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「変数」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 変数とは

2024-12-17

chatGPTとペアプロ

chatGPTとペアプロしてる時に変数名考えてもらうようなことを割とするのだけど、

出してきた候補に対して「もっと全米大ヒット映画みたいな感じで」みたいなことを返すと、

本当にそんな候補をいくつか出してくる。

さらに、そのあらすじを尋ねると即座にそれっぽいものを返してくるので息抜きに良い。

anond:20241217172938

知り合いでもマチアプでも「双方が良いと思った」がデート成立条件で「良いと思うかの条件」を普段の振る舞いか判断するかプロフィール判断するかの違いでしかいから、変数の取得先が違うだけじゃね。

って俺は思ってる。

anond:20241216225148

相関係数が低ければ有意にはなりにくいって自分で書いてんじゃん 相関係数がp値に関係するって自分で書いておきながらなんで最後で逆のことを言い出すんだ

いや、たとえば有意水準5%で検定をする、と決めて始めたときに、p値が0.06となるか0.04となるかは大違いだけど、0.04となるか0.01となるかには違いはない。仮説検定というのはそういう通るか通らないかゼロイチのもので、0.04よりは0.01の方が精度が高いロバストな結果と評価するものじゃないよ。相関係数が低いとp値(2変数でのt検定だとほぼ同義に近い)は高くなり棄却に失敗しやすいが、それが意味を持つのあくまで事前に設定した有意水準のところより上か下かだけ。だから先程のような書き方(ちゃんと、「有意という結果が出た下では」って書いてあるよね)になったわけだけど。で今回の、論理的思考力の高さと斎藤氏は陥れられたとみなすことに有意な相関が見られたというのに対して、有意と言っても相関係数が低い(p値がギリギリなくらい大きい)から信頼性の無い結果だとか、これがもっと相関係数が高い・p値が小さい結果だったらもっと信頼性が高かったみたいな評価をしてはならないんだよ。p値はそんな風に使えるものではないからね。

あと、どうしてベイズって言うかだってだってまさにやりたかった、ゼロイチだけではない証拠の強さを表せるものとしてベイズファクターがあるからベイズファクターならそういう使い方が出来るけど、p値は無理。相関係数が高ければ高いほど、p値が低ければ低いほど強い証拠が得られたなんて使い方はできないものなの。

もしかしてp値を「帰無仮説が正しい確率」のようなものとして理解している?もしそう誤解していたら、確かに低ければ低いほど帰無仮説が間違っている(つまりその余事象対立仮説が正しい)確率が高い、信頼性が高いって評価できるように思うかも知れないけど……

それとも、p値が小さければ有意水準5%だけでなく有意水準1%や0.5%でも有意帰無仮説と異なると言えるぜ、そうなりゃ非常に高い統計学的有意性が得られたぜ、みたいな話?でも、仮説検定では有意水準は事前に決めなければならないものから、後からより低いもの有意となるp値が得られたとしても意味はない。

もちろん実際には、とても低いp値が得られるような時にはそうでない場合よりもベイズファクターのような証拠の強さを表せる方法での分析採用していたら強い結果が得られた可能性は高いだろう。逆にギリギリのp値だったら弱い結果となる可能性は高い。でもそれは、仮説検定を行うという研究デザインでやっているものに対して有効批判にはならないんだよ。まさに筋違い批判であって。

2024-12-16

anond:20241216161406

リスト実装コピってきて

件数countか先頭、末尾の変数あたりをlongにしたらあかん

anond:20241216111415

まあまず相関係数と言うのは単に二つの変数の共分散を二つの変数標準偏差の積で割ったものから、極端に言えばサンプルサイズ2だと+1or-1になるんだな

んでp値と言うのはその相関係数サンプルサイズから計算されるt値がt分布に従うとして計算される

例えば確率変数Xが連続一様分布[-1, 1]に従うとして、確率変数YをY=X^2と定義すると、XとYの相関係数ゼロだけどYは完全にXに依存している。

相関係数ゼロに近いから2変数間に関係は無い」みたいな論法自分学部1年の頃を思い出して恥ずかしくなるのでやめてほしい

2024-12-08

anond:20241208190339

フェミニズム』に対する理解が極端に表層的で単純におかしいので、やっぱラベリングではなくて認知フレームワーク問題だよね

りんご:赤』みたいな。典型なDでは?

 

『昔の日本人男性女性差別主義者』も同じだよね。単純におかし

日本人男性』と『女性差別主義者』この2つは異なるレベル概念だよね

 

この2つは役割も違うよね

 

変数と条件式は混同しないように、会話でも混同しないのが望ましいよね

自然言語処理でも、『昔の日本人男性女性差別主義者』という推論は過度な一般化と扱われると思うし、

現代NLPでは下記の推論規則妥当ものとして許容しますか?』って聞いたら『許容しません』って返すと思うよ

 

 

 

<ほかの例>

例1: 日本の猫好き

 

例2: 学校パリピ

anond:20241208154319

おそらくキャンセルカルチャーへの批判をしたいのだと思うけど、

死ぬべき」という飛躍ガー以前に、増田人間物理的な存在で、価値観概念であることを無視してる

異なるレベルの話を混同してるので単純におかし

プログラムでも、概念変数)とメモリ上の実際の値(物理的な実在)を同一視はしないでしょうよ、概念として区別する

2024-12-05

機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)  タイトルについての妄想

quuuuuuxは古いし日本じゃ使わないけどプログラミングで使う文字列

メタ構文変数といって空欄にしたい記入欄とかに仮に入れておく無意味文字列

foo bar baz ときて4つ目がqux (カックス)5つ目からquuxとuを増やしていく

文字数が増えすぎるからfoobarとか組み合わせを使う事が普通だけど

uを増やしていく法則だとGquuuuuuxは9番目、つまりGquuuuuuxは定義されない9番目のGという意味になる

RX-78ガンダムは今MSV設定などでは8号機まである事になっているので存在しないしガンダム定義できない9号機という事

あとは省略表記YOUであるuをたくさん並べてこれは若者、あるいは若者だった君達の物語だみたいなメッセージもあるだろう

庵野恒例の宮崎駿が「君たちはどう生きるか」した返歌に当たる流れだな

他にはスペルが足りないけど読みをカックスではなくクアクスにしてるからquax(アヒルみたいにうるさい奴ら)

という意味欧米で歓声などを文字で表すのにuuuuuuといった表記が使われる事から若者達のうるさいくらいに騒がしいイメージを反映もしている

そして閃ハサにクワックサルヴァーという医者じゃないのに衛生などに口うるさいなんちゃって医者という

同じ語源から来ている偽名を使っている人物が登場する

彼は顔も声も判らない小説なのを利用してハサウェイと会話していながら正体は地球連邦軍将官だとされているだけで

本名など言及されてない人物でこの後公開される映画でその姿が他の作品や作中で登場した

連邦将官か新キャラクターなのか判明する事が期待されている

まり正史ではもっと未来にマフティーナビーユエリン組織しハサウェイにクスィーガンダム調達する

クワックサルヴァーがジオン戦勝の世界線において歴史を前倒しにして手を回して反政府組織に流したガンダムという

今後公開される閃ハサ第二部以降と声優などを共通にしたパラレルクロスオーバーである可能性も考えられる

そして一種プログラマー用語である事と意図的にGquuuuuux自体グリッドマンに似たカラーリングデザインにする事で

劇中がコンピューター上でシュミレーションされた何かあった宇宙世紀

Gquuuuuuxはこの仮想世界から来た定義されない変数であるハイパーエージェントグリッドマンである事を示している可能性もある

しかしこれはもう制作会社トリガーやら円谷版権やら別に庵野や鶴巻が関わってないやらタカラトミーが絡むやらで可能性は低い

だが万が一OPテーマオーイシマサヨシだった場合にはこの限りではなく

Gquuuuuuxはガンダム世界に介入してきたグリッドマンであるという話になるだろう

2024-11-22

変更容易性の高いプログラムとは何か?

