はてなキーワード: 日大とは
電波使用料が高いとかではなくてインフラ整備に金がかかりすぎる
Starlink契約したら月7000円でどこでもインターネットに繋がる時代なのに
離島まで電波運んで放送維持するとかコスト高すぎてやってられん
朝から晩まで穴を空けるわけにいかないから何かしらコンテンツで埋めないといけないけど
埋まるわけないから再放送だらけだけどそうすると誰も見ないからスポンサー付かないし悪循環
そのくせ視聴者が多いゴールデン枠に複数コンテンツ用意できなくて稼ぎ時に稼げない
ゴリゴリにターゲッティングされたコンテンツしか作らせて貰えない
広告代理店がスポンサー様から頂いたターゲットに合わせたコンテンツ作りしか許可してもらえなくて
しかもその企画書を映像会社に発注するだけでテレビ局は何も価値を生んでないし
想定した視聴率以上も以下も出ないので発展していく未来が全く見えない
映像会社もYoutubeの方が単価も良いし好きに作れるからテレビ側のコンテンツなんてあんまり作りたがらないし
ミヤネや辛坊が当たったせいでワイドショーの司会者が花形扱いだし
なんなら彼らが毒舌を吐きやすいためのネタしかワイドショーでは扱わない
当たり障りのない楽しいネタだと毒舌が活きてこないから少しぐらい怪しいネタでも叩けるネタを扱う
あれと同じことを斎藤でも松本でもやったし、次のネタを見つけたらみんな飛びつくと思う
予算もないし自由度も少ないからコンテンツの内容やワイドショーのネタなんて全然ファクトチェックしてない
しかもコメントもらいに行くときは台本決まってるからそれ以外のこと言われてもカットだし
最近はそういうのがSNSでバラされてるからそもそもコメント貰わない
専門家に先に意見を聞いて「何も問題無い」ってなったらそもそもワイドショーで叩けなくてお蔵入りになるだけなんだよね
まぁその順番が来たっていうだけ
Youtubeはテレビを叩いて「オールドメディアは嘘をついている!」って感じでPVを稼ぐ
陰謀論とかそういうの一切無くて、ただただ上記のような状況で何も考えずにやってるだけ
まぁそろそろ終わるだろうね、この業界
暇空の弁護士の垣鍔晶の裏垢、係争相手colaboの弁護士の神原元の公開されてない家庭の事情ペラペラ明かしてたのもわりとこわい
神原は超リベラルなので夫婦別姓主義で、そのため妻(こちらも名の知られてる弁護士)とは法律婚していなかったのだが(ここまではネットでも知られてる)
垣鍔は、神原が子供のことなどで折れて結局妻と法律婚して妻の姓に合わせているので本名は実はもう神原じゃないことなどを明かしていた(これは一般人は知らなかった)
「リベラルぶってたくせに結局夫婦同姓の道選んでやんの」と嘲笑する内容の中で明かしていた
暇空茜は一時期、神原の娘(小学生)が堀口英利にいたずらされて神原と堀口が決裂した、という妄想を主張してこれは暇アノンたちも乗っかって楽しんでたのだが、
なんか妙に神原の娘について暇空が詳しくて妄想なのかどっかで情報掴んだのか不思議に思ってたが、
同業者で神原のプライベート知ってる垣鍔が面白おかしく暇空に漏らしまくってたんだなと思うと納得がいく
暇空が中川卓の学歴(日大卒)を叩くようになったのも、垣鍔(早稲田卒)がカルピス垢時代にやってたことの焼き直しで、それも垣鍔に吹き込まれてるんだろうな
