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「助監督」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 助監督とは

2024-11-17

タイムスリッパネタバレ感想

たまたま時間合ったから見に行ったんだけど、年齢層がクソ高いというか老夫婦しかいねぇ!70~80代。こんなの初めて…一応時代劇からだろうか。

君の色もやってて、突発的にうわ観てぇ!ってなったけど、儂って部活モノ駄目なんだよね~。人間関係トラブルが駄目。ラブコメはいいけど、三角関係かになるともうツラい。スクイズくらいドロドロだと逆に好き。

で、映画会津藩ってのが絶妙よね。戊辰戦争…ポポポでひでー目にあって、そこ触れてくれたのはよかった。

ヒロイン女性助監督ってことで、セクハラ問題とかそういうの出てきたら嫌だなと思ったが描写なく、皆紳士であった(現実として東映とかではやってたわけだし、問題提起として描写すべきというのも分かるが、でも創作内で解決してめでたしめでたしにもならんし、ストレス展開で終わっちゃいがちじゃん?ねぇ)

タイムスリップつーことで、展開でどう辻褄合わせるかって気にしちゃうが、ケガで記憶喪失ってのはベタだけどまあアリ。

ギャグベタだけどまあ面白い。あーまた過去に行く展開ね、と思わせてハズしたり、忘れたころに出てくる大御所俳優がアイツとか、タイムスリップ展開として結構よくできてる。個人的メタ展開とタイムスリップ展開は好きで、前者は特撮の白倉P、後者小林靖子がメチャ上手いんだよね~

いい人しか出てこない、基本的ストレスフリー展開(クソガキは出てくるがまぁ侍にも非はあるし)なのはすずめの戸締まりっぽい。そっちでネコを酷い目にあわせるなんて!って感想がわりとあって、を繊細すぎだろ…って呆れて見てたんだけど、いつのまにかワイもギスギス展開ムリになっちゃってたんだなーって。

真剣勝負について、あらかじめ逃げ道塞いでるから、どうやって誤魔化すねん…このまま動かないオチ?丸顔乱入?と思ってたら斬ってマジかと思ったら虚構オチであった。まあテーマ的にもスジは通ってるが。

最初はそうでもなかったが、見てるうちに侍のオッサン愛着湧いてくるのと、マゲやめたら普通オッサンに見えるな…いや元々は現代普通役者オッサンなんだよな…ってのがメタ構造ぽくて面白かった。

美味いと評判の店に行ったら普通に美味い定食が出てきて満足、みたいな感じ

ネタバレにならない程度にレビューちらっと見たら、恋愛要素もちょうどいい感じ、って書かれてたが、実際色んな要素がちょうどいいんだよね~

つか、キスシーンない映画ってかなり久しぶりに観たかも(すずめでもキスはしてたし。そのシーン自体めっちゃ好きやが)

2024-09-16

タイムスリッパーを見た。侍ストリッパーではない

ストリッパーという映画流行っている、と風の噂で聞いた。

風の噂はやはり信じないほうがいい。

タイムスリッパーを見てきた。下ネタは一切ない。安心してほしい。

結果として大満足だった。

事前情報自主制作映画ということ聞いていたので「素人大学生」が「iPhoneや小型カメラ自撮りする」「大どんでん返し!」系の映画かと思ったら、主演は山口馬木也。知る人ぞ知るイケメンミュージカル大河ドラマおじ山口馬木也

脇役も「多分どっかで見た」人たちである

カメラワークは固定手法。これは「時代劇」を撮影するには必須なのだが、この手法からこそ「あの時代」の時代劇を描ける。

あらすじだが「侍が現代にやってくる」という、どっかで見る設定だ。記憶では映画だと「ちょんまげぷりんドラマだと「サムライせんせい」…どっちも錦戸亮がやっていたが、まあ大きくテンプレからは外れたりはしない。

しかしそこに「時代劇愛」をぶち込んだことで、この映画成功に向かったのだろう。侍が時代劇にハマることでシナジーが生まれた。

ストーリーもさることながら作品全体から時代劇愛が伝わってくる。

殺陣自主制作ながら本格的だ。というか大手配給作品であっても適当殺陣はたくさんあり、時代劇も例えば「るろうに剣心」のような現代アクション殺陣が好まれだしているので、忘れかけていたドラマ時代劇でよく見た「殺陣美学」みたいなものを再認識できる上で、さらに一段上に行く殺陣を見せてくる。

侍はやはり殺陣うまい俳優には勝てない…みたいなストーリーと画面の説得力の裏にはフィクションがある。その構造が見事だった。

ここで自分時代劇が好きなのか?という話をすると、そうでもない。嫌いではないが、正直時代劇を毎週見ていた世代ではない。

しかし、なにかを好きだと叫ぶほどの愛がこもった作品はなんだって心地いい。時代劇に想いを馳せるのも悪くないと思える。

さらに一つ、幕末の侍の運命も描かれる。典型的お笑いシーン(客のお子様大爆笑)が全編に散りばめられた中で、グッと作品を引き締める効果が最大限に発揮されていた。

粗さはある。東映撮影所協力なので自主映画っぽさが消えてしまうのだが(時代劇撮影所ってすごいな)なんたって脚本カメラ編集も一人でしているのだから助監督役のヒロインが実際の助監督だしメインスタッフが少人数にもほどがある。ただ、確実に素人が作ったようなものではない。

見てよかったと思わせるだけの作品力は確かにあった。

見逃すには勿体無い。なんだか応援したくなる。そんな映画でした。

2024-07-05

インティマシーコーディネーターは日本に2人しかいないので色々無理

追記 07.06.01:30】

一応書いておくが「ICを入れない方法を考えた」という発言をした監督を俺は全く擁護していない。

あのテーマ原作を撮っておきながら、どうしてあんなに無神経な発言ができるのか。

追記以上】

みんな今知りたい話題だろ?

俺は、まさに映画ドラマ業界の真っ只中にいる者だ。

そしてインティマシーコーディネーターの起用の有無について意見ができるぐらいの立場職種だ。

俺は日々、撮影現場でありその準備であったりと「作品」の制作に関わり、また他の現場話題も常日頃耳にしている。

そんな俺が、「今、日本におけるインティマシーコーディネーターはどう受け入れられているか」を皆に共有する。


まず大前提として、

インティマシーコーディネーター(以下IC)という職業ができたことを疎んでいるスタッフほとんどいない、

ということをまずは明らかにしておきたい。



ICなんて不要だ!」なんてことをハッキリ言うような人間は、

ICという概念日本に紹介されてからのここ数年間で、俺はまだ一度も見たことがない。

しかしたら昭和時代の頑固オヤジスタッフとかはどこかで言ってるのかもしれないが、

超低予算映画自主制作のような泡沫作品ほとんどだろう。

TV曲や配信流れるような作品制作においては、制作過程においてもそれなりに常識が求められるし、

どのスタッフも、世間空気感への感度はある程度はちゃんとあるのだ。



作品において、性的なシーンがあった場合は、

脚本撮影準備のどこかの段階で、一度は一応、誰かが話題には出す。

プロデューサー監督か、助監督か、事務所人間か、キャスティングあたり)

「今回、インティマシーコーディネーターってどうしますか?」

と。

そして、今の時点では、だいたいの場合の応答はこうなる。

「そうですねえ・・・・以前、同じようなシーンがあった作品では、インティマシーいなかったですが特に問題が起きたことはないです」

「そうですねえ・・・・・インティマシーの人を入れると、撮影インティマシーの人のスケジュール合わせになっちゃって進行がハマらないんですよねえ・・・・」

そう、ほとんど場合はいなくても具体的に表立って問題が起こったことはほぼない。

(ただし、俳優が気づかれないように我慢している可能性についてはもちろんあると思う。)



しかし、今、一番現実的問題としては、

今、日本ICとして活動している人は2人しかいないのだ。



日々、たくさんの映画ドラマがつくられるなかで、たったの2人。

そして今の日本ドラマ流行りは、わりと過激になっている。

ドラマ制作陣がTVerでのランキングを重視するようになってからサムネイルでのインパクト争いになっている面もあって、

(よければTVerのドラマランキングを一度のぞいて見てくれ)

ドラマテーマ不倫セックスレス、など性にまつわるテーマはむしろ多くなっているのだが、

インティマシーコーディネーターは、たったの2人。


現状で、インティマシーコーディネーターの方々は精力的に活動されているが、

それでも制作される作品の数に比べれば、圧倒的に数が足りないのである


そうするとどうなるのか?

