はてなキーワード: 今別とは
うちの部署に居た妖怪から、何名かの社員にラインが来た。多分転職した先で人間関係と仕事がうまくいっておらず、前職の人々と連絡を取ることで「様々な職を経験してきた自分」としてプライドを保っているんだと思う。色々思い出したがうちの部署で指導役として口うるさく接してきた結果、ブロックされている存在としてお焚きあげしたい。妖怪の性別はぼかす。
この妖怪は、とんでもなく仕事ができない訳ではなかった。話はそこそこうまく、ひとコマだけ新人教育を任せた時には小話の面白さから中々の一定の評価を得ていた。妖怪の何が一番まずかったのか。それは2つあると思う。①責任感のなさ②社交辞令と友情のはき違えだ。
①責任感の無さ
まず、自分の仕事を自分の仕事と認識していない。部署全体の仕事だと思っている。その結果、期日を守らない。期日を守れてないからギリギリで滅茶苦茶残業して仕上げる。その結果、資料の体裁やらが死ぬ。当たり前だ。一カ月かけて丁寧にやる仕事を一週間の全力の残業で同じクオリティの物ができあがる訳が無い。そして、最終チェックをするのは上司だからと体裁を守らない。この体裁を守らないについては上司に「てにをは」やら「フォント」の修正をやらせる訳にはいかず、同一の報告書だのプレゼン資料を作っていた俺の資料を渡して「このまんまやって」と伝えていた。そもそもうちの部署の資料作成は比較的裁量の余地がある。とは言え、部署内で俺と妖怪の担当分で体裁が著しく異なるのも取りまとめる上司が困るので本来なら妖怪と話し合って資料の体裁について決めたかった。が、前述の通り全てギリギリなのでそんな暇はなく、妖怪は「こんな体裁でやりたくない。」「自分が院に居たときはこんなことやらなかった。」等とぶつくさ言っていた。そして最終的に一週間の残業後に上司に全部仕事をぶん投げて妖怪のラストの仕事は終わった。これが転職の約4カ月前である。これ以降妖怪はマジで何もしていなかった。他に責任感の無さすぎるエピソードとして架電に対してメモ一つ取らないので「〇〇社の▲次長から連絡ありました。〇〇と▲は中身は覚えてません。」「メモ、今度取る暇あったら取ってみます。」と言われたときは30超えた奴に「メモ帳渡すから、どの電話でも必ず相手を書くこと。これは君じゃなくても上司でも誰でも社会人なら誰でもやる。」と説教することになった。
うちの部署はかなり雰囲気が良い。激務にも関わらず穏やかで面白い上司を筆頭にかなり和気あいあいとした職場だ。そんな中、他支社からやってきた妖怪は部署内に溢れる笑顔と社交辞令から自分がその中心と勘違いし始めた。小粋なジョーク、雑談、それ自体は良い。雑談は人間関係の潤滑油だ。しかし、責任感が無く仕事をしない人間から業務中に振られる雑談、すぐにみんな愛想笑いで妖怪との話を打ち切るようになった。なんで皆は仲良くしてるのに妖怪は面白いのにその中心にいられないんだ。皆が相手してくれない。妖怪は他部署の似たような妖怪とサボったり、部署内の人間が風邪を引いたら「家を教えてないのにどこからか聞き出してメシを届ける。」等の行動に乗り出した。それが許されるだけの人間関係を築けていると思っているようだった。勿論みんなドン引きしている。段々と妖怪はスルーされるようになった。
さて、妖怪は一週間の全力残業中、仕事をおっつけた上司に向かって「今、転職考えてて〜もう何社か受かってるんですよ〜」とのたまった。終電間際に、尻ぬぐいしている上司にである。こういった凄まじく空気の読めていない発言は多々あり、激務の同僚捕まえて「〇〇さんは外回り無くて楽そうでいいですよね〜」と言ったりした。空気の読めなさは天性のもので、隣の席にどんどん荷物を侵略したり、他部署の事務員にタメ口聞いたり中々のものだった。ちなみに今回急に連絡が来たのは「外回り無くて楽でいいですね〜」と言われてた人だ。妖怪は〇〇さんを親友だと思っている。〇〇は当時激務のうちの部署で一番仕事を抱えていたため、「何言ってんだあいつ頭おかしいのか?」と思ってた。悲しいすれ違いである。