少子化、労働力不足で、早いうちから働いてもらいたいのに、宿題や学ぶことが大嫌いな学生が、早く働きたくない、もっと遊びたい、大学出てないと碌な就職先がないという理由で、大学に入っても、大学出ても高卒で就職できるような会社ばかりだろうし、日大出ても3割が派遣会社って意味ないじゃん。そして、親も稼いでないから奨学金という消費者金融地獄で。大学入ってもバイト、ゲームなど、大学に入らなくても出来ることばかりでは。入学してもマルチのUSBを買ってしまって、より高い勉強代だ。
そりゃ、婚期も遅れるし、奨学金返済で金がないから結婚もできない。車も買えない。
昔は高卒でバリバリ働いて、車を乗り換え、早く結婚して子供育ててという親が多かったと思うけど、最近は上記の理由で経済は回らないし、相手もいないし、借金あるしで幸せそうには見えない。
大学って高度な勉強を極めたい人や、親が金あって就職と別で音楽とか芸術とか没頭するとか、大学でしかできないことをやるとか、なんかの理由がないと。小学生のころから学ぶことが嫌いな人が行ってもバイトとゲーム、飲み会とかだけなら、大学に行かなくてもできるんじゃ。
身の丈に合っていない。騙されているよ。奨学金を社会に出てから稼げばいいとか、車の残クレと一緒。そういうセールスというか、みんな行くからという雰囲気に乗せられているだけ。
企業も高卒より4才歳くってる変な知識と、さぼり癖だけ身に着けた奴より、常識や知識が足りなくても素直な高卒のほうが教えやすいんじゃないの。
新卒が無気力なのも大学生の時のさぼり癖からのギャップがあるからというのもあると思う。高校生みたいに8時半には学校行ってという規則正しい生活してないから。そのまま就職まで緊張感ある生活をしたほうがいいだろ。
22歳でも23歳でも、高卒と大卒の顔つき。大卒のほうがボケっとしてて、高卒のほうがキリっと見える。そりゃ、若いうちから社会に出て働いてれば、顔つきも変わるだろう。
子供っぽい20代が多いのも大学在任中にノンビリ過ごしたことで、ストレスが抜けきったんだろうか。
宣伝禁止、相続禁止、助成金カット、留学生補助禁止などして大学を潰せれば、労働力不足、少子化問題も数パーセントは改善するはず。
子供を育てるのに金がかかる→子供を産まないというプレッシャーや選択肢は緩和させるだろうし、就職してから勉強して努力している人はいくらでもいるはず。無駄な大学の存在こそがこの国の衰退の一因だから。
大学の半分は、いらんいらん。統合、廃止!それよりも高卒で働いてもらって、夜間や空き時間などに学ぶことに対して、補助したほうがいい。
しゃーなしに引用文献の全文調べた人が出てきて。引用文献の中にそのような文章なし。
簡単にいうと、、、例えば、ね?
「朝日新聞が論文を書きました。日本国憲法には戦争犯罪は朝鮮人に限り無罪と書かれています!!」
と論文を書いたとして
日大「ちゃんと参考文献を引用してるな。ヨシ!!」と査読付き論文として認める。
これは「やばいやろ」と言ったら。
東大の助教授もやってる専門家や、NHKのドラマも複数監修してる専門家、政府の政策決定会合に関わる大物専門家が次々に出てきて
「この論文が間違っているというエビデンスは?素人は黙っとれ!!」と権威で押しつぶそうとして、
それに群がる木っ端左翼もいるものネトウヨ連呼して「何度も」勝利宣言。
で、どうすんの?
