はてなキーワード: 助監督とは
たまたま時間合ったから見に行ったんだけど、年齢層がクソ高いというか老夫婦しかいねぇ!70~80代。こんなの初めて…一応時代劇だからだろうか。
君の色もやってて、突発的にうわ観てぇ!ってなったけど、儂って部活モノ駄目なんだよね~。人間関係のトラブルが駄目。ラブコメはいいけど、三角関係とかになるともうツラい。スクイズくらいドロドロだと逆に好き。
で、映画。会津藩ってのが絶妙よね。戊辰戦争…ポポポでひでー目にあって、そこ触れてくれたのはよかった。
ヒロインが女性助監督ってことで、セクハラ問題とかそういうの出てきたら嫌だなと思ったが描写なく、皆紳士であった(現実として東映とかではやってたわけだし、問題提起として描写すべきというのも分かるが、でも創作内で解決してめでたしめでたしにもならんし、ストレス展開で終わっちゃいがちじゃん?ねぇ)
タイムスリップつーことで、展開でどう辻褄合わせるかって気にしちゃうが、ケガで記憶喪失ってのはベタだけどまあアリ。
ギャグもベタだけどまあ面白い。あーまた過去に行く展開ね、と思わせてハズしたり、忘れたころに出てくる大御所俳優がアイツとか、タイムスリップ展開として結構よくできてる。個人的にメタ展開とタイムスリップ展開は好きで、前者は特撮の白倉P、後者は小林靖子がメチャ上手いんだよね~
いい人しか出てこない、基本的にストレスフリー展開(クソガキは出てくるがまぁ侍にも非はあるし)なのはすずめの戸締まりっぽい。そっちでネコを酷い目にあわせるなんて!って感想がわりとあって、を繊細すぎだろ…って呆れて見てたんだけど、いつのまにかワイもギスギス展開ムリになっちゃってたんだなーって。
真剣勝負について、あらかじめ逃げ道塞いでるから、どうやって誤魔化すねん…このまま動かないオチ?丸顔乱入?と思ってたら斬ってマジかと思ったら虚構オチであった。まあテーマ的にもスジは通ってるが。
最初はそうでもなかったが、見てるうちに侍のオッサンに愛着湧いてくるのと、マゲやめたら普通のオッサンに見えるな…いや元々は現代の普通の役者のオッサンなんだよな…ってのがメタ構造ぽくて面白かった。
美味いと評判の店に行ったら普通に美味い定食が出てきて満足、みたいな感じ
ネタバレにならない程度にレビューちらっと見たら、恋愛要素もちょうどいい感じ、って書かれてたが、実際色んな要素がちょうどいいんだよね~
風の噂はやはり信じないほうがいい。
侍タイムスリッパーを見てきた。下ネタは一切ない。安心してほしい。
結果として大満足だった。
事前情報で自主制作映画ということ聞いていたので「素人大学生」が「iPhoneや小型カメラで自撮りする」「大どんでん返し!」系の映画かと思ったら、主演は山口馬木也。知る人ぞ知るイケメンミュージカル大河ドラマおじ山口馬木也。
脇役も「多分どっかで見た」人たちである。
カメラワークは固定手法。これは「時代劇」を撮影するには必須なのだが、この手法だからこそ「あの時代」の時代劇を描ける。
あらすじだが「侍が現代にやってくる」という、どっかで見る設定だ。記憶では映画だと「ちょんまげぷりん」ドラマだと「サムライせんせい」…どっちも錦戸亮がやっていたが、まあ大きくテンプレからは外れたりはしない。
しかしそこに「時代劇愛」をぶち込んだことで、この映画は成功に向かったのだろう。侍が時代劇にハマることでシナジーが生まれた。
ストーリーもさることながら作品全体から時代劇愛が伝わってくる。
殺陣は自主制作ながら本格的だ。というか大手配給作品であっても適当な殺陣はたくさんあり、時代劇も例えば「るろうに剣心」のような現代アクション殺陣が好まれだしているので、忘れかけていたドラマ時代劇でよく見た「殺陣の美学」みたいなものを再認識できる上で、さらに一段上に行く殺陣を見せてくる。
侍はやはり殺陣がうまい。俳優には勝てない…みたいなストーリーと画面の説得力の裏にはフィクションがある。その構造が見事だった。
ここで自分は時代劇が好きなのか?という話をすると、そうでもない。嫌いではないが、正直時代劇を毎週見ていた世代ではない。
しかし、なにかを好きだと叫ぶほどの愛がこもった作品はなんだって心地いい。時代劇に想いを馳せるのも悪くないと思える。
さらに一つ、幕末の侍の運命も描かれる。典型的なお笑いシーン(客のお子様大爆笑)が全編に散りばめられた中で、グッと作品を引き締める効果が最大限に発揮されていた。
粗さはある。東映撮影所協力なので自主映画っぽさが消えてしまうのだが(時代劇撮影所ってすごいな)なんたって脚本もカメラも編集も一人でしているのだから。助監督役のヒロインが実際の助監督だしメインスタッフが少人数にもほどがある。ただ、確実に素人が作ったようなものではない。
【追記 07.06.01:30】
一応書いておくが「ICを入れない方法を考えた」という発言をした監督を俺は全く擁護していない。
あのテーマの原作を撮っておきながら、どうしてあんなに無神経な発言ができるのか。
【追記以上】
みんな今知りたい話題だろ?
そしてインティマシーコーディネーターの起用の有無について意見ができるぐらいの立場の職種だ。
俺は日々、撮影現場でありその準備であったりと「作品」の制作に関わり、また他の現場の話題も常日頃耳にしている。
そんな俺が、「今、日本におけるインティマシーコーディネーターはどう受け入れられているか」を皆に共有する。
まず大前提として、
インティマシーコーディネーター(以下IC)という職業ができたことを疎んでいるスタッフはほとんどいない、
ということをまずは明らかにしておきたい。
「ICなんて不要だ!」なんてことをハッキリ言うような人間は、
ICという概念が日本に紹介されてからのここ数年間で、俺はまだ一度も見たことがない。
もしかしたら昭和時代の頑固オヤジスタッフとかはどこかで言ってるのかもしれないが、
TV曲や配信で流れるような作品の制作においては、制作過程においてもそれなりに常識が求められるし、
どのスタッフも、世間の空気感への感度はある程度はちゃんとあるのだ。
脚本〜撮影準備のどこかの段階で、一度は一応、誰かが話題には出す。
(プロデューサーか監督か、助監督か、事務所の人間か、キャスティングあたり)
と。
そして、今の時点では、だいたいの場合の応答はこうなる。
「そうですねえ・・・・以前、同じようなシーンがあった作品では、インティマシーいなかったですが特に問題が起きたことはないです」
「そうですねえ・・・・・インティマシーの人を入れると、撮影がインティマシーの人のスケジュール合わせになっちゃって進行がハマらないんですよねえ・・・・」
そう、ほとんど場合はいなくても具体的に表立って問題が起こったことはほぼない。
(ただし、俳優が気づかれないように我慢している可能性についてはもちろんあると思う。)
日々、たくさんの映画・ドラマがつくられるなかで、たったの2人。
ドラマ制作陣がTVerでのランキングを重視するようになってから、サムネイルでのインパクト争いになっている面もあって、
(よければTVerのドラマランキングを一度のぞいて見てくれ)
ドラマのテーマは不倫、セックスレス、など性にまつわるテーマはむしろ多くなっているのだが、
インティマシーコーディネーターは、たったの2人。
現状で、インティマシーコーディネーターの方々は精力的に活動されているが、
それでも制作される作品の数に比べれば、圧倒的に数が足りないのである。
そうするとどうなるのか?
