空間へと放たれた。その目的地は、銀河系の片隅にある小さな惑星――地球

エーテリアの空が暗黒に染まっていく中、希望の光は静かに、そして確実に、新たな物語の始まりへと向かっていった。

第一章:星降る夜の奇跡

流れ行く水に映る

天(あめ)の光

奇跡は訪れる

春風のように

吉備国の深い山々に囲まれた小さな村。そこでは春の訪れとともに、清らかな川のせせらぎが新たな命の目覚めを告げていた。夕暮れ時、川辺洗濯をしていた老婆の目に、異様な光景が飛び込んできた。

川面黄金色に染める夕日の下、巨大な桃が悠然と流れてきたのだ。それは通常の桃の何倍もの大きさがあり、その表面からは微かな光が漏れ出ていた。

「おじいさん、おじいさん!」

老婆の声に驚いて、畑仕事をしていた老人が駆けつける。

「なんとまあ、こんな桃があるものかのう...」

老人が長い竿を使って桃を岸に引き寄せようとした瞬間、不思議なことが起きた。桃が自ら光を放ち、まるで意思を持つかのように、ゆっくり岸辺に寄ってきたのだ。

その夜、老夫婦は桃を家に持ち帰った。まるで宝物を扱うかのように、そっと台の上に置く。月明かりが窓から差し込む中、桃は静かにしかし確かな存在感を放っていた。

「割ってみましょうか」

老婆の声に、老人は静かに頷いた。その手に包丁を取ろうとした瞬間、不思議出来事が起こった。

桃の表面に、細かな光の筋が走り始める。まるで生命の鼓動のように、その光は脈打ち、やがて桃全体を包み込んでいった。老夫婦が息を呑む中、桃は自らの意思を持つかのように、ゆっくり割れ始めた。

黄金色の光が部屋中に溢れ出す。その光は柔らかく、どこか懐かしい温もりを感じさせた。まるで遠い星々の祝福のように、神々しくも優しい輝きが、この小さな家を満たしていく。

そこから一人の赤子が姿を現した。その瞬間、夜空が変化した。無数の流れ星天空を覆い、まるで天からの祝福のように、赤子を包み込んだ。老夫婦言葉を失い、ただその光景を見つめることしかできなかった。

神様からの贈り物に違いない」

老婆の目には涙が光っていた。長年、子供を授かることができなかった彼らにとって、この出来事奇跡以外の何物でもなかった。

「桃からまれ男の子...桃太郎と名付けましょう」

こうして桃太郎は、老夫婦愛情に包まれて育っていった。しかし、彼が普通の子供ではないことは、すぐに明らかになっていく。

生後わずか3ヶ月で歩き始め、1歳になる前から流暢に言葉を話した。3歳で難しい文字を読みこなし、5歳になる頃には、誰も説明できない不思議な力を見せ始めた。

枯れた花を一瞬で咲かせ、動物たちと言葉を交わし、時には空中に浮かぶ姿も目撃された。しかし、最も特徴的だったのは、夜空を見上げる時の彼の表情だった。

まるで遠い故郷を想うかのような深い憧憬と、言いようのない懐かしさが、その幼い瞳に宿っていた。満天の星空の下で、桃太郎は何かを待ち望むように、長い時間を過ごすのだった。

第二章:目覚める星の記憶

古き記憶は目覚める

星の導きに従い

魂の奥底から

真実の光が射す

桃太郎の15歳の誕生日は、穏やかな春の夜に訪れた。

月が雲間から姿を現した頃、一人の老僧が村を訪れる。その姿は、一見すると普通の旅の僧侶のようでありながら、どこか異質な雰囲気を漂わせていた。特に、その眼差しには星空のような深い輝きが宿っていた。

「お前に会えて嬉しい、星の子よ」

老僧の言葉に、桃太郎の体が反応する。まるで長年眠っていた何かが、一気に目覚めようとするような感覚。彼の周りの空気が揺らぎ、淡い光が漏れ始めた。

「私は古代文明守護者の一人。はるか昔、星の民と交信を持った人類末裔だ」

老僧は静かに語り始めた。遥か彼方の惑星エーテリア存在生命樹が宿す神秘の力、そして星の民が直面した危機希望。それらの話を聞くうちに、桃太郎の中で眠っていた記憶が、少しずつ形を取り始める。

「お前の中に眠る星の力が、今まさに目覚めようとしている。お前こそが、星の民が最後希望として地球に送り込んだ存在なのだ

その瞬間、桃太郎の体から強い光が放たれた。その光は夜空の星々と共鳴し、まるで天地がひとつになったかのような壮大な光景を作り出す。

記憶が蘇る。エーテリアの青い輝き、生命樹の荘厳な姿、そして星の民たちの祈りに似た想い。すべてが彼の中に流れ込んでくる。

「私には使命があるのですね」

桃太郎の声は、もはや15歳の少年のものではなかった。そこには、星の民の意志を継ぐ者としての威厳が宿っていた。

「そうだ。だが、その使命を果たすには、まず仲間との出会い必要となる」

老僧はそう告げ、夜の闇に溶けるように消えていった。残された桃太郎は、満天の星空を見上げる。今度は、その眼差しに迷いはなかった。

第三章:仲間との邂逅

星は独りにて輝かず

光は光と響き合い

使命は仲間と共に

道を照らすのだから

満月の夜桃太郎は老僧から告げられた場所、古い神社境内に佇んでいた。夜風が境内木々を揺らし、どこか神秘的な雰囲気が漂う。苔むした石段、朽ちかけた鳥居、そして月光に照らされた拝殿。すべてが、何か特別出来事の予感に満ちていた。

突如、夜空に三つの光が現れた。流れ星のように大気圏突入し、神社境内めがけて降り注ぐ。しかし、地面に激突することはなく、光は静かにつの形を結んでいく。

犬、猿、雉――。しかし、それは地上の動物とは明らかに異なる存在だった。彼らの体からは星の光のような輝きが漏れ、その瞳には人間のような深い知性が宿っていた。

犬は漆黒の毛並みの中に、夜空のような星々の輝きを秘めていた。その体格は地上の犬よりもはるかに大きく、威厳に満ちた姿は古代守護神を思わせる。周囲の空気が、その存在感に押されるように震えている。

