現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2010年3月22日のデイリーキーワードランキング
1 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
2 | 帰らなんいざ草の庵は春の風 をやめる) |
3 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
4 | 花冷の闇にあらはれ篝守 |
5 | 水洟や鼻の先だけ暮れ残る |
6 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
7 | さしぐむや水かげろふに茜さし |
8 | 噴水や廻り舞台が眼裏に |
9 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
10 | 啄木忌春田へ灯す君らの寮 |
11 | 水温むとも動くものなかるべし |
12 | 桜貝長き翼の海の星 |
13 | 松過ぎの又も光陰矢の如く |
14 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
15 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
16 | ミス卑弥呼準ミス卑弥呼桜咲く |
17 | 露人ワシコフ叫びて柘榴打ち落す |
18 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
19 | 智恵深き者集まりて野を焼けり |
20 | 桜鯛子鯛も口を結びたる |
21 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
22 | 夢に浮く身風呂にしずむ身四月尽 |
23 | 良夜かな赤子の寝息麩のごとく |
24 | 人頭に鳥身みどりの夜を歩き |
25 | 緑陰に自転車止めて賭将棋 |
26 | さんずゐは点点点の涼しさよ |
27 | 颯々と青田どこかに父の初志 |
28 | 田に水が入り千枚の水鏡 |
29 | 噴水のあくまで髙くあらんとす |
30 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
31 | さきがけてわが部屋灯す春夕焼 |
32 | 昃れば春水の心あともどり |
33 | 有る程の菊抛げ入れよ棺の中 |
34 | かまきりの卵嚢よりの寒暮光 |
35 | 相姦の松の枝ぶり十三夜 |
36 | ともしびの明石の宿で更衣 |
37 | 春暁や人こそ知らね木々の雨 |
38 | ゆで玉子むけばかがやく花曇 |
39 | 縄とびの純潔の額を組織すべし |
40 | 少年兵追ひつめられてパンツ脱ぐ |
41 | うしろ手に閉めし障子の内と外 |
42 | しんがりに昭和一桁花筏 |
43 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
44 | 春一番武蔵野の池波あげて |
45 | つばめ巣にもどと夕潮真白に |
46 | 逃水は亡き娘の現るる如くなり |
47 | 雲仙のゴルフの原の青き踏む |
48 | 噴水や太陽の輪が廻轉す |
49 | かへるさの一粒雨や母子草 |
50 | 空は太初の青さ妻より林檎うく |
2025年1月8日 02時20分更新(随時更新中)