インティマシーコーディネーターが作品制作に参加した場合

撮影インティマシーコーディネーター合わせにせざるをえなくなるのである

通常、日本において、作品撮影スケジュールは、忙しい俳優スケジュールに合わせてつくられる。

そして全てのスタッフが、そのスケジュールに合わせるのが当然、これは監督でも同様である

例外があるとしたらよっぽどの大御所映画監督ぐらいだろう)

そして、だいたいは予算不足なので、撮影期間はギリギリ撮りきれる最低限の日数だけ確保される。

そんな状況で、一職種スタッフスケジュール合わせでスケジュールを切る、

ということは基本はありえないことなである

誤解しないでほしいのだが、これは、決してICを軽視しているわけではない。

撮影候補期間は、どのスタッフも全部スケジュールガラガラにあけて作品に参加し、

俳優スケジュールを軸にして最も効率の良い撮影スケジュールを、チーフ助監督が組み立てるのが普通日本現場において、

撮影に必ず立ち会うべきスタッフスケジュールそもそも全然空いてない、

ということに対応できる制作体制になってないのだ。



制作期間が短いのが悪いんだろ」はまさに正論なのだが、

そんなことは当然、我々スタッフこそ毎日身に沁みて思っていることであり、

しかし、現実に、たった今取り組んでいる作品の納品は差し迫っていて、

そしてICに合わせたスケジュールは切れない、

となると、どうしても、どの作品ICの起用に対して消極的になっていってしまうのである

それで、どの組でも

「まあ、今回はICは入らないということで、私達で充分に気をつけてやりましょう」

みたいな会話がかわされ、ICの入らない性的なシーンのある作品今日もつくられていくことになる。


誰も悪気がない。

みな、なんとなく「このままでは駄目だよな」と思っている。

しか現実にはICを入れる余裕がない。

そうこうしてるうちに撮影期間が終わる。

問題が起きなかったのでなんとなく考えるのをやめる。

そして、また次の作品の話が来て別の現場に入っていく。

ということを繰り返しているのである

俺はこういった状況は誰も悪気がないとは思っているが、

擁護もできないと思っている。

世間の考え方の進歩に、ICの人数規模が追いついてない。

どうすれば人数が増えるのかのアイデアは俺にはない。

2024-03-12

山崎貴という「修行しない寿司職人

タイトル釣り


山崎監督っていきなり監督になったというか、よくある「下働きやって助監督やって20年くらいしてから監督」みたいなルート辿ってない人なんだよな。

VFX極めてそっからいきなりメガホンとって、そっからアカデミー賞まで行った。

なんか本人もどっかのインタビューで「下働きしてないか申し訳ない」的なこと言ってた記憶ある。

修行しないでも寿司職人になれるみたいなのがちょっと話題になってたけど

山崎監督場合VFXは極めてたけど監督になるための「一般的修行」はしてないかある意味ちょっと当てはまるよな。

寿司職人になる普通ルートとは別の、たとえば魚の生態を極めたさかなクン寿司職人になったみたいな感じみたいな。

そういえばスラダン原作者がいきなりメガホンとって第一作でアレができて興行収入一位みたいなのもあった。

しかしたら日本映画の実写があんまりアレなのって(もちろん名作も多いけど平均したまあさあ……)これが原因なんじゃないん?

あいう育成方法してたら監督にペコペコの太鼓持ちみたいなのしか上にいけなさそうだし、しょうもない腰巾着みたいな発想しか出てこん人が多くなりそうじゃん?

別分野でヤバげな才能の人がリーダーシップの部分だけちょちょっと学んで監督なったほうがとれるんじゃね?覇権とか。




追記

思いのほかトラバブクマ集まったな。みんなサンキュー

メガホンと覇権で思い出したけど、ちょい前に日本映画覇権とるのは時代劇しかねぇ!!!!みたいなやつ書いたけど(検索めんどいので!リンクはねえ!)

みんな、SHOGUNたか!?

まあ日本映画じゃなくて海外制作だけど。てかメガホン日本人じゃないけど。あと映画じゃなくてドラマだけど。いやそんなんどうでもいい。どえりゃあモンがでてきたで。

あとさあワイの予想2%くらいカスった気せん?時代劇だし!ひろゆきプロデューサーに入ってるし日本スタッフ参戦しとるし5%くらいは日本映画だし!

山崎監督永遠ゼロはてな人ゼロ)を全米公開したいみたいな噂を聞いたけど

やっぱワイが全米メガホンしてほしいのは「BALLAD 名もなき恋のうた」なんよ。ジダイゲキタカシハリウッドリメク!!

あとさあ「山崎監督アカデミー獲ったのはVFXから!低予算がウケた!ストーリーはクソ!」って言う人めっちゃおるけどアカデミーが低予算で工夫すりゃいけまっせみたいなわけないやろ。

予算がウケたは山崎監督日本人TOKUYUUのKENSONだぞ!ストーリーそばかウケだからGENCHIでは。

イラクとかアフガンで心に傷をおった復員兵めっちゃおんねん。リアルにめちゃ刺さりよんねん。



追記

追記ひろゆきプロデュースShogun見る気が二割減。ホントなの?

マジなんやなーこれが。Wikipediaものっとるで。https://ja.wikipedia.org/wiki/SHOGUN_%E5%B0%86%E8%BB%8D (親切)

2024-01-17

バレる嘘をつく人

有名人と知り合いなんだ」とか「あの仕事俺がやったんだ」みたいな、絶対バレる嘘をつく人の気がしれない。小学生なら「注目されたかったんだな」と思えるけど、大人になってもそれをやってる人は何なんだろう。前に付き合ってた人がそうだった。

「あのMV助監督やったんだよね、ロケがきつくてさ〜」と言ってたのでYouTubeを見に行ったらクレジットはないし、なんなら自分はその監督と知り合いだったので「◯◯って人が助監督やったらしいんですけど、どんな人だったんですか」みたいな話をしたら「誰? あー見習いの子かな」と言っていた。別の日は「俺は東大の院に通ってたからわかるけど、東大のヤツはみんなここで飲むんだよ」と神田居酒屋で滔々と語っていた(彼の出身大学東大ではなく、大学院東大ではない)。中学生の時はMITハッカーと一緒に活動していたらしい。著名人とも知り合いらしくて「Mrs. GREEN APPLEとは飲み友達で、藤田ニコル合コンにすぐ呼べる仲」と言っていた。電通インターンに「研究室のツテ」で特別参加したと言っていたが、そんなイレギュラーはない。彼が「高校の時、恩師に勧めてもらってから大事にしてる」と私にレコメンドしてきた書籍は2年前に発売されたものだった。もっと細々した嘘はたくさんあったのだけど、ありすぎて思い出せなくなった。

彼の話をすべて真実だとうけとめると、彼はMIT公認ハッカーで、WOMB舞台に立つDJで、有名ミュージシャンMVを数多く手掛け、東大修士を取得した、有名人とは飲み仲間の、しがない会社員ということになる。

耐えきれなくなったので「どうして嘘つくの?」と聞いたら「信じてくれないなんて酷い」と言われた。その後自然消滅したのだけど、あの人はなんだったんだろう。

彼をTinderで見かけたことがあったのだけど「港区在住」と書いていた。引っ越したのかもしれないけど、都内住みではないよね…。

どうしてバレてしまう嘘をついてしまうんだろう。私はどうすればよかったんだろう。たまに思い出す。

2022-11-29

古本屋に行った

カレーを食った後、歩いていたら古本屋があったので入った

軽く読めそうなものを買おうと思い、三冊を選んだ

一冊目は『月刊イメージフォーラム1983年2月号』

いたことない雑誌だったが、映画紹介の雑誌らしい

背表紙に「映画監督になる方法」という企画の題が載っていて、気になって買った

監督助監督にどうやってこの業界に入ったかや入ってから今までの印象的な経験インタビューするみたいな企画だった

その中で一番笑ったのは楠田恵子の『”女子大生ポルノ顛末記』

にっかつが監督助監督脚本演出演者、すべてを女子大生から募集する企画に参加した監督愚痴みたいな記事

女子大生ポルノを撮るものから撮影現場取材記者が大量に集まり撮影中にフラッシたくわ、演出中にはなしけてくるわ、邪魔からどいてといっても無視されるわで全然撮影できず、スケジュールが遅れまくったみたいな話

監督本人があいつらマジ邪魔だったという話を素直に書いているのが呼んでいて痛快で面白かった

二冊目は『ハカタ巷談2』

明治日本筑前出身の侍がどう活躍たかを書いた本

筑前出身金子才吉と言う人が長崎で酔って道端で泥酔していた英兵2人をなぜか斬り殺し、逃げて、筑前藩が金子才吉の身柄を確保し、犯人不明のまま匿っていたところ、イギリス公使パークスを含めた英国側が「どうせ土佐藩暗殺やろ!」と激怒し、土佐藩ピンチになるところまで読んだ

