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「文化系」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 文化系とは

2024-12-20

やっぱここでは「舐められる」要素に関して反応つきやすいな わかるわかる不当だよね自分が認められないのは不当、たぶん弱者男性というか体育会系に虐げられ続ける文化系の悔しさだよねこの一帯は怨嗟の唾でできている

やっぱここを乗り越えるというか受容できたら強いと思うねんな。でも受容に向かってっても金がないとか会社が親がやばいとか今の苦しさがあるとなかなかね

2024-12-05

女性交際相手恋愛経験をどの程度気にするのか

交際経験まっさら童貞

・昔、一回り年上で線の細い元美少年文化系メンヘラ男性に入れあげていたことがある。童貞

 

自分配偶者候補として評価するならどっちの方が心象いい?

2024-11-30

anond:20241130145126

そっかー…

まりあれか、運動経験が少ない文科系帰宅部男性だけじゃあなくて私みたいな女性も男女の筋力差を軽視してるってことなわけかー

クラス運動できる女子文化系男子が本気で殴り合ったらどっちが勝つの想像してみてるところ)

なんで元増田男性が軽視してるって、性別限定したんだろな?

女性普通そこは意識してるものなんだろうか。

私は女性の中でも体力ないほうなので、自分より強い人はみんな同じくらい強いようにしか見えないしわからない…

アスリートの成績とかそういうことじゃあなくて、普通社会で接する人間同士で考えて、って意味だったんだけどなんか伝わる気がしない…

2024-11-28

anond:20241128195233

中学運動部に入らなかった奴はだいたい罹患する

放送吹奏楽部演劇部あたりなら文化系でもギリ回避できる

2024-11-18

冷笑

冷笑って言葉対立する思想の人に投げかけても意味ないよ だって概ね左派文化系オタクですら冷笑言葉なすりつけ合い繰り返して内輪揉めになってるんだから

2024-11-06

成人済オタク精神年齢が低い理由考察

成人済み、それも20代後半以上のオタクははっきり言って精神年齢が低いと言わざるを得ない。私の周りにいるいい歳したオタク達はほぼすべからくそうだし、オタク せ くらいまで打てばサジェスト精神年齢 低い などと出てくる(オタクについてこれといって調べたこともなければ、精神年齢とは全く関係ないことを検索しようとしていたため、このサジェスト恣意的ものではない)。

ももうすぐ就職する立派な成人済みオタクであるが、自分を含め何故成人済みのオタク精神年齢が低いのかについて一度真面目に考えてみたい。

アニメの見すぎで精神的鍛錬を行う機会を逃した

オタクと言うと、運動部に入ることも無く、大学でもサークル活動を行わず社会に出てからも人とあまり関わらないという人がボリュームゾーンなのではなかろうか。(私は一応大学までずっと体育会系部活動に入っていたためか、この点においてはステレオタイプオタクより社会迎合する術を知っているような気がする)

共通目標に向かって仲間とある程度苦しい鍛錬を積んだり、その過程で仲間のうちの数人とより深い人間関係を築いたりする。そういった精神的鍛錬の機会を逸してきたツケが成人済オタクに回ってきているのではないだろうか。

もちろん文化系部活動帰宅部でも勉学に励んでいた人はある程度精神的な鍛錬を積めたかもしれない。しか高校卒業してから成人、20代後半になるまでの、これまでと比較して追い立てられるような物事のない期間、恋愛をしたり仕事に打ち込んだりしていた人間と、アニメだけ見て自己研鑽に励まなかった人間との差はじわじわと広がっていく。そもそも我々がアニメを消費している間、一般人が何もせずなんの学びも得ずにいる訳がないのだ。

創作物から得られる教訓の質に限界がある

小学生、あるいは中学生くらいまで、オタクとはむしろ精神的に大人びているという評価を受けがちなものではなかったか

アニメとは、10代〜20代前半あたりをターゲットに作られるものが大半だ。今はオッサン向けのなろうアニメなんかが増えているが、少なくとも10年ほど前まではそうだったはずである

やや歳上をターゲットに作られた創作物。もちろんターゲットの年齢層に合った教訓が得られたり、葛藤に寄り添ってくれたりする。背伸びした内容を日夜浴び、それらについて考えを巡らせる。必然的精神年齢ターゲットとされている層くらいまで引き上げられるはずである。これが前述の大人びているという評価に繋がるのだろう。

しかアニメの内容は、一定レベル帯に留まっている。ターゲット層の10代~20代前半にとって高度過ぎる内容ではウケないからだ。

それをターゲットから外れた高齢者が延々と擦ったところで、新しい学びが得られようはずもない。

もちろん年代を超えて学びを得られる名作も存在するにはするが、そういったコンテンツから年相応の学びを得るためにはある程度実生活を通して精神的に成長しておかなければならない。しかし幼少期に大人びていると持て囃され、哀れな選民思想に浸かってしまったオタクが今更低俗一般人と同じような生活をして精神的鍛錬を積もうなどと考えられるだろうか?

弱者ばかりのコミュニティで成長が望めない

ここ10年ほどでオタクも随分と市民権を得たものだが、オタクというものは元々爪弾き者の流れ着くシェルターであったように思う。もちろんそうでない人間アニメを見ていたが、仕事人間関係など他に打ち込むべきものがありながら、それと両立してアニメに熱意を注ぎ続けられる人間はそう多くない。結果的に、そういった人種オタクをやめていく。

本人の性質問題があったのか、オタクという属性故なのかは定かではないが、虐げられ、弱者として生きてきた人間のるつぼとなっているオタクコミュニティ無職、こどおじ、童貞なんてのはざらだ。そんなのが跋扈しているぬるま湯いつまでも浸かっていては、精神的に成長できるはずもない。隣を見れば無職なのだから派遣だろうがフリーターだろうが低収入だろうが焦る必要はないのだ。

まとめると、幼少期に少々背伸びをした創作物摂取し、大人びていると持て囃されて胡座をかき、実生活蔑ろにした結果、思春期の成長機会を逃す。普段つるんでいるオタク仲間は高齢者を中心に爪弾き者ばかりなので、その状況に危機感を覚えることもなく、実年齢と精神年齢乖離していくという二段構えのように思う。

この状況を打開するためには、オタク仲間達をこの世のスタンダードだと思わず、常に世間一般の中で自分が年相応の経験を積めているか、足りないものはないかと問いかける姿勢が大切だ。また、アニメ以外の事象にも目を向け、単純化されていない人間との複雑な関係を築くことも、精神的な円熟のためには必要である

…ということを念頭に置き、これから残り少ない20代前半を過ごして真人間軌道修正したい。

2024-10-26

anond:20241021131553

これは先日話題になった「みえないばけもの」と同じで非モテオタク寄り、と言っても文化系というだけでオタクほど知悉してるわけでもない男性嫌悪女性が書いたイマジナリー弱者男性ですね

全部抽象性の高い話で具体性が全くないしとにかく細かいところが雑、例えば

「小中のいじめ」…小学生レベル中学生レベルではかなり性質が変わってくるのでここをひとまとめにしてるのは極めて雑だし、ここでいきなり恋愛観に作用という発想がもうおかし

いじめ恋愛の相関なんて特に男子では低い、これは思春期女子いじめだと恋愛との相関が上がってくるからそのズレが無意識に出てしまっている

アニメ漫画ゲーム」…この一緒くたにするのもかなり雑だし、多分この増田高齢女性かな?10男子ゲームカーストは高いことを知らないみたいだから

このイマジナリー弱者の「芸術」とか「教養」とかが出てくる思考もかなりズレてるんだよね、それだったら文学を読んでいるだろうし、もっと勉強の話も出ているだろう

真の恋愛云々かんぬんはまあわかり手小山周辺が言ってそうなことを書き写してるだけかな、何も言ってないのと同じ

全般的に「男はこう考えているだろう」という思い込みが前のめりになっているコミュニケーション能力の低いカースト下位女性の作文ですね

あと余談として、俺は強者男性寄りで一通り経験してきたからしみじみ思うけど、ネットのこの種のミサンドリーの人が真のミソジニー男性であるモテてて女性を消費する生活をしている男性に対しては寛容で、ただの非モテの素朴な男性ターゲットにしたがるのは本当に女性本人たちにとっても深刻だと思うよ?

