GUCKKASTENの人気の秘密を知りたい! いてもたってもいられなくなって、韓国での現地取材を敢行してみた!!!
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2015年4月、唯一無二の圧倒的歌唱力のヴォーカリストを擁するロック・バンド、GUCKKASTENの2ndアルバム『FRAME』をハイレゾ配信するとともに、編集長・飯田仁一郎によるSkypeインタヴューでGUCKKASTENの魅力に迫った。それだけにとどまらず、この度、彼らのライヴを観に飯田は韓国へ!! ライヴ後にメンバー4人へインタヴューし、その内容について掘り下げた。そして、このタイミングで、わざわざOTOTOYのためにミックスし直してくれた「マニキュア」「赤い畑(オリジナル)」「赤い畑(アコースティック ver.)」のハイレゾ版をリリース。そして、「赤い畑(オリジナル)」「赤い畑(アコースティック ver.)」の日本語版は、フリー・ダウンロードで皆様にお届けする。ぜひ、この溢れんばかりの才能に触れてみてほしい。
>>>「赤い畑(オリジナル)(日本語版)」のfree downloadはこちら
>>>「赤い畑(アコースティック ver.)(日本語版)」のfree downloadはこちら
新たにミックスし直したハイレゾ楽曲をOTOTOY限定配信!!
GUCKKASTEN / マニキュア
【収録曲】
1. マニキュア
2. 赤い畑
3. 赤い畑(アコースティック ver.)
【価格】
24bit/48kHz : 単曲 150円 まとめ価格 400円
mp3 : 単曲 100円 まとめ価格 300円
【配信形態】
[左] ALAC/FLAC/WAV/AAC(24bit/48kHz)
[右] ALAC/FLAC/WAV/AAC(16bit/44.1kHz), mp3
※ファイル形式について
※ハイレゾとは?
>>>Please register to download a free
2ndアルバムをハイレゾ配信!!
GUCKKASTEN / FRAME
【収録曲】
1. 변신 変身 / 2. 소문 噂 / 3. 뱀 蛇 / 4. 깃털 羽 / 5. Frame / 6. 카눌라 カヌーラ / 7. 오이디푸스 オイディプス / 8. Montage / 9. 푸에고 FUEGO / 10. 미늘 かかり / 11. 작은인질 小さな人質 / 12. 감염 感染 / 13. 저글링 ジャグリン / 14. 스크래치 スクラッチ / 15. Lost
【価格】
24bit/48kHz : 2,000円(税込)(単曲は各200円)
16bit/44.1kHz, mp3 : 1,500円(税込)(単曲は各150円)
【配信形態】
[左] ALAC/FLAC/WAV/AAC(24bit/48kHz)
[右] ALAC/FLAC/WAV/AAC(16bit/44.1kHz), mp3
※ファイル形式について
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INTERVIEW : GUCKKASTEN
2015年5月1日に韓国の雄、GUCKKASTENのライヴを見にソウルの合井洞ロッテカードアートセンターに向かった。リハーサル終了後、マネージャーから300ページにも及ぶGUCKKASTENのファンジンを渡された。そこには、ファンが撮りためた彼らの活動の写真が散りばめられており、話を聞くと、彼らはファンが写真を自由にとりアップすることを推奨していると言う。合井洞ロッテカードアートセンター… 約1000人程のその箱は、発売開始から5分で予定枚数をでソールドアウト、開演の1時間前から、既に来場者は楽しそうに長蛇の列をつくっていた。
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ライヴは、1stアルバム『Guckkasten』と2ndアルバム『FRAME』から、半々くらいで選曲。なによりも『FRAME』の楽曲群のジョン・ギュホのギターの進化に絶句してしまった。トム・モレロかジョン・ギュホか(笑)!? それほどまでに、ヘンテコな電撃ギターが炸裂していた。インタヴューでも語っているが、この日はモニターの調整が上手くいかず、ボーカル、ハ・ヒョヌの音程がなかなか合わなかった。彼のハイトーン・ヴォーカルは、GUCKKASTENの最大の武器であり、多くのファンが熱狂する部分でもある。