
アンダーグラフの14年間の軌跡を辿るロング・インタビューも、とうとう最終回。4ヶ月に渡って掲載してきましたが、いかがでしたか? 古くからのアンダーグラフのファンにはもちろん、ミュージシャンとして音楽と真っ直ぐ向き合い、メンバーとともにストイックに自分たちの表現を追求する真戸原直人のひたむきさに、胸が熱くなったバンドマンも多いのではないでしょうか?
今回リリースされたシングルでは、盟友スキマスイッチの常田真太郎をプロデューサーに迎え、なんとPVは「ユビサキから世界を」の映像化に関わった行定勲監督が手がけました。メンバーの脱退というバンドの危機を乗り越えたアンダーグラフが告げる、新章の幕開けです。
アンダーグラフは、名曲を生めるバンドです。それが世間に認められようが、そうでなかろうが。彼らが、名曲を創り続ける限り、その音楽をいつまでも聴きたい。彼らを応援し続けたい。そして、アンダーグラフから世界を知りたいと思う。
話し手 : 真戸原直人 (アンダーグラフ)
訊き手 : 飯田仁一郎(Limited Express (has gone?))
文 : 岩瀬知菜美
写真 : 雨宮透貴
アンダーグラフ / 素敵な未来
【配信価格】
mp3、wav共に 単曲 250円
【Track List】
01. 素敵な未来
常田真太郎(from スキマスイッチ)によるプロデュース。スキマスイッチとアンダーグラフはデビュー前にイベントで知り合い意気投合して以来、10年来の仲。特に、曲を手がける真戸原直人(ヴォーカル)と常田は同じ歳ということもあり、音楽のことはもちろんプライベートのことも度々、相談し合ってきた。そんな二人の関係性があったからこそ、共に作詞を手がけて作り上げたのが「素敵な未来」。
『素敵な未来』について
常田真太郎(スキマスイッチ)をプロデューサーに迎えた珠玉のシングル
ーー「素敵な未来」、僕が聴いた感じでは別れの曲だと思ったんです。
バンドでもメンバー脱退という大きな別れがあったし、一般の人たちにも予期せぬ別れがある。別れって誰にでも付いてくるものですよね。でもいつかそれを笑って話せるときがくるし、悲しいことは忘れられるんだよって。未来は素敵な方向にむかっていくように人間の思考回路はできているんだよって。そういう意味でのタイトルですね。

ーー4か月連続リリース作品のうちで、最後の作品をこの曲にしたというのはなにか意味があるんですか?
バンドでいろいろあったときに真ちゃん(常田真太郎 / スキマスイッチ)に相談して、励ましてもらって。真ちゃんの言葉も、僕らにとっての素敵な未来を作ってくれるもののひとつで。僕ら的にはいちばん最後に出して、たくさんのひとに聴いてもらいたい曲です。
ーー常田さんとはずっと仲がいいんですね。
インディーズ時代にたまたま対バンして。その時に『真面目過ぎる君へ』のCDを渡したら、すっごい長文のメールで褒めまくられて(笑)。そんなこと言う人なかなかいないじゃないですか。彼は音楽に対してフラットで、素直に意見を言ってくれるから、いつか一緒にやりたいなって思ってたんです。今回一緒にできることになって、歌詞も共作してもらって。
7人のプロデューサーとの共作Newアルバム「7+one ~音の彩り~」リリース決定!
2013年7月3日(水)発売
ニュー・アルバム 『7+one ~音の彩り~』
>>詳しくはOfficial websiteにて
アンダーグラフの実に2年振りとなるアルバム・リリースがついに決定!豪華7名の名だたるプロデューサーと共に作り上げた傑作が完成しました。セルフ・プロデュースによる1曲を加えて全8曲のコンセプト・アルバムとなります。個性溢れるプロデューサー達とアンダーグラフの共同作業で出来上がった楽曲はとても新しく、そしてアンダーグラフらしい作品が生まれました。アンダーグラフと7人のプロデューサーとの真剣勝負、1つのアーティストの7変化+oneをどうぞお楽しみに!
LIVE INFORMATION
アンダーグラフ『7+one ~音の彩り~』発売記念 アコースティック・ミニ・ライヴ&サイン会
2013年7月6日(土)@タワーレコード新宿店
2013年7月13日(土)@タワーレコードNU茶屋町店
live tour 2013 summer
2013年7月14日(日) @大阪 心斎橋JANUS
2013年7月15日(月・祝) @名古屋 ell. FITS ALL
2013年7月25日(木) @東京 CLUB QUATTRO
4ヶ月連続掲載 「アンダーグラフ 14年の軌跡」