撮影がインティマシーコーディネーター合わせにせざるをえなくなるのである。
通常、日本において、作品の撮影スケジュールは、忙しい俳優のスケジュールに合わせてつくられる。
そして全てのスタッフが、そのスケジュールに合わせるのが当然、これは監督でも同様である。
そして、だいたいは予算不足なので、撮影期間はギリギリ撮りきれる最低限の日数だけ確保される。
そんな状況で、一職種のスタッフのスケジュール合わせでスケジュールを切る、
誤解しないでほしいのだが、これは、決してICを軽視しているわけではない。
撮影候補期間は、どのスタッフも全部スケジュールをガラガラにあけて作品に参加し、
俳優のスケジュールを軸にして最も効率の良い撮影スケジュールを、チーフ助監督が組み立てるのが普通の日本の現場において、
撮影に必ず立ち会うべきスタッフのスケジュールがそもそも全然空いてない、
そんなことは当然、我々スタッフこそ毎日身に沁みて思っていることであり、
しかし、現実に、たった今取り組んでいる作品の納品は差し迫っていて、
となると、どうしても、どの作品もICの起用に対して消極的になっていってしまうのである。
それで、どの組でも
「まあ、今回はICは入らないということで、私達で充分に気をつけてやりましょう」
みたいな会話がかわされ、ICの入らない性的なシーンのある作品が今日もつくられていくことになる。
誰も悪気がない。
みな、なんとなく「このままでは駄目だよな」と思っている。
そうこうしてるうちに撮影期間が終わる。
問題が起きなかったのでなんとなく考えるのをやめる。
ということを繰り返しているのである。
俺はこういった状況は誰も悪気がないとは思っているが、
擁護もできないと思っている。
どうすれば人数が増えるのかのアイデアは俺にはない。
●
山崎監督っていきなり監督になったというか、よくある「下働きやって助監督やって20年くらいしてから監督」みたいなルート辿ってない人なんだよな。
VFX極めてそっからいきなりメガホンとって、そっからアカデミー賞まで行った。
なんか本人もどっかのインタビューで「下働きしてないから申し訳ない」的なこと言ってた記憶ある。
修行しないでも寿司職人になれるみたいなのがちょっと前話題になってたけど
山崎監督の場合VFXは極めてたけど監督になるための「一般的な修行」はしてないからある意味ちょっと当てはまるよな。
寿司職人になる普通のルートとは別の、たとえば魚の生態を極めたさかなクンが寿司職人になったみたいな感じみたいな。
そういえばスラダンも原作者がいきなりメガホンとって第一作でアレができて興行収入一位みたいなのもあった。
もしかしたら日本映画の実写があんまりアレなのって(もちろん名作も多いけど平均したまあさあ……)これが原因なんじゃないん?
ああいう育成方法してたら監督にペコペコの太鼓持ちみたいなのしか上にいけなさそうだし、しょうもない腰巾着みたいな発想しか出てこん人が多くなりそうじゃん?
別分野でヤバげな才能の人がリーダーシップの部分だけちょちょっと学んで監督なったほうがとれるんじゃね?覇権とか。
(追記)
メガホンと覇権で思い出したけど、ちょい前に日本映画が覇権とるのは時代劇しかねぇ!!!!みたいなやつ書いたけど(検索めんどいので!リンクはねえ!)
まあ日本映画じゃなくて海外制作だけど。てかメガホン日本人じゃないけど。あと映画じゃなくてドラマだけど。いやそんなんどうでもいい。どえりゃあモンがでてきたで。
あとさあワイの予想2%くらいカスった気せん?時代劇だし!ひろゆきがプロデューサーに入ってるし日本スタッフ参戦しとるし5%くらいは日本映画だし!
山崎監督は永遠のゼロ(はてな人気ゼロ)を全米公開したいみたいな噂を聞いたけど
やっぱワイが全米メガホンしてほしいのは「BALLAD 名もなき恋のうた」なんよ。ジダイゲキタカシハリウッドリメク!!
あとさあ「山崎監督がアカデミー獲ったのはVFXだから!低予算がウケた!ストーリーはクソ!」って言う人めっちゃおるけどアカデミーが低予算で工夫すりゃいけまっせみたいなわけないやろ。
低予算がウケたは山崎監督の日本人TOKUYUUのKENSONだぞ!ストーリーこそばかウケだからGENCHIでは。
イラクとかアフガンで心に傷をおった復員兵めっちゃおんねん。リアルにめちゃ刺さりよんねん。
(追記)
マジなんやなーこれが。Wikipediaにものっとるで。https://ja.wikipedia.org/wiki/SHOGUN_%E5%B0%86%E8%BB%8D (親切)
「有名人と知り合いなんだ」とか「あの仕事俺がやったんだ」みたいな、絶対バレる嘘をつく人の気がしれない。小学生なら「注目されたかったんだな」と思えるけど、大人になってもそれをやってる人は何なんだろう。前に付き合ってた人がそうだった。
「あのMVで助監督やったんだよね、ロケがきつくてさ〜」と言ってたのでYouTubeを見に行ったらクレジットはないし、なんなら自分はその監督と知り合いだったので「◯◯って人が助監督やったらしいんですけど、どんな人だったんですか」みたいな話をしたら「誰? あー見習いの子かな」と言っていた。別の日は「俺は東大の院に通ってたからわかるけど、東大のヤツはみんなここで飲むんだよ」と神田の居酒屋で滔々と語っていた(彼の出身大学は東大ではなく、大学院も東大ではない)。中学生の時はMITのハッカーと一緒に活動していたらしい。著名人とも知り合いらしくて「Mrs. GREEN APPLEとは飲み友達で、藤田ニコルは合コンにすぐ呼べる仲」と言っていた。電通インターンに「研究室のツテ」で特別参加したと言っていたが、そんなイレギュラーはない。彼が「高校の時、恩師に勧めてもらってから大事にしてる」と私にレコメンドしてきた書籍は2年前に発売されたものだった。もっと細々した嘘はたくさんあったのだけど、ありすぎて思い出せなくなった。
彼の話をすべて真実だとうけとめると、彼はMIT公認のハッカーで、WOMBの舞台に立つDJで、有名ミュージシャンのMVを数多く手掛け、東大の修士を取得した、有名人とは飲み仲間の、しがない会社員ということになる。
耐えきれなくなったので「どうして嘘つくの?」と聞いたら「信じてくれないなんて酷い」と言われた。その後自然消滅したのだけど、あの人はなんだったんだろう。
彼をTinderで見かけたことがあったのだけど「港区在住」と書いていた。引っ越したのかもしれないけど、都内住みではないよね…。
軽く読めそうなものを買おうと思い、三冊を選んだ
背表紙に「映画監督になる方法」という企画の題が載っていて、気になって買った
監督や助監督にどうやってこの業界に入ったかや入ってから今までの印象的な経験をインタビューするみたいな企画だった
その中で一番笑ったのは楠田恵子の『”女子大生ポルノ”顛末記』
にっかつが監督、助監督、脚本、演出、演者、すべてを女子大生から募集する企画に参加した監督の愚痴みたいな記事
女子大生がポルノを撮るものだから撮影現場に取材記者が大量に集まり、撮影中にフラッシたくわ、演出中にはなしけてくるわ、邪魔だからどいてといっても無視されるわで全然撮影できず、スケジュールが遅れまくったみたいな話
監督本人があいつらマジ邪魔だったという話を素直に書いているのが呼んでいて痛快で面白かった
二冊目は『ハカタ巷談2』
筑前出身の金子才吉と言う人が長崎で酔って道端で泥酔していた英兵2人をなぜか斬り殺し、逃げて、筑前藩が金子才吉の身柄を確保し、犯人不明のまま匿っていたところ、イギリス公使パークスを含めた英国側が「どうせ土佐藩の暗殺やろ!」と激怒し、土佐藩ピンチになるところまで読んだ
元弁護士でミステリ小説家のガードナーが最後の法廷と言う民間機関を組織し、間違った裁判の結果、投獄された事件の真相究明を行うノンフィクション
ミステリ作家の語り口×現実の突拍子もない展開×1930年代の殺人事件みたいな感じ
古着屋でオーバーを売りに来たが断られた人を見かけ、直接1ドルで買って着ていたら、そのオーバーは殺された父さんのだと娘さんに証言されて捕まった男の話とか、小説だとクソ過ぎてそうはならんやろという読めない展開がページをめくるごとにつづいて面白い