深いところで女性本人も自分非モテ性に対して向き合えていないか自傷的に非モテ男性に対して異性嫌悪を見出そうとしてしまっている

そこで結果として「もっとモテミソジニーになれ」というメッセージを発してしまっているのは何と言うか哀れでしかない

ホストクラブにハマる女性心理もこの延長線上にあるだろう

自分自身の価値も信頼できていない、自己肯定感の低さが根本にあるからモテミソジニーにモノとして扱われることすら望んでしまっているんだよね

2024-09-20

チー牛って上下関係の"上"を経験してないよね

そういう意味学校部活って貴重なんだよな

別に体育会系じゃなくて文化系でもいいかちゃんと上が下をまとめるみたいな経験しないとチー牛になる

どうせチー牛じゃ会社でも万年平で上に立つことはないだろうし

2024-09-16

anond:20240916224733

もう一個、DLチャンネルになくて、はてなブには存在する問題しまして

はてなは、はてなブックマーク(特にはてサ)に手斧を投げる権利を与えちゃった」

なんてのもありますね。

DLチャンネル手斧禁止してる分、表面的なギスギスや、誹謗中傷で筆を折る人は減った。

ここははてなよりも「ダメな方」に行く引力は小さかった。

DLチャンネル問題点は、文化系特有の「表面的なギスギスは退場のくせに、陰湿な駄サイクル・腹のさぐりあい」は存在するところ。

これが、女性が増えてからからひどくなった。

表立った暴言か、陰湿駆け引きの違いで本質は一緒ですよ?

それでも、表立った暴言は、外の人達から見てもイメージが悪い。

はてなの、立ち直れないほどのマイナスイメージは、はてブはてサ問題だと思っとる。

昔は、30件に1件ぐらいはい書き込みもあったけど…一時期500件に1回ぐらいになってからはてなやめちゃった。

今は、30件に1件ぐらいいい書き込み時代に戻ってたら嬉しいよ

2024-09-04

家で練習できる対戦系の趣味って少ない?

新しい趣味を始めたくて「自宅でひとりで練習できる対戦系」という条件でリサーチしてるんだけど

数ある趣味の中でも「文化系で対戦」という領域候補が一番少ないよね。

スポーツみたいに他人と対戦ができて自宅で練習できるものがいいんだけど

将棋囲碁チェス麻雀しか思い浮かばなかった。いまならカードゲームがあるのかな。

スポーツランニングをしてるから対戦競技かつ運動以外がいいんだよな。

プロも良さそうだけど1対1の対戦ではなさそうだし仕事プログラミングだから・・・

マイナー競技でもいいのでお勧めがあったら教えてください。

追記

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すまんけどゲーム趣味にしたくないんだよなぁ

追記2

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ごめん、「ゲーム」スマホゲームとかプレステとかスイッチみたいな意味ゲームね。

さすがに「将棋麻雀ゲームなんで」と言われるとは思わなかった。おとなしくチェスでもやっとくわ。

追記3

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ブコメ読んで。オセロとかマンカラバックギャモンドミノいいねインドビリヤードみたいなやつはYouTubeで見たことある

すっかり忘れてたんだけど「アソビ大全51」持ってたわ。ポーカーブラックジャック楽しいかもな。

将棋囲碁チェス麻雀以外にも沢山ありそうな気がしてきた。

2024-08-13

anond:20240813212719

対象文化系に限らず、長身ハイスペイケメン好きと公言すれば交際を申し込んでくる変なキモオタおっさんを避けられて便利って話

anond:20240813212356

女は息子も不要だろう男児は殺せも流行ってるしな

それにスーパーハイスペイケメン以外興味ないもまあ事実だろう

あと俺は運動部だったし文化系ではなくジムに通って身体を動かす方が好きだから文化系説教ジジイと言われても関わりがないから知らん

anond:20240813204156

女は伴侶や息子以外の男は不要

もしくは2次元3次元推し以外は不要

スーパーハイスペイケメン以外興味ないってのは虫除け目的公言してるんだよ

でも伴侶や推し以外の男はいらないと言われる方が、スーパーハイスペイケメン以外興味ないと言われるより非モテ男性は辛いんだろ?

から普通の男やDQN運動部タレント芸人バンド演劇業界崩れのブサメン貧乏人が女に不自由してない現実を認められない

文化系説教ジジイモテない方法

https://togetter.com/li/237431

2024-08-11

いつか中学生になった息子に飯をたくさん食べさせたい

息子が生まれから勝手な親の夢。

自分料理趣味なんだけど、息子が大きくなったら、特に食べ盛りの時期に山ほどご飯を食べさせたい。

別に今が貧乏からとかじゃなくて、

成長期の男子に「絵に描いたようなアレ」を出して喜んでほしいのである

例えば、山盛りの唐揚げ

そのままでジューシー唐揚げを山のように作って、甘酢タレとかごまだれとかチリソースとかハニーマスタードとか色々つけるソースを用意して好きなだけ食べさせたい。付け合わせは蒸し野菜がいいかな。

例えば、具沢山豚汁

それだけでおかずになる肉も野菜たっぷり豚汁に、おにぎり卵焼きおにぎりの具もいろいろ用意したい。豚汁を食いながらおにぎりかぶりついてほしい。

例えば、肉たくさんのおでん

手羽元やら牛串やら豚バラやら、とにかくいろんな肉が入ったおでんカラシをつけて食べて、大人階段をあがらせてあげたい。もちろん野菜も忘れずに。

例えば、激辛麻婆豆腐

激辛中学生男子大人の憧れ。

それまでの普通中華から一段登って、ちゃん唐辛子から油を作ったりして本格麻婆を食べさせたい。激辛を食べられる俺、を経験させてあげたい。

付け合わせは白米とワンタンスープ

例えば、タコスパーティ

普通にしてたらなかなか食べることのないタコス普通のご家庭で出してあげたい。濃く煮込んだ豚肉(カルニタス)とタマネギパクチーソースライムで食べる。美味い。海外料理普通に美味しいものがたくさんあるんだよ、というのを楽しく教えてあげたい。大学生になった時に友達ともやってくれ。 

例えば、ビリヤニタンドリーチキン

カレーもいいけどビリヤニもね。中学生男子なんて味のついた米があれば大体満足できる。だからこそ世界各地の炊き込みご飯的なものを食べさせてあげたい。スパイスはいいぞ。タンドリーチキンと謎ソースサラダもつけるぞ。

できれば友達も呼んでみんなに食べる楽しみを教えてあげたいなあ。

体育会系ならガッツリ飯を、文化系なら世界の珍しいご飯を。

まあどんな子に育つか分からんし、親の押し付けはしたくないかあくま増田に書くだけの夢だけどね。15年後を楽しみにしてるよ。

みんなの中学生男子に食わせたい飯も教えて。

2024-07-17

anond:20240717132000

アートクリエイティブ界隈の人間

他の仕事バカにしてるやつがほとんどだよ

平田オリザコロナの時製造業なんて潰れてもかまわないが

演劇は崇高な営みだから国が金出して支えろとか言ってたけど

あれが文化系乞食もの本音

2024-07-01

anond:20240701094403

陰キャインドアコミュ障だとそうかもしれんけど、2つ所属してる人って普通にいるでしょ。

社会人草野球フットサルとか文化系趣味サークルとか、地元の集まりとか。

結婚して子供まれたから参加してないけど、早朝に集まるサークルとか仕事後のサークルとか何種類もあるしライフスタイルに合わせて参加するのって難しくないと思うわ。

年休いくつあって、朝何時に家出て、何時に帰ってきてるん?