だからこそ、ライヴのテンションは下がっていきそうなものだが、その分、リズム隊やジョン・ギュホのギターが踏ん張り、一切テンションは落ちることがなかった。あげくには、モニターが良く聴こえないことをオーディエンスに公開し、ハ・ヒョヌが弾き語りを始め、みなで笑いながら大合唱をする程の開き直りっぷりには、万雷の拍手が起こっていた。ライヴ終了後には、SEで彼らのアルバム『FRAME』が流れ、「変身」がはじまると曲が終わるまでは半分以上のオーディエンスが踊って合唱し、誰も帰ろうとはしない。メンバーがいないにも関わらずのこの光景、日本でもなかなか見れるものではないだろう。アンコールも含め、全19曲。コーラス、パーカッション、セカンド・ギターを入れた7人の白熱の演奏は、日本のどのバンドにも負けない、最高のエンターテイメントであった。
通して強く感じたのは、GUCKKASTENとファンとの距離感である。バンドがファンを成長させ、ファンがバンドを成長させる。彼らの常にオープンである姿勢が、その理想の関係を成功に導いている要因なのだろう。ライヴ後に、彼らに、今日のライヴの話やファンに対する考えを訊いてみた。
インタヴュー & 文 : 飯田仁一郎
私達が伝えたいことを掴みとってくれる人の存在こそがバンドには欠かせない
ーーお疲れ様でした。まずは今日のライヴの感想を訊かせてください。
キム・ギボム(以下、ギボム) : もっと頑張らないといけないなと思ったライヴでした(笑)。というのは、システムの問題もあったんですけど、ヒョヌの歌のピッチが悪くなっていたところがあったんです。
ジョン・ギュホ(以下、ギュホ) : 実はモニターが全体的に満足できないところもあって…。
ーーそのシステム的なトラブルって具体的にはどういうことが?
ハ・ヒョヌ(以下、ヒョヌ) : 元々僕の耳は普通の人より小さいので、特注のイヤモニを使っているんですが、それが今日調子が悪くなって壊れてしまって。ほかのメンバーが激しく演奏をすると、歌の音程が掴みにくくなってしまったんです。なので個人的に今日は40点くらいのライヴでした。お客さんもそうですけど、せっかくみなさんが日本から来ていただいたので、自分たちの100%を観てもらいたかったです。
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ーートラブルが起きてから、みなさんはどんなことを意識してライヴをしました?
ヒョヌ : とにかくライヴの流れを止めたくはなかったので、演奏はあえてそのまま続けて、自分が音程を掴むためにキーとなる音をずっと探し続けていました。
イ・ジョンギル(以下、ジョンギル) : 自分はドラムだからまったく気にしていませんでした(笑)。
ギボム : ベースとして、みんなを引っ張っていかなきゃならないと思っていたので、ヘンに合わせようとしないで「俺の音を聴いてくれ」って思っていましたね。でも結局今日のライヴの出来をお客さんに謝りたいから、予定になかった弾き語りのコーナーを終盤に設けて、聴きたい曲を直接その場で訊いて6曲くらい演奏することになったんです。
ヒョヌ : もちろんトラブルはバンドの責任でもあるんですが、「僕は音痴になったわけじゃないんです」という証拠として(笑)、最後の曲の前にギターを持ちだして、みんなが聴きたい曲を一緒に歌うことにしたんです。これまでのEPにも入っていないようなインディーズ時代の楽曲も含めて。そのあと、みんながあまりにもあれこれリクエストするから「いい加減にしろ!」ってなったんですけど(笑)。
ーーそのステージ上から会話するようなやりとりを見て、ファンとGUCKKASTENの距離はとても近いんだなと感じました。
ヒョヌ : いままでGUCKKASTENは大手企業がスポンサーになったりとか、かっこいいからとかではなく、味方はお客さんしかいなくて、ほんとに音楽の地力だけでここまで来れたバンド。だから家族に思えてくることもあって、例え僕らが有名になったとしても、距離をとったり、壁を作ったりしたくないんです。僕らが頑張ればそれに応えてくれるし、彼らの反応を見れば、自分たちのやっていることが正しいかどうかもわかるので、ファンは自分の鏡でもあります。
ギュホ : 僕はお客さんまで含めてバンドだと考えています。例えば私達が作品をリリースしても、それを聴いてくれる人がいなかったら意味がない。もっと具体的なことを言えば、ただ聴き流すんじゃなくて、ちゃんと私達が伝えたいことを掴みとってくれる人の存在こそがバンドには欠かせない。
