これがポエムコアだ!!ーーすべてのクソメン&クソガールへ向けられた初期衝動!! オリジネーターBOOLのロング・インタヴュー掲載
あなたは、ポエムコアを知っているだろうか? 2012年頃からネットを中心に話題になりはじめた、ポエムを主体にトラックが融合した音楽ジャンルである。とはいえ、まだポエムコアをやっているアーティストは少ない。むしろこの人物が一人で牽引しているといってもいい。彼の名はBOOL。このたび、オリジネーターである彼が初のフル・アルバムをVirgin Babylon Recordsよりリリースする。参加トラックメーカーには、downyのギタリスト青木裕、world's end girlfriend、食品まつり、hanali、DJ JET BARON、Go-qualia、canooooopyといった、クラブからエレクトロまで最前線で活躍する豪華メンバーが集っている。なぜ、こんなメンバーが? それは、彼らがポエムコアに音楽の新たな可能性を感じたからに他ならない。ポエム・テープと呼ばれる詩を朗読した音声さえ作れば、誰にでもできる敷居の低さ。そんな衝撃とともに、2010年代の音楽シーンに殴り込む。このたびOTOTOYでは、首謀者であるBOOLにロング・インタヴューを決行した。そして、同作をハイレゾにて音源配信をスタートする。この新しい衝撃に身を任せてみないか?
ポエムコアのオリジネーターであるBOOL初のフル・アルバムをハイレゾで!
BOOL / THIS IS POEMCORE
ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz)、mp3ともに 単曲 150円 / まとめ購入 1,500円
【収録曲】
1. Xline(prod. 青木裕 / downy)
2. ロペリリ(prod. world's end girlfriend)
3. 狐大学生(prod. hanali)
4. プロジェクトリーダー ぺテオカ隆介
5. よじり棒Ⅱ
6. ねぇトニー
7. マーニョ(prod. 食品まつり)
8. 父はドラゴンハンター(prod. DJ JET BARON)
9. MEMETAN(prod. Go-qualia)
10. 夜道(prod. canooooopy)
※アルバムのまとめ購入者には「ロペリリ・カラオケ (prod.world's end girlfriend)」がOTOTOYだけのボーナス・トラックとしてついてきます。
ポエムコアとは?
ポエムコアとは、BOOLが2006年、自主制作アニメの制作にあたり、音声コンテとして音声パートのみのデモ音源を作り始め発展させたスタイルを、2012年に「ポエムコア」と名付け、ネット・レーベルを中心に発表し広まり出した音楽ジャンルである。
ポエムコアの音楽的特徴として、その特異な制作方法があげられる。まず先行して、深夜の暗い部屋の中でポエム・テープというポエムの朗読音源が作成される。そのポエム・テープを元にトラックが作成され、最終的に楽曲として成り立つのである。歌やラップなど小節に言葉を当てはめていく作曲方法とは根本的に異なるのだ。
ポエムコアではトラック・パートの音色、ビート・パターンなどに規定はない。求められるのは、一定のBPMに沿っている訳ではない、非音楽的であるポエム・パートをどのようにリズムに配置しポエム・パートの世界観をどう演出し、どう音楽として聴かせるかだ。
そしてそのポエム・パートの世界観の指標となる三大要素がポエムコアには存在する。
それが以下だ。
「ナイフのような自意識 」
「スケベ心」
「闇」
ポエムコアは、不良、インテリ、オタク、どのクラスタに当てはまるカルチャーかと問われれば、そうしたクラスタのどこにでも少なからず存在するクソメン&クソガール(TBSラジオ「おぎやはぎのメガネびいき」で提唱されている名称)のものだとはっきりと答えるだろう。
インタヴュー & 文 : 西澤裕郎
なにをいっているのかを極限にわかりやすくしたんです
ーー2006年に「アニメの自主制作にあたりデモ音源を作りはじめた」ことがきっかけで、BOOLさんはポエムコアの活動をはじめたということですが、具体的にどのようなことをされていたんですか?