2024-06-19

anond:20240619135756

人文科学社会科学区別する場合と、いわゆる「文系領域総称として人文科学という場合がある(大辞泉 https://kotobank.jp/word/%E4%BA%BA%E6%96%87%E5%AD%A6)そうなので、あながち間違いとも言えないのでは。

広辞苑第5版で「人文科学」を引くと、「広く文化系学問総称」「狭義には、自然科学社会科学に対して…」とあるので、前者で使ってるのでは?

2024-06-15

暇空茜と石丸伸二の対談

暇空は石丸が「暫時」という日本人は使わない中国語のような言葉を使ったことなどから石丸中国スパイだと思って警戒しており、都知事選では石丸絶対入れるな百合子に入れろと呼びかけている

数々の疑惑石丸が答えるという内容の対談

「金で選挙を有利にさせるのはチートだ」という石丸発言について暇空が追求

石丸都知事選出馬表明から都知事選をにおわせる有料広告動画を出していた

お前だって金使ってるし、におわせ動画公職選挙法にふれるだろと暇空は批判

石丸チート云々は裏金を使ってすることだと反論

暇空は対談前に石丸の弱み探しをアニマルズ(暇アノンの中でも特に寵愛を受けている精鋭部隊)に頼んでいたが、チート部分の短い動画を見ただけで前後の流れを知らなかった

暇空「汚い金だったらだめできれいな金だったら使っていんですか?」

石丸公職選挙法にふれるかは待機してもらってる弁護士呼んで聞いてみますね」

暇空「あーいいです」

石丸「暇空さんは論理的思考ではなく独立した事象をつなげて考えてしまっている」

弁護士も裏に控えてしまっているし、今まで暇空がやってきた「石丸中国スパイ疑惑」などもやるのが苦しく、都知事選についての話題はやめて漫画クイズ

暇空「成人式鬼滅の刃引用してましたよね。上弦の鬼の名前を全て答えてください」

石丸「猗窩座と、えーと」

暇空「猗窩座しかからないんですか??」

石丸はい

暇空「へぇーアヒャアアアア(奇声)」

石丸「」

暇空「すみません、癖で」


石丸本棚蒼天航路があることから蒼天航路クイズ

暇空が様々なセリフを読み上げてどんな場面で誰が言ったか答えさせる

石丸うろ覚えでほぼ答えられず

攻殻機動隊アニメを大体見ているというのでシリーズのどれを見たか暇空が聞き、暇空は言えないと見ていたようだがそこはタイトルがすらすら出てくる

暇空「じゃあ漫画は読みましたか

石丸アニメしか見てない」

暇空「漫画オタクなのに、原作は読まないのおかしいですよね」

石丸本棚にらんまがあったのでらんまクイズ

暇空「らんまの父親は水をかけたらなにに変身しますか」

石丸「玄馬だよね、パンダ

らんまは子供の頃から繰り返し読んだので詳しいとのことで暇空不満そう

石丸ムースが何に変身するかわかりますか」

暇空「白鳥

石丸「違いますガチョウですよ」

暇空「ああそうだったガチョウ」

石丸「間違えた、アヒルだ」

暇空「…」

石丸のだめカンタービレが好きだが暇空は好きな感じではないので読んでおらずクイズできず

暇空「音楽漫画ってあんまないでしょ音を表現しづらい」

石丸4月は君の嘘は知ってる?」

暇空「読んでない」

石丸G線上のアリアは?」

暇空「読んでない」

石丸坂道のアポロンは?」

暇空「読んでない」

石丸サッカー漫画なんか読んでないの?」

暇空「あんまり

石丸「暇空さん2万冊読んでるっていっても文化系とかスポーツ系とかないんだね」

司会の人「たまにはこういう時間もいいですね。石丸さんも暇空さんの人柄がよくわかったでしょう」

現在Twitterで暇空派と石丸派が大乱闘

それぞれに「うちの推しが勝った、向こうの負け」と主張

暇空は「暇空の勝ち」と主張する者たちを大量リツイート

石丸派を中国人だと思っている暇空派は文末に天安門とつけながらレスバをしている

2024-06-13

人類レベルってあらゆる面で上がってるよな

30年前のボクシング試合とかレベル低すぎて笑う

ヘビー級のやつだったとしても身長170ない文化系の俺がやれそう

どの試合もガキの喧嘩みたいに殴りあってるだけで守りも攻撃もあまりに弱い

技術的に未熟

何発かガードしつつ、(実際は距離でかわしてる)、当たったと思って食らいついてきたところにクロスカウンター

これで多分190cm体重100キロ近い男でもリングにひれ伏すことになる

おそらく相手もまだ生きているであろう時代にこれだけの世代間格差がある

現代ってあらゆるものネットの発達と共に伸びてるね

おそろしい

2024-06-08

セックスけがない人生

俺の人生にはセックスけがない。

セックス以外がすべてあるわけじゃないから、正確に言えば「ほしいものはセックス以外は手に入る人生」だった。

少しだけ俺の半生を聞いてほしい。

俺は某政令指定都市の家庭で生まれた。今年で20代後半になる。

教育熱心な両親の庇護のもとで育ち、小学校受験私立小学校に通い、中学受験を経て中高一貫男子校入学した。

偏差値65〜70くらいの大学卒業して、今は社会人として働いている。

幸い勉強はできた。

去年の年収1000万円くらい。

お金もたくさん頂いている。

学生時代文化系部活所属していて、運動経験はほぼ0。

たまにそのことで劣等感を感じることもあるけど、そのことで卑屈にはならないようにしているつもり。

体型は普通体型で、自宅のぶら下がり健康器を使って懸垂とかの筋トレをしている。

からそんなに見苦しい体型ではないと思う。

趣味映画館映画を見に行くこと。

家だと強制力がないのであまり映画は見れない。

YouTubeを流しながらTwitterをやったりしている。

2年前くらいか仕事が忙しくて(という言い訳をしつつ)取り組めていないけど、詩や小説を書いたりもしていた。

ネットの内輪でだが、褒めてもらえることもあった。

友人はそんなに多いほうではないけど、数ヶ月に一回くらいの頻度で飲み会したり映画を見たりする人が数人いる。

仕事の話からプライベートの話、話題ニュース下ネタ学問まで、基本的にはどんな話題もオッケーの間柄だ。

ネットミームが伝わる友だちは最高。

職場人間関係もそんなに悪くはないと思う。

上司からあだ名で呼んでもらえてるし、仕事は取り立てて優秀というわけではないが、愚痴文句は言わないようにしている。

後輩とご飯を食べるときは基本全部奢るけど、それよりかは仕事ぶりのほうが人望に直結すると思うから、偉ぶらず今後も仕事に取り組みたい。

両親の仲はそんなに良くなかった。

父親仕事の都合で単身赴任を初めてから、そのまま夫婦の別居状態が続いて、結局そのあとは一度も家族が揃って一緒に生活することはなかった。

今は離婚していて、二人とも俺としか連絡を取らない。

そういう家族だったからか、俺は漠然と「あたたかい家庭」に憧れがあった。

から(あるいは人から)与えられたもの家族)だったから、自分の手元からなくなってしまったんだと思うようになった。

自分ほしいものは、自分で手に入れなくては。

10代の後半くらいから、おれは家族がほしかった。

これまで、何人かの人と付き合ってきた。

Twitter出会ったり、マッチングアプリ出会ったり。

現実人間関係がぎくしゃくするのが怖くて、ネットでの出会いがメインだった。

最初彼女は歳上の人で、俺は童貞彼女に捧げた。

今思うと、精神的な安定性に欠ける人で、身体の繋がりに彼女は縋っていたのかもしれない。

でも、俺がセックスをした恋人はその彼女だけだった。

二人目の彼女とは一番長く付き合っていた。

でもそれは期間の話であって、時計の針が進めば勝手に増えていく数字だった。

単位で付き合っているのに彼女とはキスすらもしたことがなかった。

そういう雰囲気にならないのだ。

