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「作者名」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 作者名とは

2024-12-15

技術試験解答速報の岸正季(き)和子さんについて誰か情報教えて

とある日、朝から技術試験を受けて出来栄えボロボロだったんだけど、会場入口で一部千円で解答速報のA4サイズくらいコピーが配られててつい買っちゃった

今日でた問題の解答の他に、ちょいちょいコメント電話番号の内線への変換?問題でここは「065」とうっかり書いてしまいがちだけど誤り)とか、童話「三匹の子ぶた」のストーリーをまるっきり逆にしているところがユニーク面白い問題だった などと書かれてた

そして解答速報の裏面にはコラムが書かれてていて、書いた人(複数いるらしいが、7・8割が岸正季(き)和子さんが書いているっぽい。お子さんが3人いるから50代くらい?)のコラムがA4の紙にびっしり書かれてるの。自分の近況だったりとか、このコピー紙いつまで続けられるかしら・・・とかそんなの。

寝ながらそのコピー紙読んでたからなんとかして写真取っておこうとしたんだけど、寝室の天井しか写ってないし、しょうがいか作者名メモと要約だけスマホメモに残しておいた。誰か情報ちょうだい。

2024-11-24

そもそもジャンプラブコメに力入れてないという現実に目を向けたい

https://anond.hatelabo.jp/20241123225630

  

1.無能に悪意を見出すな

うるかちゃん怨念の人、

言いたいことはボンヤリとわかるんだけど

俺はそもそも僕勉にそこまでの熱を持てなかったか

僕勉の中の特定キャラの不遇への怒りにも共感できねーわ。

(あとラブコメって結局殆どキャラにそういう不満は発生するよなとも思う)

  

俺がもっと気にするのは

うるかちゃんどうこう僕勉どうこうより

そもそも筒井大志先生という人がそこまで能力が高いように見えないってことなんだよね。

からうるかちゃんの件も悪意を見出すより能力限界だったんじゃね?って思っちゃう

 

 

2.筒井大志先生はあれで一杯一杯

新連載見てもわかる通り、筒井大志先生は絵のクオリティが低い。

手を抜いてるというより限界まで頑張った絵と落書きみたいな絵との幅が小さいんだよね。

まりこの人は絵に対するリビドーが弱いんだ。

絵を頑張れない人。頑張らずに来た人。それか才能がここまでの人。

 

キャラクターも結局コテコテ類型以上のものを作れなくて

途中から人気が出た先生も「外ではデキる女で家ではポンコツ」っていう

すりきれきったような類型から一歩も出ないキャラだった。

 

元はもう少し理想が高くてメインダブルヒロイン頑張ろうとしてたけど

大したイメージも無い人が変人キャラを作ろうとするとただただ不快攻撃アスペになる

というよくあるドツボにはまって連載が終わりかけて

素直なうるかちゃんでなんとか打ち切り回避したって経緯からわかるように

キャラ造型にも大した能力が無いんだ。

 

公平の為に言うなら走りながら修正したのは素晴らしかったと思う。

文系アスペやめて人の心がわかる作中1の凡人常識人になったし、理系自閉症うどんという一発芸をつけたし

「なんだこのリストア?」って思うけど連載しながらあれはすげー頑張ったよ。感動した。 

 

ただ、あらゆる面でアマチュア臭い能力不足を感じるというか

あれならニセコイ終盤で叩かれまくった古味先生の方が

絵も設定も構成ほとんどすべての面でちょっとずつ能力が高かったと思う。

(あの人こそもう一作ぐらい描けたと思うけどラブコメ不本意だったのかもね。

 非ラブコメ読み切りを描いてそれが全部微妙だった)

 

   

3.ジャンプそもそもラブコメを舐めてきた

これはもうはっきりと言える。

恋愛(または時にはライトえっちやお色気)を扱うジャンルに真面目に取り組んでない。

一切扱わないっていうなら雑誌方針からそれはそれだと思うけど

ジャンル自体は存置してるのにジャンルを舐めてる」って姿勢を感じちゃうんだよな。

 

俺ほんと矢吹漫画とか大嫌いなんだけどさ

絵もシチュも全てが古臭くて、下品さやモロさのチキンレースをしてるだけなの。脱法的にまんこ描いたからなんなの?っていう。

矢吹は20歳でジャンプ連載始めた早熟児とかだった気がするけど、

10代で固めた技能の殻を破れないって言うか。絵がとにかく小さくまとまってる。キャラ造型も昭和

やっぱ10代から漫画漬けなんて人間予後は悪い。

ルックバックの主人公も30以降ろくなことにはならねーわ。忌憚のない意見ってやつっス。 

   

 

4.ジャンプは今もラブコメを舐めまくってる

それで矢吹とかゆらぎ荘とか昭和ラブコメが去った後も『ひまてん』だろ。

俺『ひまてん』も読んでるだけで腹立つんだわ。

もう作者が明らかに何の情熱も無いんだよね。

 

女の子を可愛く描こうっていう気概すらない。

こいつもアップの画面と小さいコマキャラ情報量がほぼ同じなの。全然頑張らない。

なのに回を追うごとにドアップのコマが増えてるの。  

これは何かって、手を抜きたくなってるんだよ。

こなし仕事になってるわけ。楽することが主眼になってるわけ。

仮にもジャンプ連載の立ち上がりで、自分ベストを追うのではなく負担を減らす姿勢が見えてるの。

じゃあもう筆折ってカタギの就職しろって思っちゃうけどね。

やりがい感じねえのにやるような仕事じゃないっしょ。

 

作者名で調べたら元はラブコメ描いてなくて全く別の漫画打ち切りになってる。

それでどうしようってなってラブコメ舐めてるジャンプに「ラブコメでも描かない?」って言われて

ラブコメを舐めながらラブコメ描いてんだなって気がする。邪推かなあ? 