今のところ、筑前出身の侍が迷惑をかけている印象しかない

三冊目はE・S・ガードナーの『最後法廷

弁護士ミステリ小説家ガードナー最後法廷と言う民間機関組織し、間違った裁判の結果、投獄された事件真相究明を行うノンフィクション

ミステリ作家の語り口×現実の突拍子もない展開×1930年代殺人事件みたいな感じ

1930年代事件の話だから科学的な捜査ほとんどない

古着屋でオーバーを売りに来たが断られた人を見かけ、直接1ドルで買って着ていたら、そのオーバーは殺された父さんのだと娘さんに証言されて捕まった男の話とか、小説だとクソ過ぎてそうはならんやろという読めない展開がページをめくるごとにつづいて面白

たまに古本屋に行くと探してもいないし存在も全く知らなかった本と出合えて楽しい

2022-05-16

anond:20220516104745

誰なんだろうと思って「園子温弟子」で検索したが下の誰でもなかった

園子温監督の愛弟子満島真之介:シン役

『愛のむき出し』でおなじみの女優満島ひかりの弟。『風俗行ったら人生変わったwww』で映画初主演を果たし、その後は映画三度目の殺人』『キングダム』などの話題作に出演。園子温監督WEBドラマ東京ヴァンパイアホテル」にも出演していますアニメ僕だけがいない街」では声優にも挑戦し、あらゆる分野で活躍しています

https://pickup.cinemacafe.net/articles/2685?page=4

CREACT クリアクト

@CREACT_acting

園子温監督の愛弟子田中佑和監督講師として参加して下さいます!Q&Aインタビュー「一緒に仕事したくない役者とはどんな人ですか?」の回答は図星の方も多いのでは?田中監督ならではの目線で「役者」とはどうあるべきかを学んで下さい。https://creactinc.wixsite.com/creact/special

https://twitter.com/creact_acting/status/863923893827887104

長澤まさみも推薦! 園子温監督の愛弟子松尾大輔監督長編デビュー

2011年の『ヒミズから10年間、園子温監督ほとんどの作品助監督を務めてきた松尾大輔が、満を持して、『偽りのないhappy end』にて長編映画監督デビューを果たした。この度、本作の予告編と、松尾監督と親交の深い俳優長澤まさみによる推薦コメントが解禁になった。

https://www.moviecollection.jp/movie/113562/

2021-09-09

anond:20210909164451

ちな精液はAVでは助監督が卵の白身とかで作らされるし、あんマンガみたいに何百cc~数㍑も出えへん、せいぜい数cc予防接種注射レベルなんや独身オバチャンや😷

2021-04-12

4/8 ナイツ ザ・ラジオショー(ゲスト 今野浩喜

毎週月〜木の13時から2時間半の生放送をしているナイツのザ・ラジオショー。

14時から毎日違うお笑いゲストが来てトークするんだけど、4/8のゲストが元キンコメ今野面白かった。

塙さんは刑事ドラマレギュラー出演した時に演技が棒読み過ぎるとネットで話題になってから、演技の勉強のためにワンクール28本のドラマを見ている(と本人は主張している)んだけど、そんな塙と役者仕事で引っ張りだこな今野の会話がなんとも興味深かった。

今野役者仕事へのスタンスがめちゃくちゃ肩の力が抜けていて、自分役者としての長所客観的に把握していて、話し方も落ち着いていて聞きやすかった。

以下今野談。

・演技は監督の言う通りにやるので評判が悪くても監督のせいだと思うし、逆に誉められても嬉しくない。お笑いの方が自分脚本書いて演出して演じてよっぽど緊張する。

(塙はスタッフ等合わせて30〜40人が同時に見てくる中で演技するのがどうにも緊張するとのこと。漫才はみんな大して見てないとか言ってたw)

自分の顔の作り的に演技が上手く見えてるだけで別に演技は上手くない

台本自分台詞の部分しか読まない。他の人のところはその役柄として知ってる必要ないでしょ(という言い訳)。

(塙さんはそれマネしよう!と喜んでいた。全部読んでると大変らしい)

他にもエキストラを動かすのが上手い助監督と下手な助監督がいる話とか、下町ロケット阿部寛の話とか。

お笑いという外野から演技の仕事をしている2人が演技についてしっかり話すのが聞いていて面白かった。

今野はまたゲストに来てほしいな。

2021-03-19

雑誌映画秘宝』の記憶(14)

雑誌映画秘宝』の中で「ボンクラと云う『甘え』」が蔓延るようになった原因について、少し考えてみます

デルモンテ平山が、レンタルビデオ屋全盛期に某誌からレンタル専用作品を視聴して短文レビューを書くように依頼されたはいものの、どれも余りに駄作ばかりだったものから平山苦し紛れ適当文章を書き散らしたところ予想外の反響を一部で呼び、その反応を見た町山智浩が「これらを一気読み出来るようにすれば受けるぞ!」とまとめて掲載したのが、他ならぬムック時代の『映画秘宝』でした。

似たような例として、中原昌也とかが適当な事を言ったのが切っ掛けで注目を集めた作品があって、実際に観たら「聞いた話とだいぶ違うぞ!」と言いつつも、それなりに『映画秘宝ファンは楽しんだりもしていました。

他にも、アルバトロス叶井俊太郎が、適当直感で買い付けたら予想外にヒットしたのが仏映画アメリ』だったなんて裏話も『映画秘宝』は記事にしていました。

こんな感じで、要するに『映画秘宝』には、誰かのイイ加減だったり無茶苦茶だったりする仕事ぶりを、面白おかしく取り上げて楽しむと云う風潮が早い時期からあった訳です。

しかし、この風潮に関して公平を期すと、これは何も『映画秘宝』だけに限定される話ではありませんでした。つまり、より広く言えば、日本映画業界及び映画ファンの中には全般的に、業界無茶苦茶な話を面白がるような風潮と、業界入りした人間は諸先輩方を見習って無茶苦茶なことをする人間に成長するのが「理想的業界人」の在り方だと考えるような風潮が古くから有ったように思います

したがって、傍目にはドン引きするだけのエピソード群を、町山智浩らが悪びれもせずに面白おかしく語りたがるのは、彼らの中に「古き良き(※現在の私は『良き』とは思いませんが)映画業界人の理想像」があって、それに近づきたいと云う「願望」の顕れなのだと思います

それで、その日本映画業界人はと言えば、全ての人間がとまでは言いませんが、反・権力言動を示したり、政治に関しては革新派政党政治家を支持する姿勢を示したりと云うのが、戦後多数派だったと言ってもそれほど間違ってはいないと思います。まあ、津川雅彦みたいな人もいましたが。

その一方で、現実日本映画業界は、今で言うところのセクハラパワハラに満ち溢れた世界でした。監督や大物俳優が、助監督以下のスタッフらに対して物理的・精神的な暴力を行ったり、演技指導名目に性暴力セクハラを行うことは日常茶飯事でした。

現場空気をピリッとさせる為に、常習的に助監督らを怒鳴りつけていた若松孝二

安全管理対策をしないまま、鎧甲冑を身に付けたスタントマンを滝壺に飛び込ませて、溺死させた井筒和幸

所有するプレジャーボートターゲット女優を乗せて沖合の海に連れ出し、逃げ場を無くしてから女優に無理矢理に性行為要求した梅宮辰夫

この文章を読んでいる人の中にも、すぐに同様の事例を思い出せる人がいることでしょう。

梅宮辰夫は兎も角、口では「反・権力」等の綺麗事を言いながら本人は他人搾取したり抑圧したりと云う、まるで現在町山智浩高橋ヨシキらを彷彿とさせるような映画業界人が探さなくてもゴロゴロ存在していた訳です。

したがって、こういった業界人たちが現に大手を振って生きている(たとえ警察沙汰になってもヌケヌケと復帰できている)上に、彼らが「理想像/お手本」となれば、町山智浩を筆頭とする『映画秘宝関係者らが無茶苦茶をする人間になっても何も不思議ではないのかもしれません。

ボンクラと云う『甘え』」の源流の一つが、日本映画業界のものにあるのではないかと云う話でした。

次回も「ボンクラと云う『甘え』」について述べる予定です。

2020-03-06

anond:20200306105531

昔はそういうの作りたいクリエイターアニメに集まったんだけどね。実写映画だと何年も助監督やってからじゃないと監督になれないから、手っ取り早く自分作品を作れるというアニメ業界に。

しかアニメ業界もやがて上が詰まってきて、表現したいクリエイターゲーム業界に流れていく。でもゲーム業界も昔は20代ディレクターになれたけど、いまは下積み期間が長くなっている。

ゲーム業界自分の作りたいものを作るにはちょっと遅れた人たちは、傍流であるエロゲ業界ソシャゲ業界で一花咲かせた。

ダウンタウンは30そこらで天下を取ったが、今は上が詰まりすぎて40代でもお笑い芸人は「若手」扱いされる。どの業界どのジャンルであれ、一旦才能が集まってきたら、それがすぐに枯れるなんてことはないんだから、下の世代は苦労する。

2019-11-06

[]2019年11月5日火曜日増田

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増田合計ブックマーク数 ()内の数字は1日の増減

6753362(5507)

2019-11-05

anond:20191105131609

ソースは?