夜には必ず実家に帰るし、ラブホのように二人きりになれる場所に行くことすらなかった。

ある日俺が彼女セックスをしたい、身体関係を持ちたいと言ったら、彼女は「自分はそういう感情を持ったことがない、なんならしたくない」と言った。

俺も詳しく知らなかったが、そういう性自認があるらしい。

「じゃあどうしてマッチングアプリをやってたの?」と訊くと、「味方になってくれる人がほしかった」と彼女は言った。

結局その彼女とは別れたが、俺はそこから異性をセックスに誘うことが怖くなってしまった。

そのあとも、ありがたいことに学生時代の知り合いの紹介や、マッチングアプリ女性と付き合うことができた。

「付き合ってください」「よろしくお願いします」

でも、付き合ったその先、セックスをすることはなかった。

一緒にカフェに行く、映画を観に行く、酒を飲む、それ自体楽しい

楽しいが、それは彼女じゃなくてもできるのだ。

同性の友だちともできるし、そういうところに一緒に行ってくれる異性の友だちもいる。

わざわざ「付き合う」と口にして、彼氏彼女という名前がついた関係性なら、セックスをしたかった。

でも、どうやって誘うのかがわからなかった。

彼氏彼女ならセックスをするのが当たり前、ではないことをおれは前の彼女に身をもって知らされた。

断られるのが怖く、その誘い方で幻滅されて別れることになるのが怖かった。

みんな、俺には勿体無いほどいい彼女だったから。

友人たちには基本的にどんな話もできたが、この性に関する悩みだけは打ち明けることができなかった。

たぶん今もできない。

みっともないという言葉がピッタリな、自分の弱さだと思う。

自分の弱さを見せたくないという自尊心もあると思うし、その弱さを曝け出すのは友人に失礼だとも思うから

彼女たちと別れたのは、俺がその悩み、要は自分欲望のことばかりに夢中になって、彼女たちへの思いやりが欠けてしまたからだと思う。

ひどいことをしてしまったと思うし、彼女たちがちゃん人間性判断する女性なんだと再確認できて安心するところもあった。

風俗に行って、金で女性の膣を借りたこともあったけど、プレイ最中に「好き」という言葉が喉元で詰まった。

好き好き言いながら腰を振れば、気持ちよくなれるのはわかっていたけど、出会ったばかりで名前も知らない女性のことは好きでもなんでもないのだ。

きじゃない人に好きと言うことを、俺の口は許さなかった。

この人のことは別にきじゃないんだよな。

俺は好きな人セックスできないんだよな。

そう思うと、なんだか虚しくなって、汗で湿った風俗嬢の身体がいやに冷たく感じられた。

俺は恵まれ人生を送ってきた。

健康身体に生まれ、食べるものに困らず、読みたい本を買い与えられ、高級な教育を受け、友人に恵まれ、暮らすのに困らない金を貰い、人に感謝し・感謝され、自分のこの魂も魂の容れ物も、決して嫌いじゃない。

でも、この先もうセックスができる気がしない。

俺とセックスをしたいと思ってくれる、俺を男として好きな異性が現れる気がしない。

贅沢な悩みだけど、みんなが当たり前のように持っている「それ」を、俺もほしい。

時どき思うんだ。

セックスがしたくてたまらない状態と、心に波風が立ってない凪の状態、どちらがニュートラルなんだろうって。

素敵な女性たちから、星の光のような思い出をたくさん貰った。

それを眺めながら穏やかに生きていけばいいじゃないか、と思うこともある。

でもそうじゃないんだという心の叫びもある。

周りの人にこんなこと話してもしょうがないけど、誰かに聞いてほしかった。

最近、頑張って口角を上げるのがつらくなってきたから。

2024-05-30

anond:20240530082753

出版社なんてそんな大袈裟SNS仕草面白いと思ってる文化系の糞陰キャしか入社しないんだからどんどん濃度増してどんどん仕草が浸透してやがてそういうやつが社長になる

2024-05-15

ヴィジュアル思考するタイプ」とかい馬鹿自意識

オタクとか文化系はすぐに自分特別な何かだと思い込みたがる。

 

人間はみんな最初から言葉を喋るわけではないんだから、「言語思考する」方が後天的学習したものであることなんて馬鹿でも分かれよ。

言語後天的もの学習を要するもの環境教育で差がつくものことなんて常識だろ。

言語能力に劣るのは個性でも何でもないの。お前が教育を受けてないってだけの話なの。

それを何「言語に頼るのは能力が低いから」みたいにすり替えようとしてるの? 頭悪過ぎでしょ。

 

狭い意味中二病だよまさに。自分には超能力があるとか思うのと何も変わらない。特別思考タイプがあるなんて妄想

診断もされてないのにADHD自称したがるとか、統合失調症自称したがるとか、鬱だ繊細さんだって

お前らは何万遍おんなじような妄想に逃げて逃げて逃げ続けるのか。

お前は何も特別存在じゃない。ただの「環境教育遺伝」のブレの範囲内の普通人間

 

2024-05-12

[]5月12日

ご飯

朝:納豆たまごかけごはん豚汁。昼:フライドポテト。夜:餃子もやしにんじんしいたけの鍋。ネギたまごおじや。間食:アイス

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすー。

○AMBITIOUS MISSION

・はじめに

原作SAGA PLANETSから2022年に発売された18禁美少女ゲームの全年齢移植版を遊んだ

北海道沙幌市を舞台クラーク博士が残した伝承12個の宝石とそれを収める台座で構成されたお宝を巡り、怪盗、探偵警察、盗人、泥棒などが入り混じるクライムサスペンス

金色ラブリッチェとは同じ世界のようで、ちらほらと見知った顔が登場する。

メーンヒロインの怪盗ミスアルテが掲げる「みんなのハートとため息を盗む」というポリシーを実現する様に、主人公根津御影共感し協力することになるのが導入。

怪盗が犯罪者であることは口酸っぱく言及され続けるが、法律よりも優先すべきことがあるキャラクタの心情に共感でき始めてから物語の本番。

めちゃくちゃ面白くて最高に楽しいゲームだったので、感想を書いていきたい。

・みんなのハートとため息を盗む怪盗ミスアルテの格好よさ

主人公根津御影一人称基本的視点になるが、まず彼が怪盗ミスアルテに一目惚れ、もといハートを盗まれエピソードから始まる。

そのため、まずはこのメーンヒロインミスアルテが魅力的でないと話に入り込みに食いのだが、めちゃくちゃ格好いいキャラで、これに惚れない男はいないと納得させられる。

自身の行いが法律で裁かれる悪であることを強く自覚し、しかしその悪を持ってしか成し得ない大志を掲げる。

義賊的な振る舞いをしながらも、結局は自身個人的大志のために悪を成すミスアルテの立場は、口で言うのは容易いものの、具体的に納得するのは難しい。

しかし、本作では一番最初エピソードで、早速主人公が抱える大問題自分を育ててくれた養護施設の取り壊しを阻止するという目標を、ミスアルテがかなりあっさりと成し遂げてしまう、それも自身ポリシーを実戦しながら。

もうこの最初エピソードから一気にのめり込まされ、物語の要素がたっぷり詰まっていて面白い。

夜の街を飛び回る怪盗の痛快さ、腕力や体力だけでなく知恵を使った騙しのテクニック、怪盗部と呼ばれるミスアルテをサポートする面々のプロフェッショナルさ、そして幾度となく繰り返し語れるハートとため息を盗むというポリシーの格好よさだ。

段取りを立てるパートがちょうどいい塩梅の文量なのが心地よく、怪盗目線事件を起こしていくのが面白物語なんだとすごく伝わってくる。

この段取りの部分では後に書くミスアルテの仲間たちも活躍するのが特に良きだった。

リアリティラインがわかりやすく引かれ、かなり無茶なことをしているが、開幕のエピソード作品自己紹介として読者もまさにため息をする暇もないし、ハートを盗られたと感じさせられた。