 

あとなんか、主人公ヒロインたちも全員同じ顔と同じ表情するんだよね。

こいつも10代から漫画ばっかり頑張ってそう。

  

  

5.ラブコメではジャンプマガジン惨敗してる

マガジンラブコメ全然違うよ。

この間終わったばかりの『赤羽骨子のボディーガード』にしろ

絶賛連載中の『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』にしろ

まず作者の能力が相当高い。熱量も高い。

 

連載打ち切りになって次が決まらないまま30過ぎて腐った奴とか

エロ漫画を頑張り切れずにキャリアロンダリングしたいなーみたいな姿勢の腐った奴とか

そういうダメ元素材に「ラブコメでもやってみる?」ってやらせてるジャンプとは全然違う。

 

きちんと能力高い作家に一級の仕事としてラブコメを振ってるんだよね。

俺はマガジン全体で言えば嫌いだしジャンプよりずっと下だと思うけど

ラブコメに関してだけはジャンプを上回ってると思う。

 

ジャンプラブコメを心底バカにして蔑視されるべきジャンルだと思ってて

マガジンラブコメ普通に有望ジャンルだと思ってて

その違いのため。

 

赤羽骨子は「そのキャラ数と作画エネルギー構成力要る?」 っていう

過剰カロリー横溢したようなすごい漫画だった。(正直カロリー抑えた方が売れる気がする)

あれとひまてんを同じ「ラブコメ」と括ること自体冒涜だと思う。

 

ひまてん1回分に注ぎ込まれた才能と情熱

赤羽骨子1回分の10分の1も無いと思うよ。

マジ舐めてるよね。

ジャンプ編集部ラブコメ舐めてるからあんな舐めた仕事で許されてるだけ。 

  

 

まとめ

話を最初の出発地点に戻すけど

要するに問題本質は武元うるかじゃないし僕勉でも無くて

ジャンプが心底ラブコメを舐めてるってことなんだ。

 

その姿勢が変わらない限りは微妙能力作家ラブコメ枠に投入された

微妙な出来のラブコメ昭和のお色気で許されていくわけだから

そんなもんを真面目に読んじゃってどうするの、って思う。

生産体制が悪い粗悪品を食べて腹壊してるだけだよね。

 

まり問題の根源を見極めてほしいということ。

俺こそがジャンプラブコメの行く末を真に憂う者だからさ。

問題うるかちゃんじゃないし筒井大志でもないんだよ。

もっとず―っと深いところにある。

 

なんでジャンプってこんなにもラブコメ蔑視してるんだろうな?

「下等なジャンル」みたいな昭和から方針が残ってんだろうか?

桂正和は異常な才能と情熱で気を吐いたけど、あれは個人武力を頼み過ぎだったよな。

  

 

追記リスペクトがない」について

esbee こういう増田とかブロガー上から目線ブクマカとかを観ていると、私はせめてクリエイターに最低限のリスペクトを示す、多少なりとも届けがいのある消費者でありたいと思うんですよね……

2024/11/24

ブロガーってクリエイターなのか…?そこはわからん

 

俺は漫画家にはリスペクト持ってるよ

から筒井大志先生古味先生ってかいてるだろ

それはそれとしてジャンプという最高雑誌ラブコメ枠という重責を担うには筒井先生能力不足だったのではと言ってんの

筒井先生の新連載の推理部分とか、俺は面白くないけど隅々まで精いっぱい考えて頑張ってるのは伝わってくるよ

そういう風に精一杯頑張る人ではあると思う

 

ひまてんは今のところ頑張ってるようにすら見えない 

当初の志望と違っても切り替えてラブコメで頑張るんだ読者を楽しませるんだ一山当てるんだ

みたいな気持ちが伝わってくれば応援したくなるかもしれないけどそれすらない

 

女の子の魅力を「女子高生社長頑張ってるもんな」みたいなセリフ説明する

実体験でも妄想でもいいけどもっと体温のあるエピソードシチュを描こうとせえや

という不満があるし何より作画で手抜きをするなと思う

特に3人目が出てきたあたりがひどくて今は多少持ち直してるか)

   

呪術廻戦て終盤結構ネットの一部で叩かれてもいたけど

やっぱり連載中は唯一無二のジャンプトップだったと思う

一人の作家が一生一度しか出せないテンションパフォーマンスを見せてたか

 

でもジャンプって本来それを見せる舞台じゃないの?

そしてラブコメでもそれは同じじゃないの?

マガジンの充実したクオリティ高いラブコメに今からジャンプが勝てるとしたら

活路はそこだと思う

  

追記個人叩きだ」について

俺はパフォーマンスを基に批判してるつもりだけど

あえて個人の話をするならひまてんの作者だって色々悩むことや辛さもあるのはわかるよ

30過ぎくらいで目指したキャリア全然違うことになっててなにこの人生とか思ってるのかもしれない、そんな内面はなんもわからんけど

  

けどメジャーリーグドジャース登板してるような立場人間

そんな凡人レベルのよしよしすることに意味はあるのか? 

 

ひまてんを気合いの入った超おもしろラブコメにして読者をひれ伏させることにしか彼の活路はないだろ

人生最高の気迫で踏ん張るしかないとこでシャバいことやってんじゃねえぞ

気合い入れる以外に今かけるべき言葉ってあんのか?

 

追記「偉そうだ」について

批評は偉そうな行為なんだから偉そうにするのは当たり前だろう

偉そうな行為を偉そうな口でやってる俺よりも

自分は偉そうな人間ではない」という自認で好きにブコメ書いてる奴等とかの方がやべー奴なんじゃねえかと俺は思う

 

追記 渋い


SnowSwallow

ジャンプラブ”コメ”を語るに、篠原健太先生渡邉先生をどうして避けるんだ…。ジャンプ少年向けギャグ枠に成人向け変態性を合わせるスタイルも目立つ。最近では林聖二先生も。

2024/11/25

わかってるじゃん。

渡邉はい女の子描けてた。

恋するエジソンとか決して高い画力ではないなりにフロー出てた。

「こういう子がかわいい」っていうビジョンリビドーがあった。

関西弁の子が好きだったわ。

偉人の顔になる」っていうあん面白くないギャグ

連載中に上達してきてた女の子の可愛さが衝突してたね。

 

あの人は結局ジャンプにいる間

ギャグに賭けるのか女の子の可愛さに賭けるのか

踏ん切りつかないみたいなところがあったよな。

  

筆おらないでジャンプラで活躍してくれてるだけで御の字だが

機会があれば自分の絵柄でラブコメチャレンジもしてほしいな。

  

林聖二!?ってなったけど検索して出てきたテラちゃんのことか?