誰なんだろうと思って「園子温 愛弟子」で検索したが下の誰でもなかった
『愛のむき出し』でおなじみの女優・満島ひかりの弟。『風俗行ったら人生変わったwww』で映画初主演を果たし、その後は映画『三度目の殺人』『キングダム』などの話題作に出演。園子温監督のWEBドラマ「東京ヴァンパイアホテル」にも出演しています。アニメ「僕だけがいない街」では声優にも挑戦し、あらゆる分野で活躍しています。
CREACT クリアクト
@CREACT_acting
園子温監督の愛弟子、田中佑和監督が講師として参加して下さいます!Q&Aインタビュー「一緒に仕事したくない役者とはどんな人ですか?」の回答は図星の方も多いのでは?田中監督ならではの目線で「役者」とはどうあるべきかを学んで下さい。https://creactinc.wixsite.com/creact/special
長澤まさみも推薦! 園子温監督の愛弟子、松尾大輔監督の長編デビュー作
2011年の『ヒミズ』から10年間、園子温監督のほとんどの作品の助監督を務めてきた松尾大輔が、満を持して、『偽りのないhappy end』にて長編映画監督デビューを果たした。この度、本作の予告編と、松尾監督と親交の深い俳優の長澤まさみによる推薦コメントが解禁になった。
毎週月〜木の13時から2時間半の生放送をしているナイツのザ・ラジオショー。
14時からは毎日違うお笑いのゲストが来てトークするんだけど、4/8のゲストが元キンコメの今野で面白かった。
塙さんは刑事ドラマにレギュラー出演した時に演技が棒読み過ぎるとネットで話題になってから、演技の勉強のためにワンクールで28本のドラマを見ている(と本人は主張している)んだけど、そんな塙と役者仕事で引っ張りだこな今野の会話がなんとも興味深かった。
今野の役者仕事へのスタンスがめちゃくちゃ肩の力が抜けていて、自分の役者としての長所も客観的に把握していて、話し方も落ち着いていて聞きやすかった。
以下今野談。
・演技は監督の言う通りにやるので評判が悪くても監督のせいだと思うし、逆に誉められても嬉しくない。お笑いの方が自分で脚本書いて演出して演じてよっぽど緊張する。
(塙はスタッフ等合わせて30〜40人が同時に見てくる中で演技するのがどうにも緊張するとのこと。漫才はみんな大して見てないとか言ってたw)
・自分の顔の作り的に演技が上手く見えてるだけで別に演技は上手くない
・台本は自分の台詞の部分しか読まない。他の人のところはその役柄として知ってる必要ないでしょ(という言い訳)。
(塙さんはそれマネしよう!と喜んでいた。全部読んでると大変らしい)
他にもエキストラを動かすのが上手い助監督と下手な助監督がいる話とか、下町ロケットの阿部寛の話とか。
雑誌『映画秘宝』の中で「ボンクラと云う『甘え』」が蔓延るようになった原因について、少し考えてみます。
デルモンテ平山が、レンタルビデオ屋全盛期に某誌からレンタル専用作品を視聴して短文レビューを書くように依頼されたはいいものの、どれも余りに駄作ばかりだったものだから、平山が苦し紛れに適当な文章を書き散らしたところ予想外の反響を一部で呼び、その反応を見た町山智浩が「これらを一気読み出来るようにすれば受けるぞ!」とまとめて掲載したのが、他ならぬムック時代の『映画秘宝』でした。
似たような例として、中原昌也とかが適当な事を言ったのが切っ掛けで注目を集めた作品があって、実際に観たら「聞いた話とだいぶ違うぞ!」と言いつつも、それなりに『映画秘宝』ファンは楽しんだりもしていました。
他にも、アルバトロスの叶井俊太郎が、適当な直感で買い付けたら予想外にヒットしたのが仏映画『アメリ』だったなんて裏話も『映画秘宝』は記事にしていました。
こんな感じで、要するに『映画秘宝』には、誰かのイイ加減だったり無茶苦茶だったりする仕事ぶりを、面白おかしく取り上げて楽しむと云う風潮が早い時期からあった訳です。
しかし、この風潮に関して公平を期すと、これは何も『映画秘宝』だけに限定される話ではありませんでした。つまり、より広く言えば、日本の映画業界及び映画ファンの中には全般的に、業界の無茶苦茶な話を面白がるような風潮と、業界入りした人間は諸先輩方を見習って無茶苦茶なことをする人間に成長するのが「理想的な業界人」の在り方だと考えるような風潮が古くから有ったように思います。
したがって、傍目にはドン引きするだけのエピソード群を、町山智浩らが悪びれもせずに面白おかしく語りたがるのは、彼らの中に「古き良き(※現在の私は『良き』とは思いませんが)映画業界人の理想像」があって、それに近づきたいと云う「願望」の顕れなのだと思います。
それで、その日本の映画業界人はと言えば、全ての人間がとまでは言いませんが、反・権力な言動を示したり、政治に関しては革新派政党・政治家を支持する姿勢を示したりと云うのが、戦後の多数派だったと言ってもそれほど間違ってはいないと思います。まあ、津川雅彦みたいな人もいましたが。
その一方で、現実の日本の映画業界は、今で言うところのセクハラとパワハラに満ち溢れた世界でした。監督や大物俳優が、助監督以下のスタッフらに対して物理的・精神的な暴力を行ったり、演技指導を名目に性暴力・セクハラを行うことは日常茶飯事でした。
現場の空気をピリッとさせる為に、常習的に助監督らを怒鳴りつけていた若松孝二。
安全管理対策をしないまま、鎧甲冑を身に付けたスタントマンを滝壺に飛び込ませて、溺死させた井筒和幸。
所有するプレジャーボートにターゲットの女優を乗せて沖合の海に連れ出し、逃げ場を無くしてから女優に無理矢理に性行為を要求した梅宮辰夫。
この文章を読んでいる人の中にも、すぐに同様の事例を思い出せる人がいることでしょう。
梅宮辰夫は兎も角、口では「反・権力」等の綺麗事を言いながら本人は他人を搾取したり抑圧したりと云う、まるで現在の町山智浩や高橋ヨシキらを彷彿とさせるような映画業界人が探さなくてもゴロゴロ存在していた訳です。
したがって、こういった業界人たちが現に大手を振って生きている(たとえ警察沙汰になってもヌケヌケと復帰できている)上に、彼らが「理想像/お手本」となれば、町山智浩を筆頭とする『映画秘宝』関係者らが無茶苦茶をする人間になっても何も不思議ではないのかもしれません。
「ボンクラと云う『甘え』」の源流の一つが、日本の映画業界そのものにあるのではないかと云う話でした。
次回も「ボンクラと云う『甘え』」について述べる予定です。
昔はそういうの作りたいクリエイターはアニメに集まったんだけどね。実写映画だと何年も助監督やってからじゃないと監督になれないから、手っ取り早く自分の作品を作れるというアニメ業界に。
しかしアニメ業界もやがて上が詰まってきて、表現したいクリエイターはゲーム業界に流れていく。でもゲーム業界も昔は20代でディレクターになれたけど、いまは下積み期間が長くなっている。
ゲーム業界で自分の作りたいものを作るにはちょっと遅れた人たちは、傍流であるエロゲ業界やソシャゲ業界で一花咲かせた。
ダウンタウンは30そこらで天下を取ったが、今は上が詰まりすぎて40代でもお笑い芸人は「若手」扱いされる。どの業界どのジャンルであれ、一旦才能が集まってきたら、それがすぐに枯れるなんてことはないんだから、下の世代は苦労する。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 105 | 14667 | 139.7 | 33 |
01 | 117 | 17587 | 150.3 | 52 |
02 | 68 | 6803 | 100.0 | 48 |
03 | 25 | 1873 | 74.9 | 24 |
04 | 24 | 5353 | 223.0 | 64 |
05 | 12 | 5369 | 447.4 | 53 |
06 | 22 | 7032 | 319.6 | 44 |
07 | 85 | 3869 | 45.5 | 30 |