今回この妖怪を供養したかったのは俺が彼とかなり似ているからだ。俺はかなり空気が読めなかった。集団で外で話してる時に、「大した議題でもないし寒いからとっとと中に入ろうぜ。」と抜かしたりと空気が読めない上に欠片も協調性が無かった。そして細かいミスも多いので割とボロカスに叩かれて矯正されてきた。そんな能力的にそうでもない俺が部署の中でやらかした時に「テヘペロ」とかやって許されているのは、「やらかしたことに対して責任を取る、自分でリカバーする。」「お調子者でも仕事はしっかりやる。」からだと自分でも思っている。そして俺は妖怪を見る度に「矯正されて来なかった俺だ。」と思い、妖怪は俺を「何であの人がよくて自分は受け入れられてないのか。」と思っていると思う。妖怪は学歴が高いのもあり、プライドが高かった。自分は正しい筈だというのが透けて見えた。というか、指導してもあんまり響かなかった。一応妖怪より学歴も職歴も上だったんだけど。なんか院卒なのが妖怪に自信を与えていた。査読付論文なんか無いのにあの自信は何だったんだろうか。
俺は見た目のコミカルさもあってかなり人になめられる。よくふざけたりしてるのもあるとは思う。ただ、当たり前のことは後輩だの部下にキチンと指導してきたつもりだ。妖怪については指導する立場だったのに指導しきれなかった。多分今別の仕事でも「中途の空気の読めない人」と言われているのが目に浮かぶ。一度雑談を止めて、仕事を一つ丁寧にこなしてほしい。それを続けて始めてあなたと雑談してくれる人間関係が構築されていくんだよ。
28歳、地元のハム務員になって6年目。同期でもある婚約者が首都圏への転職活動を始めた。
ハム務員にありがちな、生産性がない割に無駄に忙しい環境に嫌気がさしたらしい。自分も、相手の性格上向いていないと思っているため、転職には大賛成だ。
婚約者が入りたい業界は地方には殆ど働く場所がなく、東京に一極集中している。
そのため、婚約者が転職活動で無事内定をいただけると、自分は婚約者について行って首都圏で暮らすか、別れて地元で仕事を続けるかの二択を迫られることになる。
入庁3年目から、首都圏の公的団体に2年間出向した彼は東京が大好きだ。興味を持ったことに対して猪突猛進タイプで、東京は挑戦のためのツールが必ず手に届く距離にあるからだ。
一方2年間の遠距離恋愛中、月一回程度の頻度で東京を訪れる自分はどこへ行っても人の異常な多さに嫌気がさし、何をするにも長蛇の列に並ばないといけない環境にストレスを感じて、街中の人間が皆キラキラしているように見え、情けなくなるばかりだった。
加えて一人暮らし&職場の人間関係でストレスを溜め込み無事過食症となった自分は、2年間が地獄のように長く感じた。
正直、遠距離恋愛中、東京のことが大好きになった婚約者を見ながら、いつか首都圏に転職すると言い出すのではと予感はしていた。
今の合わない仕事で苦しそうにしている婚約者を見るのは心苦しい。楽しく仕事をしてほしいと心から思う。しかし、自分は地元でのハム務員の仕事がしっくりきはじめていて、新しい業界に進むにもスキルがなく、首都圏に馴染める自信もない。
その不安からか、遠距離で振り回されて今回も振り回されてばかりだ。とか、自分に軸がないから婚約者に依存してしまっているのでは、とか、今別れてしまったら一生1人なのか、など、自分のことばかり考えてしまって悶々としている。
今別に認められてなくない?