例えば10項目の変数を扱う画面があり、このほぼすべてがフラグ値として利用される超絶難解仕様だとする

各項目の値の組み合わせにより1024パターンもの表示状態があるが、運用関係で実際には321パターンしか使われていない

このパターンがある日仕様変更で610パターンになり、既存条件もすべて変更された

さて、この仕様に対し変更容易性に寄与するといわれるDDDなどの素晴らしい設計パターンが本当に機能するのだろうか?もし機能しないのであれば、変更容易性の高いプログラムというのは存在するのだろうか?

不変のプログラムこそが変更容易性の高いプログラムというのであれば悪い冗談だと思う

現実にここまで極端なものはそうそうないと思うが、業務システムやそれに類する何かを扱っている場合、似た様なシーンは割とよくあると思う

2024-11-21

anond:20241121185223

意見確認しました。論点提示感謝いたします。

解析結果として、以下の仮説を抽出しました:

「ヒトカク」は、特定の初学者(小1レベル自己申告するユーザー)には適合性が低い。

「分からないところが分からない」という障壁は、学習過程において致命的である可能性が高い。

2024年現在、より初学者向けに最適化された教材が市場存在する。

ただし、解析モデル観点からは、以下の補足が適用可能です:

ヒトカクの効果的な活用可能性:対象者に適切なサポート(例:分からない部分を指導できる環境)が提供されれば、挫折確率は減少する可能性があります

学習選択重要性:初学者が「自己選択した教材」を使用する場合モチベーションの向上につながる傾向があります。そのため、「ヒトカクは絶対挫折する」という断定には統計的データの補強が必要です。

代替案が推奨される場合、以下の情報が不足しています

「ヒトカクに代わる具体的な教材やメソッド

学者が「楽しく継続できる」と評価される条件設定

学習を進めるための補助環境(例:オンライン指導初心者向けのコミュニティ

これらの変数明確化されれば、さら有用アドバイスの生成が可能です。必要であれば、追加情報をご提供ください。

推奨次ステップ:具体的な代替教材の情報共有、または初学者向け学習モデルパラメータ調整に関するご相談をお待ちしております

この回答は chat GPTによって作成されていますいかがでしたか

家族友人が陰謀論にはまってしまった人

陰謀論きっかけって要は3ステップ

1.現状に不満がある

2.自分は優秀だ。

3.1と2は矛盾しているが現実に起きているので矛盾がない隠れた変数(陰謀論)がある。

だけなんだよね。

でもたいていの人はこの苦しい現実に立ち向かっても陰謀論にはまらない。それは家族や友人がいて孤独感を覚えていないから。

そういう他者とのかかわりが自己肯定に繋がるから一面的自分が間違っていることを認めても自己否定につながることはない。

しか孤独な人は違う。

主観的につらくても客観的には十分現状が恵まれていることを伝えても、その人自身問題があることを伝えてもそれを認めることは深刻な自己否定につながる。

そして同じような陰謀論者とつるんで孤独感を紛らわせる。これは陰謀論を通して自己肯定感が高まるという負の成功体験ともいうべき状態

こういう人に1や2が間違っていることを伝えても無理なんだよね。できることは陰謀論無関係なところでしっかり真剣に付き合ってあげること。

飲みに言ったり買い物やレジャーに一緒に行ってその人に価値があることをあなたの態度で示すしかない。

そして日々が楽しくなったら陰謀論なんてもの時間をかける暇はなくなる。

2024-11-15

コメント重要

まず言っておきたいのは、コメントってやっぱり大切だってこと。

コードを書いた人の意図を後から見た人が理解できるようにするためのものだし、未来自分が「あれ、これ何書いたっけ?」と迷うのを防ぐためにもコメントは欠かせない。

でもうちの会社にいる“バリバリできる人”、仮にSさんとしておきましょう。

このSさんそもそもプログラムスキルが超ハイレベルで、コードをめちゃくちゃ書ける人。

みんなが「あれどう書くんだっけ?」ってなるような複雑なロジックサクサク書けるし、妙なバグも即座に見抜く。もう尊敬しかない。

で、Sさんコードは、当然コメントバッチリ入っているわけですよ。ただね…これが実に困った問題なんだけど、そのコメント意味がわからない。

何が書いてあるのかが普通コメント以上に謎。

だってSさん説明って、どこか抽象的だったり、ちょっと暗喩暗号?)染みてるんです。

言葉としては正しいし、ちゃんと書いてくれてるんだけど、どうも頭に入ってこない。

たとえば「このループは不変量を維持するための役割を果たす」とか、やたらと専門用語が並ぶ感じ。

で、読んだ結果「何をどうしてるんだっけ?」と逆に混乱してしまう。

それで、しまいには「Sさんコメント意味がわからいから、誰かもう少しわかりやす説明を足してくれませんか?」っていうリクエストが社内で上がるようになった。

なんというか、コメントに対するコメント必要になってきた。

この“コメントに対するコメント”という新しい文化が生まれつつある。

これがまた曲者で、しまいにはコメントの数が倍増し始めた。

Sさんが「ここは変数定義です」と書くと、誰かが「この変数定義がなぜ必要かについて補足します」とか、「ここでの不変量とは何か解説します」とか言い出すわけですよ。

Sさんが「このアーキテクチャがスケーラビティを保つためのものである」と書けば、「スケーラビティの具体的な定義についてもここにメモしておきます」とか。まるで辞書注釈がついていくみたいに、コメントがどんどん増えていく。

こうなると、なんというか「天才思考の跡をたどる」って感じになってきて、普通エンジニアとしては大変なんよ。

Sさんとしては、きっとわかりやすく書いてるつもりなんでしょうが、僕たちからするとSさんコメントを読み解くためにさらに別のコメントをつけていく状況。

こうして、コメントの数だけが増え、肝心のコードがどんどん見づらくなっていく。

なんだか本末転倒な気もするけど、仕方ない…。

コメントがないとわからないし、でもコメントがあってもわからない。

いやー、天才ってすごい。

2024-11-14

バカが作ったシステムに苦しめられている

あらゆるイレギュラーを全パターン見た目が同じ別帳票で出力するようにコードが組まれていて、そのパターンに一切コメントがないのでこれはどういう場合を想定した処理なのかが一切分からない。