08 | 82 | 5213 | 63.6 | 34.5 |
09 | 90 | 6168 | 68.5 | 46 |
10 | 77 | 6949 | 90.2 | 28 |
11 | 143 | 13553 | 94.8 | 46 |
12 | 199 | 12836 | 64.5 | 39 |
13 | 190 | 12352 | 65.0 | 34 |
14 | 108 | 9816 | 90.9 | 35 |
15 | 203 | 21013 | 103.5 | 42 |
16 | 259 | 14761 | 57.0 | 30 |
17 | 269 | 13545 | 50.4 | 27 |
18 | 145 | 13396 | 92.4 | 39 |
19 | 196 | 23392 | 119.3 | 45.5 |
20 | 160 | 17021 | 106.4 | 47 |
21 | 200 | 11716 | 58.6 | 27 |
22 | 220 | 14001 | 63.6 | 28.5 |
23 | 111 | 8966 | 80.8 | 45 |
1日 | 3110 | 267251 | 85.9 | 36 |
27時間テレビ(4), ガンアクション(5), 助監督(5), 立憲主義(6), 振付(3), 偽陽性(3), 11月4日(3), 子宮頸がんワクチン(8), 妊娠検査薬(8), 中目黒(5), チャタレイ夫人の恋人(3), ジャンプ(42), 店主(19), 少年漫画(20), ハンバーガー(11), 昭和天皇(18), 少年(24), ツイフェミ(9), ゾーニング(16), Mac(7), 宇崎(22), フェミニズム(31), 少女漫画(12), 編集(18), 接客(10), そっか(9), ポスター(32), コーヒー(18), 弁当(14), 女性差別(15), スタッフ(14), 撮影(14), 雑誌(18), フェミニスト(30), 公務員(20)
■ゲームで時間を潰せる奴がちょっと信じられない /20191102151637(30), ■みんなは生きてるのが苦しい時どう切り抜けた?【追記】 /20191105141115(29), ■某カセット・レコード専門店で怒られた増田です。anond:20191104195708 /20191105004911(23), ■anond:20191102173100 /20191105063119(22), ■anond:20191102173100 /20191104195708(15), ■Steamのゲーム開発者は何故macOSを軽視するのか /20191105110635(15), ■フェミニズム先進国 /20191105025423(14), ■ハンバーガーって /20191105134432(13), ■テトリス /20191105212556(9), ■コメダ珈琲は本当に高いのか? /20191105104138(9), ■20代、最後の夜 /20191105222538(8), ■ /20191105144707(8), ■ /20191105163108(8), ■3連休明けの体調不良(大嘘)で欠勤【追記しました】 /20191105101741(7), ■東京の子供が誰も外に出てこなくなった理由 /20191105213940(7), ■ /20191105224507(7), ■健康的に太る方法 /20191105225714(6), ■鬱になった友人がどんどん幼児退行していくんだが、見てて辛い /20191105122700(6), ■専業主婦の友人家族と出かけるのに気を使う /20191105160224(6), ■鬼滅の刃がフェミニズム的といわれると困る /20191105172026(6), ■男には生理が無くて良いなぁ /20191105173537(6), ■ここが完全匿名と思って油断してる奴を特定するのが楽しい /20191105175716(6), ■「不快だからゾーニングせよ」という意見 /20191105201410(6), ■炎上してるなでしこ寿司の件 /20191105204052(6), ■お疲れちゃん、フェミ、表現の自由、お前ら、コミュ障 /20191105204551(6)
6753362(5507)
文句を言いたいとかこき下ろしたい訳じゃなく、普通に面白かったから更に小ネタを知りたいという理由で書いたんだけど
5chの本スレじゃ文句だと思われてスルーされたからここにも書く。
誰か教えて。
昔「あの映画のココが分からない」ってスレのまとめがすごい重宝したんだけど今全然更新されてなくて残念。
1.
打ち合わせで「ファーストゾンビは助監督ゾンビ」って言ってるけどカメラマンの間違い?
ゾンビに襲われる助監督は脚本通りのはずだから最初に出てくるゾンビはカメラマンだよね?
打ち合わせから撮影までに脚本が変わるのは普通ってネタで特に意味は無い?
2.
カメラマンの泥酔はなんとかリカバリしたけどマイクが下痢で逃げてから脚本が変わっていってるという事だよね?
本来の流れがどうだったのか知りたい。(斧の扱いとか)
メイク、マイク、助監督、カメラマンは本来の脚本から大幅に変わってるよね?
メイク→人のまま俳優に殺されて死亡(本来は助監督ゾンビに殺される?)
3.
女優がカンペで斧拾ってと指示される小屋、外の壁に血の呪文が書いてあるけどあれは誰が書いたもの?
足だけゾンビ(カンペを指示したスタッフ)が全ての発端らしいけど血の呪文発動前は監督がゾンビを作る為に殺したの?それとも全く無関係の死体?
4.
俳優がゾンビ化したのは女優が逃げた後に襲われた時だろうけど襲ったのは誰?
そもそもゾンビになる条件がよくわからない。特に厳密な定義は無し?
5.
BGMとかの音響効果、脚本崩壊してる状況であんな細かく付けるなんて無理だろって思うんだけど
そこはモキュメンタリーでって事?
GIGAZINEから秋の便りが届いたので、気になった作品だけ。
監督:古田丈司 「漫画家さんとアシスタントさんと」「うたの☆プリンスさまっ♪」監督
シリーズ演出:安藤良 「亜人ちゃんは語りたい」監督
シリーズ構成・脚本:鈴木智尋「タイバニ」「ワンパンマン」シリーズ構成
音楽:林ゆうき 「デス・パレード」「キズナイーバー」「ボールルームへようこそ」劇伴。またドラマ「ストロベリーナイト」「DOCTORS」「BOSS」「リーガル・ハイ」劇伴
音響監督:木村絵理子 「TIGER&BUNNY」「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」「夜明け告げるルーのうた」音響監督
監督:玉村仁 大沼心の相方。「六畳間の侵略者!?」「落第騎士の英雄譚」シリーズディレクター
シリーズディレクター:アベユーイチ(ウルトラマンシリーズ監督)
シナリオ設定:打越鋼太郎 元スパイク・チュンソフトの人。「パンチライン」脚本
シリーズ構成・脚本:ヤスカワショウゴ 「六畳間の侵略者!?」「落第騎士の英雄譚」シリーズ構成
総作画監督:山本亮友 「三ツ星カラーズ」キーアニメーター、作監
音響監督:森下広人 「sin 七つの大罪」「セントールの悩み」「ISLAND」「メルヘン・メドヘン」音響監督
制作:ダンデライオンアニメーションスタジオ(「ロボマスターズ」制作全般)/十文字(グロス請けがメイン)
監督:菊地康仁 アクエリオン演出、マクロスF監督、IS監督、武装神姫監督
副監督:中山敦史 「アブソリュート・デュオ」監督
キャラクターデザイン:江畑諒真 「武装神姫」キャラデザ、「アブソリュート・デュオ」コンテ・演出・原画
制作:エイトビット 「IS」「武装神姫」「ヤマノススメ」「アブソリュート・デュオ」「グリザイア」
原作:鴨志田一 「さくら荘」「オルフェンズ」「Just Because!」
シリーズ構成・脚本:横谷昌宏 「サクラクエスト」「リゼロ」「Free!!」「はたらく魔王さま!」シリーズ構成