「よくぞ来てくれた、星の御子よ」

最初に口を開いたのは犬だった。その声は低く、しかし温かみのある響きを持っていた。

「我々は、エーテリアより遣わされた守護者たち。私は守護の星より来た、忠誠の象徴。我が使命は、お前の力と意志を守り抜くこと」

犬が一歩前に出ると、その体から放たれる光が増し、周囲の空気さらに震える。それは単なる威圧感ではなく、強大な守護の力の現れだった。その姿に桃太郎は、深い信頼と安心感を覚える。

猿の姿は、まるで古代賢者のようだった。銀色に輝く毛並みは、まるで月光を織り込んだかのよう。その手には、星の文字が刻まれた古い巻物を持っていた。巻物からは、かすかに星の光が漏れ出ている。

「私は知恵の星の使者

猿は一歩前に出て、静かに語り始める。その声には、悠久の時を越えてきたような深い響きがあった。

「星の民の英知を受け継ぐ者として、お前に古の知識を伝え、導くことが私の役目」

猿が巻物を広げると、その上に星座のような文様が浮かび上がる。それは星の民が残した古代の叡智、そして未来への導きを示す神秘文字だった。その知識は、やがて桃太郎の力を目覚めさせる鍵となるはずだ。

最後に現れた雉は、虹色に輝く羽を持っていた。その姿は気高く、まるで天空使者のものを思わせる。羽ばたくたびに、空気中に光の軌跡が残る。その動きには、優雅さと共に、鋭い探求者としての一面が垣間見えた。

「私は探索の星より」

雉の声は、風のように清らかだった。

「未知なる道を切り開く案内人。星の印への道筋を示し、新たな可能性を見出すのが私の使命」

雉が羽ばたくと、空中に光の地図のようなものが描き出される。それは星の印が眠る場所を示す印。その光は、やがて彼らの旅路を導く道標となるだろう。

三者三様の姿でありながら、彼らには共通目的があった。それは地球に隠された「星の印」を探し出し、エーテリア遺産を守ること。そして何より、桃太郎と共に新たな未来を築くことだった。

「まずは、お前の中に眠る力を目覚めさせねばならない」

犬が言葉を継ぐ。

「星の印は、その力を解放する鍵となるだろう」

日本各地の古代遺跡に、星の印は封印されている」

猿が巻物を広げながら説明する。その上には、日本列島の地図が浮かび上がり、いくつかの場所が星のように輝いて見える。

古代日本人は、星の民との交流があった。彼らは我々の遺産を、神社古墳の形で守り継いできたのだ」

「その封印を解くには、私たちの力を結集させる必要がある」

雉が光の地図に新たな印を加えながら付け加える。

「そして、それは同時に暗黒星団との戦いの始まり意味する」

「暗黒星団...」桃太郎は静かにその言葉を反芻する。その名を口にした瞬間、心の奥底に眠る記憶が微かに反応する。「彼らもまた、星の印を追っているのですか?」

「そうだ」犬の声が低く響く。眼光が鋭く輝き、その姿はより一層護衛の象徴としての威厳を帯びる。「彼らは影のような存在となって、既にこの地球にも潜伏している」

「だが、恐れることはない」猿が桃太郎肩に手を置く。その瞬間、古代の知恵が微かに流れ込んでくるのを感じる。「我々四人の力が合わされば、必ずや道は開かれるはず」

「その通りです」雉が優雅に舞い降りる。その羽から放たれる光が、夜空の星々と呼応するかのように輝く。「さあ、我らの旅の始まりです」

桃太郎は三人の言葉に、深く頷いた。彼の体内から漏れる光が、三人の放つ光と共鳴する。守護の力、知恵の力、探索の力――それらが一つとなって、新たな力を生み出そうとしていた。

「共に行こう」

桃太郎言葉に、三つの光が再び強く輝いた。その光は夜空へと立ち昇り、無数の星々と呼応する。彼らの旅立ちを祝福するかのように、満天の星が煌めいていた。

神社境内に、新たな伝説の一歩が刻まれた。星の民の希望を託された少年と、三人の異世界から使者による、壮大な物語の幕開けである。彼らの前には長い旅路が待っているが、その瞳には確かな決意が宿っていた。

「おじいさん、おばあさん...」桃太郎は心の中で、育ての親への感謝と別れの言葉を紡ぐ。月明かりに照らされた彼の横顔には、もう迷いの色はなかった。「必ず、戻ってまいります

夜明けの光が東の空を染め始める頃、一行は静かに神社を後にした。行く先には幾多の試練が待ち受けているだろう。しかし、今の彼らには、それを乗り越えていく確かな力がある。

なぜなら、もはや誰も独りではないのだから

そして、それぞれの持つ力が、互いを高め合い、補い合っていくのだから

朝日が昇る方角へと向かう四人の姿を、神社の古い鳥居が静かに見送っていた。その背後では、夜明けの光に溶けていく星々が、最後の輝きを放っている。それは新たな物語の始まりを祝福する、宇宙からの祝福の光のようでもあった。

第四章:古代文明遺産

秘められし力の在処

古の遺跡に眠りて

目覚めを待つは星の印

過去未来を繋ぐ鍵

日本列島に点在する古代遺跡。それらは人知れず、星の民の記憶を守り続けていた。

最初の星の印は、出雲の地下に眠っている」

雉の言葉に導かれ、一行は巨大古墳の前に立っていた。苔むした石組みの間から、かすかな光が漏れ出している。

「ここは単なる古墳ではない」猿が古い石碑に触れながら言う。「星の民の技術と、古代日本神秘が融合した場所だ」

地下への入り口を開くと、そこには想像を超える光景が広がっていた。幾何学的な模様が刻まれた壁、天井からは青白い光を放つ水晶が並び、まるで星空のよう。

「これが...星の民の建造物

桃太郎の声が静かに響く。彼の体内に眠る力が、この場所に反応して輝き始めた。

最深部の祭壇に置かれていたのは、透明な結晶。それは桃太郎の手に触れた瞬間、鮮やかな光を放ち、彼の中に溶け込んでいく。新たな力と記憶が、彼の意識を満たした。

続いて訪れたのは、伊勢神宮の地下に広がる古代迷宮。そこで彼らは、暗黒星団の追手と初めて対峙することになる。

「彼らも、星の印を追っているのか」

犬が低く唸る。敵の姿は、まるで影そのもの実体化たかのようだった。

激しい戦いの末、桃太郎は新たに目覚めた空間転移の力を使って、仲間たちを守り抜く。そして二つ目の星の印を手に入れた彼は、さらなる力を得る。エネルギー自在に操る能力だ。