これも渡邉築と同じで絵に落書き感残ってるが

女の子にはフロー出てると思う。

  

つか挙げる名前が渋いな。

 

2024-11-13

絵師danbooruばかり槍玉に挙げてるのは何でなんだろ

そもそもこのサイトはbooru系サイトの一つで、他にもbooruサイトは沢山ある(例:gelbooru)

danbooruはbooru系列の中でもまともなサイト作者名引用元は必ず明記されてる、Pinterestよりよっぽど厳格

更にDMCAにも対応する上にサイト独自の除外申請も出来る(対応しないと騒いでる人もいるが書式が整ってないだけ、毎日のように申請は通ってる)

まぁAIに使われると勘違いしてるんだろうが、ネットに上げた時点でAIには使われてる

タグ付けも今では専用AIがあるのでdanbooru必要とされてない

というかそもそもdanbooruAIイラスト賛同していない

要するに事実はどうでも良くて、架空安心感が得られるなら何でもいいんだろうなぁ

2024-11-06

anond:20241106171547

著作権と言うのは

似た絵なら最初のもの保護するなんて名目もんじゃなくて

似た絵でかつ真似たものなら最初のもの保護するって名目なわけ

から偶然似た絵が出力されて公開されても侵害に当たらないと解釈するのが自然だしそれでいいよ

プロンプトに作者名をいれてたりして故意に被せたら侵害もありえるね、で

2024-10-29

anond:20241028032312

ブコメ

“最低でも白泉社限定してくれ。後半ごちゃまぜじゃねえか。”

元の増田に寄せられた反応の中に出版社掲載誌勘違いして作品名作者名を書いてる人がいて、それに対してこれは⚪⚪ですよって訂正してくれてる内容だと思うんだが……。

2024-10-27

はつじょぅっぴ〜ハロウィン【犯してくれなきゃいたずらしちゃうぞ♡】

っていう同人誌秋葉原で見かけたのが二年前の

10月三十一日。

作者名が友人の名前そっくりだったけど見てないことにした。

令和を代表するホラー作家

雨穴さんは作者も作品も独特の個性作者名作品名がすぐに私の頭の中で結び付くが

近畿地方のある場所について」を書いたのは梨さんだっけ?背筋さんだっけ?

行方不明展をやったのは梨さんだっけ……?背筋さんだっけ?

と失礼ながら混乱する

私が梨さん、背筋さんの作品をたくさん読んではいなくて、不勉強なのが原因だ

2024-10-26

新都社(Web漫画)史上最も重要マンガ6選

Web漫画が無い(https://anond.hatelabo.jp/20241025190620)と言われたので新都社限定して書いてみたいと思います

この為にアカウント作った新米増田なので見やすいように記法整理できていないのはご容赦ください。

思ったより長くなりそうだったので追記で何とかするかも

 

レギュレーション

定義オリジナル(https://anond.hatelabo.jp/20241012181121)のレギュレーションに倣って

作者一人につき一作品、後世の作家への影響、社会的な影響を重視とします。

とはいえWeb漫画自体歴史が長くないので、同時期作家への影響度合いを考慮ポイントにしています

なお順番は思いついた順です。過去掲載されていたが、現在掲載されていないものなども含みます

また、作者名については著作時の名義を使用しています。本投稿時点で商業での名義や別名義がある方もおられますがご了承ください。

誤字脱字衍字等ありましたら申し訳ありません。

 

新都社とは

新都社(にいとしゃ)は誰でも参加可能自作漫画自作小説のコミュニティサイトです。

https://neetsha.jp/

 

増田立ち位置

一般通過読者

何でも読む悪食とはいえ界隈が狭かったので作者読みだったりするのは一部作家くらいしかできない裏返しでもある。

ルーズリーフシャーペンで描いている漫画画力10段階中で3くらいの感覚画力については語っています

2007年から2015年頃によく見ていた。以下の内容に異論あると思いますが是非お勧め教えてもらえればうれしいです。私は書いたんだからさ(同調圧力)

 

◆6選

名前からどうしても忌諱してしまうと思われるが、原作新都社文藝となっており当時の話題性は高かった。

YOKO先生の前作品である痴漢男スレ原作にあるものの、画力や隙間のストーリーの作りこみ、あるいはギャグが非常によくできていた。

以後の活動ではジャンプに連載作を持つ等、出世果たしている。

 

  • オーシャンまなぶ task先生

どちらかと言えば作者による選出

漫画論理的に考えて組み立てて作っている。後述のONE先生と共に裏サンデーメンバーバトンリレー漫画作成した際に

どうにもならない?大風呂敷を何とか纏めたりするなど仕切りの面が有るが、Web漫画家は自由奔放だったり繊細な人が多いので顔役的な立ち回りは非常に重用されたことと考えられる。

以後の活動では、某たらこ漫画を描いてバズったりしているらしい。

 

村田先生作画ではなくONE先生作画の方

新都社作品アマ作品が多いのでどうしても商業誌に慣れている人からすると苦痛ともいえるほどの絵、MSペイントで描いたんか?みたいなものもある

ワンパンマン(ONE作画)についても1話一般人には読むに耐えないようなものかと思われる。ただし、新都社においてはこのクオリティは高い側に属し、なによりストーリーが素晴らしかった。

当然アンパンマン系の二次創作については他にも多数あり、作画がこの時点で上回っていたものも他にあったが最終的に作画がつくことでメディアミックスも果たし、アニメ原作複数担当するなど出世を果たした。

新都社作品の多くはストーリーは良いのに作画商業誌が要求するラインに届かない/担保し続けられないため商業に乗れなかった人が多かったが、

原作としてつくことで花開いた新都社作家も多く、その先駆けともいえる。

 

アニメは…原作は良いぞ

スターシステム活用物語の奥深さを出している。作画/ストーリーどちらも申し分なく、その性癖を除けば万人受けすることだろう。

ただ、その性癖ゆえに売れている面もあるため、マーケティング的に仕方ないとも思う。

以後の活動では、メディアミックスや多くのアニメを送り出すなどしている。

 