助監督がヒラの使いっパシリでなければならないというのがお前の個人的感想ではないソース

2019-03-12

カメラを止めるな!のココが分からない

文句を言いたいとかこき下ろしたい訳じゃなく、普通に面白かったから更に小ネタを知りたいという理由で書いたんだけど

5chの本スレじゃ文句だと思われてスルーされたからここにも書く。

誰か教えて。

昔「あの映画のココが分からない」ってスレのまとめがすごい重宝したんだけど今全然更新されてなくて残念。

1.

打ち合わせで「ファーストゾンビ助監督ゾンビ」って言ってるけどカメラマンの間違い?

ゾンビに襲われる助監督脚本通りのはずだから最初に出てくるゾンビカメラマンだよね?

打ち合わせから撮影までに脚本が変わるのは普通ってネタ特に意味は無い?

2.

カメラマン泥酔はなんとかリカバリしたけどマイク下痢で逃げてから脚本が変わっていってるという事だよね?

本来の流れがどうだったのか知りたい。(斧の扱いとか)

メイクマイク助監督カメラマン本来脚本から大幅に変わってるよね?

女優生存(変わらず)

俳優ゾンビ化後女優に首はねられて死亡(変わらず)

監督→人のまま女優に殺されて死亡(変わらず)

メイク→人のまま俳優に殺されて死亡(本来助監督ゾンビに殺される?)

マイクゾンビ化後メイクに首をはねられて死亡

助監督ゾンビ化後メイクに蹴られて死亡?気絶?

カメラマンゾンビメイクに蹴られて死亡? 気絶?

3.

女優カンペで斧拾ってと指示される小屋、外の壁に血の呪文が書いてあるけどあれは誰が書いたもの

足だけゾンビカンペを指示したスタッフ)が全ての発端らしいけど血の呪文発動前は監督ゾンビを作る為に殺したの?それとも全く無関係死体

4.

俳優ゾンビ化したのは女優が逃げた後に襲われた時だろうけど襲ったのは誰?

そもそもゾンビになる条件がよくわからない。特に厳密な定義は無し?

・噛まれたらゾンビになる

・噛まれて死んだらゾンビになる

・噛まれなくてもあの場で死んだらゾンビになる

5.

BGMとかの音響効果脚本崩壊してる状況であんな細かく付けるなんて無理だろって思うんだけど

そこはモキュメンタリーでって事?

2018-09-29

2018年秋開始の新作アニメ備忘録

 GIGAZINEから秋の便りが届いたので、気になった作品だけ。

DOUBLE DECKER! ダグ&キリル

監督古田丈司 「漫画家さんとアシスタントさんと」「うたの☆プリンスさまっ♪監督

シリーズ演出安藤良 「亜人ちゃんは語りたい監督

シリーズ構成・脚本鈴木智尋「タイバニ」「ワンパンマンシリーズ構成

音楽林ゆうき 「デス・パレード」「キズナイーバー」「ボールルームへようこそ劇伴。またドラマストロベリーナイト」「DOCTORS」「BOSS」「リーガル・ハイ劇伴

美術監修:東 潤一(スタジオイースター

音響監督木村絵理子 「TIGER&BUNNY」「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」「夜明け告げるルーのうた音響監督

あかねさす少女

監督玉村仁 大沼心相方。「六畳間の侵略者!?」「落第騎士の英雄譚シリーズディレクター

シリーズディレクター:アベユーイチウルトラマンシリーズ監督

シナリオ設定:打越鋼太郎 元スパイク・チュンソフトの人。「パンチライン脚本

シリーズ構成・脚本ヤスカワショウゴ 「六畳間の侵略者!?」「落第騎士の英雄譚シリーズ構成

総作画監督山本亮友 「三ツ星カラーズキーアニメーター作監

美術草薙 いつもの

音響監督森下広人 「sin 七つの大罪」「セントールの悩み」「ISLAND」「メルヘン・メドヘン音響監督

制作ダンデライオンアニメーションスタジオ(「ロボマスターズ制作全般)/十文字グロスけがメイン)

転生したらスライムだった件

監督菊地康仁 アクエリオン演出マクロスF監督IS監督武装神姫監督

監督中山敦史 「アブソリュート・デュオ監督

シリーズ構成:筆安一幸 いつもの

キャラクターデザイン江畑諒真 「武装神姫キャラデザ、「アブソリュート・デュオ」コンテ・演出原画

美術監督佐藤歩スタジオ・イースター)

音響監督明田川仁 いつもの

音楽Elements Garden クリエイターチーム

制作エイトビット 「IS」武装神姫」「ヤマノススメ」「アブソリュート・デュオ」「グリザイア」

青春ブタ野郎バニーガール先輩の夢を見ない

原作鴨志田一 「さくら荘」「オルフェンズ」「Just Because!

監督増井壮一 「サクラクエスト監督

シリーズ構成・脚本横谷昌宏 「サクラクエスト」「リゼロ」「Free!!」「はたらく魔王さま!シリーズ構成

キャラクターデザイン田村里美 A1Pictures各作品作監

美術監督渋谷幸弘 劇場版コナンシリーズ夏目友人帳シリーズ美術監督

音響監督岩浪美和 いつもの

音楽fox capture plan

制作:CloverWorks A1 Pictures系列制作会社。

となりの吸血鬼さん

監督秋田谷典昭 「バクマン」「城下町のダンデライオン」「アクティヴレイド」「バトルガールハイスクール監督

監督福島利規 「バクマン」「バトルガールハイスクール」コンテ、「城下町のダンデライオン」「アクティヴレイド」副監督

シリーズ構成:髙橋龍也 いつもの

キャラクターデザイン総作画監督酒井孝裕 「結城友奈は勇者であるキャラデザ総作監

音響監督明田川仁 いつもの

音楽:藤澤慶晶 いつもの

制作Studio五組、AXsiZ

やがて君になる

監督加藤誠 「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」監督、「Re:Creators」副監督

シリーズ構成・脚本花田十輝 いつもの

キャラクターデザイン合田浩章 「ああっ女神さまっ監督、TROYCA各作品作監

音楽大島ミチル いつもの

制作:TROYCA 「アルドノア・ゼロ」「櫻子さん」「Re:Creators」「アイドリッシュセブン

うちのメイドがウザすぎる!