富士山の地底湖では、時空を歪める力を秘めた最後の星の印を手に入れる。しかしその時、衝撃の事実が明らかになる。

第五章:真実選択

光と影が交わるとき

真実は姿を現す

選択の刃は両刃

心の迷いを照らす

富士山の地底湖。永久の氷に閉ざされた空間で、桃太郎たちは暗黒星団の司令官対峙していた。湖面に映る青白い光が、緊迫した空気を一層幻想的に彩る。

「我々の目的は、決してエーテリア破壊ではない」

黒星団の司令官シャドウロードと名乗る存在は、これまでの敵とは全く異なる威厳を放っていた。漆黒の装束の下から覗く素顔は、まるで星雲のように揺らめいている。

宇宙には、均衡というもの存在する」

その声は、どこか悲しみを帯びていた。

「一つの惑星に、あまりに強大な力が集中することは、その均衡を崩壊させる危険性を持つ」

シャドウロードは、地底湖の水面に手をかざした。すると、そこに宇宙光景が映し出される。

「見るがいい。これが現実だ」

映し出されたのは、エーテリア繁栄期の姿。生命から放たれる強大なエネルギーが、周辺の星々に影響を及ぼしていく様子が映る。ある星は不自然な速度で進化を遂げ、またある星は逆に生命の営みを失っていく。

「力の集中は、必ず歪みを生む。我々暗黒星団は、その歪みを正す存在として生まれた」

犬が低く唸る。「だが、エーテリアの民を追い詰めたのは、お前たちだ」

「それは、我々にも苦渋の選択だった」

シャドウロードの声に、わずかな感情の揺らぎが混じる。

しかし、宇宙崩壊を防ぐためには、時として厳しい決断必要となる」

猿が古い巻物を広げる。「確かに、古の記録にもそれらしき記述がある。生命樹の力が強大になりすぎると、周囲の星々に異変が起きるという警告が」

「我々は決して、エーテリアを滅ぼそうとしているわけではない」

シャドウロードは続ける。

「求めているのは、力の再配分。生命樹のエネルギー宇宙全体で共有することで、新たな調和を生み出すことだ」

その言葉に、桃太郎は痛みを伴う真実を悟る。生命樹の力は、確かに強大すぎた。エーテリア楽園は、皮肉にも宇宙全体の安定を脅かしていたのだ。

第六章:調和夜明

新たな夜明けの訪れを

星々は静かに待つ

光は分かち合われて

調和の詩となる

富士の頂に近い、古びた岩屋で、桃太郎瞑想に沈んでいた。月明かりが差し込み、岩肌に幻想的な影を作る。彼の周りには、三つの星の印が静かに浮かんでいる。

長い沈黙の後、桃太郎は静かに目を開けた。その瞳には、迷いのない決意の光が宿っていた。

「力は、独占するためのものではない」

その声には、確かな覚悟が宿っていた。

「分かち合うことで、初めて真の意味を持つ。エーテリアもまた、その力を宇宙と共有すべきだったのかもしれない」

犬が一歩前に出る。「その選択が、本当にお前の望むものなのか?」

「ああ」

桃太郎は頷く。

「星の民が目指したのは、本当の意味での調和だったはず。それは力の独占ではなく、分かち合いの中にこそ存在するものだ」

猿が古い巻物を広げる。「確かに、古の予言にはこうある。『真の力は、分かち合われることで完全となる』と」

雉が羽ばたき、岩屋の天井近くまで舞い上がる。「その選択が、新たな道を切り開くというのだな」

桃太郎は立ち上がり、三つの星の印を取り囲むように手を広げる。すると、印からは強い光が放たれ、それは彼の体内に溶け込んでいく。

その瞬間、桃太郎意識宇宙全体へと広がった。生命樹のエネルギーが、彼の中で完全な形で目覚める。それは創造調和の力、そして分かち合いの真髄だった。

エピローグ:星の旋律

星々の調べは永遠

新たな物語を紡ぐ

光は宇宙に広がりて

希望の種となりぬ

春の訪れを告げる風が、吉備の山々を優しく撫でていく。老夫婦の住む村の傍らには、小さな生命樹が芽吹いていた。それは地球宇宙を繋ぐ、新たな絆の象徴

桃太郎は、地球における星の民との架け橋となった。彼の導きの下、人類は徐々に宇宙文明との交流を始めていく。それは慎重に、しかし着実な歩みだった。

犬は守護の星の力を活かし、新しい時代平和を見守る存在となった。猿は知恵の継承者として、古い知識と新しい発見調和を探求。雉は探索者として、さらなる可能性を求めて飛び立っていく。

夜空を見上げれば、かつてのエーテリアの輝きが、今や無数の星々となって煌めいている。それは星の民の希望が、宇宙全体の希望として広がっていった証。

桃太郎伝説は、ここで終わりを迎えるのではない。彼が示した「力を分かち合う」という理念は、新たな物語の始まりとなった。それは地球だけでなく、宇宙全体にとっての希望の種。やがてそれは、想像もつかないほどの豊かな実りをもたらすことだろう。

夫婦の家の縁側。桃太郎は両親と共に、夕暮れの空を見つめている。

不思議もんじゃあの日、川で桃を拾った時には、こんな物語が始まるとは」

老人の言葉に、桃太郎は優しく微笑む。確かに、これは誰も予想し得なかった物語。だが、それこそが。

2024-12-31

東日本大震災被災地に初めて行ってみました

※ もしこの文章を読んで不快な気分になる方がいれば、申し訳ありません。

※音声入力スマホメモした内容をChat GPTで直してもらった文章なので、読みづらかったらごめんなさい。

今回の年末年始休暇を利用し、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市福島県双葉町を訪れた。震災当時、私は日本を離れ海外滞在しており、テレビの画面越しにその映像を見ていたが、心が恐怖で拒絶しているのか、どこか現実感がなかった。