(言語学だけやるような学科は子供の学力では受からなかった。)
英文科なので、19世紀の米英文学の中の女性の描かれ方とかやるんだけど、全く興味が持てないし前提知識もない。一番の問題は興味がない講座のレポートが書けないことで、本人のやる気と能力が足りなすぎる。
興味がある言語学系の授業はそこそこの成績だけど、必履修科目が無理で多分中退する。
息子さんが興味ない分野でもやっつけ仕事でレポートをでっち上げられるタイプなら、とりあえず卒業はできるので、増田が心配しているような上位互換の人たちとの競争はあるだろうけど、まあなんとかなるでしょう、日大の学力プラス抜きん出た英語力があれば。
興味がないとムリ、なタイプなら、あと1年半あるので興味分野をよくよく分析して、学科選びを失敗しないように頑張って下さい。
色々な人からコメントをいただけて、嬉しく思っています。みなさんありがとうございます
息子は高1なんだけど、どう対応して良いか困ってるので知恵を分けて欲しい。
息子のデータ
•中学まで運動部。ゲームと漫画好きの割と普通の子どもだと思う。
•学力は、英語だけはダントツで、それ以外の科目はギリ日大受かるかな?程度。文系の予定。
勉強で苦労して欲しくないと考え、あまり強く勉強のことは言わないようにしてきた。ただ、小学校の頃から英語の勉強に誘って、オンライン英会話やアプリとかを一緒にチャレンジしてきた。
で、大学進学の話になって、英文学科を希望してることが分かった。英語の先生になりたい訳でも言語学にも、高い偏差値の大学にも興味はないらしい。
息子の希望を応援したい気持ちもあるが、言語学に興味がある訳でもなさそうで、言い方が悪いが、「AO入試でラクして、得意科目で大学生活もラクしたい」みたいな考えじゃないのかと疑ってしまう。
要は、英語が比較的得意なだけの人間が、日本の大学の、英文学科に行く意義がよく分からない。
私は、確かに勉強で苦労してほしくないと思い、「高い偏差値の大学に行かないとモテない」みたいな話はせず、大学も専門学校も高卒で働くのも自由と言ってきた。
しかし、授業全部が英語で行われる国際系の学部や、フランス語やスペイン語を専攻するわけでもなく、「日本語で英語学を学ぶこと」を選んでも、「息子と同等以上に英語が得意で、別の専攻を選んだ人」や、大学入学時点で、母語、英語、+日本語を取得した外国籍の学生に労働市場で負けてしまうのでは?などと心配している。
追加
〉元増田の考えている根本的な問題は、「息子の労働市場に対する認識は温すぎる」
本当、その通りです。今覚えば自分が悲観的過ぎたのかもしれないけど、「この子が大きくなる頃には、日本はもう駄目になってるかもしれない」と思って、本人が希望したら外国でも働けるようになっていて欲しいと英語を一緒にやりました。怖がらせたり強要するのもおかしな事になると思って、自分が勉強する以上の勉強は求めないようにした。
〉英文学に興味があるだけなのでは🤔
息子の本棚や日頃の様子を見て、それはないと思っていたけど、決めつけは良くないので聞いてみたら、そう言うわけでもないとのこと。英検は、今度二級を受けます。
我が家の家計にはキツすぎます。。。どうしても、英文学も文学もお金持ちの子女がやるイメージがあるんだけれど、在学中に、海外に留学行きたいとか言われたらどうしようとちょっと心配になっています。
海外向けに
『私達は日本文化を4年間しっかりと勉強した、私達は日本をリスペクトしてる』って動画を
UBIが上げたのね。
それでもPV映像は巻物を下から1文字だけ縦書きしたり、浮いてる障子だったり、
かんぬきのついた扉を内側から日大タックルで破壊する絵だったり(かんぬき外せやwww
で、
日本人が公式チャンネルに大量に書き込みにきて、それを火消しか隔離したいんか、
2日後には日本のUBIのチャンネルにも同じ動画が上がったの。
「日本」晩 としてねwwww
バンww
で、そこまでまぁ良いのよ。
・
でもね
3 時間前
日本に行ったことがありますか、またはしばらく日本に住んだことがありますか。彼らは西洋人、特にアメリカ人にはない文化的成熟度を持っていることはご存知でしょう。私が言いたいのは、このコメント欄に日本からは誰も来ていないということです。これは完全にアメリカ的なことだと文句を言うのは、彼らがここにいるだけで面目を失うことになるだろう(これ、翻訳文ね)