BOOL : 当時は美大に行っていて絵も描けたので、アニメーションの映像制作をしていたんです。やっていくうちにラフ画のような形でアイデアを自分の声で吹き込んだ音声テープを作るようになって、それを新しい現代詩だって発表したりしたんです。ただ、特になんの反応もなくて。それで、2013年にポエムコアっていう名前をつけて、音楽としてネットレーベルでリリースしはじめました。
ーーポエムコアって、キャッチャーでいい名前ですよね。
BOOL : そうですね。短くて、キャッチャーで、ちょっとおもしろい。あと、ちょっと低く見せるっていうのが伝わりやすいのかなと思って。アートとか現代詩って言うと、なんかかっこつけてるように感じちゃうから、ネット的感性を持っている人たちが幅広くおもしろがってくれるような言葉がいいと思ってつけたんです。
ーーちなみに当時は、どういうアニメーションを作られていたんですか?
BOOL : ヤン・シュヴァンクマイエルとか、チェコ・アニメみたいな感じのものです。実写だったら、デヴィッド・リンチとか、ちょっと気持ち悪くてよくわかんないけど、かっこいいようなアニメとかを作ってましたね。
ーー人間の暗部というか、黒いようなものが垣間見えるようなものですか?
BOOL : もちろん、ヴィジュアル的にも新鮮な感じの作品を作りたいと思っていました。その当時、ロトスコープみたいに実写をなぞって描くような感じでやってたんです。最近だと「悪の華」を観たとき、こういうのがやりたかったんだよなって思っていましたね。ストーリーはダークで、映像はリアルな感じというか。
ーーそれを考えると「ゆでちゃん」とかは、また違うベクトルなのかなと感じるんですね。おばさん4人に布団からひきはがされて、白ブリーフ1枚の44歳のゆでちゃんが出てくるっていうところからはじまるじゃないですか(笑)。求めるものも変わってきたんでしょうか?
BOOL : ダークっていっても、ブラックなコメディみたいなものをやりたかったので、変わったとは思っていなくて。作る上で気にしてるのは、まじめにふざけるような作品が作りたいってこと。ただふざけてるだけっていうのは好きじゃないし、逆にまじめでただかっこいいっていうのもあんまり。そのふたつがどっちもあって、おもしろかっこいいと思うんです。「ゆでちゃん」も詩がふざけてるけど、ちょっとまじめなところもあるし、サウンド的にはシリアスなところもある。どっちなんだろう? って常に思いながら聴けるようなものを目指しています。
ーーそうした活動のなかで、world’s end girlfriendなど、音楽的クリエイティヴな方たちが参加するようになったのには、どういうきっかけがあったんでしょう?
BOOL : きっかけがあるとすれば、(高野)政所さんが渋谷でやっているACID PANDA CAFEにちょくちょく行くようになったことですね。そこで、ファンコットとかナード・コアとかを聴いて「かっこいいし、おもしろい要素もある」と親近感が湧いて。そうこうして通っているうちに、ACID PANDA CAFEでやっているポットキャスト番組にゲスト出演させていただくことになって、それを聴いてworld’s end girlfriendさんが声をかけてくれて「ゆでちゃん」を作る流れになったんです。
ーーBOOLさんの活動において、ラジオは大きな影響を与えている要素といっても過言ではないんですよね。
BOOL : そうですね。ヘッドホンをつけながらやってもいいような仕事をしているので、1日6時間ぐらいラジオを聴いていて、そこからはまっていったというか。JUNKとかオールナイトニッポン、ウィークエンドシャッフルとか、お笑いを中心にいろいろ聴いていました。そういう意味でも、ラジオの影響は大きいですね。
ーー実際にBOOLさんもポッドキャストをやっていたそうで。