その後10年近く時間が経ち、ようやくYouTube津波映像を目にする事ができるようになったがやはり実感が湧かず、「一度自分の足で現地を訪れ、体感してみたい」という思いになった。

実際に現地を訪れてみると、写真を見て想像通りの部分と想像を超える部分があった。

岩手県陸前高田市

陸前高田では、津波で壊れた建物震災遺構として残されている一方、広大な更地が続く風景が広がっていた。津波によって街全体が流され、人々の生活のものが根こそぎ奪われた跡を目の当たりにし、普段は優しい海の圧倒的な暴力性に言葉を失った。Google Earth震災前の衛星写真で家が並んでる所を見た後、何もない広大な更地をみると無力感を強く感じた。正直建物が壊れた学校などの震災遺構を見るよりも何もない広大な更地の方が胸にくるものがあった。

福島県双葉町

福島県双葉町では、駅前レンタル自転車を借りて街を少し巡らせていただいた。

震災崩壊した民家が13年経った今でもそのまま残り、帰宅困難地域看板がいくつかあった。人がほぼ全くいない街の中で巡回する消防車カンカンという音が響いており、申し訳ないが正直少し怖さを感じた。

村上春樹小説に出てくる「猫の街」を思い出した。)

今回訪れて学んだこと

一つ目は津波が来たら迷わず逃げること。家族他人を助けたい気持ちがあっても、まず自分の命を守ることが最優先。高台に向かって一秒でも早く逃げることが必要。(津波てんでんこという言い伝えがあるらしい)

二つ目は、政府権力者を盲信しないことである震災原発事故が起きた時、政府権力者提供する支援は「焼け石に水レベルにもならないことが多い。双葉町光景を目にして、以前訪れた満蒙開拓団記念館で聞いたエピソードを思い出した。当時政府宣伝を信じて満州移住した人々は、「豊かな土地楽園のような生活が待っている」という言葉に期待を膨らませた。しかし、実際にはゼロから耕作を始め、他民族土地を奪って生活せざるを得ず、戦争に敗れた後も男性シベリア抑留され、女性は酷い目に遭った。

これは政府に限らず、企業経営者教育機関トップなどでもどの組織でも同じかもしれないが、「限られた情報の中でも偉い人の言葉鵜呑みにせず、自分五感をフルに使って違和感がないか確認する」とか、言葉通り「歴史に学ぶ事」が改めて大事だと思った。

実際にやるのは難しいかもしれないけど、自分自分の大切な人が痛い目に遭わないようにするためにも。。。

2024-12-29

anond:20241229222352

イーロンマスクAIやロボが普及したときに職を奪われる人はどうなるって質問されたら、ベーシックインカムを導入せざるを得ないって言ってた。

人間労働から解放される楽園がくるで。

2024-12-26

[]親になって6年目のクリスマス、いよいよ自分の親の気持ちが分からなくなってきた

自分が親になったら親の気持ちが分かるようになるよ、というやつ、私は自分が親になって自分の親の気持ちがどんどん分からなくなっている。

子供誕生日を祝わないこと、国旗敬礼ときに一人だけ直立不動を取らせること、子供の柔らかいお尻をアクリル板を4枚重ねた自作のムチ棒で叩くこと。

全部私には理解できない。

私はクリスマスプレゼントをもらって喜ぶ子供の顔が見たい。

クリスマスツリーの横にプレゼントを見つけた瞬間、ねぼけまなこだった顔がパッと輝くのを見るのは一年に一度の私にとってのご褒美だ。

クリスマスキリスト誕生日ではない、そもそも誕生日を祝うべきではないと否定する親の元では、私はサンタクロース存在を信じることもその逆に疑うことすらもできなかった。

親はまだ一応あの宗教信者はいる。

だけどあの当時の自分は間違っていたとも言う。

けれどあの当時はああするしかなかった、仕方なかった、私の苦しみを知らないくせに、私がどんな思いでいたか知らないくせに、と言う。

知らないよ、あなたの苦しみなんて。

自分で選んで入った宗教で、自分信仰心の強さを証明するために我が子のお尻にみみず腫れを作る人間気持ちを、みみず腫れを作られて正座すらできなくなる子時代を過ごした人間に何を推し量れと言うの。

私は自分の子供に毎年サンタからプレゼントと親からプレゼントを用意している。

子は文字が書けるようになってからクリスマスの2週間くらい前にサンタへの手紙を書いて、窓の外に向けてそれを貼ってサンタに読んでもらうようにしている。

今年は「サンタさんへ。わたしプレゼントはいりません。」という手紙を書いていた。

遠回しにサンタ業終了を通告されてるのか?と思ったりもしたけれど、我が子はサンタ存在は変わらず信じている。らしい。

Eテレ日本人唯一の公認サンタが出演していたのを見て、子は『サンタという職業があり、その人たちが世界中プレゼントを配っている。人間から本人は空は飛べないが、空を飛ぶ乗り物に乗るのであれば人間も空を飛べる』という認識でいる。と、思う。かわいい

24日の夜、一緒に風呂に入り、私より先に風呂を上がった子は洗面所スキンケアをしている私のところへコップとお椀を持ってきた。

「これでいいかなぁ?」と言う子に「何のこと?」と尋ねると、トナカイはコップだと飲みにくいだろうからお椀なら牛乳飲めるだろうっていう話だった。かわいい

子はクリスマスツリーの横に小さな折りたたみテーブルを用意して、牛乳を入れたコップとお椀を置き、お椀の横には「トナカイさんへ、このぎゅにゅうのんでいいよ」と手紙を添えていた。