監督太田雅彦 「ゆるゆり」「琴浦さん」「さばげぶ」「うまる」「ガヴ」

監督大隈孝晴 同上

シリーズ構成・音響監督あおしまたかし 同上、「アホガールシリーズ構成、「刀使ノ巫女脚本

キャラクターデザイン山崎淳 「三者三葉キャラデザ、「プラスティック・メモリーズ」「NEW GAME!!」メインアニメーター

美術監督安田ゆかり 「月がきれい」「とうらぶ

音響監督えびなやすのり 同上

音楽三澤康広 同上

制作動画工房

抱かれたい男1位に脅されています

監督龍輪直征 新房さんの相方。 「ニセコイ」「幸福グラフィティ監督

シリーズ構成:成田良美 プリキュアシリーズ構成、「いつだって僕らの恋は〜」シリーズ構成

音楽横山克 いつもの

音響監督本山哲 いつもの

制作:CloverWorks A1 Pictures系列制作会社。

JOJOの奇妙な冒険 黄金の風

総監督津田尚克 いつもの

シリーズ構成:小林靖子 いつもの

美術監督吉原俊一郎、桐本裕美子(美峰) いつもの

音響監督岩浪美和 いつもの

音楽菅野祐悟 いつもの

制作david production いつもの

色づく世界明日から

監督篠原俊哉 「黒執事」「凪のあすから監督、「アリスと蔵六」6話コンテ、「魔法使いの嫁」22話コンテ

シリーズ構成:柿原優子 いつもの

美術監修:東潤一 いつもの

音楽出羽良彰 「ふらいんぐうぃっち」「キノの旅(2017)」「凪のあすから劇伴

制作P.A.WORKS

ラディア

監督岸誠二 「ダンガンロンパ」「月がきれい」「ようこそ実力至上主義の教室へ」「結城友奈は勇者である」「あそびあそばせ監督

シリーズディレクター:福岡大生 「ダンガンロンパ」「結城友奈は勇者である監督

シリーズ構成:上江洲誠 「結城友奈は勇者である」「暗殺教室」「乱歩奇譚」「うーさーのその日暮らし」「この素晴らしい世界に祝福を!」「クズの本懐シリーズ構成

キャラクターデザイン総作画監督河野のぞみ 「このはな綺譚」「あそびあそばせ」「七星のスバル」共同作監、「ハクメイとミコチED作画

音楽甲田雅人 「デビルメイクライ」「モンスターハンター」「ワイルドアームズ共同作曲、「この素晴らしい世界に祝福を!」「ナイツ&マジック」「あそびあそばせ劇伴

制作NHKエンタープライズ

SSSS.GRIDMAN

監督雨宮哲 アニメ(ーター)見本市「GRIDMAN」監督原画、「キルラキル助監督、「ニンジャスレイヤーフロムアニメシヨンシリーズディレクター

脚本長谷川圭一 ウルトラシリーズライダーシリーズ脚本

音楽鷺巣詩郎 いつもの

音響監督亀山俊樹 いつもの

音響効果森川永子 アニメ(ーター)見本市「GRIDMAN」音響効果京アニ作品

アニメーションプロデューサー舛本和也 アニメーター見本市「GRIDMAN」制作補佐

制作TRIGGER

ゴブリンスレイヤー

監督尾崎隆晴 「少女終末旅行」監督、「灰と幻想のグリムガル」5話コンテ・演出

シリーズ構成・脚本倉田英之 「今、そこにいる僕」「神のみぞ知るセカイ」「グリザイアシリーズ」「灼熱の卓球娘」「メイドインアビス」シリーズ構成

脚本黒田洋介 「ヨルムンガンド」「装神少女まとい」「SAOAGGO」シリーズ構成

音楽末廣健一郎 「Re:ゼロから始まる異世界生活」「少女終末旅行」「こみっくがーるず」「ゴールデンカムイ」「はたらく細胞劇伴

制作WHITE FOX 「ヨルムンガンド」「Re:ゼロから始まる異世界生活」「装神少女まとい」「ゼロから始まる魔法の書」「少女終末旅行」「シュタインズ・ゲート ゼロ

RELEASE THE SPYCE

監督:さとう陽 「ヤマノススメ セカンドシーズン」21話コンテ・演出作監

原案シリーズ構成:タカヒロ 「結城友奈は勇者であるシリーズ原案

キャラクター原案なもり 「ゆるゆり原作

キャラクターデザイン石野聡 「Classroom☆Crisis」「デート・ア・ライブ」「A.I.C.O. Incarnation」キャラデザ

音響監督藤田亜紀子 「ハナヤマタ」「Classroom☆Crisis」「冴えない彼女の育て方」「賭ケグルイ」「刻刻」「はるかなレシーブ音響監督

制作Lay-duce 2013年設立 「Classroom☆Crisis」「いつだって僕らの恋は10センチだった。

アニマエール!

監督佐藤雅子 「あまんちゅ!」2話コンテ・演出、「ボールルームへようこそ」4・1723話コンテ・演出

シリーズ構成・脚本志茂文彦 いつもの

キャラクターデザイン:天﨑まなむ 「未確認で進行形」「月刊少女野崎くん」「干物娘!うまるちゃん」「NEW GAME」「ガヴ」作監(NEW GAMEは共同で総作監

音響監督平光琢也 「GUNSLINGER GIRL音響監督

音楽manzo 「秘密結社鷹の爪劇伴 / 堤博明 「クジラの子らは砂上に歌う」「からかい上手の高木さん」劇伴

制作動画工房

ひもてはうす

監督原案シリーズ構成:石ダテコー太郎

音楽井上純一 / Hajime

CG映像制作リンクブレイン 2011年設立ゲーム運営・開発事業が主 「弱虫ペダル3Dアニメーション制作

CONCEPTION

原作スパイク・チュンソフト

監督元永慶太郎 「ヨルムンガンド」「デート・ア・ライブ」「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」「デジモンアドベンチャー(2015~)」監督

シリーズ構成:柿原優子 いつもの

アニメーションキャラクターデザイン奥田陽介 「ご注文はうさぎですか?」「ブレンド・S」キャラデザ、「天体のメソッド」「ハイスクール・フリート総作監

音楽甲田雅人 「デビルメイクライ」「モンスターハンター」「ワイルドアームズ共同作曲、「この素晴らしい世界に祝福を!」「ナイツ&マジック」「あそびあそばせ劇伴

制作GONZO

ツルネ ―風舞高校弓道部

監督山村卓也 「甘城ブリリアントパーク」5,11話「響け!ユーフォニアム」3,10話「響け!ユーフォニアム2」3話「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」7話コンテ・演出

シリーズ構成:横手美智子 いつもの

キャラクターデザイン門脇未来 「境界の彼方」「甘城ブリリアントパーク」「小林さんちのメイドラゴンキャラデザ

総作画監督:丸木宣明 「甘城ブリリアントパーク」「小林さんちのメイドラゴン総作監

音響監督鶴岡陽太 いつもの

制作京都アニメーション

音楽富貴晴美 「ピアノの森劇伴ガチガチクラシック出身NHKドラマ劇伴等、実写作品劇伴が多い。

アニメーション制作京都アニメーション

2018-03-30

2018年春開始の新作アニメ備忘録その1

 GIGAZINEから春の便りが届いたので、気になった作品だけ。備忘録とは名ばかりの、個人主観をまとめただけの、まったく邪悪エントリー

※ここで触れる作品はすべて原作未読なので、どんな物語なのかほぼ分からないまま書いてます。あとソースWikiなので多分間違ってるとおもう。

 

B: The Beginning

production I.G制作中澤一登原作オリジナルアニメ

監督中澤一登残響のテロル総作監キャラデザ等)、山川吉樹監督リトバス、キルミー、ダンまち等。最近絵コンテ…とじみこ、アリスと蔵六等)

プロデューサー黒木類(攻殻機動隊ARISE劇場版PSYCHO-PASSポケモンORIGIN等)

音楽…池 頼広(TVドラマ相棒シリーズ虐殺器官いぬやしき舟を編む等)

音響監督:いつもの長崎行男舟を編む正解するカド宝石の国等。今期はピアノの森担当

 

A.I.C.O. incarnation

ボンズ制作オリジナルアニメ

監督村田和也総監督正解するカド 副監督コードギアス 監督翠星のガルガンティア 絵コンテ電脳コイルエウレカセブンプラネテス等)

シリーズ構成:野村祐一エウレカセブンコードギアスDARKER THAN BLACK等)

メカニックデザイン高倉武史(プラネテスアクエリオン翠星のガルガンティア等)

音楽:いつもの岩代太郎翠星のガルガンティア正解するカド等)

音響監督:いつもの明田川仁(リゼロ少女週末旅行、よりもい、封神演義等。今期はゴールデンカムイこみっくがーるず食戟のソーマ担当

音響効果古谷友二(リゼロ少女週末旅行封神演義等)

 

重神機パンドーラ

サテライトマクロスF、⊿、アクエリオン、すかすか、博多豚骨ラーメンズ、Caligula等)制作オリジナルアニメ

原作河森正治メカニックデザインマクロスアクエリオンエウレカセブン等)

監督佐藤英一絵コンテアクエリオンマクロス⊿等)

シリーズ構成:根本歳三(妖狐×僕SSログ・ホライズンマクロス⊿等)

メカニックデザイン河森正治

音響効果中島勝大(十二大戦等)

マクロス系譜新規IP

 

LOST SONG

ライデンフィルム制作オリジナルアニメドワンゴと共同制作なのにネトフリ限定

原作監督脚本森田と純平(Occultic;Nine等。)

美術監督大久保錦一(タイバニ等)

・背景美術:でほぎゃらりー。同社はカラードワンゴスタジオノックが共同で立ち上げた背景美術スタジオ。下火になってるアナログ技術継承理念に掲げていて、地上波アニメは本作が初めて?らしい。応援してる。

音楽白戸佑輔(色んなアーティスト楽曲提供してる。ピアニスト。)

 

ウマ娘 プリティダービー

P.A.WORKS 制作アニメ原作Cygamesスマホゲー。

監督及川啓この美術部には問題がある!等)

・副監督太田知章(P.A.WORKSの人)

キャラデザ総作監椛島洋介シンフォギア等)

美術:いつもの草薙(ハクミコcitrus、よりもい等)

音楽プロデューサー岩代太郎(今期はA.I.C.O音楽担当

 