自分は女だけど、個人的には逆の現象起きると思うんだよね。特に最初は…
男性側の姓に女性が改姓したら非難轟轟、じゃなくて別姓を選んだ人が
「めんどくさいこだわりのある人」「子供のことを考えない人」として見られると思う。ていうか自分はよっぽどの事情が無きゃそう見るな…
今別姓を望んでる人の中には家柄とかの関係でよっぽどの事情がある人もいるのかもしれないけど、
たぶん女性の権利が~とか叫んでるめんどい人がまあまあいるんじゃないかと思う。
そういう人たちを避けるための目印にもなるよね。そういう意味では男性側にもめんどい女を避けることができるメリットがある気がする
段々世間に浸透して50年も経てばそんな意識も薄れてさも当然、過去もずっとこうでした!ってな具合になるかもだけど
しばらくは白い目で見られそう。だって大半の人どうでもいいと思ってるし…
男は典型的な非モテで、30過ぎまで彼女いない歴=年齢だった。
外見にコンプレックスが強く恋愛に受け身で、結婚はもちろん生涯童貞を覚悟していた。
そんな男の職場に中途入社してきたのが、のちに妻となる女だった。
女は、慣れない仕事をフォローしてくれる男に次第に惹かれていき、
男は、初めての経験に戸惑いながらも、女の好意を受け入れ、二人は付き合うことになった。
付き合い始めてしばらくすると、男は女が恋愛依存体質なのかもしれない、と思うようになった。
些細なことで泣き出したり、「愛している」という言葉を頻繁に要求してきたり、試し行動が見られたりしたからだ。
しかし、男は女性経験がなかったため、女性はみんなこうなのかもしれない、と自分に言い聞かせた。
また、彼女を逃せば二度と結婚のチャンスは訪れないかもしれないという焦りもあっただろう。
ほどなくして、二人は子供を授かった。
ウェディングドレスをまとう身重の妻の前で、幸せな家庭を築くことを夫は誓った。
妊娠期間、また産後にかけて、妻の心身は夫の想像以上に不安定になった。
結婚後も二人で働きながら育てようと話していたが、育休を明けると妻は仕事と育児のマルチタスクに耐えられなくなった。
夫は家事や育児の負担を受け持つことを提案したが、保守的価値観を内面化している妻は、その提案を拒否し、退職を希望した。
育児が一段落するまで、という約束で「大黒柱と専業主婦」という昭和的役割分担が成立したが、生活は苦しかった。
子は夫によく懐いた。生活の細々とした躾をする中で、どうしても感情的になってしまう妻に対し、夫は寛容に接した。
妻にとって、夫は子を甘やかすだけ甘やかして、育児のおいしいところだけを持って行くフリーライダーに見えた。
子が小学校中学年に上がったころ、夫は妻にそろそろまた働き始めてはどうか、と提案した。
妻は前職を辞めて家事と育児に専念していた数年間、ほとんど社会とのつながりを失っていた。
妻は元々友人が少なかったのもあって、家族に完全に依存していた。
この先子が独立すれば、妻を支えていくのは自分しかいない。夫はそのことを重荷に感じるようになっていた。
子を産んでから、夜の営みは指で数えるほどで、三度連続で妻に拒否されて以来、心の折れた夫は妻を誘うことはなくなった。
数年経ってもなお埋まらない価値観の違いから、月に一度は離婚も脳裏によぎる大喧嘩。
仲直りのたびに、「私のこと、まだ愛しているの?」と問う妻。「愛しているさ」と答える夫。
いつからだろう、「嘘は吐いていない、はずだ」と自分に確認するようになったのは。
夫を思いとどまらせるのはいつも99%の責任感と、1%の情愛。1%でも、愛は愛だ。
可哀想な妻。十分に愛されていると感じていれば、そのように問うこともないだろうに。
しかし夫も、依存されていると感じることはあっても、愛されていると感じることはほとんどないと思った。
おそらくお互いに、誰でも良かったのだ。二人は、誰かを求めるタイミングが合ってしまっただけなのだ。
そうして、不幸な夫婦ができあがった。
不幸な家庭にだけはしたくないと、せめて子の前では努めて平和でいたいのだが、同じ家で暮らしていれば夫婦間の空気は伝わってしまうだろう。
心から申し訳ない。子を愛する気持ちに嘘はない。子どもに会えたことは人生で最高の悦びだ。それは後悔していない。
今別れれば親権は100%妻に行くだろう。しかしお前が立派に成人したあと、俺が自由を求めても、お前は俺を許してくれるかな?
