現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年7月31日のデイリーキーワードランキング
1 | 国風に朱鷺はしらしらかえります |
2 | 一晩の時間オクラのふとりかな |
3 | 休暇はや白朝顔に雨斜め |
4 | いなびかり北よりすれば北を見る |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | 念力のゆるめば死ぬる大暑かな |
7 | 蝉しぐれ八月尽の蝉しぐれ |
8 | 野馬追や千の蹄の迫り来る |
9 | 老鶯朝から気前よく鳴く生きめやも |
10 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
11 | かなはざる大志を縷々と青蛙 |
12 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
13 | 鬼やんま風に乗り来る通し土間 |
14 | 蜃気楼半分は貝殻なりし |
15 | 茄子の花日暮ゆつくり使ふ箸 |
16 | 軽鳧の子が灯心ぐさを分けてくる |
17 | 青葉潮ただただ青き野点かな |
18 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
19 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
20 | 白日の言葉探しや蜷の道 |
21 | 蜘蛛の囲や塩のききたる壺の口 |
22 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
23 | 住吉の松の下こそ涼しけり |
24 | 天井に日の斑ゆらめく針供養 |
25 | 桃青し赤きところの少しあり |
26 | 淋しい幽霊いくつも壁を抜けるなり |
27 | 絵姿の君がゆらりと油照り |
28 | まだまだやることがある線香花火 |
29 | 分校の空を白鳥渡りけり |
30 | 故郷の電車今も西日に頭振る |
31 | やつにも注げよ北風が吹きあぐ縄のれん |
32 | 海風を掴みりんだう咲ける冬 |
33 | 罌粟の花さやうに散るは慮外なり |
34 | てんぷらやすでに鰭張る今年鯊 |
35 | 豆粒のようなわたくし冬の月 |
36 | ようやくに決まる振袖桃の花 |
37 | おそるべき君等の乳房夏来る |
38 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
39 | カンナ咲く遥かな海を照らしつつ |
40 | 羽子板や母が贔屓の歌右衛門 |
41 | 志高きは老いず栗熟るる |
42 | 月見草富士を腕に天下茶屋 |
43 | 山鉾の切尖天を擽れり |
44 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
45 | 鷹の目の佇む人に向はざる |
46 | 合歓の花もとより大慈大悲たり |
47 | 長き長き春暁の貨車なつかしき |
48 | 十薬のわづかを干して母住めり |
49 | 大風の中の鴬聞こえをり |
50 | 赤き木の実を朝光と思う一泊 |
2025年3月7日 04時18分更新(随時更新中)