・怪盗部が仲間になっていく過程の楽しさ

怪盗ミスアルテに助けられた主人公は、自身も怪盗ミッドナイトとして、怪盗業に勤しむことになる。

この自身名前を名乗るシーンのポエミーでキザったらしい部分で、ヒロインだけじゃなく、なるほど主人公根津御影も大きくフィーチャーされると、予見できるのが面白い。

ミスアルテとミッドナイトは、高校生をやりながら放課後に隠れて怪盗を行う。

そのため協力者達と表向きは文化系部活を装いつつ、その実は怪盗をするので、怪盗部という謎部活感のある設定が登場する。

この怪盗部の面々との交流パート面白かった。

顧問カリス先生ラッキースケベ枠兼鬼教官キャラで、訓練の最中エッチハプニングが起こるわかりやす美少女ゲームらしさが楽しい

訓練でのお茶目なシーンがあるからこそ、怪盗パートでの頼れるサポート役とのギャップが良いキャラ

男性ながらメイド服を着てお給仕もしてくれる小林つばめ君は情報解析やオペレーター仕事をしてくれる。

怪盗部の男性は彼と主人公だけなので、最初から距離感が近いし、何より押せばすぐヤレそうな気の弱さが可愛いキャラだ。

そして攻略ルートもある虹夢はメイク担当

彼女メイク道具は特殊な素材でカメラビデオ撮影してもボヤけて焦点が合わないというSFガジェットなので、決して無駄職業ではない。

この辺のSFガジェットによる怪盗の理屈付けも面白かった。

夜の街を駆けるために強力な足の補助具やグライダーなどの怪盗道具を練習するパート結構長くあるため、所謂修行パートのような楽しさがあった。

金色ラブリッチェとの設定リンクのおかげで、あいつよりはまだリアリティのある設定だとある勘違いしてしまうの設定の妙もある。(あちらでは完全にすこしふしぎ領域に入っていたので)

北海道舞台ご当地ネタが入っていたのも面白かった。

特にジンギスカン流儀でモメるエピソードが好き。

そうして怪盗部の面々との交流を通じて、主人公は怪盗ミッドナイトとして成長していき、各ヒロイン毎のルート分岐していく。

SNSが浮き彫りにする資本格差

僕がプレイした順序だとまずは、メイク担当にしてギャル本郷虹夢ルート

共通ルートでは怪盗が主役の痛快エンタメだったが、個別ルートでは諸々の事情があり怪盗の動きは控えめになる。

ここは正直言ってストレスの溜まる部分で、共通ルートではアレだけ自由だった怪盗部が社会的圧力で身動きが取れない展開はモドカシイ

虹夢のルートでは、SNSで様々な人の暮らしが容易に見えるからこそ、資本格差を感じる人の辛さがテーマになっていた。

共通ルートエンタメ一辺倒から一転して、結構真面目なテーマを扱っているし、作中での言及安易に極論や結論に飛び付かず丁寧な議論が多く、作風の違いはあれどこれはこれで面白かった。

もちろん怪盗が身動き取れないことや、議論のくだりはタメの展開で、最終的にはテーマ通り、みんなのため息とハートを盗むことになる。

そこにメイク担当ギャル虹夢が当番のルートであることを踏まえた仕掛けがキマるのが、美少女ゲームにおける怪盗の書き方になっていて面白い。

虹夢はSNS強者フォロワー大勢いるアルファツイッタラー(今はインフルエンサーというらしい)なので、その立場を利用した仕掛けは現代ならではの仕掛けで、部品現代的になり、かつその根底ヒロインの可愛さがあるなら納得の出来で良かった。

彼女ルートで悩みの種になっていた、SNSのせいで浮き彫りになってしま格差が、それでもそうやって誰かに映える魅せ方をすることを前向きに肯定する明るいシナリオなのも良いポイント

・血よりも濃い関係

続いてプレイしたのは、盗人を自称する第16代石川五右衛門ルートだ。

見た目は小さい後輩女子なのだが、盗人を盗む盗人を生業とする端的に言うと忍者キャラ

忍者なのでミスアルテやミッドナイトが使うガジェットなしでも技術と筋力だけで同等のアクションをやれちゃうすごいキャラ

怪盗部を取り締まる側の立場ではあるが、ミスアルテの口八丁に巻かれて仲間になってしまう。

彼女ルートでは血よりも濃い家族関係テーマになっている。

主人公は親がおらず孤児院で育った経歴を持つが、彼女先祖代々の石川家を継ぐために母親の蜜子の命令絶対視している。

そんな対象的な二人の恋愛エピソードが主で、他のエピソードとは結構毛色が違うかもしれない。

ヒロイン母親蜜子さんの存在感が大きく、正直言って途中これもう蜜子ルートでは? と思ったところもあったぐらいだ。

(実際、原作では蜜子さんとのシーンもあるそう)

エピソードとしてはラブコメらしいラブコメで、怪盗のお話ちょっと添え物感があったかもしれない。

小林つばめ君がよい子

攻略ルートが無いサブキャラ達にも魅力的なキャラが多いが、中でも男性キャラ親友ポジション小林つばめ君はとても可愛い

かぐやに仕える従者で、男が年頃の女性の側にいることを問題視され、嫌々ながら女装をしているキャラ

怪盗の仕事でもオペレーターとしてサポートしてくれ、平常時の知性面では非常に頼れるキャラだ。

その上で怪盗部の中では、唯一の男友達なので、主人公と気安い関係を築いていく。

聞き分けが良い性格を逆手に取られて下品なことをされてしまうのがコメディながらもエッチ可愛い

設定解説パートを任されることが多いので、一生懸命セリフを喋るのも頭良い可愛い

押しに弱いところが非常にエッチで、義務女装なのに下着まで女性ものにさせられるくだりはとても良かった。

18禁版ではお楽しみエピソードを補完する追加パッチ配信された人気キャラなのも納得。

彼が主役のボイスドラマなどもあり、要チェックしたい。

・「かぐや」と「あてな」姉妹の分かち難さ

そして、本作のメーンヒロインミスアルテこと有瀬かぐやルート

虹夢と石川ルートは怪盗のエピソードが控えめだったが、こちらではたっぷり楽しめる。

共通ルートの延長線にはなるが、そちらの感想の通りの面白さが続く。

それと並行しながら、かぐや大志、姉のあてなを救うことの難しさが少しずつ開示されていく。

有瀬かぐやは有瀬家という北海道の要所に親族を多く送り込んでいる超金持ち家系の跡取り候補

この有瀬家の跡取りを巡る騒動が話の主軸になっていく。

ここは「もう詰んでいる」ことを理解させられるため、かなり息苦しいお話だった。

設定が繋がっている金色ラブリッチェの理亜ルート彷彿とさせるどうしようもなさで、法律に縛られない怪盗であったとしても方法が思いつかない。

しかし、SFガジェットの登場でそこが大きく動き出すことになる。

クワクする導入で、かなり後半の登場なので、ここからまだひっくり返すのかと驚いた。

しかし、ここは正直文量に物足りなさを感じてしまった惜しいところでもあった。

SFガジェットによってすごく大きな変化が起きるため、もっと色々と掘り下げを読みたかった。

もっとじっくり読みたかったところだが、あくまでそのガジェットにまつわるセンスオブワンダーを楽しむのはストーリー主題ではないのだろう。

このルートヒロインかぐやが怪盗ミスアルテとして姉を救いたい、その感情の掘り下げと描写こそが本懐だと感じられ、情緒的な文章たっぷり読める。

そして、その先にある助けたい感情の対になる感情

助けられる姉側の感情の掘り下げ、姉妹の怪盗への想いがブレないことが、最初から首尾一貫し続ける。

この二人が何が起きようと分かち難い関係だったことが判明するシーンは、今作屈指の名場面だ。

ここの仕掛けの妙は、声優小高志季(安玖深音)さんの演技力も光っていた。

このシーンは視点人物が妹のかぐやになっているため、地の文彼女フィルターがかかっていること、スチル絵のインパクトとと、あの仕掛けに向けての工夫は各所にあるのだけれど、声優の演技次第では興醒めも良いところなので、難しい設定をしっかり演じ分けていて、とても素晴らしかった。