キャラクターデザイン:田村里美 A1Pictures各作品の作監
美術監督:渋谷幸弘 劇場版コナンシリーズ、夏目友人帳シリーズの美術監督
制作:CloverWorks A1 Pictures系列の制作会社。
監督:秋田谷典昭 「バクマン」「城下町のダンデライオン」「アクティヴレイド」「バトルガールハイスクール」監督
副監督:福島利規 「バクマン」「バトルガールハイスクール」コンテ、「城下町のダンデライオン」「アクティヴレイド」副監督
キャラクターデザイン・総作画監督:酒井孝裕 「結城友奈は勇者である」キャラデザ・総作監
監督:加藤誠 「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」監督、「Re:Creators」副監督
キャラクターデザイン:合田浩章 「ああっ女神さまっ」監督、TROYCA各作品の作監
制作:TROYCA 「アルドノア・ゼロ」「櫻子さん」「Re:Creators」「アイドリッシュセブン」
監督:太田雅彦 「ゆるゆり」「琴浦さん」「さばげぶ」「うまる」「ガヴ」
シリーズ構成・音響監督:あおしまたかし 同上、「アホガール」シリーズ構成、「刀使ノ巫女」脚本
キャラクターデザイン:山崎淳 「三者三葉」キャラデザ、「プラスティック・メモリーズ」「NEW GAME!!」メインアニメーター
監督:龍輪直征 新房さんの相方。 「ニセコイ」「幸福グラフィティ」監督
シリーズ構成:成田良美 プリキュアシリーズ構成、「いつだって僕らの恋は〜」シリーズ構成
制作:CloverWorks A1 Pictures系列の制作会社。
監督:篠原俊哉 「黒執事」「凪のあすから」監督、「アリスと蔵六」6話コンテ、「魔法使いの嫁」22話コンテ
音楽:出羽良彰 「ふらいんぐうぃっち」「キノの旅(2017)」「凪のあすから」劇伴
監督:岸誠二 「ダンガンロンパ」「月がきれい」「ようこそ実力至上主義の教室へ」「結城友奈は勇者である」「あそびあそばせ」監督
シリーズディレクター:福岡大生 「ダンガンロンパ」「結城友奈は勇者である」監督
シリーズ構成:上江洲誠 「結城友奈は勇者である」「暗殺教室」「乱歩奇譚」「うーさーのその日暮らし」「この素晴らしい世界に祝福を!」「クズの本懐」シリーズ構成
キャラクターデザイン・総作画監督:河野のぞみ 「このはな綺譚」「あそびあそばせ」「七星のスバル」共同作監、「ハクメイとミコチ」ED作画
音楽:甲田雅人 「デビルメイクライ」「モンスターハンター」「ワイルドアームズ」共同作曲、「この素晴らしい世界に祝福を!」「ナイツ&マジック」「あそびあそばせ」劇伴
監督:雨宮哲 アニメ(ーター)見本市「GRIDMAN」監督・原画、「キルラキル」助監督、「ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン」シリーズディレクター
音響効果:森川永子 アニメ(ーター)見本市「GRIDMAN」音響効果、京アニ各作品
アニメーションプロデューサー:舛本和也 アニメーター見本市「GRIDMAN」制作補佐
監督:尾崎隆晴 「少女終末旅行」監督、「灰と幻想のグリムガル」5話コンテ・演出
シリーズ構成・脚本:倉田英之 「今、そこにいる僕」「神のみぞ知るセカイ」「グリザイアシリーズ」「灼熱の卓球娘」「メイドインアビス」シリーズ構成
脚本:黒田洋介 「ヨルムンガンド」「装神少女まとい」「SAOAGGO」シリーズ構成
音楽:末廣健一郎 「Re:ゼロから始まる異世界生活」「少女終末旅行」「こみっくがーるず」「ゴールデンカムイ」「はたらく細胞」劇伴
制作:WHITE FOX 「ヨルムンガンド」「Re:ゼロから始まる異世界生活」「装神少女まとい」「ゼロから始まる魔法の書」「少女終末旅行」「シュタインズ・ゲート ゼロ」
監督:さとう陽 「ヤマノススメ セカンドシーズン」21話コンテ・演出・作監
原案・シリーズ構成:タカヒロ 「結城友奈は勇者である」シリーズ原案
キャラクターデザイン:石野聡 「Classroom☆Crisis」「デート・ア・ライブ」「A.I.C.O. Incarnation」キャラデザ
音響監督:藤田亜紀子 「ハナヤマタ」「Classroom☆Crisis」「冴えない彼女の育て方」「賭ケグルイ」「刻刻」「はるかなレシーブ」音響監督
制作:Lay-duce 2013年設立 「Classroom☆Crisis」「いつだって僕らの恋は10センチだった。」
監督:佐藤雅子 「あまんちゅ!」2話コンテ・演出、「ボールルームへようこそ」4・17・23話コンテ・演出
キャラクターデザイン:天﨑まなむ 「未確認で進行形」「月刊少女野崎くん」「干物娘!うまるちゃん」「NEW GAME」「ガヴ」作監(NEW GAMEは共同で総作監)
音響監督:平光琢也 「GUNSLINGER GIRL」音響監督等
音楽:manzo 「秘密結社鷹の爪」劇伴 / 堤博明 「クジラの子らは砂上に歌う」「からかい上手の高木さん」劇伴
CG・映像制作:リンクトブレイン 2011年設立。ゲーム運営・開発事業が主 「弱虫ペダル」3Dアニメーション制作
監督:元永慶太郎 「ヨルムンガンド」「デート・ア・ライブ」「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」「デジモンアドベンチャー(2015~)」監督
アニメーションキャラクターデザイン:奥田陽介 「ご注文はうさぎですか?」「ブレンド・S」キャラデザ、「天体のメソッド」「ハイスクール・フリート」総作監
音楽:甲田雅人 「デビルメイクライ」「モンスターハンター」「ワイルドアームズ」共同作曲、「この素晴らしい世界に祝福を!」「ナイツ&マジック」「あそびあそばせ」劇伴
監督:山村卓也 「甘城ブリリアントパーク」5,11話「響け!ユーフォニアム」3,10話「響け!ユーフォニアム2」3話「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」7話コンテ・演出
キャラクターデザイン:門脇未来 「境界の彼方」「甘城ブリリアントパーク」「小林さんちのメイドラゴン」キャラデザ
総作画監督:丸木宣明 「甘城ブリリアントパーク」「小林さんちのメイドラゴン」総作監
GIGAZINEから春の便りが届いたので、気になった作品だけ。備忘録とは名ばかりの、個人の主観をまとめただけの、まったく邪悪なエントリー。
※ここで触れる作品はすべて原作未読なので、どんな物語なのかほぼ分からないまま書いてます。あとソースはWikiなので多分間違ってるとおもう。
production I.G制作、中澤一登原作のオリジナルアニメ。
・監督:中澤一登(残響のテロル総作監・キャラデザ等)、山川吉樹(監督…リトバス、キルミー、ダンまち等。最近の絵コンテ…とじみこ、アリスと蔵六等)
・プロデューサー:黒木類(攻殻機動隊ARISE、劇場版PSYCHO-PASS、ポケモンORIGIN等)
・音楽…池 頼広(TVドラマ「相棒」シリーズ、虐殺器官、いぬやしき、舟を編む等)
・音響監督:いつもの長崎行男(舟を編む、正解するカド、宝石の国等。今期はピアノの森も担当)
・監督:村田和也(総監督…正解するカド 副監督…コードギアス 監督…翠星のガルガンティア 絵コンテ…電脳コイル、エウレカセブン、プラネテス等)
・シリーズ構成:野村祐一(エウレカセブン、コードギアス、DARKER THAN BLACK等)
・メカニックデザイン:高倉武史(プラネテス、アクエリオン、翠星のガルガンティア等)
・音楽:いつもの岩代太郎(翠星のガルガンティア、正解するカド等)
・音響監督:いつもの明田川仁(リゼロ、少女週末旅行、よりもい、封神演義等。今期はゴールデンカムイ、こみっくがーるず、食戟のソーマも担当)
サテライト(マクロスF、⊿、アクエリオン、すかすか、博多豚骨ラーメンズ、Caligula等)制作のオリジナルアニメ。
・原作:河森正治(メカニックデザイン…マクロス、アクエリオン、エウレカセブン等)