BOOL : 2010年から現代詩朗読ポットキャストっていうのをはじめました、その当時はポエムコアという言葉もなかったので、現代詩と言ってますが、今と変わらないスタイルの作品をただあげていくっていう感じでやっていました。サウンド・クラウドじゃなくて、あえて自分で一番聴いているポッドキャストでやってみたかったんです。ポエムコアという言葉が出来てからは更新はしていませんが、100~150くらい音源はアップされていて今でも聴けます。
ーーポエムコアの元になる、ポエムだけが収録された音源を「ポエム・テープ」っていうじゃないですか? これも名前がいいですね。
BOOL : ポエム・テープは最近できた言葉ですね。ポエムコアの一番の特徴として、言葉がグリット上に沿ってなくて、ただ普通にしゃべってるってことがあげられるんですね。なにをいっているのかを極限にわかりやすくしたんです。内容が頭に入ってくるのが一番の強みというか。他のジャンルとの差別化を図るために、スキルとか関係なく、一旦、世界観を作った音声だけを作って、逆にトラック・メイカーに音楽作品に編集してもらう。かっちり音を当てはめるとださく聴こえちゃうので、あまりビートを強調しないとか、トラックの工夫とか次第で音楽としてもちゃんと聴こえる感じなので。こういうビートを使ってくださいとか、音質とかは決めていなくて。そのポエムの世界観に合っていれば、どんな音楽でも使っていいっていうのがあるんです。今回も様々なジャンルのトラックメイカーが参加してくれたので、そのジャンル内のルールでポエムコアをやったときにどうなるかなっていうおもしろさもありましたね。
イメージ的にはポエムコアはお笑いの要素もある
ーー完全に詩が主体ではじまるっていうところが新しいですね。極端にいえば、言葉をしゃべれれば誰でもできる。
BOOL : そう。ハードルを極限まで下げたものがやりたかったんです。一時期、ヴェイパーウェイヴみたいなものが出てきて結構衝撃的だったというか。勝手に名前をつけてテンポを下げて、10秒くらいでできるようなものをオリジナル作品ですって出してるのが、パンクとかよりもさらにハードルが低くて、あまりに衝撃的で。ラジオで言うと、例えば、おぎやはぎのラジオで言うところの”くそめん”とか、ダメ人間みたいな感じの人たちがネタの投稿とか送ってきてるんですけど、そのおもしろさがいいなって思うんです。なんにもできないんだけど、おもしろいっていう人って、たくさんいるはずなんですよ。そういうくだらない内容のものを、かっこいい音が作れる人にお願いして分業制にしたら、おもしろいんじゃないかなと思って。こんなくそみたいな音源に、こんなかっこいいトラックが付いてるんだ!! みたいなものができたらいいなって。ビート・テープみたいに、ポエムだけのテープがあったら、おもしろいだろうなと思ってつけました。
ーーたしかに、はがき職人とかですごいおもしろい人とかいますもんね。
BOOL : 本来ありえないコラボレーションみたいなことができるんじゃないかなと思っていて。ポエム・テープをウェブ上に上げてもらって、勝手に使っていいよってなりさえすれば、勝手に使って作ってくれる。それが広まってくれれば、もっとおもしろいものができるし、既存のジャンルを越えたおもしろいものができるんじゃないかなって思っています。
ーー実際、今作では錚々たるメンバーが乗ってきてくれたっていうのが大きいですよね。〈ブーティー・チューン〉の人たちとか新宿LOFTの望月(慎之輔)さん周りも、ポエムコアに対して積極的ですよね。
BOOL : DJ FULLTONOさんもポエムコアで音源を作ってくれたりとか、D.J. APRILさんのイベントに呼んでもらったりして、意外にジュークとかファンコットとか新しいことやろうっていってる人はポエムコアを理解してくれるんですよね。詳しく説明しなくてもわかってくれてるっていうか。そういう人たちには理解されてよかったなと思います。
ーー今作は、ポエム・テープをそれぞれのアーティストに渡して作ってもらったんですか?