「あてな」の掘り下げこそあったものの、裏の裏をとっていったとき、どこまで踏み込んで良いのかのバランスをうまく演技が補強していて、すごく印象深かった。

そんなわけで、怪盗ミスアルテのエピソードはこのルートで終わるものの、作品全体を通じての大きな謎は次のルートに持ち越される。

・みんなのハートとため息を盗む怪盗ミッドナイトの格好よさ

全てに決着が付くトゥルールート

あてなのルートということにはなっているし、恋愛エピソードもあるものの、主演は主人公根津御影こと怪盗ミッドナイトだ。

彼が何者なのか、あのSFガジェットとの関係はあるのかなどの謎が全て解かれる綺麗なエピソードになっていた。

ばら撒かれたパーツがしっかりと全て必要場所にハマっていく快感が流石の構成力だった。

彼が、みんなのため息とハートをどのように盗むのか、本作最後の怪盗パートでそれが明かされる。

この仕掛けが明らかになるシーン、最初からここに集約することが決まっていたであろう綺麗さで、物語の全部がこの一点に向けられているような万感の思いがこもってすごく良かった。

前作金色ラブリッチェへの目配せも意識したシーンになっていて、シルヴィア達の選択すらも内包した力強いメッセージ性、格好つけることの大切さすらもあった。

ハートとため息を盗む。

繰り返し、繰り返し何度も言及される言葉だが、本当に端的にこのゲームの内容を示していて、良い言葉だった。

・おわりに

最高に面白かった。

感想を書き足りない気持ちはかなりある

敵役感想ほとんど書けていないし、SNS以外の社会派テーマエピソードが獣害や環境問題など他にもいっぱいあったし、仮想通貨などの現代的なガジェット面白味、金色ラブリッチェからゲストキャラがあの二人であることの意味など、まだまだ語りたいことは沢山ある。

特にどのルートでも敵役になる弥吉はいキャラだった。

執着の感情がわかりやすく、弁が達者で、かつ作戦がかなり泥臭く、そして彼なりの愛の形もあった多様な面がある良い敵役だった。

悪を成す点では主人公たちと同じだが、その有り様が相反する点があることで、より立体的に怪盗が成すべき思想が見えてくるのが好き。

良かったシーンを全て書いていくと、物語全てを書き下すことになってしまうぐらい、本当に面白作品だった。

導入では魅力的に誇張されたキャラクタ達が、中盤では社会的に地に足をつけて生きなければいけないもどかしさで溜まったストレスを、一気に解放する完璧オーラスの展開は、本当に爽快で気持ちの良いスカッとした面白さだった。

特に三人目の怪盗、ミスネルバにまつわるスチル絵が出てくるシーンはどれも最高にキマっている印象深いシーン揃い。

声優さんの演技、立ち絵と背景絵、スチル絵、BGMSE、そしてテキストテキスト主体アドベンチャーゲーム構成するそれら全てのどれもが、完璧クオリティで、ゲームって楽しいなあと、胸が熱く滾りながらプレイできた。

ハートとため息を盗む怪盗達のエピソードもっと沢山読みたいと思わせる、良い意味での余白がモドカシくもある。

とにかく面白かった!!!

大好きな作品です。

2024-05-02

学歴コンプレックス卒業した 2/4

https://anond.hatelabo.jp/20240502193038

大学2回生の頃~

学生時代は、健康づくりのために、鹿渓館(学生棟)という建物の地下2階にある【トレーニングルーム】に通っていた。授業が終わった後に、週に三度くらいかな。

ここでは、体育会部活支配(?)が圧倒的だった。柔道とか空手とか陸上とかラグビーとかウェイトリフティングはもちろん、数多くの部活トレーニングルーム使用していた。めちゃ狭かった思い出がある。

自分のように体育会でない者は、ひたすらにベンチプレスの順番を待つしかなかった。でも、なかなか空かないんだよな。ベンチプレス。あとは、体育会利用者が優先という空気があったし、実際そっちの方があるべき姿だと思っていた。

ただ、自分の番が周ってきて、ベンチ台でバーベルとか持ち上げたりするじゃん。その時にさ、ガーーーンッ!! という大きい音がするのだ。見れば、隣のスペースでアップライト気味に胸~頭上にバーベルを上げていた柔道部の人が、バーベルを放り投げるようにして床に落とすのだ。

あれは、マジでびびったわ。重さが50kg以上もある物体を放り上げるだけの筋力が俺にもあれば、驚かずに済んだのかもしれない。

結局、夕方以降にトレーニングルームを使うのはやめて、早朝にトレーニングする派に転向したんだっけ。朝だったらベンチプレスも、腹筋台も、エアロバイクも、大型鏡の前も空いている。

確か、カブトムシその他の甲虫類が、クヌギコナラの樹液を深夜に吸うのって、スズメバチ回避してるんだよな。日中スズメバチとやり合うと甲虫側がボロ負けするので、彼らは仕方がなく時間帯を変えて樹液を吸うのだ。俺もその仲間だった。正体は甲虫である

ただやはり、体育会の人たちはバックグラウンドが違うこともあって、正直無理なことがあった。特に野球部柔道部といった上意下達イメージがある部活は、当時の自分からするとヤベーことばかりしていた。

3.柔道部とそれ以外の部活の人

 夕方以降にキャンパスから下宿に帰ろうとする時、北側キャンパス中庭付近で、体育会の人たちがバイオレンスなことをしていた。例えば、誰かのTシャツの胸あたりを両手で掴んで、ブンブン振り回していた。後は、後輩にエレベータートイレの前のタイル貼りのところで、床オナをさせていた。あれは振りだったと信じたい。通りすがりの人は普通にスルーしていた。

 基本的に、体育会人達はやりたい放題だった。2024年現在と比べれば、あの頃の世界は「実績があれば何でもよかろう」の世界だった。実際、彼らはある程度の実績を出している。

 例えば、先ほどの鹿渓館の中にある部室棟について、2階とか3階の日当たり良好なスペースは体育会が占めていた。部室の出入口は中がいつでも見えるように、目線の高さの0.5㎡ほどがガラス張りになっているのだが、彼らはそれすら張り紙で覆い隠していた。たまに、男性女性の怒声や、うめき声や、金切り声が聞こえていた。一体、中で何が行われていたのだろうか……。

 ちなみに、【文化系部活】は地下1~2階に生息していた。ジメジメとした暗い空間である。そこで毎日部活動をしていた。最新の大学キャンパスを見る限りは、おそらく今でも其処に彼ら彼女らは生きているのだろう。



まあ、でもこの頃って、だいたい20才くらいだったからだろうか。なんでも楽しかった記憶がある。

大学の構内だと、学食でごく稀にだけど、同じゼミの人と一緒にご飯を食べることがあった。京都山間部にフィールドワークに行く関係で、事前に同じチームで親睦を深めるのだ。半強制イベントだったけど、ああい体験って、あの時分じゃないとできない。

大学近くでも、例えば喫茶店がふたつあったんだけど、社会福祉カフェの方に割と行っていた記憶がある。お値段が安いからだけじゃなくて、なんか、どんな人でも受け入れるというか。そういう感覚がよかった。

教授が言うには、昔は大学に接している市道の上に、お昼時にたくさんの屋台が出店していたらしい。むかし、食中毒みたいな事件があってからは締め出しにあったみたいだけど、人生で一度は観てみたかったな。

大学の構外だと、ちょっと北の方にはおいしいラーメン屋とか、南の方にはカフェとか、中華料理のお店とか、いろいろあったな。文芸サークルの皆でよく利用していた。



4.野球部の人たち

 今はどうか知らないが、大学の授業の出席確認に際しては、出席カードを提出する形式だった。時代の先を行っている大学だと、学生証をピッとやれば出席したことになるらしい。