日本人公認サンタテレビで『サンタお菓子をこぼして食べる』言っていたのを見たので、ポケモンスナックを入れたお皿の下にはティッシュを敷いていた。

玄関から動線を考えて、「ここにこうやって座って食べるんじゃない?」とテーブルの向きを考えていた。

プレゼントをもらう気はないけれど、サンタをもてなす気持ちはあるらしい。かわいい

そんなこんなで子は眠り、夜更けに我が家にもサンタが来た。

サンタは、「プレゼントはいらないって書いてある手紙は読んだけど、君はいい子だったかちょっとしたプレゼントをあげるよ」という英語メッセージを書いたサンタクロースイラスト入りのポストカードと、小さなサンタぬいぐるみお菓子のセットを置いていった。

寝起きでそれを見つけた子は喜んだ。

牛乳が減っているのもお菓子がなくなってまわりに食べカスが落ちているのも確認して、私に「見て!」と言って、サンタぬいぐるみを早く袋から出してほしがった。

サンタぬいぐるみを膝の上で踊らせ、「これサンタが作ったのかな」と言っていた。

私はあくびをしながら「サンタ来たねぇ、よかったねぇ」と言って、朝食作りに取り掛かった。

そのあといつも通り出社して、同僚とそれぞれの家に来たサンタの話をした。

そして、サンタって親のために来るんですよね、という話もした。

我が子は多分まだサンタを信じていると思うけど、もしかしたらそうじゃないのかもしれない。

だけど、もう少し信じていてほしいなあ、と思う。

私は我が子にサンタ業務をすることで、サンタを信じる余地すら与えられなかった子供時代の私をあやしているのかもしれない。

そう思うと、子に申し訳なさもある。

もう少し信じていてほしいなぁ、と思うのも、もしかしたら健全じゃないのかもしれない。

それも私にはよく分からない。

だけど、私は子が喜んでいる姿を見るのが好きだ。

みじめな思いをしているのは見たくない。

私は子供の頃、「誕生日に何もらった?」「クリスマスプレゼントなんだった?」という話題が、本当に苦手だった。

必死にその話題から逃げて逃げて逃げまくった。

誕生日おめでとうを言われるのも苦手だった。

かに誕生日おめでとうを言うのも苦手だった。

だって何がめでたいのか分からなかったから。

メリークリスマスあけましておめでとうを口にすることには、罪悪感すらあった。

私は自分の子にみじめな思いをさせたくない。

いい子だったらサンタはやってくる、という、幼少期だけ真の理として存在するそれを、信じられる環境にいてほしい。

私は私の子供が大人になったとき、誰かとサンタの思い出を話してあるある話と盛り上がれるような大人になってほしい。

私は今年でサンタになって6年目、サンタがいなかった私の世界サンタ存在し始めて6年目ということでもある。

サンタがいる世界は、いなかった頃よりもうんと楽しい

そしてサンタがいる世界にやってきて、この世の全てを憎むように子育てしていた私の親のことが、私はいよいよ分からなくなった。

そんで、理解する必要もねえや、と思った。

私はサンタのいる現世で生きていくよ。

楽園での復活は信じないけど、輪廻転生はあるかもなぁと思いながら生きていく。

https://anond.hatelabo.jp/20241226153101

anond:20241226014609

例の事件は「不同意性交罪」成立前の「強制性交罪」の時期

強制性交罪は言う通りに「抵抗して怪我したり死んだりしてないとダメ」「脅迫の様子が録音なり文書なりで残ってないとダメ

50人の全裸の男に輪になって囲まれて怖くて抵抗できずに犯されたら旧法では強制性交ではなくほのぼの和姦

同時期にできた法律には「監護者性交」「監護者わいせつ」がある

これは親・祖父母などの保護者が18歳未満と性交わいせつ行為することを全面的に禁じる法律

まりはこの時期に法改正が行われる前は「暴力脅迫証拠がなければ、実の親が13歳の子供とセックスしても合法」だった

ジャップ性犯罪者楽園で、それはヤバいから法改正されたが滋賀のは改正前に発生した事件なので無茶苦茶なことになってる

改正前に発生したせいで事件といえば、実父に強姦された当時16歳の子も当時の法律では合法からむちゃくちゃ揉めてる

2024-12-24

Policía! オレンジの回転灯

Polynesia! ココナツミルクは腐敗寸前

青い制服マイクで叫ぶ

平和!」と「静粛!」

ポリバケツは埋められた、秘密フォルダ

ねえ、楽園に逃げる? Polynesia?

あなたが見た楽園、ほら

砂浜に漂着した二枚貝が、

開いた口で叫ぶ "¡Justicia!"

Policía! その手錠の鍵は?

Polynesia! 太陽逃げられない

どちらも檻で、どちらも終わり。

韻を踏んでいる場合じゃないのよ、あんたたち。

2024-12-18

バリオリンピック

世界中スポーツファンの皆さん、こんにちは。盛り上がり必至のオリンピックに向けて、フランスパリに降り立った皆さん…ですが、ちょっと待って!皆さんの目的地、間違っていませんか?

今年のオリンピック開催地は「パリ」ではなく「バリ」――そう、インドネシアの美しい島、バリ島なんです!フランスパリシャンゼリゼ通りやエッフェル塔が誇る華やかな観光地ですが、そこに飛び込んで「バリオリンピック最高!」なんて叫んでいる方、周りのパリジャンたちは、完全に「???状態です。

もちろん、フランスに行くのが悪いわけじゃありません。でも、バリオリンピックはその名の通り、南国バリ舞台エッフェル塔を見上げて「バリにしてはメルヘンだな…」なんて違和感に囚われた時点で、早めに気づいてほしいのです。

本当のバリオリンピックは、青い空、白いビーチ、そして椰子の木が揺れるインドネシア楽園で行われていますパリでオシャレにクロワッサンを食べるのもいいですが、今すぐ航空券確認し、目的地をバリ島に変更してください!今ならまだ間に合います

さあ、皆さん――「C’est la vie(それが人生)」なんて開き直っていないで、南国バリGO!正しい会場で、心からの大声援をお願いします!