しかも見た目が同じ帳票に出力しているのに変数名に規則性がなく、A帳票ではXの項目に出力する変数が、B帳票ではYの項目に出力するのに使われていたりする。

さらパターン分岐方法も多岐にわたっていて大元からAとBとCに分岐してCの先でDとEに分岐してEの先で条件によってはBを出す(!?)みたいな処理が平気で組まれているので、全パターンを把握することも困難。

じゃあ帳票を使っている現場はどうかというとそのコードを組んだ時にいた人間がもういないので、パターン分岐も条件もそのパターンが今も存在しているかも把握している人間がいない。

もういっそイレギュラーっぽいパターン全部切って拡張性を担保した上でめちゃくちゃプレーン状態で組みなおして、今必要イレギュラーパターンのぶんだけ処理を足していくほうがいいような気がしてきた。

2024-10-29

anond:20241029165728

少なくとも企業単位で考えたら何もしない無駄飯ぐらいを150人飼うコストが別のことに使える。

そして150人の中の相対的に低い評価を受けていただけの一般的には有能寄りの人間別にそこまで能力がないわけじゃない人が再就職したらほかの企業人手不足が解消する。

これが巡ったら机上の空論とはいえ競争力高まるって推論が大きく外れてるとは思わない。

でも見落としてる変数はいっぱいあると思うからそういう指摘はされてもしょうがないと思う。

2024-10-27

anond:20241027161403

統計素人すぎるぞ。対数変換悪手になるのはその対数変換した変数線形回帰するときくらいやろ。

あのグラフ回帰目的としたグラフではありません。ちゃん統計勉強し直しましょう。

2024-10-20

anond:20241019210503

これ、投入(インプット)を能力代理変数とする価値観が分かりやすく出ていて興味深い。

2024-10-19

anond:20241019191724

そう言うふうに言いたくなっちゃ気持ちはわからないんじゃないけれど、深呼吸して自分書き込みを読み直してみるといいよ。増田書き込みは、増田の嫌ってる財務出動派と、ベクトルが違うだけで全く同じ病理になってる。

どこが病理かっていうと、「じゃあどれくらい財政出動すべきなの?」っていう数字が一切語られていないこと。

現実日本政府財政において、財政出動してないかっていうと毎年してるわけだよね。国債だって刷ってる。

積極財政派が嫌悪するザイム省ですらみとめてやってるわけだ。つまり、「財政出動してない」は偽なわけ。また一方で財政規律を良しとする立場の人だって「出動ゼロしろ」とは言っていない。バランスの中で適度にしていこうっていうのが、現実の主流派であって彼らはコンセンサスを得てそれをやっているわけ。

それにたいして、その現実支出量(数字)をまったくあつかわず「とにかく増やせ」「増やすな」って言ってるのは、一見対立しているように見えて、「現実数字を気にかけない」「具体的な数字要望しない」「配分の運用手法を語らない」という点で全く同一のセンスを持った集団だと思うよ。相手言動悪魔化することによって、議論の内容とは無関係に主張を通そうってするのは、ポピュリズムの悪いところだよ。

PS.上のは議論手法現在のノリに対する苦言だけど、個人としての見解を付け加える。現在世界経済の状況、IMFの発表するポストコロナ世界途上国金融再建と、EUの陥落、アメリカ不透明感とあわせると、「日本政府財政規律問題」って、もはや「日本財務省と庶民生活」っていう視点で語って良い変数の域を超えちゃってると思うよ。はっきりいうと、この議論には、海外勢力がかなりのところ跋扈してると判断してる。「そのうえで」日本国民としてどういうスタンスを取るべきかっていう視点は、持つべきじゃないかな。

2024-10-12

リスク選好」「冒険選好」という概念を広めたい

確信してるんだけど、あまり丁度いい言葉がないんだよね

その人が「どれだけリスクを好むか」という変数、確実にあると思う

 

例えば、次のような期待値が同じくじ引きがあったらどれをやるか?

A. 100%確率100万円がもらえるクジ

B. 10%の確率1000万円がもらえるクジ

C. 1%の確率で1億円がもらえるクジ

 

Aがリスク選好小、Cがリスク選好大

もっと言えば、リスク選好が大きい人は期待値が減ったとしてもリターンが大きい選択をする)

 

このリスク選好って大人なら誰しも「自分はこんくらい」っていうの分かってると思うんだけどどうなんだろう?

例えば、リスク選好が大きい人の特徴

チャレンジするのが好き

芸能界創作Youtuberなど、極一部の人しか成功しない仕事でもチャレンジする

ギャンブルが好き(やるかどうかは別で)

・夢見がち

会社を立ち上げたりする

犯罪を犯しがち

自分論理で動いている、協調性がない

・誰もやってない→チャンスと考える

 

リスク選好が小さい人の特徴(リスク回避な人)

・安定志向現実的

・確実なことが好き

公務員とかサラリーマンとかを好む(相対的独立するよりはいいと思っている)

チャレンジをしない

・真面目でルールを守る

貯金好き

価値観世間に合わせる

協調性がある

・誰もやってない→危険と考える

 

どっちが人として優れているかというのはない、どっちも必要なんだと思う

 

あと男女でリスク選好は明らかに異なってると思う

もちろん男がリスク選好大で、女がリスク選好小

から結果的会社創業者発明家前人未到なことをする人なんかは男ばっかりになる

代わりにルールを守ったり、今あるものアップデートしたりするのが得意な人に女が多くなる

 

たまに、この発想があるだけで解決する疑問を抱いてる人が居てモヤモヤする

 

蛇足だけど、自分リスク選好が大きい方だと自覚している

フリーランスになったとき、皆も同じようになるんだろうなと思って調べたら、同業者でさえたった10しか居なくて驚いた

かといって小説家になろうとも思わないし、前人未到の山に登ろうとか、バックパッカーの旅に出ようとかは思わないから、彼らほどではないなという感じもしている

大抵リスク選好小から大をみると「こいつ馬鹿じゃねーか?」と思っちゃうんだよね、同時に嫉妬もするけど

しかにただのバカリスク選好大は見分けがつかない

例えば次のくじ引きのうち一つを選ぶとする

 

A. 100%確率100万円がもらえるクジ(期待値100万円)

B. 1%の確率1000万円がもらえるクジ(期待値10万円)

C. 0.01%の確率で1億円がもらえるクジ(期待値1万円)

お金に困ってない人は別の何かで読み替えてほしい

 

これでCを選ぶのはバカだと思うけど、期待値を分かった上で選んでるめっちゃリスク選好大なギャンブラーか、単に期待値計算できてないかがわからないんだよね

今は期待値がわかりやすいけど、世の中の事象、例えば独立するべきか否かとかは複雑すぎて読めないじゃん?

