現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年12月24日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 去年今年貫く棒の如きもの |
3 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
4 | 立ちくらみして空*蝉に囲まるる |
5 | 立ちのぼるけむりに露に座すかぼちゃ |
6 | 洗骨や夕空へ撒く羊歯胞子 |
7 | 卒業の兄と来てゐる堤かな |
8 | 素袷やそのうちわかる人の味 |
9 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
10 | 重ね着の中に女のはだかあり |
11 | 摩天楼より新緑がパセリほど |
12 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
13 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
14 | いなびかり北よりすれば北を見る |
15 | ぬいぐるみに釦の目がつく春隣 |
16 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
17 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
18 | ぬかご飯水辺の母は跼んでいた |
19 | 水枕ガバリと寒い海がある |
20 | 春近し雪にて拭う靴の泥 |
21 | 咳をしても一人 |
22 | 夜桜やひとつ筵に恋敵 |
23 | 一行の添え書に見る年賀状 |
24 | ものの種にぎればいのちひしめける |
25 | 光陰の矢の真直に煤逃げす |
26 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
27 | 鍋の中にやはらかきもの寒に入る |
28 | 白菜のみな尻向けて積まれたる |
29 | 赤蜻蛉汝も動かぬこと好きか |
30 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
31 | 臘梅の一枝やけふの句座待ちぬ |
32 | 埋蔵金隠し続けて山眠る |
33 | 客われをじつと見る猫秋の宵 |
34 | 病む師走わが道或はあやまつや |
35 | 柚子風呂に聖痕のなき胸ひたす |
36 | 桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな |
37 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
38 | 初富士や箔一枚を置くごとし |
39 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
40 | 初湯出て青年母の鏡台に |
41 | 光りつつ沖より時雨来たりけり |
42 | 柊の花一本の香りかな |
43 | 金粉をこぼして火蛾やすさまじき |
44 | ふるさとのうみやまおがわ獅子頭 |
45 | もう一人の自分をさがす初鏡 |
46 | ガウディの描く風紋雪しまく |
47 | マッチ擦る短い橋を蟹の怒り |
48 | 一匙のアイスクリームや蘇る |
49 | 切山椒つまんで年を重くせり |
50 | 悪友や回りつづける叩き独楽 |
2024年12月4日 00時04分更新(随時更新中)