2024-12-17

2024年に読んで良かった10冊の本

anond:20241214160546

便乗して5冊挙げようとしたけど絞りきれなかったので倍プッシュした。2024年は1/1から今日までのあいだに315冊読みました。ちなみに、いま読んでる途中なのは上橋菜穂子香君』(2022年)と飛浩隆鹽津城』(2024年)、それに教養系の新書数冊。

ウィリアム・シェイクスピア十二夜』(1600年)

今年はアプリリリース3周年を迎えたウマ娘に突如シーザリオ実装されるというサプライズが起きて、仮にウマ娘化されるとしたら絶対男装の麗人キャラだろうなと思っていたら本当に男装の麗人だったので全俺が歓喜したし、オフザリオの声が可愛すぎませんか……? 俺はああいう透き通ったというか透明感があるというか鈴を転がすようなというか、とにかくそんな感じの声に弱いのだ。身体きもいいしなグヘヘ。シナリオではずっとイチャイチャしてて最高すぎる。俺の嫁Tier最上位です。引けてよかった……! ちゃんと「シーザリオ英雄譚」の称号もゲットしました。チャンミは優勝できなかったけどな! ところで俺は『ハムレットしかシェイクスピア作品を読んだことがなかったので、良い機会だということでシーザリオ名前元ネタになった『十二夜』を読んでみることにした。男装の麗人、すれちがう恋心、よく似た兄妹の人違い、と来てお前女だったのかからハッピーエンドで終わる、まあテンプレ通りのラブコメだったんだけどひょっとしてこれがラブコメテンプレになったやつだったりします? 偉大すぎでは。っていうか「十二夜」って、古代ローマのサートゥルナーリア祭をもとにした公現祭エピファネイア)のことだったんだ……。ほかにも『リア王』『マクベス』『リチャード三世』『お気に召すまま』『ジュリアス・シーザー』『夏の夜の夢』を読んだんだけど、いちばん好きなのは十二夜』です、はい。「僕は僕が演じているものではありません」っていう台詞すき(小並感)。

ところでシェイクスピアといえば、古河絶水『かくて謀反の冬は去り』(2023年)というラノベシェイクスピアパロディなのね。『リチャード三世』をパロった1巻を読んだときにはまったく気づいてなくて、あとがきを読んで「これシェイクスピアだったんだ」となり、元ネタを読んだらめっちゃからさまだったし、今年出た2巻はもう露骨に『マクベスオマージュで、さら二・二六事件三島由紀夫割腹自殺などのネタも盛り込まれていて非常に楽しく読めた。古代日本風ファンタジィ(e.g. 沢村凜黄金の王 白銀の王』)とか、近代日本モチーフミリタリもの(e.g. 佐藤大輔皇国の守護者』)とかはよく見かけるけど、人名とか文化とかが古代日本風なのにテクノロジが近代風な政治劇というのはなかなかなかったように思うので新鮮というか、「その手があったか!」という感じだ。笑いとシリアスバランスが良く、裏の裏をかくサスペンスが繰り広げられて、続きが非常に楽しみな作品なのですごくすごいオススメです(語彙力トプロ)。そういえば春先にはちょうど前年に文庫落ちしたホルヘ・ルイス・ボルヘスの『シェイクスピア記憶』(1980年)も読んだんだった。俺の中で今年はシェイクスピア元年ということで。

ジョン・ステュアート・ミル自由論』(1859年)

自分ではリベラル派のつもりなんだけど、実はちゃん原典を読んだことがなかったので読んでみた。日本でいうと幕末に書かれた本なのに「そうだよ~~~それだよ~~~!!!1!」と同意するところが非常に多かったので、自分は根っから自由主義者なんだと再確認。みんなも(本来意味での)リベラリストになろうぜ。リベラリズム関連だと、ほかに井上達夫リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください』(2015年)を読んだ。ラディカルだが筋が通っている。ところで著者がアメリカ留学してたときに「なんで日本人がリベラリズム研究を?」って言われたというエピソードがちっともリベラルではなくてドン引きしたというか、あいつらひょっとして自由主義人類普遍原理ではなく西洋文化かなにかだとでも思ってんの? 人類普遍原理じゃないならなんでヨソの文化圏に押し付けてもいいと思えるんだ。非西洋自由主義者としては不愉快

ノーラエレングロース『みんなが手話で話した島』(1985年

もんのすごい面白い。話には聞いていたマーサズ・ヴィンヤード島の手話についての本。この島ではかつては高確率で聾の子供が生まれたため、島のほぼ全員が手話を身に着けていて、ときには聴者どうしが手話で話すこともあった。したがって耳の聞こえない人たちも完全に社会統合されていて、社会的な不利益を受けることはなかった。この島では聾であることはただの様々な個人の特徴のうちのひとつであって、それが重大な意味を持っているとはみなされていなかった。たとえば以下の会話のように。

「アイゼイアとデイヴィッドについて、何か共通することを覚えていますか」

「もちろん、覚えていますとも。二人とも腕っこきの漁師でした。本当に腕のいい漁師でした」

「ひょっとして、お二人とも聾だったのではありませんか」

「そうそう、いわれてみればその通りでした。二人とも聾だったのです。何ということでしょう。すっかり忘れてしまうなんて」

島の出身者にとって、彼らはまずもって漁師であり、聾であることは、そういえば耳が聞こえなかったね、という程度のものしかなかったということだ。この本を読むと、なるほど障害社会モデルは正しいのだなぁと納得してしまう。手話共通語として存在した共同体のあり方をインタヴューと文献調査によって復元していく社会史的な面白さに加えて、途中では島民の聾の起源近世イングランドにまで遡って明らかにしていくという謎解きの面白さも味わえる。まさか手話の本読んでてジョージダウニングダウニング街の由来)とかサミュエル・ピープス日記を遺したことで有名)とかの名前が出てくるとは思わないじゃん。そしてこの「手話楽園」が徐々に崩壊し、終焉へと向かう過程寂寥感にあふれている。今年読んだノンフィクションでは一番ですわ。超オススメ

綾辻行人十角館の殺人』(1987年

まだ読んでませんでしたテヘペロ最初読んだときは「衝撃の一文」の意味がわからず、ああ、あれって襲名制でこいつは先代なんだ、って一瞬勘違いしちゃったんだけど、独白が始まるにつれて鳥肌立った。お、お前~~~~~~!!!1!! 小説としての出来は正直言って荒削りで、お世辞にも上手いとは言いがたいのだけれど、謎解きとしての衝撃は絶大ですわ。なるほどこれが新本格の先駆けか……。そういうことでちょぼちょぼと館シリーズを読み始めてます。いま人形館の途中。

うそう、本作がきっかけで○○○○○○の『○○殺人事件』(1929年)も読みました。タイトルだけ読んで中世ヨーロッパ舞台にした歴史ミステリなのかと思ってたら全然違ったわ。あなたの「○○」はどこから? 僕は、『電脳山荘殺人事件から! っていうか本作を読んで学生時代に読んだ米澤穂信インシテミル』(2007年)のなかで意味がよくわからなかった一節の意味をようやく理解した(岩井読書マウント取るシーン)。『○○殺人事件』のあとがきとか「読者への挑戦」とかそういうコーナーで作者が自己紹介する文があるものだとばかり思ってたけど、本作を指してたのかよ!

