大事なものがぎゅぎゅうすぎて、心が忙しいですね(笑)
──2月26日には日比谷公園大音楽堂で、WACKによるイベントツアーの最終公演「We will WACK you!! TOUR FiNAL」が開催されました。所属事務所の全グループが集まっていたことや、野外でのライブということで、振り返ってみてどんな1日になりましたか。
それまでWACKツアーを各地で開催していたんですけど、いろいろなグループのファンの人に向けてパフォーマンスや準備を考えていて。それによって、私も自由に楽しんでって言いながら、少し考えが凝り固まっていたことに気づいて。それが野音のちょっと前のことだったので、野音の日は私だけじゃなくメンバー全員がのびのびしようってマインドだったと思うんです。外のロケーションの良さもあったし、自分たちのそういう気持ちもあって。それがうまく合致していい感じに楽しくできたし、自分たちの柔らかさを出せたライブだったんじゃないかなと思います。
──ExWHYZは日が落ちていく時間帯の出演で、楽曲やパフォーマンスとそのシチュエーションがすごく合っていました。
あの時間帯、いいですよね。バチバチのレーザービームもいいけど、あの場の雰囲気に曲も合っていましたね。ExWHYZの曲は外の匂いと一緒に感じてほしいと思っていたので嬉しかったです。
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──あの日、「Everything」を収録した非売品CDがサプライズで無料配布されました。この曲はExWHYZにとってどんな楽曲でしょう?
EMPiRE時代からいろんな出会いがあって。楽しかったり、悔しかったり、悲しかったり、あまりかっこよくない自分もいたけど、それを過去に置いてくるのではなく、ExWHYZに全部持っていきたいと思ったんですね。そういう想いが「Everything」はすごく詰まっていると思っていて。その中でマスターに伝えたい気持ちが、この曲になったと思います。だから、自分たち自身みたいな曲って感じがします。
──当日会ったスタッフさんも、この曲に対する思いを熱く語ってくれていました。
スタッフさんも本当にすごい近くで私たちと向き合ってくれていて。全部一緒に進もうって楽しいことを考えられていて、素敵なチームだなって思いますね。
──EMPiRE時代からMV作品やライブの映像演出もしている山田健人さんが、篠田ミルさんと共作で楽曲も作られているのも熱いですよね。
山田さんも忙しいなかですごく親身になって一緒に関わってくれていて、素晴らしい人柄の皆さんに恵まれているなって本当に思いますね。
──武道館とともにBiSHとのツーマンライヴ「ExWHYZ presents “BiSHWHYZ”」も発表しました。mikinaさんにとってBiSHはどんな存在でしょう。
WACKに入る前はただファンとして大好きだったけど、入ってから人柄をより深く知って、愛もたくさんもらってきたので、本当に大好きな人たちです。なので解散は寂しいですね。BiSHを見て、誰かになるんじゃなくて、自分たちのままでいることに意味があるし、そうでいていいんだって思えるようになりました。それが、EMPiRE、ExWHYZの中ですごく大きなことだったし、ターニングポイントだったと思うんです。自分たちらしさを見せて一緒にライブすることが1番いいなと思っています。
──ツアー、BiSHとの2マン、武道館と、気持ちが入る日々が続きますね。
大事なものがぎゅぎゅうすぎて、心が忙しいですね(笑)。でも凄く嬉しいです。
──3月4日(土)には、渋谷WOMBLIVEで「xYZ [hYPER EDITION]」リリースパーティーを開催しました。ExWHYZにとって初のクラブイベントで、midorikoさんがすごく楽しみにしていましたが、どんなイベントになりましたか?
ExWHYZになってから初めてのクラブイベントだったんですけど、楽曲の低音でフロアが揺れているのを体感して、クラブでやって良さが生きるのってめっちゃいいなって思いました。
──ステージの上でパフォーマンスしている身としてもテンションがあがりますか?
そうですね、クラブだからいい意味でよりリラックスしてやりたいなっていう部分もあったし、お客さんも普段できない楽しみ方をしてもいいかもと思ってもらえたなら嬉しいです。みんなが頭を揺らして楽しでくれているのが見えたとき、すごく嬉しかったです。
──ライブハウスで見るのと、クラブで見るのではちょっと違うんでしょうね。
環境が違うと心持ちも変わってくるというか、自分もそうですしお客さんも楽しそうでしたね。またやりたいし、今ファンでいてくれる人たち以外にも広がるコンテンツなんじゃないかなと実感できたイベントになりました。
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