===
「なりすまし日本人」が出た影響なのか、それを利用したいのか相変わらず、外国人は
批判コメントはない、日本からの批判はないものとして処理されてる。
「日本人の透明化」
安心して、恥ずかしくないよ。まったく恥はかけていません。
これが公式の答えです。
恥もかけない日本人。
知り合いのおっさんは、地方の高校でとある運動部の顧問を務めていた。
おっさんは成績を追い求めず、入部者にスポーツを楽しんでもらい、卒業後も続けてもらえることを目標にしていた。
以前国体運営に関わった実績を買われ、競技会場のボランティアに参加することになった。
競技会場で、全国から集まったボランティアと一緒に予行演習を行っていると
「これから〇〇先生がいらっしゃるのに、椅子の1つも用意していないのはどういうことだぁ!!!」
と怒鳴り、会場がシーンとなったそうだ。
後に、他のボランティアにあれは何だったのか聞いたところ、こんなことを聞いたそうだ。
「彼らは日〇〇〇〇会のお偉いさんだ。
そのまま日〇〇〇〇会やそのスポーツの関連団体、関連企業に就職し
学閥、大学間のヒエラルキー、先輩後輩関係もそのまま社会人になる。」
「いつもなら、誰かがサッと椅子を用意してたんだろうけど
俺たちみたいな各地から集まったボランティアにそれを要求してもね。
大学もアメフト関係者も部を守ろうと必死でしょ?今回の件の先にああいう事件があるんですよ。」
オリンピック本番での参加を辞退しようと思っていたが
オリンピック自体もボランティアは最小限にする方針となったため
結局参加せずに済んだそうだ。
少し前に、精子観察キットで自分が放った精子を眺める増田を書いた。
https://anond.hatelabo.jp/20240711233856
相変わらず仕事漬けの日々で、なかなか友達に会うとか旅行に行くような時間も取れず、最近は夜な夜な性教育の実技というか実験を試すのが楽しみになってしまっている。少し成果があったので、学んだことを書こうと思う。
前回の記事で、ロート製薬が発売している精液検査キット・ドゥーテストという商品が気になっていると話した。ドゥーテストというのはもともと妊娠検査薬のブランドのようで、そこに精液検査ができるキットが追加されたようだ。2回測定できて、5500円というやや高価なセットであるが、そこそこきちんとしたセルフ検査キットとなると、それくらいの値段が相場なのだらうなと言う感覚を受けた。
なぜ、このドゥーテストが気になったのか。それは他の精子観察キットにはないレンズに魅力を感じたからである。これまで試してきたSeemやメンズルーペは、小さなレンズをスマートフォンに貼り付ける方式を採用していた。しかしドゥーテストは置き型の筒状のレンズを採用している。しかも他の製品にはできなかったピント調節機構を有している。メンズルーペは安価に精子を観察できると言う特徴を有していたが、反面、精子の解像度には弱点があった。seemがサービスを停止したいま、高解像度な精子観察キットを探すことが筆者の中で大きな課題なのである。
ドゥーテストはロート製薬の通販で発売している商品だが、Amazonで購入できるようになっていた。実家ならしながらこんな研究に興味を持ってしまった筆者はAmazonの宅配ロッカーを愛用している。速さでいえばヨドバシに軍配が上がるとはいえ、ナイショなものはAmazonで買うに限る。
ある程度の金額を購入すると送料が安くなるため、今回のような高額商品は細かいアダルトグッズと抱き合わせで買うようにしている。今回は女性が立小便するときに使える使い捨てトイレ用品を抱き合わせで購入した。このレビューはいつか別の記事で紹介しようと思うが、そんなふうにあれやこれやを買っては秘密のレンタルロッカーに収納していける、便利な時代に生まれたことをこんなに喜べる瞬間があるだろうか。そうやってこの日も、時折コンビニに行ってはこそこそと不透明な紙袋を受け取った。ネカフェで開封して取扱説明書を読む。