BOOL : そうですね。制作方法はポエム・テープ先行で、これどうにかしてくださいって感じで。一から曲を作ってもらうっていう感じですね。
ーーある意味、トラックメイカーとかミュージシャンが試されてるとも言えますよね。
BOOL : それはあると思いますね。特に今回お願いしたのが、ジャンルを代表するような人たちばかりだったので、ジャンル対ジャンルの戦いっていうところはあったと思います。やっぱり”自分が作ってるトラックが一番やばい”っていうのがあるだろうし、他のジャンルには負けられないっていうのがあると思うんですよね。
ーーそもそものきっかけは、world’s end girlfriendとのコラボの「ゆでちゃん」ですよね。最初にも言いましたけど、これは衝撃的でした。world's end girlfriendがトラックを制作しているうえに、曲も25分くらいあって。
BOOL : 僕もびっくりしました(笑)。イメージ的にはポエムコアはお笑いの要素もあるというか、半分くらいはふざけてるんじゃないかって感じなんですよ。そこはWEGさんとも話したら分かってくれてたし、WEGさんもお笑いに理解があるというか。おもしろかっこいいっていう感じですね。
ーー例えば、ネイチャー・デンジャー・ギャングのライヴってめっちゃ盛り上がって暴れたりするけど、音はデジタル・ハードコアだったり、ジュークの要素が入ってたりと、自然にお客さんが音楽も聴いて馴染んでいくみたいなのがいいなって思うんですよ。そういう意味でも、ポエムコアも他の分野と異種交流戦をやってほしいですね。アイドルと対バンして、出順がアイドルの後ってこともあったようですけど。
BOOL : アイドルは一番キツかったです(笑)。アイドルの現場で、ネイチャー・デンジャー・ギャングとかやったらインパクトあると思うんですけど、ポエムコアは一見わかりづらいし、叫んだりとか音が派手とかそういうおもしろさはないので。おもしろさを伝えるスピードがかなり遅いので、そこはなかなか難しいですね。
ーーなるほど。
BOOL : ライヴを一発観ただけで世界観が変わりましたとかないじゃないですか? だから、今後の目標は一般層に広げたくて。例えば、ポエムはライトノベルの人たちが書いた詩を、萌え声優みたいな人が詠んで録音して、ヴォーカロイドのPが音を付けるとか。僕がやってるような世界観じゃなくていいので、ポエム・テープを使うっていう手法だけやってもらったらおもしろいんじゃないかなって。コミケとか人が多いですし、そっちに広まったらおもしろいことができそうな気がするんですよ、僕がやってるのは、なんだかんだアンダーグラウンドっぽいので。
本当に真剣にやった悪ふざけが一番やってておもしろいこと
ーーポエムコア自体をやっている人がまだ少ないですもんね。
BOOL : そうですね。いまポエムコア専門でやってるのが、2人しかいないんで(笑)。トラックメイカーで作りたいっていってくれる人はけっこういるんですけど、ポエムを朗読したいっていう人が意外にいないんですよ。ポエムを録音するだけっていうハードルを下げたことで、もっとやってくれる人がいるかなって思ったんですけど、意外に逆にハードルが高くなってるみたいで。
ーー実は僕もやろうとしたことがあるんですけど、声だけのものを渡すっていうのがなかなか抵抗があるというか、考えこんじゃうんですよね。
BOOL : そこのハードルをどうやってさげていこうかなっていうのが課題ですね。やっぱり、ある程度おもしろいものを朗読できる人がいないんですよね。”声部”って、声優になりたい人がやってる詩の朗読みたいなのがあって、主にアニメの声マネとか、ラジオ・ドラマも音声をアップできるっていうSNSなんですけど、みんなうまいんですよ。声優になりたい人たちだから、そういう人たちにお願いしてやってもらうっていうのはあるんですよね。でも、そういう人たちはポエムコアっていう言葉を知らないんです。聴いてるのはたぶん初音ミクとかの音楽とかアニソンとかなので、ゴルジェとかは聴いてない。そういう人たちの朗読を、ゴルジェとかジュークとかでやったらおもしろいんじゃないかなって思います。
ーーそれは熱いですね!! 例えば、僕が録音したのを〈ブーティー・チューン〉の人たちに渡してポエムコアですっていうのは失礼じゃないですか?
BOOL : 全然いいんじゃないですか? 逆に、「誰? 」っていう人が堂々とやってたりするのは、誰もやってないから新鮮なんじゃないですか? 例えば、お題を48個くらい出して、それに対して30秒くらいでつぶやいてもらった言葉にトラックをつけて出したっていう企画があったんですけど、それがやっぱり圧倒的におもしろくて。海外とかのコミュニティ・ラジオとかでも紹介されてたんです。でも、かっこいい曲だと思って紹介されてたんですけど、言っている内容が「個室ビデオに行った」っていう内容なんですよね。でも、海外の人からしたらかっこいい内容いってるんだろうなっていうところがあって。
ーー海外の人が、変な日本語が書いてあるTシャツ着てるみたいな感じだ(笑)。
BOOL : そうそう。そういうおもしろさもあって。言っている内容はほんとにクソみたいなことなんだけど、トラックがかっこよければ海外の人は反応するっていうのがわかって。本当に真剣にやった悪ふざけが一番やってておもしろいことなので、真剣にやる悪ふざけみたいなのをやりたいなって思います。
ーーいまの例は、ポエムコアを語るにあたって、すごくわかりやすいですね。
BOOL : ただの悪ふざけだと、ただのサブカルっぽくて、その場のノリだけになるんですけど、トラックがかっこいいと説得力もあるしね。それがやりたいです。
ーーそういえば、本作に収録されている「MEMETAN」は、BOOLさんの私小説っぽく聴こえるんですけど、実際はどうなんですか?