原作側のみ考慮

作画カロリーを減らしながらもストーリーの1つ2つ捻った展開がその才能を感じさせた。

どうしても斜に構えがちなWeb漫画家はその掲載方法の故かストーリーが難解すぎたり破綻することも良くある、

しかし捻りがありつつもわかりやすストーリー、明かされていく設定が他の作者にも学びがあったように思う。

以後の活動では、癖に全振りした異種族レビュアーズのヒットを出すなど精力的に活動している。

 

性癖が…とはいえ掲載している作品の数とコメントから考えると同作者を挙げるのは必然である

また作品クオリティは高く、丁寧な線から紡ぎだされる物語は非常にグロテスクな内容ながらも絵画を見ているかのような錯覚に陥る。

しかしながら感情素手突っ込み揺らすようなものもあり、その多彩な作画力はやはり癖のなせる業(ワザ/ゴウ)だと思われる。

 

次点

 個人的にはレギュレーション面で同先生の他作品だが、先生作品として導入に見るのにはテンポの良い作品

 作画商業レベル、設定も良く"寝ら"れている。

 ジャンプお家芸的な男の子大好きを集めたような作品。意外と正統派作品が少ない新都社作者にとってこの作品作画/ストーリーの影響は避けられないだろう。

 その気になれば真似できそうな絵やストーリーだがきちんと読めるように落とし込んでおりクオリティが高い。

 ヒロインを…というくだりを"シュミ"レーションした作品として類をあまり見なかった作品Web漫画は作り直せる利点が他の作者にも影響があったと思える。私はどっちの結末も好き。

 人狼系は一時期流行があり、現在においても類するものがあるが新都社でも本作品が光っていた

 影響という部分ではちょっと弱い気がする。クオリティが高い。

 

他にもたくさんありますがキリが無いので思い出したら追記します。

 

個人的考察

ランキングトップ作品(侠,K)に関しても影響度はあると考えられるが、そのクオリティ評価されている面が強く

個人的には独自ストーリーと限られた画力でどういう風に見せていくのかというところが他作者への影響度に強く関係しているとみている。

Web漫画自体結構独自色が強いものであるため、あまり影響軸で語るのは無理があるのかもしれない。

また歴史の部分を語ってしまうと新都社に対して裏サンデーとなりのヤングジャンプジャンプ+といった投稿する場の移行があるため

初期のころのメンバーくらいしか上げにくいという問題もある。つまり、2陣3陣目といったところが居ないためフォロワーみたいな観点で計測しにくい。

あと、改めてみたらやっぱり閉鎖してるものが多かったりして…無料HPサービスの閉鎖と共に消えた作品とかもあってなかなか悲しい

というわけで次の言葉で〆させていただきます

 

いつまでも あるとおもうな Web漫画

はやくよめよめ いのちあるうちに

2024-10-08

個人的おすすめエロ漫画

 幼い頃から抜くなら大体2次元の俺が長年FANZA電子書籍エロ漫画買い集めた中で個人的殿堂入りしてる作家エロ漫画を紹介したいと思う。ランキング的な感じではない。色んなエロがみんな違ってみんな良いからね。あくま個人の感想なので載ってないイチオシがあれば是非教えてくれ。作者名代表作をつらつらと書いていく。

えーすけ

DOLLS〜純肉体関係〜」「初恋より気持ちいい」

「搾精系彼女」「ひみつのつぼみ」等

女の子かわいい中出し、3Pの描写が良いえーすけ先生DOLLSは寝取りなのにあんまり鬱々とした感じもなくNTRが苦手な人でも楽しめると評判が高い。全体的に爽やかで実用性が高く、こんな恋愛orセックスしてみたいと思わせてくれる良作が多い。

ぽちたろ

「隣人がちんぽ借りに来る話」

最近広告でよく見かける性感エステマンガをはじめとした単行本同人で出ていた作品がまとめられている。女性向けエロマンガって感じなんだけど良い女性向けエロマンガは男にも刺さる。今年一番と言っても良い良作。感じる女の子描写が良い。

翁賀馬乃助

「ヤらしいカラダのわたしたち」「春の疼き」等

褐色、恵体の女性が上手い作者様、ギャルデリヘル嬢、はては配達員までヒロイン健康的で可愛らしい。イケメンながら竿役も恵体なのは人を選ぶかもしれない。

とんのすけ

「愛便器 隣の絶倫お姉さん」「痙攣ラプピストン お姉さんは変態玩具」等

とにかく「愛便器 隣の絶倫お姉さん」に収録されている「片瀬課長マゾdoレイ」は名作、作風に幅があり、抜けるかどうかは好みによるところはあるがこの短編ベストだと思っている。頭身が高くスレンダー変態女性を描かせたらピカイチである

万屋百八

人妻部長」「気の強い女上司31歳・人妻)の弱みを握ったので、毎日中出ししてたらすっかり可愛くなってしまった件www(同人CG)」等

メインヒロイン31歳女上司との脅迫からイチャイチャ不倫物。概念のような気の強い女上司が非常に魅力的。快楽には抗えず、家庭を失いたくもないが不倫はしたいという描写が良い。脅迫してるダメ社員主人公悪人過ぎず、あくまセフレという関係が続かないことを予見している点もコミカル雰囲気マッチして良い。無人島に持っていきたい女上司である

木静謙二

人妻のくせに〜Intention〜」「こんなに優しくされたの」等

劇画寄りなエロ漫画の名手木静謙二先生。「人妻のくせに」に出てくる馬鹿人妻ギャル「月月奈(ルルナ)」は色んな人の性癖に刺さるのではないだろうか。20代後半〜30代後半のヒロインが多い気がする。リアル風(あくまで風)の絵柄が好きな方におすすめ

東山翔

「Nymphodelic」「ガールラブ・ダイアリー」等

まず俺はロリコンではない。しかし、この確かな画力ロリコンではない層にも届いてしまう危ない作品。作者は近年は「アキリ」の名前一般誌でも「ストレッチ」「ヴァンピール」等の素敵な百合風味の作品を描いている。特にストレッチ」はストレッチをする可愛らしい二人の女性生活と監修も入っているストレッチ描写が良い。話を戻すと抜けるか抜けないかで言うとめちゃくちゃ抜ける。普通エロ漫画に飽きた方に。