ダメだよな、そんな都合のいい話。そうしたら結局、一人っ子のお前に面倒を押しつけることに他ならないもんな。
別れる口実を考えてほしい
俺は28歳
5年付き合ってそれなりに仲が良かったけど、途中で俺の前に3人と付き合って、ワンナイト2回したと告白された。
その時は特別何も思っていなかったけど、それならいいかと思ってエロ漫画みたいなプレイや、寝取らせプレイ、複数プレイなんかもした。
それから2年ほど経って、それとなく結婚の話が出るようになってきたから俺なりに真剣に考えてみた。
すると、上も下も他人に使われてて30超えてる女、しかも俺の前に何人としてるかわからないし、雰囲気さえ良ければ誰とでもやる女を、俺がこの先一生付き合う義理や道理が本当にあるのかと疑問に感じた。
というか、別れたくなった。
なんか中古車から新しい別の車に乗りかえたくなる気持ちに近い気がする。
交際期間の後半で変態プレイに付き合わせて後ろがガバガバになったのは申し訳ないけど、それも突き詰めれば本人の性質の問題だからね。
誰とでもやるなら、誰とでもさせようと思っただけ。
今となっては、情はあるけど愛情はない。
引越し先に連れて行くか悩むめっちゃでかいぬいぐるみみたいな感じ。
彼女からは「今別れたらホントに困っちゃうね〜(笑)」みたいな感じでそれとなく圧力かけられてるけど、そんなもんはワンナイト相手にも言うべきだよね。
俺、この人とあと何十年も付き合うの嫌だよ。
https://anond.hatelabo.jp/20240331024438
夫、恋愛感情なしで結婚したんだって。私もその感じ薄いなと思いながら暮らしてたけど、薄いんじゃなくて最初から私っていう異性に対する愛情を感じずに暮らしてたんだって。五年も。
そりゃ色々すれ違い起こるよね。こっちは多少なりともある前提で話すんだから。
私これからどうしよう。セがないから子供もいないけど、病気で仕事してないし、年齢も40過ぎてるし、今別れたらのたれ死んでしまうな…
なんかうまく考えられない。
手を繋ぎたいとかハグしたいとか自分からだけじゃなく、相手からも思われたかったよ。
五年も無職の女を養ってくれたのはほんとに感謝だし、夫本人が自覚してないところに情や親愛があるんだろうと思う。
私だってこの年で燃えるような恋やときめきがほしいわけじゃない。
これから時間をかけてゆっくり静かな愛情を育んでいけたらと思って一緒になったんだ。
でも私の言う愛情には親愛と異性愛が含まれていて、夫の愛情は親愛だけで異性愛は含まれていなかった。
その気はかけらもないけど、なら私は外に異性愛を求めてよいのかと思った。でも夫は不倫は悪いことだから、と言う。
なら私が異性愛を受け取るべき相手は夫なのでは?と思うのに、夫は自分の不甲斐なさを謝っているばかりだ。
もし毎日私の家事のルーチンワークをこなすロボットがいたら、私とどっちがいいと思う?って聞いたら迷ってた。
私は夫のこと好きだから、食事も弁当も作って洗濯掃除をしているけど、私の好きという気持ちが伴わずにこれをやってても良かったってことなのかな。
でも自分の中にこの好きという気持ちがあったからこそ、毎日家事ができるんだけどな。
夫はそんなの関係なく、私がやることやってたら腹で何を考えてようがどうでもいいのかもしれない。
私は夫に「あなたでよかった」と思ってほしいだけなんだよ。それはもっと先に聞ける言葉なんだろうか。
僕と長く付き合ってくれたから
長く付き合うってことは僕の相手として合うんだろうなと思ったから
だから一緒にいるよ
と言われても、私への魅力を語られていないと感じるのは私がわがままなんだろうか。
眠れない。夜が明けるまでに眠れるだろうか。
①前の2人組(日本語分からなそうな外人)が何を発券するでも無く、ちょっとのゴタゴタの末案内されて行った
②入口横に何かの発券タブレットは見えたが、「テイクアウトが云々」って文字が真上に見えたのと明らかに入店を察知した店員2名(どちらも忙しそう)が何も言わなかったので、入口横に避けてただ待つ
③後から来た人が入口で戸惑ってたら「発券してお待ちください」って言われて自分より先に発券
④しょうがねえなと思いつつ発券したけど待ってる間にイライラが募って行ったので退店
で滅茶苦茶イライラしててあと一歩で店員にキレかかる所だったんだけど、今別の店でモーニング食べながら考えると②でどうすりゃ良いか聞けば良かっただけで、自分の予想と違ったからってキレそうになるのもう一歩でクレーマーだなと思い認知が下がる将来が怖い
経験なくてよくわからんし相手も痛がるしで挿入断念…という流れを日を改めながら5,6回繰り返した
初めて結合に成功したのは数カ月後、やはり挿入に失敗して諦めて寝ていた時だな
彼女が寝返りを打って俺にヘッドバットしてきて、ふたりともそれで目覚めたけど寝ぼけてて、
挿入挑戦がまだ続いてるような錯覚に陥り、お互い半分寝てるような状態で再トライが始まった
俺もほとんど本能に任せるような感じで滑らかにピストンできてた
そうしてるうちに覚醒してきて、ゴムつけてないことに気づいて慌てて抜いたと同時に彼女の股にぶっかけてしまった
深夜に「なんか、できちゃったね」と二人で抱き合ってよろこんだ
この一件のおかげで彼女が「生なら痛くない」と認識してくれて、
生挿入膣外射精がデフォになったのは俺にとっては嬉しい収穫だった
自分のことを卑下しているならばいつまでも自分は成長できず、思い描いた未来になんかなれない、みじめなそのままだって、よく言いますよね。
私、自分は楽観的だと思っていました。ちゃらんぽらんに結構生きてきたと思っていました。でも違ったんですね。
今日ね、たまたま駅で女性の浮浪者の方を見かけたんですよね。その時、ふと思ったんですよね。
「ああ、あれが私の未来の姿だ」
そう思った瞬間、頭の中であれ??なんで??って疑問符がいっぱいになりましたね。
私、一応ちゃんと働いて納税して、社会人しています。そんな中、起業するなんていう夢も出来たから、休みの日も起業に向けて頑張ってるんですよね。
自分の中では、バラ色のウハウハな未来しかないと思っていたんですよ、そう思っていたから頑張っているんですよ。
なのになんで?????
