現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2012年2月6日のデイリーキーワードランキング
1 | 夫唱婦随婦唱夫随や冬籠 |
2 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
3 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
4 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
5 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
6 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
7 | 節分のはばかりながら 地声だよ |
8 | 空は太初の青さ妻より林檎うく |
9 | 千羽鶴のその眼幾万幾億や |
10 | 秋の航一大紺円盤の中 |
11 | にんげんにそろそろ飽きて古雛 |
12 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
13 | いきいきと三月生る雲の奧 |
14 | ピストルがプールの硬き面にひびき |
15 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
16 | 生死の中の雪ふりしきる |
17 | 永き日や欠伸うつして別れ行く |
18 | 逢ひに来しいもうとなるか雪ぼたる |
19 | 鰯雲こころの波の末消えて |
20 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
21 | 寒鯉の腹中にてもさざなみす |
22 | 三寒四温夜は尚更よ碁石を置く |
23 | 学校のチャイム鳴り聞え夏静か |
24 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
25 | ひもかがみ 冴えてやさしき 御神渡り |
26 | 受験子とお礼参拝いさみ発つ |
27 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
28 | 恋猫の恋する猫で押し通す |
29 | 竜天に昇る暁雲輝やかし |
30 | 葉牡丹の火むら冷めたる二月かな |
31 | 惚けるも狂うもよけり春萌し |
32 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
33 | 雛飾りつつふと命惜しきかな |
34 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
35 | あんぱんを落して見るや夏の土 |
36 | 天高し色即是空の空の空 |
37 | 猫じやらし枯れて向うの山緊る |
38 | 夕狩の野の水たまりこそ黒瞳 |
39 | かりかりと蟷螂蜂の皃を食む |
40 | 山桜生きとし生けるものすべて |
41 | 回想の八重九重に夜の梅 |
42 | 我が声の吹き戻さるる野分かな |
43 | いつの世か目刺に詫びることあらん |
44 | 春の風邪ときには弥陀もひき給え |
45 | いのちなが白い障子に囲まれて |
46 | 白魚やすこし明るい海がある |
47 | コスモスの視線を逸らす仁左衛門 |
48 | 原爆許すまじ蟹かつかつと瓦礫あゆむ |
49 | 光年の中の瞬の身初日燃ゆ |
50 | 榠櫨咲くと見て眠りたり霽れてをり |
2025年1月8日 02時20分更新(随時更新中)