ICHIGAIN

「ずーっと大好き!!!!!!!」「セイシュアゲイン」等

可愛らしい、そして女性上位の作品が多い作者様。ヒロインごとに目が特徴的。ツリ目女性女性上位が好きな方、ハッピーエンド以外認めない方におすすめ

黒金さつき

「妻が他所で抱かれるわけ」「妻は夫の知らぬ間に」

基本的人妻物の作者様、女性目線の浮気男性目線寝取られ、寝取らせが多いイメージ。バッドエンドチックな話も多いがとにかく行為エロい。作者様もご結婚されてる女性とのことで、夫婦雰囲気はやけリアルで、浮気や寝取らせのファンタジーな感じと妙にマッチして抜ける。

九十九弐級

「潤情」

カッコいいお姉さんのヒロイン率がほぼ100%の作者様。175㌢オーバースタイルの良い女性とのセックスを夢見る方におすすめデカい強い女の子の時折見せる弱さのギャップが刺さる。

幾花にいろ

「丹」「幾日」等

最近楽園コミックスで「イマジナリー」「あんじゅう」なんかを連載されてる作者様。

女性が細くて綺麗なのにめちゃくちゃエロい。ただしハッピーエンドな話の多い「幾日」と比べると「丹」は連作短編な感じで結構重い。読むと乾くるみ小説イニシエーション・ラブ」を思い出すのは俺だけではないはず。普通に綺麗過ぎる絵柄は純愛にもそれ以外にも向いてる故に、エロ漫画一般誌もどちらも読んでもらいたい。「イマジナリーはきゅんきゅんするのでおすすめ

⑫いだ天ふにすけ

あなただけの雌になる」等

作者名が独特なエロ漫画家は多いが読めば読むほど漂うふにすけ感のある絵柄。フニャッとした地味目なヒロインエロ漫画。女も男も病みがちorドS。男も抜ける女性向けエロ漫画ハイエンドって感じ。エロ漫画好き以外にもファンが多いらしく個展とかやってた。

越山弱衰

「蕩蕩と濁濁」「不貞with…」「1000円カットのお姉さんにスいてもらう本(同人漫画)」等

恵体にだらしない巨乳ヒロインが多い作者様。気が強そうな見た目している女性ばかりなのに大体セックスには負けている。同人複数AVになってたりと実績も多数?で抜くのに困ったらこれって頻度で使ってる。

さて、あと20人くらい紹介したいところではあるがこの辺で。気が向いたらまた続きを書きたい。

是非皆さんも至高のエロ漫画があれば教えてほしい。

2024-08-28

この小説タイトル作者名を教えてください(探しています)。

中学のV模擬(都内偏差値を調べるテスト)での国語の出題だったと思います

兄弟二人が周囲に内緒で水辺(淡水?)で遊ぶ話

視点で描かれている

母親心配して探し回り、兄弟をようやく見つけ、泣きながら兄に礫を投げつける。

兄は母親心配を痛いほど身に染みて理解するので黙ってそれを受ける。

弟がその光景を見ている。

一部で記憶違いもあるかと思いますが、心当たりのある方いましたら言及をお願いいたします。

2024-08-21

anond:20240821130932

エゴサも何もタイトル作者名も出してないやん、どうやってエゴサするんや?片っ端からフリゲ作者にこれお前の事?って見せるの?

2024-08-08

anond:20240808083757

文字特に誰が書いたか書いてあれば引用としてとりあえず見逃されてる感じある

パクリ絵とAI絵は誰が描いたか出ないかダメみたいな

でも勝手に一個人の絵を別の人が載っけるのは、作者名載せたとてNGなんだよな わかんなくなってきた

2024-07-22

anond:20240722124842

カエルマスク被ってる作家

当該同人ジャンル結構かいから

商業作品タイトル + 作者」でググるサジェストに「障害者」って出るし

そのサジェストググるとその発言スクショつき知恵袋が出てくるし

「(作者名) + (当該同人ジャンル大手」でググると当時の言行をこき下ろしたたぬきが出てくるな

こりゃジャンル二次履修者みんな知ってるレベル炎上やな

 

イキリ勘違いフィルターバブルで加速しがちな、同人時代のことまで言うのも…って思いきや、商業連載1年半の時点やんけ

担当同人上がりの作家ちゃん指導しとけよ

2024-06-17

anond:20240615223523

作家名は出し合うけど、イラスト作者名は全く出てきてないなあと思って感想を述べたのだが

2024-06-09

ゲボ吐きそう

私は鍵垢で同人活動をしている。

pixiv二次創作としてイラスト漫画を載せていて、Xの鍵垢にも定期的にフォロリクが来る。ハマってから4ヶ月ほど経った最近フォロワーは40人程度になっていた。

支部きっかけに仲良くなった相互さんもいるし、このジャンルに来るきっかけになった方とも繋がれたから、自分活動には十分満足していた。

そんな矢先に、よく感想を送りあっている相互さんがpixivに載っていた一本の小説ベタめしているのを見た。(仮にその小説作者名をAとする。)

流し読み程度だったが、内容よりも小説本編前後のページに作者の解説が書いてある方が気になった。相互さんの読みたいシチュエーションならそれでいいか、と思い、とくに反応もせず流した。

数日後になり、私の鍵垢に一件のフォロリクが来た。

確認してみると、相互さんがおすすめしていた例の小説の作者、Aさんだった。

同界隈の人からのフォロリクは通すようにしているから、と思い、申請を通した。投稿内容は当たり障りのないものが多く、中には「好きな絵師さんと繋がれて嬉しい!」というようなポジティブな内容もあったので、熱心に創作をやっているだけで悪い人ではないのだろうな、と思った。

だが、それからさらに数日後のことだった。

たまには小説も書いてみようと思い完成させた小説をprivatterにフォロワー限定投稿した。

今は大人になったキャラたちの学生時代の話で、打ち込んでいるスポーツ競技への思いや友人との実力差からまれ嫉妬怪我シーズンを失う絶望を書いたものだ。曇らせ表現があることへの注意とともにXにリンクを貼った。

以前からフォロワーさんから来たいいねの中に、Aさんからいいねもあった。普段小説は書かないから、小説書きさんからまれていると思うと緊張するなあ、その程度の思いだった。