箱の中身は至って普通の精子観察キットである。至って普通とは、精子を貯めるカップ、観察するためのプレート、レンズ、説明書、という組み合わせだ。取扱説明書は注意事項だけ書いてあり、主な使い方はスマホアプリでグラフィカルに誘導すると言う流れもだいたい共通している。そこで手が止まる。説明には「2〜7日の禁欲をすること」と書いてあった。しかし筆者は息子ともども我慢ができない。早くこのキットの真価を見たいのである。
そうは言っても、筆者の足を引っ張るのが、まさに股間の息子張本人である。男性諸君には理解してもらえると思うが、ちんちんとは自身の身体の一部ながら、自らの意思を全く尊重してくれない気まぐれな生物である。カメラを向いてくれない子供をオモチャで気を引くように、オカズを用意してみてもちっとも反応しない。ところが仕事で退屈な会議を聞いていると、突如として下腹部が突っ張り始めるのである。そして帰宅する頃にはすっかり眠ってしまう。まるで駅ではトイレに行かないくせに電車に乗った途端モジモジし始める子供のようではないか。
そんな息子を、まず「やる気」にさせる必要がある。別に、やる気にならなくとも、手で刺激すれば時代に勃起し、射精まだ持っていくことはできる。しかし筆者の体感として、射精時の精液の量はメンタルに大きく関係していると思う。
自慰行為において、快感と射精は必ずしも同時に起こらない。物理的に射精できたとしても、残尿感のように精液が出てこず中途半端な感覚を覚えたり、真逆に全く快感なく精液だけ放出してどっと疲れることもある。漠然と右手でシコるよりも、交際相手とキスをしながら手コキをしてもらった方が、快感も上回るし、コンドームを付けて出された精液の量も比べても気持ち多めのように感じる。精子の量が変わらないとしても潤滑剤になる前立腺液などが多ければ精子は活き活きするのだから、出せるものは出しておいた方がいいのである。
なにより、2発で5500円の高級キットを購入したからには、なんとしてでも"質の高い精液"を生み出したいのは、誰もが思うことであろう。出したい、けど、出せない。筆者の欲望と体力、そしてちんちんの意思が重なる時が訪れるのを待たなくてはならない。
某日、家族も寝静まった夜、漠然とテレビを見ていた時、それは来た。股間に建ったテントの中で遊んで欲しいと誘っている。時はきた。早速準備をするのだが、手間取るとあっという間に萎えてしまう。いざ挿入しようとコンドームを箱から取り出すうちに萎えてしまった経験はないだろうか。そこで、キットを準備する前にスキンシップを図る。
こんなこともあろうかと、あらかじめdlsiteでオナサポASMRを購入しておいた。これはダミーヘッドマイクと言う特殊なマイクを使って、耳を舐められる感覚を再現したり、耳元で囁かれるシチュエーションを再現した音声作品だ。「気持ちよくなっちゃうね」などと囁かれながら息子はご満悦だ。右手を竿に当て、左手に探し物をさせる。パッケージの封は予め開けておいたから片手で採精カップさえ取れればいい。
準備は整った。あとは耳舐めお姉さんにリードされながら竿に当てた手を動かすだけである。刹那、疼いていた下腹部がぎゅっと強張った。裏筋を抑えて漏れないように気をつけながらながら採精カップの底を尿道口にあてがって精液を注ぎ込む。これはseemと同じ使い捨てのプラスチックカップだ。計量はできない仕組みになっている。
出した精液を20分以上放置して、粘度がなくなるのを待つ。酸性の膣内に放たれた精子たちは長く生きられない。アルカリ性の粘液に包まれながら、子宮への道が中和されるのをじっと待っているのである。しばらくして子宮からもアルカリ性の体液が出ることで中和され、精液をエネルギー源にして精子たちは卵子は向かって泳いで行く。別々の生き物を繋げる仕組みとしてよくできていると感じる。
その待機中に機材のセットアップを行う。股間の息子はもう一仕事をおえて、もう筆者の眼中にもないほどに存在感を失っている。まず射精に専念し、そのあと機材の設定を行う。これこそが賢者のベストプラクティスというものだ。
前回の精子観察の課題として、スマートフォンのレンズの大型化を挙げた。今時のiPhoneはレンズが大きく、机に置いても水平にならないため、上に検査キットを置くと精液が流れてしまう。すると死んで流されている精子と泳いでいる精子の見分けが難しくなってしまう。