多田くんは恋をしない

動画工房 制作オリジナルアニメ

監督山崎みつえ月刊少女野崎くん 監督輪るピングドラム 助監督等)

・副監督藤原佳幸(NEW GAME、プラスティック・メモリーズGJ部等)

シリーズ構成・脚本中村能子月刊少女野崎くんカブキブ!等)

音楽:いつもの橋本由香利月刊少女野崎くんさんかれあ、とじみこ、ささみさん、輪るピングドラム等)

音響監督土屋雅紀GJ部プラスティック・メモリーズ、NEW GAME、妹さえいればいい。三ツ星カラーズ等。今期はButlers、ヲタ恋も担当。)

音響効果白石唯果(月刊少女野崎くん等)

OP:オーイシおにいさん

実質月刊少女野崎くん2期

 

キャプテン翼

david production 制作。同名の漫画原作

監督加藤敏幸絵コンテ妖狐×僕SSJOJOシリーズ等)

シリーズ構成:いつもの冨岡淳広シリーズ構成…西の善き魔女 Astraea Testamentイナイレダンボール戦記、ヘボット等)

音楽松尾早人オケの人。アレンジャー神のみぞ知るセカイJOJO1期、競女等)

音響監督:いつもの岩浪美和グランクレスト戦記博多豚骨ラーメンズ等。今期はWIXOSSラストピリオド担当

シナリオ新規ではなく、原作準拠とのこと。

 

3D彼女 リアルガール

フッズエンタテインメントメルヘンメドヘン等)制作原作女性向け漫画雑誌「デザート」掲載作品

シリーズ構成:いつもの赤尾でこ(恋雨、ミイラの飼い方等。今期は鹿楓堂よついろ日和担当

完走できるといいね

 

こみっくがーるず

Nexus2012年設立。元請…わかばガール制作原作きららMAX4コマ漫画

監督:徳本善信(初監督作品?)

シリーズ構成:いつもの高橋ナツコ異世界はスマートフォンとともに。覇穹 封神演義等)

脚本:いつもの待田堂子セントールの悩みからかい上手の高木さん等。今期はCaligulaも担当)、いつもの横手美智子クジラの子らは砂上に歌うからかい上手の高木さん等。今期は若おかみは小学生!も担当)、いつもの花田十輝わかばガールユーフォ、ノゲノラ、よりもい等)

美術監督田尻健一美術監督ヤマノススメ

音響監督:いつもの明田川仁音響監督…リゼロ少女週末旅行、よりもい、封神演義等。今期はゴールデンカムイA.I.C.O.、食戟のソーマ担当

音楽末廣健一郎(リゼロ少女週末旅行ミイラの飼い方等。今期はゴールデンカムイ担当

つよい

 

メガロボクス

トムス・エンタテインメント制作原案漫画あしたのジョー

監督・コンセプトデザイン森山洋(初監督。各種デザイン…LUPIN THE IIIRDシリーズ進撃の巨人シリーズ甲鉄城のカバネリ等)

脚本:真辺克彦(カルテット深夜食堂(ともにTVドラマ))、小嶋健作(深夜食堂TVドラマ))

 

ヒナまつり

feel.制作月がきれいこの美術部には問題がある!等)制作原作KADOKAWA漫画誌「ハルタ掲載作品

監督及川啓この美術部には問題がある!等。今期はウマ娘担当

キャラクターデザイン総作画監督:神本兼利(大正野球娘。ヨスガノソラ等)

美術監督吉原俊一郎JOJOシリーズ恋は雨上がりのように等)

・背景:いつもの美峰JOJOシリーズ恋は雨上がりのように覇穹 封神演義等)

音響監督:いつもの本山哲(この美術部には問題がある等。今期はCaligulaも担当

キャスト小澤亜李が参加しているので実質この美続編

 

魔法少女サイト

production doA制作ごちうさ劇場版のみ)制作アニメ原作秋田書店漫画サイト「Champion タップ!」掲載作品(のちに週刊少年チャンピオン移籍)。

シリーズ構成:伊神貴世脚本輪るピングドラムRewrite等。今期はされど罪人は竜と踊るシリーズ構成も担当

音楽井内啓二ダンまち王室教師ハイネGRAVITY DAZE等)

キャストまさかキズナアイ参加

 

若おかみは小学生

マッドハウス制作原作青い鳥文庫児童小説

監督増原光幸こばと。しろくまカフェ等)、谷東(テルマエ・ロマエアニメーター見本市「HILL CLIMB GIRL」等)

シリーズ構成:いつもの横手美智子こばと。しろくまカフェ等。今期はこみっくがーるず脚本担当

音響監督:いつもの三間雅文こばと。、進撃、シンカリオンCCさくら等)

音楽はまたけし勇者のくせになまいきだ。こばと。まおゆう魔王勇者等)

実質こばと。続編

 

Caligula -カリギュラ-

サテライト制作。同名のRPGゲームが元。

監督和田純一(監督長門有希ちゃんの消失、すかすか)

シリーズ構成:いつもの待田堂子長門有希ちゃんの消失からかい上手の高木さん等。今期はこみっくがーるず脚本担当

音響監督:いつもの本山哲(すかすか等。今期はヒナまつり担当

 

ピアノの森

ガイナックス制作原作漫画雑誌モーニング掲載作品

監督中谷学(初監督ドリームワークスアニメCG担当してた人)

シリーズ構成:伊丹あき悪の華等)、あべ美佳(NHKラジオドラマ脚本の人)

キャラクターデザイン総作画監督木野下澄江(妹さえいればいい、NEW GAME、ガーリッシュナンバー等)

音響監督:いつもの長崎行男舟を編む正解するカド宝石の国等。今期はB: The Beginning担当

音楽富貴晴美ピアニスト大河ドラマ西郷どん」等NHKドラマ

3DCGアニメ系譜

 

ゴールデンカムイ

ジェノスタジオ2015年設立制作虐殺器官刻刻制作原作週刊ヤングジャンプ掲載作品

監督難波日登志(いつだって僕らの恋は10cmだった。総監督 最近絵コンテ刻刻7話)

シリーズ構成:高木登バッカーノ!、デュラララ、さんかれあ等)

・重火器設定:渡辺浩二(ガンスリンガーストラトス等)

動物設定:墨佳遼(MH各種デザイン

美術監督森川篤(くまみこメイドインアビス等)

音響監督:いつもの明田川仁(リゼロ少女週末旅行、よりもい、覇穹 封神演義等。今期はA.I.C.O.、こみっくがーるず食戟のソーマ担当

音楽末廣健一郎(リゼロ少女週末旅行ミイラの飼い方等。今期はこみっくがーるず担当

アイヌ語監修:中川裕

アイヌ語監修が付いている。こないだ関西弁キャラを演じる人についての増田が上がってたけど、言語監修や方言指導って大事よね。あとジェノスタジオがんばえー

 

ラストピリオド-終わりなき螺旋物語

J.C.STAFF制作原作Happy Elementsスマホゲー。

監督岩崎良明監督ラブひなゼロ使、極上生徒会ハヤテのごとく!オオカミさんと七人の仲間たちミルキィホームズ等)

シリーズ構成:白根秀樹ハヤテのごとく!キルミーベイベーダンまちしょびっち等)

美術監督岩瀬栄治(ノゲノラ、ガルパン等)

音響監督:いつもの岩浪美和(今期はキャプ翼WIXOSS担当

音響効果小山恭正Infini-T Forceキリングバイツポプテピ等。今期はWIXOSS担当

 

ヲタクに恋は難しい

A-1 Pictures制作原作は渋コミック連載作品

監督シリーズ構成:平池芳正WORKING!!アマガミSSにゃんこデイズ等)

音楽本間昭光ポルノグラフィティ楽曲プロデュース等多数)

音響監督土屋雅紀(今期はButlers〜千年百年物語〜、多田くんは恋をしないも担当

サントラが楽しみ

2017-02-18

SAO劇場版を見た。

初めに言っておくと、劇場版アニメ2期より後の話らしい。SAOアニメ1期しか見ていなかったが、最初の数分のダイジェストは1期の内容だけだったし、前提知識は概ね問題なかった。しっかり楽しみたい人は2期まで予習しておくのが良いだろう。

さて、パット見の客層は、ほぼ(95%ぐらい)男で、年齢層は10台後半〜20台前半ぐらいだった。まぁ大体は時間のある学生時代原作アニメを見た人たちだろうし、SAO自体、言ってしまえば男子中学生妄想みたいな作品から女子率低いのも納得感ある。