から一応いろいろ考えて選択はするんだけど、自分がただのバカなのかリスク選好が大きいのかわかんないことあるよね

犯罪者とかは大抵バカ寄りなんだけど

まあリスク選好が小さい人はそもそも選択から外すんだけどね、チャレンジ選択肢に入れてる時点でリスク選好は高い方

例えば「銀行強盗をするべきか否か」を検討してる時点でちょっとアレでしょ?俺は昔したことあるけどね、子供の頃、びっくりするくらい割に合わなくて現代社会の完成度の高さに感心した

 

あと面白いのが、リスク選好が大きい人は、自分でよく考えて自分ルールで生きてるから、小さい人を見下してるよね

「なんでYoutubeやらないの?儲かるのに」みたいなセリフ、真顔で言ってる人いるけどリスク選好が高いんだ

逆にリスク選好が小さい人は、リスク選好が大きい人を「考えなしのバカ」と見下してるよね

お互いがお互いをバカにしてるの面白い

 

そういえば「やらずに後悔するより、やって後悔するほうがいい」みたいなセリフ受け入れられがちだけど、これ賛成できる人実は少数派なのではと思う

漫画家は賛成だろうけどさ

2024-10-11

柔道選手の回想を聞いてほしい 2


柔道部顧問になって二年目の話をする。

この年度の末で学校教諭を辞めている。ラストイヤーである。思えばあっという間だった。上の秋季大会の後も、大なり小なり大会があったが、目立つ成果はなかった。

実力というよりは、柔道部全体の精神力、やる気、気合いの問題だった。センスがありそうな子はいたが、『本気』になり切れない。なぜかはわからないが、若者特有の殺気に満ちた闘志というか、「目の前の相手を殺してやる」という滾(たぎ)りが見られない。

特に、格上相手に戦う場面がそうだった。勝つとか負けるとかじゃなく、全力でぶつかってみせようという気概を感じない。

そんな中で、T君はじわじわと実力を伸ばしていた。この頃だと、ベンチプレスは140kgを上げるようになっていた。

ベンチプレスの記録と柔道の強さは直接関係ない。念のため

柔道の動きはボテボテとした感じだったが、それでもサマになってきていた。高校から柔道を始めた関係で、高一の頃が特に弱かったらしい。当時は、毎日のように先輩や同級生から千切っては投げられていたという。

シゴキ以外にも、いろいろあったようである。当時の先輩連中からは相当イジられていたらしい。T君の同級生柔道部員が、確かこんな内容を回想していたっけ。



≪~練習時間中~≫

「おいチクビ。何を寝とる。はよ畳の上から立て!!」

「今、こいつに筋肉ドライバーしてやったら、首めっちゃ抑えて転がっとるしwwwww」

「いつまで畳で寝とんな。早う起きんとチクビねじ切るどっ!」

「チクビ君さあ。今度の公式大会の時に、絶対シャイニングウィザードしてよ。武藤敬司好きなんやろ」

 ※本当にやって反則負けになったらしい

プロレス好きなんだって?これからダブル大外刈りするから付き合ってくれ」



彼が弱かった頃は、部内でもやられたい放題だったようだ。しかしこの頃、高三の手前になると、彼は部内で№1になりつつあった。皆、彼に一目置くようになっていた。当時、部のキャプテンだった100kg超級の子乱取りをしても吹っ飛ばされない。

それでも基本的には、いじられキャラだった。先輩からも後輩からもいじられていた。しかし、彼はどんな時でもリアクションを欠かさず、スマイルで彼らに応えていた。

そういえばT君は、毎日必ず昼休み柔道場に来て、一人で弁当を食べていたっけ。一人飯には理由がある。弁当を食べた後に、ヤツは筋トレを始めるのだ。ベンチプレスを始めとして、腹筋に、背筋に、あとは自転車ゴムチューブを柱に括り付けての打ち込み練習、あとはシャドー柔道か。さすがにカマキリ相手にしてないと思うが……。

休み柔道場に行った折、彼を何度も見ている。ベンチプレスが一番好みのようだった。自分自身が成長する実感とでも言えばいいのか、月ごとに最高記録が上がっていくのが面白かったのだろう。

柔道界の公式回答としては、高校生に器具を用いた本格的な筋トレをさせるべきじゃない。この時期(小中~高校生)は、技術に磨きをかける時期だ。ベンチプレスその他で測れる筋力は、試合ではそんなに使わない。柔道に本当に必要なパワーというのは、柔道をすることでしか身に付かない。すなわち組み手の練習とか、立技・寝技乱取りを通じてしか、そのスポーツ必要な『体力』は身に付かない。

しかし、T君には時間がない。彼にとっての柔道は、おそらく高校で終わりである時間がなさすぎる。だったら、ひたすら筋トレに励む道があってもいいんじゃないか。当時はそんなことを考えながら、昼休憩中のT君のトレーニング風景を眺めていた。



高三の四月時点で、彼の体重は約78kgだった。一年前はボンレスハムのような体形だったが、スマートになっていた。何より、当時のT君は部内で一番やる気があった。何事にも一生懸命だった。鍛えがいがある。

さて、高三最後公式戦は六月だった。ここまでには仕上げたい。幸い、四月にあった市内大会では、彼は5位入賞果たして大会出場を決めていた。順々決勝では、昨年の秋季大会で当たった強豪校の選手に内股で一本負け(空中一回転半させられた)だったが、そこから2回勝って5位になった。

それから大会までの約二か月、T君を鍛えまくった。

柔道場での立ち技乱取りでは、納得いくだけの投げを打てるまでひたすら稽古を続けた。T君に対し、組み手の位置自由にさせて、技も全部受けてやる。その代わりクオリティは一切妥協しない。俺が納得いくまで休憩すらさせない。

「おい、T。苦しくっても、苦しそうな顔すんな。相手にバレんぞ。ビビってるとな、わかんだよ。相手によ~!!」」

すると、唇を引き締めるようにしてT君は、距離を取ってこちらの様子を伺っている。

ああ、これは。技に入るのを狙ってるな。相手高校生だとすぐにわかる。

「技に入るのを狙うな。狙わなくていい。(お前の反射神経だと)無理だから!! とにかくたくさん、技をかけろ。連続しろ連続ちゃんと技は繋がるから。お前の感性でいいんだよ。考えるな、感覚でやれ」

実際、高校レベル試合だと技が下手くそでもいい。とにかく数。連続性が大事だ。

ただやはり、T君は運動神経が鈍いようで、へっぽこな大内刈りに小外掛けや、ボテボテとした払い腰しかできなかった。ヤツが俺に珍しく内股をしかけると、「ポフッ」という効果音とともにヤツが弾かれる。そんなレベルだった。素人未満である