・シリーズ構成:根本歳三(妖狐×僕SS、ログ・ホライズン、マクロス⊿等)
ライデンフィルム制作のオリジナルアニメ。ドワンゴと共同制作なのにネトフリ限定。
・原作・監督・脚本:森田と純平(Occultic;Nine等。)
・背景美術:でほぎゃらりー。同社はカラー、ドワンゴ、スタジオボノックが共同で立ち上げた背景美術スタジオ。下火になってるアナログ技術の継承を理念に掲げていて、地上波アニメは本作が初めて?らしい。応援してる。
・音楽:白戸佑輔(色んなアーティストに楽曲提供してる。ピアニスト。)
P.A.WORKS 制作のアニメ。原作はCygamesのスマホゲー。
・監督:及川啓(この美術部には問題がある!等)
・音楽プロデューサー:岩代太郎(今期はA.I.C.O音楽担当)
・監督:山崎みつえ(月刊少女野崎くん 監督、輪るピングドラム 助監督等)
・副監督:藤原佳幸(NEW GAME、プラスティック・メモリーズ、GJ部等)
・シリーズ構成・脚本:中村能子(月刊少女野崎くん、カブキブ!等)
・音楽:いつもの橋本由香利(月刊少女野崎くん、さんかれあ、とじみこ、ささみさん、輪るピングドラム等)
・音響監督:土屋雅紀(GJ部、プラスティック・メモリーズ、NEW GAME、妹さえいればいい。、三ツ星カラーズ等。今期はButlers、ヲタ恋も担当。)
・OP:オーイシおにいさん
実質月刊少女野崎くん2期
david production 制作。同名の漫画原作。
・監督:加藤敏幸(絵コンテ…妖狐×僕SS、JOJOシリーズ等)
・シリーズ構成:いつもの冨岡淳広(シリーズ構成…西の善き魔女 Astraea Testament、イナイレ、ダンボール戦記、ヘボット等)
・音楽:松尾早人(オケの人。アレンジャー。神のみぞ知るセカイ、JOJO1期、競女等)
・音響監督:いつもの岩浪美和(グランクレスト戦記、博多豚骨ラーメンズ等。今期はWIXOSS、ラストピリオドも担当)
フッズエンタテインメント(メルヘンメドヘン等)制作。原作は女性向け漫画雑誌「デザート」掲載作品。
・シリーズ構成:いつもの赤尾でこ(恋雨、ミイラの飼い方等。今期は鹿楓堂よついろ日和も担当)
完走できるといいね
Nexus(2012年設立。元請…わかばガール)制作。原作はきららMAXの4コマ漫画。
・シリーズ構成:いつもの高橋ナツコ(異世界はスマートフォンとともに。、覇穹 封神演義等)
・脚本:いつもの待田堂子(セントールの悩み、からかい上手の高木さん等。今期はCaligulaも担当)、いつもの横手美智子(クジラの子らは砂上に歌う、からかい上手の高木さん等。今期は若おかみは小学生!も担当)、いつもの花田十輝(わかばガール、ユーフォ、ノゲノラ、よりもい等)
・音響監督:いつもの明田川仁(音響監督…リゼロ、少女週末旅行、よりもい、封神演義等。今期はゴールデンカムイ、A.I.C.O.、食戟のソーマも担当)
・音楽:末廣健一郎(リゼロ、少女週末旅行、ミイラの飼い方等。今期はゴールデンカムイも担当)
つよい
トムス・エンタテインメント制作。原案は漫画「あしたのジョー」
・監督・コンセプトデザイン:森山洋(初監督。各種デザイン…LUPIN THE IIIRDシリーズ、進撃の巨人シリーズ、甲鉄城のカバネリ等)
・脚本:真辺克彦(カルテット、深夜食堂(ともにTVドラマ))、小嶋健作(深夜食堂(TVドラマ))
feel.(制作…月がきれい、この美術部には問題がある!等)制作。原作はKADOKAWAの漫画誌「ハルタ」掲載作品。
・監督:及川啓(この美術部には問題がある!等。今期はウマ娘も担当)
・キャラクターデザイン・総作画監督:神本兼利(大正野球娘。、ヨスガノソラ等)
・美術監督:吉原俊一郎(JOJOシリーズ、恋は雨上がりのように等)
・背景:いつもの美峰(JOJOシリーズ、恋は雨上がりのように、覇穹 封神演義等)
・音響監督:いつもの本山哲(この美術部には問題がある等。今期はCaligulaも担当)
production doA(制作…ごちうさ劇場版のみ)制作のアニメ。原作は秋田書店の漫画サイト「Champion タップ!」掲載作品(のちに週刊少年チャンピオンへ移籍)。
・シリーズ構成:伊神貴世(脚本…輪るピングドラム、Rewrite等。今期はされど罪人は竜と踊るのシリーズ構成も担当)
・音楽:井内啓二(ダンまち、王室教師ハイネ、GRAVITY DAZE等)
・監督:増原光幸(こばと。、しろくまカフェ等)、谷東(テルマエ・ロマエ、アニメーター見本市「HILL CLIMB GIRL」等)
・シリーズ構成:いつもの横手美智子(こばと。、しろくまカフェ等。今期はこみっくがーるずの脚本も担当)
・音響監督:いつもの三間雅文(こばと。、進撃、シンカリオン、CCさくら等)
・音楽:はまたけし(勇者のくせになまいきだ。、こばと。、まおゆう魔王勇者等)
実質こばと。続編
・監督:和田純一(監督…長門有希ちゃんの消失、すかすか)
・シリーズ構成:いつもの待田堂子(長門有希ちゃんの消失、からかい上手の高木さん等。今期はこみっくがーるず脚本も担当)
・音響監督:いつもの本山哲(すかすか等。今期はヒナまつりも担当)
・監督:中谷学(初監督。ドリームワークスでアニメCG担当してた人)
・シリーズ構成:伊丹あき(悪の華等)、あべ美佳(NHKやラジオドラマ脚本の人)
・キャラクターデザイン・総作画監督:木野下澄江(妹さえいればいい、NEW GAME、ガーリッシュナンバー等)
・音響監督:いつもの長崎行男(舟を編む、正解するカド、宝石の国等。今期はB: The Beginningも担当)
・音楽:富貴晴美(ピアニスト。大河ドラマ「西郷どん」等NHKドラマ)
ジェノスタジオ(2015年設立。制作…虐殺器官、刻刻)制作。原作は週刊ヤングジャンプ掲載作品。
・監督:難波日登志(いつだって僕らの恋は10cmだった。総監督 最近の絵コンテ…刻刻7話)
・シリーズ構成:高木登(バッカーノ!、デュラララ、さんかれあ等)
・重火器設定:渡辺浩二(ガンスリンガーストラトス等)
・音響監督:いつもの明田川仁(リゼロ、少女週末旅行、よりもい、覇穹 封神演義等。今期はA.I.C.O.、こみっくがーるず、食戟のソーマも担当)
・音楽:末廣健一郎(リゼロ、少女週末旅行、ミイラの飼い方等。今期はこみっくがーるずも担当)
アイヌ語監修が付いている。こないだ関西弁キャラを演じる人についての増田が上がってたけど、言語監修や方言指導って大事よね。あとジェノスタジオがんばえー
J.C.STAFF制作。原作はHappy Elementsのスマホゲー。
・監督:岩崎良明(監督…ラブひな、ゼロ使、極上生徒会、ハヤテのごとく!、オオカミさんと七人の仲間たち、ミルキィホームズ等)
・シリーズ構成:白根秀樹(ハヤテのごとく!、キルミーベイベー、ダンまち、しょびっち等)
・音響監督:いつもの岩浪美和(今期はキャプ翼、WIXOSSも担当)
・音響効果:小山恭正(Infini-T Force、キリングバイツ、ポプテピ等。今期はWIXOSSも担当)
A-1 Pictures制作。原作は渋コミック連載作品。
・監督・シリーズ構成:平池芳正(WORKING!!、アマガミSS、にゃんこデイズ等)
・音楽:本間昭光(ポルノグラフィティの楽曲プロデュース等多数)
・音響監督:土屋雅紀(今期はButlers〜千年百年物語〜、多田くんは恋をしないも担当)
サントラが楽しみ
初めに言っておくと、劇場版はアニメ2期より後の話らしい。SAOはアニメ1期しか見ていなかったが、最初の数分のダイジェストは1期の内容だけだったし、前提知識は概ね問題なかった。しっかり楽しみたい人は2期まで予習しておくのが良いだろう。
さて、パット見の客層は、ほぼ(95%ぐらい)男で、年齢層は10台後半〜20台前半ぐらいだった。まぁ大体は時間のある学生時代に原作やアニメを見た人たちだろうし、SAO自体、言ってしまえば男子中学生の妄想みたいな作品だから女子率低いのも納得感ある。
以降は軽くネタバレあるので引き返すならここで。