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ヒョヌ : そうですね。すべての芸術はそれを作るだけじゃなく、制作したものを誰かが消費するというところまでを含めて完璧な形だと思うんです。お客さんの表情や声、その場の空気に左右されてライヴが良くなったりすることもありますし。今日のライヴでも、僕達の出来が悪いなかで、お客さんの力がライヴを引き上げてくれたんですよ。そのきっかけとなったのがライヴ中のコミュニケーションだと思うんですが、逆に言えばそれは言葉が通じる韓国だけでしか成立しないものですよね。いまから日本やほかの国に挑戦しようとするうえで、今回と同じような問題が起こったときに、GUCKKASTENとしてどう対応するのか。今回はそれを考える良い機会になりました。
ーー逆にトラブルがあったことで、今日はGUCKKASTENの強みや、バンドの地力が充分に伝わる良いライヴだったと思います。問題が起こっても動じないリズム隊の2人は、音の面でもバンドの土台をどっしりと支えている印象を受けました。
ギボム : 一応心構えとして、自分が聴いてて邪魔だと思うフレーズは弾かないということを大切にしています。例えばあるフレーズがあったとして、それが入るときと入ってないときを聴き比べて、スッキリさせたほうがいいと思ったらそこは欲張らず諦めて、逆にここは何か自分が詰めなきゃと思ったら、バッチリ詰めるっていうのが1番気にしてるところです。
ジョンギル : 僕もギボムと同じことを思っています。1st(『GUCKKASTEN』)のときにはメロディーに合わせたりだとか、メロディに絡んでいくドラムを目指していたんですけど、2nd(『FRAME』)では全体的に音数も増えているので、自分が抑えるところがあったら抑えるように。そういう部分を一番気にしてますね。
僕の頭のなかのイメージを全部、絵として表現したいんです
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ーー今日僕がライヴを観て1番驚いたのが、ギュホのギターだったんですよ。ヘンな音やフレーズがたくさん出てきて凄いなと(笑)。特に2ndアルバムからその面白さが際立つようになったと感じているんですが、その変化にはきっかけがあったんですか?
ギュホ : 1stのときは、まず100%リアルなサウンドっていうこだわりがあったので、ギターのみでしか出せない音を追究してたんです。でも2ndになって、ヒョヌが作る楽曲の世界観が広まったこともあって、それに合わせてギター・シンセサイザーを使うようになったのがその変化の大きな理由かもしれません。
ヒョヌ : この人みたいに変態的にギターを操れる人がいるバンドは、韓国ではGUCKKASTENだけしかいないんです。
ジョンギル : 「変身」って曲がまさにそうなんですけど、ヒョヌはライヴで表現できるかどうかを考えずにまず作っちゃうんですよ。例えばシンセがいっぱい入ってたりとか。それだとバンドで再現が出来ないので、それは結局ギタリストであるギュホの宿題になっちゃうんです。「こういう曲ができて演奏したいから、この音をギターで出してくれ」って。そこからそのシンセみたいな音を出すためにギュホが研究をし始めるんです。
ギュホ : その音を見つけるために1か月半とかかかりますね(笑)。
ーーなるほど。今日のライヴで1番大きな歓声を集めていたのがヒョヌのハイトーン・ヴォイスでした。それもたしかに大きな武器ですが、GUCKKASTENの本質は演奏やアレンジの部分にあると思うんです。
ヒョヌ : 嬉しいです。前のインタヴューでも少し話をしたんですが、日本のリスナーが面白がってくれるんじゃないかと期待している部分が僕らのバンド・サウンドなんです。僕が作っているので、曲に対する愛着も1番強いし、いま言っていただいた魅力は誰よりも自分が自覚しているつもりです。でも現状のライヴだとなかなかその演奏やアレンジに気づいてくれる方は多くないんです。僕が高い声で歌うという部分が1番大きな注目を集めているということもあって、バンドとしてわざと声にフォーカスしているというのも否定できないところではありますが。歌うことは嫌いではないんですけど、そういったバンドの音の良さを分かってくれる人がたくさんいてくれたら嬉しいですね。
ーー今日のライヴではバンドにサポート・ギターとパーカッション、コーラスを加えた編成でしたが、それはどういった理由からでしょう。2ndの世界観を表現するため?