この対策を考えていたのだが、先日大手300円均一ショップでスマホスタンドが売られているのを発見し、300円なら失敗しても痛手がないと思い購入して試した。しっかり水平になった。そしてレンズを取り付け、ピント調節を行う。スマホのインカムの周りに滑り止めの両面シールを貼り、その上にレンズを貼り付けるのだが、ピント調節のためにクルクル回せば簡単にシールが剥がれてしまう。デモの映像はスムーズに回していたがどうやって対策しているのであろうか。
しばらく待っていると、スマホがカタカタと震え出した。固定がイマイチだったのかとスマホスタンドを確かめていると、今度は床が揺れ出した。地震だ! よりにもよってこんな時に揺れるのか。筆者の心臓は爆発しそうであった。家族が気にかけてやってきたら、こんな光景を目にしたらどうする。慌てて精液カップを物陰に隠し、寝室の動きを警戒しながら、セットアップを続けた。レンズを装着し、試料台に模様が映っていることを確認した。どうやら試料台に等間隔に溝が掘ってあり、この模様をゲージとして1区画に何個の精子が存在するかで精子濃度を測っているようだ。
液化した精液を試料プレートに垂らす。プレートは顕微鏡のプレパラートに相当し、カバーガラスが接着されている。精液を棒の先につけて、この棒を試料プレートに載せると、カバーガラスの間に毛細管現象で精液が染み込んでいく。カメラ越しにも、液体が流れ込んで粒々の精子たちがなだれ込んでくるのが見える。かなりの密度だ。しばらくすると浸透して、精子の流れが落ち着く。すると精子たちが四方八方に動き回る様子を見ることができるのである。
青い精子に再び会うことができたことに喜びを感じながら、測定を始める。しばらくして結果が出た。1600万匹/mlと言う数値で、WHOの基準より上回っているとの結果だった。しかし過去のデータを見れば、筆者は2400万匹/mlの濃度で精子を出せていた。あのころから月日が経ち、時代に健康診断で医者から注意される項目も増えてきた。身体の衰えには抗えないのかもしれない、と感じて切なくなってしまった。仕事も忙しいので一過性のものかもしれないが、このまま測定を続けて数値が上がらなかったらどうしようという不安もある。いや嫁もいない男が受精能力のことなど気にしても仕方ないのだが、大切なことは目に見えないのである。
それはそうとして、このレンズが精子をよく拡大してくれるところは面白い。改めて観察するとすでに半分くらい動いていないように見えるが、それを除けば元気に泳ぎ回っている様子を観察して、アプリとは関係なくスマホで動画を撮ってみる。同じような構造のレンズではseemのほうがピントがきっちり合って観察できたように感じるがこれほどの倍率はなかった。
ピントが合いづらい理由を考えてみたが原因はよくわかっていない。スマホの保護フィルムなどの厚みが焦点距離に影響してしまうのだろうか。しかし、精子観察のためにわざわざスマホの保護フィルムを剥がすのは、少し考えものである。真面目にやるならバキバキになってもいいiPhoneSEでも調達して観察した方が良いのではないかと思う。
一通りの観察を終えた。精子は受精卵にたどり着くことを使命とし、精液に守られながら子宮を目指す。したがって厳しい外界では長生きできない。
しかし前回の増田でこの精子にあれやこれや実験をしてみてはというコメントを見た。そして精子はまだ細胞でありながら生命ではない。片付けるついでに気になったことを試してみる。筆者はこの精子たちの生殺与奪を握っている。
試しに、試料台にティッシュペーパーの切れ端を載せてみる。液が吸い寄せられ、精子たちも漂うように吸い寄せられていく。しかし精子たちはそれでも元気に泳いでいる。
次に気になった点として、このキットを水洗いしてみると言うものだ。説明書では使い捨てと書かれているが、正確な数様に影響するにしても精子を見るだけなら洗えば使えるのではないかと思った。ものは試しだ。水につけて洗い流してみて、再びレンズの上に乗せる。
驚くことに、まだ精子がいた。本当に少なくなってしまったが、よろよろと泳ぎ回る個体がところどころ残っている。カバーガラスの間に水を流し込むのは難しいらしいが、水道水に流してもある程度は生きられるのかと驚いた。まだ精液の粘液部分を身に纏って生き続けていたのかもしれないが、筆者が想像する儚い細胞というイメージ覆った。
