現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年3月22日のデイリーキーワードランキング
1 | 朝日あり童貞の尻固すぼみ |
2 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
3 | 催花雨や空き家に人の出入りして |
4 | その奥も咲きてしづもる桜かな |
5 | 越の香を抱き白鳥の北帰行 |
6 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
7 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
8 | 逢いたくて泣きたくて菜の花になる |
9 | 海に出て木枯帰るところなし |
10 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
11 | もらい泣き多くなりしや十二月 |
12 | ああといひて吾を生みしか大寒に |
13 | 海の日の幽霊を待つ木箱かな |
14 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
15 | 天仰ぎつづけて雛流れゆく |
16 | 大空に又わき出でし小鳥かな |
17 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
18 | 校門を出て無口なる卒業子 |
19 | 去年今年貫く棒の如きもの |
20 | ゴムの葉に黄色い蝶来て刻印 |
21 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
22 | うたかたの夢の名残や春の雪 |
23 | 大いなる春日の翼垂れてあり |
24 | 朝の亡夫ピエタも細き指の冷え |
25 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
26 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
27 | いたくないかたちに眠る花月夜 |
28 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
29 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
30 | 星空へ店より林檎あふれをり |
31 | 朝は九条の隙間にある危な絵 |
32 | 迀闊にも死ぬまで長女ゆすらうめ |
33 | 末枯の微光ついばむ群雀 |
34 | 麻の実や快気の母の髪を結ふ |
35 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
36 | この頃の蕣藍に定まりぬ |
37 | 眄し目か田舎こんにやくふるへてる |
38 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
39 | 春の日や あの世この世と 馬車を駆り |
40 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
41 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
42 | 太陽の出でて没るまで青岬 |
43 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
44 | 門跡に我も端居や大文字 |
45 | せきをしてもひとり |
46 | 東慶寺たんぽぽいたく踏まれたる |
47 | 二人家族かたくりの花片えくぼ |
48 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
49 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
50 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
2025年3月2日 16時53分更新(随時更新中)