今別に無職じゃないし、滅茶苦茶お金持ちじゃないかもしれないけれど、お金持ちになろうと野心を持って頑張っているのに。
自分の人生を思い返すと、なんかそれらしいことはありました。ことお金に関しては。
まず両親が、贅沢をあまり良いことだと思っていなくて、別にお金に困っていないのに、学校とか洋服とか、結構いろいろなものに対して「できるだけお金がかからないように」というのをよく言われたこと。
お年玉を使い切ってしまう私と、貯金する妹とを比べて、母親からは「あんたは妹と違って貯金ができない、きっと苦労する」って言われてきたし。
社会人になって最初にうっかり入ってしまったブラック企業を辞める時には「そんな調子で逃げていたら君はいつまでたっても成長できない」なんて言われたし。
全部間違ってはいないのかもしれないけれど、私の中の何かを確実に削っている。
他にもいろいろあったな。思い返すときりがないけれど。
なんかね、多分一個一個は大したことないけれど、ちょっとしたことが積み重なって自分の中が削られて、呪縛になっている。
どうやったら自分の中の呪縛、というか自分を無意識に卑下しているのを解消できるか、ちょっと今考え中。
でもこれ、しっかり解消しといたほうが良いような気がする。
家族だって見ないのだから、恋人の携帯を見るなんてもってのほかだと思う。
自他ともに認めるメンヘラで、「勝手に携帯見そうな女」と言われる私はこれまで人の携帯を見たことはないし、見ようと思ったことはなかった。
でも、自分を正当化するなら、「女の勘」だったのだと思う。彼氏がお風呂に入っている間に見た携帯。ラインには元カノとのトークがあった。
彼氏は元カノにお金を盗られて振られた。相当好きだったらしい。ラインの名前を「ゴミ」に変えて連絡先を消したと、昔付き合う前に聞いたことがあった。
ラインを開いて最初は、特に女の子の名前の会話履歴は見つからず、安心した。でも、少し下の方を見た時。「ゴミ」って名前で登録してある子との履歴を見つけた。
あの瞬間、なんだか生きている心地がしなくて、手が異常に震えた。
履歴には月に一回程度、相手の女の子からの連絡が来て少し通話をしたりしているようだった。私と付き合う前からやり取りは続いていて、ここ二か月の間には、「迎えに来て」とか、「〇日泊ってもいい?」とか。
相手の子から一方的に送られてきたプリクラも見た。彼氏は好きなアニメのキャラが「かわいい」と言っているスタンプを返していて、それに対してその子は「そういうスタンプ女の子に送らないほうがいいよ」なんて言って。
メイク落としあったっけ、とか、泊り全然緊張しなーい、とか、そういう会話もあって、吐き気がした。
私は帰り支度をして、お風呂に入っている彼氏に「今から帰る、あと別れるから。○○ちゃんとお幸せにね」って言った。女って強いなあって初めて思った。
そこから話を聞いたら、私と知り合ってから付き合うまでの間に、元カノから「お金を返したい」と電話があったらしい。ラインは連絡先を消していたのに、携帯番号を知られていてそこから電話が来たと。
彼氏はどうしてもやり返したくなって、今の自分だったらやり返せると思った、お金を返してもらって過去を清算したかった、と言っていた。
元カノとは数年付き合ったのに、最後は一方的に振られて、時間も気持ちもお金もとられて、だから全部取り返したかったって。
馬鹿だなあと思った。元カノは相当ずる賢い。聞いたら連絡を取り始めた数か月の間で、とられたお金の十分の一程度は返ってきたそうだけど、それ以外は話をしても流されるばかりで取り合ってもらえなかったそうだ。
電話じゃ埒が明かないし、会えば逃げられなくなると思って、ヤケになって周りが見えなくなって、「会ったら返す」「泊まらせてくれたら返す」といった元カノの言葉をまんまと信じて、それに乗っかってしまったと。
実際には会うことも泊りも元カノの都合で結局無くなったからしていないと言っていたけど、メイク落としのこととか、腑に落ちないことは全部聞いた。大体の約束は電話でしていたからやり取りも目では確認できなかったし。でもそれは自分の母親が家に来たりするから・・・とか、なんかそんな感じだった。正直終わったことだし、きっと本当に会ったり泊っていたらそのあとのやり取りが残っているだろうからこのあたりは深追いしなかった。