これではキットを再利用できないということを改めて実感したとともに、一度放たれてしまった精子を完全に追放する仕組みの難しさも感じた。もちろんカバーガラスの中の狭い空間というのは特殊な空間だが、膣内だって広い空間ではない。筆者な単純計算で一発で8000万ほどの精子を送り込むことができる。そんな数の精子たちが膣内に放たれてしまったら、僅かも子宮に辿り着いてしまったら。膣を水洗いするなんて簡単にはできないであろう。よくコーラを流し込めば避妊できるなんて俗説を信じるなという性教育を見かけるが、イメージに反して精子はしぶとく生きることのできる細胞なのかもしれない。
そしてここまで書いて気づいた。せっかくなのだからコーラを垂らして精子が本当に死ぬか確かめてみればよかったのだ。精子はもう片付けてしまったし、うちの冷蔵庫は三ツ矢サイダー派なのだ。なんて愚かなことをしてしまったのだろう。大学時代、理科実験はやり直しが効かないから実験計画の作成が重要であると散々言われたのを、今更思い出した。筆者の2800円がこうして散っていった。
ドゥーテストは、倍率も大きく、精子をよく見ることができた。さらに精子の量を測定してくれる貴重なサービスとなったので、妊活の指標としたい人には向いているかもしれない。
ただ、ピント調節が少し難しく、はっきりと精子を観察できるわけではないという点も課題として感じた。採精カップはメンズルーペが優れていると感じているので、メンズルーペのカップに射精し、ドゥーテストのレンズで観察するのが最も効率よく精子観察ができるのではないかと思った。またカップも使い回すと精子が残ってしまう可能性があるので、入念に洗うことが必要であると学んだ。
また、ドゥーテストの高倍率レンズは精子の動きを観察するのにとても良いので、可哀想だが精子にあれこれ試して動きを観察してみると面白いと思う。酸性の状態にしてどれほど生存できるか、などは特に気になった。しかしこう言う実験をするのであれば、闇雲に料理酢を流し込むなどと言うのはナンセンスで、pHを正確に測らないと意味がない。測定するための試験紙を買うのが良いのか、紫キャベツを煮出すのがよいのか、と頭を抱えながらamazonで調べると、2000円もしないpH測定器が売られているのを見る。ガチャポンを回すくらいの気持ちでオモチャと割り切って買うか、やめておくか。悩ましい。
そして筆者は実際の膣がどれほどに酸性環境なのかを知らない。どうやって測定するのがよいだろうか。一番シンプルなのは交際相手の女性に、「膣内にph測定器を突っ込ませてくれ」と頼むことだが、ひみつ道具の存在すら打ち明けられずにいる相手にこんな話をしたら精子をどうこうするまえに筆者の人間関係がどうにかなってしまうし、女性の性周期を知らない筆者にとって測定するタイミングも難しいと感じてある。どこかに膣のpHを趣味で測っている物好きなレディは居ないものだろうか。
「男性は顕微鏡を買うと精子を観察してみるらしい」とのこと。顕微鏡なんて一般のご家庭にあるわけがないだろうと、試しに500倍の顕微鏡の値段がいかほどのものか調べてみた。するとヨドバシに5000円くらいの子供向け顕微鏡があることを発見してしまった。最初からこれを買えばよかったのではないか……? しかし顕微鏡なんてますます置き場に困る。でも精子観察し放題、好きな時に好きなだけ射精して観察できるのである。20代の筆者がコンスタントに精子を観察して何十年かデータを溜めたら、それこそ何か世の中に役立てることができたりしないだろうか。いや精子よりもっと仕事とか町内会とかできちんと社会貢献した方がいいことはわかっているのだが。
あとは一案として、とりあえず顕微鏡を買って、しばらく精子観察に使ったあと、飽きたら近所の子どもらに寄贈してやろうか。子供を産むか産まないか、それ以外にも未来の世代にできることはあるだろう。
いや、思春期の学生に顕微鏡をプレゼントする財団でも作るなんてアプローチもあったかもしれない。これは教育振興である。まずは花粉とかプランクトンとか観察してもらって、科学に興味を持ってもらう方が重要で、そこからどういった方向に探究心が芽生えようとそれは本人の自由である。科学大国日本を支える若者を増やしたいと願っている筆者の気持ちに偽りはないのだから。