「今のお前の柔道、ほかの選手乱取りやってるのと違うじゃん。俺用の柔道か~、そのへっぽこなのはよ~」

T君の柔道は、俺と乱取りしてる時はモードが違ってる。まるで、何かの専用の練習でもしてるようだった。

ヤツはまた内股をしかけてくるが、全然効いてない。運動神経とか、技に入る姿勢問題じゃなくて、組み手が下手くそ(≒柔道着の握る位置おかしい)なのだ。いいところを掴めてない。せっかく自由に組ませてるのに。

ただ、T君に組み手争いを教えるには、もうタイムオーバーである。「思いっきりイイと感じるところを掴め!」くらいしか教えていない。

だが、連続して技を掛け続ければ可能性が見えてくる。うまく相手が転がれば、彼が得意とする寝技に移行するラインも見えてくる。

ヤツと乱取りしている最中、よく檄を飛ばしたっけ。

「オーイ、てら。何止まってんだよ! 動け、動け。変数作れ。チャンスがないと思ってんの、お前だけだよ」

彼はヘロヘロになって大内刈りを放つのだが、俺に効くはずもなく。間隔を取って、釣り手と引き手(※柔道用語適当にググってほしい)を上下ブンブン振り回したなら、ジャイアントスイングみたいになって、T君が畳をゴロゴロ転がっていく。築地市場の床面を滑っていくマグロのようだった。

「オーイ、俺お前よりも軽いんやぞ。吹っ飛ばされてどうすんだよ」

T君が立ち上がると、顔が真っ赤になっていた。熱中症の人でもこうはならないだろう。それくらい真っ赤だったよ。

ゆっくりと俺に近づいてくると、釣り手の方でパンチするみたいに組み手を取ろうとしてきた。それを弾いて、逆に奥襟を取り返してやった。すると、ヤツも負けじと奥襟を取ってくる。

「力比べで俺に勝てるか」と思ったが、ヤツも結構強かった。睨み合ってたが、T君の耳まで真っ赤になってるのを見た。

この頃になると、彼の耳は潰れていた。餃子耳というやつだ。努力の証である。大半の柔道選手餃子耳にならない。本気で寝技練習した証である

こんな光景を見ながら、ある漫画セリフを思い出していた。 技来静也が描いた漫画作品の、確かこの場面だったはず。



……呼吸(いき)を乱すなセスタス 恐怖心を意志の力ねじ伏せろ 怯えは判断(よみ)を狂わせる 恐れは疲労を増幅させ 病魔の如く五体を蝕む 眼を逸らすな! 敵の刃を見極めよ 胆力こそ防御の要だ 殺意と向き合う勇気を持て

拳闘暗黒伝セスタス 2巻より





T君に必要なのはこの心境だった。

だって中学生高校生の頃は、練習が恐ろしいことがあった。寝技最中に、殴られ、蹴られ、締め落とされ、「殺される」と思ったことが幾度となくある。だが、試練を乗り越えるだけの胆力を身に付けないことには、いつまで経っても二流以下である

こういう感覚は、今時のZ世代みたいなやつがあるじゃん。ああいう子達には伝わらないんだと思う。「○○が上手になりたい、強くなりたい」って? 本当にそうなりたいなら、命くらい投げうってみせろ。

2024年現在だって野球でもサッカーでも、バレーでもテニスでもゴルフでも、スケボーでもブレイキンでも、将棋だって囲碁だって、その道で超一流の奴はな、自分の命かけてその道を歩んでんだよ。

さて、T君との練習の続きである

立ち技が終わると、次は寝技だ。T君が強敵相手に勝とうと思ったらこしかない。それくらい、彼の運動神経絶望的だった。立ち技の才能がない。当時のT君が「生まれつき運動神経が切断されてるんです」と言ったら、信じたかもしれない。

柔道場の端にある、寝技乱取り開始を示すタイマー(ブザー)が鳴ると、俺はさっそく横四方固めでT君を押さえつけて、右拳の先を太ももに突き立てた。するとT君は痛がって、俺の腹を突いて逃れようとする。

「お前、俺に力で勝てんの、勝てんの? 勝てないでしょ!? 頭使わんと、ほら。前に教えたやろ? 逃げ方を……」

四方固めで抑え込まれ状態のT君は、腕をなんとか両者の間に差し込んで、背筋で跳ねて逃れようとした……それが正しいやり方だったら、そのまま逃がしてやる。それで、また瞬間的にヤツに覆いかぶさって、抑え込みに持っていくのだ。T君は逃げる。ひたすらそれを繰り返す。

俺の抑え込みから逃れたとしても、T君がこっちに向かってこず、亀の姿勢になろうとすると、すかさず両手で奴の柔道着の胴と太腿を掴んだ。

「よいしょっ」と持ち上げると、奴の体がひと時宙づりになった。そのままクルリとひっくり返して、横四方固めでまた抑え込んだ。今の選択はアウトだ、敵前逃亡である。この寝技練習では、攻撃行動以外は認めない。

寝技になると、T君がたまに覚醒する。俺の動きがわかってたみたいに、例えば、真上から抑え込もうとした俺の膝をピンポイントで蹴っ飛ばして、転がして、そのまま上に乗ってしまう。

俺は両足をヤツの足に絡めてガードするのだが、巧みに外して、抑え込みに持っていく――縦四方固めが完成した。

いいねいいねー!!」

こんな具合で、いい動きをした時には認めてやる。褒めるんじゃない、認めるのだ。そいつのパワー、気概、実力を。褒めるってのは、親が子どもにやるものだ。コーチ選手って対等な関係だろ。

T君は膂力(りょりょく。腕の力)があるうえに、寝技センスがあった。寝技というのは、ガッチリ決まると体力差に関係なく勝利できる。当時まだ20代半ばだった俺の体力はT君をはるかに上回っていたが、それでも抑え込みから脱出できないことがあった。

ただ、悲しいかな。彼にあるのは寝技だけだった。立ち技は本当にダメだった。まったく才能がなかった。

せっかくパワーがあるのに、釣り手で相手の奥襟や背中を掴むことは皆無であり、いつも前襟だった。運動神経がないから、せっかく神業的なタイミング大内刈りや払い腰に入ることができても、相手を投げるに至らない。遅すぎるのだ。

ただ、彼はよくやっていた。性格キャラクターはいじられ系芸人のそれだったけど、リアクションはよかったし、部員みんなから好かれる存在だった。そういう雰囲気をもった人間だった。



時期は半年ほど戻る。

いつぞやの試合でT君を内股で吹っ飛ばし名門校選手と、ラーメン屋で同席したことがある。T君と俺と、あの選手N君が一緒になったということは、おそらく試合の帰りだったのだろう。

あれは、福山駅の駅舎の外に入っているラーメン屋だった。名前は忘れた……なんとか吉だったはず。そこで、T君にラーメンをおごってやろうとして、カウンター席がいっぱいで4人掛けのテーブル席に通された。

そしたら、おかみさんが来て、「相席でもいいですか?」と言うのだ。それで待っていたら、N君ともう1人の柔道高校生が向かいテーブルに付いた。2on2の相席Styleである