 どうでもいいけど、今って授業は15回中10回以上出ないと単位をもらえないらしい。厳しいんだな。あと、年間に取得できる上限単位は42らしい。ちょっとなすぎるよ。俺の時だと、大学3回生の前期終了時点で最低110単位は取っていたはずだ。

 さて、あれは大教室での授業の時だったか。秋だったと思う。佛大の若き学生がこの日記を見ている可能性はほぼゼロかと思うが、5号館の101という大きい教室(余談だが同志社講義室に似てる)で、中国明朝歴史の授業中だった。当時の日記によると、倭寇とか康熙帝とか足利義満とか、そのあたりの絡みがある回だったとある。もちろん全く覚えていない。

 授業が始まると、出席カードが前の席から回ってくるのかな~と思いきや、一番前の人が一番後ろの席まで配り切る形式だった。自分が出席カードを受け取ると、すぐ後ろには野球部と思しき人達がいた。彼らは、「すんません、出席カード追加で5枚くれる?」と発言していた。

 出席カードを配ってる人が「すいませんね~」と言って去ろうとすると、「おいお前、待てやコラ!!」と野球部人達が彼に絡み始めた。出席カードを配ってる彼も引かず、収まる気配がなかった。

 これはいかん、と思って俺は、「ちょっとちょっと~」と騒いでいた。やがて中年ほどの先生がやってきて、彼らをひと睨みすると、何事もなかったように騒ぎは収まった。

後輩に「当たり屋やれ」 佛教大野部員、無期停学に

(以下は個人ブログURL長大のため短縮化)

https://x.gd/2hdl3

 上記ニュースは私が入学する前の出来事だが、大学体育会というのは、どこもこんな感じだろうと思う。佛大野球部も、京滋リーグという枠ではほぼ無敵だった。その線でいくと、日本大学もそういう感じだったのだろう。結果だけは出していた。

 結果を出しているうちはいいのだが、佛教大学だって、やりすぎるといずれは日本大学福山大学のように、不祥事(大麻とか)>実績となってしまい、とんでもない結末を迎える。

教職員に対する懲戒処分について(令和6年2月13日

https://www.bukkyo-u.ac.jp/news/info/20240213-26933.html

 上記のように、今でも事件はあるといえばあるが、こういうのはいいよ。間違った人材(臨時雇いの研究者)を雇ってしまったんだろう。大学はいわば騙されてしまったわけだ。次から気を付ければいい。

 ただ、卒業生の一人としては、学生という本質的存在についてはキッチリ管理して、自分のように不愉快な思いをする学生を無くしてほしいと感じている。

不満ばかりを書いてる気がする。

大学生活、楽しいことはいっぱいあった。例えば部活がそうだ。文芸部(サークル)である

文章を書くのが好きだった。それこそ子どもの時分から中学でも高校でも、そういう系の部活がよかったけど、運に恵まれなかった。大学生になって、ようやく文字作品創造する喜びを得ることができた。

あとは、学園祭だ。その名も鷹稜祭(おうりょうさい)というイベントなのだが、年に一度の楽しみだった。一度だけ実行委員になったことがある。みんなで何かひとつのものを作る、といったら大げさだけど、最初は何をしたらいいか全くわからない……という段階から、次第にステップを踏んでいって、尻上がりにイベントづくりが面白くなっていく。

最初の一歩を踏み出すのが早ければ早いほど、ドンドンと楽しくハイになっていって、最終日を迎える頃には、自らがイベントと一体になっている。自分仕事ひとつになっていく感覚

こういう感覚は、仕事はもちろん、趣味活動だってある。精神的な意味で、自分とナニカが溶け合ってひとつになっている感覚である。そのナニカは、人によって違う。パートナーや仲間だったり、参加してる社会のものだったり、取り組んでいる事柄だったり、特定空間だったりもする。

ひとつ、少なくともひとつ大学に進学してよかったと思えるのは――これまでの人生で一番、没頭できるものを見つけられたことだ。これだけで大学に進んでよかったって、そう思える。

あとは、アニメがそうだな。それまでのアニメって、安っぽい作画が多かった。特に子ども向けアニメはそうだ。ポケモンはまだいいけど、デジモンとかはひどいものだった。この頃から、なぜかはわからないが綺麗な作画が増えていった。

どのアニメかは忘れたけど、女の子ドンパチやる系の朝のアニメで、必殺技ダンスバンクがあったのだ。サンバを踊ってたんだけど、最後に「ウー!マンボ」ってやるんだよな。「サンバなのかマンボなのかどっちなんだよwwwwww」と、当時は大笑いした記憶がある。

え、そんなもの面白いのかって? 当時はまだ20代前半である。箸が転んでも面白い年頃なのだ

https://anond.hatelabo.jp/20240502193040

学歴コンプレックス卒業した 1/4


2024/9/16

みなさまへ

先日、知人の一人から連絡がありました。

要約すると「これ多分お前やろwww学内で読んだ人がいる」というものでした。

その人は私と同じ部活で、今は佛大の職員をしております

一応本文を読み直してみたところ、わかりにくい表現や、一部写真アップロード期限が切れていました。

もう一度だけ投稿します。文章もわかりにくい表現を直しています

なお、当日記には不適切表現(人間の質が低い学生体育会の横暴、その他不祥事)がいくつも出てきますが、私が在学当時の事実ありのままに書いております

何卒ご理解をお願いいたします。

最後に、もし佛大生でこちらの日記をお読みになる方に伝えます

今でも、人間として低い次元で生きている学生は多々いるものと思料します。残念な気持ちになったり、将来が不安になっているかもしれません。

しかし、学生時代自分や周りの社会のことをどれだけ考え、行動してきたかによって未来は変わります

私の同期も、近い年代の方々も、きちんと努力を積み重ねた方は、一流どころの企業官公庁社会福祉法人・NPOへの就職スポーツプロ選手社会人生活を経ての起業など、自らの道を選び取っています

卒業時にうまくいかなくても、地道な努力を積み重ねて、道を切り開いた人も存じています

大学レベル関係ありません。

過去選択がどうであろうと、現在、今を生きることでしか未来は開けません。

今後、あなた人生を失敗するのだとしたら、それは大学のせいでも社会のせいでもなく、「あなた個人が終わっている」から失敗したのです。

未来は決まっていません。

自分が将来、どういう人生を送りたいのか、どういう人間になりたいのか――その未来に向かって『今』を選択し続けてください。

道筋の中に、幸運があることを祈っています

卒業生より

(以下本文)

____________________________



約十年前に、とある4年制大学卒業した。名を佛教大学という。

高校生の頃は、仏教を学ぶための大学だと思っていたが、それはごく一部の人に限ったこである

実際には文科系総合大学だった。ちょっとだけど理系もある。

※この日記の書き出しは、同じ佛大卒の方の書かれたはてなの日記を大いに参考にしています。先達に感謝します…

なんで、この増田でこんなことを書こうと思ったのか。それは、この大学での思い出や記憶に踏ん切りがついたからだ。人生の一部に納得ができたというか。それで、卒業シーズンということで、今回書いてみようと思った。書き始めは3月下旬である。ずいぶん時間がかかってしまった。

普段から増田投稿してるわけじゃないから、ヘタクソな箇所があるかもしれん。ご容赦を。なお、「学歴コンプレックス」という言葉は、当日記中では使用していない。

佛教大学は、いわゆる中堅私大と呼ばれるところだった。平均偏差値は……なんとも言えない。理学療法士作業療法士になるための学部は高偏差値なのだが、それ以外の学部はお世辞にも偏差値が高いとはいえない。Fランクではないが、基本的には関関同立不合格だった人が入学してくる。滑り止め率が極めて高い大学である

なんで自分がここに入学たかと言うと、やはり滑り止めだ。第一志望としては同志社大学(政策学部)に行きたかったのだが、実力があと一歩及ばなかった。残りの関関同立も全滅して、残念ながらこの大学社会学部に進むことになった。