いいねが来た数分後、Aさんからの新しい投稿があった。プロフカード更新しました、というお知らせだった。

リンクを開いてみると、プロフカード追記されていたのはAさんのいわゆる「地雷」だった。

キャラの良いところを潰すような曇らせは嫌いです。」

動悸と冷や汗が止まらなくなった。

これは、私の作品に対するエアリプではないのか、という思いが広がった。

かに、私が投稿した小説には救いはなかったかもしれない。あるキャラは友人に嫉妬して、またあるキャラ自分の体質を恨む、という内容だ。 それに文章も拙いものだったから、私が書きたかったものが伝わりきっていないことの方が多いだろうとも思う。ただ、原作で明るい部分が描かれていることを知った上での曇らせであって、ここからまた希望見出して進んでいくのは確定事項なのだ。だから書かなかっただけの話だ。

何より不可解なのはエアリプですらないリンク先のプロフィールに批判を書かれたことで、Aさんが何をしたいのかが全く分からなかった。

間接的に圧力をかけて私に筆を折らせたいのか、小説を削除させたいのか。もしくは私の何らかの行動は求めていなくて、ただ単に私の小説を読んで嫌な気持ちになり自身地雷を思い出したから書いたのか。全く分からないしそれ以上の言及もなかった。

私が小説を載せた直後という明らかに浮上していそうな時間帯にプロフカード更新したのも、意図的なのかそれとも衝動的に更新して報告したのだろうか。

意図は読み取れなかったが他人趣味でやっている同人作品批判するためにわざわざ自分の好み全てに敷衍させたようなものの言い方をするように感じられて、「私の作品に嫌なところがあるのならDMで直接教えてください」「いつでも逃げられるような書き方で批判いたことを言われても、私の作品に対する不満なのか関係ない話なのか分かりません」といった内容の投稿をした。衝動的で幼稚な行動と思われるかもしれないがその通りだ。ただ、以前から常にそう思っていたのも事実である

Aさんは私のその投稿いいねを押し、直後に「自分にとって地雷になる作品を見ても特に気にしていないし、そんなものは忘れて自分で書けばいいと思っている」といった投稿をした。

ならなんでプロ更新したんですか?と聞きたかった。

本当に気にしていないなら、地雷云々の追記などしなくても、自分が言ったとおり、新しい作品を書けばいいじゃないか。それなのにAさんが新しい小説を書くことはなく、そのあとも「地雷を見ても平気!」などの同じような内容の投稿を繰り返していた。

結果的に、数日悩んだ末、Aさんのことはブロックした。

そのあとも私が鍵垢で載せた絵にいいねが飛んでくることがあったけど、通知欄にあのアイコン名前がある時点で、またなにか悪口を言われる気がして創作意欲が削がれるからだ。今は、1件のブロックに数日も悩む必要はなかったと思っている。

Aさんに言われたことがまだ頭に残って離れない。しばらく離れないと思う。絵を描きたくても小説を書きたくても、作品に着手しようとすると「キャラ改悪」「嫌い」という言葉が頭をちらつく。嫌い、という言葉がこんなに重いとは、言われなければ分からないだろう。だが、Aさんも創作をやるならそれくらい想像してみてほしかった。せめて私が見えないところで、愚痴を吐いてほしかった。

私がなんの不安もなく楽しく創作ができるようになるのはあと何ヶ月後のことなんだろうか。

しかしたらもう一生、完全に楽しく作れることはないのかもしれない、そんなことになりたくはないが……。

相互にはもう解決しました。元気になりました、と言ってある。

吐き出せる場所が、ここしかない。

2024-06-06

作者の名前検索やすい方が良くね

鬼滅の刃作者名を見て

中身が良ければ関係ないんだね

2024-06-04

裏モノjapanってなんで作者名書かないの?

興味をそそられるタイトルがあって画風が好みだったら読んでみたく思った。

目出し帽の女が出てくるタイトルだった。全頭マスクフェチでブルアカ目出し帽のも好みだったので、画風さえ合えば…

でも雑誌概要作者名書いてないんだよね。なんで書かないの?これで購入に踏み切れなかった見込み客いるだろ。

うちの雑誌に描くような漫画家ネームバリューはないか名前出す意味ないって考え方?でもツイッター検索で知ったが小林しゅりんぷとか普通に可愛い絵柄の作家もいたんだが??

名前書くだけの文字数分のライター原稿料も惜しいか?てか定額じゃないの?

2024-06-01

エロ同人合同誌で誰も読まない小説パート担当しているのが私だ

「今回の合同誌もすごいよかった!挿絵ない小説パートが謎だったけど笑」

みたいなSNSいいね押すことだけで自我を保っている。

二次元ドリーム文庫から何冊か出版したことがあるのでプロエロ小説家なんだぞ!!!