私は彼氏の馬鹿さ加減も、元カノの性格の悪さにも心底呆れてしまって、浮気を怒るというより、彼氏に人として説教をしてしまった。
こんなずる賢い子にあんたの頭で勝てるわけがない、完全に舐められてるだけだ、って。
結局元カノからしたら、少しお金を返せば暇つぶしも出来て、ホテル代を出さなくても泊まれる宿になってくれる私の彼氏をずっと都合よく使っていきたかっただけなんだろう。
電話が来た時も、彼女が出来たかとか、よりを戻そうとかそういう話はなかったらしい。その時点で向こうがどう思っているかなんてすぐにわかる。まだ自分のことを好きなんだろうと踏んで、ずっと利用しようとしていた。そうじゃなきゃ自信満々にプリクラなんて送ってこないし。彼女いるかも普通聞くじゃん。メイク落としの件だって、彼氏は「あると思う」って返したらしいけど、男の一人暮らしの家にまずあるわけないんだから、「彼女がいたって関係ない」って思ってるのが透けて見えてるんだよ。私まで馬鹿にされているようで心底気分が悪かった。
彼氏が「かわいい」とか一回だけスタンプを返したのは、相手に都合いいことを言えば調子に乗って自分の思い通りになるかと思ったから、らしい。お前の頭で勝てると思ってんのかよって怒鳴っちゃった。何言ってんだこいつ。
復讐することで今大切にすべき私のことまで見えなくなって、罪悪感もあったし申し訳ないって思いながらずっといたけど、逃げられると思ったら後に引けなかったって。きっともうこんなチャンスない、全部取り返してやるって思ったんだろうなあ。馬鹿野郎。いつでも引けたよ。引かない選択をしたのは自分。
私、彼氏に昔「今まで嫌なことたくさんあったけど、それがなければ私ちゃんに出会えなかったと思うとこれでいい」って言ってくれたの嬉しかったんだよ。
「人生で一番好きだ」って言ってくれたのも全部信じてた。元カノにひどいことされた分、簡単には私のことも信じられないだろうなと思って、でも世の中そんな子ばかりじゃないよって知ってほしかったから、私ならそんなことしないから、出会ってくれてありがとうって思ってた。
なのに、同じ土俵に立ってやり返してやろうと思ったり、そのために聞きたくもない声を聞いて見たくもない顔を見て要らない罪悪感を抱えるほうを選んで。
復讐なんて弱い人がすることだよ。やり返そうと思った時点で負けてるんだよ。一番最初にそう思った自分を心底恥じてほしい。
清算しなくていい過去なんていくらでもあって、そんなのみんな持って生きてる。でもそれは取り返せないから過去なんだよ。だからみんな今大切にできるものを大切にする。
あなたがしなきゃいけなかったのはお金を返してもらうことでもやり返すことでもなくて、今自分はお前よりいい彼女が出来て幸せだからって突き放すことだったんだよ。
携帯を見たことは私が悪かったけど、見なければ本当に会ってたかもしれないし、泊りに来てたかもしれない。だから未遂で終わってるうちに知ることが出来たのには理由があると思った。
もう馬鹿なことはしないで。
上に書いたこと全部そのまま伝えて、一旦決着はついた。その夜友達とこの話をしてたらやっぱ浮気じゃん!うわー!ってなって、別れる!死ね!って私が彼氏に連絡してまた揉めて、本当にわかれるところまで行ったりしたけど、結局悩むのは性に合わないし、何かあったらその時考えればいいよね~なんとかなるか~!これからもよろしく~!なんて言って、私たちはまだ付き合っている。
彼氏、心底馬鹿だと思うし呆れちゃうくらいだけど、何よりそんな馬鹿すぎるくらい単純な彼氏をまだ利用しようとしてた元カノが心底許せなかった。こんな子に利用されていいような人間じゃないでしょって、彼氏が馬鹿にされていることに腹が立った。
でもそんな私も友達と話して彼氏は最低だって言われてムカついたのに、やっぱり信じちゃダメなのかなって心が揺らいで、友達に言われたことを信じて流されてたくさんひどいことも言っちゃった。信じるって決めたのに。