BOOL : もちろん自分で体験したことをベースにしてるんですが、やっぱりフィクションも入れないとって思って作っています。ここがポエムコアのラップとは違うところで、「ゆでちゃん」とか「あめたろう」っていうのがでてくるんですけど、僕のことじゃないんですよ。どちらかというと、落語みたいな感じです。あくまで詠む人は語り手。「MEMETAN」に関しては、実際に初めて何回かアイドルのライヴに足を運んだときの体験がいかされてるんですけど、100パーセントそれが本当ではない。ただ、本当かもしれないって思わせるには実際の体験をもとにしないといけないので、そこは、後で物語に落とし込むために変えたりはしています。
ーー清書ではないですけど、何回かリライトしたものを作ってやってるんですね。
BOOL : そうですね。普通の体験だとおもしろくないですし、ある程度エンターテイメントに落とし込まないと自己満足だけみたいになってしまうので。話というか物語のようなものにしています。映画とかアニメとかエンターテイメントを最初やりたくて、そうなると内容とか世界観が一番大事なので、それは伝わりやすいようにっていうのは気をつけています。
ーーここで詠まれているものは物語だから、1回聴いたらいいんじゃないかって思う人もいるかと思うんですけど、何回も聴けるものになっているのが音楽的ですよね。
BOOL : なんだかんだいって、そこはただの朗読じゃなくて音楽になってるので、何回聴いても音楽的な発見とかもあると思います。もちろん一番最初にきいたときの衝撃がすごいと思うんですけど、それも本当に分かりやすいような物語じゃなくて、何度か聴いてくうちにこういうのもあるんだっていう発見があると思っていて。そこはあえて分かりづらくしたり謎を残したりしています。とにかく、聴いてもらって、なんらかの反応がほしいですね。
RECOMMEND
world's end girlfriend / ゆでちゃん
今作はジャケットを「ギャラクシー銀座」「クリームソーダシティー」の長尾謙一郎が担当、作詞 / 朗読でポエムコアのオリジネーター、BOOLが参加。マスタリングはKASHIWA Daisukeが担当。25分にわたる大作ポエムコア。恐ろしさと切なさと笑いと闇が同時に渦巻く圧倒的音世界。まだ名前のない感情にふれる。わたしたちは「ゆでちゃん」すべての「ゆでちゃん」に捧ぐ。
downy / 第四作品集『無題』再発
2013年、9年振りに発表し大きな話題を呼んだ最新オリジナル・アルバム、第五作品集『無題』が依然として好調。それに続く、クロスオーバー感覚豊かな精鋭達がバンドへのリスペクトを込めたリミックス・アルバム(第五作品集『無題』リミックス・アルバム)も評判に。現在、廃盤状態で熱烈な再発待望論が巻き起こっている旧譜(オリジナル・アルバム)がリマスタリング&ボーナス・トラック付きで再発売決定!
Go-qualia / Xeno(24bit/48kHz)
「魔法少女」をコンセプトにしたデビュー・アルバム『Puella Magi』から2年。日本エレクトロニカ・シーンにおいて確固たる存在感を放つ分解系レコーズ主宰のGo-qualiaが2ndアルバム『Xeno』をVirgin Babylon Recordsよりリリース。宇宙や星、天体をコンセプトに、人類が観測しうる宇宙を表現した「Xeno -Catasterismi-」、超新星残骸(Supernova remnant)~「星の一生と死」を表現した「Xeno -Remnant-」による壮大な宇宙が全22曲で紡がれていく。また、ゲスト・ヴォーカルにやなぎなぎ、ゲスト・ポエトリー・リーディングにFateシリーズ(イリヤスフィール・フォン・アインツベルン役)などで知られる声優、門脇舞以を迎え作られた。Go-qualiaの新たなる星々、広大で深淵な宇宙が音によって描かれる。
PROFILE
BOOL
ポエムコアのオリジーネター。
world's end girlfriendの大作「ゆでちゃん」にて作詞 / 朗読を担当。
ポエムコア専門ネットレーベルPOEM CORE TOKYO主宰。