サイモン・ホロビンスペリング英語史』(2013年

英語への解像度が上がった1冊。英語スペリングに悩まされ、「俺は日本から出ないか英語は要らない!」と高校時代放言しておきながらいまは英語をそれなりに使う仕事をしている者からすると、かつて味わった理不尽の謎解きという意味ですごく面白かったし、何というか、あの理不尽の背後にはこんな歴史があったのか……と知ることで、英語への愛情のようなものが増した気がする。「世界共通語」とか呼ばれて出羽守から持て囃される帝国主義的な覇権言語としての英語は相変わらず好きになれそうもないが、しかし、ヨーロッパの片隅にある島で数奇な歴史を辿ってきた言語としての英語のことは割と好きになれる、そんな本だった。

菅浩江放課後のプレアデス みなとの星宙』(2015年

アニメを見た直後に読んでおけばよかったシリーズ。名作ジュヴナイルSFアニメ放課後のプレアデス』のノベライズなんだけど、キャラクタの掘り下げが完璧すぎる。みなとという謎めいた存在に丁寧に肉付けして、彼がプレアデス星人出会って闇堕ちしすばるに救われるまでの過程説得力をもって再構成していてすごくすごい(語彙力)。主題歌引用タイミング完璧すぎるだろ(「Stella-rium」は名曲からみんな聴こうな)。そして、あおい、ひかる、いつき、ななこといったキャラクタの名前漢字が当てられていくところは本当にゾクゾクした。これオリジナル設定ってマ? 佐伯昭志リリカルアニメを『永遠の森』『そばかすフィギュア』の菅浩江ノベライズするなら、そんなのもう心が洗われるような名作にしかならんわけで。読み終えたあとにまたアニメを見たくなる、そんな素敵なノベライズだった。大好き。

ジェリー・Z・ミュラー『測りすぎ』(2018年

数値の測定は大事なことだが、それが濫用された結果どうなるのかという事例が色々と挙げられていて、この本末転倒感は日本でよくあるやつだ……! と思ったらだいたいアメリカの事例なので人類を滅ぼすしかない。この問題で難しいのは適度な測定には意味や意義があることで(たとえば、論文の本数が重視されるようになった結果薄っぺら論文が量産されるようになるのはよくないが、ちっとも論文を書いていないひとに多額の研究費が配分されるのはおかしい、というお気持ち)、測定なんて意味がないとは言い切れないことだが、本書の著者は最後に「測定のまっとうな使い方」のための指針を提示していて、この増田で挙げた本のなかでは一番実用性が高い。「測定は判断の代わりにはならない。測定は、判断要するものだ」という金言政策決定にあたるひとたちには噛み締めてほしいなと。

白鳥士郎りゅうおうのおしごと!18』(2023年

こっちはJ. S. ミルじゃなくてJS見る。5巻くらいで読むのやめてたシリーズなんだけど読むの再開したらすごく面白くてハマってしまった。人工知能によって将棋が終わってしまったという夜叉神天衣と九頭竜八一の抱く絶望と諦念を、雛鶴あいと神鍋歩夢というそれぞれのライバルねじ伏せていく、めっちゃ骨太将棋小説じゃん……。ただのロリ小説と思わせておいて、いや実際にロリ小説でもあるんだけど(ロリホームって何だよ)、AIという最新のテーマに向き合って「解」を提示してみせる胸熱将棋小説でもあるというギャップが俺を狂わせる。すげー面白いっすわ。

ところで、さんざ褒めておきながら将棋の定跡とか全然わからんのは秘密だ。ひ、『ヒカルの碁』も盤面わかんなくても読めてたし……(震え声)

米澤穂信『冬期限定ボンボンショコラ事件』(2024年

小市民シリーズの完結編。ずっと追いかけてきたシリーズの終わりが見れて感無量すぎる。読み始めたの高校の頃とかだからマジで20年越しなんだよな。『春期限定いちごタルト事件』の序盤で示唆された、小鳩くんが出しゃばって不興を買ってしまった過去事件が描かれていて、20年越しの伏線回収が嬉しすぎる。

「なあ。おまえ、鬱陶しいよ」

これってこういう文脈でのことだったのか~~~~~とか、互恵関係! 互恵関係きた! これで勝つる! とか、〈小市民シリーズ過去が明かされていく展開を味わって読んでいたらそれが小鳩くんの遭った事故と徐々に繋がっていく過程は流石のよねぽだった。本作で〈小市民シリーズは綺麗に完結したわけだけど、これ短編集もう1冊くらいいけるんじゃないですか? という気持ちになってしまう。読みたいよ~~~~小鳩くんと小佐内さんの物語もっと読みたいよ~~~~~~~~!!!1!!