まず、今回はARの話で、現実のここ数年でAR→VRに流行が一気に持っていかれたのに反して、VR→ARの流れで描かれている。
SAOはラノベ系俺TUEEEEの先駆けでありながら、近未来的設定が特徴的な作品であると理解しているが、その点については頑張っていたとは思う。ARアイドルとか、どこでも仮想ステージとか、日常からバトルへの遷移演出とか、出だしはなるほどという感じであった。
……が、次第に雲行きは怪しくなり。
例えばAR時の身体能力おかしくね?とか。最初の方で、ARだから殴って痛いみたいなシーンなんて無かったんや。
とまぁ設定は総じてお察し。やっぱリアル成分増えるとガバガバ感が強まっちゃうんだなというのが正直な所。こまけえことはいいんだよ。
それからとにかく東京ネタが多かったなと。大岡山の東工大キャンパスとか、結構な人が分からないんでね?君の名は......は監督の趣味にしても、地名レベルまでガッツリ作品に取り込むのは、まぁどうなのだろうね。よく知らなくてもウケるのかな。あまり気にならないのか。あと新国立競技場はワロタ。
時事はかなり反映しててここまでやっちゃうのかと1周回って感心。ただディープラーニング(笑)とか、あのコンテキストでこの言葉を使う意味は全く無いので、どう考えても言ってみたかっただけ。まともに突っ込む気も失せるレベルなので、多分我々の知っているDeep Learningではない別の何かなのだろう。
作画は平均的な劇場版アニメのクオリティ。現実世界はリアル風景写真をベースにした(?)静止画+動く何か(なぜか蝶々が多い)でごまかすシーンも多いが、まぁ許容範囲だろう。ただクライマックスの演出については、ポケモンショックを想起させる短間隔の激しいイフェクトと連続カットインで、直視できなかった。ちょっとやり過ぎだったのでは。
音楽は悪くなかったが一発で印象に残るほどのインパクトは無かったかな。
シナリオはSAOらしく可もなく不可もなく、まっこんなもんだろね感。
改めて考えてみると、総じて深海的要素を取り入れてたなと。よく研究したんじゃないかな、て思ってたら、監督の伊藤氏は何度か深海作品の助監督やってたみたい。知らなんでスマンな。
てことでまとめると、勢いで乗り切った部分は否めないが、SAO臭さを許容出来る人であれば、十分楽しめる作品にはなっているかと思う。
以上。
これから先 君が
動き回る非処女となって
ギクシャクと 夜を歩いたり
まるで クモのように
地面を這いずる姿を見るのは
あまりに 忍びない
ごめんなさい! 許してください!
ごめんなさい! ごめんなさい!
ごめんなさい! ごめんなさい!
ごめんなさい! 許してください!
もし 願いが叶うならば
リテイク リテイク WOWWOW リテイク
WOWWOW リテイク リテイク リテイク
そうだ! 撮り直すんだ!
ボクは それを知っているじゃないか!
ロールは カラカラと回るんだ
スクリーンに 閉じ込め
永遠に 誰もが君の美しさ
可愛さを、哀しさを
ポップコーン片手に
見つめることが出来るには
シネマ
スポンサーを騙せ!
デニーロを呼んで来い!
タランティーノより 上手く撮る
君の人生を 撮り直すんだ!
今度は ハッピーエンドだ
ニューシネマパラダイスより 涙を振り絞る
リテイク!
照明さん! 音声さん! 小道具さん!
回して! 回して!
回してください!
本番行きます!
よーい!
スタァーーーート!!!
まぁ楽しめた。全26話の内、8話までで戦国編が終わったのが評価できた。これをかたらないとなぜハルが魔法少女になったか充分に語り得ず、かといって原作があれだけの分量を費やした戦国編である。バランスをどう取るか気がかりだったが、ここは制作指揮を執った田町ボラギノール監督の『ぱらりんぴっく!』以来の豊富な経験が十二分に活かされた結果と言えるだろう。ただし、平塚為広と大谷刑部との絡みは安直に過ぎると思う。田町ボラギノール監督がかつて制作した『都立尾久の原公園のたたかい!』のキャラ「パシフィック種村」と「パラリンピック吉岡」との情愛の構造のトレースであり、なんらの新規性がないにも拘わらず、人気を得るための安直な策と思しい。この構造は為広と刑部との間に何らの検討も経ずトレースされた。これらはもう受け手が嘗められているとしか思えない。「お前らはこれで楽しいんだろ? え? ほれほれ」という馬立コーラック監督の意図がすけすけである。ここは助監督の木村氏にも頑張ってほしかったが、最近は岐阜県揖斐川郡にある自分の農場の管理が忙しいらしい。
9話から最終話にかけてが原作の通称「大正SF編」に該当する。アニメ第1期で語られた明治41年の初デート。これがハルを魔法少女として目覚めさせる直接の経験になったわけだが、そもそも成美女子英語学校時代の勉学や課外授業と言った、争乱に巻き込まれる以前の牧歌的な部分こそがアニメ第一期の醍醐味かつ要旨であった。「大正SF編」では田町監督が好むスチームパンクの要領を原作に累加し、ハルの激動たる活動を描いた。これが本作。もうおわかりかと思うが私は「第1部のノリが良かった! なにこのノリ! 付いていけないよ!」という意見に真っ向から反対したい。第1期が文学への淡い目覚めであり、その後当然闘争への情熱が生まれてくるのは原作を読んでいれば自明なわけで、1期のノリが変わるのは当然だ。作品とハルの生涯を見渡せばこれは当然のはず。昨今のアニメのノリにたまたま第1期がたまたま、たまたまである。合致したに過ぎない。最近のアニメに絆されてるんじゃねえよ。ばーか。
「大正SF」編では後述するが声優の田端エリザベスの演技が相俟って、独特のケミカルさを醸成していた。一般に「大正ロマン」+「スチームパンク」はかなり親和性がありSF界でも常套手段とも言える組み合わせである。ここに長い歴史を持つ魔法少女モノを組み込もうとしたとき田町ボラギノール氏にとっては、師匠である大谷江戸仕草氏の影響を受けたことが役に立ったと私はにらんでいる。60年代の草創期に活躍した大谷江戸仕草氏の功績は今更贅言する必要性も(とくにこの増田界隈では)なかろうが、特に「ハル」の一連の成果には、氏のアニメにおける第三作目「モリソン号じけん!」がかなり直接に関係しているように思える。あまり界隈でもこの指摘はなされていないと思うので、まあ皆さんには自明と思いますが一応・・・。
さっきも書いたけど上中里マリアンヌの演技最高ー! もう大好き。主人公のハルの魅力を充分に発揮しているうえに、かわいい陰獣の「ウンゲツィーファー」も彼女がやってるんだぜ。もうたまらんうー。せーの! 「たまらんうー。」「たまらんうー。」「たまらんうー。」「たまらんうー。」「たまらんうー。」「たまらんうー。」
恋人役「燕尾服仮面」こと奥村の声優西荻窪松庵の演技もまた良かった。松庵の思想上の師である都立家政ドトールの1932年ベルリンでの演技を彷彿とさせるシーンがあった。おわかりかと思うけど19話の例のシーンね。
友人の市川房枝役の声優保谷ビアンキも妖艶な演技が光った。市川房枝って公式でも眼鏡がずれているんだけれど(wikipediaでも見てほしい)、それをアニメでも反映させていて、保谷はその眼鏡がずれているという演技をしているところが印象に残りました。最近揖斐川郡でハウス栽培やっているそうです。岐阜の。っていうか俺あんま声優詳しくねーや。