正直彼氏のことはもう今迄みたいには信じられないし、ふとやり取りが目に浮かんで「あの時私にはこう言ってくれたのに」「ずっと嘘ついてたんだ」って猜疑心に苛まれる。だって本当に何の気もなくてただやり返すためだけに連絡を取っていたかどうかだって私にはわからない。
でも今別れることの方がつらいから。やり直せるならやり直したいから。
いろんなことが全部終わって、やっとここからがちゃんとした始まりなら、終わらせるのは早いのかなって思った。だって出会ってからこれまでずっと彼氏には過去がつきまとっていて、今ようやくまっさらな状態に戻ったんだから。
周りから馬鹿だと言われようと、今は大好きだって思えるから、無理に離れようとは思わない。
これから先また同じことが起こったら、その時また考えればいい。きっとなんとかなる。
不安だなあ。怖いなあ。本当惚れた弱みって厄介だ。まあでも、私たち若いし、間違いなんていくらでもあるのが人生だし。なんとかなるよね。
これ別に初めてじゃないんだけど、今回は思うことがあってもあんまり言える環境じゃないので、じゃあまあ匿名ブログでちょっともやもや消化するかーって話。
元カレとは大学のサークルが一緒で、大学4年から2年半付き合って別れた。その後期間を空けて一年間位くらい適当にセフレみたいになってたけどあっちに彼女がいることが判明して、そっから連絡をとらなくなって早一年、今に至る。
結婚したのは彼女のインスタで知った。そう、彼女は同じサークルの子。ね、内輪で浮気はよくないでしょ?(まあ大学卒業してから会ってないから別に上手くできた可能性もあるけど)
で、何にもやもやしてるのかというと、別れた時に言われた言葉なんよね。
別に嫌いになったわけじゃないけど、結婚とかが全然考えられない。あと数年後28とかになってやっぱり結婚したい気持ちがないから別れよって言ったら多分君は怒ると思うから今別れた方がいいと思う。っていう謎別れ台詞。
ってね。でも結婚したのは別によくて、あんなこと言ってたのにちゃんと結婚したいと思える相手に出会えてよかったじゃんって思う。
だけど、それと同時に、自分には結婚したくないと思わせる何かがあったんじゃないかっていう当時も悩んだ気持ちを思い出してしまった。
そういう意味じゃないとしてもこればかりはどう受け取ったかに尽きるんよな〜と。
気をつけていきたいですね。
有休だし世間での知財への関心が(一時的に)高まっているし、せっかくだし書いてみる。
ただ知財業界は案外狭く、ちょっとした事で身バレする可能性も孕んでるので、増田は過去に特許事務所で勤務していた者、ぐらいで済ませたい。
言うても匿名増田でそれを証明する方法もないので、怪文書やチラシぐらいに読んでくれればそれでよい。
※一般論として話をしているので、例の代理人特許事務所がこうであるという意味では決してないのでご注意。
知財権の出願権利化で出願人が支払う金額は多額になるが、それが全部弁理士の手元に残る訳ではなく、
出願人が支払う金額の中には、【特許庁に納める費用+代理人手数料(+外国案件であれば現地代理人のフィー等)】が含まれる。
ざっくりというと、この「代理人手数料」が特許事務所としての主な収入になる。
資格を用いて独占業務である「出願人の代理」という専門的なサービスを提供する対価であり、
慈善事業ではないので、これを頂かないことにはビジネスとして成立しない。
(現在は共通の料金表みたいなものは廃止されているので、『特許事務所 料金』とかでググっていろいろ見て欲しい。事務所によって幅がある。)
という流れがあり、それぞれの段階で代理人手数料・成功謝金をクライアントからいただく。
また成立した権利の更新維持業務は、定期的にお金が入ってくる大事な領域であり、
特許事務所のビジネスは、フロービジネスでもあるがストックビジネスでもある。
(訴訟をガンガン受任したりコンサルティング業務や顧問契約を結んだりしてるとまた違うが、その点は今回は触れない)
そして特定のクライアントの案件を受任すると、企業としては関連する案件を同じところにお願いしようとするインセンティブが働くので