ヒョヌ : もちろんそれも理由のひとつですが、楽曲制作の方法が変化したからというのも関係しています。いまはCubaseとかLogic Proといった音楽ソフトを使っているんですけど、1stのときは全部自分がギターを弾きながら曲を作っていたんで、あとになってライヴをするときに歌いながら演奏することが出来たんです。でも2nd制作のとき、パソコン中心で制作をするようになったら、それがちょっと難しい曲が出てきてしまった。だからといってギターを弾くためにメロディを替えたり、その逆もなんなので、その問題を補うために、サポート・ギターを入れたんです。あとエレクトリックでダンサブルなリズムの曲も結構僕らにはあるし、それ以外の曲でもアレンジを加えてみたらバラエティに富むんじゃないかと思って、パーカッションも編成に加えることにしました。コーラスについては、何よりも自分と同じ雰囲気を出せるような、もうひとつの声が欲しかったんですね。最初は声の質も僕と似ていて、しっかりと歌える男のコーラスを探していたんですが、なかなか僕と同じ音の高さを出せる男のコーラスがいなくて。だからやむを得ず、女性を選んだんですけど、いま一緒にやっている方は声が綺麗であらゆる声色を持っているので、個人的にはすごい満足しています。
ーーなるほど。さきほども少し話に上がったんですけど、GUCKKASTENはどういう流れで曲を作っているんですか。
ヒョヌ : まず僕が大体80%くらいまで作り上げるっていう形です。1stのときはみんなで一緒に作ったんですけど、それじゃあ統一性がないし、そのスタイルをずっと保てる確信もないから、作品の世界観をもっと濃くするために僕が全部作ろうっていう話になって。それでアレンジまで全部考えてからみんなに渡しています。でも僕はヴォーカリストであって専門のベーシストやギタリスト、ドラマーじゃないので、細かい部分のアレンジは全部任せている感じです。
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ーーそうか、じゃあGUCKKASTENはなんとかヒョヌの頭のなかを再現しようとしているバンドなんですね。
ヒョヌ : そうかもしれません。僕の頭のなかのイメージを全部、絵として表現したいんです。だからこういう音が聴こえてくるというより、それを聴いて頭のなかでどういう絵を思い浮かべてもらうか。それが曲作りで1番大切にしていることです。
staff : こだわりはすごいですよ。さっきも話に出たように「この音を出してくれ」と言われて、ギュホが一ヶ月半かけて探した音を「これは根本的に無理」って受け入れなかったり。とにかく出来上がるまでずっと待つんです。すごい無茶ぶりなんですけど、自分の頭のなかの絵を書き写すときに「ここは緑だ」という場所に、それに似た黄緑を塗ることを許さないんですね。
ジョンギル : (日本語で)イチバンヘンタイ。
ーーあはは(笑)。ヒョヌの興味がリズムに移ってしまったらリズム体の2人は大変ですね。
ジョンギル : もうすでに2ndでは、そっちに手を出していました(笑)。
ギボム : 個人的には嬉しいのであえてやって欲しいですね。
ーーもう次のアルバムの構想とかまで考えていますか?
ヒョヌ : いまもうすでに作っている曲もありますし、これから作りたいと思う曲のイメージも持っています。『FRAME』で提示した部分はもう見せないで、まったく違うものを生み出そうと考えているんです。3枚のアルバムを全部眺めてたときに、ここが進化したとはっきり形として見えるようなアルバムが作りたいですね。新しい何かをつくろうと思います。
ーー新しい何か… 楽しみです! 日本では、けっこうハイトーン・ヴォイスで歌う人も多いので、そこだけでなくGUCKKASTENにしかない演奏やアレンジも大きな魅力として伝えていければと思います。なので日本でのライヴも、めちゃくちゃ楽しみにしています。
ALL : ありがとうございます。日本でライヴ出来る日を、心待ちにしています。
(取材日 : 2015年5月1日)
>>>前回のインタヴューはこちらから
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PROFILE
GUCKKASTEN(グッカステン)
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2007年、活動開始。
その直後から注目を集め、韓国で人気の音楽番組に出演したことがきっかけで、その名はまたたく間に老若男女を問わず広く知れ渡る事となった。ロック・バンドは成功しにくいと言われる韓国の音楽シーンから生まれた型破りの国民的ロック・バンドである。
驚異的な音域と、天を裂くような爆発的なシャウトで唯一無二の圧倒的歌唱力のヴォーカリストを擁し、多面的なそのサウンドはまさに万華鏡(ドイツ語 : GUCKKASTEN)である。