そのN君だが、痩せ気味で精悍な顔つきをしていた。体形は相当細身で、背丈は185くらいか。T君と同じく81kg級選手である。もう1人は、100kg超級とおぼしき超アンコ体系の子だった。棟田選手以上の丸々とした感じだ。

2人とも、耳は完全に潰れていた。どちらも社会人に近しい貫禄があった。眼光が鋭い。スポーツ特待生で高校入るような奴って、雰囲気からして違ってる。

俺の耳もやはり潰れている、大学卒業して釈迦デビューするにあたり、手術で直すという選択肢もあったが、餃子耳の方がハクがつくと考えていた。T君の耳は、この時潰れかけだった。

会話、どんなだったかな。そうだ、N君がT君に話しかけてきたんだ。

それでT君も、ラーメンを待ちつつ水を飲んで彼と話をしてた。

思い出せる範囲だと、こんな会話だった。覚えてない箇所は端折っている。

「なあ、君。オレと試合したことない?」

「うん、あるある一年生の時と、こないだの秋の新人戦で」

「君さ、いつから柔道やってるの」

高校入ってやっとるよ」

「そうなんだ。やっぱりこの辺の学校は、そういう子が多いのかな」

わからんけど。N君はいから柔道しとんの?」

「4才から横浜で始めた。高校からこっち」

「えー、すごいやん」

「親に無理やり。両親とも柔道してて」

「それで、ここまで強くなれたんや。すごいね

努力たからな~」

「内股めっちゃすごいやん。カミソリみたい。サクッと相手が飛んでくよね。マジですごい」

伝家の宝刀な。あれだけは自信ある。けど、強いヤツは世の中にいっぱいいるし。俺もまだまだよ」

自分、N君には一生敵わないな。多分。こないだの試合、内股で空中5回転しとらんかった?」

「(テーブルを叩きながら)してた、してた!! なあ~」

 ※隣の高校生が関心なさそうに頷いていた

もっと勢いが強かったら、会場の窓ガラスを突き破って護国神社に落ちとったよ」

ハハハハ、お前、面白いな~!!」

「え~、うそ~。そんなに面白い?」

このあたりで、俺のイラつきを察したのか、N君の隣の高校生が彼を小突いた。

「T君さ。今度オレと試合するのいつになるかな」

「冬に県に繋がる個人戦がなかった?」

「それ、無差別級だけだろ。あの大会は、ベスト8までは全部うちの高校が占めるし、そこまで登ってこられる? それにベスト8が決まったら、例年それで市大会は終わり。解散。1位から8位の順位はうちの監督が決める」

「えー、そういう仕組みなん?」

ここで、隣の高校生がN君の肩を叩いた。

「そう、そういう仕組みな。次の試合は春しかない。あと1回だけのチャンス」

「うん、当たるの楽しみにしてる」

「言ったな!? 次に試合する時は、空中8回転だから

「そんなんされたら、自分死ぬし!! ボンレスハムだし、チャーシューだし、畳をバウンドちゃうよ」

「楽しみにしてる」

ここらへんの場面で注文したラーメンがきた。それで、あとは皆黙々とラーメンとか餃子を食べて、解散した。

あの店は、とんこつラーメンアレンジ系が美味かった。当時はよく利用してた。もう軽く十年以上は行ってない。残りの人生で行くこともないのかもしれない。

※書いてるうちに思い出した。福山駅前の八十吉ラーメンである

ただ、あの頃のT君とは、できれば一緒に行きたくないな。財布的な意味で。

当時、たまに2人きりでご飯をおごってやることがあったけど、あいつ、ラーメン替え玉4杯+チャーハンから揚げ+餃子5人前とか食べ切っててビビったわ……食欲が凄まじい。ラーメンが4杯で終わりなのは、その頃にはスープが無くなるからだ。

俺はその半分しか食えなかった。食欲においては、完全に俺の負けである事実だ。認めるしかない。

そんなこんなで、最後公式戦までの日々は風のように過ぎていった。



この匿名ダイアリーを書くにあたり、約二十年前の記憶を思い返している。正確じゃない部分はあろうけど、そこまで間違った内容でもないはず。一部ではあるが、当時の記録媒体を基にして書いてることもある。

あの日々は、けっこう幸せだった。柔道部の成績は悪かったけど、気合いが入った部員も出てきていた。そういえば、あの時そういう行為をした女子マネージャー(妹)も、あれから特にトラブルはなかった。これまでどおりの、柔道部顧問マネージャー関係だった。いや……ごく稀にプライベートで会うことがあったか

何度か変なことがあった。双子の姉の方と柔道場の入口で談笑してると、妹の方がやってきて一緒に話に入ったのだ。不自然タイミングで。無理やりに近い。それは、姉じゃないもう一人のマネージャーと話してる時もそうだった。

ちなみに姉の方は、マネ子に比べると若干明るい性格だった。俺ともT君ともほかの部員とも仲良くやってた。天性のコミュニケーション能力があるタイプだった。底抜けに明るいわけじゃないけど、不思議安心感のある、温かみのあるキャラクターだった。

マネ子の態度は、上記を除いては普通だった。何か月かに一度は、俺も含めた部員みんなにお菓子を作ってくれたし、バレンタインデーには手作りチョコレートくれたし、大会前には率先して雑用を命じてほしいと志願したし、俺の誕生日ネクタイピンをくれたこともある。

私学だし、まあいいかと思ってもらってた。あの子の財布は大丈夫かなと思ったが、月のお小遣いが一万円と聞いて納得した。友達と遊びに行く時などは、母親から別途お金がもらえるらしい。医者の娘は違うな……と、月四千円の小遣いで寮暮らしをしていた高校時代に想いを馳せたっけ。

別に、妹の方とまたセックスしたいとは思わなかった。「したい」という欲求はあったけど、でも教師としての責任感が勝ったのだ。 訂正;間違った記憶でした…

ただ、俺という人間は、やはり異常だったと思う。ちょっと性欲が強いのは間違いない。そちらの方には正直だった。あとは~~子どもの頃に柔道陸上をしてたのだが、絶対にうまくなりたい! という情念が強くなりすぎて、体を痛めて指導者に怒られることがあった。夢や目標に対しては猪突猛進だった。



性欲、性欲……と、今思い返してみて、人としてよくなかったと思えるものを最低3つは思い出すことができた。ひとつだけ、あれはまだ5才か6才の時か。両親が忙しい家庭だったので、日常の世話は祖母が見てくれていた。いつも、祖母実妹と一緒に寝床についていた。

いつからだろうか。動機は定かではないが、まあ原初感情とでも言おうか。夜に寝床にいる時、暗闇の中で祖母と一緒に寝ている時に、祖母衣服を脱がせていた。「ねえ、ばあちゃん。服、服脱いで」と無邪気に笑って、祖母の服を脱がせていた。それで裸にする。