なお、誰も作者名なんか知らん模様。

2024-05-31

読みたいマンガの作者とタイトルが思い出せない【追記あり

まあよくある悩み事ですが、マンガとか詳しい人が多い増田ブクマに頼りたいのでお願いいたします。

昔、読んだ思想強めの美少女マンガエロ系ではない)を久しぶりに読みたいと思ったのですが、全然タイトル作者名も思い出せなくて検索しようがなくて詰んでます

2005年前後地元ブックオフで読んでいたので、出版はそれ以前なはずです。つまり20年くらい前のマンガ

手がかりになりそうな情報

・たぶん幻冬舎バーズコミック

ちょっとクセの強めな美少女の絵で書き込みが多い感じ。紙面が全体的に黒い

・続きものではなく短編集。たぶん同じような形式の話が3,4冊あった

美少女オタクに対して、ネトウヨというか軍国主義者みたいな説教をするみたいなパターンが多かった。

2005年当時はそこそこネット批評サイトなどで言及されていた記憶。たぶんはてダでも言及してる人がいた。

これくらいの情報じゃわからない気もしますが、ピンとくる人がいたらぜひ教えてほしいです

追記 20240604】

自分でそのあと時期で見当をつけて幻冬舎コミックのページを調べた結果、わかりました。

あびゅうきょの「絶望期の終り」でした。

ご回答いただいた方ありがとうございました。

2024-05-08

anond:20240508165744

これ偶然だろうけど、かなり面白いやり取りを見た気がする。

鑑賞増田は、素人作品だと思っていながら、知らない俳句意味技術ちゃん評価できた。

いかにも俳句っぽくない作品にもかかわらず。

ということは、俳句作者名に頼らなくとも、きちんと読む方法を知っていれば作品自体評価できるということだよな。

ハイコンテクストといえばそうなのかもしれないが、鑑賞眼みたいなものの深さを感じたよ。

2024-05-06

anond:20240506115921

ここで俳句解説するとボロクソ言われるのが落ちなので、リアル相談した方がいいよ。

…というのは、俳句は滅茶苦茶コンテクスト文脈)に依存する芸術からだ。短歌31文字が対決的な文化(歌合せとか)を成立させてきたように「向き合う他者」に言葉を届ける能力もつのに対して、俳句は仲間内のような座の中で成立してきたように「コンテクストを共有する仲間」の間で盛り上がるタイプの道具であり、背景となる文化文脈を共有していないことが多い現代社会特にネット上)では、説明したところで、「そうとは限らないのでは?」みたいな突っ込みが山ほど入るのが目に見えてる。「なんでそう言い切れるの?」「必ずしもそうとは限らない」etc……いやうるせえわ。俳句ってそういうモンなんだから仕方ねえだろ。


それを踏まえた上で、可能な限りの解説をするぞ。長いので暇人向けだ。ちなみに、調べて作者名見て「あー」(嘆息)と声が出そうになってあと調べるのはやめた、から、ほぼ推測のみで書く。まあ、ちょっと古い昭和俳句だわ、くらいに思いながら聞いてくれ。ちなみに、俺はこの句、一読して「短歌的な俳句だ。それだけに、短歌増田が感心したのは分かる」と感じた。俺自身は、こういう俳句は作らないと思う。理由は後述する。

「ここで昼餉(ここでひるげ)」

初手から6字で字余りだ。字余りについては今更説明しないが、基本的にはあんまりやらない。なぜなら、基本的にはリズムを壊したり重たくしたりしてしまうからだ。わず17字でつくる詩で、およそ1/3のリズムが崩れかねないというのは、かなりオソロシイことだ。逆に言えば「その危険を押してでもやりたい」と作者が判断したときだけ、リスクを背負ってやる。素人にはあまりお勧めしない手法だ。さて、作者はわざわざ字余りをして、「さあ、この辺(の場所)で昼飯にしようかな」というメッセージを伝えているわけだ。何とも人を食った話だが、昼飯の場所が決まっていないということはこの人が日常の中にいるわけではないことを暗示してる。まあ、単に定年で暇になって毎日あちこち公園やらデパートやらで飯を食ってる爺さんという可能性もゼロではないが、後で出てくる夏という季節にそんなことをする爺さんもあまりいないだろうから、ここで作者はそれなりに若く、夏の最中に野山を歩き回っていると推測される。これで一気に「作者の年齢、場所、状況」に関する情報が得られるのだから、字余り使った値打はあると言えばあるが、それ以上に作者がここであえて句のリズムをもったり重たくさせたのは、「いい年したおっさんが夏の昼間にハイキングしてる」という「のんびり感」を演出しようとしたためであるかもしれない、とも推測される。その意味では、この初句、のんびりして見えて人を食ったような、それでいて計算もあるやり手の初句だ。ちなみに、この初句、体言止めで切れる。俳句はやはりどこかで「切れる」ことが推奨されるが、それは句の焦点をはっきりさせるためだ。句切れの前に焦点があるか、後にあるかはケースバイケースだとしても。

ただ、それにしても「ここ」が山とか自然の中、は分かったが、どんな場所なのか、また、ここで昼飯にしようと思ったのはなぜか、作者はいまどんな気分なのか、とかは分からない。それは、続く部分で種明かしされる。(よって、ここでは句切れの後、つまり「種明かし」パートが句の焦点だと考えられる。)

「真赤な夏の/花佇つゆゑ」

最後に「ゆゑ(故=理由)」とあるが、普通に考えたらこれまた俳句では普通やらないおきて破りである。句の中でこういう「理由の明示」みたいなこと、ダメだろ普通。なぜかというと、基本的にカッコ悪いからだ。たとえば「閑けさや岩にしみいる蝉の声」を、「蝉の声岩に染むゆえ閑かなり」とかやったら、なんかいろいろ台無しだろう? ネタ晴らしというかなんというか、たとえそういう意図を込めていたとしても、言わずにそこを感じさせて感心させるところがさあ、まあ句の仕掛けなんだから、答え言っちゃったらもう何かダメじゃね?とふつうはまあ思うんだよ。でもこの句はもう少し進化した句で、理由を言っちゃった上で「え?それが理由になるん?」と読み手に突っ込ませることを狙った作品なのだな。突っ込みさせた上で、「え……理由…?………になるんか、…ならんこともないか、うーん、なるほど」みたいな。最初のんびり路線がここで効いてくるわけだ。作者は「それが理由なん?」という突っ込みに対して"のんびり"という姿勢をとることで「それが理由ですが、何か?」と返してきているわけだ。そうやって自信満々に言われるとなんかこっちが間違ってる気もするし、そう言い切られたらそうかなあ、と少し納得感がないでもない……と思わされた時点でもう作者の術中に落ちているのだ。この作戦、小難しく解釈しようとする人であればあるほどハマる。

もっとも、そういう、突っ込みさせつつセルフ納得もできる「微妙な線」を狙うのはなかなか難しい。だから、それを実現させるために作者は2つほど仕掛けをしてる。

一つは「真っ赤な夏の花」だ。これ、普通なら夏に咲くそ花の名前を入れる部分だよな。たとえば朝顔ならアサガオ向日葵ならヒマワリ……だいたい花の和名なんてそんな長いものじゃない。少なくともただ花それ自体を指すのに9字も使うのって、俳句始めたての人の句なら真っ先に直されそうな部分だ。でも、その上でだ。聞いてみるけど、この花何だろうな? 日本の、ハイキングで行くような野山に、真夏に「真っ赤」な花なんて咲いてるか? あとで「たつ」という言葉がある以上、人の背丈程度には高さがあってすっと伸びた草花だ。さて何だろう? 作者の答えは「知らん!」だよ。知らないから「真っ赤な夏の花」なのだ。おいおい、そりゃねえだろ、と読者に突っ込ませておいて、そこで作者はぬけぬけと「だからここで飯にするんだ、悪いか?(ニヤリ」とやってくるわけだ。無責任適当にやってるように見せながら計算もあり、でも基本的楽天的天衣無縫な語り口の句だ。それが初句の「のんびり」加減と相まって、この句に独特の雰囲気を醸し出していることは否定できない。なんだったらここで笑い出しちゃうような面白みがある。