安定して経営している事務所は出願件数の多い大企業や、安定して仕事をくれる企業をクライアントとして抱えていることが多い。
あくまで個人の印象なので、「違う」という人はいくらでもいるだろうが、
商標業務のキツいところは、価格競争に晒されやすいというところだ。
特許であれば化学、機械、電気電子、通信…といった各分野の事業会社・アカデミア等で研究開発実務をやっていた人が転身することが多く、
意匠であれば美術・デザイン系のバックグラウンドを持った人が適正があるとされる。
(現に、特許庁の意匠審査官は美大・芸大や工業デザインの学部等から主に採用される)
一方で、商標の場合は(ディスる意図はないが)今別に炎上している中卒弁理士(本当かどうかは知らん)を自称する人のように
何か学問的なバックグラウンドが必要かというと、必ずしもそうではない。
https://www.jpaa.or.jp/patent-attorney/howto/
そのため「特定の業界に精通している」や「サブカルに強い」などの属性や業界知識等で勝負はあるが、
基本的に弁理士の専門性によって差別化をすることが比較的難しく、
また手続の難易度的に(質は別として)やろうと思えば出願人自身で手続できないこともないので
十分なコネクションを持っている大手・中堅以外の、特に新興事務所では価格競争に走る者が増えているのが現状。
(もちろん、日本屈指の高難度の弁理士試験に合格することで法律知識は担保されているし、
豊富な業務経験・実績を積んでいる弁理士・特許事務所に対しては当然ながら引き合いは多い)
加えて、商標業務は案件1件あたりで頂けるフィーが特許に比べて全体的に少ない。
最近はネットのHPや検索広告からの流入で新興事務所でも仕事を取りにいける環境があるが、
そういった事務所の広告では「成果報酬制」や「格安」等の宣伝文句が目立つ。
ということは、特許より単価の低い商標で利益を上げるには多くの案件をこなしていく必要があり、
皆さんがイメージするような一つ一つの案件をじっくり、といった対応は難しい環境にある。
「もっとじっくり調べろよボケ」「ググった程度で判断してんじゃねえよカス」という意見はもっともだが、
先行登録商標の調査等もあり、周知性の判断根拠を探すだけにそれほど時間をかけている訳にもいかないし、
下記でも書くが本件は周知性がないと判断されてしまっても仕方ない事情もある。
(「識別力のない商標」など、拒絶理由で打てるものはあるとは思うけど…)
特許庁も代理人もみんな違う人間なので、森羅万象に詳しいことを要求するのは酷だし、
ある一定レベル以上のことに関しては出願人クライアントの意見を信じるしかない部分もある。
そのために業界特有の特殊事情などは「情報提供制度/公告・異議申立制度」で汲み取る制度になっているのだから。
結論:「ゆっくり茶番劇」の件に関しては、代理人や特許庁を責めないでほしい。
リリースを見る限りは通常の業務で要求される注意を払って代理されていたと感じる。
これも誤解が多く出回っているので、ここで併せて説明しておきたい。
周知性というのも、一般の皆さんがイメージしているレベルよりかなり高いレベルが求められる。
(例えば東京のお店が売ってる物の名前であったら、単一市町村内でも単一都道府県内だけでもなく、
インターネット社会になってそういった部分の考え方が複雑にはなっているが、
いずれにしても1つのコンテンツコミュニティの中で有名であっただけでは十分に周知と言えるかというと苦しい。
また、実際に証明する際も、商品販売の実績やパンフレット配布数、広告宣伝実績、テレビ露出度、
場合によっては需要者へのアンケート(野良署名活動じゃなく、出願人が主張したい内容と合うように作成したもの)等も駆使して、
いかに幅広い需要者(消費者だけでなく取引者も含む)の間で幅広く認知されていたかを立証する(ただ、それでも認められない事が本当に多い…)ので、
数万件程度の検索ヒット数や関連動画の再生数だけで周知性を主張することはほぼ不可能といえる。
『どれだけ検索でヒットしたり動画が回っていたとしても、結局限られた属性と人数しか知らないのであればそれは周知と呼べない』