以降は軽くネタバレあるので引き返すならここで。


まず、今回はARの話で、現実のここ数年でAR→VRに流行が一気に持っていかれたのに反して、VR→ARの流れで描かれている。

SAOラノベ俺TUEEEEの先駆けでありながら、近未来的設定が特徴的な作品である理解しているが、その点については頑張っていたとは思う。ARアイドルとか、どこでも仮想ステージとか、日常からバトルへの遷移演出とか、出だしはなるほどという感じであった。

……が、次第に雲行きは怪しくなり。

例えばAR時の身体能力おかしくね?とか。最初の方で、ARから殴って痛いみたいなシーンなんて無かったんや。

とまぁ設定は総じてお察し。やっぱリアル成分増えるとガバガバ感が強まっちゃうんだなというのが正直な所。こまけえこはいいんだよ。

それからとにかく東京ネタが多かったなと。大岡山東工大キャンパスとか、結構な人が分からないんでね?君の名は......は監督趣味にしても、地名レベルまでガッツリ作品に取り込むのは、まぁどうなのだろうね。よく知らなくてもウケるのかな。あまり気にならないのか。あと新国立競技場ワロタ

時事はかなり反映しててここまでやっちゃうのかと1周回って感心。ただディープラーニング(笑)とか、あのコンテキストでこの言葉を使う意味は全く無いので、どう考えても言ってみたかっただけ。まともに突っ込む気も失せるレベルなので、多分我々の知っているDeep Learningではない別の何かなのだろう。

作画は平均的な劇場版アニメクオリティ現実世界リアル風景写真ベースにした(?)静止画+動く何か(なぜか蝶々が多い)でごまかすシーンも多いが、まぁ許容範囲だろう。ただクライマックス演出については、ポケモンショックを想起させる短間隔の激しいイフェクトと連続カットインで、直視できなかった。ちょっとやり過ぎだったのでは。

音楽は悪くなかったが一発で印象に残るほどのインパクトは無かったかな。

シナリオSAOらしく可もなく不可もなく、まっこんなもんだろね感。

改めて考えてみると、総じて深海的要素を取り入れてたなと。よく研究したんじゃないかな、て思ってたら、監督伊藤氏は何度か深海作品助監督やってたみたい。知らなんでスマンな。

てことでまとめると、勢いで乗り切った部分は否めないが、SAO臭さを許容出来る人であれば、十分楽しめる作品にはなっているかと思う。

以上。

2016-02-25

処女厨の高見

これから先 君が

動き回る非処女となって

ギクシャクと 夜を歩いたり

まるで クモのように

地面を這いずる姿を見るのは

まりに 忍びない

ごめんなさい! 許してください!

ごめんなさい! ごめんなさい!

ごめんなさい! ごめんなさい!

ごめんなさい! 許してください!

もし 願いが叶うならば

リテイク リテイク WOWWOW リテイク

WOWWOW リテイク リテイク リテイク

そうだ! 撮り直すんだ!

人生映画なんだ!

ボクは それを知っているじゃないか!

ロールは カラカラと回るんだ

スクリーンに 閉じ込め

永遠に 誰もが君の美しさ

可愛さを、哀しさを

ポップコーン片手に

見つめることが出来るには

シネ

スポンサーを騙せ!

デニーロを呼んで来い!

脚本は! 監督は俺だ!

タランティーノより 上手く撮る

君の人生を 撮り直すんだ!

今度は ハッピーエンド

ドンデン返しは スティングを越え

ニューシネマパラダイスより 涙を振り絞る

リテイク!

照明さん! 音声さん! 小道具さん!

助監督! エキストラ! そして、キャメラ

回して! 回して!

回してください!

本番行きます

よーい!

スタァーーーート!!!

2015-12-25

アニメ魔法少女 平塚ハル サンダーバード編』第2期の感想

全体として

まぁ楽しめた。全26話の内、8話までで戦国編が終わったのが評価できた。これをかたらないとなぜハル魔法少女になったか充分に語り得ず、かといって原作があれだけの分量を費やした戦国であるバランスをどう取るか気がかりだったが、ここは制作指揮を執った田町ボラギノール監督の『ぱらりんぴっく!』以来の豊富経験が十二分に活かされた結果と言えるだろう。ただし、平塚為広と大谷刑部との絡みは安直に過ぎると思う。田町ボラギノール監督がかつて制作した『都立尾久の原公園のたたかい!』のキャラパシフィック種村」と「パラリンピック吉岡」との情愛の構造トレースであり、なんらの新規性がないにも拘わらず、人気を得るための安直な策と思しい。この構造は為広と刑部との間に何らの検討も経ずトレースされた。これらはもう受け手が嘗められているとしか思えない。「お前らはこれで楽しいんだろ? え? ほれほれ」という馬立コーラック監督意図がすけすけである。ここは助監督木村氏にも頑張ってほしかったが、最近岐阜県揖斐川郡にある自分農場管理が忙しいらしい。

9話から最終話にかけてが原作通称大正SF編」に該当する。アニメ第1期で語られた明治41年の初デート。これがハル魔法少女として目覚めさせる直接の経験になったわけだが、そもそも成美女英語学校時代の勉学や課外授業と言った、争乱に巻き込まれる以前の牧歌的な部分こそがアニメ第一期の醍醐味かつ要旨であった。「大正SF編」では田町監督が好むスチームパンクの要領を原作に累加し、ハルの激動たる活動を描いた。これが本作。もうおわかりかと思うが私は「第1部のノリが良かった! なにこのノリ! 付いていけないよ!」という意見に真っ向から反対したい。第1期が文学への淡い目覚めであり、その後当然闘争への情熱が生まれてくるのは原作を読んでいれば自明なわけで、1期のノリが変わるのは当然だ。作品ハルの生涯を見渡せばこれは当然のはず。昨今のアニメのノリにたまたま第1期がたまたまたまたまである合致したに過ぎない。最近アニメに絆されてるんじゃねえよ。ばーか

大正SF」編では後述するが声優田端エリザベスの演技が相俟って、独特のケミカルさを醸成していた。一般に「大正ロマン」+「スチームパンク」はかなり親和性がありSF界でも常套手段とも言える組み合わせである。ここに長い歴史を持つ魔法少女モノを組み込もうとしたとき田町ボラギノール氏にとっては、師匠である大谷江戸仕草氏の影響を受けたことが役に立ったと私はにらんでいる。60年代の草創期に活躍した大谷江戸仕草氏の功績は今更贅言する必要性も(とくにこの増田界隈では)なかろうが、特に「ハル」の一連の成果には、氏のアニメにおける第三作目「モリソン号じけん!」がかなり直接に関係しているように思える。あまり界隈でもこの指摘はなされていないと思うので、まあ皆さんには自明と思いますが一応・・・。

声優について

さっきも書いたけど上中里マリアンヌの演技最高ー! もう大好き。主人公ハルの魅力を充分に発揮しているうえに、かわいい陰獣の「ウンゲツィーファー」も彼女がやってるんだぜ。もうたまらんうー。せーの! 「たまらんうー。」「たまらんうー。」「たまらんうー。」「たまらんうー。」「たまらんうー。」「たまらんうー。」

恋人役「燕尾服仮面」こと奥村声優西荻窪松庵の演技もまた良かった。松庵思想上の師である都立家政ドトール1932年ベルリンでの演技を彷彿とさせるシーンがあった。おわかりかと思うけど19話の例のシーンね。

友人の市川房枝役の声優保谷ビアンキも妖艶な演技が光った。市川房枝って公式でも眼鏡がずれているんだけれど(wikipediaでも見てほしい)、それをアニメでも反映させていて、保谷はその眼鏡がずれているという演技をしているところが印象に残りました。最近揖斐川郡でハウス栽培やっているそうです。岐阜の。っていうか俺あん声優詳しくねーや。

作画について

正直残念だったのが魔法詠唱シーンの作画だ。ハルが本を開いて中空に浮かせて詠唱するというお決まりのシーン。ここに全く気合いが入っていない。ハル水晶槍の呪文パージしてマテリアルタスク化するロマネスク技を出したシーンあっただろ。12話だったか? あそこで監督や、あるいは原作者十返舎一九も多分想定していたことだと思うが、あそこのモチーフは一般にイメージされるフェミニズム観点からだけでは捉えられない。このアニメを見る際には岩波の『日本フェミニズム』全編を通読してからにしたほうが望ましいと半分冗談wikiに書かれているけれど、これは実際マジだとおもう。あのシーンではむしろ参政権の獲得と戦争との関係クローズアップされているのであって、フェミニズムへの外的要因(ここでは太平洋戦争・・・というか総力戦体制というべきか。この辺りは突っ込むと難しいからこれ以上は無理だー誰か解説してくれ。)が問題なわけだ。で、あの作画である作画誰かは知らないけれどそういう文脈が必ずしも現場に伝わらなかったのではないか。25話のハルが友人の奥むめおの101才の誕生日タイムワープして祝うシーン。これも輻輳するフェミニズムイメージ作画が全くついて行っていない印象を受ける。ここも、参政権から出発し、翼賛体制との関わりからさら高度経済成長を経てバブルという消費社会経験しか男女雇用機会均等法が出たあと、というハルの至らなかった(生きられなかった時代の)地平を魔法で見に行く、というのが大魔法の骨子になっていたと思う。これにたいしてあの70年代初期を思わせる「リブ」で作画されちゃあ適わねえ。ハルまだいきてんじゃねーか。