そして、お互いに裸になって、抱き合って布団の中で眠るのだ。抱き合うだけじゃなくて、ほかにも明らかに色々してたけど、やはり幼子とはいえ異常な行動だったと思う。

妹に対してもそうだった。妹に対しては、ほぼ毎日のように服を脱がせていた。妹は「いいよ」と言ったこともあったし、「いやだ」と言うこともあったけど、お構いなしに服を脱がせた。祖母が近くにいても関係なかった。とにかく脱がせて、納得いくまで裸で抱き合っていた。原初感情だった。

愚かなことだった。反省している。でも、あの時の感情は本物だった。あの時、まだ小学生ですらなかったけど、俺は「女を抱きたい」と確かにそう思っていた。リアルだった。

次です

https://anond.hatelabo.jp/20241011192839

2024-10-07

anond:20241007105808

フェミニズムの答えはTPOなんて関係なく着たい服を着るのが女性自由

だけど「男の性的まなざし」という外部の変数が全てを狂わせてる。

ジェンダーレス水着だってプール女性のお尻をみてくる男子がいなければ発明されることもなかったよね。

たまにネットフェミ論で誤解広まってるのを目にするけど、気になってるロジックから「男」をマイナスすればスッキリ理解できるのが多いと思う。

2024-10-06

ワタルが見た夢

1. プログラムの夢 - Wataru's Dream of Code

2. ループ迷宮 - Labyrinth of Loops

3. 変数秘密 - Secrets of the Variables

4. 条件分岐の試練 - Trials of the If-Else

5. デバッグ夜明け - Dawn of Debugging

6. サブルーチン冒険 - Adventures in Subroutines

7. レガシーコード呪い - Curse of the Legacy Code

8. リファクタリングの旅 - Journey of Refactoring

9. アルゴリズムの競演 - Symphony of Algorithms

10. クラウドの彼方に - Beyond the Clouds

11. エラーの海を越えて - Across the Sea of Errors

12. 最終コミット - The Final Commit

2024-09-30

データを取得するメソッドなのにsetDataみたいな名前にする人

取得(get)してるのにsetって付けるのは意味が反対じゃねーかあり得んやろ

と思うかもしれないが、結構見るんだよな。

データを取得して(変数などに)セットする、だからsetData、みたいなことなんだろうか?

2024-09-29

半分くらい復讐くらいの気持ちで絵の練習をしている

ワイは向上心がまるで無くて、趣味という趣味が全部半端だ。

10年くらい前からダラダラとハナクソみたいな絵を描いていた。ケータママイラストがよく話題になっているが、ワイの画力も正直それと大差はない。太い線を使っているだけ「ゆるい絵」のくくりにギリ入れてもらえる、くらいのレベルである

別にソレで良かった。ソレで良かったんだけど、二年前くらいかな。とあるキッカケでそうも言っていられなくなった。

友人に「お前もこれを見習えば?」と言われた。示されたのはあるVtuber動画である。大量の同業者の顔を模写して上達を目指す企画が完結して大きな話題になっていた。

そのVtuber最初上手とは言えない絵を描いていたのだが(それでもワイよりは上手いっす。ごめんなさい)、最終的には元絵パット見の印象は変わらないくらいのクオリティになっていた。

タイトル復讐と書いているがそのVtuberに対して恨みがあるわけではない。彼のことは本当に凄いと思う。

しかし、あそこまでの上達を制作中含めリアルタイムで見せられると「続けていれば誰でも上手くなる」という考えを持つヤツが出てくる。その友人のことである

趣味というからには少しは上達しろ。好きこそものの上手なれと言うだろう。要約すればそのようなことを言われた。

冒頭に「ワイは向上心がまるで無い」などと書いたが、昔は違った。なんぼなんでもちょっとは上手くなろうとしたことくらいある。しかし、それは無理と悟ったから、好き勝手に描いているのである

からワイははっきりと言った。上達なんて適正ありきのものだって

世間簡単に言う。自分改善点を見つけてそれを直していけば上手くなると。

どこから直せば良いのか分からないなら一つ一つ分解していけば良いと。

それが出来ないならまずは楽しく続けていこう。そうすれば分かるようになってくると。

ワイはその3つ目でずっと止まっている。目がいつまで経っても役立たず。一生モヤの中にいる。

だが、そんなことを言ったところで「それは努力が足りていないから」で一掃された。この主張はあまりにも強すぎる。

彼にとって努力とは成果に結びつくまでの過程であり、努力評価することは成果を評価することと同義である。成果が出ていなければ努力不足。成果に直接結びつかないことはただの徒労。

その定義付けにある種の合理性があるのは否定しない。間違った方向に頑張ったところでそれは徒労だし、ある程度の量が必要なのも分かる。

ただ、成果を左右するファクター努力だけではないという視点が欠如している。

だが、そんなことを言ったところで「それは努力が足りていない人の考え」と一掃された。この主張はあまりにも強すぎる。

これを読んでいる人の中には彼と同じような努力至上主義人間も多数いることだろう。同じことを繰り返すが、適正ない奴がなにやってもダメなんだよ。

いや、分かるよ、結局自分でどうにか出来る変数努力しかないという主張も、成功している人は皆努力していることも。

それは分かったうえで、やっぱり適正がないとダメだ。才能があってこその努力だ。個体差の有無を認めてなぜ適性の有無を認めない?

だが、そんなことを言ったところで「それは本当の努力を知らないから」と一掃されることだろう。

自分の適性の無さなんて、成果に必要努力量のはるか手前で分かるもんだと思うんだがね。

からワイはめちゃくちゃに努力をして多少の成果を出したところで「お前の主張を実践したが、こんな釣り合わないことさせるもんじゃねぇぞ。軽率努力不足なんていうもんじゃない」と言ってやらなければならない。

相手土俵で戦って勝たなきゃダメなんだ。

バカが。

それで二年くらい真面目に絵の練習をしている。上達はほとんど感じない。

さいとうなおき先生動画とか見てみたら?とか言われるけど、ありゃ画力の使い方の話が主で画力がないやつには関係ない。三ヶ月上達法もレベルが高すぎる。模写して「ここの座標がズレてるね」なら重ねたら分かるが、絵柄再現して別の絵を描いて改善点を見つけるだと…?