正直残念だったのが魔法詠唱シーンの作画だ。ハルが本を開いて中空に浮かせて詠唱するというお決まりのシーン。ここに全く気合いが入っていない。ハルが水晶槍の呪文をパージしてマテリアルタスク化するロマネスク技を出したシーンあっただろ。12話だったか? あそこで監督や、あるいは原作者の十返舎一九も多分想定していたことだと思うが、あそこのモチーフは一般にイメージされるフェミニズムの観点からだけでは捉えられない。このアニメを見る際には岩波の『日本のフェミニズム』全編を通読してからにしたほうが望ましいと半分冗談でwikiに書かれているけれど、これは実際マジだとおもう。あのシーンではむしろ参政権の獲得と戦争との関係がクローズアップされているのであって、フェミニズムへの外的要因(ここでは太平洋戦争・・・というか総力戦体制というべきか。この辺りは突っ込むと難しいからこれ以上は無理だー誰か解説してくれ。)が問題なわけだ。で、あの作画である。作画誰かは知らないけれどそういう文脈が必ずしも現場に伝わらなかったのではないか。25話のハルが友人の奥むめおの101才の誕生日をタイムワープして祝うシーン。これも輻輳するフェミニズムのイメージに作画が全くついて行っていない印象を受ける。ここも、参政権から出発し、翼賛体制との関わりから、さらに高度経済成長を経てバブルという消費社会を経験しかつ男女雇用機会均等法が出たあと、というハルの至らなかった(生きられなかった時代の)地平を魔法で見に行く、というのが大魔法の骨子になっていたと思う。これにたいしてあの70年代初期を思わせる「リブ」で作画されちゃあ適わねえ。ハルまだいきてんじゃねーか。
結局ハルは原作では婚約者からもらった指輪をマレーシアのビナツボ火山に捨てに行ったわけだ。いわゆる夫婦別姓という現代的問題を魔法でどう解決するのかが楽しみです。文句も沢山書きましたが、基本的にこのシリーズには期待しています。制作会社の「オベリスク護国寺」の益々のご発展を祈っています。
業界側から言うと、アニメーターって個人が浮かび上がってこないので感謝を向けづらいってのはあるんだよ。
声優や脚本や委員会や原作者からの視点だと、アニメーターさんは制作会社のしたについていてふわっとしたクラウド的なイメージにしかならない(そういうお付き合いしかできない)。打ち上げなんかでも呼ばれるのは(大規模打ち上げであっても)制作会社の撮影さんとかキャラデザさんとか、ごくまれな事情でアニメーターさんが呼ばれるにしても最終回スタッフだけとかだ。
またこちら側の視点で「第n話の作画がよかった」って話があったとしてもそれはアニメーターさんがよかったのか原画家さんがよかったのかレイアウトががんばったのか演出という名の助監督が血尿して個人的にフル修正かけたのか、結果のフィルムからはわかりにくい。二重数分の尺や枚数の中に、個人の奮闘が隠れてしまうんだよ。そして、個人を認識できていないのに、ふわっとした感謝を向けるのも筋が違うだろうし、何より不誠実だと思ってしまう(当のアニメーターさんはそんなこと思ってないかもしれないが)。
もちろん、すごい奮闘や激戦はある。アニメーターさん個人にも様々な思いがある。進行さんと飲みに行けば、そういうエピソードをうっすら聞くことはできる。n話のどこそこのカット、女の子が走り回るところはAさんがやってくれた。Aさんは売れっ子であちこちで引っ張りだこなのに、この作品のあの娘が好きだからというのでものすごく難しいカットなのに素晴らしい速度でやってくれた。Bさんは最近ほかの番組では作画監督までやってるのに、あのカットだけは動画で参加だからどのコマを止めてみても表情が全く崩れてないんだ。すごすぎる。ビルが爆発するシーンの煙、Cさんがやってくれた。Cさんは大ベテランだからロボットでモノ壊すの本当に得意。あれは匠の技だよね。Dくんは今回かなりのカット数をやってくれた。Aパート数人で回したんじゃないか? D君はまだ若手で正直絵が崩れるときはあるけどあれだけこなしてくれる人がいなかったら正直間に合わなかったんだ。などなど。
自分は進行ではないし制作会社の人間ではないのでそれが本当にそのままの話なのかどうかははっきり判断はつかないが、あんな納期の中で深夜のV編直前まで大激戦やってるんだから、どれもそれなりの真実は含まれていると思うし、感謝する。流し見されてしまうカットの一個一個が、手書きした人にとっては一生モノの記憶なのもわかる。
でも個人として立ち上がってこないし、たとえば番組Aの第n話のすべてのカットとメーターさんの対応表なんてものが発表されない理由もわかる。パンドラの箱だもの。だから、公の場所で個人名を挙げた感謝はなかなか難しい。ふわっとした「制作会社の方も死に物狂いで頑張ってくれました、感謝してます」なんて表現になってしまう。たぶん、メーターさんを本当の意味で評価できるのって進行さんや同職くらいじゃないかな。
でもだからと言って感謝がないわけではない。のでここで小さく書きました。いつもありがとうございます。ちゃんと放映されました。どのカットも穴が開くほど見ています。本当に感謝です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9!
撮影 - 佐光朗(JSC)
照明 - 三善章誉
美術 - 花谷秀文、禪洲幸久
録音 - 横溝正俊
製作 - TBS、東宝、電通、MBS、IMJエンタテインメント(現:C&Iエンタテインメント)、S・D・P、アプレ、CBC、WOWOW、ハピネット、RKB、Yahoo! JAPAN、大田出版
制作プロダクション:IMJエンタテインメント(現:C&Iエンタテインメント)
配給 - 東宝
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E9%97%98%E5%A3%AB%E7%94%B7
李 闘士男(りー としお、1964年5月13日 - )は、テレビディレクター・ドラマ演出家・映画監督である。大阪府大阪市西成区出身。有限会社リーライダーすの代表取締役社長。
闘士男は本名。ボクシング好きの父親がリングネームになるように命名した。ボクシングにも造詣が深い。元在日韓国人3世で、現在は日本国籍を取得している。
どう思ってるの?
誰かツイッターで凸してきてよ
よく知らないけど、
アニメってさ、動画から始まってだんだんとステップアップして監督になるじゃん?
漫画だって、しこしこ書いて投稿とか応募で力を認められて商業の舞台にいくじゃん?
テレビだってADとかからなんでしょ?
それなのに、なんでゲームってど素人がDとかやっちゃってるの?
そのせいで、現場でしこしこ下請けやってるこっちが大混乱なんすけど。
今後、なんかトラブったら、全部うちのせいにするつもりだろ。なめんな。
今流行りの無料ゲームを担当しているあたしってイけてる! とか思ってんなら関わらないでくれ。
本当は振り回されてる事情を全部ぶちまけたいが無理だ。
でもな、これだけは言いたい。
いいか、ゲーム作りをなめんな。
もう一度言う。ゲームをなめんな。
そもそも、元増田の記事を読む限り
女高生球児の田中さんと川又さんは一言も大会に出たいとか男女混合にしろとは言ってないんだけどな。この記事書いた記者も。
大会規定で出場はできないが、夏にかける「女子球児」がいる。中学校時代、ソフトボールのチームメートが別々の高校でライバルになった都立高校野球部の女子部員の2人。きょう13日開幕する全国高校野球選手権大会東東京大会では、共に汗を流した仲間への応援で競い合う。
この女子高生は、都立第三商業の田中光さん(2年)と、都立青井の川又彩香さん(同)。江戸川区内の同じ中学校でソフトボール部に所属し、田中さんは外野手やキャッチャー、川又さんはキャプテンとしてチームを引っ張った親友だ。
高校入学間もない昨年4月、野球部の練習風景を見た田中さんは、もう一度グラウンドに立ちたくなり、「野球をさせてください」と校長に直訴、当時の監督から入部を許可された。
野球部に顔を出しながら、入部を切り出せないでいた川又さんも、田中さんの入部を知った翌日、グラブを持ってグラウンドへ。マネジャー志望と思っていた小泉重雄監督がキャッチボールをしてみると球威のある球が返ってきた。すぐに入部が決まった。
2人は男子部員と同じ練習をこなし、練習試合にも出場。外野を中心に守備をこなし、川又さんはヒットを放ったこともある。
今大会では、田中さんの第三商業は出場選手枠20人に対し、登録は男子部員19人。「『20番が空いているのに』と思うと、切ないけど、私もチームの一員。スタンドから精いっぱい応援します」と田中さん。「助監督」としてベンチ入りする川又さんは「どんな形でもみんなと一緒に甲子園を目指したい」と話し、スコアブックをつけたり、練習の準備をしたりしてチームを支える。