第3期へ向けて

結局ハル原作では婚約者からもらった指輪マレーシアのビナツボ火山に捨てに行ったわけだ。いわゆる夫婦別姓という現代問題魔法でどう解決するのかが楽しみです。文句も沢山書きましたが、基本的にこのシリーズには期待しています制作会社の「オベリスク護国寺」の益々のご発展を祈っています

2015-07-11

http://anond.hatelabo.jp/20150711080551

業界から言うと、アニメーターって個人が浮かび上がってこないので感謝を向けづらいってのはあるんだよ。

声優脚本委員会原作者から視点だと、アニメーターさんは制作会社のしたについていてふわっとしたクラウド的なイメージしかならない(そういうお付き合いしかできない)。打ち上げなんかでも呼ばれるのは(大規模打ち上げであっても)制作会社撮影さんとかキャラデザさんとか、ごくまれ事情アニメーターさんが呼ばれるにしても最終回スタッフだけとかだ。

またこちら側の視点で「第n話の作画がよかった」って話があったとしてもそれはアニメーターさんがよかったのか原画家さんがよかったのかレイアウトががんばったのか演出という名の助監督血尿して個人的にフル修正かけたのか、結果のフィルムからはわかりにくい。二重数分の尺や枚数の中に、個人の奮闘が隠れてしまうんだよ。そして、個人を認識できていないのに、ふわっとした感謝を向けるのも筋が違うだろうし、何より不誠実だと思ってしまう(当のアニメーターさんはそんなこと思ってないかもしれないが)。

もちろん、すごい奮闘や激戦はある。アニメーターさん個人にも様々な思いがある。進行さんと飲みに行けば、そういうエピソードをうっすら聞くことはできる。n話のどこそこのカット女の子が走り回るところはAさんがやってくれた。Aさんは売れっ子であちこちで引っ張りだこなのに、この作品のあの娘が好きだからというのでものすごく難しいカットなのに素晴らしい速度でやってくれた。Bさんは最近ほかの番組では作画監督までやってるのに、あのカットだけは動画で参加だからどのコマを止めてみても表情が全く崩れてないんだ。すごすぎる。ビルが爆発するシーンの煙、Cさんがやってくれた。Cさんは大ベテランからロボットでモノ壊すの本当に得意。あれは匠の技だよね。Dくんは今回かなりのカット数をやってくれた。Aパート数人で回したんじゃないか? D君はまだ若手で正直絵が崩れるときはあるけどあれだけこなしてくれる人がいなかったら正直間に合わなかったんだ。などなど。

自分は進行ではないし制作会社人間ではないのでそれが本当にそのままの話なのかどうかははっきり判断はつかないが、あんな納期の中で深夜のV編直前まで大激戦やってるんだから、どれもそれなりの真実は含まれていると思うし、感謝する。流し見されてしまカットの一個一個が、手書きした人にとっては一生モノ記憶なのもわかる。

でも個人として立ち上がってこないし、たとえば番組Aの第n話のすべてのカットメーターさんの対応表なんてものが発表されない理由もわかる。パンドラの箱もの。だから、公の場所で個人名を挙げた感謝はなかなか難しい。ふわっとした「制作会社の方も死に物狂いで頑張ってくれました、感謝してます」なんて表現になってしまう。たぶん、メーターさんを本当の意味評価できるのって進行さんや同職くらいじゃないかな。

でもだからと言って感謝がないわけではない。のでここで小さく書きました。いつもありがとうございます。ちゃんと放映されました。どのカットも穴が開くほど見ています。本当に感謝です。

2013-10-25

百田尚樹自分原作在日映画化された事をどう思ってるの?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9!

監督 - 李闘士男

脚本 - 鈴木謙一

原作 - 百田尚樹

エグゼクティブプロデューサー - 濱名一哉

プロデューサー - 武田吉孝、久保田修

共同プロデューサー - 田中美幸

ラインプロデューサー - 原田文宏

音楽 - 澤野弘之

撮影 - 佐光朗(JSC)

照明 - 三善章誉

美術 - 花谷秀文、禪洲幸久

録音 - 横溝正俊

編集 - 宮島竜治

VFXスーパーバイザー - 小坂一順

衣装 - 高橋さやか

ヘアメイク - 竹下フミ

スクリプター - 生田透子

音楽プロデューサー - 安井

助監督 - 吉村達矢

制作担当 - 宿崎恵造

ボクシング - 田端信之

製作 - TBS東宝電通MBSIMJエンタテインメント(現:C&Iエンタテインメント)、S・D・P、アプレCBCWOWOWハピネットRKBYahoo! JAPAN大田出版

制作プロダクションIMJエンタテインメント(現:C&Iエンタテインメント

配給 - 東宝

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E9%97%98%E5%A3%AB%E7%94%B7

李 闘士男(りー としお、1964年5月13日 - )は、テレビディレクタードラマ演出家映画監督である大阪府大阪市西成区出身有限会社リーライダーす代表取締役社長

闘士男は本名ボクシング好きの父親がリングネームになるように命名した。ボクシングにも造詣が深い。元在日韓国人3世で、現在日本国籍を取得している。



どう思ってるの?

誰かツイッターで凸してきてよ

2010-05-21

ゲーム

よく知らないけど、

アニメってさ、動画から始まってだんだんステップアップして監督になるじゃん?

漫画だって、しこしこ書いて投稿とか応募で力を認められて商業舞台にいくじゃん?

映画だってきつい助監督やって監督になるじゃないのさ。

テレビだってADとかからなんでしょ?

それなのに、なんでゲームってど素人がDとかやっちゃってるの?

特にケータイとかSNSアプリ系とか。

そのせいで、現場しこしこ下請けやってるこっちが大混乱なんすけど。

意味わかんねえ。ああ意味わかんねえ。

今後、なんかトラブったら、全部うちのせいにするつもりだろ。なめんな。

流行りの無料ゲーム担当しているあたしってイけてる! とか思ってんなら関わらないでくれ。

本当は振り回されてる事情を全部ぶちまけたいが無理だ。

でもな、これだけは言いたい。

いいか、ゲーム作りをなめんな。

もう一度言う。ゲームをなめんな。

2007-07-18

http://anond.hatelabo.jp/20070718152226

そもそも、元増田の記事を読む限り

女高生球児田中さんと川又さんは一言も大会に出たいとか男女混合にしろとは言ってないんだけどな。この記事書いた記者も。

増田勝手に邪推して勝手に批判しているだけで。

 大会規定で出場はできないが、夏にかける「女子球児」がいる。中学校時代、ソフトボールのチームメートが別々の高校でライバルになった都立高校野球部の女子部員の2人。きょう13日開幕する全国高校野球選手権大会東京大会では、共に汗を流した仲間への応援で競い合う。

 この女子高生は、都立第三商業田中光さん(2年)と、都立青井の川又彩香さん(同)。江戸川区内の同じ中学校ソフトボール部に所属し、田中さん外野手キャッチャー、川又さんはキャプテンとしてチームを引っ張った親友だ。

 高校入学間もない昨年4月、野球部の練習風景を見た田中さんは、もう一度グラウンドに立ちたくなり、「野球をさせてください」と校長に直訴、当時の監督から入部を許可された。

 野球部に顔を出しながら、入部を切り出せないでいた川又さんも、田中さんの入部を知った翌日、グラブを持ってグラウンドへ。マネジャー志望と思っていた小泉重雄監督キャッチボールをしてみると球威のある球が返ってきた。すぐに入部が決まった。

 2人は男子部員と同じ練習をこなし、練習試合にも出場。外野を中心に守備をこなし、川又さんはヒットを放ったこともある。

 今大会では、田中さんの第三商業は出場選手枠20人に対し、登録は男子部員19人。「『20番が空いているのに』と思うと、切ないけど、私もチームの一員。スタンドから精いっぱい応援します」と田中さん。「助監督」としてベンチ入りする川又さんは「どんな形でもみんなと一緒に甲子園を目指したい」と話し、スコアブックをつけたり、練習の準備をしたりしてチームを支える。

 
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