実際試してみたが、全然意味が分からなくて挫折した。税金に似た三重県を描いて税金との違いを述べろと言われている気分である。他の練習だって大体そう。

ハナクソがダンゴムシになるための方法を探しているのにウサギがトラになる方法しか出てこない。

それでも一応それなりに課題を見つけて改善するというのをやってはいる。先ほど「ほとんど」上達していないと言ったが、僅かな成果はあった。

ただ知っていれば誰でも出来るようなことである。片目を瞑ると狂いにくくなるとか、下から上に線を描くのはやめたほうがいいとか、ひと晩寝かせたほうがいいとか、線画の色を変えてみようとか、その程度のもの

個人のさじ加減が必要な項目はまるで出来ていない。線の強弱をつけてもガタガタの線になるだけだし、薄弱な根拠グラデーションをつけてもそれはただのムラである

実に困ったものだ。

座標のズレのような客観的評価ではなく、各々の主観的評価改善していかなければならない項目が多すぎる。良いものを良いと判断できる目がワイにはない。

焼まゆる先生の目を肥やす云々の話の重要性は感じながらも、一向に目が肥えない。

いやいや、頭でっかちになってアウトプットが足りてないんじゃないの?と思ったそこのあなた!それは分からんでもない。

が、今週一ペースで絵を完成させているけど、正直これ以上はすぐには増やせない。なぜなら、修正にめちゃくちゃ時間がかかるからである

右目が大きいかもな。左右反転で確かめてみよう。今度は(元の)左目が大きく見えるな。

こんなことをずっとやっている。

そのレベルで見る目がない。

仕上がりを気にせず量だけ重ねた時期もあったが、それだと何も発見がないので何も得られていない。反復練習再現性を高めるためのものなんだろうなーって思った。

ずっと1人で練習していると、自分の絵に見慣れてうまくなったと錯覚することがある。そういうときTwitterに載せたり、人に見せたりする。そして現実を知るのである

絵は人に見せていかないと上手くならないとよく言われているが、人に見られている時点でもうそれはそこそこ上手いのである

まず当然だがTwitterに載せてもまず見向きもされない。タグつけたりコミュニティに載せたりしてインプこそあるものの、エンゲージは非常に少ない。

そして知り合いに見せても「頑張ってるね」しか言われない(前述の友人とはもう連絡をとっていない)。感想をもらっておいて失礼かもしれないが、ワイもよく分からない愚痴の相槌に対してそのセリフを吐くので、多分その類なんだろうと思っている。要するに見ていない・聞いていないときの返事ってことだ。

こんな風に、穴の空いたバケツを使って種を植えていない植木鉢に水やりをしている。もう限界だ。

もう正直モチベがつきかけているというか、なんかどうでもよくなってきたというか、心が弱くなってきて、でも絶対絵垢で愚痴を吐きたくなくて、カッとなってここまで書いた。

俺は一体何をしているんだ。

それでも俺は努力不足なんだろうか。別にイラストレーター目指してるとかじゃなくて、ただ単に、人並のまともな絵が描けるようになりたいだけなんだが。

2024-09-27

産後男性作業マニュアル

子どもが生まれて、奥さんは「全治1か月の事故にあったと思え」と言われつつ、その中で、2-3時間おきの授乳が昼夜問わず必要だったりで、男性側はどうしていったらいいのかな?何か優しさとか精神論とかではなく実効性のある詳細マニュアルみたいなものがあればいいのになと思って過ごした。

ミルク母乳か、男性の育休の有無、赤ちゃん個体差など、変数が多くて、何が正解というのも一概には言えないけど、あくまで一例として、もし生まれる前に戻れるのなら、自分自身マニュアルとして渡すとしたらどんなものになるかな?をまとめてみた、備忘。

恐らく、最初変数は「どこで育てるか?」で、

【A】産んでしばらくは奥さん実家で過ごす場合

家事などは義母さんなどに家事などを外部化でき、負荷軽減につながる。

旦那さん側は一番イージー一人暮らし状態なので自由度が高い。ただ奥さん側の実家新生児対応で大変なので負荷のギャップが大きくなる。

通える範囲であれば週末は泊まりで行くなどして新生児対応に慣れておいた方がよい、実家から帰ってきたときに慣れていない状態になるし、新生児対応の大変さを共有していた方がきっとHappy

【B】産んですぐ夫婦新生児生活になる場合

Aよりは難易度が高い、家事新生児対応をどれだけカバーできるかが重要

子の中で難易度を分ける変数はきっと、①ミルク母乳か?、②男性の休暇がどれだけ取れるか? 夜間対応家事をどれだけ巻き取れるかが重要ポイント、以下は早い段階で旦那さん単体できるようになっておくといいと思った。

重点5業務
おむつを替える
新生児おむつなんて期間限定で余らしても無駄なので、大量に買っておいて練習と思ってこまめに変える、替えたおむつの保管・廃棄などもストレスの元になるので無臭袋など100枚単位で買っておく。このあたりはお金解決
ミルクを作る
液体ミルクもあるが基本は粉で作れるようになっておいたほうがいい。深夜帯できついときは液体ミルクに頼るのもアリ、このあたりもお金解決
ミルクをあげる・げっぷをさせる
げっぷをさせるまでが一連、げっぷなかなか出ないこともあるけど。忍耐。
哺乳瓶を洗う・消毒する
衛生観念のズレは早めに解決しておく、煮沸かミルトンか、煮沸の方が安価だがガス代など考えると結局あまり大差ないかも、手間はミルトンの方が簡単なので、ここもお金解決
寝かしつけ・泣きやまし
赤ちゃん個体差が大きい、寝る子寝ない子、でも結局は寝るまで・泣き止むまで、揺らしたり何たり、昨日効いた方法今日は効かないかも。ただひたすらに忍耐。空腹とオムツ可能性を先に確認してから挑む。ここが奥さん時間を巻き取れるポイントになるのでがんばる。腕とか肩とか痛くなるので、新生児用の抱っこ紐や、スリングなどを買っておくとよい。ここもお金解決
夜間対応難易度

ミルク母乳かで奥さんの負荷レベルが異なる。周囲の意見奥さんの体調・ポリシーなどあるのでそこを優先しつつ、仮に完全母乳としても一部ミルクで補うなどできると負荷軽減につながる。

どうしても睡眠不足になるが、奥さんがひたすら睡眠不足になるか、夫婦ともに睡眠不足になるかの違いでしかないので、少しでも奥さん睡眠時間確保に尽力する方がきっとHappy、でも2人とも倒れたら元も子もないので、そこだけは注意。

B-1】完全母乳
奥さんの負荷大、授乳タスクを巻き取れない。夜間帯で巻き取れるタスクは、授乳後のげっぷ→寝かしつけと、夜泣きの泣きやまし。
【B-2】母乳ミルク混合
奥さんの負荷中、深夜帯の授乳1回をミルクで許容できるのであれば、そこは男性対応にしてシフト制が組める。3時間おきとして中1回を男性対応にすると、奥さんは6時間休養できる。夜間帯で巻き取れるタスクは、深夜帯1回のミルク→寝かしつけ、夜泣きの泣きやまし
【B-3】完全ミルク
一番負荷分散やすい、奥さんシフトを組んで対応可能。夜間帯で巻き取れるタスクは、担当回のミルク→寝かしつけ、夜泣きの泣きやまし
日中家事

これは旦那さん側の育休取れるかどうか、生まれる直前でなく半年前くらいから調整しておくとよかったと後悔。取れるなら3食、掃除洗濯など頑張る、取れないなら、家事代行でも冷食でもお金で負荷軽減できるのであれば、お金解決

などなど、上記けがすべてじゃないし、N=1のサンプルだし、奥さん側や有識者から見たらあんぽんたんなこと言っているかもだし、きっと「うちは違うそうじゃない」があるかもだけど、前向きなナレッジが溜まっていくと嬉しいな。

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