大学4年間のことはそこまで覚えてない。実際には、いろいろあったんだろうけど。

学業一生懸命に取り組んだ。授業をサボることもあったけど笑 成績はいい方だった。卒業単位が揃った後でも、まだずっと授業に出続けていた。学問が好きだった。

アルバイト金閣寺にあったマクドナルドで、部活(実態サークル)は地味めの文化系だった。いわゆる【文芸サークル】みたいな感じか。みんなでドキドキ(?)な文芸を書いてたんだが、大学生なんで、俺を含めたほぼ全員が既存作家コピペだったのが記憶に残ってる笑

ただ、今になると記憶がない。本当に記憶がない……自分はこの大学で何をしていたっけ? そんなに無為ではなかったはずだが。

学食は1人で食べることが多かった。それ以外の行動も、1人または少人数のどちらかだ。授業は半期ごとに目いっぱい取った。32単位分を。教職課程は2つ取っていた。186単位を取得して卒業したんだっけ。サークル飲み会では、やっぱり1人でちびちびと飲んでいた。大した思い出は詰まってない。

冒頭が退屈なのはよくない。本題に入ろう。まずはアブストラクトだ。

大学1回生の時に思ったんだ。「このままじゃダメだ」って。第一志望の大学に入れなかったけど、大学生活エンジョイして、就活では結果を出して、大学入試の結果をバカにしてきた家族兄弟や親戚を見返してやろうと思っていた。

でも、正直心が折れかけたよ。1回生の頃からそうだったけど、とにかく在学生の質が低すぎた。ヤバイと感じていた。ただし、これは当時の考え方にすぎない。今だと「どこの大学生でもあんなもん」くらいの緩い考え方である

当時は、実力を高めることに貪欲だった。飢えていたのだ。強い自分に。弱い自分が嫌だった。人としてレベルが低い学生を見ると腹が立った。自分がこいつらと同じなのかって思うと腹が立ってしょうがなかった。一刻も早く、ここから卒業して、立派な社会人になりたいと思った。

そういうわけで、学業とか、TOEICとか、文芸サークルとか、アルバイトもそうだけど、とにかく何でも頑張って、最後は……いい会社から内定をもらうことができた。アベノミクスの始まりの頃で、景気はゆるやかに上向いていた。

入社したところは、いわゆる一流ではないけど、佛教大学卒業者で会社員~という観点からすると、いいところだった(電子機器を作ってるところ)。

さて。ここからは、各学年の時の思い出を綴っていく。

一番最後に、今の自分気持ちを書いてみたい。



大学1回生の頃~

入学式と最初オリエンテーションが終わった後、知恩院という重要文化財のある宗教施設に行くことがあった。大学がやっている新入生向けのイベントだった。浄土宗大学だったので、そういう縁からか、知恩院僧侶の方々が歓迎的な催しをやってくれた。

今思えば、重要文化財のお堂にあれだけの新入生を詰め込んで、いろいろやってくれるってスゴイことだったと思う。

この時はまだ、この大学に悪い印象はなかった。しかし、本格的に授業が始まってからは、上に挙げたようなマイナスイメージが付きまとうようになった。大学時代日記を参考に書いていく。

以下、特定の思い出エピソードを語る場合は、太字タイトルを付けて1字下げにする。

1.授業中の男子学生

 新入生向けの英語の授業だったかな。前の席に座ってた男子学生が、先生の話を聞かずにケータイを弄っていた。先生がさ、「授業中です。携帯電話はやめなさい」って言ったんだけど、彼は聞かなかった。

 先生それから何度か指導をするんだが、やっぱり聞かない。で、そいつは「う~い、わかりやした~」みたいな感じで答えている。先日まで高校生だった人には、授業はきついのだろうか(と当時の日記に書いてあった)。

「もういい。お前は落とすっ!!!!」

 先生が小さい講義室の中で、声を張り上げた。いやあ、あれは久々にびっくりした。その学生は退出を命じられ、教室には重苦しい雰囲気が漂った。

 当方は、京都まれ京都育ちである佛教大学には、高校生の時にオープンキャンパスで来たことがあった。その時は、悪い環境じゃないなと思った。学生以外にもいろんな人がキャンパスにいた。学食には障がい者とか、ご老人とか、浮浪者の人とか、中高生とか、とにかく多様性に富んでいた。どんな人でもキャンパスに受け入れる空気感が好きだった。

 しかし、【カオス】というのは多様な方向に拡がる。それは、いい方向ばかりとは限らない。そういうものなのだ……。あと、ついでを言うと、この頃はちょうどキャンパスの再整備工事最中だった。今ではクソデカ超立派な新一号館が鎮座している。仮校舎とかもあった。実際、授業中の思い出と同じくらい、工事現場が間近にあったイメージが強い。

2.想像を絶する張り紙その他

 一般的に、若い人ってモラルが低くなりがちである。それはいい。若いんだからマナー常識もこれから勉強すればいい。

 しかしbut。自分学内で見た貼り紙の中には、「え……?」というものがいくつかあった。以下に列挙する。

(貸出物品のこと)

 多目的情報ルームみたいな施設があったのだが、職員カウンターの前にこんな趣旨張り紙がしてあった。

「今後は学生への事務用品の貸し出しは行いません。貸した後で帰ってこないことがあまりに多いためです」

 久保帯人ブリーチじゃないけどさ、俺にしてみれば「なん…………だと…………」だった。

体育館張り紙

 キャンパス内の鷹稜館(おうりょうかん)という建物には、体育館兼式辞ホールがある。飲食禁止である。昼休み中に駄弁るのもダメ。そういうルールだった。しかし、学生の中には、スポーツとかするエリア内でメシを食べたり、授業の空き時間ステージ上で寝てる人が多数いた。

 いつからだろうか、「館内での飲食や休憩はできません。見つけ次第指導します」といった貼り紙が増えていた。その際の、自分認識としては……「なんでこんな貼り紙存在するのだろう。管理者ダメって言ってんだからダメなんだよ。なんで従わないって選択があるんや?」というものだった。

 大学生になって一年も経ってなかったが、高校時代とは違う風景がそこにあった。大学自由なところとは聞いていた。でも、俺が想像していたのはこういう自由ではなかった。

コピーカードのこと)

 何円だったかは忘れたが、学内のどっかで【コピーカード】を販売していた。ただ、部活(サークル)が小説などを書くところだったんで、印刷物を刷る時の負担が大きいんだよな。100%公的もの(ex.学内新聞関係)だと部活動費で賄えるが、個人趣味出版物だと難しいものがある。

 同じ部活にいた文学部学科は忘れた)の女の先輩が、趣味同人誌を作ってたんだけど。その人が、ゼミ教授から一時的に借りているコピーカードがあって……教授が持ってるコピーカードって、枚数無制限なんだよな。もしくは1万枚とか度数があったと思う。

 もうわかってるとは思うが、その先輩は、印刷無料販売用のマイ同人誌を大量印刷していた。確かあれは、『TIGER & BUNNY』か『ギルティクラウン』のどちらかだった。さすがに今では、どっちか思い出すことはできないけど。

  「先輩、それヤバいっすよ」と言ったけど、先輩は素知らぬ顔で答えるのだ。

増田君。文学活動にはね、お金必要なんだよ。これも社会のためだと思って、見逃してほしいな♪」

 だってさ。あまりクールだった。いやぁ、あの時は痺れたね……笑

 (参考:https://d.kuku.lu/m3mguzmej)

 ※度数1000のコピーカード画像自分教授から借りてそのままだった笑

この頃から自分は佛大の学生とは距離を置こうと考えていた。

早く、とにかく早く実力を身に付けたい。レベルが高い社会人になるべく、今から努力を積み重ねるのだ!! この課題については、なんとしても早く――昨日のうちにでも達成する必要がある。

そして、大学卒業後は、一流どころの大企業へ。そんな牧歌的なことを考えていた。

https://anond.hatelabo.jp/20240502193039

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