現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2009年4月14日のデイリーキーワードランキング
1 | 露けさの弥撒のをはりはひざまづく |
2 | 原爆図中口あくわれも口あく寒 |
3 | むつかしき辭表の辭の字冬夕焼 |
4 | 花冷の闇にあらはれ篝守 |
5 | ロダンの首泰山木は花えたり |
6 | あくびしていでし泪や啄木忌 |
7 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
8 | MADE IN SHANGHAIの花火なりしが不発なり |
9 | 山吹の水を引きたる苗代田 |
10 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
11 | この道しかない春の雪ふる |
12 | 桃の日の月を捉へしオブラート |
13 | 女学生の黒き靴下聖夜ゆく |
14 | 桃さくら裏木戸の風昼つめたし |
15 | いきいきと三月生る雲の奧 |
16 | 蒲公英のかたさや海の日も一輪 |
17 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
18 | 秋風や唐紅の咽喉仏 |
19 | 春雨の衣桁に重し恋衣 |
20 | 颱風や守宮は常の壁を守り |
21 | もの置けばそこに生れぬ秋の蔭 |
22 | 夏の海水兵ひとり紛失す |
23 | 桃の世へ洞窟を出でて水奔る |
24 | 柚風呂やためらいもなく天動説 |
25 | 桃の咲くそらみつ大和に入りにけり |
26 | 春蝉や多摩の横山ふかからず |
27 | 中学生神語りおり雪積む藁 |
28 | 早乙女は乳まで降りのぬれとほり |
29 | 鳥の巣に鳥が入つてゆくところ |
30 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
31 | ものを言って春一番に吹き飛ばされ |
32 | もの置かぬ秋の机を憶ひけり |
33 | 桃の世は粗朶のやさしき火なりけり |
34 | 老鶯朝から気前よく鳴く生きめやも |
35 | 春落葉いづれは帰る天の奧 |
36 | 六月の真夜の家裂く金の馬 |
37 | 井戸水のもの凄く透き鬼あそび |
38 | 青大将実梅を分けてゆきにけり |
39 | 今の間のおういぬふぐり聖人去り |
40 | もの言ひて露けき夜と覚えたり |
41 | 桃のなか別の昔が夕焼けて |
42 | ?挿すや陸の雪景日に穢れ |
43 | 潜る鳰浮く鳰数は合ってますか |
44 | 桃うかぶ暗き桶水父は亡し |
45 | 草山に馬放ちけり秋の空 |
46 | 除夜の湯に肌触れあへり生くるべし |
47 | なほ北へ行く汽車とまり夏の月 |
48 | 地の涯に倖せありと来しが雪 |
49 | 自嘲詩人みずから口を封ぜよ朝だ |
50 | 早乙女の股間もみどり透きとほる |
2025年1月8日 02時20分更新(随時更新中)