かまど&みくのしん『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』(2024年

オモコロ話題になってたみくのしんの読書録。一文一文を噛みしめるように丁寧に読んでいてすごい。国語の授業が苦手だったみたいなこと言ってるけど、マジで正統的な国語の授業みたいな読み方してるのすごすぎるでしょ。そしてこの本を読んで「一文一文を噛みしめることなくただ数だけを積み上げてきた俺の読書とは空虚ものではないのか……」という敗北感に囚われていたところに次の文がすっと差しまれてくるのです。

本が読めないと尻込みしていた男を「正しい読み方なんてないから」と、訳知り顔で励ましておいて、いざ自分のこととなると、ちっぽけ呼ばわりなんて本末転倒じゃないか

本書はみくのしんの読書追体験であると同時に、本好きへのエールでもあると感じた。本には色んな読み方の可能性があって、すごく自由ものなんだということ。それを思い出させてくれる、とても良い本だった。ありがとう

2024-12-15

anond:20241215084056

かに四国ならフェミニスト楽園こと女さんだけの国もやりやすいな

東北人口減少でどこかに集約化

リベラル東京じゃないと嫌だって言いそうだから大好きな北欧ドイツアメリカもしくは中韓に飛ばすか

2024-12-05

少女女性向け漫画女性キャラを愛でる男の会みたいなのってなんだろうか。

乙女ゲーヒロイン目当てで買う男はそれなりにいたはずなのに。

まあそういう人間から言わせていただくとせっかく可愛く女性キャラを描いてるのに表紙は野郎というのが女性向けのパターンとして多くてもったいなく感じる。

巻によって女性を表紙に描いてるという場合なら作品調べるとき全巻のサムネイル一通りチェックするから気付けるけど、全部男だと、きららラブライブガルパンみたいな徹底的に男を視界から排除するようにした美少女動物園ミラーリングみたいなスタイル作品かって思っちゃうんだよね。わざわざある程度試し読みしなきゃいけなくなる手間が発生する。

でもちゃんと見るとそういう漫画含めて、女性キャラちゃん可愛いことがある。到底女性を憎んでいるような絵ではないんだよな。男キャラあるいはそれ以上に愛着を持ってて力を入れて描いている感じが伝わる。少なくとも男性向け恋愛ありがちなモブ主人公と違ってちゃん個性を描いている。

それで男キャラを表紙にするのは勿体無くないか?って思うわけ。

せっかく丁寧に作った皿を投げて割って台無しにするような感じ。そういうお祭りあるみたいだけど。(外野から見ればだったら最初から丁寧に作らなければいいじゃんと思う。合理性に欠けるから

からしてもそういう表紙だと女キャラなんてレディコミの姑でありがちな画風並みに醜く描いてなんぼと思ってるようなミソジニーで男からは無条件に愛される楽園へ逃避したがるような人にとっておあつらえ向けの作品に見えて釣られてみたら、蓋を開けたら可愛い女が描かれて騙されたって感じになる人が相当数いそうで、女が可愛いのに男キャラだけを表紙にするのは誰にも得がないのではないか

作家からしても力を入れて描いた女キャラを表紙しないというのが本意だとは思えない(イタコ論法?)

今読みたいのはヒタチナオの続きはまた明日っていうウブで黒髪でほんと一度認知されたら男性受けしかしなさそうなヒロイン漫画と、これは増田テーマとは無関係だが影法師かいう女領主と男の妖怪和風な絡みの漫画だ。クールビューティー可愛いんだ彼女も。

そういえば実際読んだ作品数はともかく調べるのに費やしている時間男性向けより女性向けの方が上記事情で俺好みの作品スルーするおそれがあるので試し読みが欠かせない分多いだろうなと思った。

2024-12-04

anond:20241204094840

叶わない夢を見知ることもできないなら

それは楽園と呼んでもいいのでは

おはよう

おはます

星屑楽園

カラフルワンダフル場所ですわ

広大な荒野に広がるカラースターのかけら

100ピースを組み合わせると

1つのスターになるの

今日も仄暗い地下施設にこもり

原住民の方々に見守られながら

せっせとスター復元しますわ

2024-12-03

おはよう

おはます

夜空に輝く星たちが

増田選手を呼んでいます

宇宙カプセルにシュイーンと乗り込み

銀河の海をくるくる回る

やがて風邪をひいたブラックホールさんが

はひょん!と甚大なくしゃみを放つと

星屑楽園ワープしてしまいましたわ

2024-11-29

ホロライブ卒業とか方向性の違いとか騒ぎすぎだと思う

たぶん初めてアイドルを好きになった人たちが初めての体験にうろたえてるだけっていうか

今年○人も辞めた!と言うけど新人デビューしてるんだからぜんぜん問題ないじゃん

にじさんじなんかもっと辞めてる人多いけど毎年それ以上にデビューしてるから百数十人も所属してるし

AKBでも乃木坂でも大人数のグループなら人が入れ替わっていくのが当たり前でしょ

活動内容はどんどん移り変わっていくしメンバーは各々いろんな希望や考えを持ってるわけだし方向性が一致し続けることなんてない

事務所になにか問題責任があるわけじゃなく辞めるメンバー事務所批判なんて望んでないと思うよ

どんな楽園のような環境だとしても辞める人は辞めるよ

あとVTuberって方向性の違いとか言えちゃうのはすごく健全だなーと思う

リアルアイドルはそういう個人的なことを表明する機会がないまま卒業するのが当たり前だからねー

追記

もちろんファンが悲しむのは当たり前

騒ぐ=事務所批判暴言吐いたりしてる人たちのこと

2024-11-24

旧約聖書では、イブが蛇の誘惑に引っかかったことでアダムとイブ楽園を追われる。

からさ、まあ女って愚かなんだよなあみたいな話なわけじゃない?

でもさ、キリスト教って聖母マリアっていう最強の女の推しキャラが出てくんだよね。

これがね。女にとってはユダヤ教よりもキリスト教のほうが推せる理由になったんじゃない。

キリスト教のほうが、やさしいじゃん。女に対して。

ユダヤ教だったら、ずーっと女は馬鹿だ、って言われ続けないといけないんだけど、

キリスト教改宗したら、聖母マリアっていう強キャラいるかイブのこととか忘れられがちなんだよね。

からさ、女たちはキリスト教のほうがいい、と思ったし、

そしたら男たちにもキリスト教になるように色々と働きかけていくんじゃない?

女らしい賢いやり方で。

キリスト教ユダヤ教の中かから抜け出していったのはそういう女たちの働きがあったんだと私は思ってる。

2024-11-23

anond:20241123034503

最初から金出して好きな絵師商業物買ってるやつにとってはもう終わった話題なんよ

コンテンツ乞食だんだん肩身が狭くなって「いつか元の楽園に」ってずうずうしいわけ

そんなにほしい絵(ウォーターマークなし)を買うことすらできんのなら自分で書けっつうはなし

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