二つ目は「佇つ」だ。学のある人をこれで引っ掛けようという腹だ。この字、音数から考えれば「たつ」と読ませているのだろう。だがこの字に原則として「たつ」の読みはない(少なくとも家にある広漢和辞典(全四巻)でみる限りはない)。一般的な読みは「たたずむ」で、じーっと立っている、という意味だ。「たつ」に宛てたのは、その意味を合わせて感じさせたかたからであろう。花はいつまでもじーっと立っているのだから人間が「立つ」のと同じ字でない方がいいんじゃありませんか、というか、「佇む」には途方に暮れて立ち止まる、みたいなニュアンスも漂う。何か、その夏の花が所在なくじっと立っているので、仕方なくしばしのひと時を一緒に過ごす、みたいな感じだ。なんだろう、ひょっとしてこの「真っ赤な夏の花」というのは、山道を歩く途中で一緒になった、真っ赤なサマードレスを着た女性か何かの比喩なんではないだろうか、みたいな、そんなちょっと色気みたいな解釈深読みが(実際、俳句読みはその手の暗喩創作をよくやる)この「佇」一字から立ち上ってくるのである。そうなると、花の名前が特定できなかったことも、何だかそのための仕掛けであるようにすら見えてきて、うーん、と悩まされるのだ。当然、そこまで考えての、このルール違反用字である

結果、山歩きの途中花の下で飯食うかあ、というだけの句が、俄然ストーリー性、物語性、ロマンスの色彩まで帯びてくる。が、もちろん現実にはそんなことはないのであって、実際ただ飯をくっただけなんですけどねー、という緩い種明かし(そもそもそんなロマンスが勃発したら俳句なぞ作っている暇はないので)を前提に、その幻想を楽しむ、そんな句ということに落ち着くわけだ。

そんな風に、この俳句はなかなか外連味(けれんみ)のある、仕掛けとイメージてんこ盛り、物語調の俳句で、実に面白いと言えば面白い、一般的俳句の目指すところとはちょっと外れた句だ。一般的俳句もっと、瞬間的、即物的、断片的に風景を切り取るのが基本なので、まあ普通は「季語感情」でつくるとこから始めるのが適切だろう。この句も、山道で赤い花に出会った瞬間の感情を句にしてると言えなくもないが、それにしてはいろいろな仕掛けが人を食っていて、また、無用物語調で独特だ。一般的俳句なら、たとえば「握り飯ハイビスカスの色に染む」とかでいいわけだが、この句はその瞬間の風景以上に、遊び、のんびり感、山道を歩いてきてよいしょと腰を下ろすそのしぐさ…からああ花がきれいだな、という一連の感情を全てこの一句に込めようとしてるのだ。これを17字でやるのは、本来かなり無理筋なので、普通はもうちょっとワンショットに切り分けようとしたりするか、あきらめて短歌にいくかするだろう。その無理をやってる(そして、そこそこ成功もしてる)のがこの句の面白いところで、たぶん短歌増田が感心したところなんじゃないか

まあ、こういう句、狙って作るのはなかなか難しい(ちなみにこの作者・中村草田男は、こういうのをやたら作るのだが、ひどい失敗も多いので有名な人だ)。そういう意味でも、まあなかなかない句ではあると思う。あと、何も知らずにいろいろ書き飛ばしたので、もっと知ってる人から突っ込み入れてもらえたら感謝する。

2024-04-28

anond:20240428100211

なんでタイトル教えてくれないんだと思ったけどトラバで書いてくれてた ありがとう

あとこういう書き方をしたらタイトル作者名から決めつけでdisってくる人は避けられるのかなるほどなと思った

聞くほど気になる人にだけ教えられる

2024-04-20

パチンコ漫画家でみつのななという方がいると聞きました。

しか検索しても出てきません。

具体的にどの雑誌漫画掲載しているかとか、何か一つでも描いてる作品名を教えていただけるとありがたいです(作者名作品名一緒に検索しないとなかなか出ない状態かもしれないので)。

2024-04-06

いやらしい漫画雑誌の表紙

はいやらしい漫画ヘビーユーザーなのでいろんないやらしい漫画雑誌を頻繁に読むわけなんだけど、前にいやらしい漫画雑誌では一般月刊誌等とは異なり作品名ではなく作者名が書いてあるというのがあっていわれてみりゃそりゃそうだけど面白いな、とおもったのもあってちょっと見直してみたんだけど、表紙の煽り文もちょっと面白いな。

以下はコミックHotmilkという雑誌一年分の煽りであるが(なぜ一年分かはまあわかるよね)これだけみてもわけがからないのが多いのではないだろうか。それは表紙の絵と組み合わせてのものから。そりゃまあ表紙の煽りから当たり前だけど。あと2024年5月号の乳トンとか万有淫力とかの謎の用語おもしろかったのでこれムーの表紙みたいに同じような用語統一されてたりするだろとおもってたんだが案外ふつう文言もあるな。そうでもなかった。

特にわかりにくそなのは「まぜねぇよ」だけど、これはおそらく表紙が女の子同士の絡みの絵なので(男なんか)まぜねぇよなんだろう。

運勢大キチは野外露出している痴女の絵なので。エッヂきいてる?はなんかギター練習してる絵。感謝エロくトリかるパレードは創刊月だから。ほかはまあ季節ネタとかなのでどんな絵の上にあるのか想像できるだろう。

とそりゃそうだろっていう面白くないオチだが一応ほかのやつも見てみた。多少のカラーはあってその号の内容を説明するものとかがあったりもしたがだいたい似たような感じだったがひとつ面白いのがあった。Hotmilk濃いめ。

  • 45 愛艶綺宴
  • 44 満感全席
  • 43 抱痴猥婦
  • 42 快浜好艶
  • 41 靡酒乱漫
  • 40 妻嬢乱舞

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